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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/9/21 12:05:36)

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feed <2月9日(土)午前0時からスタート>西無線研究所、ハンディタイプのCB機「NTS111」の予約受付を開始!! (2019/2/8 12:05:24)

西無線研究所が開発を進めている27MHz帯のハンディタイプのCB機(市民ラジオ)「NTS111」の予約受付が2019年2月9日午前0時からスタートする予定だ。需要予測が難しく、台数によって生産コストが大きく変わることから、同社は“予約数に応じた価格”を3通り提示している。購入希望者は「どの価格で買いたいか」を決めてメールで申し込む形式だ。

 

試作機(NTS111T)が技適証明試験に合格した(西無線研究所のTwitterより)

 

 

 新スプリアス規格に対応した西無線研究所の27MHz帯CB機の「NTS111」は、開発が順調に進み、2月6日に試作機(NTS111T)が一般財団法人 テレコムエンジニアリングセンター(TELEC)の技術基準適合試験に合格した。

 

 これを受け、同社は2月9日(日)の午前0時から、専用メールアドレスによる「NTS111」の予約受付を開始する予定であることをTwitterで発表した。需要予測が難しく、台数によって生産コストが大きく変わることから、同社は予約数に応じた価格を3通り提示している。

 

・予約数 100台以上: 85,000円(91,800円/税込み)予約メール: nts01@nishimusen.co.jp
・予約数 300台以上: 75,000円(81,000円/税込み)予約メール: nts03@nishimusen.co.jp
・予約数1000台以上: 65,000円(70,200円/税込み)予約メール: nts10@nishimusen.co.jp

 

 例えば「自分は税別65,000円なら買いたい」という場合は nts10@nishimusen.co.jp  へメールで申し込むことになるが、同社が予約数を最終集計した段階で1,000台に満たなければ、この価格での注文はキャンセルとなる可能性がある。最も生産される可能性が高いのは「予約数100台以上」だが、その場合の価格は税別85,000円になる可能性がある(税別85,000円で申し込んでいても、予約数が1,000台を超えた場合は税別65,000円で販売される)。なおhamlife.jpが同社に確認したところ「予約申し込みの期限(締め切り)は当面設定しない」との回答だった。

 

 同社がTwitterで発表した内容は下記の通り。予約募集については2月9日(土)午前0時から。同社のNTS111特設サイトでも案内が開始され、メールアドレスへのリンクも掲載される。

 


 

<NTS111今後の予定(案)20190208>

 

 NTS111の価格はまだ未定で、これから下記のような手順で決めていきます。製造数量で大きく価格が変わります、需要予測が難しいので御協カお願いします。

 

(1)量産数量別の価格を提示して予約を募る。
 ・予約数 100台以上…85,000円(91,800円/税込み)
 ・予約数 300台以上…75,000円(81,000円/税込み)
 ・予約数1000台以上…65,000円(70,200円/税込み)

 

<台数が多いほど安くなる>
 無線機販売店経由の予約も受け付けます(日本国内で実店舗を持つ無線機販売店)。予約数量が上記より少ない場合は、販売中止になります。

 

 予約専用メールアドレスを開設します。
 ・85,000円で予約→ nts01@nishimusen.co.jp
 ・75,000円で予約→ nts03@nishimusen.co.jp
 ・65,000円で予約→ nts10@nishimusen.co.jp

 

 予約金額に該当するメールアドレスへ、成約した場合の商品送付先住所を記載してメールを送信して下さい。(送付先住所を記載していない場合は無効になります)

 

(2)予約数を集計して製造数量を定め、価格確定する。
 例えば、100台以上の85,000円で予約が110台で、300台以上の75,000円の予約が130台の場合は、85,000円の価格で110台製造・販売して、75,000円で予約の130台はキャンセルになります。
 85,000円で予約が80台、75,000円で予約が250台の場合は、合計330台製造して、価格は75,000円。価格85,000円の予約80台の方にも安い方の価格75,000円で販売します。

 

 合計数量が299台以下で、85,000円での予約が99台以下の場合は中止になります。上記の金額は税抜き価格です、支払いは消費税を足した金額になります。
 今回の量産が中止の場合は少量生産の価格を別途に定め、募集し直します。この場合、かなり高価になります。

 

(3)量産確定後、納品までの納期は数量で変わりますが約3か月。
 価格が決まったら、お支払いは銀行振り込みでお願いします。支払い期限は、納品予定日の1か月前まで。未入金の方には期限が近づいたらお知らせします。商品の発送は、特別な事情が無い限り、支払い日順になります。

 

(4)実装部品や付属品などの仕標が一部変わる場合がありますが、ご承知おき下さい。

 

(5)その後について
 
需要を見定めながら計面的に量産、販売して、販売店の店頭に並べていただけるようにしていきたい。その後の価格は、今回確定した価格にに準じて販売していくつもりです。

 

 


 

NTS111についてはこちらの記事もチェック!!
<年末スペシャル>胸ポケットに入る新技適CB機 “NTS111” の開発が進行中!!「西無線研究所」を訪問

 

 

 

●関連リンク:
・NTS111案内ページ(西無線研究所)
・Twitter 西無線研究所(@nishimusen)

 

 

 


feed <業界初の変わり種!「登録局」と「免許局」が1台で…>JVCケンウッド、デジタル簡易無線「TCP-D751 CT」とデジ&アナ業務機「TCP-D751 FT」の2モデルを発表 (2019/2/5 15:00:07)

