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hamlife.jp (2024/11/26 19:05:26)
現在データベースには 6126 件のデータが登録されています。
株式会社三才ブックスは2023年8月29日(火)に「ラジオマニア2023」を刊行する。同書は2006年からほぼ毎年刊行されているAM/FM/短波ラジオ放送の受信に特化したムックで、おすすめ番組や局の情報などのソフト面から、機材の使用レポート、工作記事、受信実験レポートなどのハード情報まで、ラジオファンなら知っておきたい情報がぎっしり詰まった1冊だ。今号は巻頭カラーで「SANGEAN WR-304徹底使用レポート」「国内マイナーメーカーカタログ」などを取り上げ、カラー特集では1局集中ガイドとして「南海放送」を紹介している。価格は1,760円(税込)、別冊付録として受信に役立つ便利手帳「RADIO-MANIA handbook」がついてくる。
三才ブックス「ラジオマニア2023」表紙
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての無線やラジオに関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。三才ブックスは月刊誌「ラジオライフ」で知られる出版社でさまざまな無線やBCL、エレクトロニクス関連のムックも刊行している。8月29日に発売される「ラジオマニア2023」に掲載されている内容は下記のとおり。
★ソフトからハードまでコアな情報が満載!「ラジオマニア2023」
おすすめ番組や局の情報などのソフト面から、機材の使用レポート、工作記事、受信実験レポートなどのハード情報まで、幅広くラジオを楽しむ1冊! 特別付録として受信に役立つデータ等満載の手帳「RADIO-MANIA handbook」が付きます。
◆巻頭カラー
・ラジオマニアニュース
・SANGEAN WR-304徹底使用レポート
・国内マイナーメーカーカタログ
・短波ラジオ5機種徹底比較使用レポート
・総勢30名様!ラジオプレゼント企画
◆第1章 ラジオ番組をもっと楽しもう!
・発掘!コミュニティFM おもしろ番組8選
・コミュニティFM事件簿
・radikoで聴きたい各局イチ押しプログラム!
◆カラー特集
・1局集中ガイド「南海放送」
・Chat GPTがオススメのラジオチップ・TEA5767を使用したFMステレオ・チューナーの製作
◆第2章 注目の受信機材レポート
・都心で8素子FMアンテナ+ローテータ―設置レポート!
・米国のラジオGP7/SSB使用レポート
・SKYWAVE SSB2の全貌
・外部アンテナ導入のすすめ
・FM用アンテナ AF-1-SPの実力をチェックした!
◆第3章 受信に役立つ情報&テクニック
・最強の「岬受信地」で遠距離受信にチャレンジ!
・ダイバーシティー受信の実用性を調査してみた!
・2023年版短波BCLの最新動向
・目指せ100局!限界受信チャレンジ
◆第4章 ラジオハイパーマニアックス
・ラジオファンのための総務省ホームページ活用マニュアル
・書籍「教養としてのラジオ用語辞典」先行公開!
・ラジオ局 超ローカルニュース
・ラジオ番組表アーカイブ
◆特別付録
受信に役立つ便利手帳「RADIO-MANIA handbook」
なお、同書を入手するには、下記のAmazonリンクが便利で確実だ。
●関連リンク: 三才ブックス
The post <ソフト面からハード情報まで、ラジオを幅広く楽しむための1冊>三才ブックス、8月29日に「ラジオマニア2023」を刊行 first appeared on hamlife.jp .
8月19日から20日に開催された「ハムフェア2023」。その会場で展示された新製品や参考出品を独自収録の動画でリポート!! ここではアルインコ株式会社の参考出品、チャンネル増に初めて対応した351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)「DR-DPM62W」と同社のサービス「アプリ無線」を紹介する。
アルインコが開発発表した、増波82ch対応の車載・固定局用トランシーバー「DR-DPM62W」。Bluetooth搭載で同社の「アプリ無線」とのシームレスな連携交信が行える
アルインコ株式会社の参考出品「DR-DPM62W」は、351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)のモービルタイプで、今年6月1日の電波法令改正で実現した「デジ簡の増波(上空用を含み35ch→97chに)」に初めて対応したモデルで、全82chでの送受信と上空用15chの受信に対応している。
同機種はBluetoothを当愛し、アルインコのアプリ無線「Air-InCom(エアーインカム)」を使ったインターネット通信と、新割当ての82ch分のデジタル簡易無線運用の両方に対応、直接電波が届くところはデジタル簡易無線で、圏外エリアは本機とBluetoothでぺアリングしたスマホを使うアプリ無線をシームレスに運用できるのが特徴だ。
【ハムフェア2023】<動画リポート第8弾>アルインコの“デジ簡”「DR-DPM62W」は増波82chに初対応!
