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feed <第一電波工業がデモンストレーション>メーカーが行うハンディ機用/モービル用アンテナの測定・調整法とは? (2020/3/20 10:00:43)

「ダイヤモンドアンテナ」のブランドで知られるアンテナメーカー、第一電波工業株式会社は2020年2月、同社がハンディ機用のアンテナをどのように測定・調整しているかを知ってもらうことを目的として、メディア関係者向けに説明会を開催した。本記事後半ではモービル用ホイップアンテナの測定・調整についても紹介している。

 

 

 

 第一電波工業はアマチュア用から業務用まで、用途や周波数帯に応じたさまざまなアンテナの製造販売を行っている。アマチュア無線用アンテナはHFからUHF、ビームアンテナ、GPアンテナ、ホイップなどさまざまな種類があり、同社ホームページに掲載されているだけでもおよそ160もの商品がある。さらにアンテナ基台、アンテナポール、ケーブル、電源、スピーカー、マイク、分配器・切替器といった、アマチュア無線運用に欠かせない周辺機器も多数ラインアップされている。

 

第一電波工業は多数のアンテナを製造・販売している

ハムフェアの第一電波工業ブースにも多数の製品を展示

 

 ところで同社には毎日、ユーザーから多数の問い合わせや相談が寄せられているが、最近は特に増えてきた質問があるという。それは、

 

「市販のアンテナアナライザーで、ハンディ機用のホイップアンテナを測定してみたところ、SWRの最良点がアマチュアバンドの中心(例:145.00MHz)から大きく外れている。これは不良品ではないか?」

 

--という内容だそうだ。

 

 しかしその問い合わせのほぼ100%は、“ユーザー自身の測定方法が誤っている”ことに原因があり、実際にハンディ機を接続して使えばスペック通りの周波数でSWRが最小となり、設計通りの性能を発揮できているという。

 

 同社は「この機会にぜひ、第一電波工業がハンディ機用のアンテナをどのような条件で測定・調整しているかを知ってほしい」として、2020年2月のある日、埼玉県川越市の同社事業所で、メディア向けの説明会が開催された。

 

第一電波工業の川越事業所でメディア向け説明会が開催された

 

 最初に同社スタッフがアンテナの基本原理を説明。1/4波長のホイップアンテナは良好なアース(接地)が必要になること、同社のハンディ機用のホイップアンテナの多くは1/4波長をベースに設計され、全長を短縮したり、複数のバンドで同調したりするために底部にコイルやマッチング回路を入れているという説明があった。

 

 なおモービルホイップでは電圧給電でアース不要のノンラジアルタイプが人気だが、ノンラジアルタイプは「構造が複雑になり価格が高くなる」「周波数帯域が1/4波長型のアンテナに比べやや狭い」「全長を短くすると周波数帯域が非常に狭くなってしまう」といった点がある。そのためハンディ機用のホイップアンテナではあまり採用していないということだった。

 

 続いて、ハンディ機用のホイップアンテナを測定・調整する方法の実演が行われた。同社は測定時にアンテナを接続する部分に、ハンディ機と同じ構造のダミー筐体(実際のハンディ機と同じ位置にアンテナコネクタがあり、底部に設けた測定機接続用アンテナ端子と結線されている)を用いている。

 

 ダミー筐体は「アマチュア無線用のハンディ機」「デジタル小電力コミュニティ無線用のハンディ機」「一般業務無線用のハンディ機」など、用途や周波数帯に応じたものが準備されている。取引先から貸与されるもののほか、自社で製品を購入し新品を分解して作成することもあるという。

 

同社で測定・調整用に使用しているダミー筐体の一例。中央上の金属製の筒もダミー筐体だ

 

 まずダミー筐体に測定器(ROHDE & SCHWARZ社製のネットワークアナライザー)を専用ケーブルで接続する。このケーブルが測定結果に影響しないようにダミー筐体との接続側にはフィルタを入れている。

 

ROHDE & SCHWARZ(ローデ・シュワルツ)社製のネットワークアナライザーを使用。幅広い周波数に対応し、スミスチャートを用いたインピーダンス表示やSWR測定はもちろん、挿入損失、電流分布、電流位相など視覚的に把握できる。測定器は1年に1回ISO規格に基づいた点検校正を実施している

