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hamlife.jp (2024/11/26 7:35:24)
現在データベースには 6122 件のデータが登録されています。
2023年11月2日、総務省は2023年9月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2023年8月末のデータから1か月間で917局減少し、364,483局となった。この数か月、減少スピードの加速傾向が見られたが、久しぶりに「▲1,000局/月」を下回ったが、これは一時的なもので、 依然として減少スピードの増加傾向は続いている。
アマチュア局登録の多いエリア順に並べると、1エリア(関東管内)は11万局以上の登録があるが、2番目は2エリア(東海管内)で3位が3エリア(近畿管内)、そして4位には7エリア(東北管内)、5位は8エリア(北海道管内)、6位は6エリア(九州管内)と続く
アマチュア局は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年4月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。ピーク後に最高となった43万6,389局から90か月間で71,906局減少した。
●2023年9月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳
・1エリア(関東管内): 108,140局(108,418局)
・2エリア(東海管内): 46,340局(46,483局)
・3エリア(近畿管内): 44,208局(44,325局)
・4アリア(中国管内): 21,990局(22,072局)
・5エリア(四国管内): 16,878局(16,927局)
・6エリア(九州管内): 30,336局(30,413局)
・7エリア(東北管内): 37,902局(37,920局)
・8エリア(北海道管内):33,000局(33,073局)
・9エリア(北陸管内): 8,622局(8,667局)
・0エリア(信越管内): 14,937局(14,966局)
・6エリア(沖縄管内): 2,130局(2,136局)
※カッコ内の数字は2023年8月末の局数を表す。
2012年以前は1か月間に1,000局から2,000局単位でアマチュア局が減少。しかし、2013年暮れごろから減少数が急激に減少した。これは2011年3月11日に起きた「東日本大震災」による“災害時の通信に役立つアマチュア無線”での開局ブーム!?によるものだと推察できる。その理由として、アマチュア局の免許期限が切れる5年経過したタイミングで再び減少数が増加した。免許の更新を行わなかった局が多かったためだと思われる
●関連リンク: 無線局統計情報(総務省)
The post <一時的に減少数「▲1,000局/月」を下回る>総務省が2023年9月末のアマチュア局数を公表、前月より917局少ない36万4,483局 first appeared on hamlife.jp .
八重洲無線株式会社は2023年11月2日、HF/50MHz帯トランシーバー「FTDX10シリーズ」の新ファームウェアをリリースした。今回は「INT TUNERの動作不具合に対応」「その他、機能改善および最適化」の2項目だ。
「FTDX10シリーズ」の新ファームウェア公開は2023年8月2日以来これで8度目となる。今回の修正点は次のとおり。
★ファームウェアバージョン(2023/10)
・MAIN:V01-14
・DISPLAY:V01-05
・DSP(IF DSP):V01-20
・SDR:V01-00
・AF(AFCPU):V01-00
★ファームウェアアップデート対象モデル
・FTDX10
・FTDX10M
・FTDX10S
★主な変更点
1. INT TUNERの動作不具合に対応しました。
2. その他、機能改善および最適化を行いました。
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク: FTDX10シリーズ ファームウェアアップデート(八重洲無線)
The post <INT TUNERの動作不具合に対応、機能改善および最適化>八重洲無線、FTDX10シリーズの新ファームウェアを公開 first appeared on hamlife.jp .
八重洲無線株式会社は2023年11月2日、HF/50MHz帯トランシーバー「FT-710シリーズ」の新ファームウェアをリリースした。今回の変更点は「ネットワークリモートコントロールシステム SCU-LAN10に対応」「ハンドマイクからMCHを変更すると、正常に保存されない現象を修正」「CATコマンド受信時のポップアップ表示を変更」「FMモード以外でもTSQLが有効になってしまう現象を修正」「その他、機能改善および最適化」の5項目となっている。
2022年9月に出荷が始まった「FT-710シリーズ」(FT-710 AESS、FT-710M AESS、FT-710S AESS)の新ファームウェア公開は今年7月6日以来5回目となる。今回の修正点は次のとおり。
★ファームウェアバージョン(2023/11)
・MAIN: V01-11
・DISPLAY: V01-08
・DSP: V01-01
・SDR: V01-04
★ファームウェアアップデート対象モデル
・FT-710 AESS / FT-710 Field
・FT-710M AESS / FT-710M Field
・FT-710S AESS / FT-710S Field
★主な変更点
1. ネットワークリモートコントロールシステム SCU-LAN10に対応しました。
2. ハンドマイクからMCHを変更すると、正常に保存されない現象を修正しました。
3. CATコマンド受信時のポップアップ表示を変更しました。
4. FMモード以外でもTSQLが有効になってしまう現象を修正しました。
5. その他、機能改善および最適化を行いました。
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・FT-710シリーズ
ファームウェアアップデート(八重洲無線)
・FT-710シリーズ
アップデートマニュアル PDF(八重洲無線)
・商品情報 FT-710シリーズ(八重洲無線)
The post <SCU-LAN10に対応、不具合の修正など5項目>八重洲無線、FT-710シリーズの新ファームウェアを公開 first appeared on hamlife.jp .