※YouTubeを視聴されるアマチュア無線家の皆様、「 hamlife.jpチャンネル 」への登録をぜひお願いします。
<DR-DPM62Wの特徴>
★新割り当ての3Tチャンネルにも対応の82ch仕様。出力はパワフルな5W、意外に良く飛ぶ2W、近距離用1Wの切り替え式。
★従来の他社互換秘話コードに加えて弊社独自の秘話キーを追加、M60/S70シリーズだけでしか通話できない高セキュリティ秘話を実現(従来コード32,767+強化キー491,505=524,272通り)。アプリ無線の通話は携帯電話同様、傍受不可能。
★金属製の頑丈なボディはフロントセパレーション方式で1DINに収まるサイズ、ブラケットとDCケーブルはV/UHF FMアマチュア無線車載機のものを共用でき、基地局なら別売EDS-34を使ってフロントとメインユニットを100mまで離しての設置も可能。
★防水スピーカーマイクEMS-500(カールコード約0.5m)またはEMS-501(ストレートコード5m)は付属のEMS-61と併用でき、Bluetoothユニットはフロントパネルに実装、障書物が無ければスマホから10m程度まで離れても通話が可能。
★受信音均一化(AGC)、低音・高音域抑制、秘話設定時でも秘話無し信号を受信させる対象外信号選択、受信信号強度低下通知、受信音量固定など、受信にもこだわりのカスタマイズが可能。
★ch番号、受信音レベルのほか「キーロック中です」「緊急、緊急」等の案内もできる多彩な和文音声ガイダンス。
★バックライトが7色から選択できる、大きく見やすいドットマトリックスの日本語液晶表示。
★車両横転、車内温度等、各種アラームに応用できるショックセンサーと温度センサー(設定範囲:-20~60℃)。
★大音量2W(EMS-500/501は800mW)のオーディオ出力、一般と拡張の2段階セットモード、親子通信(子機間通話禁止)、200名の個別呼び出しと10個のグループ呼び出し、PTTホールド、スキャン機能、Sメーター、警報音と警報動作の詳細設定など多彩な機能を満載。
★12V/24V環境にそのまま対応、ACC入力を感知して自動でオンオフの便利な電源仕様。
★約35分の通信録音機能とプリセットされた4種類のテキストを送信できるショートメッセージ
アプリ無線の説明パネルより
DR-DPM62Wについてはこちらの記事も参考に↓
【ハムフェア2023】<デジ簡と無線アプリに対応>アルインコ、82ch実装の351MHz帯デジタル簡易無線機(登録局)「DR-DPM62W」を開発発表
351MHz帯“デジ簡”の増波についてはこちらの記事を参考に↓(2023年7月8日掲載)
<メーカーも対応機を準備中?>351MHz帯のデジタル簡易無線(登録局)、6月1日の法改正で一挙に62波も増加し「全97チャンネル」に
↓「ハムフェア2023」に関するまとめページはこちらをクリック!
