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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/11/27 15:05:32)

現在データベースには 6130 件のデータが登録されています。

feed <事前申し込み不要の完全フリーマーケット>5月7日(日)9時から11時まで、横浜泉アマチュア無線クラブが横浜市泉区で「2023不用品交換会」開催 (2023/5/3 12:05:12)

神奈川県横浜市泉区とその周辺のアマチュア無線家で構成する「横浜泉アマチュア無線クラブ」(JL1YIC)は、2023年5月7日(日)の9時から11時まで、「2023不用品交換会」が同区内で開催される。コロナ禍などの影響で2019年を最後に中止され、昨年3年ぶりに実施された毎年恒例のイベントだ。事前申し込み不要の完全フリーマーケットなので、当日飛び込み参加もOK! 自宅に不用品があれば「ぜひ気楽に持ち込んでください」と呼びかけている。合わせて「車で来場される方にお願い。駐車台数に制限があります。相乗り、交通機関利用での来場をお願いします」と案内している。

 

 

 

 

 横浜泉アマチュア無線クラブ(JL1YIC)は、年間を通じてさまざまな行事を行っているが、なかでも地元の無線家に注目されているのが「不用品交換会」という名前のフリーマーケットである。昨年に続き2023年5月7日(日)の9時から11時まで、横浜市泉区役所奥の泉遊水池3池で開催する。同じ県内の酒匂川河川敷で4月に開催される予定だった「第26回 松田町ジャンク会」が急きょ中止となったため( 2023年4月12日記事 )、来場者はもちろん出店者の期待度も高まりを見せている。

 

 主催者は「今年、『松田ジャンク会』が開催できなくなってしまいました。きっと駐車スペースが足りなくなります。できるだけ乗り合いでの来場いただけるとありがたいです。会場3池広場が満車の場合は『テニスコート駐車場(有料)』をご利用ください」と案内。

 

 事前申し込み不要の完全フリーマーケットなので、「今年もクラブブースを設置しますが、クラブの出品物も次第に少なくなっています。参加者の皆さん!! 自宅で余っているリグ、装置、アンテナ、PC、パーツ、工具、などをぜひ気楽に持ち込んでください。不用品交換会を盛り上げ、Eey Ball Meetingの交流を深めるためにご協力をお願いします」と呼びかけている。

 

 

●「2023不用品交換会」概要 (一部抜粋)

 

主催:
・横浜泉アマチュア無線クラブ
・横浜市アマチュア無線非常通信協力会泉区支部

 

1. 日時2023年5月7日(日)9:00~11:00

 

2. 場所: 神奈川県横浜市泉区役所奥 泉遊水地3池 (相鉄線「いずみ中央」駅より徒歩5分)

 

3. 雨天中止の場合: 午前8時より438.68MHz/FMでアナウンス

 

4. 会場整理費・出店費: 無料(ただし寄付は受け付けております)

 

5. 出店希望者: 事前申し込み不要、完全フリーマーケット

 

※毎年車が増えているため、駐車スペースが足りません。できるだけ乗り合いで来ていただけるとありがたいです。会場3池広場が満車の場合は「テニスコート駐車場(有料)」をご利用ください。

 

 

 

 詳しくは、記事下の関連リンクから「2023不用品交換会(横浜泉アマチュア無線クラブ)」にアクセスして確認してほしい。

 

 

 

●関連リンク:
2023不用品交換会(横浜泉アマチュア無線クラブ)
・横浜泉アマチュア無線クラブ

 

 

 


feed <日本に入感した海外FM・TV局のデータを集大成、昨年に続いて「資料編」も無償配布>JVUDXC、「TV-FM 受信ガイド 2023」をPDFで公開 (2023/5/3 11:30:10)

日本を含む全世界の“30MHz以上の放送波のDX受信”を愛好するサークルとして知られる、JVUDXC(Japan V・UHF DXers Circle)が、データブック「TV-FM 受信ガイド 2023」PDF版の無料公開を開始した。異常伝搬などで前年までに日本国内で受信した海外のFM放送やテレビ局を国・地域別、周波数順でリストアップし、研究と解説を加えた超大作だ。例年、一般向けのPDF版無償配布は「受信編」のみだが、周波数など各種データなどを満載した「資料編」が昨年に続いて特別公開され、総ページ数は552ページ(+Excelデータ)という過去最大のボリュームになっている。今年もまもなく本格的なEスポシーズン、この1冊で海外のテレビやFM局のDX受信を楽しんでみてはいかがだろうか。