2月5日、株式会社JVCケンウッドは351MHz帯のデジタル簡易無線(登録局)とデジタル簡易無線(免許局)の両方(デュアル運用に対応)が1台でできる業界初の変わり種!?デジタル簡易無線機「TCP-D751 CT」と、デジタルとアナログのデュアルモード&ワイドバンド周波数に対応するデジタル/アナログ一般業務用無線機「TCP-D751 FT」のハンディタイプ2機種を、2月下旬から発売する予定であることを発表した。価格はオープン。

 

 

351MHz帯のデジタル簡易無線(登録局)とデジタル簡易無線(免許局)の両方(デュアル運用に対応)を1台で対応するデジタル簡易無線機「TCP-D751 CT」(左)と、デジタルとアナログのデュアルモード&ワイドバンド周波数に対応するデジタル/アナログ一般業務用無線機「TCP-D751 FT」

 

 

 

 同社のプレスリリースから、特徴を抜粋し紹介する。

 

 

 ケンウッドブランドより、業務用無線機の新ラインアップとして、デジタル簡易無線機(免許/登録局対応)「TCP-D751 CT」と、デジタル/アナログ一般業務用無線機「TCP-D751 FT」の計2モデルを2月下旬より発売します。

 

「TCP-D751 CT」は、業界で初めて(※1)1台の無線機で免許局と登録局のデュアル運用を可能にしたデジタル簡易無線機です。また、「TCP-D751 FT」は、ワイドバンド周波数(350~470MHz)の対応に加え、デジタル/アナログのデュアルモードに対応した一般業務用無線機です。

※1:2019年2月下旬発売予定、デジタル簡易無線機として。(2019年2月5日現在)

 

 

●企画背景と製品の概要

 

 総務省による電波有効利用のためのデジタル化推進により、UHF帯簡易無線局はこの10年間で急速に拡大し、100万局を超える規模になっています。そのような背景の中、大規模なイベント会場などでは複数の出入業者により免許局と登録局が混在することが多くなっており、スタッフが業務連絡を2種類の無線機で使い分けなくてはならないケースが増えています。そこで当社は、業界で初めて(※1)1台で免許局と登録局のデュアル運用に対応するデジタル無線機「TCP-D751 CT」を企画・開発。本機により無線機を2台持つ煩わしさを解消します。また、総チャンネル数は最大95チャンネルとなり混信緩和にもつながります。

 

 一方、一般業務用無線機市場では、旧スプリアス規格の使用期限(2022年11月30日まで)を見据え、デジタル/アナログのデュアルモードに対応する「TCP-D751 FT」も企画・開発。本機はワイドバンド周波数(350~470MHz)設計により幅広い業種に対応。また、デジタル/アナログのデュアルモードに対応し、段階的にデジタル運用への移行を計ることが可能です。デジタルで周波数の変更があった場合でも、UHF帯であればワイドバンド周波数対応により、無線機の買い換えも不要です。

 

 両モデルとも、当社がこれまで培ってきたオーディオ技術と無線技術による優れた音声品質と堅牢性を備え、デジタル化推進に伴う現場のニーズに対応する新たなラインアップとして提案します。

 

 

●「TCP-D751 CT」の主な特長

 

・業界初(※1)、免許局/登録局のデュアル運用に対応
 業界で初めて(※1)、本機1台でデジタル簡易無線の免許局と登録局のデュアル運用を可能にしました。また、最大95チャンネルで混信緩和にもつながります。

 

●「TCP-D751 FT」の主な特長

 

・デジタル/アナログのデュアルモード&ワイドバンド周波数に対応
 アナログからデジタル運用に移行しやすいデジタル/アナログのデュアルモードに対応。さらに幅広い業種に対応できる350~470MHzワイドバンド周波数設計です。

 

 

●2モデル共通の主な特長

 

1.当社独自のオーディオ技術と無線技術によるデジタル音声品質

 

1)聞き取りやすく、疲れない音質特性を実現
 これまで培ってきたオーディオ技術と無線技術のノウハウを生かし、聞き取りやすい音づくりを専門チームで検討。明瞭でありながら聞き疲れしない、こだわりの音質を実現しました。
2)A/D変換の適正化により音声遅延を最小限に抑制
 デジタル無線で問題になる音声遅延をA/D変換の最適化により、最小限に抑えています。
<高性能スピーカー>
3)音声からノイズを低減する1マイクタイプのノイズサプレッサーを搭載
 音声がないときに環境ノイズ波形を取得し、音声からノイズを低減する1マイクノイズサプレッサーを搭載。外部マイク使用時もしっかりとノイズを低減します。
4)独自制御によりサイレン音ノイズを抑制
 音声と周波数帯域が重なるため、音声の抽出がむずかしいサイレン音ノイズを、周波数分布の差を用いた独自の制御により大幅に低減しています。
<ノイズ低減イメージ>

 

2.屋外や水場での使用にも対応する堅牢設計

 アメリカ国防総省軍用規格MIL-STDの11項目に適合。IP54/55/67/68(※2)相当の防塵・防浸性と、水没に対する保護性能も強化された密閉の二重構造を採用。液晶画面とキートップはUV加工で強度を高め、またキートップの印字は擦りキズがついても消えない二重成形構造を施した堅牢設計です。
※2:IP68:IEC/JIS規格 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)「IP6_ 耐塵形:タルク粉を1m3当り2㎏の割合で浮遊させた中に8時間放置し内部に浸入がない。IP_8 水中形:水面下1m、2時間沈めても無線機に有害な影響を及ぼさない。」本製品は設計段階において防塵・防水規格IP68の試験を行いその性能を確認しておりますが、実際のご使用にあたって、すべての状況で防塵・防水を保証するものではありません。

