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hamlife.jp (2024/11/27 13:06:23)
現在データベースには 6130 件のデータが登録されています。
アマチュア無線技士の養成課程講習会を実施している一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)が、2022年度に「集合講習(教室形式)」で行った第四級アマチュア無線技士(4アマ)標準コースと、第三級アマチュア無線技士(3アマ)短縮コースの受講者にアンケートを実施し(回答率85%)、その結果を2023年5月23日に公表した。受講者からの意見や感想は、厳しい内容も含めてすべて掲載し、より信頼できる講習会となるよう改善に取り組んでいくという。
JARD主催の4アマ養成課程講習会風景(2017年、講習終了後のビギナーズセミナーで撮影)
JARDは4アマ、3アマの集合講習(教室形式)を、東京・巣鴨の「JARDハム教室」のほか、全国各地の公共施設や会議施設などを会場に実施している。その受講者には終了後に「授業内容の分かりやすさ」「スタッフの対応」「教室の受講環境」などを尋ねるアンケートを実施しているが、このほど2022年度(2022年4月1日~2023年3月31日)に開催した講習会のアンケート結果をまとめ、同協会のホームページで公開した。
アンケートの回答率は85%。結果は「JARDハム教室で実施した4アマ講習会」「その他の会場で実施した4アマ講習会」「JARDハム教室で実施した3アマ講習会」「その他の会場で実施した3アマ講習会」の4カテゴリーに分類して集計し公表している。
JARDの発表は次のとおり(一部抜粋)。
2022年度 JARD講習会 受講者アンケートの結果
本アンケートは、2022年度の第4級アマチュア無線技士及び第3級アマチュア無線技士の講習会(集合講習会)にご参加いただいた方の85%(85%)の方にご回答をいただきました。ご協力をいただきありがとうございました。以下はご回答の内容につき、その結果です。※カッコ内は、前年度数値(以下、同じ)
(1)授業内容について
授業内容については、
JARDハム教室では79%(80%)の方に、その他会場については61%(62%)の方に、「分かりやすい」との好評価をいただいています。いただいたご意見を参考とし、今後とも授業内容の充実に努めてまいります。
(2) スタッフの対応について
管理責任者等のスタッフの対応については、
JARDハム教室では83%(87%)の方に、その他会場については72%(72%)の方に、「良い」との好評価をいただいております。いただいたご意見を参考とし、今後ともスタッフの対応については、皆さまが快適に受講していただけるよう改善に努めてまいります。
(3)教室の受講環境について
教室の受講環境については、
JARDハム教室では69%(66%)の方に、その他会場については51%(約51%)の方に「良い」との評価をいただいております。今期もコロナ禍における感染予防対策を徹底してまいりましたが、夏期及び冬期の換気により、受講生の皆さまには「暑すぎる・寒すぎる」
と言った声が多数寄せられました。その一方で「対策が万全だったので、安心して受講できました」
という声、一部には「コロナ対応不十分」 といった声も寄せられております。
なお、新型コロナウィルス感染症への対応として、2023年3月9日付け「受講予定の皆さまへお知らせ」で、講習会受講時のマスク着用については「個人のご判断によるもの」
とさせていただきました(当面、講習会スタッフは原則マスク着用を継続)。
(4)講習会システムについて
今期の講習会においても「工学の時間が短い」「工学が難しい」といったご意見が多数ありました。授業時間数は法令で決められているものですが、今後とも効果的な講義となるようさまざまな工夫を重ねてまいります。
※JARDハム教室においては「4アマの1時限90分は長い」という多数のご意見を踏まえ、2020年度から1限60分に移行。
JARDハム教室で実施した4アマ講習会の集計結果
その他の会場で実施した4アマ講習会の集計結果
JARDハム教室で実施した3アマ講習会の集計結果
その他の会場で実施した3アマ講習会