 

 

JVUDXCが過去に頒布していた、日本における海外TV/FM局の受信ガイドブック類(いずれも現在は絶版)

JVUDXCが過去に頒布していた、日本における海外TV/FM局の受信ガイドブック類の一例(いずれも現在は絶版)

 

 

 日本におけるTVやFM放送のDX受信を研究している「JVUDXC」は、発足から40年となる歴史あるサークルだ。これまでは年1回、会員たちが前年(および過去)に日本で受信した海外TV・FM局のデータを集大成した冊子を制作・頒布してきたが、2012年からは冊子での刊行を休止しPDF版で無償提供を行っている。その最新版となる「TV-FM 受信ガイド 2023」が4月30日に公開された。

 

「TV-FM 受信ガイド 2023」受信編PDF表紙

 

 従来、一般向けに公開されていたのは、前年までの受信局を国・地域ごと、電波伝搬形式ごとに整理した「受信編」のみだったが、昨年は同会設立40周年の記念事業として、国内FM、TVリスト・住所録、韓国・中国・台湾・ロシアのFM周波数リストなどの最新情報を掲載した「資料編」も公開。これが好評だったことから、今年度も引き続き会員外にも資料編を無償配布することにしたという。その結果、ダウンロードできるPDFファイルの全ページ数は「552ページ」と、過去最大のボリュームになっている。PDFファイルは次のようなカテゴリーに分割されている。

 

★「TV-FM 受信ガイド 2023」の構成

 

<受信編>全257ページ

01 表紙・目次・凡例(3ページ)
02 大韓民国(18ページ)
03 朝鮮民主主義人民共和国(4ページ)
04 中華人民共和国FM(108ページ)
05 中華人民共和国TV(14ページ)
06 中国香港特別行政区・マカオ特別行政区(1ページ)
07 中華民国(台湾)(10ページ)
08 ロシア連邦(旧ソ連諸国を含む)(20ページ)
09 東南アジア・南アジアFM(38ページ)
10 東南アジア・南アジアTV(7ページ)
11 オセアニアFM(7ページ)
12 オセアニアTV(2ページ)
13 その他の国々(25ページ)

 

<資料編>全295ページ
01 目次(1ページ)
02 韓国FM周波数リスト(10ページ)
03 中国FM周波数リスト(71ページ)
04 台湾FM周波数リスト(9ページ)
05 ロシアFM周波数リスト(xlsデータ)
06 各国チャンネルリスト(2ページ)
07 地上デジタル放送方式(1ページ)
08 NHK-FM周波数リスト(14ページ)
09 国内民放FM放送局周波数リスト(14ページ)
10 コミュニティ放送局周波数リスト(14ページ)
11 国内FM放送局周波数リスト(46ページ)
12 県域FM放送局中継局リスト(17ページ)
13 国内ラジオ放送中継波リスト(4ページ)
14 国内中波ラジオ放送周波数リスト(7ページ)
15 地上デジタル放送チャンネル一覧(55ページ)
16 民放テレビ局ネットワーク一覧(2ページ)
17 NHK放送局・支局所在地リスト(2ページ)
18 国内民間放送局所在地リスト(9ページ)
19 コミュニティ放送局所在地リスト(16ページ)
20 日本(2022年に開局したFM局)(1ページ)

 

「TV-FM 受信ガイド 2023」のPDFより。貴重な受信データが満載されている

 

 日本の近隣諸国では、108MHz以下の周波数でテレビやFM放送を行っているところがあり、「スポラディックE層(Eスポ)」などの異常伝搬で日本でも受信できることがある。この「TV-FM 受信ガイド 2023」があれば、周波数や使用言語などから“いま聞こえている海外放送局”の正体をある程度絞り込むことが可能だ。50MHz帯や144MHz帯などのコンディション予測にも使えるだろう。

 

「TV-FM 受信ガイド 2023」のPDFは、ストレージサーバーにzip形式の圧縮ファイルで収められている。ダウンロードには“簡単なパスワード”の入力が必要だ。詳細は下記関連リンク「VHF-DX blog~海外FMを聞く~」にある「TV-FM 受信ガイド 2023 PDF版 配布」の記事を参照してほしい。

 

 

 

●関連リンク: TV-FM 受信ガイド 2023 PDF版 配布(VHF-DX blog~海外FMを聞く~)

