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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/7/8 6:35:27)

現在データベースには 5574 件のデータが登録されています。

feed <アマチュア局の不法運用が対前年139%に増加>総務省、令和元年度の「不法無線局等の出現数・措置数」「混信に関する申告状況」などを更新 (2020/8/5 12:05:51)

総務省は「不法無線局の実態、確認数」「不法無線局等の出現数・措置数」「混信に関する申告状況」などのページを更新した。それによると令和元年度における不法無線局等の出現数は6,537件で、前年度比139%(前年度4,694件)と増加。内訳では、不法パーソナル無線局が28件(前年度40件)、不法アマチュア無線局が1,739件(前年度1,253件)、不法市民ラジオが477件(前年度443件)、その他(不法特定船舶局、不法簡易無線局、外国規格無線局、それ以外の不法無線局 )が4,293件(前年度2,958件)となっている。また、混信に関する申告状況では、令和元度は1,886件で前年度比104%(前年度1,813件)。このうち重要無線通信関係の件数は461件で前年度比112%(前年度412件)と増えている。

 

 

 

●不法無線局等の出現数・措置数

 

※不法無線局の出現状況の「不法パーソナル無線」は急激な減少傾向が見られるが、「不法アマチュア無線局」は1,739件と前年度比139%(前年度1,253件)と増加。「その他の不法無線局」も4,293件と前年度比145%(前年度2,958件)と大きなウェートを占めている(同資料から)

※不法無線局の措置数でもっとも多いのは「不法特定船舶局」の560件、続いて不法アマチュア無線局の254件となっている(同資料から)

 

 

 総務省では、「不法無線局は、重要無線通信や一般業務用無線の混信等の原因となっているほか、その一部には、出力を大幅に強くして電波をまき散らすものがあり、道路沿いのテレビ、ラジオなどに混信等を与えたり、携帯電話の基地局を使用不能の状態にするなどの事態も引き起こしています」「これまでに地方総合通信局で確認した不法無線局の確認状況は次のとおりであり、今後さらにデュ-ラスシステムにより不法無線局の探査を実施し、撲滅に努めていきます」と説明。

 

 

 

 

●混信に関する申告状況

 

※混信申告の件数は1,886件で前年度比104%(前年度1,813件)。このうち重要無線通信関係の件数は461件で前年度比112%(前年度412件)と増加。なお「重要無線通信」とは、電気通信業務、放送の業務、人命若しくは財産の保護、または治安の維持、気象業務、電気事業、鉄道事業に関わる通信のこと(同資料から)

※令和元年度の「混信申告の措置状況」は1,850件と前年度比95%(前年度1,946件)と減少した。内訳を見ると「自然消滅」の減少幅が大きいが、一方で「電波法令違反処理」「説明(助言含む)」「情報処理」は増えている(同資料から)

 

 

 また、混信に関しては、「不法無線局やルール違反を犯した合法無線局の増加に伴って、正しく電波を利用している方々に対する混信等の被害が拡大しています。また、電子機器や電気機器の普及による各種機器の誤動作など、不要な電波による障害も多発しています」「こうした電波による被害は、場合によっては人命の安全にかかわる重大事故にもつながりかねないものであることから、総務省では、混信等などを受けた方々から申告があった場合には迅速に対応し、混信などの原因の排除に努めています」としている。

 

 

 詳しくは下記の関連リンクから個々の発表データを確認してほしい。

 

 

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

●関連リンク:
・総務省 不法無線局等の出現数・措置数
・総務省 混信に関する申告状況
・総務省 不法無線局対策の取り組み
・総務省 電波監視業務の実施

 

 

 

 


feed <ナンバー交換がユニークな“免許状発行年(下2桁)”8月8日(土)と9日(日)に「第46回 JARL奈良県支部 V・UHFコンテスト」開催 (2020/8/5 10:00:54)