JARDは、各カテゴリーの集計グラフに続いて、受講者がアンケートに記載した個別意見もまとめて掲載している。「内容に満足」「わかりやすかった」という肯定的な意見だけでなく、悪い点や満足でない点に関する意見もすべて紹介し、全体で50ページ以上にのぼる点が注目される。
受講者がアンケートに記載した個別意見もカテゴリー別にまとめて掲載。全体で50ページ以上にのぼる
JARDはこの受講者アンケートの結果について「受講者の意見に真摯に耳を傾け、信頼できる講習会の運営となるよう更なる改善や、受講者交流サイトの“HAMtte”を含めた修了後のアフターフォローにも取り組んでまいります」と述べている。
●関連リンク:
・受講者アンケート(第4級・第3級)の集計結果について PDF(JARD)
・JARDホームページ
・JARD受講者交流サイト「HAMtte」
「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは東京都西東京市の「FM西東京」でも放送(2022年からは毎週月曜日の23時30分~)されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2023年5月21日(日)21時からの第229回放送。前半ではコロナの「5類」移行後の状況と熱中症について。
続いて5月14日に埼玉県朝霞市で行われた「第2回さいたまフィールドミーティング」の模様を報告した。
後半では、今週末のJARL地方本部・支部主催の行事として、次のものを紹介した。
・5月27日「2023新潟県ARDF競技大会」(新潟県支部)
・5月28日「2023信越地方ARDF競技大会」(信越地方本部)
・5月28日「ちびっ子電波体験教室2023」(愛知県支部)
・5月28日「英会話QSO勉強会」(徳島県支部)
・5月28日「高知県総合防災訓練&地域フェスタ」(高知県支部)
・5月28日「長崎県総合防災訓練」(長崎県支部)
・5月28日「鹿児島県総合防災訓練」(鹿児島県支部)
最後に「JARLフレンドリーショップ会員ありがとうキャンペーン」と「傷害補償保険」「雷事故補償保険」の案内を行った。
番組は下記関連リンクの「Radio JARL.com」の音源公開ページまたはJARL Webの特設ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。
●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ
「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容を放送。さらに2023年4月からは栃木県の県域局「CRT栃木放送」でも毎週日曜日の10時から同内容の放送がスタートした。
新たに音声ファイルが公開されたのは2023年5月21日(日)15時からの第461回放送。ゲストに月刊誌「CQ ham radio」編集長の吉澤氏(JS1CYI)が登場。災害時にアマチュア無線がどのように役立つかの事例として、2011年3月の東日本大震災の際に吉澤氏が体験したことを紹介。さらに災害時はどの周波数をモニターしたら良いか(FMの呼出周波数=非常通信周波数)を紹介した。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ
日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2023年5月22日時点で、アマチュア局は「369,203局」の免許情報が登録されている。前回紹介した2023年5月15日時点の登録数から、1週間で113局ほど減少した。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2023年5月22日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「369,203局」の免許状情報が登録されていた。前回、2023年5月15日のアマチュア局の登録数は「369,316局」だったので、1週間で登録数が113局ほど減少した。
また、1982(昭和57)年12月にスタートしたパーソナル無線。最後の1局の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったため、翌日の2021年12月20日をもって「パーソナル無線」は0局となり完全に消滅している。
↓この記事もチェック!