 

 

 


feed <今回から呼び出し方法(電信、電話)が変更>ナンバー交換は“年齢”、5月5日(金・祝)8時から4時間「第46回 オール三重33コンテスト」開催 (2023/5/3 10:00:51)

2023年5月5日(金・祝)8時から12時までの4時間、海外局を含むアマチュア局とSWLを対象に、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)三重県支部主催「第46回 オール三重33コンテスト」が、3.8/10/18/24MHz帯を除く全アマチュアバンドの電信・電話で行われる。なお今回から呼び出し方法の変更が行われたほか、コロナウイルス感染症拡大にともない、昨年(2022年)まで3年連続でマルチオペレーター種目の休止と、三重県内・三重県外を問わず移動運用での参加は禁止(居住場所のポータブル表記での運用は可)されていたが、いずれも今回から解除された。

 

 

 

 本コンテストはコンテストナンバーに年齢を組み入れていることと、三重県出身者や三重県に居住したことのある人などが県外で運用する局を「県人局」と位置づけ、中学生以下とYL局の「JL局」とともに、県内局・県外局の交信対象としている点がユニークだ。

 

 整理すると交信対象は、県内局、JL局、県人局が「すべてのアマチュア局(海外局を含む)」、県外局は「県内局またはJL局、県人局」となる。

 

 呼び出し方法は、県内局とJL局の電信が「CQ ME TEST」、電話が「CQ オール三重33コンテスト、こちら県内局」、県人局の電信が「CQ MEJ TEST」、電話が「CQ オール三重33コンテスト、こちら県人局」、県外局が電信が「CQ MEX TEST」、電話が「CQ オール三重33コンテスト、こちら県外局」で、マルチは異なる年齢の数だ。バンドが異なれば同じ年齢も有効(「00」も有効)。

 

 ナンバー交換は次のとおり。年齢を送信することを避けたい場合は「00」で構わない。

 

・三重県内で運用する「県内局」:「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「年齢(00でも可)」+「ME」

 

・中学生以下の局および女性局(県内局として参加することも可)の「JL局」:「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「年齢(00でも可)」+「ME」

 

・三重県生まれ、または居住したことのある方などが県外で運用する「県人局」【条件1】:「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「年齢(00でも可)」+「MEJ」
※または【条件2】として、第44回(2021年)の当コンテストで入賞歴のある県外局(通称「名誉県人局」)。

 

・県外局:「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「年齢(00でも可)」

 

 

 紙ログと電子ログの締め切りは5月31日(水)消印有効。事務局では「できる限り電子ログによる提出を希望」とアナウンスしている。書類提出は1部門のみの参加に限る。結果冊子を希望する場合は140円切手を同封のこと(SASE不可)。詳しくは「第46回 オール三重33コンテスト規約」で確認してほしい。

 

 

「第46回 オール三重33コンテスト」の規約(一部抜粋)

 

 

●関連リンク:
・第46回 オール三重33コンテスト規約(PDF形式)
・第46回 オール三重33コンテスト規約
・第46回 オール三重33コンテスト
・オール三重33コンテスト
・電子ログのご提出方法
・JARL三重県支部

 

 

 


feed <JA1JRK 谷田部氏のサイレントキーに伴う追悼番組>OMのラウンドQSO、第360回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 (2023/5/3 8:30:01)

「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから6周年を迎え、レギュラー陣の平均年齢も75.3歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。

 

 

 

 新たに音声ファイルが公開されたのは、2023年4月30日(日)21時30分からの第360回放送。2016年の番組スタート時からレギュラー陣の1人として収録に参加していたひたちなか市のDXer、 JA1JRK 谷田部政毅氏 が4月17日に79歳で逝去され、その追悼番組となった。

 

 番組音源は下記関連リンクにあるページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。

 

 

 JA1JRK 谷田部政毅氏のご冥福をお祈り申し上げます。(hamlife.jp)

 

 

 

●関連リンク:
・OMのラウンドQSO(FMぱるるん)
・JA1JRK (QRZ.com)

 

 

 


feed <免許を受けずにアマチュア無線局を開設・運用>関東総合通信局、電波法違反で無線従事者(3アマ、4アマ)3名に対して17日間と22日間の行政処分 (2023/5/2 18:30:23)

