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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/11/24 2:35:26)

現在データベースには 6117 件のデータが登録されています。

feed <広島県尾道市・国道486号で不法無線局の取り締まり>中国総合通信局、ダンプカーにアマチュア無線機を不法に設置していた運転手(71歳)を摘発 (2024/9/13 18:00:01)

9月13日、中国総合通信局は広島県尾道市御調町の国道486号において、広島県尾道警察署と共同で不法無線局の取り締まりを行い、免許を受けずダンプカーにアマチュア無線機を設置して不法に無線局を開設してい広島県福山市在住の運転手の男(71歳)を電波法違反容疑で摘発した。

 

 

令和6年度電波利用環境保護活動用のキャッチコピー「えっ 仕事でアマチュア無線、違法じゃない?」PRポスター

 

 

ポスターとともに公表されたリーフレット(表面と裏面)

 

 

中国総合通信局が発表した内容は以下のとおり。

 

 

 中国総合通信局は、9月13日、広島県尾道警察署の協力の下、消防・救急無線の通信、携帯電話、テレビ・ラジオの受信などへの混信原因となる不法無線局の取り締まりを実施しました。

 

 この取り締まりの結果は、以下のとおりです。

 

 

1.概要
 不法無線局(総務大臣の免許を受けていない無線局)をダンプカーに開設していた運転手1名を、電波法違反容疑で摘発しました。

 

2.被疑者の概要および不法無線局の種別
 被疑者の概要: 広島県福山市在住の男性(71歳)
 不法無線局の種別: 不法アマチュア無線

 

3.取り締まり実施場所
 広島県尾道市御調町 国道486号

 

 

 

電波法違反適用条文(抜粋)

 

(1)電波法第4条(無線局の開設)
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。
(以下省略)」

 

(2)電波法第110条(罰則)
「次の各号のいずれかに該当する場合には、当該違反行為をした者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
 第1号 第4条の規定による免許 (中略) がないのに、無線局を開設したとき
(以下省略)」

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成

 

 

 

<取り締まり対象者を明確化>総務省がアマチュア局の免許人(約35万通)に注意喚起ハガキ「-重要- アマチュア無線は仕事に使えません!」を送付

 

総務省は社団局も含めすべてのアマチュア局の免許人に対して、「アマチュア無線をご利用の皆さまへ、大事なお知らせがあります」というハガキを送付した

 

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

●関連リンク:
・中国総合通信局 不法無線局の開設者1名を電波法違反容疑で摘発<広島県尾道警察署と共同取締りを実施>
・総務省 不法無線局の特徴・影響・障害事例(PDF形式)

 

 

 

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feed <日経XTECHが「総務省が太陽光発電関連団体に向け対策を依頼」と紹介>東京都の「2025年4月から太陽光発電設置義務化」で防災無線への障害増加を懸念 (2024/9/13 12:05:46)

既報( 2024年1月25日記事 )のとおり、総務省は「太陽光発電システムを原因とする無線通信の妨害について」というホームページを新設。太陽光発電(ソーラー発電)システムのインバーターが原因と思われる強力なノイズの混入により、主に防災無線への影響があることから、同システムの導入者や施工業者に向けて対策を行うように注意喚起を行っている。その一方で、東京都は“新築住宅等への太陽光発電設備の設置、断熱・省エネ性能の確保等を義務付ける制度”を設け、2025年4月から太陽光発電設置義務化を行うことを公表している。2024年8月23日付けと9月4日付けの「日経XTECH」は、「太陽光発電で防災無線に障害の恐れ、東京都のパネル設置義務化を前に総務省が警鐘」という見出しで、2024年5月に総務省が関連団体に対策依頼の文書を出したこととともに、家庭用太陽光発電システムの爆発的な増加を危惧する当局の声を伝えている。

 

 

太陽光発電(ソーラー発電)システムのインバーターが原因と思われる強力なノイズの混入により、全国各地で無線通信に障害が及んでおり、総務省は警鐘を鳴らしている。アマチュア無線への電波障害も増加傾向にあるため他人事ではない(写真はイメージ)

