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hamlife.jp (2024/11/28 6:35:37)
現在データベースには 6132 件のデータが登録されています。
電気雑誌「OHM」をはじめ、科学技術関連の雑誌、専門書などを刊行しているオーム社は2022年12月に書籍「無線従事者試験 重要公式ポケットブック(改訂2版)」を刊行した。「一陸技」「二陸技」「一陸特」「一アマ」の受験者が、国家試験の計算問題を解く上で必要となる公式と解説、過去問を使用した例題などを掲載している。持ち運びしやすいコンパクトなサイズ(B6判)なのも魅力だ。価格は1,980円(税込み)。
「無線従事者試験 重要公式ポケットブック(改訂2版)」表紙
オーム社の新刊資料から抜粋で紹介する。
無線従事者試験 重要公式ポケットブック(改訂2版)
・著者: 吉川 忠久 著
・定価: 1,980円(本体1,800円+税)
・判型: B6サイズ
・ページ数: 224ページ
・発売日: 2022/12/23
無線従事者試験の計算問題は公式を覚えるのはもちろんのこと、その公式の活用法を理解していないと得点に結びつきません。そこで、本書は公式やその解説だけでなく、過去問を使用した例題も掲載しています。
本書は持ち運びしやすいコンパクトなサイズで、各テーマ見開き2ページの構成になっていますので、通勤や通学の移動中やちょっとした空き時間にもご活用いただけます。「一陸技」、「二陸技」、「一陸特」、「一アマ」の受験者を対象としていますが、公式ごとに対象資格のアイコンを設けていますので、受験者の方が必要としている内容が一目でわかるようになっています。
今回の改訂では、公式の追加や掲載している問題の見直しを行うと共に、紙面デザインも読みやすく一新しています。
<主要目次>
★1編 無線工学の基礎
1章 電気物理
2章 電気回路
3章 半導体・電子回路
4章 電気磁気測定
★2編 無線工学A
1章 変調復調
2章 無線通信機器
3章 無線通信機器に関する測定
★3編 無線工学B
1章 アンテナ
2章 給電線
3章 電波伝搬
4章 アンテナ系の測定
★数学公式集
無線従事者試験 重要公式ポケットブック(改訂2版)内容サンプル
無線従事者試験 重要公式ポケットブック(改訂2版)内容サンプル
<詳細目次>
★1編 無線工学の基礎
1章 電気物理
1-1 クーロンの法則
1-2 電 界
1-3 電気力線,磁力線
1-4 電 位
1-5 静電容量
1-6 静電容量の計算
1-7 静電エネルギー
1-8 アンペアの法則
1-9 ビオ・サバールの法則
1-10 電磁力
1-11 荷電粒子に働く力
1-12 ファラデーの電磁誘導の法則
1-13 自己インダクタンス
1-14 インダクタンスの接続
1-15 磁気抵抗
1-16 磁気回路
1-17 磁気エネルギー
2章 電気回路
2-1 オームの法則,キルヒホッフの法則
2-2 導線の電気抵抗と温度変化
2-3 抵抗の接続
2-4 電圧の分圧
2-5 テブナンの定理,ノートンの定理
2-6 ミルマンの定理
2-7 直流ブリッジ回路
2-8 Y-△変換,△-Y変換
2-9 電力
2-10 過渡現象
2-11 交流回路の表し方
2-12 インピーダンス
2-13 直列共振回路
2-14 並列共振回路
2-15 フィルタ回路
2-16 交流の電力
2-17 変成器(トランス)結合
2-18 4端子回路網
2-19 ひずみ波
3章 半導体・電子回路
3-1 半導体の電気伝導
3-2 半導体ダイオード
3-3 電流増幅率
3-4 エミッタ接地増幅回路のhパラメータ
3-5 トランジスタ増幅回路
3-6 FET増幅回路
3-7 オペアンプ増幅回路
3-8 増幅度
3-9 発振回路
3-10 論理回路
4章 電気磁気測定
4-1 誤 差
4-2 測定範囲の拡大
4-3 指示計器
4-4 交流電力の測定
4-5 測定器
4-6 単 位
★2編 無線工学A
1章 変調復調
1-1 振幅変調
1-2 振幅変調波の側帯波と電力
1-3 角度変調
1-4 角度変調波の側帯波
2章 無線通信機器
2-1 送信機出力
2-2 相互変調
2-3 スーパヘテロダイン受信機
2-4 受信機入力回路
2-5 雑音温度
2-6 FM受信機のスレッショルドレベル
2-7 衛星通信回線
2-8 地上デジタル放送の標準方式の伝送信号パラメータ
2-9 PCM
2-10 デジタル伝送
2-11 整流電源回路
2-12 定電圧回路
2-13 レーダ
2-14 レーダ方程式
2-15 ドプラレーダ
3章 無線通信機器に関する測定
3-1 交流電圧の測定
