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hamlife.jp (2024/11/27 23:05:31)
現在データベースには 6132 件のデータが登録されています。
アルインコ株式会社電子事業部は、昨年「ハムフェア2022」会場で発表した各種デジタル波対応の30~470MHz帯ハンディ受信機「DJ-X100」の製品情報をこのほど公式サイトで公開した。同社によると標準価格は99,000円(税込)で、2023年4月中旬の発売開始を予定しているという。なお一部の無線ショップでは3月13日から同機種の予約販売受け付けを開始している。
アルインコの広帯域受信機「DJ-X100」(ハムフェア2022会場で撮影)
アルインコの製品情報ページから抜粋で紹介する。
デジタルマルチモードレシーバー DJ-X100
標準価格:99,000円(税込)2023年4月中旬 発売予定
「広帯域レシーバーではありません。マルチモード・レシーバーです。」
DJ-X100はシングルVFOで30MHz~470MHzをほぼフラットな感度で受信。電波型式はアナログがFM/NFM/AM/NAM、デジタルはDCR/NXDN/DMR/D-STAR/C4FMの音声、データはAISで船舶の位置、ACARSはデータ通信の文字を表示画面で見ることができます。弊社の従来機種が採用している機能は敢えて省き、「全く新しいレシーバー」としての個性を磨きあげました。DJ-X100は受令機として業務ユーザーにもお使いいただける、アルインコが満を持してお届けするレシーバーです。
<ご注意>
電波型式、ステップ、シフト、CTCSS/UCなどの選択通信、秘話、スキャンの種類など無線と受信機に関する上級の知識が無いとお使いになれません。用語説明から始めねばならないようなサポートは製品の性質上、致しかねます。ご購入の際は十分ご注意ください。盗聴器発見機やエアバンドレシーバーではありません。
・SDカードなどの外部メディア、録音、ワイヤレスイヤホンには対応しません。
・全てのデジタル信号を受信するものではありません。
・簡単な操作で使える盗聴器発見機能はありません。
<DJ-X100の特長>
・V/UHF30~470MHzをほぼフラットな感度でカバー(一部のバンドを除きます。定格欄を参照ください)
・GPSレシーバーを内蔵、メモリーに登録した経緯度データで最寄りのチャンネルの検索とスキャンが可能
・メモリーは999CH、プログラムスキャンは50組、バンクは26、すべてに全角14文字(半角は28文字)までのネームタグ機能
・ステップ切り替えが簡単なオフセットステップ機能
・アナログAMとFMもDSP処理をしてクリアな受信音を実現
・アナログ受信のトーンはCTCSS(リバース含む)、DCS(リバース含む)、JR/MSKの空線キャンセラーを装備
・通信の待ち受け中にFMラジオが聞けるラジオモード
・USB Type-Cコネクターを採用、充電・外部電源端子の他、標準付属のケーブルでパソコンとの通信接続が可能
・大口径スピーカーとBTLアンプ採用により明瞭なオーディオ出力、イヤホンは両耳タイプも使用可能(受信音はモノラル)、好評のイヤホンアンテナにももちろん対応
・受信機としてはアルインコ初のIP67耐塵・防浸ボディ、付属Li-ionバッテリーのほか別売乾電池ケースで単三乾電池3本も使え、長時間のフィールド受信も安心
・測定器をイメージしたデザインと航空機のグラスコックピットを参考にしたディスプレイはカラーTFTながら視認性を向上させるため敢えてモノトーンを採用(バックとフォントの色は自由に変更、組み合わせが可能。色による電池消費の変化はありません)
・周波数の入力、モードとステップ切り替えに特化したボタンの選定と配置、キーボードはメンブレンタイプで押しやすいフラット型
・階層式で日本語の操作メニューを採用した、直感的に使える最新のユーザーインターフェース