 

 

 

 

3.2つのグループを使い分けできるセカンドPTT機能を搭載

 

 メインで使用するチャンネルのほかに、もう1つのチャンネルで待受、送信ができるセカンドPTT機能を搭載。2つのグループの両方を管理する際に便利です。

 

 

4.異なるチャンネルへの対応をスムーズにするZone設定が可能

 

 エリアごとに使用するチャンネルが異なる場合は、それぞれにZone設定が可能。設定したZoneを切り替えるだけで各エリアのチャンネルに対応できます。

 

 

5.その他の機能(※3)

 

・聞き漏らしを防ぐ高速スキャン。
・GPS/BluetoothR機能を搭載。
・ユーザーの転倒や静止を察知するモーションセンサーを搭載。
・パワーオンLED機能により、電源投入時に光るインジケーターのLED色(全7色)から選択し、グループカラーとして設定が可能。
・機器から光を発しては困るようなコンサート会場などで、本機のインジケーターとLCDの点灯をOFFにできる劇場モードを搭載。
※3:各機能は予め当社代理店による設定が必要です。

 

 

●「TCP-D751 CT」と「TCP-D751 FT」の主な定格

 

 

 

 

●関連リンク:
・業務用無線機2モデルを発売(JVCケンウッド)
・業務用無線機2モデルを発売(PDF形式/JVCケンウッド)
・業務用無線機「TCP-D751 CT」商品情報(JVCケンウッド)
・業務用無線機「TCP-D751 FT」商品情報(JVCケンウッド)

 

 

 


feed <MCP-8Bも更新>JVCケンウッド、351MHz帯デジタル簡易無線機(登録局)「TPZ-D553」の新ファームウェアVer.1.30を公開!! (2019/1/22 10:00:58)

株式会社JVCケンウッドは2019年1月9日、351MHz帯デジタル簡易無線登録局のハンディ機「TPZ-D553」の新ファームウェア、Ver.1.30を公開した。変更内容は「セカンドPTTスキャン」関連などで、同時にメモリーコントロール用プログラム、MCP -8BのVe r.1.30も公開された。

 

 

 

●TPZ-D553の新ファームウェア、Ver.1.30のおもな変更点(2019年1月9日)

 

・「セカンドPTTスキャン再開時間」設定の選択肢に「即時」と「1秒」を追加しました。
・セカンドPTTスキャンのON/OFF機能を追加しました。(MCP-8B Ver.1.30により簡易メニューへの追加が必要です)
・セカンドPTTチャンネル表示中のPTT動作を、従来の「送信禁止」の他に「セカンド・チャンネル送信」、「待ち受けチャンネル送信」が選択出来る様に仕様を追加しました。(MCP-8B Ver.1.30での設定が必要です)
・セカンドPTTのキー設定を、無線機本体のキー(サイド1またはサイド2)とオプション(KMC-55など)のリモートキーに同時に割当てられるように仕様を変更しました。(MCP-8B Ver.1.30での設定が必要です)

 

 TPZ-D553のファームウェアは2018年3月26日に公開されたVer.1.22以来となる。またメモリーコントロールプログラムのMCP-8Bも Version 1.30になり、セカンドPTTスキャン関連の項目が増えている。

 

 

●TPZ-D533用メモリーコントロール用プログラム、MCP-8B Ver.1.30のおもな変更点(2019年1月9日)

 

・[編集(E)]-[オプション機能(O)]の[共通2]タブにある「セカンドPTTスキャン再開時間」の選択肢に「即時」と「1秒」を追加しました。
・[編集(E)]-[キー割当て(K)]の[簡易メニュー]タブにある”選択可能な機能(F5)”に「セカンドPTTスキャン」を追加しました。
・[編集(E)]-[オプション機能(O)]の[共通2]タブに、「セカンドPTTスキャン」のチェックボックスを追加しました。
・[編集(E)]-[オプション機能(O)]の[共通2]タブで、「セカンド・チャンネル表示中のPTT動作」を設定できるように仕様を追加しました。
・[編集(E)]-[キー割当て(K)]の[サイド]タブと[マイク・キー]タブで、「セカンドPTT」が同時に割当てられるように仕様を変更しました。

 

 

 TPZ-D553でMCP-8Bを使用したり、ファームウェアアップデートプログラムを導入するためには、同社別売品のプログラミングケーブル「KPG-186U」が必要となる。詳細は下記関連リンク参照のこと。

 

 

 

●関連リンク:
・TPZ-D553 ファームウェア アップデートプログラム Version 1.30(JVCケンウッド)
・TPZ-D553 メモリーコントロール用プログラム MCP-8B Version 1.30(JVCケンウッド)

 

 

 


feed <年末スペシャル>胸ポケットに入る新技適CB機 “NTS111” の開発が進行中!!「西無線研究所」を訪問 (2018/12/28 12:05:05)

スプリアス規格改定の影響で一時は“平成34年で自然消滅か?”と思われていた27MHz帯のCB無線機(市民ラジオ)にここ数年、新技適対応の製品の開発が相次ぎ、「フリラー」と呼ばれるライセンスフリー無線愛好家の注目を集めている。hamlife.jpは胸ポケットに入る小型サイズのハンディCB機「NTS111」の開発着手を2018年秋に発表した兵庫県神戸市の通信機器メーカー、株式会社西無線研究所を訪問し、同社代表取締役の西 裕治氏に開発状況を伺った。