2020年8月8日(土)と9日(日)の2日間、JARL奈良県支部主催の「第46回 2020年度 JARL奈良県支部 V・UHFコンテスト」が、28MHz帯から1200MHz帯の各アマチュア無線バンドの電信・電話で開催される。両日とも運用周波数帯によって開催時間が異なる。なお、昨年(2019年)から使用周波数帯が変更され、それに伴い1200MHz&UP区分が廃止され、1200MHz区分を新設している。なお両日とも運用周波数帯によって開催時間が異なる点に注意しよう。

 

 

 

「第46回 JARL奈良県支部 V・UHFコンテスト」の実施時間は下記のとおり。第1日目、第2日目とも、周波数帯別で1時間ずつの開催となる。

 

 

●実施日、周波数帯、時間帯(JST)

 

<第1日目:8月8日(土)>
・28MHz帯 19:00~20:00
・50MHz帯 20:00~21:00
・144MHz帯 21:00~22:00
・430MHz帯 22:00~23:00
・1200MHz帯 23:00~24:00

 

<第2日目:8月9日(日)>
・1200MHz帯 08:00~09:00
・430MHz帯 09:00~10:00
・144MHz帯 10:00~11:00
・50MHz帯 11:00~12:00
・28MHz帯 12:00~13:00

 

 

 交信対象は、県内局が日本国内で運用するすべてのアマチュア局、県外局は奈良県内局のみ(県外局同士の交信は無効)となっている。

 

 ナンバー交換は県内局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「現在のコ-ルサインで局免許を最初に取得した年:西暦の下2桁」+「N」、県外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「現在のコ-ルサインで局免許を最初に取得した年:西暦の下2桁」となる。

 

 ログの締め切りは8月31日(月)まで(郵送の場合は当日消印有効)。紙ログのほか、電子ログによる受け付けも行っている。詳しくは「第46回 JARL奈良県支部 V・UHFコンテスト規約」で確認してほしい。

 

 

「第46回 JARL奈良県支部 V・UHFコンテスト」の規約(一部抜粋)

開局年(和暦)コンテストナンバー(西暦)換算表

 

 

 

●関連リンク:
・第46回 JARL奈良県支部 V・UHFコンテスト規約
・第46回 JARL奈良県支部 V・UHFコンテスト規約(PDF形式)
・開局年(和暦)コンテストナンバー(西暦)換算表
・開局年(和暦)コンテストナンバー(西暦)換算表(PDF形式)
・JARL奈良県支部

 

 

 


feed <OMハムが自作した50MHz帯8エレ2列2段アンテナ>「OMのラウンドQSO」第218回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 (2020/8/5 8:30:13)

「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから200回を超え、レギュラー陣の平均年齢も73歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。

 

 

 

 新たに音声ファイルが公開されたのは、2020年8月2日(日)21時30分からの第218回放送。 JA1JRK 谷田部氏の自作50MHz帯アンテナ(8エレ2列2段) が7月に完成し、孫に手伝ってもらって取り付けを完了したという話題。1週間で100局のDXと交信し10エンティティ以上増えたという。

 

 番組後半では一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」で、JARD保証事業センターの金子氏が出演し、JARDが行っている「測定器室の開放(一般利用サービス)」を紹介した。利用には事前予約が必要で、事務手数料として2,000円(税別)がかかる。昨年度は約60件の利用があったという。

 

 番組は下記関連リンクの「OMのラウンドQSO」のWebサイトから。下部に並んだ日付から聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。

 

 

 

●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)

 

 

 


feed <日本時間8月4日(火)21時25分~、8月5日(水)17時15分~の2回>ISS(国際宇宙ステーション)「RS0ISS」、145.80MHzでSSTV画像を送信 (2020/8/4 12:25:08)

2020年8月3日付けのARRLニュースによると、日本時間の2020年8月4日(火)21時25分から翌日の8月5日(水)3時10分までと、8月5日(水)17時15分から翌日の8月6日(木)3時25分の2回(ARRLニュースの記事掲載以降、2回目のスケジュールが変更された)、ISS(国際宇宙ステーション)が145.80MHz(5kHz偏差)のFMモードで、SSTV画像を送信するとしている。コールサインは「RS0ISS」。さらに、ISSがアポロ&ソユーズの共同ミッション45周年に向けて、今後数週間にわたり画像を送信することを期待していると記事で紹介している。地上で受信できた画像は、オンラインで投稿(画像アップロード)でき、「ARISS SSTVギャラリー」で閲覧ができる。

