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hamlife.jp (2024/11/26 9:36:35)
現在データベースには 6123 件のデータが登録されています。
日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2023年10月23日時点で、アマチュア局は「363,683局」の免許情報が登録されている。前回紹介した10月17日時点の登録数「364,073局」から、6日間で390局ほど減少した。なお、いわゆる「アマチュア無線の制度改革」により、電波法施行規則等の一部を改正する省令や関係告示などで2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入された( 2023年3月22日記事 )。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2023年10月23日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「363,683局」の免許状情報が登録されていた。前回、2023年10月17日のアマチュア局の登録数は「364,073局」だったので、6日間で登録数が390局ほど減少した。
2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入され、例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は一括表示記号の「1AF」に(左)、移動する局の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は「1AM」となった(赤枠はhamlife.jpが記入)
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< “即日施行” と “9月25日施行” に分かれる>総務省「アマチュア無線の制度改革」、3月22日の官報号外で公布される
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 周波数等の一括表示記号
・全局の、周波数等のお一括表示記号(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
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株式会社三才ブックスは10月25日(水)に月刊誌「ラジオライフ」2023年12月号を刊行する。今号の第3特集は「DJ-X100を車内で使いこなす、実践!モービル受信を極める」。PDFで5冊を収録した「RL別冊ムック電子書籍版 スペシャルDVD」が付いて定価は1,210円(税込み)。
月刊「ラジオライフ」2023年12月号表紙
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。三才ブックスが刊行している月刊誌「ラジオライフ」は1980年の創刊で2023年12月号は通巻514号となる。今号のおもな無線関連の記事は次のとおり。
<第3特集>DJ-X100を車内で使いこなす「実践!モービル受信を極める」
クルマで移動しながら受信する「モービル受信」。聞ける対象が広がる受信スタイルだ。操作性の優れたモービル機で行うのが定番だったが、デジタルハンディ機「DJ-X100」の登場で新展開へ。ハンディ機で実践する新たなモービル受信の極意を伝授しよう。
★DJ-X100の登場で車内の受信環境が大きく変わった
モービル受信はハンディ機の時代へ
★ハンディ機をフル活用したスタイルへと変貌
車内受信環境マル秘構築術
★現行8機種から選ぶエアーバンド受信にピッタリな1台
モービル機マッチングガイド
IC-2730 / ID-4100 / ID-5100 / DR-735 / FTM-200D / FTM-300D / FTM-500D / FTM-6000
<受信機データ解析ラボ>
・アイコム 144/430MHz帯無線機 ID-52
<RLエアーバンド インフォメーション>
・航空自衛隊 令和5年度松島基地航空祭リポート
<ステップアップ ミリタリーエアーバンド>
・離陸の管制席GND→TWR→DEPの流れと交信
<JJ1YQF女子部 早坂香澄の無線伝心>
・山から電波を出したらお声がけが止まらない!
<ライセンスフリー無線の世界>
・特定小電力トランシーバ IC-4120
<工作チャレンジ>
・ジャンク品の基板を活用して作る電撃装置「インバーター改造ビリビリマシン」
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<Kindleや楽天koboほか、読み放題も…>配信スタート!