 

 

 東京都は「エネルギー大消費地の責務として、2030年までに都内の温室効果ガスを50%削減する『カーボンハーフ』の実現に向け、再生可能エネルギーの利用拡大を推進している」という理由で、“2025年4月から太陽光発電設置義務化”を進めている。

 

 日経XTECHの記事では、総務省総合通信基盤局電波部電波環境課の担当者にインタビューを行い、太陽光発電システムを原因とする無線通信への電波障害が急増していること。とくに深刻なのが防災無線で、そのほかにも消防無線にノイズが混入したり、テレメーター(遠隔測定)の通信が長期間にわたりデータが届かなくなった例があることを紹介している。

 

 こうしたことから、総務省では施工業者に対して、インバータノイズが抑えられる国際規格『CISPR(シスプル)11第6.2版』に適合した装置を使うように呼びかけているほか、2023年12月20日に自治体宛てに、さらに2024年5月14日には一般社団法人 日本電機工業会(JEMA)と一般社団法人 太陽光発電協会(JPEA)に対して、無線通信への障害対策を求める依頼書を送ったということだ。

 

 

「防災無線」と一口に言ってもさまざまな種類がある。一般的にはマストにスピーカーとアンテナが取り付けたタイプで、通常時は住民に向けて主に自治体が防災情報や迷子情報、時報などを流している。その柱にパンザーマスト(軽量鋼管柱)が使われることが多いため、千葉県柏市では放送自体を「パンザマスト(パンザ)」と呼んでいる(写真はイメージ)

 

 

 

 詳しくは記事下の関連リンクから該当記事を確認してほしい。

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<アマチュア無線に強力なノイズが混入する事例も…>総務省、影響・原因から対策まで「太陽光発電システムを原因とする無線通信の妨害について」のページを新設

 

 

 

●関連リンク:
・太陽光発電で防災無線に障害の恐れ、東京都のパネル設置義務化を前に総務省が警鐘(日経XTECH)
・太陽光発電で防災無線に障害 パネル設置義務化で深刻化も(日経XTECH)
・総務省 太陽光発電システムを原因とする無線通信の妨害について
・東京都 2025年4月から太陽光発電設置義務化に関する新たな制度が始まります
・東京都 太陽光ポータル
・総務省 防災行政無線とは・市町村防災行政無線のデジタル化
・防災無線(ウィキペディア)

 

 

 

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feed <「愛・地球博記念コンテスト」と両方参加で特別ルール適用>JARL関西地方本部、9月16日(月・祝)6時から12時間「第54回 XPO記念コンテスト」開催 (2024/9/13 10:00:27)

2024年9月16日(月・祝)6時から18時まで、JARL関西地方本部主催の「第54回 XPO記念コンテスト」が1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430/1200MHz帯の各アマチュアバンドの電話と電信で開催される。なお、9月21日(土)と22日(日)に行われるJARL東海地方本部主催の「愛・地球博記念コンテスト」との共同企画で、両方のコンテストに参加し、それぞれに書類を提出することにより特別ルールが適用され、抽選で記念品が贈呈される。

 

 

 

 

 参加資格は日本国内のアマチュア無線局(交信対象も同じ)で、呼び出し方法は電信が「CQ XPO TEST」、電話が「CQ XPOンテスト」。ナンバー交換は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「JARL制定の都府県・地域などのナンバー」となる。

 

 得点とマルチプライヤーは、①得点は完全な交信を1点とする。ただし,同一バンド内における重複交信は電波型式が異なっても得点にできない。②マルチプライヤーは各バンドで交信した異なる都府県・地域などの数。

 

 総得点は、①マルチバンドの場合「各バンドで得た得点の和」×「各バンドで得たマルチプライヤーの和」。②シングルバンドの場合「当該バンドで得た得点」×「当該バンドで得たマルチプライヤー」。