・スタンド型の急速充電器、単三乾電池ケース、ソフトケースと別売オプションも充実
<受信周波数範囲>
・30.000000~75.999999MHz
・108.000001~253.799999MHz
・255.000000~261.999999MHz
・266.000000~270.999999MHz
・275.000000~380.199999MHz
・381.325000~411.999999MHz
・414.400000~470.000000MHz
・FMラジオ放送(WFMのみ・ステップ100kHz固定):76.000000~108.000000MHz
<受信可能な電波型式>
★デジタル国内規格
・STD-T98 DCR簡易無線 登録局・免許局
・STD-T102/B54 報道機関、一般業務無線 (NXDN)
★デジタル海外規格
・DMR(TDMA業務無線)一般業務無線、船上通信局(タグボート連絡)等の一部に使用
★デジタル アマチュア無線
・D-STAR 音声
・C4FM DNモードの音声
★アナログ
・市販のアナログハンディレシーバーで受信できるVHF/UHF帯のFMアナログ信号は本機でも受信できます。
・FMラジオ放送(AM補完含む)
・民間・軍用航空無線のAM
・国際VHFマリン
・特定小電力無線、UHF簡易業務などのNFM(12.5kHzステップ)
・50/144/430MHzアマチュア無線のAM/FMモード
・VHF簡易業務などのFM(20kHzステップ)
<データ>
・アナログ・デジタルに関わらず、対応する位置情報データを受信・デコードすると文字情報は自動で、位置情報は予めセットした「位置表示画面」上に、向きなどを含めてアイコン表示します。
・本機の機能を簡単に試せるよう、アナログの船舶位置「AIS」(本機のディスプレイに船舶の位置を表示)と航空機の文字通信「ACARS」(文字データをディスプレイ表示)を受信モードに採用しています。
・サードパーティ製受信ソフトで使われたことがある12kHzIF出力(W/N対応)も採用しました。
<ご注意>
下記のような通信は受信できません。受信できるようにする方法はありません。
・警察
・消防救急
・自衛隊
・海上保安庁など公安関連
・携帯電話・デジタルコードレス電話
・防災行政
・電力会社
・高速道路
・JR在来線
・新幹線
・デジタル化した私鉄
・MCA
・空港内連絡
・デジタル小電力コミュニティ
・C4FMのVWモード
・アルインコのEJ-47U、RALCWI、強化秘話
・海外規格のAPCO25、TETRAなど
DJ-X100についてはこちらの記事も参照のこと
<アルインコのデジタル受信機「DJ-X100」を量産試作機で大検証>三才ブックスが月刊「ラジオライフ」2023年4月号を刊行
【ハムフェア2022】<C4FM/D-STAR/DCR/NXDN/DMRに対応>アルインコ、デジタルモードが受信可能な30~470MHz帯のハンディ受信機「DJ-X100」をハムフェア会場で発表
【ハムフェア2022】<動画リポート第4弾>デジタル波に対応!30~470MHz広帯域受信機、アルインコ「DJ-X100」紹介
●関連リンク:
・デジタルマルチモードレシーバー DJ-X100(アルインコ電子事業部 製品情報)
・アルインコ 電子事業部
2023年3月13日付の「D-STAR NEWS」によると静岡県浜松市中区城北(静岡大学浜松キャンパス)に430MHz帯のD-STARレピータ局(DV)、JP2YICが新規に開設され、同日からインターネット接続で運用を開始した。
公表された内容は下記のとおり。
・コールサイン: JP2YIC
・周波数: DV 439.11MHz
・設置場所: 静岡県浜松市中区城北
・ローカルIP: 10.0.2.77
・運用開始日: 令和5年3月13日(インターネット接続)