3-2 オシロスコープを用いた波形測定
★3編 無線工学B
1章 アンテナ
1-1 周波数と波長,マクスウェルの式
1-2 ポインチングの定理
1-3 等方性アンテナ
1-4 微小ダイポール
1-5 アンテナの利得
1-6 半波長ダイポールアンテナ
1-7 各アンテナの電界強度
1-8 受信電圧
1-9 実効面積
1-10 フリスの伝達公式(伝送公式)
1-11 各アンテナの利得など
2章 給電線
2-1 分布定数回路
2-2 無損失線路の線路定数
2-3 受端短絡,開放線路
2-4 反射係数
2-5 電圧定在波比
2-6 負荷に供給される電力
2-7 平行給電線
2-8 同軸給電線(同軸ケーブル)
2-9 整合回路
2-10 導波管
3章 電波伝搬
3-1 地上波電波伝搬の干渉
3-2 見通し距離
3-3 電離層伝搬
3-4 電離層内の電波の反射
4章 アンテナ系の測定
4-1 マイクロ波アンテナの測定
4-2 雑音温度の測定
★数学公式集
同書の購入は下記のAmazonリンクが便利だ。
●関連リンク: 「無線従事者試験 重要公式ポケットブック(改訂2版)」(オーム社)
WSJT開発グループは2023年1月17日(日本時間)、FT8をはじめとするデジタルモードの通信用ソフトウェア「WSJT-X」のバグ修正版となるバージョン2.6.1の一般公開を開始した。今年1月7日に公開された「WSJT-X 2.6.0」のバグ修正版で、Q65モード関係の不具合を中心に修正・改善が図られている。
WSJT-X開発グループは2023年1月7日に1年ぶりとなる正式版(GA版=General Availability)「WSJT-X
2.6.0」をリリースしたが、そこで発見されたバグを修正した「WSJT-X 2.6.1」が早くも公開された。
WSJT-X2.6.0では、デジタルモード「Q65」の運用に必要な「時間の切り替え窓(15/30/60/120)」が存在しないという不具合や、リリースノートのコンテスト名が誤っていることなどが指摘されていたが、これも今回のバージョンで修正・改善されたようだ。
<WSJT-X 2.6.1における主な変更・修正点(リリースノートより)>
<参考:上記内容の日本語機械翻訳>
WSJT-X 2.6.1は、おもにQ65に関係したバグの修正版です。バージョン2.6.0からの変更点は以下の通りです。
・Q65モードで、送受信時間(T/R)を選択するスピナーが正しく表示されない不具合を修正。
・デコードメッセージのフォントをより正確にしました。
・FT8 Houndモードでプログラムを開始する際の初期化を改善。
・1つのFT8シーケンスで100以上のデコードがある場合にプログラムがクラッシュする不具合を修正。
・macOSでのコンパイラの警告を修正。
・リリースノート中の“ARRL International Digital Contest”への言及を修正。
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・WSJT-X
・WSJT-X リリースノート
・WSJT-X 2.6.1ユーザーガイド 英語版
・WSJT-X 2.6.0-rc2 ユーザーガイドの日本語訳 PDF(JA7UDE
大庭氏のブログ=2022年8月13日公開)
・WSJT-X 2.6.1 GA Release(K1JT/WSJTX.groups.io)
・WSJT-X 2.6.1が公開されました(JA7UDE 大庭OMのブログ)
日本における、2023年1月18日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに9エリア(北陸管内)の北陸総合通信局から更新発表があった。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
2023年1月29日(日)、大阪市内をコースに「第42回大阪国際女子マラソン」が開催される。関西テレビ放送(カンテレ)が行う同マラソンの生中継では、例年1200MHz帯を一次業務とするFPU(放送事業用無線局)を使用している。このため今回は大阪府と兵庫県、奈良県内の1200MHz帯D-STARレピータ7局12波などが1月27日(金)から29日(日)の日中に停波を行う。JARL D-STAR NEWSが利用者に注意を呼びかけている。
「第42回大阪国際女子マラソン」開催を告知する関西テレビ放送のWebサイトより
テレビ局の生中継などで使用する放送事業用無線局(FPU=Field Pickup)が、一次業務として1200MHz帯を使用するケースが増えている。今年も1月29日(日)12時15分から大阪市内をコースに開催される「第42回大阪国際女子マラソン」の生中継のため、干渉の可能性がある1200MHz帯アマチュア無線D-STARレピータ7局などに対し、中継リハーサル期間を含めてのべ3日間にわたる運用調整(停波)の要請があった。