日本における、2023年11月2日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。11月に入って、2エリア(東海管内)の東海総合通信局、3エリア(近畿管内)の近畿総合通信局、5エリア(四国管内)の四国総合通信局、6エリア(九州管内)の九州総合通信局、0エリア(信越管内)の信越総合通信局からそれぞれコールサインの発給情報の更新があった。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
The post 東海、近畿、四国、九州、信越の各エリアで発給進む---2023年11月2日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 first appeared on hamlife.jp .
横浜鶴見クラブ(JA1YJY)は「神奈川県横浜市鶴見区の地域振興」と「鶴見川および支流流域近郊のアマチュア無線局の災害時に備えた電波伝搬・到達エリアの確認、技術、運用ノウハウの向上・研鑽を深めること」を主旨に、2023年11月5日(日)9時から11時59分まで、430MHz帯のCW/SSB/FM(クロスバンド、レピータ、デジピータ、D-STAR、C4FMは禁止)で「第6回 鶴見川コンテスト」を開催する。
参加部門は「鶴見川流域内局(RS)」「鶴見川流域内QRP局(RSQRP)」「鶴見川流域外局(OS)」「鶴見川流域外QRP局(OSQRP)」の4つ。流域内とは鶴見川の本・支流に接する市と区、鶴見川流域外とは流域内以外の地域をいう。流域外同士の交信も得点となるが必ず1局は流域内局との交信を行う必要がある。
呼び出しは電話が「CQ鶴見川コンテスト+コールサイン+移動の場合は/移動地のエリア番号」、電信が「CQ TM TEST+コールサイン+移動の場合は/移動地のエリア番号」。ナンバー交換は、鶴見川流域内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「市区略符号」、鶴見川流域外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「X(エックス)」となる。
マルチプライヤーは異なる市区略符号(計14マルチ)。総得点は得点の和×マルチの和。クロスバンド、レピーター・デジピーター、D-STAR、C4FMは無効。送信出力は50Wまで。移動運用した場合は1か所のみ。その場合はサマリーシートに町名まで必ず明記のこと(移動局は毎回コールサインの後に移動符号を送信のこと)。移動局との交信でログに移動の明記(例 /1)がないものは無効とする。
ログ提出は電子メールでの受け付けのみで郵送は認めない。締め切りは11月18日(土)23時59分まで(サーバータイムスタンプで判断する)。ログ受領後24時間以内に発信元アドレスへ受領メールが発信される。ログは添付ではなく、テキストで本文に貼付のこと。
また今回から、「異モード同時交信禁止(マルチオペ)の禁則事項の表記見直し:わかり易く改訂」「呼び出し周波数(メインCh)における禁則事項の表記追記(非参加局への配慮は云うまでもなく法令に則った呼び出し周波数の使用方法の徹底)」など、規約が一部改訂されているので、最新の情報を下記の関連リンクから「第6回 鶴見川コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第6回
鶴見川コンテスト規約(PDF形式)
・横浜鶴見クラブ
The post <禁止事項あり! 規約を参照のこと>横浜鶴見クラブ(JA1YJY)、11月5日(日)9時から3時間にわたり430MHz帯のCW/SSB/FMで「第6回 鶴見川コンテスト」開催 first appeared on hamlife.jp .
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2011年4月7日からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(開始当初は隔週放送で翌週は再放送。番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2023年10月26日 夜に放送した第598 回分がアップされた。
2023年10月26日(第598回)放送の特集は「ハムフェア2024の新会場について」。来年8月の「ハムフェア2024」が、東京都江東区の 「有明GYM-EX(ありあけジメックス)」での開催が決まった ことから新会場の概要を説明。長年、ハムフェア特別記念局のアンテナ建設を請け負っている立場から、新会場のアンテナ設置についても触れた。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第598回放送
・599回公開収録!!!(QRL)
・QRL Facebookページ
The post <「ハムフェア2024」の新会場について>アマチュア無線番組「QRL」、第598回放送をポッドキャストで公開 first appeared on hamlife.jp .
