無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
リンク 単体表示
hamlife.jp (2024/11/15 2:35:37)
現在データベースには 6085 件のデータが登録されています。
2005(平成17)年の電波法関連法令改正で、2007(平成19)年12月以前に「旧スプリアス規格」で作られた無線機器は、2022(平成34)年12月1日以降は使えなくなる。この件はアマチュア無線家への周知は進んでいるが、免許不要で誰でも使える特定小電力無線機器の分野では、利用者に十分知られているとは言いがたい状況にある。アルインコ株式会社では、旧スプリアス規格に該当する同社製特定小電力トランシーバーのリストを作成し、「旧規格の特定小電力無線機器は2022年12月1日以降、ご使用になれません」という呼びかけを始めている。
アマチュア無線機の場合、2007年12月以前に旧スプリアス規格で作られた製品は、JARDの「スプリアス確認保証」を受けるなど、新スプリアス規格をクリアしていることが確認・証明できれば今後も使用することができる。しかし特定小電力無線機器にはそうした“救済措置”がない(個人がTELECなどの無線設備の認証・試験機関に特小トランシーバーを持ち込み、新スプリアス規格で技適を取り直すことは、費用や手間を考えると現実的とは言えない)。そのため旧スプリアス規格で作られた機種は事実上、2022年12月1日以降は使用できなくなっている。
アルインコは次のように告知し、対象機種の確認を呼びかけている。
旧規格の特定小電力無線機器は2022年12月1日以降、ご使用になれません
電波法関連法令 「無線設備規則の改正」により、特定小電力無線機器(トランシーバー、ガイドシステム、ワイヤレスコールなど)は電波法で定められた技術基準を満たす必要があります。弊社の特定小電力無線機器はこの技術基準に適合していることを証明する「技術基準適合証明・工事設計認証」を取得しておりますが、2005年に電波法関連法令の無線設備規制、「無線設備のスプリアス発射」(不要な漏れ電波)の許容値が改正されました。
この旧規格の特定小電力無線機器は、猶予期限として2022年11月30日までお使いになれますが、それ以降はお使いになると電波法違反になり、罰則・罰金(1年以下の懲役または100万円以下の罰金)の対象になりますので、お早目の買い替えをご検討ください。
次ページのリストは一般に特小、インカム、ガイドシステム等と呼ばれる弊社の特定小電力トランシーバー製品で、①すべての製品が該当する機種、②該当するものとしないものが混在する機種、③新規格で技術基準適合を取得した本件に該当しない機種、に分類しております。お使いの製品の品番と認証番号をお確かめください。
リストは2018年8月現在のもので、同時点で弊社から営業出荷される特定小電力トランシーバーは全て新規格の製品です。それ以降の更新はしておりませんが、ここに赤字で表示された機種以外は全て新規格とお考えください。
●関連リンク:
・PDF 旧規格の特定小電力無線機器は2022年12月1日以降、ご使用になれません(アルインコ)
・よくある質問:デジタル移行やスプリアスの規格が変わって、使えなくなる無線があると聞きました。古い無線機は全部使えなくなるのですか?(アルインコ)
・アルインコ 電子事業部
特別な資格が必要なくてもトランシーバー片手に誰でも無線交信が楽しめ無線ジャンルとして、ファンも多い「ライセンスフリー無線」。そんな“フリラー(愛好家)”たちが集う、日帰り一斉交信イベント「全国一斉オンエアディ」が、毎年11月の文化の日、今年は2018年11月3日(土・祝)9時から15時までの6時間にわたり開催される。
合法CB無線(市民ラジオ)をはじめ、特定小電力無線、デジタル簡易無線登録局などを使い、思い思いの場所に移動し、普段は繋がりにくい地域との交信を楽しむという全国規模のイベントの1つとして、日帰りで楽しめる全国規模の一斉交信イベントが2018年11月3日(土・祝)に実施される。
それぞれライセンスフリー無線では、メインに使われるチャンネルが通例として決まっている。
最高出力が500mWの「市民ラジオ」はこの時期はグランドウェーブによる交信がメインとならざるを得ないだろう。ここ最近の使用頻度が高いチャンネルは、8ch(27.144MHz)/4ch(27.080MHz)/5ch(27.088MHz)/6ch(27.112MHz)の順となる。まれにEスポが出ることもあるので期待したい。
「特定小電力無線」は周波数的にグランドウェーブによる交信となる。使用頻度が高いのは422.225MHz(アルインコ表記で「L3」、アイコムなどの表記では「14ch」)。また351MHz帯の「デジタル簡易無線(登録局)」の場合は、呼び出しチャンネル15chを受信し、交信チャンネルを指定して移動する方式だ。
●「全国一斉オンエアディ」実施要綱
■開催日時
2018年11月3日(土・祝)09:00~15:00
■運用するバンド
・合法CB無線(市民ラジオ)
・特定小電力無線
・デジタル簡易無線登録局
■集中呼び出しタイム
・市民ラジオは開催時間(09:00~15:00)中の毎時30分
・特定小電力無線は開催時間(09:00~15:00)中の毎時00分
秋の行楽シーズン!