●関連リンク:
・アルインコ株式会社 電子事業部
・アプリ無線 エアーインカム(アルインコ)
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JARL東京都支部は2022年8月29日に創設50周年を迎えたことを記念し、周年行事の締めくくりとして2023年8月28日(月)00時から9月3日(日)23時59分59秒までの7日間にわたり、「東京都支部創設50周年記念マラソンコンテスト」を21/28/50/144/430/1200MHz帯のオールモードで開催する。今回、マラソンコンテスト開催に合わせて「東京都支部創設50周年記念マラソンコンテストアワード」が発行される。
参加資格は、国内アマチュア局(移動運用する局も含む)とSWL。 ただし、社団局・特別局・特別記念局(以下「社団局など」)は、事務局・連絡先が東京都内にあって、都内での運用に限り参加できる(事務局・連絡先が東京都内にない社団局などは参加できない)。
呼び出し方法は電信が「CQ TK TEST」で、電話が「CQトウキョウコンテスト」。コンテストナンバーの交換は、都外局が「相手局のシグナルレポートRS(T)」+「自局の運用地点を示す別記道府県ナンバー」、都内局が「相手局のシグナルレポートRS(T)」+「自局の運用地点を示す別記市区町村ナンバー」。
得点とマルチプライヤーは、アマチュア局が、 完全な交信で相手局が「都内局」の場合2点、「都外局」の場合1点で、マルチプライヤーは、自局が運用した日数(最大7日。バンドごとの運用日数を足し合わせないこと)となる。SWLは、完全な交信をした「都内局」を受信した場合2点、「都外局」の場合1点で、マルチプライヤーは、自局が運用した日数(最大7日。バンドごとの運用日数を足し合わせないこと)。同一バンド内における重複交信(SWLは受信)は、交信日・電波型式・運用場所が異なっても得点にならず、運用日数にも計上できないほか、マラソンコンテストのため市区町村・道府県マルチプライヤーの設定していない。
注意事項として「都内局の運用場所の変更は、都内に限り可(市区町村ナンバーが変わってもよい)。もし都外で運用した場合は、当該交信は得点にならず、運用日数にも計上できない」「都外局の運用場所の変更は、都外に限り可(道府県ナンバーが変わってもよい)。もし、都内で運用した場合は当該交信は得点にならず、運用日数にも計上できない」などとしている。
書類の提出は、紙ログの締め切りが9月15日(金)消印有効。電子ログが9月17日(日)23時59分59秒までのタイムスタンプが有効。そのほか「東京都支部創設50周年記念マラソンコンテストアワード」を設けている。
「『全市賞』『全区賞』『全郡・島賞』を、本コンテスト期間内に全市(002~030)、または全区(101~123)、あるいは全郡・島(201~204の4町村と401~431のうちの1町村の計5町村)とそれぞれ完全な交信(SWLは受信)が成立した局に発行する。シングルバンド、マルチバンドの制限はない。特記なし」としている。詳しくは「JARL東京都支部創立50周年記念マラソンコンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・JARL東京都支部創立50周年記念マラソンコンテスト規約(PDF形式)
・JARL東京都支部
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World Wide Radio Operators Foundation (WWROF) とSlovenia Contest Club (SCC) がスポンサーとなって、日本時間の8月26日(土)21時から8月27日(日)20時59分59秒までの24時間にわたり、160m、80m、40m、20m、15m、10mの各バンドで「2023 World Wide Digi DX Contest」が開催される。電波型式はFT4/FT8のデジタル文字通信モードのみで、ナンバー交換は4桁のグリッドスクエア(信号レポートは不要)。出力が1500Wまでの「ハイパワー」、100Wまでの「ローパワー」、5Wまでの「QRP」の各部門に分かれ、より多くの局と、より多くのグリッドスクエアを集めるコンテストだ。なお、80mと40mバンドには、JA局用にサブバンドが設定されている。
昨年(2022年)と規約の大きな違いはないと思われるので、「2022 World Wide Digi DX Contest」の日本語版コンテストルール(一部抜粋)を以下に紹介する。「JAコンテスター向けに利便性を提供する目的で、Mako JA1XSとHisami 7L4IOUにより作成されています。オリジナルの英語版があくまでも公式なものです」と案内している。
●World Wide Digi DX コンテスト
I.目的: 全世界のアマチュア局がFT4とFT8のモードを使用して、できるだけ多くのメイデンヘッド・グリッド・スクエアの他のアマチュアとコンタクトすること。
II.バンド: 6バンドのみ(1.8、3.5、7、14、21MHzおよび28MHz)
A.FT4 推奨サブバンド:
1.840~1844MHz
3.580~3.589MHz
7.080~7.089MHz
14.080~14.089MHz
21.080~21.089MHz
28.080~28.089MHz
受信機のダイアルをサブバンドの下端にセットして、一般的に 2.5~4kHzのパスバンド中の、可聴周波上の局と交信する。サブバンドが混雑した場合は、必要に応じて、3kHzの増分で受信機のダイアル周波数を移動させる。(例:7.080、7.083および7.086)