 

 

 

小型サイズのハンディCB機「NTS111」(左)と144MHz帯のSSB/CWトランシーバー「NTS220」(右)。上にあるのはNTS111のサブ基板試作品

株式会社西無線研究所 代表取締役の西 裕治氏(JI3CKA)

 

 

 西無線研究所は1984年に無線機開発と製造を目的に創業(法人化は1986年)。アマチュア無線用のSSB/CWハンディ機「NTSシリーズ」をはじめ、超小型人工衛星用の無線機や微弱電波を利用した各種機器、超音波利用機器などの開発、製造、販売で知られている。

 

 特に2014年12月にH2Aロケット26号機で打ち上げられた、多摩美術大学、東京大学の衛星「ARTSAT2:DESPATCH」に搭載された同社の437MHz帯ビーコン送信機(出力7W)は、470万キロメートルも離れた深宇宙から地球へ電波を送り届け、オランダとチェコのアマチュア無線家によって電波がキャッチされたという実績がある。

 

 そんな同社が27MHz帯CB機を開発に着手するきっかけは、2018年11月5日に同社のTwitterアカウントで「NTS620のような27MHz CBトランシーバーを作ったら、需要有るかなあ…?」とつぶやいたことにある。西無線研究所がアマチュア無線機器で実績を積んでいることや「NTS620のような」という具体的なポケットサイズがイメージできることから話題となり、このつぶやきにはフリラーを中心に240件を超える「いいね」と40件以上のリツイートがあり、「需要はあると思います」「数万円台の価格ならニーズはあると思います」「是非作って下さい」などの肯定的なコメントが相次いだ。

 

「NTS620のような27MHz CBトランシーバーを作ったら、需要有るかなあ…?」とつぶやいたところ大きな反響を呼んだ(同社ツイッターより)

 

 西氏は「Twitterでこんなに反響があったのは初めてです。このつぶやき以降、フォロワーさんが1,000人近くに増えました」と驚き、新技適に対応したハンディタイプの27MHz帯CBトランシーバーの正式開発をスタートさせた。型番は11mバンドの1号機という意味を込めて「NTS111」と命名。以来、西無線研究所のTwitterアカウントでは完成したデザイン図、回路設計、モックアップの製作、基板の試作と部品実装など、開発の進捗状況を随時報告し注目を集めている。

 

 12月初旬、hamlife.jpスタッフが同社を訪問した際は、NTS111は外観デザインと部品配置を検討するモックアップの状態で、内部の基板は送信PLL回路などを搭載したサブ基板以外は未完成の状態だった。

 

NTS111のモックアップ内部(12月初旬撮影)。この時点では、内部のメイン基板やLEDサブ基板は設計中のため実装されていなかった

 

「本番もこれで行きます」というNTS111のサイズは、80W×165H×27.5Dmmという、Yシャツの胸ポケットにすっぽり収まるもの。ただしロッドアンテナは縮めた場合も上部から70mmほど出ることになる。とはいえ、内部に単3アルカリ電池を4本搭載した状態での重量は400gを切る見込みで、これまでの新技適CB機にはない機動性と軽快さを実現するのは間違いないだろう。

 

NTS111をYシャツの胸ポケットに入れた状態。80W×165H×27.5Dmm、重量約400gはこれまでの新技適CB機で最も小型・軽量になる見込みだ

 

●NTS111のおもな仕様(暫定)

・形状: ハンディ型
・本体外形寸法: 80W×165H×27.5Dmm
 (短縮時のアンテナ含む外形:80W×235H×27.5Dmm)
・周波数帯: 27MHz、8ch(PLL制御/水晶発振)
・送信出力: 500mW
・質量: 約400g(単3アルカリ電池4個内蔵時)
・電源: DC6V(単3アルカリ乾電池4個使用)

 

 NTS111の上部には「CH」「VOL/ON OFF」のスイッチとPTTボタンが並ぶ。その横には外部マイク/スピーカー用のジャックがある。もちろん本体にもスピーカーとマイクは内蔵されているが、スピーカーマイクロホンは別売で用意される予定だ。本体が軽量薄型なのでPTTボタンもこの位置で押しにくさは感じなかった。

 

NTS111の上部。「CH」「VOL/ON OFF」のスイッチとPTTボタンが並ぶ

NTS111の背面。単3アルカリ電池の取り替えはここから行う。上部のネジは技適機のためトルクスを採用予定

 

 西氏は「当社は27MHz帯のCB機設計は初めてですが、当社は50MHz帯や144MHz帯のSSBハンディ機(1W出力)で実績とノウハウがあるので心配はしていません。ただ、アマチュア機と違って制約が多いですね…。27MHz帯のAMモードで使えるような専用ICが見当たらないので、汎用部品を組み合わせないといけません。また、ロッドアンテナは適当な物がなかなか見つからず、今も良い物を探しているところです」と語っている。部品点数は約430点。144MHz帯のSSB/CWハンディ機「NTS220」よりもやや少ないという。

 

 取材後の12月下旬にはメイン基板の試作も完成した。小さいケースに収めるためには、メイン基板も小さくせざるを得ない。「PLL回路はサブ基板にして送信出力部とできるだけ離していますが、それでもAM変調をかけた場合にPLL回路へ強電界が回り込み、スプリアスの原因になることがあります。そこでVCOには108MHzのシンセサイザーを使用し、1/4分周で27MHz帯を得るようにして、もし27MHzの送信波が回り込んでも影響しないようにしました」。この工夫が奏功し、試作実験では問題ないことが確認できたという。