●関連リンク: 静岡県浜松市中区にD-STARレピータ開設(JARL D-STAR NEWS)
短波帯で行われている国際放送をはじめ、さまざまなラジオ放送を聞く趣味「BCL(Broadcasting Listening/Listeners)」を楽しむ仲間たちが集う「秋葉原BCLクラブ」では、“50代からのBCLマニュアル”をコンセプトに会報誌「ABC 50’s」を年2回発行(3月と9月)しているが、このほど12冊目となる「ABC50’s No.12」の編集作業が終わり、同クラブのWebサイトで無料公開(78ページ/PDF版)を開始した。今回もBCL情報を中心に、盛りだくさんの内容が掲載。読み応えがある1冊に仕上がっている。
●「ABC 50’s」Vol.12目次
・NHKワールド・ラジオ日本のベリカード&おまけ(A18~B19 シーズン受信)
・NHKワールド・ラジオ日本のベリカード&おまけ(A20~B21 シーズン受信)
・ベリカードの中の風景⑤
・思い出のベリカード
・開局訪問・移動受信の旅2022
・BCL旅日記 2022年4月~6月
・好評頒布中! みんなのBCLマニュアル 2022~2023
・読み物紹介 「む」は無線の「む」(あびゅうきょ)
・実験試験局開設情報
・BCL用スマホ音声ケーブル3種
・アンテナチューナー大活躍
・近況報告(という名の戯言)
・秋葉原BCLクラブ忘年会2022のご報告
※秋葉原BCLクラブ会報誌「ABC 50’s」Vol.12の誌面から一部抜粋
次号の編集に向けて「これからもみなさまに愛される『BCLファンの情報誌』を目指してがんばりたいと思います。応援よろしくお願いします。『ABC50’s』ではご感想、ご投稿をお待ちしています。会報原稿入稿フォームからお気軽にお寄せください」として、読者から自己紹介や近況報告、日々の活動の様子、研究レポートなど、BCLに関する情報を広く募集している。締め切りは2023年6月30日まで。ABC 50’s」は年2回発刊、次号は2023年9月上旬を予定している。
さらに秋葉原BCLクラブはオンデマンド印刷の外部販売会社を利用して、「ABC50’s」のバックナンバーなど同クラブ発行の情報誌類を「書籍(製本版)」という形での有料販売を開始している(今回公表したNo.11は準備中)。
詳しくは、記事下の「関連リンク」にある「秋葉原BCLクラブ発行の書籍(製本版)販売について」で確認してほしい。
●関連リンク:
・秋葉原BCLクラブ会報「ABC50’s」Vol.12
・ABC50’s会報原稿入稿フォーム
・秋葉原BCLクラブ発行の書籍(製本版)販売について
・秋葉原BCLクラブ
「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時に再放送も行われるようになった。
2023年3月12日に放送された第532回の特集は「リモート運用にチャレンジ!」。アマチュア無線界では10年以上前から行われ、最近はかなり定着してきた感がある「リモート運用」について、番組でも初めて特集することになった。
公開されたポッドキャスト音声は約48分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第532回の配信です
先週のアクセスランキングで1位は、商品のほとんどがヤフオク出品中の画像などを用いて、さらに金額を上乗せした販売価格を表示する、新たなフィッシング詐欺が疑われる通販サイトが見つかった話題。「アマチュア無線コーナーで、例えばFTDX3000と検索すると4台が出てきて、どれも3万円台の価格です。こんなに安く売られることは不思議でなりません。本当にこの価格で買えるのなら欲しいですが、そんなに甘くないはず」と、読者情報がhamlife.jpに届いた。驚いたのが「会社概要」に載っていた本社所在地だ。鹿児島県にある幼稚園・保育園から大学・専門学校まで運営する学校法人の学生寮の一室になっていた。