正確な計測のため測定用ケーブルのダミー筐体側にはフィルタを入れている。測定前にはアンテナ端子にダミーロード(測定器用)を取り付けて測定器のキャリブレーションを行う

 

 続いてアンテナ端子にダミーロードを付けて測定器の校正(キャリブレーション)をする。これを行うことで線路の補正(キャンセル)をし、筐体コネクタ先端での測定値を見ることができる。その上で測定を行うホイップアンテナをダミー筐体に取り付け、筐体を片手で持って口元に近づけ、アンテナがなるべく垂直になるようにして計測を行う。

 

 ちなみに、校正(キャリブレーション)は「OSM(OPEN-SHORT-MATCH)校正」などと呼ばれ、オープン・ショートで位相を補正し、マッチ(ダミーロード)でインピーダンス補正を行っている。「厳密なことを言えば、ケーブルは外気温度で多少の伸び縮みをするため、時間が経過するごとに補正がずれます。これは特に高い周波数帯になればなるほど顕著です。アマチュアバンドですと430MHz帯以上はケーブルの伸縮によって補正値に変化が出ます」と担当者が説明してくれた。

 

準備が整い、これから測定を開始

 

 今回の説明会では、デジタル小電力コミュニティ無線(142.934375~142.984375MHz、146.934375~146.984375MHz)用ハンディ機のために設計されたホイップアンテナ、「 SRH140DH 」(1/4波長型、全長36cm)で実験を行った。使用するダミー筐体はもちろんデジタル小電力コミュニティ無線用のハンディ機をベースに作られたもので、その筐体内部には実機同様のフレームや主要基板が入っている。

 

 上記の方法で正しく測定した場合、設計上のアンテナの中心周波数である145.00MHz付近でSWRは1.2以下となり、同コミュニティ無線の割り当てチャンネルのすべてで1.5以下という良好な数値が得られた。この測定中、試しにダミー筐体を口元から遠ざけたり、高々と持ち上げたりすると中心周波数やSWRの最良値などはかなり変化した。

 

SRH140DHを取り付けたダミー筐体を口元に近づけ、測定を行う。アンテナはなるべく垂直にする

ネットワークアナライザーでスミスチャートを表示しながらSWRを測定。設計上の中心周波数(145.00MHz、グラフ中央の「▼1」部分)付近できれいにSWRが下がっている

 

 次に、アマチュア無線家にもよく使われている市販のアンテナアナライザーを用意し、そのアンテナ端子に、同じSRH140DHを直接取り付けた状態(N→SMAの変換コネクタを使用)で測定したところ、中心周波数は139.95MHz付近まで下がり、145.00MHz付近はSWR1.9程度という測定結果となった。

 

 同社スタッフによると「当社にユーザーの方から寄せられる“アンテナが壊れているのではないか”“同調が取れていない”という問い合わせは、まさにこうして測ったものと考えられます」ということだった。

 

アマチュア無線家もよく使っている市販のアンテナアナライザーにSRH140DHを直付け

アンテナアナライザーでの測定結果。最もSWRの低い周波数は139.500MHzになり、145.00MHzではSWRが1.9程度に上昇

 

 同調周波数がズレて測定される原因だが、「市販のアンテナアナライザーは、アンテナコネクタ部分の一部のみしか金属を使っていないため、静電容量が足りず、十分なアースが取れていないことが大きいのです」と説明。加えて「“無線機を手で持ち、口元に近づける”など、実際のハンディ機の使用方法に近い状態で測定を行っていないことも、測定結果の相違につながります」という理由もあるという。

 

アンテナアナライザーへの直付けとダミー筐体を使用した状態で、同じアンテナでも測定結果に違いが出てしまった

 

 また「140MHz帯のデジタル小電力コミュニティ無線は、周波数帯がアマチュア無線と酷似していることから、“このアンテナをアマチュア無線機に使えないか?”、あるいは、“アマチュア無線用のアンテナをこのコミュニティ無線に使用できないか?”という問い合わせも多いです」と担当者は打ち明ける。

 