 

測定機器で直列変調実験基板をテスト中

 

 チャンネルは縦に8個並べたLEDで表示する。「LEDもサブ基板にしました。上部のスイッチでチャンネルを操作したときはch表示になるようにして、受信時は“1/2/3/5/7/9/+/++”の信号強度表示、送信時はパワーメーターになるようにします。コントロールはPICのマイコンで行います」。

 

ホームページに掲載された試作中のNTS111基板とケース。PLLとLEDのサブ基板装着も確認できる。「部品はキッチリ基板上に実装できてケースにも収まっています。今のところ致命的な問題は見当たりません、試作作業を進めます」とホームページで報告している

 

 ちなみにノイズブランカーやスケルチは、今のところ搭載しない予定だという。「NB ON/OFFのスイッチを設けるスペースがありません。混変調を考えるとノイズブランカを入れっぱなしにもできないので…」と残念がる。

 

 気になる価格だが、「値段は、現時点では“10万円は切りたい”という目標しか言えません。というのは、試作基板を組み込んで試作品を完成させてみると、思いがけない問題が出ることがあるからです。追加の対策がどのぐらい必要かでコストは変わります。また“販売台数がどの程度見込めるか”でも違ってきますから、もう少しお待ちください」とし、販売方法については「長年お付き合いのある販売店との関係を大切にしていきたい、無線ショップの店頭で手に取って見てもらえるといいなと思っています」と語っていた。

 

 西無線研究所のTwitterアカウントでは、着々と進行するNTS111の開発状況を逐一、写真入りで報告している。またホームページ上ではNTS111の専用ページが設けられ、さらに詳しいブロック図や回路図、計測結果なども公開されているので参考になるだろう。

 

12月21日現在、試作基板No.1の部品実装がほぼ完了。「これから試験調整をして仕上げていきます」とTwitterで報告されている

 

 12月27日現在、Twitterでは「試作基板No.1の部品実装がほぼ完了」「送信部がテストプログラムで動き始めた。小型化で気になっていた回り込みによる送信スプリアスは問題無い」「印刷した文字パネルが入荷」などの報告が行われている。2019年、無線ショップの店頭にNTS111が並ぶ日を楽しみにしたい。

 

 

 

●関連リンク:
・27MHz CBハンディトランシーバー<NTS111>開発中(西無線研究所)
・西無線研究所
・Twitter 西無線研究所

 

 

 


feed <写真で見る>速報!! 第一電波工業のデジタル小電力コミュニティ無線用アンテナ「SRH140DH」リポート (2018/12/27 15:30:28)

「ダイヤモンドアンテナ」ブランドで知られるアンテナメーカー、第一電波工業株式会社から、142/146MHz帯のデジタル小電力コミュニティ無線用としては初となるハンディアンテナ「SRH140DH」が発売になり、全国の無線ショップに入荷した。さっそく同アンテナを入手し、アイコムの同無線機「IC-DRC1」に接続してみた。

 

 

第一電波工業のデジタル小電力コミュニティ無線用アンテナ、SRH140DH

 

 

 142/146MHz帯の「デジタル小電力コミュニティ無線」では、無線機とともに認証を受けた規格の外部アンテナを使用することが可能だ。第一電波工業は同無線システムでは初となるハンディ用アンテナ「SRH140DH」を発表し、このほど全国の無線ショップで発売を開始した。スペック等は下記の通り。

 

<スペックほか>
・周波数: 142MHz帯/146MHz帯
・形式: 1/4λ 単一型
・利得: 2.14dBi
・入力インピーダンス: 50Ω
・全長: 約360mm
・重量: 約15g
・接栓: SMA-P
・その他: 環境基準対応品
・標準小売価格: 4,800円+税

 

 入手したSRH140DHを、IC-DRC1付属のアンテナと比較してみたのが下記の写真だ。2倍以上の長さがあることがわかる。

 

SRH140DHの全長は約360mm。IC-DRC1付属アンテナの2倍以上の長さがある

 

 SRH140DHにはゴム製のスペーサーが付属している。同アンテナをIC-DRC1に取り付けた場合に生じるコネクタ基部の空きスペースを解消するためのものだ。

 

付属のゴム製スペーサーと説明書

ゴム製スペーサーの未使用時(左)と使用時(右)

 

 IC-DRC1に付属アンテナとSRH140DHを取り付けてみた比較写真。エレメントの長さと、しなやかさが特徴的だ。

 

左は付属アンテナを取り付けたIC-DRC1。右はSRH140DHを取り付けたところ

 

 気になる送受信性能だが、平日のためデジタル小電力コミュニティ無線の運用局が少なく、唯一受信できた局(距離約1.2km)で比較してみると、SRH140DHを使用した場合はIC-DRC1付属アンテナよりもS表示で1~2ほど強くなった。さらに詳しい検証が望まれるところだが、交信エリアの拡大に一定の効果がありそうだ。

 

 

IC-DRC1に接続可能なアンテナはこちらの記事を参照↓
<いよいよ発売!! 新規格“デジタル小電力コミュニティ無線”>アイコム「IC-DRC1」開封リポート

 

 

 

●関連リンク: 新製品情報 SRH140DH:デジタル小電力コミュニティ無線機用ハンディアンテナ(第一電波工業)

