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hamlife.jp (2024/11/27 17:35:24)
現在データベースには 6130 件のデータが登録されています。
先週のアクセスランキングで1位は、一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)が2016年9月から行っている「スプリアス確認保証」において、本年3月末までの約6年半を通算し、もっとも同保証の利用者が多かった古いアマチュア無線機の「トップ10」を発表したニュースだった。2005年12月1日の法改正で無線機器のスプリアス規格が改められ、2007年11月30日以前の旧スプリアス規格で作られた古い無線機は経過措置後の2022(平成34)年12月以降は使えなくなることになった(※2021年8月に総務省が新型コロナウイルスによる社会経済への影響を鑑み、移行期限を「当分の間」に延長している= 2021年8月3日記事 )。旧規格のアマチュア無線機をそのまま使い続けるのが難しくなることから、JARDは2016年2月8日から旧スプリアス規格のアマチュア無線機を持つ全国の無線家に呼びかけ( 2016年4月27日記事 )、新スプリアス規格に適合しているかを実測する「スプリアス実態調査」をスタート(調査は無料で無線機の運搬料もJARDが負担。1機種につき2台ずつ計測)その測定結果をもとに「スプリアス確認保証可能機器リスト(※最新版には合計989機種掲載)」を作成。2016年9月からJARDがリストに載った機種について新スプリアス規格の適合を保証することで、既に無線局に登録済みの無線機を旧スプリアス規格から新スプリアス規格に登録替えする手続きを容易に行えるようにした。これが「スプリアス確認保証」( 2016年8月1日記事 )である。
続く2位は、秋田県横手市(JCC:0404)の郊外の住宅街に、クリエート・デザイン製と思われる地上高18mの自立タワーがそびえ立つ築23年の中古一戸建て不動産物件が、売価1,300万円で登場しアマチュア無線家の関心を集めている話題だ。建物は2000年7月の新築で、木造2階建て(5LDK+外物置+カーポート)。不動産会社のホームページに載っている該当物件の建物画像を見る限り、築年数を感じられないほど建物はきれいで、カーポート、さらに自立タワーの状態も良さそうだ。前のオーナーがアマチュア無線を楽しんでいたかは不明だが、掲載されている画像を見る限りでは、アマチュア無線関連では自立タワーしか確認できないが、Googleストリートビューで現地を確認すると、裏手に一級河川の横手川が流れ、高低差がほとんどない土手となっていてアースも良好と思われる。
該当の競売物件と思われるGoogleストリートビュー画像(2012年9月撮影)。2000年の新築からすでに12年経っているが、この時点でも自立タワーの上にはアマチュア無線用のアンテナ類は確認できない(Googleストリートビューから)
3位は「<特集は『コンパクトに楽しむ HFアンテナのお役立ちガイド』、別冊付録『懐かしの50MHz』付き>CQ出版社が月刊誌『CQ ham radio』2023年5月号を刊行」。CQ出版社からアマチュア無線界で唯一の月刊誌「CQ ham radio」の2023年5月号が発売されるお知らせ記事。トピックスは「3Y0J ブーベ島DXペディション レポート(前編)」で、ユーザーレポートは「高利得2バンドアンテナ、第一電波工業『VX30』」「デジタル・マルチモードレシーバー、アルインコ『DJ-X100』試用レポート」。そのほか「移動運用が便利に楽しくなる、ターボハムログ & hQSL活用法」「コンパクトなHF/50MHz モバイル機、八重洲無線『FT-891』でFT8/FT4」「移動運用レポート、50年来のハム友と硫黄島古希の旅」などが続く。今号も盛りだくさんな内容だ。別冊付録が付いて価格は990円(税込)。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<今でも多く利用されている古い無線機は?>JARD、「スプリアス確認保証機種」の “トップ10” を公表
2)<玄関横に地上高18mの自立タワーがそびえ立つ>裏手は河川でアースはばっちり!? 秋田県横手市の中古物件が1,300万円
3)<特集は「コンパクトに楽しむ HFアンテナのお役立ちガイド」、別冊付録「懐かしの50MHz」付き>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2023年5月号を刊行
4)<河川敷の管理事務所からの指導で利用NG>神奈川県松田町で4月16日(日)に開催予定だった「第26回 松田町ジャンク会」急きょ中止
5)日本無線協会、令和5年4月期の1・2アマ国家試験問題および正答を公式発表
6)<免許を受けずにアマチュア無線局を開設・運用>関東総合通信局、電波法違反(不法開設)した第四級アマチュア無線技士に対し17日間の行政処分
7)<テレビ東京系で4月15日(土)18時から放送>アイコム、経済ドキュメンタリー番組『知られざるガリバー』に登場、こだわりの “ものづくり” に迫る!