 しかし上記の結果からわかるように、測定筐体が違うだけで測定値が大幅に変化するため「使用できません」という説明をしているそうだ。ちなみにSRH140DHなどデジタル小電力コミュニティ無線用のアンテナは140MHz帯のモノバンド仕様で、アマチュア無線の430MHz帯には対応していない。また同無線には「空中線利得は2.14dBi以下」という法規制があるので、理論上は1/4波長か1/2波長のアンテナしか使えない。もしアマチュア無線用のアンテナを使用すると形式や利得の違いから、法律違反の恐れもあると注意を促していた。

 

(1)SRH140DHを同社標準の方法で測定した場合のアンテナ特性。グラフの縦軸中心である145.00MHzできれいにSWRが落ちている

(2)SRH140DHを取り付けたダミー筐体を持ち、腕を高々と上まで伸ばした「自由の女神スタイル」で測定した場合のアンテナ特性。(1)と比較すると同調周波数の中心は6MHz以上も上昇した

(3)デジタル小電力コミュニティ無線用ではない、別のダミー筐体にSRH140DHを取り付けて測定したアンテナ特性。これも(1)とは大きく異なり、同調周波数の中心は8MHz以上も低くなってしまった

 

 ちなみにハンディ機用のホイップアンテナの設計だが、試作・実験レベルではダミー筐体のような測定治具で調整を行い、仕様決定後は1メートル四方の鉄板の中央にアンテナコネクタを設けたアース板で計測して相関関係を確認し、そのデータを元に量産現場(工場)で合わせ込みを行っているため、「理論的には1m板で同じように調整すれば、もう一度測定治具で測定しても特性に差異は出ないはずです。従って工場には基本的に1m板しか置いていません」という。

 

ハンディ機用のホイップアンテナの調整で使用される1メートル四方の鉄板。中央にアンテナコネクタが取り付けられている(鉄板下部からケーブルで接続する)

 

 

次ページ では「モービル用アンテナの測定と調整について」を説明!!

 


feed <“駅前で無線を楽しむ”が静かなブーム>通勤、通学、買い物などおでかけついでに…「駅前QRV 運用ガイドライン」を公開 (2020/3/19 12:05:30)

ヤングハム、なかでもアマチュア無線家の平均年齢より若手世代を中心に静かなブーム!?になっている「駅前QRV」。アマチュア無線はもちろんのこと、資格のいらないライセンスフリー無線など、無線のジャンルにこだわりはなく、“駅前で無線運用を楽しむ”をテーマに通勤、通学、買い物など、おでかけついでに無線を楽しもうという趣向で輪が広がっている。「都市部の駅前はロケーションも悪くて飛びも悪い」と思われがちだが、条件が同じでも誰とつながるかわからないという偶然の出会いも楽しみのひとつだという。今回、駅前QRVを楽しむお一人、高野賢司氏(7L4XQI)が「駅前QRV 運用ガイドライン」を作成し公開。また、ツイッターのハッシュダグ「#駅前QRV」で運用情報を交換している。

 

 

ハンディ機片手に駅前からのオンエアーを楽しもう!

 

 

 

 ハンディ機1台をカバンに忍ばせておけば、通勤、通学、買い物など駅を利用したちょっとした時間に無線が楽しめるのが“駅前QRV”の魅力だろう。

 

 ガイドラインを作成した高野氏は「“駅前で無線”をテーマに通勤、通学や買い物などのおでかけのついでに皆様に気軽にQRVしていただき、無線趣味を活性化できればと考えております。私自身、平日は仕事、休日も家事や子供の面倒見などで無線に充てる時間がとても少ない状態です。そのような生活環境でも、趣味で無線を楽しめるスタイルが“駅前QRV”ではないかと思います」と語っている。

 

 

 

 

 

 なお、「駅前QRV 運用ガイドライン(PDF形式)」は下記の関連リンクからダウンロードできる。

 

 

 

●関連リンク: 駅前QRV 運用ガイドライン(PDF形式)

 

 

 


feed <資格のいらない「ライセンスフリー無線」交信イベント>3月20日(金・祝)9時から15時まで「春の一斉オンエアディ2020(通称「春オン2020」)」開催 (2020/3/17 12:05:17)

特別な資格が必要なくても、誰でもトランシーバー片手に無線交信が楽しめる無線ジャンル“ライセンスフリー無線”。“フリラー(ライセンスフリー無線愛好家)”たちの全国規模の祭典として、2020年3月20日(金・祝)の9時から15時までの6時間にわたり、一斉交信イベント「春の一斉オンエアディ2020(通称「春オン2020」)」が開催される。新型コロナウィルス感染拡大の影響でイベントなどが各地で中止されるなか、気分転換をかねて 見晴らしの良いフィールドからオンエアーを楽しんでみてはいかがだろうか。

 

 


暖かくなるこの季節。ライセンスフリー無線愛好家の全国規模の祭典「春の一斉オンエアディ」が3月20日(金・祝)9時から15時まで開催される。お天気次第だが、なるべく高く、見通しのよい場所からの運用がおすすめ。とくにCB無線(市民ラジオ)は、Eスポの発生などによる遠距離交信に期待しよう!