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局38万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・消滅:パーソナル無線(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
アマチュア無線機器メーカー8社が加盟する業界団体の「日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)」は2023年5月18日、東京都武蔵野市で第53回定時総会を開催した。今年は2年に1回行われる役員改選がない年で、令和4年度の事業報告と決算案、令和5年度の事業計画と予算案などが審議され、いずれも原案通り承認可決された。
第53回定時総会後の記念撮影(代表撮影)
日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)は、1971(昭和46)年に発足したアマチュア無線機器メーカーの業界団体だ。2023年5月18日の時点で、五十音順にアイコム、アツデン、アルインコ、アンテナテクノロジー、エーオーアール、JVCケンウッド、第一電波工業、日興電子の8社が会員として加盟し(コメットと八重洲無線は現在加盟していない)、毎年夏に「ハムフェア」会場でJAIA技術委員会が行う技術講演をはじめ、アマチュア無線業界発展のためにさまざまな委員会活動を行っている。
JAIAは毎年1回、会員各社が集まって定時総会を開催しているが、このほど5月18日に東京都武蔵野市のホテルで第53回定時総会が開かれ、令和4年度(第52期)の事業報告と決算案、令和5年度(第53期)の事業計画と予算案などを2時間にわたって審議し、原案通り承認可決された。なお役員改選は2年に1度と規定されており、今回の定時総会では改選は行われなかった。
懇親会で挨拶する小路山JAIA会長
終了後には4年ぶりとなる懇親会が開かれ、業界関係者ら約30名が出席。冒頭で挨拶に立った小路山JAIA会長(アイコム株式会社取締役)は次のように述べた。
『コロナ禍も落ち着きを見せ、社会が前の状態に近づき、我々も4年ぶりに皆様にお集まりいただく懇親会を開催できた。先ほどJAIAの第53回総会が無事終了した。本年は役員の改選期ではないため報告事項はないが、会員各社と「JAIAは今後どのようにしていくべきか」や「お客様に対して何ができるか」などを真剣に議論した。本日は具体的な報告はできないがJAIAの今後にぜひご期待いただきたい。会員各社は近年の半導体不足や材料の高騰などで厳しい状態が続き、お客様に多大なご迷惑をおかけしている。この状況をJAIAとしても打開すべく活動していくので、皆様のご助力をお願いしたい』
懇親会の模様
●関連リンク: 日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)
「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは再放送も始まった(現在は毎週水曜日の24時から再放送中)。
2023年5月21日に放送された第542回の特集は「SSTVで温故知新」。日本では1973年4月に本省決済によって“解禁”になった、アマチュア無線の静止画像通信「SSTV」についてを取り上げた。当初は上級資格者だけしか運用できなかったが、1982年7月からは全資格で運用可能になり、最近はPCやスマートフォンとの組み合わせで手軽に楽しめることを紹介した。
公開されたポッドキャスト音声は約46分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
<4月から再放送の日時変更に>
2023年4月から「ハムのラジオ」の再放送スケジュールが、
“毎週水曜日の24時(=木曜日の午前0時)から”
に変更されたので、ラジオ成田の地上波で再放送を聞いていた各局は注意が必要だ。なお本放送(毎週日曜日の21時から)のスケジュールは従来どおり。
●関連リンク: ハムのラジオ第542回の配信です
現地時間で2023年5月19日(金)朝9時から21日(日)13時まで(日本時間:19日22時から22日午前2時まで)、世界最大級のアマチュア無線イベント「Hamvention(ハムベンション)2023」が米国オハイオ州ジーニア市の「グリーン郡フェアグランド・エキスポセンター(Greene County Fairgrounds and Expo Center)」で開催されている。参加者からhamlife.jpに提供された会場内の写真を紹介しよう。
「Hamvention2023」屋外展示風景