 

ARRL NEWSから

 

 

 使用される周波数は145.80MHz(5kHz偏差)で、FMモードにSSTV信号(PD120)を載せて送信される。ISSの軌道はインターネット上で公開されているほか、「ISSディテクター」など便利なスマホアプリもある。

 

 なお、ISSから送信されるSSTV信号は、ロシアのISSサービスモジュールに搭載されているJVCケンウッド製のセパレート型V・UHF帯トランシーバー「TM-D710E」から送られる。

 

 

アマチュア無線機「TM-D710E」がロシアのISSサービスモジュールに搭載されている

 

 

 

 受信方法などは、下記関連リンク「ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)」などが詳しい。また、最新のスケジュールは関連リンクの「ARISS-SSTV images」で確認できる。

 

 

 

●関連リンク:
・Slow-Scan Television Activity August 4 ? 5 from ISS will Commemorate Apollo-Soyuz(ARRL NEWS)
・MAI-75 SSTV activity planned for Aug 4 and 5, 2020(ARISS-SSTV images) ・ARISS SSTV Image Submission(画像アップロード)
・Two SSTV events during July 29 – August 4(QRZ NOW)
・ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)
・SSTV通信ソフト「MMSSTV」
・日本各地の衛星通過時刻の予報(JAMSAT/日本アマチュア衛星通信協会)
・「きぼう」を見よう(JAXA)
・ISSディテクター(Google Play)
・TM-D710E Caracteristiques(KENWOOD France)

 

 

 


feed 中国、四国、東北の3つのエリアで発給進む--2020年8月4日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 (2020/8/4 12:05:26)

日本における、2020年8月4日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。8月に入り、4エリア(中国管内)、5エリア(四国管内)、7エリア(東北管内)の各総合通信局からコールサイン発給状況の更新発表があった。

 

 

 

 各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。

 

 

 

 ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。

 

 その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。

 

 さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。

 

 また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。

 

 しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。

 

 このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。

 

 

 

●関連リンク:
・The Enigma of Japanese Call Sign System
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?

 

 

 


feed <「令和2年度フィールドミーティング・山梨ハムの集い」の開催リポート>「Radio JARL.com」第83回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 (2020/8/4 9:30:02)

「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは毎週日曜日の23時から東京都西東京市の「FM西東京」でも放送されている。

 

 

 

 新たに音声ファイルが公開されたのは2020年8月2日(日)21時からの第83回放送。前半ではJARL山梨県支部が7月26日(日)に屋外を中心に行った「令和2年度フィールドミーティング・山梨ハムの集い」の模様を山梨県支部長から届いたリポートで紹介。当日は万全の感染症対策を取って開催、52名の参加者があったという。また番組後半では8月上旬に開催される地方コンテストの紹介を行った。

 

 

 番組は下記関連リンクの「Radio JARL.com」の音源公開ページまたはJARL Webの特設ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。

 

 

 

●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ

 

 

 


feed <CQ誌8月号の内容紹介その2>「CQ ham for girls」第315回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 (2020/8/4 8:30:44)

「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。

 

 

 

 新たに音声ファイルが公開されたのは、2020年8月2日(日)15時からの第315回放送。アマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」副編集長の吉澤氏(JS1CYI)と編集部の槻木澤氏(JR7HMY)をゲストに、同誌の2020年8月号(7月18日発売)の内容紹介(別冊付録「現代の真空管入門」)を行った。

 

 番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。

 

 

 

●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ

 

 

 


feed <毎月1,000局以上のペースで減少>総務省が2020年6月末のアマチュア局数を公表、前月より1,259局少ない39万4,934局 (2020/8/3 18:30:55)