 

 

 


feed <50台発売された限定品、メーカー出荷直後で未開封>話題の新技適CB無線機「Blackbird Launch Edition」がヤフオクに出品 (2018/12/26 12:05:54)

ポラリスプレシジョン合同会社が製造・販売する新技適対応のCB機(市民ラジオ)「Blackbird(ブラックバード)」(税別18万円)。200台の予約受け付けが2018年7月中旬に行われ、うち50台は「Blackbird Launch Edition」としてインディゴブルーの特別ボディ色の設定になっていた。高額ながら、またたく間に予定数に達し人気の高さがうかがえた。この50台は12月21日(金)に同社から注文者のもとへ発送されたが、その未開封品が翌22日(土)11時前にヤフオクに出品され話題となっている。

 

 

本日届いたばかりの「Blackbird Launch Edition」と出品者からの説明が…。未開封状態でヤフオクに出品されている(ヤフオクの画面から)

 

 

 

 ポラリスプレシジョン合同会社は、株式会社サイエンテックスで新技適対応のCB機(市民ラジオ)「SR-01」「JCBT-17A」の開発を行った吉澤氏が新たに立ち上げた会社である。

 

 同社は7月中旬に開催された大阪府池田市で開催した「第23回関西アマチュア無線フェスティバル」で、新技適対応のCB機「Blackbird(ブラックバード)」の試作機を初展示し注目を集めた。

 

 その直後、「Blackbird」に関する詳細情報と予約受け付けに関する情報を同社Webサイトに掲載。先着50台の「Blackbird Launch Edition」と先着150台の「Blackbird Standard Edition」の合計200台の販売受け付けを開始した。購入希望者は申し込み受付日から5日以内に代金+送料+消費税の合計額(196,020円)を指定口座に入金するという注文システムだった。そして予定通り、第1弾となる「Blackbird Launch Edition」50台のメーカー出荷が12月21日に行われた。

 

 今回、ヤフオクに出品されたのは、初出荷された「Blackbird Launch Edition」50台のうちの1台だと思われる。

 

 

 出品者からの商品説明は以下のとおり。

 

 


 

本日届いたばかりのブラックバードのCB無線機です。
実は、注文後健康上の理由から、十分機能を使い切れない事に気付きました。
私は最近、ほぼ寝たきりであり、自力では外には出られないため、外部アンテナが使えなリグでは、利用できないことを忘れていました。
といって、受注生産のため、キャンセルも出来ないため一度受け取り、未開封のままお譲りしますので、宜しくお願いします。
全く開封していないため、もし私宛の個人情報が入っていましたら、
それのみ着払いでお送りいただけると助かります。
下記は、ブラックバードのホームページから引用です。
写真も未開封のため、引用させていただいてますので、宜しくお願いします。
なお、私が、売ることはブラックバードにも連絡済みですので、ご安心下さい。

 


 

 

ポラリスプレシジョンの「Blackbird」初回50台限定のインディゴブルー塗装版

 

 

 

 ヤフオクに出品された直後から、この出品には入札が相次ぎ、すでに最高入札額はメーカー販売価格を上回っている。オークションの終了日時は2018年12月29日(土)22時過ぎ。果たして落札額はいくらになるのだろうか。

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<きょう7月16日(月・祝)から予約受け付けを開始!!>ポラリスプレシジョン、新技適対応のCB機「Blackbird」の詳細情報をWebサイトに掲載

 

<先着30名限定!製品説明から開発秘話まで>8月4日(土)、東京・日本橋で新技適対応のCB機「Blackbird」完成披露会を開催

 

<「KANHAM2018」会場で展示>ポラリスプレシジョン、新技適対応の市民ラジオ(27MHz帯)「Blackbird」を発表!! 本体価格は18万円

 

 

 

●関連リンク:
・新技適 CB無線機 Blackbird Launch Edition 新品(ヤフオク)
・ポラリスプレシジョン合同会社 ※IEブラウザは非対応

 

 

 


feed <超~加熱気味!?「100億円あげちゃうキャンペーン」>店頭価格の20%分が付与される、無線ショップでは珍しいPayPay(ペイペイ)加盟店を発見! (2018/12/13 15:08:41)

PayPay株式会社の決済アプリ「PayPay(ペイペイ)」。情報番組やSNSで話題になっているのが、2018年12月4日(火)9時から2019年3月31日(日)23時59分までのキャンペーン期間中に、PayPay加盟店でPayPay決済を行うと、利用金額の20%相当のPayPayボーナスが付与されるという「100億円あげちゃうキャンペーン」だ。さらに、PayPay支払いごとに抽選で“全額分(10万円まで)”のPayPayボーナスが戻ってくるということで、過熱気味の状態が続いている(100億円に達した時点でキャンペーンは終了)。やはり無線家にとって関心があるのは、アマチュア無線機器を扱うPayPay加盟店の無線ショップは存在するかであるだろう。

 

 

「パル通信」のWebサイト。Topページで「パル通信で『ペイペイ』使えます!」と紹介

 

 

 すでに、決済アプリ「PayPay」をダウンロードして、このときとばかりに利用しまくっている方も多いと思う。ときはボーナスシーズンである。

 

 しかし、アマチュア無線機器を扱うPayPayに加盟する無線ショップはなかなか見つからない。

 

 普段、ショップごとに値引率も大きな違いのないアマチュア無線機器の販売価格。唯一、1年のうちで数回の売出し期間か、各地で開催される無線イベントでの出店で多少の値引きが行われているケースが考えられる。