ライセンスフリー無線はよりロケーションのよい場所へ移動して運用することが鉄則だ。思い思いの場所に移動してオンエアーを楽しもう
●関連リンク:
・市民ラジオ(ウィキペディア)
・特定小電力無線(ウィキペディア)
・簡易無線/デジタル簡易無線(ウィキペディア)
八重洲無線株式会社は、小型軽量(約54W×86H×29Dmm、本体のみ約106g)で、単3形アルカリ乾電池2本を使用しハードな使用にも耐える特定小電力ハンディ機「FTH-615/FTH-615L」(いずれも税別価格は29,800円)と、リチウムイオン電池を採用し奥行き17mmの超薄型ボディ(約54W×86H×17Dmm、本体のみ約110g)を実現した「FTH-635」(価格はオープン)の3モデルをまもなく発売する。
八重洲無線が発表した「FTH-615/FTH-615L」は、米軍軍用規格MIL-STD810Gに準拠する防滴・防水性能を持ちながら、小型&軽量ボディでレジャーユースからビジネスユースまで幅広いシーンで利用できる特定小電力トランシーバーだ。取り回しの良いショートアンテナタイプの「FTH-615」のほか、長距離通信を意識したロングアンテナ仕様の「FTH-615L」の2種類が同時にリリースされている。
いずれも単3形アルカリ乾電池2本で運用でき、別売のニッケル水素電池(FNB-148)を利用すると2段階のバッテリーセーブ機能で最大60時間以上の運用が可能。スピーカー出力は400mW、ノイズを低減した明瞭度の高い受信音など、ハードな業務にも耐える性能を有している。
<FTH-615/FTH-615Lの主な特長>
・超小型・軽量コンパクトボディ(約54W×86H×29Dmm ※アンテナ、突起物含まず)
・交互通話20ch/中継通話27chに対応
・単三形乾電池2本で運用ができる省電力設計
・400mWの大音量・高音質スピーカー出力
・屋外利用も安心の優れた防塵(IP67)・防水性能(IPx6)
・通話エリアを拡大する中継器対応
・高利得ロングアンテナモデルFTH-615Lをラインアップ
・特定の相手を呼び出すセレコール機能
・相手が通話圏内にいるかがわかるコールバック機能
・空きチャンネルを自動で選択するオートチャンネルセレクト機能
・ワンタッチで受信音量を一時的に下げるワンタッチボリューム機能
・155通りのグループコード設定
・受信チャンネルをサーチする2種類のスキャン機能
・バックノイズを抑えて音声を聞きやすくするコンパンダー機能
・アラーム音やLEDで緊急事態を知らせるエマージェンシー機能
また「FTH-508」の後継モデルとして、「FTH-615/FTH-615L」の多彩な機能そのままに、リチウムイオン電池内蔵(USB充電に対応)の採用により“奥行き(厚み)17mm”を実現した「FTH-635」も発表。2段階のバッテリーセーブ機能で最大約41時間の運用が行えるという。
<FTH-635の主な特長>
・超小型・軽量コンパクトボディ(約54W×86H×17Dmm ※アンテナ、突起物含まず)
・交互通話20ch/中継通話27chに対応
・リチウムイオン電池採用の省電力設計
・屋外利用も安心の優れた防塵(IP67)・防水性能(IPx6)
・通話エリアを拡大する中継器対応
・呼び出しが振動でわかるバイブレーターコール機能
・一定時間操作がない場合に自動的に緊急事態を知らせるローンワーカー機能
・トランシーバーが一定時間、60度以上傾いたときに緊急事態を知らせるマンダウン機能
・通話エリアを拡大する中継器対応
・ワンタッチで受信音量を一時的に下げるワンタッチボリューム機能
・155通りのグループコード設定
いずれの機種も、同社の「FTH-314/FTH-314L」でも人気を博した、オプションでホイップアンテナの根元に装着できる5色のカラーリングも用意(各色とも12個入り税別1,200円)。個人やチームの識別に利用できるほか、好きなカラーバンドを複数取り付けて個性を出すこともできる。
●関連リンク: 八重洲無線株式会社 ※2018年10月18日現在、「FTH-615/FTH-615L」「FTH-635」は未掲載
