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hamlife.jp (2024/11/14 15:35:21)
現在データベースには 6085 件のデータが登録されています。
株式会社三才ブックスは12月25日(水 )に月刊誌「ラジオライフ」2020年2月号を刊行する。今号は第2特集に「警察無線40年史」を掲載。また緊急リポートとして愛車内に局免切れのハンディ機を置いていたことから電波法違反で罰金10万円の略式命令を受けたというアマチュア無線家の手記を掲載している。別冊付録で年に一度のお楽しみ「ラジオライフ手帳2020」がついて価格は1,000円(税込み)。
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。三才ブックスが刊行している月刊誌「ラジオライフ」は1980年の創刊で、2020年2月号は通巻で468号となった。今号のおもな無線関連の記事は次のとおり。
<第2特集>アナログ波から最新IPR形まで「警察無線40年史」
・警察無線とワタシの40年(大井松田五郎)
アナログ無線
MPR(デジタル)
APR形(デジタル)
IPR形(デジタル)
・歴代パトカーベスト8選 他
<徹底使用リポート>
・エーオーアール デジタル対応受信機 AR-DV1 vs. AR-DV10
<受信機&無線機 モービル機のここが○×>
・八重洲無線 FTM-400XD
<ミリタリーエアーバンド教導群>
・地上から航空機を誘導するエアーバンド
<RL AIR BAND INFORMATION>
・航空自衛隊小牧基地オープンベースリポート
<おもしろ無線受信報告所>
・警察 PSW署活系の周波数を徹底調査
< ライセンスフリー無線の世界>
・アンテナ交換が可能なFC-D301第2ロットが登場
< 工作チャレンジ>
・3.5~28MHz帯を2つの自作コイルでマッチングさせる「HF用携帯マルチバンドアンテナ」
<特別企画>
アマチュア無線緊急リポート
車内に置いた局免切れの無線機が招いた、電波法違反で罰金10万円
◆特別付録「ラジオライフ手帳2020」
2020年版のラジオライフ手帳は、アナログ波はもちろん、聞けるようになってきたデジタル波のデータも増強。新時代にマッチするようリニューアルを行った。
月刊「ラジオライフ」2020年2月号の購入は、下記のAmazonリンクが便利だ。
●関連リンク: 月刊ラジオライフ(三才ブックス)
アイコム株式会社は2019年12月5日、142/146MHz帯を使用したデジタル小電力コミュニティ無線機の新製品「IC-DRC1MKⅡ(マークツー)」を12月上旬から発売すると発表した。従来モデルのIC-DRC1よりも大音量の新型スピーカーと、より安定した通信を実現する新アンテナ、アンテナが体に触れにくい構造の回転式の新ベルトクリップを採用するなど、より快適な通信が可能になっているという。希望小売価格は29,800円(税別)。
アイコムのプレスリリースから抜粋で紹介する。
見守る、伝える、共有する、地域と家族のためのデジタル小電力コミュニティ無線機
IC-DRC1MKⅡ(マークツー)を新発売。
・品名/型名: デジタル小電力コミュニティ無線機 IC-DRC1MKⅡ
・希望小売価格: 29,800円+税
・発売予定日: 2019/12⽉上旬
・年間販売予定数: 10,000台
アイコム株式会社は、デジタル小電力コミュニティ無線システムの標準規格に対応した、GPS搭載のトランシーバーIC-DRC1MKⅡ(マークツー)を12月上旬に新発売します。
主な特徴はGPSが搭載されていること。これにより、通信相手となる無線機の相対位置を知ることができます。見守りが必要な高齢者や子どもの位置をリアルタイムで把握することが可能です。また、ソフトウェアRS-DRC1(無償ダウンロード)をインストールしPCをネットワークに接続することで、地図上に相手の位置を表示することもできます。さらに、通信相手の周囲の音を遠隔操作でモニタリングできるため、周囲の状況、異常の発生をいち早く知ることができるほか、状況に応じて呼びかけることも可能です。
また当機は、災害時の備えや、祭りやスポーツ大会、屋外レジャーなどで、多人数に一斉に連絡する際に便利なツールとしても活躍します。通話料などのランニング費用が掛からず、特別な資格や免許申請も不要です。同じく資格・免許なしで使える特定小電力無線が数百メートルの通話距離であるのに対し、本機では市街地で約500m、郊外で2kmと通信距離が長いのも大きな特長です(障害物の有無など、周囲の状況により大きく異なります)。