 

 

 

 ライセンスフリー無線愛好家、“フリラー”たちが楽しみにしている一斉交信イベント、「春の一斉オンエアディ2020(通称「春オン2020」)」が3月20日(金・祝)の9時から15時まで6時間にわたり開催。思い思いの場所に移動して、普段は繋がりにくい地域との交信を楽しむイベントとして年を追うごとに参加者が増加している。

 

 それぞれライセンスフリー無線では、メインに使われるチャンネルが通例として決まっている。27MHz帯の合法CB無線(市民ラジオ)でここ最近の使用頻度が高いのは8ch(27.144MHz)/3ch(27.040MHz)/6ch(27.112MHz)の順となる。

 

 この季節、コンディション的にはグランドウェーブが中心となるものの、短時間だがスキャッターやEスポが突発的に発生し遠距離交信ができる。合法CB無線(市民ラジオ)、特定小電力無線ともに「集中呼び出しタイム」が設けられているので、チャレンジしてみよう。

 

 なお、「特定小電力無線」は周波数的にグランドウェーブによる交信が中心となる。使用頻度が高いのは422.225MHz(アルインコ表記で「L3」、アイコムなどの表記では「14ch」)。また351MHz帯の「デジタル簡易無線(登録局)」の場合は、呼び出しチャンネル15chを受信し、交信チャンネルを指定し移動して交信を楽しという流れ。

 

 新たに加わった、142/146MHz帯を使用する「デジタル小電力コミュニティ無線」は、呼び出しチャンネル(18ch)でCQを出して、ほかの空いているチャンネルに移動して交信を行う。

 

 特定小電力無線機(10mW機)の50倍の送信出力500mWで、技術基準適合証明(工事設計認証)に登録されている利得の高いアンテナに交換すれば、遠距離交信を狙うことも期待できる。また、送信のたびにGPS位置情報を相手局に送るので、どれくらい離れた場所から電波が届いているか容易に把握することができるのも特長の1つだ。

 

 

 

●「春の一斉オンエアディ2019(通称「春オン2020」)」実施要綱

 

 

■開催日時:
2020年3月20日(金・祝)09:00~15:00

 

■運用するバンド:
・合法CB無線(市民ラジオ)
・特定小電力無線
・デジタル小電力コミュニティ無線
・デジタル簡易無線登録局

 

■集中呼び出しタイム:
・市民ラジオは開催時間(09:00~15:00)中の毎時30分
・特定小電力無線は開催時間(09:00~15:00)中の毎時00分

 

 

送信出力が少ないライセンスフリー無線は“移動運用”がメインとなる。ハンディ機片手にフィールド運用を楽しんでみたらいかがだろうか

 

 

↓この記事もチェック!

 

<いよいよ発売!! 新規格“デジタル小電力コミュニティ無線”>アイコム「IC-DRC1」開封リポート

 

 

 

●関連リンク:
・市民ラジオ(ウィキペディア)
・特定小電力無線(ウィキペディア)
・簡易無線/デジタル簡易無線(ウィキペディア)
・デジタル小電力コミュニティ無線(ウィキペディア)
・ライセンスフリーラジオ(ウィキペディア)

 

 

 


feed <音量ツマミの角度と受信音量との特性を変更>JVCケンウッド、351MHz帯デジタル簡易無線機(登録局)「TPZ-D553」の新ファームウェア(Ver.1.31)を公開 (2020/3/12 12:30:57)

株式会社JVCケンウッドは2020年3月12日、351MHz帯デジタル簡易無線登録局のハンディ機「TPZ-D553」の新ファームウェア、Ver.1.31を公開した。今回の変更内容は「音量ツマミの角度と受信音量との特性を変更」という1点だ