8)<アマチュア無線機器の歴史や背景、回路・機構など時代を追って解説>CQ出版社、4月21日に「日本アマチュア無線機名鑑III」を刊行
9)<24時間体制で電波監視を強化>北海道&信越総合通信局、G7サミット関係閣僚会合の開催にともない「重要無線通信妨害対策実施本部」を設置へ
10)<各コンテストへの対応や細かな機能追加など> 4月9日、コンテスト用ロギングソフトウェア「CTESTWIN」がVer4.48にバージョンアップ
日本における、2023年4月15日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局で更新発表があった。関東総合通信局からは、4月に入って2回目の更新発表となる。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
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<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
4月14日、関東総合通信局は免許を受けずにアマチュア無線局を開設し、電波法第4条第1項の規定に違反した神奈川県海老名市在住の第四級アマチュア無線技士の資格を持つ無線従事者に対して、その業務に従事することを17日間停止する行政処分を行った。
関東総合通信局が発表した内容は次のとおり。
総務省関東総合通信局は、電波監視の結果、電波法(不法開設)に違反した無線従事者に対して、無線従事者の従事停止の行政処分を行いました。
1.違反の概要および行政処分の内容
被処分者: 神奈川県海老名市在住の男性(50歳)
違反の概要: 免許を受けずにアマチュア無線局を開設・運用し、電波法第4条第1項の規定に違反した。
処分の内容:
無線従事者(第四級アマチュア無線技士)としてその業務に従事することを17日間停止する。
2.法的根拠
無線従事者の従事停止処分は、電波法第79条第1項に基づくものです。
電波法(昭和25年法律第131号)(抜粋)
第4条第1項
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)
第79条第1項
総務大臣は、無線従事者が次の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は3箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したとき。(以下略)
関東総合通信局は「電波利用秩序の維持を図るため、今後も着実な電波監視を行い、電波法違反に対しては厳正に対処してまいります」と説明している。
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<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成
<取り締まり対象者を明確化>総務省がアマチュア局の免許人(約35万通)に注意喚起ハガキ「-重要- アマチュア無線は仕事に使えません!」を送付
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 関東総合通信局 電波法違反の無線従事者に行政処分(令和5年4月14日付)-無線従事者の従事停止処分-
一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は、アマチュア無線の入門者等を対象に、開局から運用までをサポートするための「アマチュア無線講座」を、2023年5月5日(金・祝)、6日(土)、13日(土)の3回、東京都豊島区巣鴨のJARDハム教室で実施する。このうち5月5日は「アマチュア無線講座(その1)」と座学の「ビギナーズセミナー」(定員30名程度)、6日と13日は「アマチュア無線講座(その2)」と交信実技の「初心者交信教室」(各回定員10名程度)で構成されている。参加費は無料で申し込みは先着順。JARD主催の養成課程講習会の受講者か、JARD受講者交流サイト「HAMtte(ハムって)」の会員を優先するという。
過去にJARDハム教室で開催された「初心者交信教室」の座学風景
JARDが発表した「アマチュア無線講座」の開催案内から抜粋・整理して紹介する。
JARDハム教室にて『アマチュア無線講座』を開催
~ 2023年度情報通信月間行事 ~