IC-DRC1よりも大音量の新型スピーカー、より安定した通信を実現する新アンテナ、回転式の新ベルトクリップを採用するなど、より快適な通信が可能になったIC-DRC1MKⅡは、家族、個人での利用のほか、自治体や自治会、趣味のサークルでの利用などでの効率的な情報共有、安心・安全をサポートする無線機として、各種無線機取扱店で販売いたします。
<おもな特長>
・免許・資格・通話料不要、地域コミュニティの安心・安全・快適をサポートする GPS搭載無線機。
・自治会やサークルなど、防災・防犯用途に限らずコミュニティの連絡用として広く使用可能。
・通信相手までの距離と方角がわかるほか、PCと接続して地図上に位置を表示可能。
・送信出力500mWの高出力で、約500m~2kmのワイドな通話エリアを確保(障害物の有無など、周囲の状況により大きく異なります)。
・周辺音の遠隔モニタリング機能、FMラジオ機能、USB充電対応など、高いユーティリティ性。
・屋外でも聞き取りやすい大音量の新型スピーカー、より安定した通信を実現する新アンテナ、アンテナが体に触れにくい構造の回転式の新ベルトクリップを採用。
●関連リンク: 見守る、伝える、共有する、地域と家族のためのデジタル小電力コミュニティ無線機 IC-DRC1MKⅡを新発売(アイコム プレスリリース)
株式会社三才ブックスは11月25日(月 )に月刊誌「ラジオライフ」2020年1月号を刊行する。今号は第3特集に「乗り物無線受信ガイド」を掲載。また徹底使用リポートではアルインコのデジタル小電力コミュニティ無線「DJ-PV1D」を取り上げた。さらに同誌が“創刊40周年イヤー”に入ったことを記念し、1980年代と1990年代のラジオライフ誌バックナンバーの厳選10冊分がPDFで収録されたDVD-ROMが特別付録としてついてくる(詳細は本記事後半で紹介)。価格は1,000円(税込み)。
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。三才ブックスが刊行している月刊誌「ラジオライフ」は1980年の創刊で、2020年1月号は通巻で467号となった。今号のおもな無線関連の記事は次のとおり。
<第3特集>今聞こえるアナログ無線が大集合「乗り物無線受信ガイド」
・鉄道無線
・バス無線
・船舶無線
<徹底使用リポート>
・アルインコ デジタル小電力コミュニティ無線機 DJ-PV1D
新連載 <受信機&無線機 モービル機のここが○×>
・アイコム ID-4100
<ミリタリーエアーバンド教導群>
・平日の基地を受信で楽しむノウハウ
<RL AIR BAND INFORMATION>
・航空自衛隊小松基地 令和元年航空祭 in KOMATSUリポート
<おもしろ無線受信報告所>
・レジャー デジタル波でも聞こえる簡易無線
< ライセンスフリー無線の世界>
・移動運用イベント参戦のススメ
< 工作チャレンジ>
・回路の発熱を管理して無線機を長持ちさせるデジタルメーター「LM35DZ温度計」
◆特別付録「創刊40周年イヤー突入記念 ラジオライフ バックナンバー10冊 Best Selection」
今月号は2020年1月号。創刊40周年イヤーに突入します。その記念号として、バックナンバー10冊を電子化しDVD付録としました。少々早めのクリスマスプレゼントでもあります。
1980年代から5冊、1990年代から5冊をセレクトしたのですが、これは当時を知る元RL編集長に200冊以上の中からピックアップしてもらった、まさに「厳選の10冊」。ベテラン読者氏であればニヤリするセレクトでしょう。最近初めて手に取ったという若手の方には、今の誌面とは一味違う熱量を感じていただけると幸いです。ノープロテクトなので(笑)、PCやスマホにコピーして存分にご活用下さい。
今回の特別付録DVD-ROMに収録したラジオライフ誌バックナンバー「1980年代の5冊」「1990年代の5冊」をセレクトした、“当時を知る元RL編集長”がhamlife.jpに寄せたコメントを紹介しよう。
★1980年代編の5冊
80年代のRLはなんといっても警察無線を中心とした「スリリングな無線の受信」がメインコンテンツ。従来はタブーだった警察無線の周波数公開、一部販売店だけが知っていたアマチュア無線機の周波数拡大改造の一挙掲載(これが「改造マニュアル」の発刊に繋がる)、警察無線のデジタル化の動きを掲載といった特集記事はこの時代のRLを語る上で欠かせません。
また、大きな事件が発生した場合に、それに関連した無線の受信リポートや現地リポートを掲載して好評を博していたことも忘れられません。こうしたことを勘案し、ほとんど迷いなく下記の5冊を選ぶことができました。
・ 1980年6月号(創刊号) 警察無線の全周波数公開
・1982年12月号 受信機改造のすべて
・1984年12月号 THE妨害 警察無線
・1985年12月号 デジタル通信は聞けるか(※日航123便墜落)