ヤバかった時代(1980年代&1990年代)の月刊誌「ラジオライフ」が電子書籍で蘇る
月刊「ラジオライフ」2023年12月号の購入は、下記のAmazonリンクが便利だ。
●関連リンク: 三才ブックス
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米国のアマチュア無線機器メーカー、エレクラフト(Elecraft, Inc.)は2023年10月21日、7/10/14/18/21MHz帯アマチュアバンドの送受信(CWモード)と6.7~22.0MHzの連続受信(CW/LSB/USBモード)が可能なハンディタイプのトランシーバー「KH1」を発表した。本体に取り付けるマルチバンドホイップ(20/17/15m用)とBNC接続のワイヤーアンテナの両方がチューニングできるATUや2.5Ahのリチウムイオンバッテリーを内蔵可能、CWデコード機能も装備しているという。米国の同社における本体価格は549.95ドル(約83,000円)。KH1と主要オプション類をセットにし た「Edgewoodパッケージ」が1099.65ドル(約165,000円)となっている。
米国エレクラフト社の新製品「KH1」。本体サイズ(突起物除く)は61W×35H×112Dmm。ミズホ通信のピコ6(MX-6)が66W×39H×138Dmmだったので、それよりも一回り小さいイメージだ
エレクラフト社の発表によると、KH1の本体サイズ(突起物除く)は61W×35H×112Dmm、バッグを除くオプション装着時の重量は360g。本体正面に液晶ディスプレイがあり、下部にはVFOとAF/モニターのつまみを装備、オプションのプラグイン式CWパドルを装着できる。上部にはBNC端子とホイップアンテナ取付端子、ホイップアンテナのバンド切り替えスイッチ、アース用ネジが設けられている。オプションのATUと充電式バッテリー(2.5Ahのリチウムイオン)、充電器は本体に内蔵する構造だ。
KH1の上面にはBNC端子とホイップアンテナ取付端子(M4×0.7)、ホイップアンテナのバンド切り替えスイッチ、アース用ネジが設けられている。内蔵ATUはほとんどのアンテナをSWR2.5以下にマッチングできる性能という
同社リリース資料のから一部抜粋(機械翻訳)で紹介する。
Elecraft KH1
ハンドヘルド 5バンド トランシーバー
ポケットサイズのCWステーションで、どこでも操作可能
デスクトップと歩行者モバイルの両方に最適化された新しいフォームファクター
私たちは、HFのフィールド運用の展開で最も困難な問題のいくつかに取り組みました。それは、内蔵のマルチバンドホイップとBNC接続のランダムワイヤの両方がチューニングできる内蔵ATUで、わずか数秒で送信を開始すること、本当に便利なフィールド・ロギングを提供すること、ハンドヘルドでのCW運用に最適なユーザー・インターフェースを実現。HTスタイルでも手首が疲れないほど軽いHFリグを作ること。
この努力の結果がKH1です。家に置いておきたくない超軽量のトランシーバーです。SOTA、ハイキング、休暇や出張、あるいは家事が終わった後の気ままな時間に最適です。
「Edgewoodパッケージ」を装着すると、KH1は、折りたたみ式ログトレイとペン、プラグインキーヤーパドル、バッテリー、充電器、ATU、ホイップアンテナなど、完全に統合されたステーションになります。そのすべてが、汎用性の高いES20キャリングケースに余裕を持って収まります。
★KH1の特徴
・40~15 mハムバンドをカバー(6-22MHz受信)
・CWモードで全バンド5W出力
・ATU 20/17/15m用ホイップ&高Qインダクターを装備
・2.5Ahリチウムイオンバッテリー&内蔵充電器
・ CWデコード&32K TXログ
・スキャン/ミニパン機能
・リアルタイムクロック
・フルリモートコントロール
・スピーカー内蔵
・RIT、XIT、VFOロック
・ライトグレーのケースは明るい日差しの下でも涼しく保つ
KH1単体の価格は549.95ドル(約83,000円)で電源ケーブル、USBケーブル、取扱説明書のみ付属する。
これに主要オプションの内蔵ATU+ホイップアンテナ(KHATU1)、プラグインキーヤーパドル(KHPD1)、折りたたみ式ログトレイ&ペン(KHLOG1)、リチウムイオンバッテリー(KXBT2)、内蔵充電器(KHIBC1)、運搬用ケース(ES20)を加えた「Edgewoodパッケージ」が1099.65ドル(約165,000円)で用意されている。各オプション類は単品購入も可能だ。
KH1とオプション類のプライスリスト
●関連リンク:
・KH1(Elecraft)
・KH1 Edgewood Package(Elecraft)
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「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開、2020年4月からは再放送も始まった(現在は毎週水曜日の24時から再放送中)。また2023年10月からは兵庫県丹波市の「805たんば」で毎週日曜日の20時から1週前の番組が放送されるようになった。
2023年10月22日に放送された第564回の特集は「さんきゅうのパラオ出張(?)報告」。番組レギュラー陣のJR3QFB さんきゅう氏が9月12~17日にミクロネシアのパラオを訪れ、 T88JH のコールサインでHFハイバンドを中心にQRVし約1,500局と交信したことを報告した。
公開されたポッドキャスト音声は約46分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第564回の配信です