ハムベンションは1952(昭和27)年から、毎年5月に米国オハイオ州で開かれている世界最大級のアマチュア無線イベントだ。2016年まではオハイオ州デイトンのハラ・アリーナで行われてきたことから「デイトン・ハムベンション」の名前で長く親しまれてきたが、同施設の閉鎖に伴い2017年以降はオハイオ州ジーニア市の「グリーン郡フェアグランド・エキスポセンター(Greene County Fairgrounds and Expo Center)」に移り、「Hamvention」の名称で開催されている。2020年と2021年はコロナ禍のため実開催は中止されたが2022年に再開、今年は日本のアマチュア無線機器メーカー(現地法人を含む)も多数出展している。
会場内風景
今回は、JVCケンウッドが会場でD-STAR/APRS対応の新型ハンディ機「TH-D75A」を初お披露目(ワールドプレミア)を行った( 別記事参照 )が、それ以外の会場内各ブースの模様について、参加者からhamlife.jpに提供された写真で紹介していこう。
アイコムのブース
5月12日に発表されたばかりのD-STARハンディ機「ID-50(米国仕様の型番:ID-50A)」も初お披露目
ブース内の大型モニターではID-50Aの説明も流れた
米国では今夏から発売が始まるSHF帯トランシーバーのIC-905とオプションのCX-10G(10GHz帯ユニット)を展示。IC-905本体の価格は「3499ドル(日本円換算:約48万円)」という情報があった
IC-905はキャリングバッグに入れた展示も行われた
オプションのCX-10G(10GHz帯ユニット)
IC-905のカタログも配布
HF/50MHz帯リニアアンプの新製品IC-PW2も展示。発売開始時期は未定
IC-PW2のコントローラー部分
JVCケンウッドのブース。TH-D75Aについては 別記事 参照
八重洲無線のブース
八重洲無線ブースでは恒例のロゴ入り帽子の配布が行われていた
エレクラフトのブース
FlexRadioのブースでは、SO2Rに対応した新型オートアンテナチューナー「TUNER GENIUS XL」を展示
MFJのブース
QRP Labsのブース
HAM RADIO OUTLETのブース
会場内の抽選コーナー。賞品には無線機も登場
JARLもブースを出展。「ハムフェア2023」のポスターが掲示されていた
●関連リンク: Hamvention 2023公式サイト
先週のアクセスランキングの第1位は、現地時間の5月19日(金)朝9時(日本時間19日22時)から米国オハイオ州ジーニア市で始まった世界最大級のアマチュア無線イベント「Hamvention(ハムベンション)2023」の会場で、JVCケンウッドが米国市場向けのD-STAR対応144/220/430MHzハンディ機「TH-D75A」をお披露目するのではないかというニュース。イベント開催前から米国内の一部の無線ショップや複数のYouTubeチャンネルで、「TH-D75A」に関する非公式情報が流れ、リーフレットやフロントパネルとされる画像が登場して注目を集めていた。そして8位に、Hamvention2023のJVCケンウッドブースにおいて、「TH-D75A」が正式発表された記事がランクインした。同モデルは、SSB/CW/AMモードを含む広帯域受信も可能だとしている。
続く2位も新製品情報だった。こちらは国内向けの製品で、アイコム株式会社からD-STARに対応した144/430MHz帯ハンディ機「ID-50」が6月下旬に発売されるという情報。5W出力、GPSレシーバー内蔵、バンド状況や信号の位置が一目でわかるウォーターフォール表示に対応、交信のチャンスを逃さないV/U、V/V、U/Uの2波同時受信を搭載、さらにID-31、ID-51、ID-52のほとんどのオプション類が使用でき、充電も可能なUSB Type-C端子も装備しているという。希望小売価格(税込み)は54,780円。
3位は「<締め切りは5月21日(日)>西無線研究所、新技適対応のCB機『NTS115A』『NTS111B』の購入予約を受付中」。アマチュア無線機、人工衛星搭載用通信機、RFID装置、CB(市民ラジオ)無線機などの開発で知られる西無線研究所が、2023年5月8日(月)から5月21日(日)まで、新技適対応の27MHz帯CB機「NTS115A」(ポータブルタイプ)と「NTS111B」(ハンディタイプ)の購入予約を受け付けている。納期は募集締め切り後約5か月。希望者には「光るLEDパワーチェッカ」をプレゼントするとしている。
さらに4位、6位、7位には5月19日(金)に発売されたアマチュア無線専門誌3冊がランクインしている。4位は「<特別企画「八重洲無線HF対応トランシーバーの魅力と選び方」>CQ出版社が『別冊CQ ham radio QEX Japan No.47』を刊行」、6位は「<特集は『シーズン到来! Eスポ伝搬を楽しもう』>CQ出版社が月刊誌『CQ ham radio』2023年6月号を刊行」、7位は「<特集『NanoVNA、tinySA、SWR計…etc. 超実用的! 測定器活用法』ほか>電波社、『HAM world(ハムワールド)』2023年7月号を5月19日(金)に刊行」。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<D-STAR対応の144/220/430MHzハンディ機>JVCケンウッド、米国市場で「TH-D75A」を発表か?