八重洲無線株式会社がハンディタイプの351MHz帯デジタル簡易無線登録局「VXD30」をまもなく発売する。同機種はモトローラブランドですでに発売されている「MT10」と同じく、2マイク方式のノイズキャンセル機能や周囲の騒音レベルに応じて受信音量やマイクゲインを自動的に調整する機能、2つのVOX機能やセカンダリPTT機能など業務に役立つ機能が満載されている。無線機本体の3年保証が付いて価格は57,800円(税別)だ。
八重洲無線の資料から抜粋し、VXD30の特徴を紹介する。
騒音の中でも確実な通信を保証する、本格派業務用ハイパワーデジタルトランシーバー「VXD30」
資格が不要、簡単な登録手続きで使用ができるデジタル簡易無線(登録局)に対応する5WハイパワーデジタルトランシーバーVXD30は、屋外の厳しい環境でも安心して使用できる高い堅牢性とさまざまな用途に対応する使いやすい機能を備え、業務、地域活動、レジャーまで幅広い用途において、より確実で快適な連絡を実現します。
<おもな特徴>
・工事現場、集会場、交通の激しい場所などでも確実な通信を保証する本格派ノイズキャンセル機能
送信マイクユニットとは別にノイズ検出用に独立したマイクユニットを送信マイクと離した位置に設置して送信時のノイズキャンセル効果を高めています。特に騒音の激しい場所で確実な通信が要求されるような状況で効果を発揮します。受信音はイヤホンを使用することによって相手の通話を確実に聞くことができ、送信音はデュアルマイクロフォンによるノイズキャンセル機能によって騒音をキャンセルしたクリアな送信音質を確保します。
・700mWの大音量・高音質
本体の内蔵スピーカーは、700mWの大音量かつ高音質を実現。ノイズキャンセリング機能による雑音の少ない送信音声を高い明瞭度で再生することで、騒音の中でも快適でより確実な連絡を行うことが可能です。
・受信レベル自動調整:RX AGC機能
周囲のノイズに応じて受信音量を自動で調整するRX-AGC機能を装備し、イヤホン装着時に常に適切な音量で聞きやすくストレスの少ない通信が可能です。
・送信レベル自動調整:TX-AGC機能
適切なマイク感度に自動調整して送信するTX-AGC機能を備え、受信側では誰からの声も適正な音量で聞くことができます。
・環境に応じて調整できるイコライザー機能
送信側、受信側それぞれに音質を調整できるイコライザー機能により、周囲の環境やお好みに合わせて音質を選択することができ快適な通信が可能です。
・2つのVOXハンズフリーオペレーション
外部マイク使用時、音声入力で送信を開始する標準のVOX機能の他に、PTTボタン操作で送信を起動させ、音声入力が無くなると自動で送信を終了するセミVOXハンズフリー機能を搭載し、周囲の激しい騒音で頻繁に送信が起動してしまう場合などでも不要な送信を軽減ことができます。
・最高クラスの防塵・防水性能(IP67)
悪天候の屋外利用など、厳しい環境の中でも安心して使用できる最高クラスの防塵・防水性能(IP67)を持ちます。バッテリー、アンテナが外れた状態でもIPX7の防水性を保持し、水や異物の侵入から無線機を守ります。
・米国軍用規格MILスペックに準拠(MIL-STD 810G)
アメリカ合衆国国防総省で制定するMIL規格(MIL-STD-810G)の13項目に適合し厳しい環境でも安心して使える耐久性を備えています。
<その他の特徴>
・より確実な通信を追求したボディデザイン
・約16時間の運用ができる大容量電池パックを標準付属
・よく使う機能を割り当てられる2つのプログラムキー
・デュアルレシーブ機能
・セカンダリPTT機能
・デュアルレシーブ機能とセカンダリPTT機能による異グループ間の連携
メインチャンネルを使用しながら、もう1つのチャンネル(スキャンチャンネル)をモニターするデュアルレシーブ機能とスキャンチャンネル専用の送信ボタン(セカンダリPTT)機能を使えば、異なる2つのグループの管理やグループ間の連携に有効です。
・ワンタッチボリューム
・音声録音機能によるメモ録音とリピート再生
・音声案内(ボイスチャンネルアナウンス)
・512通りのUC(ユーザーコード:000-511)設定によるグループ分け
・32767通りの高度な秘話機能でプライバシーを保護
・選択呼び出し機能(一斉/グループ/個別呼び出し)
・プログラムスキャン機能