5月2日、関東総合通信局は免許を受けずにアマチュア無線局を開設し、電波法第4条第1項の規定に違反した群馬県高崎市在住の第四級アマチュア無線技士資格を持つ無線従事者に対してその業務に従事することを17日間停止する行政処分を、同じく神奈川県小田原市在住の第三級および第四級アマチュア無線技士資格を持つ無線従事者と神奈川県足柄上郡山北町在住の第四級アマチュア無線技士資格を持つ無線従事者に対してその業務に従事することを22日間停止する行政処分をそれぞれ行った。

 

 

「令和5年度電波利用環境保護活動用」のPRポスターに、女優でタレントの「福本莉子」を起用。ほほ笑みを見せて電波利用のルールを啓発

 

 

関東総合通信局が行った、行政処分の発表内容は以下のとおり。

 

 

 総務省関東総合通信局は、電波監視の結果、電波法(不法開設)に違反した無線従事者に対して、無線従事者の従事停止の行政処分を行いました。

 

1.違反の概要および行政処分の内容

 

被処分者: 群馬県高崎市在住の男性(54歳)
違反の概要: 免許を受けずにアマチュア無線局を開設・運用し、電波法第4条の規定に違反した。
処分の内容: 無線従事者(第四級アマチュア無線技士)としてその業務に従事することを17日間停止する。

 

被処分者: 神奈川県小田原市の男性(56歳)
違反の概要: 免許を受けずにアマチュア無線局を開設・運用し、電波法第4条の規定に違反した。
処分の内容: 無線従事者(第三級及び第四級アマチュア無線技士)としてその業務に従事することを22日間停止する。

 

被処分者: 神奈川県足柄上郡山北町の男性(67歳)
違反の概要: 免許を受けずにアマチュア無線局を開設・運用し、電波法第4条の規定に違反した。
処分の内容: 無線従事者(第四級アマチュア無線技士)としてその業務に従事することを22日間停止する。

 

 

2.法的根拠
 無線従事者の従事停止処分は、電波法第79条第1項に基づくものです。

 

 

 

電波法(昭和25年法律第131号)(抜粋)

 

第4条第1項
 無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)

 

第79条第1項
 総務大臣は、無線従事者が次の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は3箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
 一 この法律若しくはこの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したとき。(以下略)

 

 

 

 関東総合通信局は「電波利用秩序の維持を図るため、今後も着実な電波監視を行い、電波法違反に対しては厳正に対処してまいります」と説明している。

 

 

 

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<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成

 

 

 

<取り締まり対象者を明確化>総務省がアマチュア局の免許人(約35万通)に注意喚起ハガキ「-重要- アマチュア無線は仕事に使えません!」を送付

 

総務省は社団局も含めすべてのアマチュア局の免許人に対して、「アマチュア無線をご利用の皆さまへ、大事なお知らせがあります」というハガキを送付した

 

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

●関連リンク:
・関東総合通信局 電波法違反の無線従事者に行政処分(令和5年5月2日付)-無線従事者の従事停止処分-
・関東総合通信局 電波法違反の無線従事者に行政処分(令和5年5月2日付)―無線従事者の従事停止処分―

 

 

 


feed <そのまま少量コピーして配布するのであれば許可等は不要>総務省が「交信体験制度(体験運用)リーフレット(PDF版)」を作成し配布 (2023/5/2 18:00:00)

今般公布されたアマチュア無線の制度改正( 2023年3月22日記事 )に伴い、無資格者によるアマチュア無線の体験運用の機会が拡大されたが、このほど総務省はアマチュア無線の資格を持たない人でも体験しやすくする「アマチュア無線の交信体験制度(体験運用)」について簡単にまとめたリーフレットを作成し、総務省電波利用ホームページでリーフレット(PDF版)を公開、自由にダウンロードできるようにした。「アマチュア無線交信体験制度(体験運用)を簡単にまとめたリーフレットです。交信体験のご紹介や交信体験の場で、ご活用ください。なお、そのまま少量コピーして配布するのであれば、許可等は不要です。他の印刷物の一部とする、加工・編集等については、ご遠慮ください」と案内している。

 

 

 

総務省が「いつでも・どこでも・だれでもアマチュア無線の交信体験ができるようになりました!」というリーフレットを作成

 

 