・1989年3月号 検証 何でもタダになる恐ろしさ(※昭和天皇崩御の日の無線)
★1990年代編の5冊
90年代のRLは、デジタル化で聞こえなくなりつつあるスリリングな無線から少し離れたことで、特集の幅が広がりました。例えば警察特集でも無線受信から装備や組織に注目。課金やテレカ・クレカの偽造と危険性指摘(「自動販売機は路上に置かれた金庫だ」という名言も登場!)、テレビ中継回線や衛星テレビのタダ見、盗撮や盗聴など。そうした特徴をよく表している特集号を選びました。
さらに阪神大震災や地下鉄サリン事件(当時、中央区の八丁堀交差点にあったRL編集部のすぐ地下の駅で事件が起きました)の無線記事も読んでいただきたいということで、下記の5冊を選びました。
・1991年2月号 無線から拳銃まで警察のすべて
・1992年7月号 検証 クレジットカードのコピー術
・1993年12月号 ウラ番組が楽しめる「衛星テレビ」
・1995年4月号 危ない盗聴の実態に迫る(※阪神大震災リポート)
・1995年6月号 センサー・探知機の落とし穴を検証!!(※地下鉄サリン事件の無線)
正直、1990年代前半の号には、他にも候補にしたいものがいくつもありましたが、“5冊”という条件のため断腸の思いで除外…。1990年代のRLバックナンバーを全収録したDVD-ROMが発売されたら、ぜひ買って読み直していただきたいと思います。
月刊「ラジオライフ」2020年1月号の購入は、下記のAmazonリンクが便利だ。
●関連リンク: 月刊ラジオライフ(三才ブックス)
今回で55回を数える、放送事業者や通信事業者、メディア関係者向けの音と映像と通信のプロフェッショナル展「Inter BEE 2019(第55回 2019年国際放送機器展)」。2019年11月13日(水)から15日(金)までの3日間にわたり、千葉県千葉市の「幕張メッセ」で開催された。最新の放送機器が展示される業界の一大イベントだが、無線家の目線でhamlife.jpスタッフが会場を歩き回ったので紹介しよう。
※小さい画像はクリックすると拡大します。
来年はオリンピックイヤーということもあり、スポーツをテーマに国内外から過去最多の1,158社(うち海外37か国・地域から632社/団体)が出展。プロユースの最新機器が一堂に展示された。主催者によると3日間で登録来場者数は40,375名だった。
会場で、アマチュア無線家にお馴染みのメーカー、第一電波工業やJVCケンウッド、アツデン、電波新聞社のブースを発見! そのほか、無線家憧れの伸縮ポールをはじめ、72時間稼働するLPガス&ガソリン兼用の発電機、資格がいらずに利用できる簡易デジタル無線機が1台からレンタルしている業者まで、気になるモノが目白押し。
まず第一電波工業は放送局の連絡用無線などに使える、さまざまな業務用アンテナシステムを展示した。今年の目玉は広帯域をカバーするフォールテッドダイポールアンテナ(138~174MHzをカバーするFDV-11と405~512MHzをカバーするFDU-31)の参考出品だった。来場者が持参したNanoVNAで展示品を測定したところ、FDV-11はスペックを超える120~175MHzで非常にフラットなSWR特性を示していた。また来場したコミュニティ放送局の関係者から「送信所が被災したときなどに仮設で使うための、FM放送バンド用フォールテッドダイポールアンテナも開発して欲しい」という声が多数聞かれたという。
このほかUHF帯で1/2λ、5/8λ2段、3エレ八木として使える3種複合型空中線(TK-3413)や、1.2GHz帯ラジオマイク受信用のパッチアンテナ(TK-3411)なども参考出品されていた。またデジタル小電力コミュニティ無線用アンテナや安定化電源、SWRメーターなども展示されていた。
NHKの8K中継システム。サッカー、ラグビーや陸上競技など、フィールドでカメラ映像を中継するシステム。
会場にはアツデン株式会社も出展。業務用のマイクロホンやインカムなどが中心に展示していた中、ブースの一番奥にはアマチュア無線用のHF帯1kWリニアアンプの新製品「AZR-1000」も並んでいた。
国際放送機器展(InterBEE)でアマチュア無線機器が見られるのは極めて珍しい。ちなみに説明には「参考価格:450,000円(税抜)」という価格も書かれていた。ハムフェア2019の会場や同社WebサイトではAZR-1000の価格は発表されておらず、これが初めての公式な価格表記となるかもしれない。
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【ハムフェア2019】<動画リポート第3弾>コンパクトなHF+50MHz帯 1kWリニアアンプ「AZR-1000」をアツデンのスタッフが説明!!