JARL D-STAR NEWSで発表された、停止するレピータと停波要請の時間帯を整理して紹介しよう。なおレピータ局によっては管理上の都合などから、要請のあった時間帯よりも長く停波することもありえる。またD-STAR以外の1200MHz帯アナログFMレピータ(同様区域と京都府)で同時間帯に停波する局があるので注意が必要だ。
<停止対象の1200MHz帯D-STARレピータ局>
(1)JP3YHF(大阪府大阪市住之江区南港北)
DV 1291.65MHz、DD 1290.625MHz
(2)JP3YHH(大阪府大阪市平野区加美鞍作)
DV 1291.63MHz、DD 1290.125MHz
(3)JP3YHJ(大阪府東大阪市山手町)
DV 1291.67MHz、DD 1290.375MHz
(4)JP3YID(大阪府大阪市浪速区日本橋)
DV 1291.61MHz、DD 1270.375MHz
(5)JP3YDH(大阪府池田市畑)
DV 1291.57MHz
(6)JR3VK(兵庫県神戸市神戸市灘区六甲山町南六甲)
DV 1291.03MHz
(7)JP3YHL(奈良県奈良市左京)
DV 1291.69MHz、DD 1290.125MHz
<停波要請時間帯>
2023年1月27日(金)から1月29日(日)の3日間
各日とも午前10時から午後6時の間
※実際の停波時間は各レピータにより前後することがある
※同一時間帯において同様の区域のアナログレピータの1200MHz帯も停波
詳細は下記関連リンクのJARL D-STAR NEWS参照のこと。
●関連リンク:
・大阪府・兵庫県・奈良県のD-STARレピータの1200MHz帯一時停波のお知らせ(JARL D-STAR NEWS)
・第42回大阪国際女子マラソン
・大阪国際女子マラソン コースマップ
JARL山口県支部主催による「第3回 おいでませ山口コンテスト」が、日本国内のアマチュア無線局およびSWLを対象として、2023年1月22日(日)に1.9MHz帯から1200MHz帯までの全アマチュアバンド(3.8/10/18/24MHz帯を除く)の電話と電信で開催される。開催時間帯はV/U/SHF部門が9時から14時まで、HF部門が14時から19時までとなっている。なお、「電信の呼び出しはCQ YG TEST」「紙ログはバンド別にまとめること」など、今回から細かな規約変更が行われているので注意しよう。
呼び出しは電話が「CQ おいでませ山口コンテスト」、電信が「CQ YG TEST」。交信対象は山口県内局(山口県内で運用する局)が日本全国の局、山口県外局(山口県外で運用する局)は山口県内局との交信が有効となる。コンテスト期間内の運用地の変更は自由だが、最初に運用した県と同一県であること。
ナンバー交換は県内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「市・郡」、県外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「JARL制定の都・府・支庁・県番号」。
参加書類の締め切りは2月15日(水)当日消印有効。電子ログでの受け付けも行っている。参加局数に応じて、各部門の上位の局を表彰する。社団局のコールサインで運用した場合はすべて「社団局部門」となり、全オペレーターのコールサイン(または氏名)をサマリーシートの意見欄に記入すること。
そのほか「50Wを超える局の運用は禁止」「電子ログにデータなど添付は禁止、本文に貼り付けること」「メールはリッチテキスト(HTML)形式は禁止」など、詳しくは関連リンクの「第3回 おいでませ山口コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第3回 おいでませ山口コンテスト規約
・第3回
おいでませ山口コンテスト規約(PDF形式/クリックすると自動的にダウンロードする)
・JARL山口県支部
「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから6周年を迎え、レギュラー陣の平均年齢も75.3歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2023年1月15日(日)21時30分からの第345回放送。冒頭は「お正月は何してた?」というテーマでレギュラー陣が語りあい「テストセンターでの受験」「初詣」「QSOパーティ」「テレビで箱根駅伝を観戦」などの話が出た。