JARDでは今年もこの5月連休にあわせ、アマチュア無線の入門者等を対象に、開局から運用までをサポートするため、『アマチュア無線講座』を開催することとしましたのでご案内します。本講座は、座学の「ビギナーズセミナー」と体験的な「初心者交信教室」で構成しており、2023年度の情報通信月間行事として開催するものです。
★日時:
(1)アマチュア無線講座(その1)/ビギナーズセミナー(座学)
・5月5日(金・祝)13:00~(3時間程度)
(2)アマチュア無線講座(その2)/初心者交信教室(実技)
・5月6日(土)13:00~17:00
・5月13日(土)13:00~17:00
★イベント内容:
(1)アマチュア無線講座(その1)/ビギナーズセミナー
※アマチュア局を開局したい方向け
①無線機器の選び方
②開局申請等の方法(ドローン申請時の注意点)
③運用の初歩 ほか
(2)アマチュア無線講座(その2)/初心者交信教室
※アマチュア無線の交信を始めたい方・交信に慣れたい方向け
交信方法や手順を習い、実際にJARDのクラブ局等を運用していただきます。
★場所: JARDハム教室(東京都豊島区巣鴨3-36-6 共同計画ビル8階)
★募集定員:
(1)ビギナーズセミナー:30名程度
(2)初心者交信教室:各日10名程度
★応募資格:
いずれもJARD講習会の受講者や受講者交流サイト「HAMtte」の会員を優先します。また、いずれも先着順とします。
★参加料: いずれのセミナーも参加料は無料です。※参加には申込みが必要です。
★申込方法:
次の必要事項をメールに記載してお申し込みください。
①申込区分
※以下の(1)から(3)までのいずれかの番号を記載してください。
(1)ビギナーズセミナー、(2)初心者交信教室、(3)両方
※初心者交信教室への参加をご希望の場合は、参加希望日もお書き添えください。
②氏名
③生年月日
④連絡先(日中連絡の取れる電話番号)
⑤受講した講習会番号、またはHAMtteのログインID
※該当のない方は「該当なし」と記入してください。
★申し込み先メールアドレス: jtg2023(アットマーク)jard.or.jp
※「(アットマーク)」を 「@」 に置き換えてください。
★申し込み期限:
・5月5日(金・祝)および5月6日(土)開催分 → 5月1日(月)17時まで
・5月13日(土)開催分 → 5月10日(水)17時まで
★ご参加にあっての注意:
・「初心者交信教室」への参加には、無線従事者免許証が必要です。当日は受付にて無線従事者免許証を確認しますので、必ずご持参ください。
お忘れの場合はクラブ局の運用はできませんのでご注意ください。
・開催の詳細や変更事項等は、JARDホームページ等でご確認ください。
・当日は、直接JARDハム教室にお越しください。
・参加時のマスク着用は、個人の判断とします。個別指導時など密になる場面では、マスクの着用を推奨します。
・イベント参加時には、スタッフの指示に従っていただきます。
★お問い合わせ先: 電話:03-3910-7241(JARD管理部)
初心者は参加を検討してはいかがだろう。詳細は下記関連リンク参照。
●関連リンク:
・JARDハム教室にて『アマチュア無線講座』を開催(JARD)
・JARDホームページ
・JARD受講者交流サイト「HAMtte」
毎年4月18日は、国際アマチュア無線連合(IARU)が制定した「世界アマチュア無線の日(World Amateur Radio Day/WARD)」。この日は、IARU加盟団体が“アマチュア無線の力”を広く一般に伝え、世界中のアマチュア無線家と友好を育むことを目的としている。2023年4月18日(火)に98周年を迎える。今回の記念日のテーマは「Human Security for All(人間の安全保障をすべての人たちへ)」だ。
ARRLニュースによると、「IARUが以前発表した、“人間の安全保障をすべての人たちへ(HS4A)” が、今年の世界アマチュア無線デーのテーマです。4月11日から25日までの2週間にわたり、さまざまな運用イベントでこの日を祝います。世界中から特別局がHS4Aキャンペーンへの啓発のためオンエアーを計画しています。国連の安全保障基金は『Human Security(人間の安全保障)』を、貧困、戦争、自然災害などの『ひとりひとりが自由で創造的な価値ある人生を送ることができるよう取り組んでいく』としています」と伝えている。(ARRLニュース 3月31日 ※許可を得て抄訳転載/(C)ARRL )