【追記:カタログ公開】<ハムフェア2019会場で展示>アツデン、国産最小・最軽量のHF+50MHz帯1kWリニアアンプ「AZR-1000」を発表!!
「SEIKO」ブランドでお馴染み。グループ会社のセイコーソリューションズ株式会社は、ネットワーク型のアナログ/デジタル時計「NTPクロック」を展示。社内LANをつなげることで、パソコンやサーバーを多様な出力で同期させ、正確で同じ時を刻むシステムである。
アマチュア無線の世界でも、昔から“時刻”には何かと敏感だ。しかも、最近話題のデジタル文字通信「FT8」などでは、正確な時刻合わせが重要となるだけに思わず目が止まってしまった。
伸縮ポールで有名なユアサ工機株式会社ブースには、さまざまな伸縮ポールが展示されていた。長さはもちろんだが、伸縮させる方法も電動の油圧式からフットポンプによる空圧式、手巻き式まで、用途に応じた仕様を用意。
アマチュア無線家にはひと目でわかる、タイヤ踏みつけスタンドまであった。
株式会社JVCケンウッドのブースには、先日発売されたばかりの高出力&大容量のポータブル(AC100V/DC12V/USB)電源が置かれ、屋外での利用を提案していた。
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<アウトドアから非常時まで、AC100V/DC12V/USB電源>JVCケンウッド、高出力&大容量のポータブル電源3モデルを発売
株式会社電波新聞社ブースでは、増刷されたばかりの「令和版 BCLマニュアル」や「電子工作マガジン」を販売。
「連続72時間動く発電機!」とアピールしていたのは株式会社ジェーピージェネレーターズのブース。
ポータブル発電機では不可能だった長時間化と静音化を同時に実現したという。市販の発電機にガソリンタンクやオイル補給機能を増設するなど改造を加えたモデル。
用途に応じでホンダ製やヤマハ製などがあり、なかには燃料がガソリンとLPガスのハイブリッド仕様の発電機もあった。また、IOTで遠隔自動起動させるタイプもあり、リモートシャックの非常電源としても役立ちそうだ。
無線機のレンタルを行っていたのは株式会社テレコム。デジタル簡易無線機をはじめデュアルSIMのIP無線機を1日、1台からの貸し出しを行っている。
ライセンスフリー無線愛好家の皆さん、機種によっては1日数百円レベルからということなので、一斉オンエアデーなどの交信イベントなどで利用してみてはどうだろうか。
会場ではモトローラ製のIP無線機を用意して、プロモーターを行っていた。
Catch Me株式会社のブースでは、1200MHz帯を利用したデジタルワイヤレスシステムのサポート機器を紹介。国の方針で移行が求められている700MHz帯のワイヤレスマイク(特定ラジオマイク)の周波数に代わるものとして、1200MHz(1240~1260MHz)帯が新たに割り当てられる。
カメラを吊るすクレーンも目を引いた。そのアームはグラスファイバー製のものが多いが、炭素繊維製で耐久性と軽量化を叶えた新しいタイプも…。持ってみるととても軽く、移動運用のマストに使えそうだった。
●関連リンク:
・Inter BEE 2019
・第一電波工業株式会社
・株式会社JVCケンウッド
・アツデン株式会社
・株式会社ジェーピージェネレーターズ
・Catch Me株式会社
・株式会社テレコム
・セイコーソリューションズ株式会社
・加藤電気工業所
株式会社電波社のアマチュア無線誌「HAM world(ハムワールド)」2020年1月号が、2019年11月19日(火)に刊行される。今号の特集は「無線運用がもっと快適に! PC・スマホ活用のワザ」、第2特集は「誰でもすぐ始められる! フリーライセンス無線」。そのほか注目の記事は「発売が待ち遠しい! アイコムIC-705続報」「ベッドも自作の軽キャン無線室」など盛りだくさんな内容だ。価格は909円+税。なお、同誌は前号から隔月刊化され、奇数月の19日の発売となっている。
電波社の「HAM world」は同社の月刊誌「ラジコン技術」の増刊として、2015年9月にVol.1、2016年2月にVol.2、6月にVol.3、9月にVol.4、12月にVol.5、2017年3月にVol.6、6月にVol.7、9月にVol.8、12月にVol.9、2018年3月にVol.10、6月にVol.11、9月にVol.12、そしてVol.13から独立創刊を果たし“月号表記”となり、12月に2019年2月号、3月に2019年5月号、6月に2019年8月号として3か月に1回のペースで刊行。
そして、前号の2019年11月号からは隔月刊(2か月ごと)で発行されるようになって、今回の2020年1月号でシリーズ17冊目を数える人気のアマチュア無線専門誌だ。