続く2位から5位までは、無線のルールを守らず、電波法違反による摘発や行政処分のニュースがランクインした。2位は「<アマチュア局の免許状に記載された周波数によらず不法市民ラジオの電波を発射>九州総合通信局、免許状に記載された周波数を逸脱して無線局を運用していた男女2名を摘発」、3位は「<免許を受けずアマチュア無線機を設置していた男を摘発>関東総合通信局公式チャンネル「神奈川県津久井警察署と共同で不法無線局の取締りを実施」で当日の様子を動画で紹介」、4位は「<岐阜県中津川市・国道19号線で取り締まり>東海総合通信局、不法市民ラジオ(不法CB無線)無線機を設置して不法に無線局を開設していた運転手を摘発」、5位は「<電波監視活動中に電波法違反を確認>信越総合通信局、無線局の免許を受けずにアマチュア無線機を設置して不法局を開設した4アマに対して17日間の行政処分」となった。
6位は、JARL(一般社団法人 日本アマチュア無線連盟)が主催するコンテストの中でも、とくに参加局数がずば抜けて多い人気のイベントとして、多くのアマチュア無線家が交信(受信)を楽しみながら20局のハムと新年の挨拶を交わして参加ステッカーをもらう「2023(第76回)QSOパーティ」のログ提出局一覧が、2023年3月8日(水)にJARL Webで発表された情報。6日間連続して参加したJARL会員には抽選でハンディ機3台などの記念品が当たる「お年玉特別企画」を行っこともあって、今回は昨年より411局多い8,592局がログを提出。3年連続で参加局数の増加傾向が見られた。日ごろはアクティビティーの低いハムも正月だけは積極的に電波を出すことから、ご無沙汰だった局との思わぬ再会や、公表されたログ提出局一覧の中から音信普通だった局のコールサイン(「コールサインの再割り当てで、実は別人」という可能性もあるが…)を探す楽しさがある。
JARLから発表された「2023(第76回)QSOパーティ ログ提出局一覧」。左上は20局以上のハムと新年の挨拶を交わし(受信)ログを提出するともらえる参加ステッカー。さらに2021年から始まった6日間連続して参加したJARL会員に、抽選でハンディ機が3台などの記念品が当たる「お年玉特別企画」で、6日間連続交信での提出者は3,000局後半だったとしている(JARL Webから)
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<本社所在地が学生寮の一室?>携帯電話からアマチュア無線機器まで、ヤフオク出品画像などを無断使用して激安価格で誘う詐欺サイト
2)<アマチュア局の免許状に記載された周波数によらず不法市民ラジオの電波を発射>九州総合通信局、免許状に記載された周波数を逸脱して無線局を運用していた男女2名を摘発
3)<免許を受けずアマチュア無線機を設置していた男を摘発>関東総合通信局公式チャンネル「神奈川県津久井警察署と共同で不法無線局の取締りを実施」で当日の様子を動画で紹介
4)<岐阜県中津川市・国道19号線で取り締まり>東海総合通信局、不法市民ラジオ(不法CB無線)無線機を設置して不法に無線局を開設していた運転手を摘発
5)<電波監視活動中に電波法違反を確認>信越総合通信局、無線局の免許を受けずにアマチュア無線機を設置して不法局を開設した4アマに対して17日間の行政処分
6)<音信不通だったあの局のコールサインが見つかるかも!?>参加局&連続参加局が増加! 昨年より397局多い8,989局、「2022(第75回)QSOパーティ ログ提出局一覧」発表
7)【速報】<「サイクル25」で50MHz帯も好調!>3月8日の朝、6mマン待望のヨーロッパ方面が “ロングパス” で入感
8)【速報】総務省「電波利用ホームページ」「電子申請・届出システム」に障害発生、全機能が停止中
9)<「ロゴ入りポロシャツ」と「ショルダーラジオホルダー」>アイコム、“オフィシャルグッズ” に新商品2点を追加