番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」は、JARDの坂本専務理事による年頭所感。ここ数年コロナ禍もあって養成課程講習会(集合形式)の受講者数が減っている、関係者でアマチュア無線を盛り上げていく必要があると語った。さらに坂本氏が第18次南極地域観測隊(1976~1977年)の一員として昭和基地で越冬生活を行った際のエピソードを披露、最後に1月8日に開催した「初心者交信教室」にも触れた。
番組音源は下記関連リンクにあるページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)
信越総合通信局は、免許を受けずにアマチュア無線用の無線設備を車両に設置して不法無線局を開設し、電波法第4条第1項の規定に違反した第四級アマチュア無線技士の資格を有する新潟県北蒲原郡聖籠町在住の無線従事者に対し、無線従事者としてその業務に従事することを42日間停止する行政処分を行った。なお本件は、昨年(2022年)11月に新潟県村上市において新潟県村上警察署と共同で行った不法無線局の取り締まりで摘発した、ダンプカーにアマチュア無線機器を設置し、免許を受けずに不法に無線局を開設していた運転手に対する行政処分となる( 2022年11月11日記事 )。
信越総合通信局が行った、行政処分の発表内容は以下のとおり。
信越総合通信局は、総務大臣の免許を受けずに無線局を開設した無線従事者に対し、以下のとおり、無線従事者の従事停止とする行政処分を行いました。
本件は、2022年11月9日に実施した村上警察署との共同取り締まりにおいて、不法無線局を開設していたことにより摘発された無線従事者に対する行政処分です。
1.違反の概要および行政処分の内容
被処分者: 新潟県北蒲原郡聖籠町在住の70歳代男性
違反概要: 免許を受けずにアマチュア無線用の無線設備を車両に設置し、不法無線局を開設した。
処分内容: 本年1月16日から42日間、第四級アマチュア無線技士の 従事停止処分
不法に設置されていた無線設備(報道資料から )
2.行政処分の根拠
無線従事者の従事停止処分は、電波法第79条第1項の規定に基づくものです。
<参考(電波法抜粋)>
第4条第1項(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)
第79条第1項 (無線従事者の免許の取消し等)
総務大臣は、無線従事者が左の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は3箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基く命令又はこれらに基く処分に違反したとき。
(以下略)
信越総合通信局は「今後も着実な電波監視を行い、電波法違反に対しては厳正に対処してまいります」と説明している。
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<ダンプカーに不法無線局を開設>信越総合通信局、新潟県村上市の路上においてアマチュア無線機を免許を受けずに設置していた運転手を摘発
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<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
八重洲無線株式会社のHF~430MHz帯ポータブル機「FT-818ND」と144/430MHz帯C4FM対応モービル機「FTM-400XD/XDH」が、部品入手困難のため生産終了が決定した。2023年1月17日に国内の無線ショップがメーカーから正式告知があったとしてSNSで案内を始めた。両機種ともメーカーからの最終入荷を待っている状況という。なお現時点で後継機種に関する案内はない。
生産終了が決まった八重洲無線のFT-818NDとFTM-400XDシリーズ
八重洲無線のポータブル機「FT-818ND」のルーツは、2000年8月のハムフェア会場で発表された「FT-817」(最大出力5W)だ。その後は充電式バッテリーを標準搭載した「FT-817ND」が登場、さらに2018年2月にTCXOを装備し電池容量をアップ、最大出力を6WにしたリニューアルモデルがFT-818NDだ。
FT-817/FT-818はアイコムからIC-905が登場するまでの20年以上にわたり、アマチュア無線界で唯一のHF~430MHz帯オールモードポータブル機として、国内外の多くのアマチュア無線家に愛され、サードパーティーによる周辺機器やカスタムパーツも数多く発売されてきた。しかし昨今の部品入手困難の状況から、ついに生産終了が告知された。