またARRLは「世界アマチュア無線の日」を記念して、特別局「W1W」を日本時間の4月18日(火)9時から4月19日(水)9時まで40m、20m、15mバンドの電信/電話でオンエアーするとしている。QSOすると「2023年世界アマチュア無線デーチェックイン証明書(PDF形式)」が贈られる。詳しくは記事下の関連リンク「W1W(QRZ.com)」で確認してほしい。
また一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)でも、「世界アマチュア無線の日」を記念して東京・大塚のJARL本部からJARL中央局「JA1RL」の特別運用を、2023年4月16日(日)に7MHz帯から430MHz帯までで予定している。
昨年(2022年)、JARLは「世界アマチュア無線の日」を記念して東京・大塚のJARL本部からJARL中央局「JA1RL」の運用を行った。(JARL NEWS TOPICS INFORMATIONから)
●関連リンク:
・Special Theme for World Amateur Radio Day 2023 Announced(IARU)
・World Amateur Radio Day is April 18(ARRL NEWS)
・World Amateur Radio Day Theme: Human Security for All(ARRL Letter)
・Campaign on Human Security for All(WAAS)
・World Amateur Radio Day(EDR Head Quarters Station)
・W1W(QRZ.com)
・JARL中央局JA1RLが世界アマチュア無線の日、特別運用を実施!(JARL Web)
2023年5月5日(金・祝)のこどもの日、南極昭和基地で越冬観測中の第64次日本南極地域観測隊が、同基地に設置されているJARL局「8J1RL」から、日本国内の小・中・高校生と優先して交信する「こどもの日の特別運用」を21MHz帯SSBで実施する。それにあわせて一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)では、東京都豊島区の連盟本部内に設置したJARL中央局「JA1RL」から8J1RLとの交信に挑戦する小・中・高校生ハム、および交信体験(体験運用)に参加する無資格者の小・中・高校生を募集中だ。参加申し込みは4月23日(日)までとなっている。
JARL Webに掲載された、2023年の「8J1RLこどもの日の特別運用」の案内(一部抜粋)
JARL Webによると、2023年5月5日(金・祝)の「こどもの日」に南極昭和基地のJARL局、8J1RLが日本国内の小・中・高校生を優先して交信する「こどもの日の特別運用」が昨年に続いて行われる。概要は下記のとおりだ。
★8J1RL「こどもの日の特別運用」の概要(JARL Webより)
●運用日時: 2023年5月5日(金・祝)17:00~18:00(JST)予定
※コンディションの状況によっては延長を予定
●運用周波数: 21MHz帯
●電波型式: SSB
●優先して交信をおこなう局:
(1)JARLが開設する社団局において運用する小学生、中学生、高校生
(2)日本国内の小学生、中学生、高校生が開設する社団局(注1)
(3)日本国内の小学生、中学生、高校生が運用する個人局
(4)日本国内の空中線電力が10W以下で免許されている個人局(注2)
(注1)社団局については学校等の中に設置されているものでなくてもかまいません(たとえば、地域クラブ局の構成員となっているのであれば、その社団局のコールサインでもかまいません)。
(注2)上記1~3の局からの呼び出しがなくなった場合に優先して交信します。
●8J1RLの「こどもの日の特別運用」は、日本国内の小学生、中学生、高校生等が5月5日にアマチュア無線による南極・昭和基地との交信を通じて、無線通信の素晴らしさを体験してもらうと共に、南極の自然科学に興味を持ってもらうことを主な目的としていますので、初めての方を優先とさせていただきます。
●小学生、中学生、高校生等とは、学校教育法第一条に規定する学校に入学している方だけを指しているのではなく、次世代を担う青少年という意味で使用しているものです。 したがって、南極とぜひ交信してみたいおおむね18才以下の人であれば交信を拒否するものではありません。
●SSB以外の電波型式へのリクエストには応じられません。
●当日の電波伝搬等の状況により交信できない場合もありますので、あらかじめご了承願います。