10)<米国・豪州向けは2023年4月頃、欧州向けは夏頃に発売開始だが…>アイコム、V/U/SHF帯オールモード機「IC-905」の “国内販売に関するお知らせ” を掲載
アマチュア無線誌「HAM world(ハムワールド)」2023年3月号が、1月19日(木)に株式会社電波社から刊行される。特集は「太陽黒点数アップで面白いように飛ぶ、FT8するなら10/18/24MHz! WARCバンドにこだわる」。そのほか注目の記事として「新製品速報 ヤエスFTM-500D/アルインコDJ-P240M」「50MHz移動運用向けデルタループ6素子アンテナの製作」「NanoVNAを使って簡単に製作できる短波用マグネチックループアンテナ」などが続く。今号も盛りだくさんな内容だ。価格は1,000円(税込み)。
電波社の「HAM world」は同社の月刊誌「ラジコン技術」の増刊として、2015年9月にVol.1、2016年2月にVol.2、6月にVol.3、9月にVol.4、12月にVol.5、2017年3月にVol.6、6月にVol.7、9月にVol.8、12月にVol.9、2018年3月にVol.10、6月にVol.11、9月にVol.12、そしてVol.13から独立創刊を果たし“月号表記”となり、12月に2019年2月号、3月に2019年5月号、6月に2019年8月号として3か月に1回のペースで刊行。
そして、2019年11月号からは隔月刊(2か月ごと)で発行されるようになって、今回の2023年5月号でシリーズ36冊目を数えるアマチュア無線専門誌だ。
記事内容など概要は下記の通り。
★「HAM world」2023年5月号の概要
◆発売日: 2023年3月17日(金)全国書店発売
◆定価: 1,000円(税込み)
◆発行: 株式会社電波社
◆体裁: A4 平綴じ
◆記事内容: 下記の通り
<特集 太陽黒点数アップで面白いように飛ぶ、FT8するなら10/18/24MHz! WARCバンドにこだわる>
・そもそもWARCバンドとは?
・朝・昼・夜で変わるコンディション、FT8とWARCバンドで移動運用
・スクリュードライバーアンテナ ヤエス ATAS120Aの使用感
・HF~430MHz帯スクリュードライバーアンテナ 第一電波工業 RHM12
・全長を変えずゲインを狙うのがこだわり、21MHzモービルホイップを24MHz用に改造
<注目の記事>
・新製品速報 ヤエスFTM-500D/アルインコDJ-P240M
・QCQ企画が3アマ短縮講習会をeラーニングでスタート
・アマ無線イベント、元気に開催中
・無線機ミュージアム 松下電器 クーガ113
・自作デジタル無線機QRPでFT8運用! デジタルモード専用トランシーバー QDXの製作
・FT8運用がもっと快適に! GridTrackerを導入しよう
・連載 D-STAR完全マスター
・50MHz移動運用向けデルタループ6素子アンテナの製作
・ブラジルの大学ラジオ局
・アマチュア無線で業務運用している人に伝えたい トランシーバー・アプリ 活用ノススメ
・世界の短波放送を聴こう!
・NanoVNAを使って簡単に製作できる短波用マグネチックループアンテナ
・144MHz/430MHz帯ハイパワーリニアアンプの製作
・低価格でコンパクトなスペクトラムアナライザー tinySAの機能を探る
・デジ簡用高利得アンテナをレポート 第一電波工業AZ350RB/AZ350SB
・軍用無線機解剖学[第2回]携帯無線機 SEM-52A~回路解説編~
・SWRとインピーダンスを理解し正しくアンテナを張ろう! ダイポール・アンテナ 設置の鉄則
・DIYグッズで作るラジアル
・ぶらり移動運用記 西日本編
・連載 モールス通信(CW)のお話し
・ギタリストHarukaのハムライフ
・極めろ! フリラ道
・読者の広場「シモウマ・ラウンジ」
・JARL NOW!