2020年8月3日、総務省は2020年6月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2020年5月末のデータから1か月間で1,259局”減少し、394,934局となった。以前、毎月1,000局以上のペースでアマチュア局の減少傾向は続いている。一方、一部有効期限の残っている局を除き2015年11月末で使用期限を迎えた「パーソナル無線」は、2020年6月末の時点で331局が免許登録している。この1か月の間に24局が廃局となったと思われる。

 

 

2013年4月末から2020年6月末までのアマチュア局数の推移。2020年5月末から1か月間で1,259局減少し39万4,934局となった

 

 アマチュア局は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。ピーク後に最高となった43万6,389局から51か月間で41,455局減少したことになる。

 

 以前から減少スピードが再び加速していていることを伝えているが、実は2011年3月11日に発生した「東日本大震災」で携帯電話、警察・消防無線など公共の通信網に甚大な被害が及んだ際、アマチュア無線が緊急時の連絡手段として機能したことがマスコミなどを通じて伝えられたことから、アマチュア無線従事者の資格取得や、開局(開設)のブームが起こったことに原因があるのではないだろうか。

 

 あくまで仮説だが、これは「東日本大震災」による開局ブーム!?から5年経過したタイミングに一致する。「東日本大震災」をきっかけに、アマチュア無線の資格を取得、または再開局してアマチュア局を開設したものの、無線局の有効期間である5年を過ぎ更新を行わなかった無線従事者が多かったことから、再び減少スピードが加速しだしたと推察できる。

 

 

2013年4月末から2020年4月末までのアマチュア局数の推移。ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から、2017年12月末を堺にして減少スピードが加速しだしているが、「東日本大震災」による開局ブーム!?から5年経過したタイミングに一致するのは偶然か!? 5年ごとの更新手続きのハードルが高いという現れだろうか

 

 

 さらに、5年ごとに行うアマチュア局の更新手続き(再免許申請)の煩わしさ、あわせて平成29(2017)年12月以降、新スプリアス適合基準に適合していない無線機器( 2015年9月24日記事 )が含まれる場合には、一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の「スプリアス確認保証」などを受けて申請し直す必要があり、せっかく開局したものの更新を諦めたり、自然廃局となるケースが少なくない。アマチュア局減少の一因だと考えられる。

 

 

 

●2020年6月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳

 

・1エリア(関東管内): 114,197局(114,661局)

・2エリア(東海管内): 51,163局(51,329局)

・3エリア(近畿管内): 47,658局(47,726局)

・4アリア(中国管内): 24,194局(24,332局)

・5エリア(四国管内): 18,245局(18,293局)

・6エリア(九州管内): 33,002局(33,067局)

・7エリア(東北管内): 419,09局(42,012局)

・8エリア(北海道管内):36,277局(36,402局)

・9エリア(北陸管内): 9,644局(9,674局)

・0エリア(信越管内): 16,384局(16,436局)

・6エリア(沖縄管内):  2,261局(2,261局)

 

※カッコ内の数字は2020年5月末の局数を表す

 

 

 

 

 

●2020年6月末、パーソナル無線局の各管内局数内訳

 

・関東管内: 93局(98局)

・東海管内: 27局(30局)

・近畿管内: 15局(15局)

・中国管内: 23局(23局)

・四国管内: 13局(15局)

・九州管内: 57局(60局)

・東北管内: 61局(66局)

・北海道管内: 27局(28局)

・北陸管内: 4局(4局)

・信越管内: 10局(11局)

・沖縄管内: 1局(5局)

 

※カッコ内の数字は2020年5月末の局数を表す

 

 

 

●関連リンク:
・無線局統計情報(総務省)
・Internet Explorer上でExcelファイルを開いた場合に発生する事象について(総務省)
・東日本大震災(ウィキペディア)

 

 

 


feed <総務省の最新データベース>無線局等情報検索(8月3日時点)、アマチュア局は1週間で223局(約32局/日)減少し「394,270局」 (2020/8/3 12:25:47)

日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2020年8月3日時点で、アマチュア局は「394,270局」の免許情報が登録されている。前回紹介した2020年7月27日時点の登録数から1週間で223局ほど減少した。