・緊急アラームとエマージェンシー機能
・ステータスメッセージ送受信
・アンサーバック機能
・チャンネル空き通知機能
・弱電界アラーム機能
・PTTホールド機能
・必要なものを全て付属したオールインワンパッケージ
・安心の3年間保証(無線機本体)
<VXD30の標準構成品>
・VXD30本体
・標準型リチウムイオン電池パック FMB-V145LI
・急速充電器セット(ACアダプタ付属) VAC-70
・ショートアンテナ ATU-12J
・ベルトクリップ
・MIC/SP端子カバー
・取扱説明書
・登録申請書一式
・登録申請の手引き
・簡単操作ガイド
<主要定格>
<アンテナについて>
VXD30でご使用いただけるアンテナは技術基準適合証明(工事設計認証)で認証を受けたアンテナをご使用ください。購入時に同梱されている標準アンテナまたは弊社オプションアンテナ以外をご使用される場合には、下記の認証を受けたアンテナリストを参考にしてお選びください。
※登録以外のアンテナを使用した場合、罰せられる場合がありますのでご注意ください。
●関連リンク:
・商品情報 VXD30(八重洲無線)
・VXD30カタログ PDF
・VXD30で認証を受けたアンテナリスト PDF
株式会社JVCケンウッドは2018年9月21日、351MHz帯デジタル簡易無線登録局のハンディ機「TPZ-D510」の新ファームウェア(Version 1.10)を公開した。また同機種用のメモリーコントロールプログラム(フリーソフトウェア)「MCP-9B」の新バージョン(Version 1.10)も同日公開された。
●TPZ-D510の新ファームウェア、Version 1.10のおもな変更点(2018年9月21日)
・「グループACS(オート・チャンネル・セレクト)機能」で、従来の”グループACS 1〜7″に加え、新たなグループACS種別として”グループACS A〜G”を追加しました。
≪グループACS種別の切り替え方法≫
1) 【メニュー】キーを押しながら電源を入れて拡張メニューに入る。
2) 【▲】/【▼】を押して「ACS」(オート・チャンネル・セレクト種別)を選択し、【メニュー】を押す。
3) 【▲】/【▼】を押して「GRP」を選択し、【メニュー】キーを押す。
4) 【▲】を1回押して「GRP」を選択し、【メニュー】キーを押す。
5) 【▲】/【▼】を押して「GRPA-G」(グループACS A~G)または「GRP1-7」(グループACS
1~7)を選択し、【メニュー】を押す。
6) 【PTT】もしくは【サイド】を押し、拡張メニューを終了させる。
※”グループACS 1~7″と”グループACS
A~G”は互換性がありませんので、ご使用時は設定を合わせて下さい。
※Ver.1.10へアップデートすると、グループACSの初期設定は”グループACS A~G”となります。
※くわしくは、「取扱説明書 訂正・変更のお知らせ」の2ページ「グループACS機能について」をごらんください。
●メモリーコントロールプログラム「MCP-9B」の新バージョン、Version 1.10のおもな変更点(2018年9月21日)
・[編集(E)]-[オプション機能(O)]の[共通 4]タブの「オート・チャンネル・セレクト種別」で、「グループACS
A~G」と「グループACS 1~7」を選択出来るようにしました。
・[編集(E)]-[オプション機能(O)]の[拡張メニュー]タブの「表示メニューリスト(F3)」に”グループ・オート・チャンネル・セレクト種別”を追加しました。
※無線機本体のファームウェアが Ver.1.10(以降)で設定可能です。
なおTPZ-D510のファームウェア更新やメモリーコントロール用プログラムMCP-9Bの導入・更新には、パソコンとTPZ-D510とを接続するオプションのプログラミングケーブル KPG-186Uが必要になる。詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・TPZ-D510 ファームウェアアップデートプログラム Version
1.10(JVCケンウッド)
・TPZ-D510 メモリーコントロール用プログラム MCP-9B Version
1.10(JVCケンウッド)