 

 事務局では「今年度も東海地方本部主催の『愛・地球博記念コンテスト』との共同企画があります。両方に参加し、それぞれに書類を提出することで自動的にこの特別ルールが適用されます(この特別ルールのために別途ログを提出する必要はありません)」と案内している。

 

 ログの締め切りは電子メール、郵送ともに9月30日(月)まで。詳しくは「第54回 XPO記念コンテスト規約」で確認してほしい。

 

 

「第54回 XPO記念コンテスト」の規約(一部抜粋)

 

 

●関連リンク:
・第54回 XPO記念コンテスト規約
・JARL関西地方本部コンテスト委員会

 

 

 

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feed <ハムフェア会場で番組ブース訪問者にインタビュー>アマチュア無線番組「QSY」、第210回放送をポッドキャストで公開 (2024/9/13 8:30:04)

神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・3・5金曜日に流され、第2・第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2017年7月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。

 

 

 

 2024年9月6日の第210回放送はJK1BAN 田中氏が「今週の活動報告」スペシャルとして、「ハムフェア2024」会場でQSYブースを訪問した来場者に行ったインタビューを紹介した。

 

「ハムフェア2024」会場のQSYブース

 

 番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。

 

 

 

●関連リンク:
・QSY 第210回放送
・QSY Facebookページ
・QSYゆるーく無線を楽しむ(YouTube)
・QSY 番組案内ページ

 

 

 

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feed <TVerで無料見逃し配信あり>フジテレビ系「世界の何だコレ!?ミステリー」に、駐車場に“巨大な鉄塔”を建てた京都のアマチュア無線家が登場 (2024/9/12 16:00:51)

フジテレビ系列で毎週水曜日に放送されているバラエティー番組「世界の何だコレ!?ミステリー」の2024年9月11日(水)放送回(2時間スペシャル)に、“家の駐車場に建てられた巨大な鉄塔” の持ち主として、京都府のアマチュア無線家が登場した。情報を得て現地調査に向かったアンガールズの田中卓志が、無線家のシャックからHF帯で “体験運用” を行うシーンも放送され話題になっている。この番組は民放各局の無料見逃し配信サイト「TVer」で見ることができる。

 

 

「世界の何だコレ!?ミステリー」2024年9月11日放送回より (C)フジテレビ

 

 

「世界中を飛び回り、不思議なミステリー現場を直撃! まか不思議な現象を体感できる新バラエティー」という、フジテレビの「世界の何だコレ!?ミステリー」。その2024年9月11日(水)放送回(2時間スペシャル)で、京都府のアマチュア無線家が登場した。

 

「世界の何だコレ!?ミステリー」2024年9月11日放送回より (C)フジテレビ

 

「家の駐車場の真ん中に巨大な鉄塔が建っている」という視聴者からの情報で、田中隊長(アンガールズの田中卓志)が向かったのは京都府京田辺市の住宅街。そこにはHFや50MHz帯のビームアンテナが取り付けられた25m高の自立タワーが建っていた。

 

「世界の何だコレ!?ミステリー」2024年9月11日放送回より (C)フジテレビ

 

 田中隊長は持ち主である男性のシャック(無線室)に招き入れられ、そこでアンテナの正体とアマチュア無線についての説明を受ける。男性は高校1年生のときからアマチュア無線を始め、無線をやるためにこの高台の家を購入、法律などで決められた手続きをすべて済ませて25m高の自立式アンテナタワーを立てたという。過去には「国際宇宙ステーション(ISS)とも交信した経験がある」と語った。

 

「世界の何だコレ!?ミステリー」2024年9月11日放送回より (C)フジテレビ

 

 さらに田中隊長は、男性の勧めでアマチュア無線の体験運用を行い、HF帯で東京都内の局との無線交信を体験。交信後は「急に見知らぬ人と会話して “つながることの楽しさ” が分かった。近いうちに俺の家の庭にデカい鉄塔が建つかもしれない!」と興奮した面持ちで感想を語っていた。