記事内容など概要は下記の通り。
★「HAM world」2020年1月号の概要
◆発売日: 2019年11月19日(火)全国書店発売
◆定価: 909円+税
◆発行: 株式会社電波社
◆体裁: A4 平綴じ
◆記事内容: 下記の通り
<特集:無線運用がもっと快適に! PC・スマホ活用のワザ>
・スティックPCでWIRES-Xノード局を構築
・定番の電子ログTurbo HAMLOG/winの始め方
・クラウド型電子ログAirHamLogの始め方
・リフレクター運用ってなに?
・ネットと連携してD-STAR運用
<第2特集:誰でもすぐ始められる! フリーライセンス無線>
・デジ簡無線戸別受信機 アルインコXEAL30D
・免許いらずの無線ジャンルと交信方法
・デジ簡無線機F.R.C.FC-D301
・憧れの無線機名鑑~市民ラジオ編「ソニーICB-680 & ICB-670」
・長野の観光地のお店を発見! 懐かしの合法CB機展示中
・「秋の一斉オンエアデイ」報告
<そのほかの記事>
・発売が待ち遠しい! アイコムIC-705続報
・ベッドも自作の軽キャン無線室
・Island On The Air アワードと取得法
・ARTGROUP日本縦断QSO〔無線車改造篇〕
・なんでもアンテナ大実験
・移動運用時の電源確保
・一括コードに含まれない電波型式の申請
・磁界型アンテナとの出会いから今日まで〔中編〕
・Raspberry Piで遊ぼう 第4回
・世界の短波放送を聴こう!
・アイコム IC-SAT100で衛星体験 Part2
・海外移動運用に大人気T88パラオ共和国
・全国電波ホットスポット探検隊の活動〔後編〕
・CW練習法〔その11〕
・AMロールコールの現場を訪問
・V型ダイポール330V-2用3.5MHz周波数拡張ユニットの製作
・ニュースフラッシュ
・無線の歴史おもしろエピソード
・読者プレゼント
同誌の確実な予約・購入には下のAmazonリンクが便利だ。
※以下は「HAM world」創刊号(Vol.1)から2019年11月号までのバックナンバー。プレミアム価格で取り引きされている号もある
●関連リンク: 株式会社電波社
アルインコ株式会社は2019年11月6日、デジタル小電力コミュニティ無線機「DJ-PV1D」用のソフトウェア2種類(ジオロケーションソフト「GP-PV1D」とユーティリティソフト「UT-PV1D」)を同社Webサイト上で公開した。いずれも無料でダウンロードし使用できる。
11月2日に出荷が開始されたアルインコのデジタル小電力コミュニティ無線機「DJ-PV1D」に対応したソフトウェア2種類が、早くも同社Webサイトで公開された。これらのソフトウェアを使うには、接続する無線機もアルインコ製であることが必要だ。
★ジオロケーションソフト「GP-PV1D」
通話範囲にある別のデジタル小電力コミュニティ無線機の位置や動きをPCの地図上に表示させます。インターネット接続と、GPS信号が受信できる環境でないと動作しません。他社製のデジコミ無線機も表示します。
★ユーティリティソフト「UT-PV1D」
表示名やグループ設定が編集できるユーティリティソフト。全角6文字(半角12文字)までの範囲で設定します。
※使用できる文字は、ひらがな、カタカナ、英数字、記号(一部を除く)、JIS第1水準漢字、JIS第2水準漢字。
詳細およびダウンロードは下記関連リンクから。
●関連リンク: デジタル小電力コミュニティ・トランシーバーのソフト(編集ユーティリティ&ジオロケーション)(アルインコ)
アルインコ株式会社は142/146MHz帯を使用した、免許・資格不要でGPSレシーバーを搭載したデジタル小電力コミュニティ無線の新製品「DJ-PV1D」の出荷を2019年11月2日に開始した。その開封リポートを速報で紹介しよう。
アルインコのDJ-PV1Dは2019年8月に開発発表が行われた同社初のデジタル小電力コミュニティ無線用のハンディ機で、このほど11月2日に販売店への出荷が始まった。標準価格は29,800円(税別)となっている。
月刊誌「ラジオライフ」2019年12月号の記事「DJ-PV1D開発秘話」によると、DJ-PV1Dはデジタル小電力コミュニティ無線で先行するアイコム株式会社と、この分野をより普及発展させるために協業(共同開発プロジェクト)したことで生まれた機種という。そのためアイコムの「IC-DRC1」と似たデザインとなっているが、さまざまなアルインコ独自の機能を搭載しているという。
そこでIC-DRC1との違いに着目しながら、hamlife.jpスタッフが入手したDJ-PV1Dの開封リポートを速報でお届けする。ぜひIC-DRC1登場時の開封リポート記事と比較しながらお読みいただきたい。
2018年11月21日掲載の記事↓
<いよいよ発売!!