 

 

 

●TPZ-D553の新ファームウェア、Ver.1.31のおもな変更点 (2020年3月12日)
1.音量ツマミの角度と受信音量との特性を変更

 

 

 TPZ-D553でファームウェアアップデートプログラムを導入するためには、同社別売品のプログラミングケーブル「KPG-186U」が必要となる。詳細は下記関連リンク参照のこと。

 

 

 

●関連リンク: TPZ-D553 ファームウェア アップデートプログラム(JVCケンウッド)

 

 

 


feed <特集「Eスポシーズンに備えよう!50MHz帯こだわり運用法」>電波社、「HAM world(ハムワールド)」2020年5月号を3月19日(木)に刊行 (2020/3/11 15:00:02)

株式会社電波社のアマチュア無線誌「HAM world(ハムワールド)」2020年5月号が、2020年3月19日(木)に刊行される。今号の特集は「Eスポシーズンに備えよう!50MHz帯こだわり運用法」。そのほか、「ジャンク無線機の液晶表示を修理!」「学ぼう!使おう!真空管」。ニューモデルの八重洲無線・FTM-300Dのファーストインプレッションや、アイコム・IC-705でアウトドア運用などを掲載。格は909円+税。なお、同誌は3号前から隔月刊化され、奇数月の19日の発売となっている。

 

 

「HAM world 2020年5月号」の表紙

 

 

 電波社の「HAM world」は同社の月刊誌「ラジコン技術」の増刊として、2015年9月にVol.1、2016年2月にVol.2、6月にVol.3、9月にVol.4、12月にVol.5、2017年3月にVol.6、6月にVol.7、9月にVol.8、12月にVol.9、2018年3月にVol.10、6月にVol.11、9月にVol.12、そしてVol.13から独立創刊を果たし“月号表記”となり、12月に2019年2月号、3月に2019年5月号、6月に2019年8月号として3か月に1回のペースで刊行。

 

 そして、3号前の2019年11月号からは隔月刊(2か月ごと)で発行されるようになって、今回の2020年5月号でシリーズ19冊目を数える人気のアマチュア無線専門誌だ。

 

 

 記事内容など概要は下記の通り。

 

 

★「HAM world」2020年5月号の概要

 

◆発売日: 2020年3月19日(木)全国書店発売
◆定価: 909円+税
◆発行: 株式会社電波社
◆体裁: A4 平綴じ
◆記事内容: 下記の通り

 

 

<特集:Eスポシーズンに備えよう!50MHz帯こだわり運用法>
・50MHzの飛びの面白さ
・気まぐれバンド50MHzでDX-CWに挑戦
・ソーラーパネル&ポータブル電源で移動運用
・50MHzの醍醐味
・南大阪A3ロールコール40周年達成!

 

 

<注目の記事>
・アイコムIC-705と組み合わせたいアンテナ
・実際の使用場面を想定したアンテナメーカーの調整法を見る
・輸入車へのトランシーバー設置にチャレンジ!
・復活&カスタマイズ スタンダードC58
・ジャンク無線機復活の技 アイコムIC-821/ケンウッドTS-790
・無線機ミュージアム スカイセンサー5950

 

 

<その他の記事>
・新製品情報
・狭帯域デジタル諸元の注意点
・電信半生紀
・nanoVNA日本語操作マニュアル
・日本とUSAのアマチュア無線制度
・ヤングハムから見た現在のアマチュア無線!
・磁界型アンテナとの出会いから今日まで
・なんでもアンテナ実験 移動用デルタループ
・新連載 学ぼう・使おう真空管
・世界の短波放送を聴こう!
・ジャパンキャンピングカーショー2020
・待望のローバンド拡張が実現
・無線家のためのドローン空撮入門
・D-STAR完全マスター
・ライセンスフリーラジオの世界
・JAGと歩んだハムライフ
・Local EVENT
・読者の広場「SHIMOUMAラウンジ」

 

 

同誌の確実な予約・購入には下のAmazonリンクが便利だ。

 

 

 

 

 

 

※以下は「HAM world」創刊号(Vol.1)から2020年3月号までのバックナンバー。プレミアム価格で取り引きされている号もある

 

 

 

 

●関連リンク: 株式会社電波社

 

 