●QSLカードは、原則JARL QSLビューロー経由のみとします(2024年4月以降、第64次隊が帰国後の発行となります) 。
◇
今回の8J1RLの「こどもの日の特別運用」の実施にあわせて、JARL中央局のJA1RL(東京都豊島区南大塚)は、小・中・高校生ハム(初参加者を優先)を集めて8J1RLとの交信に挑戦してもらう企画を実施する。当日、JARL中央局から8J1RLとの交信を希望する小・中・高校生ハムは、下記関連リンクに掲載されているJARLの告知を参照してほしい。事前申し込み制で締め切りは4月23日(日)と早いので注意が必要だ。
なお電波法令の改正(アマチュア無線の制度改革)に伴い、今回はアマチュア無線に興味や関心を持ってもらうための「交信体験(体験運用)」も予定しているという。そのため「 アマチュア無線の従事者資格をお持ちでない小・中・高校生も是非ご応募をお待ちしております 」としているのが特筆される。
JA1RL特別運用参加者募集の告知より一部抜粋
2022年のJA1RL特別運用に参加した子供たち10名(小学5年生:5名、小学6年生:1名、中学2年生:3名、中学3年生:1名)と保護者、運営スタッフによる記念撮影
↓この記事もチェック!(2022年5月6日掲載)
【写真リポート】<5月5日、こどもの日特別運用2022>JARL中央局「JA1RL」に集まった10名の子供たち全員が南極・昭和基地「8J1RL」との交信に成功!
●関連リンク: 南極・昭和基地8J1RLが「こどもの日の特別運用」を行います! JARL中央局JA1RLでは小・中・高校生を対象に特別運用の参加者を募集中!(JARL Web)
2023年5月19日(金)から21日(日)まで広島県で開催される「G7広島サミット(主要国首脳会議)」の関連で、各国の要人が来日して関係閣僚会合が各地で行われる予定だ。北海道総合通信局は北海道札幌市で開催する「G7札幌気候・エネルギー・環境大臣会合」に関連して、4月14日(金)から16日(日)まで、信越総合通信局は長野県軽井沢町で開催する「G7長野県軽井沢外務大臣会合」に合わせて4月15日(土)から18日(火)まで、さらに新潟県新潟市で開催する「G7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議」に合わせて5月10日(水)から13日(土)まで、それぞれ警察・消防無線、航空無線、携帯電話、放送などの重要無線通信に対する混信や電波妨害の発生に備え、24時間体制で特別電波監視を行う「重要無線通信妨害対策実施本部」を設置する。
●北海道総合通信局の報道発表は以下のとおり。
北海道総合通信局は、「G7札幌気候・エネルギー・環境大臣会合」開催に伴い、重要無線通信妨害対策実施本部を設置して、混信や妨害の発生時に迅速かつ的確に対応できるよう特別電波監視を行います。
<概要>
札幌市で開催される「G7札幌気候・エネルギー・環境大臣会合」(開催期間:4月15日(土曜日)から16日(日曜日)まで)において、警察・消防無線、航空無線、携帯電話、放送などの重要無線通信に対する混信や電波妨害の発生に備え、24時間体制で特別電波監視を行います。
4月14日(金曜日)から16日(日曜日)までの間、局長を本部長とする重要無線通信妨害対策実施本部を設置し、電波監視体制を強化します。
●信越総合通信局の報道発表は以下のとおり。
信越総合通信局は、「G7長野県軽井沢外務大臣会合」及び「G7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議」が開催されることに伴い、信越総合通信局長を本部長とする「信越総合通信局重要無線通信妨害対策実施本部」を設置し、電波監視体制の強化を図ります。
信越総合通信局管内で開催される以下の各G7関係閣僚会合において、警察無線、航空無線等の重要無線通信に対する混信や電波妨害の発生に備えるため、当局に重要無線通信妨害対策実施本部を設置するとともに、職員を開催地に派遣し、電波監視体制の強化を図ります。
会合名/期間: G7長野県軽井沢外務大臣会合/4月16日(日)~18日(火)
開催地: 長野県軽井沢町
電波監視体制強化期間: 4月15日(土)~18日(火)
会合名/期間: G7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議/5月11日(木)~13日(土)
開催地: 新潟県新潟市
電波監視体制強化期間: 5月10日(水)~13日(土)
↓この記事もチェック!