2)<V/U、V/V、U/Uの2波同時受信に対応、USB Type-C端子も装備>アイコム、D-STAR対応の144/430MHz帯ハンディ機「ID-50」を発表
3)<締め切りは5月21日(日)>西無線研究所、新技適対応のCB機「NTS115A」「NTS111B」の購入予約を受付中
4)<特別企画「八重洲無線HF対応トランシーバーの魅力と選び方」>CQ出版社が「別冊CQ ham radio QEX Japan No.47」を刊行
5)<昨年暮れから1か月ごとに減少数が乱高下>総務省が2023年3月末のアマチュア局数を公表、前月より592局少ない37万0,653局
6)<特集は「シーズン到来!Eスポ伝搬を楽しもう」>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2023年6月号を刊行
7)<特集「NanoVNA、tinySA、SWR計…etc. 超実用的! 測定器活用法」ほか>電波社、「HAM world(ハムワールド)」2023年7月号を5月19日(金)に刊行
8)【米国ハムベンション2023】<144/220/430MHz帯の3バンドハンディ機>JVCケンウッド、D-STAR/APRS対応の新機種「TH-D75A」を正式発表
9)<電波法第4条(無線局の開設)違反>東北総合通信局、不法アマチュア無線局と不法パーソナル無線局を免許を受けずに開設した2人に対して行政処分
10)<10mFMの歴史からDX1SAレピーター設置まで>DX1SAグループ編「29MHzFMハンドブック1」の無料ダウンロード(87ページ/PDF版)開始
JVCケンウッドは2023年5月20日、米国オハイオ州ジーニア市で開幕した世界最大級のアマチュア無線イベント「Hamvention(ハムベンション)2023」の会場で、D-STAR/APRS対応の新型ハンディ機「TH-D75A」を正式発表した。米国仕様で144/220/430MHz帯の3バンドに対応、SSB/CW/AMモードを含む広帯域受信も可能という。
「Hamvention2023」会場で初お披露目された、JVCケンウッドの新型ハンディ機(米国仕様)「TH-D75A」(参加者提供写真)
参加者によると「Hamvention2023」の同社ブースには、TH-D75Aのモックアップがアクリルケース内の回転台に収められ、周囲には説明パネル類も配置されている。現地スタッフの説明では米国での発売開始は2023年末以降になりそうとのこと。また日本国内向け仕様(型番は「TH-D75」か?)のお披露目は、8月に東京で開催される「ハムフェア2023」になるのではないか、という話だったという。
TH-D75Aのフロントパネルと上面
なお説明パネルの内容と日本語機械翻訳は下記の通り。
新トライバンダー TH-D75A
144/220/430MHz トライバンダー
・APRSプロトコル準拠 – GPSの位置情報とメッセージをリアルタイムに交換することができる
・D-STARのDV同時受信モード -D-STARネットワーク上で音声やデジタルデータを転送するのに適している
・D-STARリフレクターにアクセスするためのリフレクターターミナルモード
・USB Type-Cによるデータ転送と充電に対応
・受信データを送信するデジピータ・ステーション内蔵
・GPSユニット内蔵
・見やすい反射型カラーTFTディスプレイ
・コールサイン読み出し
・タフで堅牢なボディ – IP54/55規格に対応
・ワイドバンドおよびマルチモード受信に対応
・快適な受信を実現するIFフィルター内蔵(SSB/CW)
・DSPによる音声処理と定評のある、ケンウッドカスタムチューニングの音質
・Bluetooth、microSD/SDHCメモリーカードスロット搭載でPCとの連携も自由自在
●関連リンク:
・Hamvention 2023公式サイト
・Amateur Radios(Kenwood USA)
日本における、2023年5月20日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。あらたに1エリア(関東管内)の関東合通信局から、5月に入って2回目の更新発表があった。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)