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アマチュア無線業務日誌の定番ソフト(フリーウェア)として、多くの無線家に愛用されている「Turbo HAMLOG(通称「ハムログ」)」。そのWindows版が2023年10月6日に「Ver5.40a」としてバージョンアップ(細かな追加&修正)したが( 2023年10月6日記事 )、今回「その後の進捗状況」として、10月12日→10月18日→10月21日→10月22日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのWindows版が2023年9月13日に「Ver5.40」としてバージョンアップしたが、今回「その後の進捗状況」として、2023年10月12日→10月18日→10月21日→10月22日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。
今回更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。
その後の進捗状況(2023/10/22の更新内容)
※Ver5.40aに上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sでF/HモードのB4が表示できなかったので修正(WSJT-X)
・免許状Get’sで総務省の表示が簡略化されたのでついでに変更。
[移動しない]設置場所を優先して取込み、ダブルクリックで他の設置場所を取り込むことができるようにした。
・免許状Get’sを右クリックしたときのメニューに[メインウインドウのフォントを使う]を追加。表示フォントが変わります。
その後の進捗状況(2023/10/18、10/21の更新内容)
※Ver5.40aに上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sでF/HモードのB4が表示できなかったので修正(WSJT-X)
・免許状Get’sで総務省の表示が簡略化されたのでついでに変更。
[移動しない]設置場所を優先して取込み、ダブルクリックで他の設置場所を取り込むことができるようにした。
その後の進捗状況(2023/10/12の更新内容)
※Ver5.40aに上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sでF/HモードのB4が表示できなかったので修正(WSJT-X)
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.40a
・Turbo HAMLOGホームページ
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先週のアクセスランキング1位は、移動用として簡単に組み立てられて、すぐに運用できるという特徴がある、JA1CP入谷さんの手作り新作アンテナ2種類(28/50MHz帯兼用デルタループアンテナと144MHz帯1エレメント・デルタループアンテナ)の取り扱いを、ネット通販を中心に、アマチュア無線やライセンスフリー無線に関する商品を販売する「無線雑貨の店 HAM-NET」が開始したニュース。50/28MHz帯兼用デルタループアンテナは、12φと10φのパイプを出し入れして、専用ステンレスワイヤーを目玉クリップを「28印」や「50印」に合わせ挟めば完成という手軽さだ。
続く2位は「<総務省の最新データベースが暴走!?>無線局等情報検索(10月16日時点)、アマチュア局は1週間で3,688局(約527局/日)減って『360,526局』」。日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」が、1週間で一気に3,688局ほど減少するという異変がおきたという話題。その後、データベースは翌日の10月17日(火)午前中に復旧した模様で、2023年10月17日時点のアマチュア局数は「364,073局」で、前回、2023年10月9日のアマチュア局の登録数は「364,214局」だったので、8日間で登録数が141局(約20局/日)ほど減少。今までの減少数の推移に戻った。
3位、4位、9位には、今年6月1日の法改正で実現した351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)の「増波」に対応して82ch(+上空用15ch受信)対応機が、新たに各メーカーから登場するというリリース情報がランクインした。3位のJVCケンウッドは機種名に「E」を付けた3機種を11月上旬より順次発売。4位の八重洲無線は、従来の30chモデルと同一の製品名のまま、4機種を「新制度適合機」として10月中旬から発売。9位のアルインコは標準価格は据え置きで、5機種9モデルを機種名に「E」が付けて10月11日より出荷を開始するという発表で、各メーカーの個性?が現れる結果となった。ちなみにアイコムはランキング10位までには入らなかったが、6シリーズ全13機種を機種名に「PLUS」を付けて販売するそうで、希望小売価格は増波対応前の旧モデルと同額になっている(オープン価格の製品を除く)。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<JA1CP入谷さん新作手作りアンテナ>無線雑貨の店「HAM-NET」、移動運用に便利な28/50MHz帯兼用&144MHz帯1エレメント・デルタループアンテナの取り扱い開始
2)<総務省の最新データベースが暴走!?>無線局等情報検索(10月16日時点)、アマチュア局は1週間で3,688局(約527局/日)減って「360,526局」