 

 このアマチュア無線家宅の鉄塔調査とシャック紹介の模様は約13分。バラエティー番組だったが、アマチュア無線については誤りもなく(男性の説明が非常に分かりやすかった)、視聴者にも楽しんでもらえる内容だったと言えるだろう。ちなみに番組中、回転しながら伸縮するアンテナタワーの実例として、アイコムならやま研究所の巨大タワーも登場していた。

 

 この番組は現在、民放各局の無料見逃し配信サイト「TVer」で、全国どこからでも視聴できるので、チェックしてはいかがだろう。

 

 

 

●関連リンク:
・世界の何だコレ!?ミステリー 公式サイト(フジテレビ)
・見逃し配信「世界の何だコレ!?ミステリー」9月11日(水)放送分(TVer)

 

 

 

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feed <433.92MHz(EIRP 1mW以下)を使うタイヤ空気圧モニタとキーレスエントリシステム>JARLは容認へ、総務省が「陸上無線通信委員会報告(案)に対する意見募集」を10月7日まで実施中 (2024/9/12 12:25:44)

アマチュア局が一次業務(一次分配) である日本の430MHz帯アマチュアバンド内(433.92MHz)に、空中線電力 EIRP 1mW以下の「タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)」と「リモートキーレスエントリシステム(RKE)」の二次分配を行うことが計画されている。このほど総務省は「433MHz帯タイヤ空気圧モニタ及びリモートキーレスエントリに係る技術的条件について」として、同省の情報通信審議会情報通信技術分科会陸上無線通信委員会が取りまとめた、小電力無線システムの高度化に必要な技術的条件に関する報告(案)について、10月7日まで意見募集を開始した。同委員会の専門委員を務める森田JARL会長(JA5SUD)は「TPMS・RKEからアマチュア無線への干渉はまったくないとは言えない状況ではあるが、世界的な普及等を考慮し、JARLとして周波数共用は容認せざるを得ないものと考える」と委員会で述べている。

 

 

TPMS/RKEの装着図と概要(情報通信審議会 情報通信技術分科会陸上無線通信委員会の「報告(案)」から)

 

 

 自動車の「タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)」と「リモートキーレスエントリシステム(RKE)」は、日本では特定小電力無線局として315MHz帯が使用されているが、米国やEU、韓国など日本を除く世界各局では433MHz帯が主に使用され事実上の世界標準周波数となっているため、海外メーカーを中心に、日本国内でも諸外国で流通している433MHz帯のTPMS/RKEをそのまま使用したいという強いニーズが存在しているという。

 

 そのため総務省では情報通信審議会 情報通信技術分科会陸上無線通信委員会に諮問を行い、同委員会が2023年5月から433MHz帯のTPMSとRKEの技術的検討(アマチュア無線との干渉などを確認する実機試験を含む)を行い、その結果をふまえた114ページにおよぶ報告(案)をこのほど取りまとめた。

 

 陸上無線通信委員会には、森田JARL会長も専門委員として加わっているほか、同委員会の「小電力システム作業班 433MHz帯TPMS・RKEシステムアドホックグループ」には主要自動車メーカーや自動車関連のエレクトロニクスメーカーのほか、JARL、JARD、JAIA、アイコム、アルインコ、JVCケンウッド、第一電波工業といったアマチュア無線業界の関係者や技術者が加わって技術的検討を重ねてきた。

 

 TPMSとRKEの周波数は433.92MHzを想定している。この周波数はすでに日本でも「国際輸送用タグシステム」として特定小電力無線局に割り当てられている(EIRP 1mW以下)もので、平成18年度から令和3年度までに582台の機器が技適を受けている。

 