B.FT8 推奨サブバンド:
1.844~1.848MHz
3.590~3.599MHz
7.090~7.099MHz
14.090~14.099MHz
21.090~21.099MHz
28.090~28.099MHz
受信機のダイアルをサブバンドの下端にセットして、一般的に2.5~4kHzのパスバンド中の、可聴周波上の局と交信する。サブバンドが混雑した場合は、必要に応じて、3kHzの増分で受信機のダイアル周波数を移動させる。(例:7.090、7.093および7.096)
C.80および40mのJAサブバンド:
FT4:
3.528MHz(JA-JA)/3.570MHz(JA-DX)
7.038MHz(JA-JA)/7.080~7.089MHz(JA-DX)
FT8:
3.531MHz(JA-JA)/3.573MHz(JA-DX)
7.041MHz(JA-JA)/7.090~7.099MHz(JA-DX)
III.コンテストナンバー: 4桁のグリッドスクエア。
IV.得点計算:
A.得点: 最終得点は、すべてのバンドにおける QSO得点の合計と、すべてのバンドにおける2文字のグリッド・フィールドの合計を乗じて算出される。例:1000QSO得点×(70グリッド・フィールド)=70,000(最終得点)
B.QSO得点: QSOは、バンドにつき一度だけ、FT4かFT8 のどちらかで、得点される。QSO は1点+QSO相手のグリッド・スクエアの中心との距離の3000kmごとに1点。(例:5541km=2点)。 実際の信号のパスにかかわらず、ショートパスの距離が使用される。
C. マルチプライヤー: 各バンドにおける、異なる 2 桁のグリッド・フィールドにつき1つ。
V.参加部門:
A.シングルオペレーター部門: すべての運用とロギングを一人(1オペレーター)で行うこと。一度に送信できるのは1つのバンドだけ。 バンド変更に制限はない。いかなる種類のQSO発見アシスタンスも許可される。
1.シングルオペレーター:
a.ハイパワー(オールバンドまたはシングルバンド): 合計出力が1500ワットを超えないこと。
b.ローパワー(オールバンドまたはシングルバンド): 合計出力が100ワットを超えないこと。
c.QRP(オールバンドまたはシングルバンド): 合計出力が5ワットを超えないこと。
B.マルチオペレーター部門(オールバンドのみ): 何人のオペレーターでも許される。
1.シングルTX(MULTI-ONE): いかなる瞬間においても1つのバンド上で一波のみの送信が許される。バンドの切り替えは毎時(00~59分)8回までに制限される。
a.ハイパワー: 合計出力は、どのバンド上のいかなる瞬間においても1500ワットを超えないこと。
b. ローパワー: 合計出力は、どのバンド上のいかなる瞬間においても100ワットを超えないこと。
2.2TX(MULTI-TWO): バンドが異なれば、いつでも最大で二波までの送信が許される。ログにどちらの送信機でQSOしたかを明記すること。それぞれの送信機は、毎時(00~59分)8回までバンドを変更できる。合計出力は、どのバンド上のいかなる瞬間においても1500ワットを超えないこと。
3.マルチTX(ULTI-UNLIMITED): 6つのコンテスト・バンドで同時に運用できる。合計出力は、どのバンド上のいかなる瞬間においても1500ワットを超えないこと。
コンテスト参加前に下記の「関連リンク」から主催者のWebサイトにアクセスし、公式ルールを確認してほしい。
●関連リンク:
・2023 World Wide Digi DX
Contest規約(2022年版の日本語規約PDFも閲覧可能)
・World Wide Digi DX Contest規約に対するFAQ
・World Wide Digi DX Contest
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神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・3・5金曜日に流され、第2・第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2017年7月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。
2023年8月18日の第180回放送は、JK1BAN
田中氏の「今週の活動報告」は、同氏が久しぶりに秋葉原に行って番組スポンサーの富士無線電機でモービル機を買った報告。さらに同店スタッフからの“50MHz帯のリグのスイッチを入れたらソーラーパネルと思われるノイズで使い物にならなかった”という体験談を紹介した。
JH1OSB
小濱氏の「無線は自作でより楽しくなる」は、同氏がお盆を利用した家族旅行を計画したら、帰宅はハムフェア搬入日の夜だったという話題。続けてリスナーからのメール紹介(ハムフェアでの無線運用計画)。さらにQSYブースでの販売品を紹介した。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QSY 第180回放送
・QSYゆるーく無線を楽しむ(YouTube)
・QSY 番組案内ページ
The post <秋葉原の富士無線電機でモービル機を購入>アマチュア無線番組「QSY」、第180回放送をポッドキャストで公開 first appeared on hamlife.jp .