アマチュア無線業務日誌のフリーソフトとして、多くの無線家に愛用されている「Turbo HAMLOG(通称「ハムログ」)」。今回、2023年11月1日にそのWindows版の最新バージョンとして「Ver5.41」が公開された。前回の「Ver5.40a」の公開が2023年10月6日だったので、1か月弱でアップデートされたことになる。
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。今回、そのハムログのアップデート版が11月1日に公開された。
今回更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。
Ver5.41 2023/11/1
・JT-Get’sでF/HモードのB4が表示できなかったので修正(WSJT-X)
・総務省の免許情報表示が簡略化されたので免許状Get’sを変更。
* [移動しない]設置場所を優先して取込むようにした。
* ダブルクリックで他の設置場所を取込むようにした。
*
免許状Get’sを右クリックしたときのメニューに[メインウインドウのフォントを使う]を追加。表示フォントが変わります。
* HAMLOGユーザー未登録局でも使えるよう変更。
・ Big CTY – 30 October 2023 を同梱。
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.41
・Turbo HAMLOGホームページ
The post <免許状情報の簡略化で「免許状Get’s」を変更など>アマチュア無線業務日誌ソフト「Turbo HAMLOG(ハムログ)」が11月1日にバージョンアップしてVer5.41を公開 first appeared on hamlife.jp .
現在、民間AMラジオ放送(中波ラジオ放送)事業者の中には、AMラジオ放送の維持コストの負担が難しいなどの理由により、コストが抑えられるFMラジオ放送への変更(FM転換)や、FM転換を伴わないAM放送局の廃止(AM局廃止)を検討しているところがある。総務省はAMラジオ放送事業者が経営判断としてFM転換やAM局廃止を検討するにあたり、その社会的影響(特に聴取者への影響)を最小限にする観点から、一定期間内にAMラジオ放送を休止できるよう特例措置を設けることとし、このほど2024年2月から最長1年間、特例措置の適用を受けてAMラジオ放送の運用を一時休止し、影響の検証を行う予定の13社について社名と中継所・送信所名、休止時期を公表した。
今回の総務省による“特例措置”は、以前、一般社団法人 日本民間放送連盟(ラジオ、テレビ、兼営局など民間放送事業者207社が加盟)が総務省に対して、中波でAMラジオ放送を行っている民放各局(47局)が、設備更新や維持管理に大きなコストがかかる中波を廃止し、VHF帯のFM補完放送へ転換・一本化が行えるようにする制度改正をに求めていたことへの対応とみられる( 2019年3月24日記事 )。
総務省が公表した、2024年2月以降にAMラジオ放送の運用を一時休止し、影響の検証を行う予定の民間AMラジオ放送事業者13社と、各局(送信所・中継所別)の休止予定期間は以下のとおり。
・株式会社アイビーシー岩手放送(田野畑局)
※休止予定期間:2024年2月1日~2025年1月31日
・株式会社茨城放送(土浦局、関城局)
※休止予定期間:2024年2月1日~2024年7月31日
・株式会社新潟放送(長岡局、柏崎局)
※休止予定期間:2024年2月5日~2024年9月1日
・北陸放送株式会社(七尾局、山中局、輪島局)
※休止予定期間:2024年4月1日~2024年9月30日
・福井放送株式会社(敦賀局、小浜局)
※休止予定期間:2024年2月5日~2024年8月4日
・東海ラジオ放送株式会社(下呂局、恵那局、上野局、新城局、豊橋局)
※休止予定期間:2024年7月1日~2025年1月31日
・山口放送株式会社(須佐田万川局、萩局、山口局、岩国局、下関局、周南局)
※休止予定期間:2024年2月5日~2025年1月31日
・南海放送株式会社(新居浜局、宇和島局、八幡浜局)
※休止予定期間:2024年2月1日~2024年9月30日
※減力期間も含む
・RKB毎日放送株式会社(行橋局)
※休止予定期間:2024年2月5日~2024年8月4日
・九州朝日放送株式会社(行橋局)
※休止予定期間:2024年2月5日~2024年8月4日
・長崎放送株式会社(佐賀局、唐津局、伊万里局、有田局)
※休止予定期間:2024年2月5日~2025年1月31日
・株式会社熊本放送(荒尾局)
※休止予定期間:2024年2月5日~2025年1月31日
・株式会社南日本放送(阿久根局、川内局、大口局)
※休止予定期間:2024年2月1日~2025年1月31日
総務省が公表した、各局の停波予定時期と休止対象局の一覧表
総務省ホームページの「AM局の運用休止に係る特例措置」には、「AM局の運用休止に係る特例措置とは?」「休止を予定する民間AMラジオ放送事業者一覧」「よくある質問 (Q&A)」「AMラジオ休止問合せ窓口のご案内」など掲載している。
詳しくは記事下の「関連リンク」から確認してほてほしい。
↓この記事もチェック!