 


feed <2つの理由で…>4月19日(日)に神奈川県松田町の河川敷で開催予定だった「第20回 松田町ジャンク会」が中止に (2020/3/6 18:00:45)

神奈川県足柄上郡松田町の酒匂川河川敷で年2回行われる「松田町ジャンク会」は、毎回各地から大勢のハムが集うことで知られている。今年も2020年4月19日(日)に「第20回 松田町ジャンク会」を開催する予定だったが、昨年の台風19号による増水の影響で会場が整備不良であること、さらに新型コロナウィルス感染拡大の影響により、残念ながら中止が決定した。

 

 

 

 

 主催者から「去年の台風で会場が流されて復旧していないため、もう一点は新型コロナウィルス感染拡大の影響で松田町ジャンク会の中止に至りました」との連絡がhamlife.jpへ届いた。

 

 なお、次回の「第21回 松田町ジャンク会」は2020年10月18日(日)に開催する予定で準備が進められている。

 

 

 

 2019年10月13日(日)に予定していた前回の「第19回 松田町ジャンク会」のときも、猛烈な台風19号が関東・東海地方を直撃。会場の河川敷が増水により大きな被害を受け、中止に追いやられた経緯がある。2回連続の中止に落胆する無線家も少なくないだろう。

 

台風19号通過後、松田町ジャンク会が開催される予定だった現地の様子(主催者のホームページから)

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

【追記:台風19号による甚大な被害で10月20日も中止に!】10月20日(日)朝9時から神奈川県松田町の河川敷で「第19回 松田町ジャンク会」開催

 

 

●関連リンク:
・第20回2020-4-19開催は中止します(JF1IZA)
・春の松田町ジャンク会(7L1WQOのブログです)

 

 

 


feed <業界初! IPトランシーバーとデジタル簡易無線が一台に>アイコム、ハイブリッドIPトランシーバー「IP700」を新発売 (2020/3/4 14:05:56)

アイコム株式会社は2020年3月4日、携帯電話の通話エリアなら日本全国どこからでも使えるIPトランシーバーと、デジタル簡易無線機(登録局または免許局)が1台になった、ハンディタイプのハイブリッドIPトランシーバー「IP700」を3月中旬から発売すると発表した。価格はオープン。

 

 

アイコムのハイブリッドIPトランシーバー「IP700」。デジタル簡易無線の登録局タイプと免許局タイプが用意される

 

 

 アイコムの発表から抜粋して紹介する。

 

IPトランシーバーとデジタル簡易無線が一台に
業界初のハイブリッドIPトランシーバー「IP700」を新発売

 

 アイコム株式会社は、携帯電話の通話エリアなら日本全国どこからでも使えるIPトランシーバーと、デジタル簡易無線機(登録局/免許局)が一台になった、ハイブリッドIPトランシーバーIP700を発売いたします。

 

 IPトランシーバーは、一度で多人数に同時連絡できるトランシーバーの特長に加え、LTE回線を通じて広域をカバーする通話エリアと混信の心配がない使いやすさから、業種を問わず導入が急速に進んでいます。社会に必須の通信手段として存在感を増す一方、大規模災害時などにおけるLTE回線のトラブル時にも通信が途絶するのを避けたいという自治体や運輸業からのニーズも高まっています。

 

 ハイブリッドIPトランシーバーIP700は、IPによるLTE通信とデジタル簡易無線での直接通信の2つの機能を備えているため、携帯電話網の圏外や、LTE回線のトラブル時もデジタル簡易無線で連絡を取り合うことが可能です。またLTE通信は、デュアルSIM(au回線/NTTドコモ回線)に対応し、さらなる冗長性を備えています。

 

 さらに、2つの通信方式を同時に使うデュアルモードも搭載。既存のデジタル簡易無線機による通信網を活かし、IPトランシーバーとデジタル簡易無線機を組み合わせた通信システムも構築できます。またRoIPゲートウェイVE-PG4の導入により、さらなる通信エリア拡張やIP電話などの通信設備との連携も可能です。

 

<おもな特長>

 

・IPトランシーバーとデジタル簡易無線機(登録局/免許局)が一台になった、業界初のハイブリッドIPトランシーバー。

 

・LTE通信とデジタル簡易無線による通信を同時に運用するデュアルモードを搭載。

 