 公開された報告(案)では、TPMSやRKEが433MHz帯を使用している諸外国の状況や日本のアマチュア局の現状などを紹介。さらに433MHz帯TPMS/RKEがアマチュア局と周波数共用を行った場合の混信状況の確認や共存可能性の検討を行うため、自動車のテストコースで実機(IC-9700+第一電波工業のホイップアンテナSG9500N)などを使った測定を行い、「TPMSとRKEからの電波がアマチュア無線に与える影響」「アマチュア局の電波がTPMSとRKEに干渉する状況」などを検証し、その結果を報告(案)にまとめている。

 

 

情報通信審議会 情報通信技術分科会陸上無線通信委員会の「報告(案)」から

情報通信審議会 情報通信技術分科会陸上無線通信委員会の「報告(案)」から

 

 総務省が公表した「陸上無線通信委員会報告(案)に対する意見募集-小電力の無線システムの高度化に必要な技術的条件のうち433MHz帯タイヤ空気圧モニタ及びリモートキーレスエントリに係る技術的条件-」は以下のとおり(一部抜粋)。

 


 

 情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会は、諮問第2009号「小電力の無線システムの高度化に必要な技術的条件」のうち「433MHz帯タイヤ空気圧モニタ及びリモートキーレスエントリに係る技術的条件」について、検討を行ってきました。

 

 この度、陸上無線通信委員会報告(案)を取りまとめましたので、令和6年9月7日(土)から令和6年10月7日(月)までの間、以下のとおり意見を募集します。

 

1.意見募集の対象
情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会報告(案)(別添PDFのとおり)

 

2.概要
 情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会は、平成14年9月30日付け諮問第2009号「小電力の無線システムの高度化に必要な技術的条件」のうち「433MHz帯タイヤ空気圧モニタ及びリモートキーレスエントリに係る技術的条件」について検討を行っており、令和6年9月5日(木)に開催された情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会(第87回)において、これまでの検討結果を委員会報告(案)として取りまとめましたので、令和6年9月7日(土)から10月7日(月)までの間、当該報告(案)について意見募集を行います。

 

3.意見募集の要領
 別紙PDFのとおり

 

4.意見提出期間
 令和6年9月7日(土)から10月7日(月)まで(必着)
 ※郵送については、締切日の消印まで有効とします。

 

5.今後の予定
 寄せられた御意見を踏まえ、陸上無線通信委員会を開催し、報告を取りまとめる予定です。

 

 

「第3章 技術的条件に関する検討」(総務省が公表した「報告(案)」の資料から)

「参考資料3 実機試験について」(総務省が公表した「報告(案)」の資料から)

 


 

 

 公表された報告(案)では「433MHz帯TPMS/RKEの技術的基準を次のようにすることが適当である」としている(一部抜粋)。

 

<一般的条件>
(1)通信方式: 利用形態を踏まえ、単向通信方式、単信方式及び複信方式とする。

 

(2)変調方式: 規定しない。

 

(3)使用周波数帯: 諸外国の技術基準との整合を図り、周波数を共用するアマチュア局等への干渉を軽減する観点から、次表のとおり、中央の周波数を433.92MHzとする指定周波数帯とする。
  ・周波数:433.92MHz
 ・指定周波数帯:433.795MHzから434.045MHzまで
 なお、当該周波数帯の使用に当たっては、一次的基礎として分配されているアマチュア局に有害な混信を生じさせてはならない。また、一次的基礎として分配されているアマチュア局からの有害な混信に対して保護を要求してはならない。

 

(4)空中線電力: 諸外国の技術基準との整合を図り、かつ、諸外国において使用されている無線設備の実態及び周波数を共用するアマチュア局等への干渉を軽減するため、次表のとおりとする。
  ・空中線電力:等価等方輻射電力において、1mW以下とする。

 

(5) 空中線系: 規定しない。なお、送信空中線が無線設備の一の筐体に収められており、給電線及び接地装置を有しないものであること。

 

(6)送信時間制限: 送信時間は、諸外国の技術基準との整合を図り、周波数を共用するアマチュア局等への干渉を軽減する観点から、1時間当たりの総和を360秒以下とする。また、周期的な送信を行う場合にあっては、電波を発射してから1秒以内にその電波の発射を停止し、かつ、休止時間を1ミリ秒以上とすること。