 

 やはり「利用金額の20%相当のPayPayボーナスが付与される」「抽選で“全額分”のPayPayボーナスが戻ってくる」という、キャンペーンに参加しない手はない。アマチュア無線機器もお得に購入できるチャンスなのだ。

 

 そんななか、発見したのは福岡県福岡市西区の「パル通信」。新品はもちろん、中古品も扱っている。同ショップのWebサイトには「パル通信で『ペイペイ』使えます!」と紹介している。

 

 

 早速、パル通信の担当者へ確認すると以下の案内があった。

 


 

・店頭価格の20%分相当がPayPayで付与されます。

 

・PayPayで購入されるお客様も多くいます。値引きの少ない商品が売れています。例えばアイコムの「IC-R30」などです。

 

・地方のショップですが、できる限り商品の在庫を持ってご来店のお客様に対応できるように心がけております。

 


 

 なお、PayPayの仕組み上、通信販売には対応していない。あくまで店頭での販売のみで、支払いの際にショップ用のQRコードをスマホで読み込み、支払い金額を自身に入力。スタッフに金額を確認してもらい決済へと進む。そのとき、「利用金額の20%相当(月額最大5万円まで)のPayPayボーナスが付与される」という流れだ。

 

 運がよければ、“全額分”(最大10万円まで)PayPayボーナスが戻ってくる。アマチュア無線機器を少しでも安く購入できるまたとないチャンスと言えるだろう。

 

抽選で“全額分”のPayPayボーナスが戻ってきたときの決済画面

 

 

 資格のいらない特定小電力無線機などは、大手家電チェーンでも扱っているのケースもあるので、「ビックカメラ」や「ヤマダ電機」などのPayPay加入店で確認してみることをおすすめする。

 

 決済アプリ「PayPay」の利用方法などは、下記の関連リンクから確認してほしい。

 

※PayPayボーナス付与上限は月額50,000円相当まで。“全額分”のPayPayボーナスは含まれない。

 

 

 

●有限会社 パル通信
〒819-0041
福岡県福岡市西区拾六町3-11-20 リバーサイドビル1F
TEL:092-891-4370
営業時間:平日AM10:00~PM6:00
定休日:毎週 月、火曜日および祝日

 

「パル通信」店内の様子

 

 

 

●関連リンク:
・有限会社 パル通信
・PayPay株式会社
・決済アプリ「PayPay(ペイペイ)」のダウンロード方法と初期設定方法は?(StartHome)

 

 

 


feed <パソコン編集ソフトで最大50ch編集可能>アルインコ、351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)ハンディ機「DJ-DPX1」を12月下旬に発売 (2018/12/10 16:30:57)

アルインコ株式会社は、5W出力の351MHz帯デジタル簡易無線登録局の新製品「DJ-DPX1」を発表した。ボディーカラーは「ルビーレッド(RA)」と「カーボンブラック(KA)」の2色を用意。武骨なデザインが主流だった業務用無線機の中で、同モデルはサービス業でも使えるようにスタイリッシュで高級感のあふれるデザインにこだわったという。ビジネス用モデルのため液晶ディスプレイはなく、すべての操作、状態、設定を音声で知らせる仕様となっている。2018年12月下旬に発売を予定し、希望小売価格は2色とも42,800円(税別)。

 

 

アルインコが発表した351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)の新製品「DJ-DPX1」。ボディーカラは2色を用意。左が「ルビーレッド(RA)」、右が「カーボンブラック(KA)」

 

 

 

 同社が発表したプレスリリースから抜粋・整理して紹介しよう。

 

 

 

・液晶はなく、すべての操作、状態、設定を音声でお知らせします。音声は日本語で、例えば「アクシュモードです。設定元のトランシーバーを送信して下さい」のように詳しい内容までお知らせします。

 

・スタイリッシュで高級感のあるデザインです。業務用無線機には液晶なしのものも多数存在しますが、武骨なデザインが主流です。DJ-DPX1はサービス業でも多数お使い頂けるよう、見た目にもこだわりました。

 

・通常の30ch(チャンネルモード)のほかに、予めチャンネル番号、ユーザーコード、秘話、VOXの設定をプログラムした「プリセットモード」を実装しています。出荷状態で30個、パソコン編集ソフトを使えば50個の間で増減できます。DJ-DPX1同士で使うときは好みの状態にセットされているプリセット番号に合わせるだけで、すぐにUCや秘話を使った通話ができます。このプリセットデータはリセットしても消えません。

 

・従来のデジ簡機の機能やセットモード項目とほぼ同等の内容をキー操作で設定できます。液晶がないと面倒なように思えますが、日本語の音声でお知らせするため、かえって容易で直感的に使えます。

 

・すでにAMBE方式の3Rデジ簡をお使いならACSH(アクシュ)で自動的にチャンネルとユーザーコードをサーチして設定、キーロックします。さらにDJ-DPX1同士でお使いになるなら1台だけ設定を済ませれば、残りはまとめて無線でクローンが可能、多数の無線機のセットアップも容易です。

 

・外郭保護性能はIP65/66/67の耐塵(ほこりが入らない)、対暴噴流防水(全方向からの強い放水に耐える)、防浸(水につける)試験に合格、振動と衝撃は米軍規格のMIL-810相当で、ハードな現場にも対応します。もちろんご好評いただいている強化キーを含む49万通りの秘話コード、イヤホン断線検知、送受通話録音など、弊社製登録局の便利な機能は全て採用しています。BSなしでも11時間の長時間運用が可能なバッテリーパック(さらに大容量の別売オプションもあります)、標準品を3時間で充電する充電スタンド、ミドルサイズのアンテナ、クリップ、が付属。外部マイクのみお好きなものを別途お求め頂きます。