 交信体験(体験運用)は、2022年1月から7月まで計7回実施した「ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線アドバイザリーボード」において取りまとめられた「ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用に関する提言」などを踏まえて、2023年3月22日に電波法施行規則等の一部を改正する省令や関係告示など公布・施行された(一部は2023年9月25日から施行)、いわゆる「アマチュア無線の制度改革」により、アマチュア無線有資格者が自ら開設または構成員となっているアマチュア局を使用して、いつでも・どこでも・だれでも、アマチュア無線有資格者の監督(指揮・立会い)の下で体験者(無資格者)がアマチュア無線の交信を行えるようになった。

 

 総務省は「交信体験の例」として、以下の説明を行っている。

 

①これまでの学校に加えて、学童、放課後等デイサービスの教職員・指導者が、自らが開設するアマチュア局を児童や生徒等に交信体験(体験運用)していただく。

 

②大学や高校等のクラブ局が新入生のクラブ勧誘の際に交信体験(体験運用)で楽しさを味わっていただき入部につなげていただく。

 

③クラブ局がアマチュア局を運用しているところに、たまたま通りかかった方がアマチュア無線に関心をもたれた場合などに、交信体験(体験運用)していただく。

 

 交信体験(体験運用)は、教育や研究の場、学校・クラブ、ボーイスカウト、防災ボランティアなどの地域活動など、様々な活動と連携した取組にも期待が集っているところです。

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<総務省の担当者などがインタビューに答える>月刊誌「テレコミュニケーション」2023年5月号で今般のアマチュア無線制度改正について紹介

 

< “即日施行” と “9月25日施行” に分かれる>総務省「アマチュア無線の制度改革」、3月22日の官報号外で公布される

 

<4項目で合計25の提言>総務省「ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線アドバイザリーボード」が「アマチュア無線の活用に関する提言」を公表

 

 

 

●関連リンク:
・総務省 交信体験制度(体験運用)リーフレット
・総務省 アマチュア無線交信体験制度(リーフレット)PDFファイル

 

 

 


feed 近畿、中国、四国、九州、東北で更新。4エリアはJO4の1stレターが「M」から「N」へ、7エリアはJQ7の1stレター「C」から「D」へ---2023年5月2日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 (2023/5/2 12:05:45)

日本における、2023年5月2日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。3エリア(近畿管内)の近畿総合通信局、4エリア(中国管内)の中国総合通信局、5エリア(四国管内)の四国総合通信局、6エリア(九州管内)の九州総合通信局、7エリア(東北管内)の東北総合通信局で更新発表があった。なお、中国管内の4エリアはJO4のサフィックスファーストレター「M」が終了し「N」へ、また東北管内の7エリアはJQ7のサフィックスファーストレター「C」が終了し「D」へ割り当てが移っている。

 

 

 

 各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。

 

 

 

 

 ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。

 

 その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。

 

 さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。

 

 また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。

 

 しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。

 

 このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給

 

<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始

 

 

 

●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 


feed <参加賞として毎年変わる小型ペナントを贈呈>JARL静岡県支部、5月4日(木・祝)12時から20時まで「第32回 静岡コンテスト」を開催 (2023/5/2 11:30:29)

2023年5月4日(木・祝)12時から20時までの8時間にわたり、国内のアマチュア局とSWLを対象に、JARL静岡県支部主催「第32回 静岡コンテスト」が1.9MHz~24GHz(WARCバンドを除く)の電信、電話で開催される。コンテストを盛り上げるためいろいろな「ドナー賞」や、ログ提出時に返信用封筒を同封すると、参加賞としてペナントと結果一覧表、コメント集が贈られる。

 

 

参加賞の歴代ペナントの数々(静岡コンテストの案内ページから)

 

 

「静岡コンテスト」は各周波数3時間(7MHz帯は6時間)ずつと、バンドごとに開始・終了時刻が異なるユニークなコンテストだ。第30回(2021年)から、1.9MHz帯の「電話」が追加されているほか、50MHz帯のコンテスト周波数が変更されているので注意してほしい。

 

 

・1.9~3.5MHz帯:17~20時

 

・7MHz帯:14~20時

 

・14~28MHz帯:12~15時

 

・50MHz~24GHz帯:14~17時

 

 

 本コンテストの交信対象は、県内局はすべての国内アマチュア局、県外局が静岡県内運用局。ナンバー交換は、県内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の市区町略符号(別途制定)」、県外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「都府県支庁ナンバー」。

 

 県外電信運用局とこれに呼びかける局への注意として(電信運用における県内外局の識別)、県外電信運用局の呼出方法は「CQ S TEST」 となっているので、県外局はこの呼出局を呼ばないようにと注意喚起している(県外局同士の交信は得点にはらず、迷惑を受けている局があるため)。