<写真入りで紹介>信越総合通信局、「G7交通大臣会合」に伴う電波監視体制強化の様子をリポート
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・北海道総合通信局
「G7札幌気候・エネルギー・環境大臣会合」開催に伴う電波監視体制の強化-重要無線通信妨害対策実施本部を設置-
・信越総合通信局
電波監視体制を強化-G7関係閣僚会合の開催に向け重要無線通信妨害対策実施本部を設置-
・G7札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合(環境省)
・G7長野県軽井沢外務大臣会合(長野県)
・G7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議(新潟県)
・【公式】G7広島サミット
・G7広島サミット(首相官邸ホームページ)
羽曳野無線クラブ(JE3YMT)主催により「第35回 羽曳野コンテスト」が、2023年4月15日(土)9時から12時までが7MHz帯、翌日の4月16日(日)9時から12時までが50/144MHz帯の2回に分けて、それぞれ電信と電話で行われる。昨年(2022年)までは、日曜日の午前に50/144MHz帯、午後に7MHz帯の1日で行われていたが、今回からバンドごとに土曜日と日曜日の2日間に分けて行われるので注意しよう。
コンテストの参加部門は「7MHz電信電話」「50MHz電信電話」「144MHz電信電話」の3つ。社団局はシングルオペレーターに限られる。
呼び出し方法は電話が「CQ 羽曳野コンテスト」、電信が「CQ HMC TEST」。コンテストのナンバー交換は「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「運用場所のJCC/JCGナンバー」。羽曳野無線クラブのメンバーは「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+運用場所のJCC/JCGナンバー」の最後に「M」を付ける。
得点は羽曳野市内の局、または羽曳野無線クラブ員との交信が10点、大阪府内の局との交信が2点、大阪府外の局との交信が1点。同一バンドにおいて、同一局とは電信と電話それぞれ一交信ずつ有効となる。マルチプライヤーは異なるJCC/JCGナンバーの数(行政区は不可)。「得点の和」×「マルチプライヤーの和」が総得点。なお、参加時の必須条件として3エリアの局で2点以上を得る必要がある。
コンテスト結果ならびに参加賞を希望の場合は、SASE(120円切手を貼った封筒に返信先を明記)同封して請求。各部門ごと入賞者には賞状と副賞を贈るほか、各部門について3エリア以外の上位局も表彰される。
ログ提出は5月22日(月)まで(消印有効)。詳しくは下記関連リンクから「第35回 羽曳野コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第35回 羽曳野コンテスト規約
・羽曳野クラブ
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2023年4月6日 夜に放送した第569 回分がアップされた。
2023年4月6日(第569回)の特集は「4月に行われるメジャーコンテスト」。4月29日(土・祝)21時から30日(日)21時に開催される「第65回 ALL JAコンテスト」のルールを詳しく紹介した。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第569回放送
・QRL Facebookページ
CQ出版社はアマチュア無線界で唯一の月刊誌、「CQ ham radio」の2023年5 月号を4 月19日(水)に発売する。同誌は1946(昭和21)年9月号の創刊で今号は通巻923号となる。特集は「コンパクトに楽しむ HFアンテナのお役立ちガイド」、別冊付録に「入門バンドとその時代を振り返る 懐かしの50MHz」が付く。価格は990円(税込)。
「CQ ham radio」2023年5月号の表紙
4月19日(水)に発売される「CQ ham radio」2023年5月号のおもな内容は下記の通り。
<特集>コンパクトに楽しむ「HFアンテナのお役立ちガイド」
・サイクル25をマルチバンドで楽しむ
人気のHFアンテナとお役立ちグッズ
・都会のマンションでDXing
つり竿ロングワイヤーへの道
・よくある疑問・質問から
屋外型オートアンテナチューナー活用チップス
・人気の「330V」でどこまでできる?