 

 

 

 

 

●関連リンク: デジタル簡易無線登録局 DJ-DPX1(KA/RA)(アルインコ電子事業部)

 

 

 


feed <IC-DRC1で使用可能!!>第一電波工業、デジタル小電力コミュニティ無線用のハンディアンテナ「SRH140DH」を発表 (2018/12/3 18:30:58)

「ダイヤモンドアンテナ」ブランドで知られるアンテナメーカー、第一電波工業株式会社は2018年12月3日、142/146MHz帯のデジタル小電力コミュニティ無線用としては初となるハンディアンテナ「SRH140DH」を発表した。SMA-Pタイプのコネクタを使用し利得は2.14dBi、アイコムの同無線機「IC-DRC1」で使用することができる。発売予定は12月下旬、希望小売価格は4,800円+税。

 

 

SRH140DHの新製品リリースより

 

 

 142/146MHz帯の「デジタル小電力コミュニティ無線」では、無線機とともに認証を受けた規格の外部アンテナを使用することが可能だ。このほど第一電波工業から同無線システムでは初となるハンディ用アンテナの「SRH140DH」が発表された。形式とスペックから、すでに発売されているデジタル小電力コミュニティ無線機、アイコムのIC-DRC1で使用することができる。以下、新製品のリリース資料から抜粋で紹介する。

 

 

デジタル小電力コミュニティ無線用ハンディアンテナ「 SRH140DH」

 

 このたび、第一電波工業株式会社では、142MHz帯・146MHz帯のデジタル小電力コミュニティ無線用ハンディアンテナ「SRH140DH」を発売いたします。約360mmのエレメントで、より広範囲に使用可能になります。

 

<スペックほか>
・周波数: 142MHz帯/146MHz帯
・形式: 1/4λ 単一型
・利得: 2.14dBi
・入力インピーダンス: 50Ω
・全長: 約360mm
・重量: 約15g
・接栓: SMA-P
・その他: 環境基準対応品
・標準小売価格: 4,800円+税
・発売予定: 2018年12月下旬

 

第一電波工業のSRH140DH

アイコムのデジタル小電力コミュニティ無線機、IC-DRC1の箱に同梱されている「IC-DRC1用アンテナについて」という案内文書。現時点でIC-DRC1との組み合わせで登録されているアンテナの形式が記載されている

 

 

IC-DRC1に接続可能なアンテナはこちらの記事を参照↓
<いよいよ発売!! 新規格“デジタル小電力コミュニティ無線”>アイコム「IC-DRC1」開封リポート

 

 

 

●関連リンク: 第一電波工業株式会社

 

 

 


feed <発売は「来年のEスポシーズンに間に合わせたい」>ポラリスプレシジョン、ハンディタイプの新技適CB機「Bluebird」を開発中!! (2018/11/30 12:05:44)

静岡県浜松市を拠点に無線機の企画開発・製造・販売を行うポラリスプレシジョン合同会社は2018年11月25日、ハンディタイプの新技適対応CB機「Bluebird(ブルーバード)」を開発中であることを公表した。片手で持てる900mlペットボトルと同程度のサイズで単3形乾電池6本を内蔵可能、市民ラジオに割り当てられた27MHz帯の8波を最大出力500mWでカバーする。価格は未定、発売時期は「来年のEスポシーズンに間に合わせたい」としている。

 

 

ポラリスプレシジョンの新技適対応CB機「Bluebird」のモックアップ。片手で持てる900mlペットボトルと同程度のサイズ。上部にはBlackbirdでも採用されているロッドアンテナと電源スイッチ兼用のボリュームを装備。側面にPTTがある。マイクロホンは正面のスピーカー下に内蔵

 

 

 ポラリスプレシジョンの無線機は、2018年8月に発表したポータブルタイプのCB機「Blackbird」(税別18万円)、10月に発表したポータブルタイプの14/18MHz帯アマチュア無線機「ONE」(税別22万円)に続き、これが3機種目となる。同社から届いた情報を整理し、Bluebirdの概要と搭載を予定している機能を紹介する。

 

★サイズ: 900mlペットボトルとほぼ同程度
 (hamlife.jp注:代表的な900mlペットボトルのサイズはW70×H260×D70mm)

 

★電源:
・本体に単3形乾電池×6本内蔵可能(エネループなどの市販ニッケル水素電池を推奨、アルカリ乾電池でも運用可)
・外部電源端子あり

 

★送信出力: 最大500mW(500mW~50mWの細かな送信電力可変機能)

 

★受信関連機能:
・3.0~1.0kHzの受信帯域可変機能搭載
・受信信号強度(S)は、フロント部分のLEDドットマトリクスディスプレイ上に、バーグラフとレベルを示す1文字(数字1~9または+)を同時に表示する予定

 

★オーディオ:
・明瞭度の高い大型スピーカー内蔵
・ステレオヘッドホンまたはステレオイヤホン接続可能

 

★価格: 未定

 

 なお同社は、発売時期について「来年のEスポシーズンに間に合わせたいと考えています」としている。

 

 

 

●関連リンク: ポラリスプレシジョン合同会社

 

 

 


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