新規格“デジタル小電力コミュニティ無線”>アイコム「IC-DRC1」開封リポート
DJ-PV1D付属のリチウムイオンバッテリーパック(EBP-180)と、本体のバッテリーパック装着スペース。リチウムイオン電池の容量はIC-DRC1と同一で供給メーカーも同じようだ。技適(工事設計認証)番号は001-P01413。IDが034-から始まる7桁だった
付属してくるUSBタイプの充電器(EDC-300。入力:AC100~240V、出力:DC5V 2.0A)は実測で36W×36H×22Dmmという超小型サイズ。コンセント部分は折りたたみ収納が可能で持ち運びに便利そうだ
設定モードにある「音声受信レベル」の項目。これを「弱い」に設定すると、より弱い電波でも受信するようになる。同社は「声が崩れたり、音になっていなくても信号の存在が分かると要救助者の発見などに有利になります。レジャーや業務用途には標準設定をおすすめします」と説明している
なお、GPS位置情報機能を使った交信中に表示される「交信相手局との距離表示」だが、遠距離になると信号が弱くなり、表示が消えたり不正確になることがあるため、IC-DRC1では“上限表示を99kmまで”としているが、DJ-PV1Dはこの制限を解除。100kmを超える距離表示も出ることが購入したユーザーの受信リポートで確認できている。
ただしアルインコでは「(遠距離で信号が弱くなると、表示が消えたり不正確になることがあるという)副作用を承知の上でお使いいただくことになります」と、ラジオライフ誌12月号の記事で説明している。
●関連リンク: DJ-PV1D(アルインコ)
特別な資格が必要なくてもトランシーバー片手に誰でも無線交信が楽しめ無線ジャンルとして、ファンも多い「ライセンスフリー無線」。そんな“フリラー(愛好家)”たちが集う、日帰り一斉交信イベント「全国一斉オンエアディ」が、毎年11月の文化の日、今年は2019年11月3日(日・祝)9時から15時までの6時間にわたり開催される。なお今回のオンエアディの注目ポイントは、出荷が間に合えば…だが、100km以上の距離表示が可能となった、アルインコ株式会社の新製品、GPS内蔵デジタル小電力コミュニティ無線機「DJ-PV1D」の使用リポートだろう。
合法CB無線(市民ラジオ)をはじめ、特定小電力無線、デジタル簡易無線登録局、デジタル小電力コミュニティ無線などを使い、思い思いの場所に移動し、普段は繋がりにくい地域との交信を楽しむという全国規模のイベントの1つとして、日帰りで楽しめる全国規模の一斉交信イベントが2019年11月3日(日・祝)に実施される。
●「全国一斉オンエアディ」実施要綱
■開催日時:
2019年11月3日(日・祝)09:00~15:00
■運用するバンド:
・合法CB無線(市民ラジオ)
・特定小電力無線
・デジタル小電力コミュニティ無線
・デジタル簡易無線登録局
■集中呼び出しタイム:
・市民ラジオは開催時間(09:00~15:00)中の毎時30分
・特定小電力無線は開催時間(09:00~15:00)中の毎時00分
それぞれライセンスフリー無線では、メインに使われるチャンネルが通例として決まっている。最高出力が500mWの「市民ラジオ」はこの時季はグランドウェーブによる交信がメインとならざるを得ないだろう。ここ最近の使用頻度が高いチャンネルは8ch(27.144MHz)/3ch(27.040MHz)/6ch(27.112MHz)の順となる。まれにEスポが出ることもあるので期待したい。
一方、「特定小電力無線」は周波数的にグランドウェーブによる交信が中心となる。使用頻度が高いのは422.225MHz(アルインコ表記で「L3」、アイコムなどの表記では「14ch」)。また351MHz帯の「デジタル簡易無線(登録局)」の場合は、呼び出しチャンネル15chを受信し、交信チャンネルを指定し移動して交信を楽しという流れ。
2018年暮れからスタートしたライセンスフリー無線の新ジャンル、142/146MHz帯を使用する「デジタル小電力コミュニティ無線」は、呼び出しチャンネル(18ch)でCQを出して、ほかの空いているチャンネルに移動して交信を行う。