なおhamlife.jpが確認したところ、FT-818NDのオプションパーツのうち「コリンズ メカニカルIFフィルター(SSB、2.3kHz)」のYF-122Sは、すでにメーカー在庫切れで完売状態になっていることが判明した。またメーカーから最終出荷されるFT-818NDの数量は少ないため、これからショップに注文しても入手できない可能性があるという。
FT-818NDのルーツとなる「FT-817」は2000年8月のハムフェア会場で初公開された。写真は2000年9月に初掲載された雑誌広告(「CQ ham radio」2000年10月号より)。以来22年以上の長きにわたり愛され、まさに「アマチュア・モバイル革命」を成し遂げた機種だった
またモービル機「FTM-400XD」「FTM-400XDH」のルーツは2013年8月に発表された「FTM-400D/DH」だ。見やすい大型液晶の表示部と本体のセパレートタイプで2波同時受信が可能、GPSレシーバ内蔵、C4FMデジタルモード対応、オプションとの組み合わせでWIRESⅡノード局にも使用可能という特徴から人気モデルになった。その後2015年10月にGPS測位性能を強化したFTM-400XD/XDHにリニューアルした。
両機種とも今年初めに八重洲無線の海外サイトで生産終了の一報が流れ、日本国内の動向が注目されてきたが、残念ながら国内も生産終了が正式告知されるに至った。
1月17日、岐阜県のアマチュア無線ショップ、CQオームのTwitterアカウントがFT-818ND/FTM-400XDシリーズの生産終了がメーカーから正式告知されたとアナウンス
一般的にアマチュア無線機が生産終了となるケースとしては「①主要な電子部品が調達不能になり、今後の継続生産ができなくなった」「②代替となる新機種を発売する(した)ため」「③売れ行き減退で継続生産のメリットが薄くなったため」などが挙げられる。生産終了情報をメーカーが公式Webサイト等で告知することはあまりなく、営業担当者が販売店へ個別に案内するのが通例となっている。
●関連リンク:
・FT-818ND/FTM400シリーズは、部品入手困難のため生産終了の連絡が正式にありました(CQオーム Twitter)
・FT-818ND商品情報ページ(八重洲無線)
・FTM-400XD/FTM-400XDH商品情報ページ(八重洲無線)
既報のとおり 、アイコム株式会社は2023年2月18日(土)に、東京都江東区木場の同社東京営業所(東京ショールーム併設)で、自社イベント「アイコムフェア in 東京木場」を開催するが、このほど同イベントが“完全予約制”で開催されることが発表され、専用サイトからの事前予約もスタートした。関係者によると「午前の部(10~12時)」「午後の部(13~15時)」とも定員は55名で、申し込み数が定員に達し次第締め切られるという。来場予定者は早めの予約をお勧めする。
1月16日に開設されたアイコムフェア予約サイト。「アイコムフェア in 東京木場」参加希望者はここで事前予約が必要になる
アイコムは昨年12月、奈良県にある同社の研究施設で「アイコムフェア in ならやま2号館」と銘打った自社イベントを開催し、過去最高となる約500人の来場者で賑わった。同社が今年発売を始める予定の「IC-905」やリニアアンプ「IC-PW2」への注目度が高いことから、東京地区でも2月18日(土)に同社東京営業所(東京都江東区木場)で「アイコムフェア in 東京木場」を開催することが決定した。
こちらの記事も参考に(2023年1月7日掲載)
<IC-905をはじめ新機種・人気機種の実動展示とセミナーを予定>アイコム、2月18日(土)に「アイコムフェア in
東京木場」を開催
「アイコムフェア in 東京木場」案内リーフレット
「アイコムフェア in 東京木場」は会場スペースの関係と、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から“完全予約制”で開催することが決定し、1月16日配信の同社「Vol.444 BEACONメールニュース」で下記のように案内された。
★アイコムフェアin東京木場(予約制)
・日時: 2月18日(土) 午前の部:10:00~ 午後の部:13:00~
・場所: アイコム東京営業所ショールームおよび会議室
https://www.icom.co.jp/corporate/domestic/tokyo/
・主催: アイコム株式会社
・共催: 第一電波工業株式会社
【内容】
・機器展示:IC-905をはじめ人気機種と各種アンテナの展示