 

(7)混信防止機能: 通信の相手方を識別するための符号(識別符号)を自動的に送信し、又は受信するものであること。

 

(8)違法改造への対策: 無線設備においては、一の筐体に収められており、かつ、空中線系を除く高周波部及び変調部は、容易に開けることができない構造であること。

 

 

 なおJARLは9月11日、公式サイトのJARL Webでこの意見募集について紹介した上で、次のように記載している。

 

『当連盟の森田会長は同委員会の専門委員を務めており、令和6年9月5日に開催された第87回の同委員会においては、「委員会報告案の共用検討では、アマチュア無線への影響は皆無ではないが、実用上問題ないと判断できる結果が出ている。TPMS・RKEからアマチュア無線への干渉はまったくないとは言えない状況ではあるが、世界的なTPMS・RKEの普及等を考慮し、 アマチュア無線連盟として、周波数共用は容認せざるを得ないものと考える 。一方で、アマチュア無線からTPMS・RKEへの干渉も懸念されることから、自動車業界にはTPMS・RKEのシステム設計等の工夫やユーザ等への周知を図るなどの取り組みに期待したい。また、RKEの動作不良の原因として、アマチュア無線が社会悪とならないように、関係者には十分にご配慮いただきたい。」との発言をおこなっています。
 また、アマチュア無線との433MHz帯TPMSおよびRKEとの周波数共用についてはJARL電磁環境委員会がこれまでの経緯をとりまとめているのでご覧ください』

 

 

 

●関連リンク:
・総務省 陸上無線通信委員会報告(案)に対する意見募集
・総務省 情報通信審議会情報通信技術分科会陸上無線通信委員会報告(案)(PDF形式)
・(総務省)陸上無線通信委員会報告(案)に対する意見募集(JARL Web)
・433MHz 帯を使用したタイヤ空気圧モニタとリモートキーレスエントリとの周波数共用について(JARL電磁環境委員会)
・パブコメ募集:433.92MHzのTPMS・RKE(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 

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feed <特集「話題のハンディ機 徹底活用」、第2特集「FT8最新情報&運用ノウハウ」>電波社、「HAM world(ハムワールド)」2024年11月号を9月19日(木)に刊行 (2024/9/12 12:05:17)

アマチュア無線誌「HAM world(ハムワールド)」2024年11月号が、9月19日(木)に株式会社電波社から刊行される。特集は「話題のハンディ機 徹底活用」、第2特集は「FT8最新情報&運用ノウハウ」だ。そのほか「ハムフェア2024 新製品レポート」や「FT-710シリーズで遠隔操作にチャレンジ」「7MHzダイポールに21MHzが乗る理由」「IC-705をGOBOX化」「軍用無線機解剖学」など、今号も盛りだくさんな内容だ。価格は1,000円(税込み)。

 

 

「HAM world 2024年11月号」の表紙

 

 

 電波社の「HAM world」は同社の月刊誌「ラジコン技術」の増刊として、2015年9月にVol.1、2016年2月にVol.2、6月にVol.3、9月にVol.4、12月にVol.5、2017年3月にVol.6、6月にVol.7、9月にVol.8、12月にVol.9、2018年3月にVol.10、6月にVol.11、9月にVol.12、そしてVol.13から独立創刊を果たし“月号表記”となり、12月に2019年2月号、3月に2019年5月号、6月に2019年8月号として3か月に1回のペースで刊行。

 

 そして、2019年11月号からは隔月刊(2か月ごと)で発行されるようになって、今回の2024年11月号でシリーズ45冊目を数えるアマチュア無線専門誌だ。

 

 

 記事内容など概要は下記の通り。

 

 

★「HAM world」2024年11月号の概要

 