 

 紙ログと電子ログの締め切りは5月18日(木)消印有効。電子ログの場合はタイムスタンプで判断する。昨年(2022年)まであった「ヤング(コンテスト時に22歳未満)部門」は今回からなくなっている。

 

 また、参加賞の「ペナント」は一度廃止されたが、第27回(2018年)から参加者の厚い要望により復活している(94円切手を貼ったSASEを同封のこと。結果表も同封)。あわせてコンテストを盛り上げるため「ドナー賞」の提供者を募集している。

 

 

 主催者が公表している「第32回のコンテスト規約 変更の詳細」は以下のとおり(一部抜粋)。

 


 

【新型コロナウイルス対策】
・感染防止対策を徹底することなど。

 

【Q&Aの明示】
 コンテストに関する様々な疑問にお答えできるよう、新たにQ&Aを設けました。JARL主催コンテスト規約やJARLのQ&Aと静岡コンテストの規約やQ&Aとに差異がある事項は、静岡コンテストの規約やQ&Aを優先します。

 

【規約の禁止事項と注意事項を見直し整理し、また禁止事項を追加、注意事項や容認事項を明記しました】
・レピータによる交信や、D-Sterを含むディジタルモードによる交信は禁止(明記しました)。
・自局の運用情報をアマチュア無線を含む各種の手段(電話、携帯電話、メール、インターネット、SNS など)を使って他者に伝える行為を禁止。
・一人のオペレータが複数の異なるコールサインで運用し、書類を提出することを禁止(運用も自粛すること)。
・マルチオペ局で運用したオペレータが、個人のコールサインで運用して書類を提出することを認めます(Q&Aに明記)。ただし、マルチオペ局の運用者が、個人のコールサインなどでそのマルチオペ局と交信することは禁止します。
・コンテスト中に作成したログを、その後に電子化する作業を知人などに依頼や助力を求めることを認めます(注意事項に明記)。ご家族などの協力を得て、電子ログでの提出にご協力ください。

 

【QRP局について細部の記載を追加】
 細部について記載しただけで、従来の運用を変更するものではありません。
・すべての交信を出力1W以下で行わなければならないことを明記しました。1局でも 出力1W超過で交信すると、QRP局とは認めません(得点を2倍にすることは認めません)。

 

【郵送ログ提出の制限を変更】(第31回から変更済み)
・交信局数が50局を超える場合は「極力、電子ログで提出すること」にしました(従来は交信局数に制限なし)。
・チェックリストは「1バンド50局を超える交信の場合に提出」に変更しました(従来は100局を超える場合)。また、重複マルチのチェックリストも添付が必要としました。

 

【得点計上などでミスがある場合の「審査」での得点の取り扱い方法を変更】(第29回から変更済み)
・提出書類の得点計上にミスがある場合、審査では正しい得点に「減点または加点をします」(第28回までは「減点はする」が「加点はしない」)。

 

【入賞者の賞状の配布方法を変更】(第29回から変更済み)
・入賞者には賞状印刷用の電子データをメールで配信し、各自で印刷していただくことになりました。ただし、県内局の部入賞者で支部大会出席の方には、従来通り席上で表彰し、印刷賞状を贈ります。

 


 

 

 細かな規約変更などあるので、詳細は下記関連リンクから「第32回 静岡コンテスト規約」で最新の情報を確認してほしい。

 

 

「あなたも静岡コンテストに参加してみませんか?」の案内(静岡コンテストの案内ページから)

「第32回 静岡コンテスト」の規約(一部抜粋)

27回(2018年)から参加者の厚い要望により復活した参加賞のペナント(静岡コンテストの案内ページから)

 

 

●関連リンク:
・第32回 静岡コンテスト規約(PDF形式)
・静岡コンテストのご案内(PDF形式)
・静岡コンテストQ&A(PDF形式)
・参加賞(ペナント)の例(PDF形式)
・JARL静岡県支部コンテスト委員会
・JARL静岡県支部

 

 

 


feed <28/50/144/430/1200MHz帯のAMモードのみ>ナンバー交換は「使用送信機名」、5月4日(木・祝)に3エリア6mAMロールコールグループ「第38回 6mAMコンテスト」開催 (2023/5/2 10:30:27)