・技術講演:IC-905、IC-PW2
【ご予約方法】
・感染拡大防止徹底のため、WEBでの事前ご予約にご協力下さい。
・下記URLにアクセスし、午前の部または午後の部をお選びいただき予約をしてください。 https://reserva.be/icomhamradio
関係者によると「午前の部(10~12時)」「午後の部(13~15時)」とも、定員は55名と少なめ。申し込みが定員に達し次第締め切られるという。来場者にはオリジナルカレンダーのプレゼントもある。このイベントへの参加希望者は、早めに予約サイトでエントリーを済ませることが肝要だ。
●関連リンク:
・アイコムフェア予約サイト
・Vol.444 BEACONメールニュース(アイコム)
・東京ショールーム(アイコム)
「アマチュア無線」とGoogle検索(ニュース)すると上位にヒットするから質が悪い、フィッシング詐欺が疑われる無線機器通販サイトが見つかった。今回の詐欺サイトは新品ではなく中古品の無線機器を扱っていて、掲載している画像はヤフオクなどからコピーしてきたもののようだ。お約束通り販売価格は大幅値引きをうたっている。「店舗情報」にある販売業者名は実在する会社名があり、住所も「大阪府堺市北区」まで同じで詐欺サイトだと判別しづらい。「販売責任者」に載っていた名前を会社名と一緒に検索すると、「堺市で起きた犯罪事件を語るスレ [無断転載禁止]@2ch.net」と怪しいタイトルの記事が現れた。
今回の“詐欺が疑われるサイト”の特徴は、Google検索(ニュース)で「アマチュア無線」とキーワード入力して探すと、上位にヒットしたことだろう(掲載した日時が新しかったことが影響したと思われる)。そして扱う商品が中古の無線機器であることだ。
販売商品の下部にある「ショップ情報」はどこかの通販サイトの記載内容をコピーしたものらしく、配送は宅配便で、支払いは各種クレジットカードや銀行振り込み、そのほか問い合わせ先や領収書の発行、返品についてなど確認できる。
しかし記載されている販売価格は“バカ安”で、値引き前の価格がそもそも怪しい。さらに、無線機器以外にさまざまな商品を扱っているという、詐欺サイトが疑われる典型的なレイアウトになっている。
八重洲無線の人気ポータブル機、HF/50/144/430MHz帯オールモードポータブルトランシーバー「FT-817ND」は目を引く。「販売価格 70,000円(税込)」を「38,360円(税込)」という価格設定は魅力的で興味をそそられる
フィッシング詐欺が疑われるサイトもどんどん巧妙になりつつある。不審なショップサイトを見かけた場合は、検索エンジンで「会社名」はもちろんだが、「電話番号」や「住所」を調べてみて、実在するものかを確認してみるのも1つの方法だろう。くれぐれも騙されないように注意しよう。
●今回見つかった詐欺が疑われる通販サイト
★NMストア(アマチュア無線)
https://espes.broadcastorgan.xyz/index.php?main_page=index&cPath=18_90
※このサイトへのアクセスはお勧めしません。
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<住所に存在しない“丁目”表記>商品の中に海外仕様の無線機器も…、後を絶たない偽の通販サイト(詐欺サイト)
<「お金を振り込んでも商品は届きません」との評判が…>アマチュア無線機器の激安販売!?をうたう詐欺サイトの仰天価格
<実在する会社名を騙るが、住所表記なし>何でも扱う詐欺サイト!? 「アマチュア無線」と検索すると見覚えのある無線機が多数ヒット
<商品の中にアマ無線機やアンテナなどが…>芋づるで4店舗を確認!無線ショップではなく、総合家電店を装う“詐欺サイト”
<注意喚起!TwitterなどSNSで広がる>楽天市場の受信機ショップに酷似する“詐欺サイト”が出現!!
【追記あり】<今度は会社所在地を「名古屋・第二アメ横ビル」と記載>新たな“詐欺サイト”か!? 大手メーカー名を模した無線機通販サイトが出現
<メーカーによる“注意喚起”は異例>アルインコ、Webサイトに「フィッシング詐欺サイトにご注意ください」の告知を掲載
<「いい加減にしてくれ」の声も…>続出する「ありえない激安価格」の無線機通販サイト、今度は長野県の無線ショップのデータを盗用か
<データを“盗用”されたショップが注意を呼びかけ>新たな“詐欺サイト”なのか!? 「ありえない激安価格」の無線機通販サイトにご用心
【追記:ドメインを変更して今なお存在!】<激安価格を表示>アマチュア無線関連の“詐欺サイト出現!”と無線ショップ「CQオーム」が注意を呼びかけ