<FM補完放送(ワイドFM)への一本化を視野>民放連、AMラジオ放送の「廃止」を可能にする法整備を総務省に要請へ
【配布された資料追加】<内容判明>日本民間放送連盟、総務省に「FM補完中継局制度の見直し」を要望
●関連リンク:
・総務省 AM局の運用休止に係る特例措置
・総務省 ワイドFM
・中波放送(ウィキペディア)
The post <総務省が “特例措置” を設けて聴取者への影響を検証>2024年2月以降に「運用休止」を予定している民間AMラジオ放送事業者(中波ラジオ局)13社を公表 first appeared on hamlife.jp .
10月28日(土)と10月29日(日)の2日間、東海総合通信局は静岡県駿河湾(清水港周辺ほか)において海上保安庁第三管区海上保安本部清水海上保安部とともに不法無線局の取り締まりを実施し、自己の所有する船舶に免許を受けずアマチュア無線機や船舶用無線機を設置し、不法に無線局を開設していた静岡県沼津市在住の男(57歳)を電波法違反容疑で摘発した。
東海総合通信局が発表した内容は次のとおり。
総務省東海総合通信局は、10月28日および29日に、第三管区海上保安本部(清水海上保安部)と共同で船舶無線や消防・救急無線、鉄道無線、警察無線などへの妨害原因となる不法無線局の取り締まりを実施し、不法無線局の開設者1名を電波法違反容疑で摘発しました。
1.実施日・場所
10月28日(土)および29日(日) 静岡県駿河湾(清水港周辺ほか)
2.摘発の概要
不法無線局を開設していた船舶所有者1名を電波法第4条違反容疑で摘発しました。
被疑者: 静岡県沼津市在住の男性(57歳)
容疑の概要:
自己の所有する船舶に船舶用およびアマチュア無線用の無線機を設置し、不法に無線局を開設した。
【不法無線局が開設された船舶】
【不法無線局に係る法律の適用条項(抜粋)】
電波法第4条(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下 略)
電波法第110条(罰則)
次の各号のいずれかに該当する場合には、当該違反行為をした者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
第1号 第4条の規定による免許(中略)がないのに、無線局を開設したとき。
(第2号以下 略)
↓この記事もチェック!
<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成
<取り締まり対象者を明確化>総務省がアマチュア局の免許人(約35万通)に注意喚起ハガキ「-重要- アマチュア無線は仕事に使えません!」を送付
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・東海総合通信局
船舶における不法無線局の開設者1名を電波法違反容疑で摘発<第三管区海上保安本部(清水海上保安部)と共同で取締りを実施>
・海上保安庁第三管区海上保安本部清水海上保安部
The post <自己の所有する船舶に不法無線局を開設>東海総合通信局、免許を受けずにアマチュア無線機や船舶用無線機を設置していた男(57歳)を摘発 first appeared on hamlife.jp .
特別な資格が必要なくても無線交信が楽しめ「ライセンスフリー無線」の今年最後の日帰り一斉交信イベント「全国一斉オンエアディ」が、2023年11月3日(金・祝)9時から15時までの6時間にわたり開催される。今回、351MHz帯のデジタル簡易無線登録局(3R)が従来の「35ch(351.16875~351.38125MHzの6.25kHzステップ=上空用5波を含む)」から、「97ch(351.03125MHz~351.63125MHz=上空用15波を含む)」へ一挙に62chも増加し( 2023年7月8日記事 )、82ch対応の新製品が各メーカーから続々登場するなかでの初の交信イベントとなる。増波されたチャンネルに移ってクリアな交信を楽しめるチャンスかもしれない。
↓各メーカーの82チャンネル(上空用も含め97チャンネル)対応機の情報は下記の記事もチェック!
●八重洲無線
<製品名は変えず「新制度適合機」として登場>八重洲無線、 “増波”
に対応した351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)4機種を新発売
●アルインコ
<機種名に「E」がついた!