マルチバンドV型ダイポールの実力
・1本で3.5~28MHz帯に対応
ベランダ設置モービルホイップの工夫
・短いアンテナのポテンシャルを引き出す
モービルホイップの使いこなし術
・電波障害の基礎知識
現代ハムのインターフェア対策
【ユーザーレポート】
・高利得2バンドアンテナ
第一電波工業「VX30」
・デジタル・マルチモードレシーバー
アルインコ「DJ-X100」試用レポート
<トピックス>
・3Y0J Team Re-activates Bouvet,the Second Most Wanted DXCC
3Y0J ブーベ島DXペディション レポート(前編)
・新製品情報
・ワイヤレス人材育成のための
アマチュア無線の活用等に係る制度改正について(1)
・移動運用が便利に楽しくなる
ターボハムログ & hQSL活用法
・2023年3月の新ファームウェアで追加された
アイコム「IC-9700」のDVレピータモニター機能
・【シリーズ】鉄分多めの駅前QRVコレクション
新橋駅 編
・コンパクトなHF/50MHz モバイル機
八重洲無線「FT-891」でFT8 / FT4
・最新のJTDXお勧め設定 & ノウハウ
スマートなFT8運用のコツ(運用編)
・【シリーズ】米国アマチュア無線 草の根レポート
VOTA Operating Event開催中
・次世代へ! 繋げよう 楽しいハムの世界
「第20回 西日本ハムフェア」盛大に開催される!
・JD1プロジェクト 500W免許とEME運用
・移動運用レポート
50年来のハム友と硫黄島古希の旅
・空とアマチュア無線
Part 2 “大気光象の不思議” 空の宝探しに挑戦しませんか
・JR3JJE 堀江謙一さん CCA「ブルー ウォーター メダル」受賞
<テクニカルセクション>
・100Wや0.1WをdBm表示
デジタル・パワーメーターの構築
・Simple is Best
7195kHz 15W小型AM専用トランシーバーの製作
<DX World>
・近着QSL紹介
・DX News
・Low-Band DXing
・High-Band DXing
・Digital Mode DXing
・Short Break
・DX Report
・QSL Information
・近着QSL情報
<連載>
・超入門! RF実験回路
・真空管で遊ぶ高周波増幅
・ものづくりの小部屋
・以心電信
・CW運用ステップアップ
・記念局INFORMATION
・BCL TODAY! FLASH
・ライセンスフリーワールド
・From USA
・入門「ハムの英会話」
・Let’s enjoy Ham life
・みんなで楽しむAM通信
・アワード収集を楽しもう!
・HF帯コンディション予報
・衛星通信情報
・EME(Earth-Moon-Earth)
・マイクロウェーブ ワールド
・ARDF NEWS
・モールス通信セミナー 実践編
・Let’s Enjoy C4FM & WIRES
・APRSでコミュニケーション
・D-STARインフォメーション
・新 移動運用セミナー
・海外コンテスト
・国内コンテスト
・海外/国内コンテスト規約
<インフォメーション>
・CQ情報室
・アマチュア無線技士 国家試験日程
・アマチュア無線技士 養成課程講習会
<読者の広場>
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・ローカルトピックス/ハム交換室 投稿用紙
・読者の声
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・次号予告/編集部から
<別冊付録>入門バンドとその時代を振り返る「懐かしの50MHz」
別冊付録「懐かしの50MHz」表紙
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