同誌の確実な予約・購入には下のAmazonリンクが便利だ。
※以下は「HAM world」創刊号(Vol.1)から2023年1月号までのバックナンバー。プレミアム価格で取り引きされている号もある
●関連リンク: HAM world(電波社)
日本における、2023年3月11時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに、6エリア(九州管内)の九州合通信局と、8エリア(北海道管内)の北海道総合通信局から更新発表があった。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
2023年3月10日朝9時30分頃から、アマチュア無線家にもなじみが深い総務省の「電波利用ホームページ」「電子申請・届出システム」(Lite含む)に障害が発生し、10日12時現在も全機能が停止中だ。総務省は復旧を急いでいる。
総務省 東北総合通信局の公式Twitterアカウントより
総務省 東北総合通信局の公式Twitterアカウントは次のように伝えている。
3月10日【おしらせ】
9時30分頃から、障害により「#電子申請・届出システム」をはじめ「#電波利用ホームページ」の全機能が停止しています。
復旧作業中ですので、今しばらくお待ちください。
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ
・総務省 電波利用電子申請・届出利用システムLite
・総務省 無線局等情報検索
2023年3月11日(土)13時から、福島県南相馬市のひがし生涯学習センターおよび高見公園内と、東京都杉並区の阿佐谷地域区民センター屋上けやき公園で、無資格者を対象とした「アマチュア無線体験交信会」が開催される。南相馬市側のコールサインは「8J7YAC」で7MHz帯と144MHz帯で運用、杉並区側は「8J1YAO」で、7MHz帯と430MHz帯その他での運用を予定しているという。
福島県南相馬市と東京都杉並区は「友好自治体」の関係にある。東日本大震災から12年目となる2023年3月11日に、南相馬市と杉並区で同時に体験会を催し、住民相互のアマチュア無線交信を企画。「両自治体間の距離約250kmを無線通信でつなぐ交信を通じ、東日本大震災を忘れずに語り継ぐとともに、南相馬市と杉並区の友好の絆を広げていきたい」としている。
当日の運用は、福島県南相馬市(8J7YAC)が「南相馬を無線通信の聖地にする会」、東京都杉並区(8J1YAO)が「杉並区アマチュア無線クラブ」がそれぞれ担当する。体験交信への参加方法など、詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・アマチュア無線でしゃべってみよう!
やってみよう!無線体験会(南相馬を無線通信の聖地にする会)
・MMS 南相馬を無線通信の聖地にする会
・南相馬市・杉並区合同 アマチュア無線体験交信会(2023年3月11日)(杉並区アマチュア無線クラブ)
・アマチュア無線体験交信会パンフレットPDF (杉並区アマチュア無線クラブ)
一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)が各地で開催している「第三級アマチュア無線技士」養成課程講習会(短縮コース)の、2023年4月期の開催日程を紹介する。
●2023年4月の第三級短縮コース開催日程
東京都豊島区/JARDハム教室(4月2日開催)○
東京都豊島区/JARDハム教室(4月27日開催)○
東京都羽村市/羽村市産業福祉センター(4月30日開催)○
神奈川県平塚市/平塚商工会議所(4月23日開催)○
群馬県みなかみ町/みなかみ町カルチャーセンター(4月15日開催)○
岐阜県岐阜市/ワークプラザ岐阜(4月16日開催)○
大阪府富田林市/富田林市市民会館(4月16日開催)○
滋賀県栗東市/ウイングプラザ(4月23日開催)○
兵庫県尼崎市/尼崎市総合文化センター(4月23日開催)○
熊本県熊本市/無線のクマデン(4月23日開催)○
※受講申込締切日:開講日1週間前の日(その前に定員に達したときは定員に達した日)
〇印は下記リンク先にてWeb申し込みが可能
第三級短縮コースは、第四級アマチュア無線技士の無線従事者資格を取得している者が対象。法規4時間、無線工学2時間の講習を受け、当日行われる修了試験に合格すると3アマの無線従事者免許証を手に入れることができる。JARDによると平成23年度の実績は受講者数:4,651名で、合格率は99.0%。受講費用や申し込み方法などの詳細は下記関連リンクで。
なおJARDでは2017年4月から、4アマ資格のない者でも自宅等からインターネットに接続したパソコンを使って学習ができる「eラーニング方式」の養成課程(3アマ標準コース)を随時開講している。最短なら申し込みの翌日から受講を始められる。修了試験受験者の合格率は100%。詳細はJARDのWebサイトで。
●関連リンク: 一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会