 

 

 

 総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。

 

 その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。

 

 今回、2020年8月3日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「394,270局」の免許状情報が登録されていた。前回、2020年7月27日時点のアマチュア局の登録数は「394,493局」だったので、1週間で登録数が223局ほど減少した。

 

 なお、1982(昭和57)年12月にスタートした「パーソナル無線」は、有効期限が残っている一部の局を除き2015年(平成27年)11月30日をもって使用期限を迎えたが、2020年8月3日時点のデータベースによると、パーソナル無線局として「309局」の免許情報が登録されていた。前回、2020年7月27日時点の登録数は「315局」だったため、この間に1週間で6局が免許を失効したと思われる。

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

 

<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映

 

<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた

 

<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!

 

 

 

 

2019年1月7日からWebサイトのデザインと仕様が変更された総務省が提供する「無線局等情報検索」サービス

例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」(左)と「移動する局」(右)の2つの免許状情報が表れる

 

 

●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局40万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 


feed <新型コロナの影響から新CB機比較、電波伝搬まで充実の205ページ>BCLサークルのTDXC、会誌「PROPAGATION」第8号をPDFファイルで無償頒布 (2020/8/3 12:05:56)

毎年1回、市販誌をも凌駕する記事構成の会誌を刊行することで知られているBCLファンのサークル「TDXC(Totsuka DXers Circle、本部:神奈川県横浜市戸塚区)」は2020年版の会誌「PROPAGATION(プロパゲーション)第8号」を制作し、2020年8月1日からPDF版の無償頒布を開始した。BCLの話題はもちろんのこと、今年は「外出自粛! 無線界・ラジオ界で何が起こった? 新型コロナの影響を振り返る」といった時節柄のタイトルや、「思い付きお気楽リポート ハンディー機のラジオ機能は実用になるの?トレッキングでもラジオ!」「新技適市民ラジオフィールドテスト ~NTS115・NTS111・SR-01を比較してみる~」など、BCLerはもとより、アマチュア無線家、ライセンスフリー無線愛好家(フリラ)にも関心の髙い内容が盛りだくさん。総ページ数は充実の205ページで、誇る読み応えのある1冊となっている。

 

 

TDXCの会誌「PROPAGATION」第8号の表紙は、歌川豊国「役者舞台之姿絵 まさつや」がモチーフ。描いたのは同サークルのメンバーで、三才ブックス「BCLライフ」の表紙イラストも手がけた長谷川眞也氏(JS1BXH)

 

 

 TDXC(Totsuka DXers Circle)は、神奈川県横浜市戸塚区周辺で遠距離受信を愛好するBCLファンのサークルとして2012年8月に設立し、2013年から毎夏に会誌「PROPAGATION」を発行している。このほど第8号(Edition 8)の制作を完了し、Webサイト上でPDF版の無償公開が始まった。

 

 サークルのメンバーが、BCLに関連したさまざまなテーマで原稿を執筆。内容も多義にわたり、合計で205ページという構成は、市販のBCLムックをも凌駕する情報量だと言えるだろう。

 

TDXC会誌「PROPAGATION」第8号の目次

 

 

 以下、「PROPAGATION(プロパゲーション)」の最新号となる「第8号」の内容の一部を抜粋して紹介しよう。

 

 

 

 

 

 会誌「PROPAGATION」はバックナンバーも含めて、同サークルのWebサイトからPDFファイルで無償ダウンロードが可能だ。また同サークルでは「神奈川県横浜市戸塚区およびその周辺地域にお住まいで、DXing(遠距離受信)に興味があって会誌の内容に共感いただけた方、DX ペディションを中心とした活動に参加したい方を歓迎いたします」と、会誌上でメンバー募集も行っている。

 

 

 

●関連リンク:
・PROPAGATIONダウンロードページ(TDXC)
・PROPAGATION EDITION8(2020)(PDF形式)
・「PROPAGATION Edition 8」頒布のお知らせ(ブログ BCL再入門)

 

 

 


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