4)<製品名は変えず「新制度適合機」として登場>八重洲無線、 “増波” に対応した351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)4機種を新発売
5)<免許を受けずにアマチュア無線機を大型車に設置>北海道総合通信局、札幌方面北警察署とともに不法無線局を開設していた男(57歳)を摘発
6)<29,600円(税・送料込み)で予約受付中>西無線研究所、アンプ付きスピーカー「SPKA115」を新発売
7)<アイコムIC-905に対応>アンテナテクノロジー、2400MHz帯/5600MHz帯のアンテナ3種と接続用ケーブル類を新発売
8)<全参加局(書類提出)数は1,739局>JARL主催「第53回 6m AND DOWNコンテスト」の結果発表
9)<機種名に「E」がついた! 標準価格は据え置き>アルインコ、82ch増波対応の351MHz帯デジタル簡易無線機(登録局)5機種9モデルを発表
10)<締め切りは10月23日(月)>西無線研究所、新技適対応のCB機「NTS115A」「NTS111B」の購入予約を受付中
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一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は2023年10月20日、会員向けのメールマガジンで、来年開催の「ハムフェア2024」は2024年8月24日(土)と25日(日)の2日間、東京都江東区の「有明GYM-EX(ありあけジメックス)」で開催する予定と発表した。過去21回にわたって使用してきた「東京ビッグサイト(東京国際展示場)」を離れ、新会場に移ることが決まった。
「ハムフェア2024」の会場となる東京都江東区の「有明GYM-EX」
10月20日に配信された「JARLメールマガジン」第426号には次のように案内されている。
★アマチュア無線フェスティバル(ハムフェア2024)の開催について
来年のハムフェアは「有明GYM-EX(ジメックス)」を会場として、令和6年8月24日(土)・25日(日)の2日間の開催を予定しています。
▽「有明GYM-EX」のご案内
https://www.bigsight.jp/organizer/buildings/gym-ex/
ハムフェアの最新情報につきましては、詳細が決まり次第、JARL Webやメールマガジン等でご案内します。
新会場の「有明GYM-EX」は、「東京2020オリンピック・パラリンピック」で、体操、新体操、トランポリン、ボッチャの会場として使用した競技場(有明体操場)を東京都が改修、都内中小企業振興のために整備した展示場で2023年5月にオープンしたばかり。東京ビッグサイトと同じ、都の外郭団体が運営している。
名称は「地名(有明)」と「体操競技場であった経緯(体操を示すGymnastics)」と「展示場であること(展示会を示すExhibition)」を表現した造語という。
有明GYM-EXの外観。一部は木造になっている
住所は東京都江東区有明1-10-1。「東京ビッグサイト」から北北西に約1.7kmの位置で、最寄り駅は新交通システムゆりかもめの「有明テニスの森」駅(東京ビッグサイト駅から2駅)徒歩5分となっている。
新会場の「有明GYM-EX」は、「東京ビッグサイト 南展示棟」から北北西に約1.7kmの位置。最寄り駅は新交通システムゆりかもめの「有明テニスの森」から徒歩5分(地図:Googlemap)
◆「有明GYM-EX」と「東京ビッグサイト(南展示棟 3・4ホール)」比較
「ハムフェア2019」以降の会場として利用してきた「東京ビッグサイト 南展示棟3・4ホール」と、新たなハムフェア会場となる「有明GYM-EX」を比較してみよう。
展示場の面積は「東京ビッグサイト 南展示棟3・4ホール」が1万平方メートル(約72×144m)なのに対し、「有明GYM-EX」は約9,400平方メートル(約79×119m)。有明GYM-EXのほうが6%ほど狭くなっているが、利用者にとっては、ほぼ同じと考えて良いだろう。
有明GYM-EXの展示場内部。面積は約9,400平方メートル。「東京ビッグサイト 南展示棟 3・4ホール」よりも6%ほど狭い
会場自体の利用料(準備を含む3日間で計算、税込み)は、「東京ビッグサイト 南展示棟3・4ホール」は 1,254万円 なのに対し、「有明GYM-EX」は同 636.9万円 と、ほぼ半額になっている(付加料金、電気・空調料金などは除外した単純計算)。
一方で「有明GYM-EX」は一般来場者向けの駐車場が最大320台と少ないこと、会場内にレストランやカフェといった飲食施設はなく、2ブロック(徒歩約10分)離れた大型ショッピングモール(有明ガーデン)のレストランを利用することになる…といった難点があるようだ。またアイボールパーティが開催できるような宴会場も設けられていない。さらに建物の構造上、特別記念局のアンテナを屋上(屋根上)に設置することは難しいかもしれない。
46年間の「ハムフェア」の歴史において、21回にわたり使用(1996~1998年、および2002~2023年 ※2020~21年はコロナ禍で中止)してきた「東京ビッグサイト」をついに離れることになったが、これも新体制によるJARLの財政削減の取り組みと言えるだろう。新たな会場で開かれる「ハムフェア2024」が、かつてない盛り上がりを見せることに期待したい。
●関連リンク:
・ハムフェア2023開催レポート(JARL Web)
・有明GYM-EX
The post <新会場はどんな施設?>来年の「ハムフェア2024」は8月24~25日に「有明GYM-EX」(東京都江東区)で開催決定 first appeared on hamlife.jp .