北海道新聞の2023年8月23日付ニュースサイト「北海道新聞デジタル(会員限定記事)」は、外国人スキーヤーに人気の北海道ニセコ地区において、コロナ禍前に国内で使用できないトランシーバーなどの無線機器の使用が頻発していると報じた。特にオーストラリア製トランシーバーの周波数はニセコ地区のテレビ放送(地上波デジタル)とも近く、放送の受信に影響を与える可能性があることから、総務省北海道総合通信局は“不法電波の交信監視装置”を北海道虻田郡倶知安町に設置し、この冬から運用を始めるという。同紙は「インバウンド(訪日外国人)対策としての設置は初めて。旅行需要の回復を受けて対策を強化する」と伝えている。
この記事は北海道新聞の2023年8月24日付け朝刊総合面にも掲載された
総務省が電波利用料を財源として全国各地に配備を進めている電波監視システム「DEURAS-D」のセンサ局アンテナの一例(今回、北海道倶知安町に設置されるものがこれと同型かは未確認)
さまざまなメディアでも報じられているように、コロナ禍明けの訪日外国人観光客数も順調に回復し、今後も多くの人たちが日本を訪れることが予想される。冬には良質なパウダースノーを求めて海外からスキーヤーやスノーボーダーなどが北海道にもやってくる。特にウィンタースポーツを楽しむ外国人はグループで来日することが多く、その連絡手段として自国からトランシーバー(FRS、GMRSなど日本の電波法令に合致しないもの)を持ち込むケースもあるようだ。
北海道新聞デジタルの記事によると、2018年冬にニセコ地区で“英語での不法電波の交信”が2日間で167回確認と、富良野など他のスキー場の10倍にもなり、総務省北海道総合通信局は「外国人スキーヤーなどが電波法違反行為に気づかず、仲間との連絡に使用しているようだ」とコメント。今冬の監視装置設置後は、札幌市にある北海道総合通信局から24時間体制で遠隔監視し、重大な通信妨害が確認された場合は、発生源特定のため監視を続けながら現地に向かうという。
インバウンド対策の不法電波監視装置が設置されることで、不法電波の発見と運用者への指導や摘発がスムーズになり、クリーンな電波環境になることを願うばかりだ。
なお「北海道新聞デジタル」が掲載したこの記事は会員限定のため、会員登録することで全文を読むことができる。
ちなみにウィキペディアには、外国人を含む観光客の間で特に人気が高い3町(知安町、ニセコ町、蘭越町)が「ニセコ観光圏」と称されることもあり、比羅夫(ひらふ)地区を中心にオーストラリア資本によるマンションやコンドミニアムなどの不動産開発が進み、倶知安町字山田が2006年から3年連続で住宅地の地価上昇率全国1位になった。また、アジア地域からも注目されており、中華人民共和国(香港)やマレーシア資本による開発も進んでいる説明している。
↓この記事もチェック!