特定小電力無線機(10mW機)の50倍の送信出力500mWで、技術基準適合証明(工事設計認証)に登録されている利得の高いアンテナに交換すれば、遠距離交信を狙うことも期待できる。また、送信のたびにGPS位置情報を相手局に送るので、どれくらい離れた場所から電波が届いているか容易に把握することができるのも特長の1つだ。
9月、10月は強風や大雨に見舞われ、やっと“秋の行楽シーズン!”と言える季節になった。ライセンスフリー無線はよりロケーションのよい場所へ移動して運用することが鉄則。思い思いの場所に移動してオンエアーを楽しもう
↓この記事もチェック!
【追記:製品版の写真公開!!】<発売開始は2019年10月下旬を予定>アルインコ、GPS内蔵のVHF帯デジタル特小トランシーバー「DJ-PV1D」の開発を発表
<いよいよ発売!! 新規格“デジタル小電力コミュニティ無線”>アイコム「IC-DRC1」開封リポート
●関連リンク:
・市民ラジオ(ウィキペディア)
・特定小電力無線(ウィキペディア)
・簡易無線/デジタル簡易無線(ウィキペディア)
・デジタル小電力コミュニティ無線(ウィキペディア)
・ライセンスフリーラジオ(ウィキペディア)
2019年10月24日(木)から11月4日(月・休)まで、東京・有明&青海で「第46回 東京モーターショー2019」が開催されている。モーターショーと言えば、各社が新車やコンセプトカー、未来カーなどをお披露目する場として定着していたが、今回はちょっと違った。クルマの展示スペースより、近未来の世界や子どもたちを意識したを体験型展示が多く見られたのだ。そのあたりのリポートは専門メディアに譲るとして、hamlife.jpはアマチュア無線家目線!?でモーターショーを見て歩いてきた。
※小さい画像はクリックすると拡大します。
昨今のクルマは、アンテナ基台の取り付けに苦労する。その傾向は相変わらずだが、NTTドコモのブースでは、国内で来年(2020年)からサービスがスタートする、5G(第5世代)通信の展示に力を入れるなかで、AGC(旧・旭硝子)と共同開発したクルマ用のガラスアンテナは、透明で視認性も良く、しかも貼るタイプもあるので目を引いた。
さまざまな実験を繰り返し、5G通信に割り当てられている28GHz帯の電波で、高速・大容量の通信が可能ということだった。アマチュア無線を知る身としては、28GHz帯のミリ波レベルになると、パラボラアンテナを使って通信…という発想になるだろうが、車載用ガラスアンテナはできるだけ指向性は抑え、車内の数か所に配置することでクルマ全体では無指向性となるよう工夫するという。
ガラスアンテナは、「ガラス設置型アンテナ(オンガラスアンテナ)」「合成石英ガラスアンテナ」「フレキシブルアンテナ」の3種類を展示。フレキシブルアンテナは、透明に近いフィルム状のアンテナを、2枚のガラスの間に挟んで設置。1枚が親指の爪ぐらいのサイズなので、肉眼でもほとんどわからない。
ホンダのブースでは、新車に混じって話題のホンダジェットや歴代F1マシン、バイクの数々が展示されていた。“ホンダ”と言えば、ホンダレッド!とも言われる、赤い発電機(発々)を思い浮かべる無線家も多い。
今回ホンダでは、「電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)、そして燃料電池自動車(FCV)といった電動車両には、クルマ自体にたくさんの電気を貯める能力あるいは発電する能力があります。さらにその電気を取り出して活用できれば、クルマを『走る電源』として様々な場所で活用することができます」として、可搬型外部給電器「Power Exporter 9000」を開発。最大9kVAの電源として活用できるそうだ。
一方、家庭用コンセントやクルマのアクセサリーソケットから充電できて、繰り返し使えるリチウムイオン電池搭載のハンディータイプ蓄電機「LiB-AID(リベイド)E500」を休息スペースに配置。来場者の携帯電話のバッテリー充電を行っている姿が見られた。