日本における、2023年10月21日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局から更新発表があった。同総合通信局からは、10月に入って3回目の更新発表となる。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
The post 1エリア(関東)で10月に入って3回目の更新---2023年10月21日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 first appeared on hamlife.jp .
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は2023年10月20日、アマチュア無線の未経験者(無資格者)に“ハム”を知ってもらうための新パンフレット「アマチュア無線ってどんなもの?」を制作し、同日夕方からJARL WebでPDF版を公開した。イラストはプロのアニメーターでBCLファンとしても知られるJS1BXH 長谷川眞也氏が担当している。このパンフレットは今後、印刷されたものがJARLが実施する体験運用イベントや、さまざまな無線イベントの会場などで活用される見込みだ。
新パンフレット「アマチュア無線ってどんなもの?」表紙
新体制になったJARLが制作したパンフレット(JARL MINI GUIDE SERIES)「アマチュア無線ってどんなもの?」は、A4サイズで4ページの構成。無線機を手にした男の子と女の子が登場し、アマチュア無線の楽しさとハムの活動についてをわかりやすく説明。さらに4ページ目では「一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、日本のアマチュア無線界を代表する団体です」として、JARLのおもな活動を案内している。
新パンフレット「アマチュア無線ってどんなもの?」2~3ページ目では、アマチュア無線の楽しさとハムの活動についてをわかりやすく説明
新パンフレット「アマチュア無線ってどんなもの?」4ページ目ではJARLの活動を紹介
イラストをよく見ると、無線機はアイコム、JVCケンウッド、八重洲無線の製品が登場。男の子は「59」の文字が入った帽子とLC回路がデザインされたベストを着用している。また女の子は髪飾りが「CQ」の文字、上着にはアンテナマークが入っている(最終ページではJARLマーク入りの浴衣でも登場)。
シャックでアマチュア無線を運用する男の子。無線機も緻密なイラストで表現
女の子の髪飾りは「CQ」になっている!
JARLはこのパンフレットを、JARL Webの「体験運用マニュアルコーナー」に、閲覧用と両面印刷用の2種類のPDFとして掲載。『アマチュア無線に興味を持った方へ向けたパンフレットを作成しました』『興味を持った方が知りたい「アマチュア無線について」を掲載しています。アマチュア無線のPRにご活用ください』と、広い利用を呼び掛けている。
JARL Webの「体験運用マニュアルコーナー」に、閲覧用のものと両面印刷用のPDFを掲載
ちょうど10月21日(土)、22日(日)は、月刊誌「CQ ham radio」誌が制定、JARLとJARDが後援する「体験運用の日」だ。このパンフレットをプリントし、会場で配布・公開することで、来場した子供たちがアマチュア無線に興味と関心を深めるきっかけになることを念じたい。
●関連リンク:
・体験運用マニュアルコーナー(JARL Web)
・「アマチュア無線ってどんなもの?」Web閲覧用PDF
・「アマチュア無線ってどんなもの?」両面印刷用PDF
・10月21日・22日「体験運用の日」体験運用実施局紹介(一覧)(CQ ham radio)
The post < “体験運用” に来た子供たちに見て欲しい!>JARL、無資格者向けの新パンフレット「アマチュア無線ってどんなもの?」公開 first appeared on hamlife.jp .
10月17日、東北総合通信局は青森県青森南警察署と共同で不法無線局の取り締まりを行い、免許を受けずに勤務先の車両に無線局を開設していた青森県黒石市在住の運転手(58歳)を、電波法違反容疑で摘発した。同局は「電波利用環境保護のため、今後も捜査機関の協力を得て、不法無線局の取り締まりを行っていく方針です」と説明している。
東北総合通信局が発表した内容は以下のとおり。
東北総合通信局は、10月17日(火)、青森県青森南警察署と共同で、青森県青森市内において車両に開設した不法無線局の取り締まりを実施し、1名を電波法違反容疑で摘発しました。
1.被疑者の概要等
免許を受けずに勤務先の車両に無線局を開設していた青森県黒石市在住の運転手(58歳)
2.適用法条
(1)電波法第4条(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)
(2) 同法第110条(罰則)
次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
一 第4条の規定による免許(中略)がないのに、無線局を開設したとき。
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