3エリア6mAMロールコールグループ主催の「第37回 6mAMコンテスト」が2023年5月4日(木・祝)9時から15時(バンドにより異なる)に開催される。国内すべてのアマチュア局が対等の条件で勝負できるルールで、コンテスト名称の“6m”に限らず28/50/144/430/1200MHz帯の各シングルバンドとマルチバンドの5部門(いずれもAMモードのみ。A3Eの全搬送 波またはH3E)が設けられている。コンテストナンバーに「使用送信機名」を送るのもユニークな点だろう。

 

 

 

 使用周波数は28/50/144/430/1200MHz帯で電波型式はAMモード(A3Eの全搬送波、またはH3E)。部門は28MHzの部、50MHzの部、144MHzの部、430MHzの部、1200MHz帯の部、マルチバンドの部の5つ。マルチバンドは2バンド以上で参加した局の各バンド得点を事務局で合計。ただし50MHz以外のバンドは得点を2倍にして計算するとしている。

 

 ナンバー交換は、「RS符号による相手局のシグナルレポート」+「都府県支庁ナンバー」+「使用送信機名(例:FT-817ND、IC-9700、TS-600改、自作)」で、異なる局との完全な交信を1点。自作機&改造機を使用して参加した局は完全な交信を2点(2点にカウントできるのは自作機・改造機を使用した局の側だけ)。

 

 それぞれバンドごとの開催時間と使用周波数帯、推奨使用周波数帯は以下のとおり。

 

 

●28MHz帯:10:30~12:00
(使用周波数帯:28.600~28.850MHz/推奨使用周波数帯:28.700~28.850MHz)

 

●50MHz帯:10:00~14:00
(使用周波数帯:50.350~50.990MHz/推奨使用周波数帯:50.400~50.900MHz)

 

●144MHz帯:13:30~15:00
(使用周波数帯:144.250~144.490MHz/推奨使用周波数帯:144.400~144.490MHz)

 

●430MHz帯:09:00~10:30
(使用周波数帯:430.250~430.700MHz/推奨使用周波数帯:430.400~430.500MHz)

 

●1200MHz帯:12:00~13:30
(使用周波数帯:1294.200~1294.490MHz/推奨使用周波数帯:1294.400~1294.490MHz)

 

 

 紙ログと電子ログ(JARL制定のログ・サマリーを使用)の締め切りは5月31日(火)消印有効。書類は部門ごとに分けて作成のこと。詳しくは下記の関連リンクから「第38回 6mAMコンテスト規約」で確認してほしい。

 

 

「第38回 6mAMコンテスト」の規約 (JARL NEWSより)

 

 

●関連リンク:
・第38回 6mAMコンテスト規約(JARL Web版クラブニュース/PDF形式 ※3ページ目の右下に掲載)
・3エリア6mAMロールコールグループ(Facebookページ)

 

 

 


feed <4月23日開催「東京都支部大会」の参加報告ほか>Radio JARL.com、第226回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 (2023/5/2 9:30:47)

「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは東京都西東京市の「FM西東京」でも放送(2022年からは毎週月曜日の23時30分~)されている。

 

 

 

 新たに音声ファイルが公開されたのは2023年4月30日(日)21時からの第226回放送。前半ではコロナ禍と5月8日以降の「5類」移行について。続いて4月23日に開催された「東京都支部大会」の参加報告。さらに月刊誌「テレコミュニケーション」2023年5月号が今般の アマチュア無線制度改正について紹介している ことを案内した。

 

 後半では、5月5日に南極・昭和基地のJARL局「8J1RL」が21MHz帯SSBで「こどもの日特別運用」を実施(17~18時、コンディションによっては延長あり)する告知。JARL中央局のJA1RLから交信にチャレンジする小・中・高校生たちも決定したという。
 続いて、今週末のJARL地方支部主催の行事として、次のものを紹介した。

 

・5月3日「第45回東京コンテスト」(東京都支部)
・5月4日「第32回静岡コンテスト」(静岡県支部)
・5月5日「第46回オール三重33コンテスト」(三重県支部)
・5月7日「第2回福生deはむハムフェア・フリマと音楽」(東京都支部共催)

 

 最後に 「QSOパーティ」の2・3・4巡目達成記念楯 の申し込みが、5月2日で締め切りになるという案内を行った。

 

 番組は下記関連リンクの「Radio JARL.com」の音源公開ページまたはJARL Webの特設ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。

 

 

 

●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ

 

 

 


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