・RoIPゲートウェイ VE-PG4(オプション)の導入により、エリア拡張やIP電話などの既存通信設備との連携も可能。

 

・Bluetooth機能を搭載し、ケーブルレスでの運用も可能。

 

・雨やほこりにさらされる環境でも安心して使えるIP67/57/54の防塵・防水仕様。

 

・端末の位置情報をPCソフトやブラウザの地図上に表示できるGPS機能を搭載。

 

 

 

 

「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2019」のアイコムブースで参考出品されたIP700。IPトランシーバーにデジタル簡易無線(登録局または免許局)のモジュールを搭載。デュアル待ち受けが可能で、万一の携帯回線不通時もデジタル簡易無線を使用することで連絡途絶を回避できる

「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2019」のアイコムブースで参考出品されたIP700の外観。同社の輸出用トランシーバーと同一筐体を使用している

 

 

こちらの記事も参考に↓
<大規模停電に備えた無線システムに注目が集まる>「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2019」に見る、無線機器メーカーの展示

 

 

 

●関連リンク: IPトランシーバーとデジタル簡易無線が一台に 業界初のハイブリッドIPトランシーバー「IP700」を新発売(アイコム プレスリリース)

 

 

 


feed <「西日本ハムフェア」中止決定、JARDは養成課程講習会の対応を発表>「新型コロナウィルス感染症」の影響、アマチュア無線界にも… (2020/2/21 17:00:08)

「新型コロナウィルス感染症」の影響がアマチュア無線界にも出つつある。2020年3月8日(日)に福岡県京都郡苅田町で予定されていた「第19回 西日本ハムフェア」の中止が決まったほか、一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は養成課程講習会の受講者に向けて、同ウイルス感染症への対応についてを告知した。さらに総務省 関東総合通信局は3月2日(月)に予定していた「ラジオ放送シンポジウム“災害とラジオ”」の開催延期を決定した。

 

 

昨年開催された「第18回 西日本ハムフェア」の模様。日産自動車九州の体育館に2,000名が来場した

「第19回西日本ハムフェア」の中止を伝える、福岡ハムセンターのFacebookページより

 

 

 業界関係者からの情報によると、3月8日(日)に福岡県京都郡苅田町で開催が予定されていた「第19回 西日本ハムフェア」が、新型コロナウィルス感染症の拡大が懸念されることから“中止”が決定したという。同イベントは日産自動車九州の体育館とゲストホールを使い、クラブやメーカーの展示や販売店による即売、各種講演やアトラクションなどを行うもので、毎回2,000名近い来場者で賑わっていた。

 

 

 またアマチュア無線技士の養成課程講習会を開催するJARDは2月21日、ホームページに「新型コロナウイルス感染症への対応について」というお知らせを掲載。すでに計画されている養成課程講習会は当面予定通り開催するが、感染拡大などにより状況が変化した場合は改めて案内する、とした上で、体調不良の場合は無理せずに辞退し、受講する場合は必要に応じてマスクの着用や手洗いなどの自衛措置を求める内容だ。

 

JARDのお知らせより

 

 なおJARDでは「新型コロナウイルス感染症の疑いで講習会を辞退または中途辞退される場合は、コース変更等にて対応します」「集合講習への参加に不安がある方は、自宅で学習できるeラーニング(インターネットを使った通信講座)での受講もご検討ください」と呼び掛けている。

 

 

 さらに総務省 関東総合通信局は、3月2日(月)に開催を予定していた「ラジオ放送シンポジウム“災害とラジオ”」を、諸般の事情で延期すると発表した。延期後のスケジュールなどは参加申し込み者へ個別に案内するという。

 

 

 

●関連リンク:
・西日本ハムフェア公式ページ
・受講予定の皆さまへおしらせ 新型コロナウィルス感染症への対応について(JARD)
・関東総合通信局主催行事の中止・延期について(総務省関東総合通信局)

 

 

 


feed <第3特集は「エアーバンド受信機ベストバイ2020」>三才ブックスが月刊「ラジオライフ」2020年4月号を刊行 (2020/2/21 12:05:12)

株式会社三才ブックスは2月25日(火)に月刊誌「ラジオライフ」2020年4月号を刊行する。今号は第3特集に「エアーバンド受信機ベストバイ2020」、特別企画では「中国からの航空機をFlightradar24で捕捉セヨ!」をそれぞれ掲載。別冊付録「裏RL大全1987~1996」がついて価格は998円(税込み)。

 

 

月刊「ラジオライフ」2020年4月号表紙

 

 

 hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。三才ブックスが刊行している月刊誌「ラジオライフ」は1980年の創刊で、2020年4月号は通巻で470号となった。今号のおもな無線関連の記事は次のとおり。

 

 

<特別企画>中国からの航空機をFlightradar24で捕捉セヨ!