ホンダは現在、使用するパーツを厳選することで雑音成分を徹底的に排除した音楽専用モデル「LiB-AID(リベイド)E500 for Music」を開発し、Web限定で200台の申し込みを受付中だ。通常のE500は希望小売価格が税込み88,000円だが、この音楽専用モデルは税込み297,000円という価格設定だ。同社は「ハイエンドグレードオーディオコンセントや電気伝導率に優れたオーディオ機器用配線材などを採用することで、一般的な商用電源と比べて極めてノイズが少ない完全独立タイプのクリーンな電源を実現。さらに、本体内面の電磁波シールド材により使用機器間の相互ノイズの影響も低減しました」と説明している。
LiB-AID(リベイド)E500について、ホンダの技術者は「ユーザーから“もっと大容量の蓄電池が欲しい”“DC12V端子も装備して欲しい”というご要望はよく聞きます。今後も開発を続けてまいります。またE500の2台並列接続もできますのでご検討ください」と述べていた。
モーターショーほどの超大型イベントともなると、スタッフも半端な数ではない。しかも、新たにできた青海展示棟(青海エリア)と東京ビッグサイトなど(有明エリア)をつなぐ形で拡大開催となった。その間をオープンロードとして無料開放。さまざまなアクティビティーが用意されているが、徒歩で移動するだけで20分ほどかかる。
歩くのが苦手な人のために、無料のシャトルバスも運行。それらを含めて、スタッフ間の連絡用無線機もデジタル簡易無線から特定小電力無線まで、メーカーもいろいろだった。撮影することはできなかったが、昨年(2018年)暮れから運用が始まったデジタル小電力コミュニティ無線機を使うスタッフも確認できた。
警備会社などは別にして、イベント用に無線機器をレンタルで貸し出しを行う業者も多いので、それらを利用しているものと思われる。
●関連リンク:
・第46回 東京モーターショー2019
・車両デザインを損なわず、安定した5G通信を実現する車載用アンテナ技術-車載用5Gガラスアンテナ-(NTTドコモ)
・正弦波インバーター搭載蓄電機「リベイドE500」(Honda)
・LiB-AID E500 for Music(HONDA)
・モビリティから電気を取り出すインバーター「Power Exporter
9000」(Honda)
株式会社三才ブックスは10月25日(金 )に月刊誌「ラジオライフ」2019年12月号を刊行する。今号は第3特集に「ライセンスフリー無線機の性能調査」、特別企画として「AM/FMラジオ遠距離受信実験隊が行く」を掲載している。別冊付録「3分ピッキング総集編」がついて価格は1,000円(税込み)。
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。三才ブックスが刊行している月刊誌「ラジオライフ」は1980年の創刊で、2019年12月号は通巻で466号となった。今号のおもな無線関連の記事は次のとおり。
<第3特集>無線機の性能とメーカーの特徴を徹底チェック「ライセンスフリー無線機 性能調査」
・デジタル簡易無線登録局
・特定小電力トランシーバー
・デジタル小電力コミュニティ無線
・市民ラジオ
・徹底使用リポート特別編・デジ簡ベストバイ
<特別企画>「AM/FMラジオ遠距離受信実験隊が行く」
・ニッポン放送の減力放送リポート
・AM受信は都市ノイズを避けて
・FM波は山岳回折で受信
<受信機&無線機 ハンディ機のここが○×>
・八重洲無線 FT3D
<ミリタリーエアーバンド教導群>
・航空祭の最中も基地内連絡を受信
<RL AIR BAND INFORMATION>
・海上自衛隊 大村航空基地 海基地祭リポート
<おもしろ無線受信報告所>
・特小はレジャー施設の手ごろな通信手段
< 紅桜ゆとのドキドキ無線どき! >
・手書きのログブックからは卒業します
< 工作チャレンジ>
・弱い電波を電気的に増幅してもっと聞こえるようにする「VHF帯エアーバンド用受信プリアンプ」
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●関連リンク: 月刊ラジオライフ(三才ブックス)