標準価格は据え置き>アルインコ、82ch増波対応の351MHz帯デジタル簡易無線機(登録局)5機種9モデルを発表
●アイコム
<機種名に「PLUS」が付いた!>アイコム、97チャンネル増波対応の351MHz帯デジタル簡易無線機(登録局)6シリーズ13機種を一挙発表
送信出力の小さいライセンスフリー無線だけに、ロケーション選びは重要だ。近所の小高い場所からのプチ移動運用から、クルマを使って本格的な移動運用まで、自分に合ったスタイルで移動運用を楽しもう!
合法CB無線(市民ラジオ)をはじめ、特定小電力無線、デジタル簡易無線登録局、デジタル小電力コミュニティ無線などを使い、思い思いの場所に移動し、普段は繋がりにくい地域との交信を楽しむという全国規模のイベントの1つとして、日帰りで楽しめる全国規模の一斉交信イベントが2023年11月3日(金・祝)に実施される。
●「全国一斉オンエアディ」実施要綱
■開催日時:
2023年11月3日(金・祝)09:00~15:00
■運用するバンド:
・合法CB無線(市民ラジオ)
・特定小電力無線
・デジタル小電力コミュニティ無線
・デジタル簡易無線登録局
■集中呼び出しタイム:
・市民ラジオは開催時間(09:00~15:00)中の毎時30分
・特定小電力無線は開催時間(09:00~15:00)中の毎時00分
それぞれライセンスフリー無線では、メインに使われるチャンネルが通例として決まっている。最高出力が500mWの「市民ラジオ」はこの時季はグランドウェーブによる交信がメインとならざるを得ないだろう。ここ最近の使用頻度が高いチャンネルは8ch(27.144MHz)/3ch(27.040MHz)/6ch(27.112MHz)の順となる。まれにEスポが出ることもあるので期待したい。
一方、「特定小電力無線」は周波数的にグランドウェーブによる交信が中心となる。使用頻度が高いのは422.225MHz(アルインコ表記で「L3」、アイコムなどの表記では「14ch」)。また351MHz帯の「デジタル簡易無線(登録局)」の場合は、呼び出しチャンネル15chを受信し、交信チャンネルを指定し移動して交信を楽しという流れ。
2018年暮れからスタートしたライセンスフリー無線の新ジャンル、142/146MHz帯を使用する「デジタル小電力コミュニティ無線」は、呼び出しチャンネル(18ch)でCQを出して、ほかの空いているチャンネルに移動して交信を行う。
特定小電力無線機(10mW機)の50倍の送信出力500mWで、技術基準適合証明(工事設計認証)に登録されている利得の高いアンテナに交換すれば、遠距離交信を狙うことも期待できる。また、送信のたびにGPS位置情報を相手局に送るので、どれくらい離れた場所から電波が届いているか容易に把握することができるのも特長の1つだ。
ライセンスフリー無線には、合法CB無線をはじめデジタル簡易無線、特定小電力無線、さらにデジタル小電力コミュニティ無線…とさまざまなジャンルがあって、それぞれ伝搬特性が違うのも楽しみの1つと言えるだろう
ここで注意したいのが、GPS機能を標準装備しているデジタル小電力コミュニティ無線。規格上、GPSデータの送信を止めることができないため、自宅から運用すると、その場所が判明してしまうことになる。その点も十分理解して楽しもう。
なお、フリラー有志により「移動運用イベントに関するガイドラインの呼びかけ」が行われている。「荒天時の対応について」など、詳しくは下記の関連リンクから「2000年以降の移動運用イベントに関するガイドラインの呼びかけについて」にアクセスして確認してほしい。
↓この記事もチェック!
【ハムフェア2023】<会場ブースで部数限定の先行販売>三才ブックス、8月21日に「ライセンスフリー無線完全ガイド Vol.8(「フリラ手帳」付き)」発刊
●関連リンク:
・市民ラジオ(ウィキペディア)
・特定小電力無線(ウィキペディア)
・簡易無線/デジタル簡易無線(ウィキペディア)
・デジタル小電力コミュニティ無線(ウィキペディア)
・ライセンスフリーラジオ(ウィキペディア)
・2000年以降の移動運用イベントに関するガイドラインの呼びかけについて(CITIZENet
)
The post <デジタル簡易無線82ch増波対応機での初イベント>ライセンスフリー無線、11月3日(金・祝)9時から15時まで「全国一斉オンエアディ」開催 first appeared on hamlife.jp .