 

<第3特集>エアーバンド受信機ベストバイ2020

・IC-R6
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<徹底使用リポート>

・アルインコ 特定小電力無線 DJ-PX7

 

<受信機&無線機 モービル機のここが○×>

・アルインコ DR-735

 

<How to エアーバンド>

・RW02 英語で行われるエアーバンドの交信

 

<RL AIR BAND INFORMATION>

・陸上自衛隊第1空挺団 降下訓練始めの米軍機の動き

 

<おもしろ無線受信報告所>

・レジャー コストコの運用スタイルが判明

 

ライセンスフリー無線の世界>

・フリラーが集まる無線系イベントガイド

 

工作チャレンジ>

・CB無線のAM変調波を遠距離局に高メリットで届ける「ALC内蔵マイクアンプ」

 

 

 月刊「ラジオライフ」2020年4月号の購入は、下記のAmazonリンクが便利だ。

 

 

 

 

 

●関連リンク: 月刊ラジオライフ(三才ブックス)

 

 

 


feed 東京・秋葉原の電子工作ショップ「基盤工房(pcbya)」、中古の特定小電力トランシーバー「FTH-307」を格安!?の1台2,980円(税別)で販売 (2020/2/19 17:30:47)

電子部品や電子キットなどを販売する、東京・秋葉原の電子工作ショップ「aitendo(アイテンドー)」の別店舗「基盤工房(pcbya)」で、標準価格15,800円(税別)の八重洲無線製の特定小電力トランシーバー「FTH-307」の中古品本体が、格安!?の“2,980円(税別)”で販売され話題になっている。同機種は単三形電池1本で動作するが、店舗スタッフによると“1台ずつ電池を入れて動作確認済み”ということだ。

 

 

 

中古本体のみだが格安!?の“2,980円(税別)”で、特定小電力トランシーバー「FTH-307」が売られている

 

 

 2013年11月に登場した八重洲無線の特定小電力トランシーバー「FTH-307」(交互通信用20ch/中継通信用27ch)は、超小型・軽量コンパクトボディで単三形電池1本で動作し、IP55の防塵・防水設計で人気を集めたモデルだ。

 

 155通りのグループコード設定、通話エリアを拡大する中継通信対応するなどプロユースを意識した設計で、高利得ロングアンテナモデル「FTH-307L」がラインアップされている。

 

 今回、東京・秋葉原の電子工作ショップ「基盤工房(pcbya)」で、店舗などの業務用で使用されていたと思われる「FTH-307(ショートアンテナタイプ)」が、まとまった数販売されている。無線機本体の「STANDARD」のロゴ部分に多少のかすれがあるものも見受けられたが、全体的に程度は良さそうだった。

 

 ライセンスフリー無線愛好家(フリラー)の間でも話題で、サブ機に1台購入したという人もあったようだ。中古品ということもあり数に限りがあるので、興味のある方は早めのチェックをおすすめしたい。

 

 

思わず購入! 単三形電池1本を投入して動作を確認。ボディの状態も良好だった


電子工作ショップ「aitendo(アイテンドー)」の別店舗「基盤工房(pcbya)」。ビル裏側の非常階段を3階まで上がっていく。ドアには何も書かれていないが、ドアを開けるとショップのスタッフが迎えてくれる

 

 

●基盤工房 pcbya
〒110-0005 東京都台東区上野3-5-6 J’Sビル3F
営業時間:13:00~19:00
(月曜・木曜定休)

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

八重洲無線、特定小電力ハンディ機の新製品「FTH-307/FTH-307L」「FTH-308/FTH-308L」を発表

 

 

 

●関連リンク:
・<基板工房>新規開店のお知らせ
・FTH-307/FTH-307L(八重洲無線)
・FTH-307取り扱い説明書(PDF形式)

 

 

 


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