<訪日外国人に向けたポスターなどを掲出>信越総合通信局、スキー場周辺において外国規格無線機の使用に関して注意喚起
<調べた136機種のうち131機種(96.3%)が基準を満たさず>総務省、著しく微弱な電波の許容値測定「令和4年度無線設備試買テスト最終報告」を公表
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・ニセコ地区で不法電波監視へ 道通信局がアンテナ 訪日客回復、無許可無線機の対策強化(北海道新聞デジタル)
・北海道総合通信局 外国規格無線機使用禁止
・ニセコ(ウィキペディア)
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2023年8月26日(土)21時から24時までの3時間と、8月27日(日)6時から15時までの9時間にわたり、JARL佐賀県支部主催の「2023年(第49回)オール佐賀コンテスト」が、1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430MHz帯の各アマチュアバンドの電信・電話で開催される。5年前(2018年)まで同コンテストは24時間の開催だったが、その後は時間短縮や休憩時間の設定などが行われている。
参加資格は日本国内のアマチュア局。交信対象は県内局が日本全国の局(県内局を含む)、県外局が佐賀県内の局となる。
ナンバー交換は、県内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「佐賀県市町ナンバー」、県外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「都府県支庁ナンバー」となる。
ログ提出は紙ログ、電子ログともにOKで、9月19日(火)まで(郵送の場合は当日消印有効)受け付けている。書類は「参加部門及び種目」のうち、いずれか1種目のみに提出すること。JARL佐賀県支部の会員で20局以上交信した局に対し、参加賞が贈られる(ただし支部大会参加者に限る)。
また、入賞者は佐賀県支部大会(例年2月ごろ開催)で表彰し、欠席により賞状を受領しなかった場合は支部大会の終了後に順次発送するとしている。
コンテスト中の運用場所の変更禁止や電子メール提出でのタイトル表記、書類郵送の送付先についてなど、注意事項がある。詳しくは「2023年(第49回)オール佐賀コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・2023年(第49回)オール佐賀コンテスト規約(JARL Web版地方だより/PDF形式
※4ページ目の右に掲載)
・JARL佐賀県支部
The post <午前0時から6時までは休憩時間>JARL佐賀県支部、8月26日(土)21時から27日(日)15時まで「2023年(第49回)オール佐賀コンテスト」開催 first appeared on hamlife.jp .
2023年8月19~20日に開催された「ハムフェア2023」の 会場で、アンテナメーカーの第一電波工業が参考出品した製品(8種類)をまとめて紹介しよう。なお同社は今回のハムフェア開幕に合わせて、2023年8月版の最新カタログ(PDF)版の公開も開始している。
「ハムフェア2023」の第一電波工業ブース
「ダイヤモンドアンテナ」のブランドで知られる第一電波工業は、毎年ハムフェアの会場で多数の参考出品を展示している。今年の「ハムフェア2023」の同社ブースではモービルアンテナを中心に8種類の参考出品が登場し、来場者の注目を集めていた。以下、順番に紹介していこう。
★KF-01(仮称)給電点嵩上げパイプ
トランク・ハッチバック・ミラーステーなどに取り付ける
給電点嵩上げパイプ「KF-01」
★SD330用 1.9MHz帯オプションコイル(名称未定)
電動スクリュードライバー式アンテナでは初、1.9MHz帯のオンエアを可能にした。SD330にこのコイルを追加することにより1.9~30MHzまで使用可能。専用コントローラー(SDC1)はプログラムの変更が必要になるため流用不可。重量と全長が大きくなるため、走行中の使用も不可。モービル半固定もしくは、固定局連用を想定。
・周波数:1.9MHz帯
・耐入力:200W(SSB)
・全長:約2m(1.9MHz帯同調時)
・重量:約1.7kg(SD330本体重量を含む)
・接栓:M-P
※その他の仕様は未定
★HF217(仮称)7/21MHz帯デュアルバンドアンテナ
モービル半固定や固定局運用を想定したモデル。アンテナを大型化することにより、21MHz帯の広帯域化と耐入力向上を狙っている。7MHz帯も調整機構を設けている。
・周波数:7/21MHz帯
・形式:1/4λ
・全長:約1.67m
・重量:約670g
・接栓:M-P
※その他の仕様は未定
★CR627S(仮称)50(FM)/144/430MHz帯 高利得3バンドモービルアンテナ
当時の面影を残すCR627の復刻モデル
・周波数:51~52/144/430MHz
・全長:約1.4m
※その他の仕様は未定
★EL2ER(仮称)144MHz帯 7/8λモービルアンテナ
以前販売していたDP-EL2Eの復刻モデル。スぺックはそのままに、外観形状を変更して再現。運用にはアースが必要。
・周波数:144MHz帯
・利得:約3.6dBi
・耐入力:100W
・形式:7/8λ
・全長:約1.8m
・重量:約470g
・接栓:M-P
※その他の仕様は未定
左から「KF-01」「SD330用 1.9MHz帯オプションコイル」「HF217」「CR627S」「EL2ER」。右端は以前発売されていた「DP-EL2E」
★CPATU 3.5~50MHz帯 屋外設置型アンテナチューナ用エレメント
・耐入力:200W(SSB)
・耐風速:40m/sec.
・全長:約4.6m
・重量:約2.2kg
※その他の仕様は未定
★ATE350 3.5~50MHz 屋外設置型アンテナチューナ用エレメント
以前販売していた屋外設置型アンテナチューナー用のワンタッチ伸縮型アルミポールエレメント。
・耐風速:30m/sec.
・全長:約6.5m
・重量:約2.2kg
3.5~50MHz帯 屋外設置型アンテナチューナ用エレメント「CPATU」(左)と「ATE350」(右)
★CX211A(仮称) 1回路2接点の同軸切換器
現行品のCX210Aから切替耐久性を向上
・周波数範囲:DC~800MHz
・VSWR:1.2以下(500MHz以下)、1.5以下(500~800MHz)
・挿入損失:0.1dB以下(500MHz以下)、0.2dB以下(500~800MHz)
・耐入力:1kW(SWR1.2以下時)
・接栓:M-J
・重量:約580g
1回路2接点の同軸切換器「CX211A」
なお同社ブースではハムフェア直前に今秋の限定販売が発表されたセンターローディング式小型モービルアンテナ「HF40CLS/HF15CLS/HF10CLS/HF6CLS」や、今秋登場するディスコーンアンテナ「D220S」も展示されていた。
今秋、限定販売を予定しているセンターローディング式小型モービルアンテナ「HF6CLS」「HF10CLS」「HF15CLS」「HF40CLS」も初展示
今秋発売を予定しているディスコーンアンテナ「D220S」も展示
●関連リンク:
・第一電波工業
・PDF版
アマチュア無線アンテナ・デジタル登録局・船舶・各種受信アンテナ/周辺機器総合カタログ(最新2023.8月版)
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アマチュア無線業務日誌の定番ソフト(フリーウェア)として、多くの無線家に愛用されている「Turbo HAMLOG(通称「ハムログ」)」。そのWindows版が2023年7月27日に「Ver5.39a」としてバージョンアップ(Wkd/Cfm一覧表示でQSL受領済みマーク表示など)したが( 2023年7月28日記事 )、今回「その後の進捗状況」として8月23日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのWindows版が2023年7月27日に「Ver5.39a」としてバージョンアップしたが、今回「その後の進捗状況」として、2023年8月23日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。
今回更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。
その後の進捗状況(2023/8/23の更新内容)
※Ver5.39aに上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・hQSLユーザーにヒットしたときの表示を変更。
・微調整中。
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.39
・Turbo HAMLOGホームページ
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8月19日から20日に開催された「ハムフェア2023」。その会場で展示された新製品や参考出品を独自収録の動画でリポート!! ここではアイコム株式会社が参考出品した「24GHz帯トランスバーター」と「24GHz帯パラボラアンテナ」を紹介する。
アイコムの参考出品、IC-905に対応した24GHz帯トランスバーター(IFは5.6GHz帯)とパラボラアンテナはSHF帯ファンの注目を集めた
アイコムが参考出品した「24GHz帯トランスバーター」は、同社のSHF帯オールモード機「IC-905」を接続することを視野に、入出力周波数を5.6GHz帯に設定(※IC-905オプションの10GHz帯トランスバーター CX-10Gの入出力周波数は2.4GHz帯)。同時に参考出品された24GHz帯パラボラアンテナの背面に取り付ける設計となっている。動画ではこのトランスバーター&パラボラアンテナと、24GHz帯トランスバーターを開発するためにアイコムが自社開発したSHF帯キャビティ型バンドパスフィルタを紹介している。
【ハムフェア2023】<動画リポート第7弾>アイコムの技術の粋を集めた参考出品「24GHz帯トランスバーター&パラボラアンテナ」
※YouTubeを視聴されるアマチュア無線家の皆様、「 hamlife.jpチャンネル 」への登録をぜひお願いします。
24GHz帯トランスバーターを開発するためにアイコムが自社開発したSHF帯キャビティ型バンドパスフィルタ。24GHz帯は2種類(3素子と5素子)、10GHz帯は1種類(5素子)を展示。メイドインジャパンの物作りが、自社製空洞共振器フィルタの実現に繋がったという
24GHz帯キャビティBPF(3素子)の実測データ
24GHz帯キャビティBPF(5素子)の実測データ
↓「ハムフェア2023」に関するまとめページはこちらをクリック!
●関連リンク: アイコム株式会社
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