◆発売日: 2024年9月19日(木)全国書店発売
◆定価: 1,000円(税込み)
◆発行: 株式会社電波社
◆体裁: A4 平綴じ
◆記事内容: 下記の通り

 

 

<特集:話題のハンディ機 徹底活用>

 

・D-STAR対応多機能デジタル機 アイコムID-52/PLUS
・WIRES-Xノード局の構築も可能 ヤエスFT5D
・レフレクター、APRS…機能満載のハンディ JVCケンウッドTH-D75
・我が愛機はヤエスVXシリーズ
・1エリアでホテル移動運用

 

 

<第2特集:FT8最新情報&運用ノウハウ>

 

・Fox/Houndモード、SuperFOXモード
・FT8交信後にすること
・SCU-17を使ったWSJT-Xの設定
・ニュージーランドのアワードを狙おう!

 

 

<注目の記事>

 

・ハムフェア2024 新製品レポート

 

 

<その他の記事>

 

・FT-710シリーズで遠隔操作にチャレンジ
・「全国2m SSB夏の祭典」参戦記
・モールス通信(CW)のお話し
・7MHzダイポールに21MHzが乗る理由
・連載 D-STAR完全マスター
・世界の短波放送を聴こう!
・マットグロッソ州の州都 クイアバ旅行記 PART③
・八幡愛ちゃんとKANHAM探訪
・DMRとDMRデジピータの現状
・アルインコDJ-X82使用レポート
・アイコムIC-R15徹底使用レポート
・アイコムIC-PW2ユーザーレポート
・IC-705をGOBOX化!
・軍用無線機解剖学
・アイコムの名機を追う IC-2N
・初夏の北海道で移動運用 part2
・430MHz帯MOXONアンテナ製作
・1アマ国試対策室
・極めろ!フリラ道
・読者コーナー「シモウマラウンジ」
・JARL NOW!

 

 

 

同誌の確実な予約・購入には下のAmazonリンクが便利だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●関連リンク: HAM world(電波社)

 

 

 

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feed <特集「秋に極めるラジオの製作とオーディオアクセサリー」>電波新聞社が季刊誌「電子工作マガジン」2024年秋号を刊行 (2024/9/12 11:30:56)

電波新聞社出版部は、2024年9月19日(木)に季刊誌「電子工作マガジン」2024年秋号を刊行する。同誌は1999年で休刊となった月刊誌「ラジオの製作」の流れを汲むエレクトロニクスのホビー誌(年4回刊行)で電子工作記事が満載されている。今回の特集は「秋に極めるラジオの製作とオーディオアクセサリー」。価格は1,980円(税込)。

 

 

「電子工作マガジン 2024年秋号」の表紙

 

 

 hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。「電子工作マガジン」は、電気、電子業界の日刊紙として知られる電波新聞社が年4回刊行しているエレクトロニクスのホビー誌(定期刊行されている、唯一の電子工作入門雑誌)。かつてBCLやハム、オーディオ、マイコン、エレクトロニクスの入門誌として青少年の人気を集めた「ラジオの製作」の流れを汲んでいる。

 

 同誌は昨年夏号から「新しいエレクトロニクスDIYを提案する!電子工作の総合情報誌」をキャッチフレーズに表紙と誌面を完全リニューアル+増ページ。製作記事は“横書き”で前方ページから、情報記事は“縦書き”で後方ページからスタートするというユニークな構成となったが、前号(2024年夏号)から情報記事も“横書き”に改められた。

 

 今回の特集は「秋に極めるラジオの製作とオーディオアクセサリー」で「無電源式FMラジオ製作」「ハンダ付け練習用2バンドラジオキットに挑戦」「FM/AM受信可能なDSPラジオの製作」「小型・高音質のスピーカーシステムを作る」などを掲載。さらに「LED光でDX通信にチャレンジ」「BCLの楽しさを学ぼう 00年代BCLラジオの歴史」「簡易無線の免許局にも新たな時代が」「遠くの局と交信しよう!アマチュア無線のDX入門」「追悼 チヨダAB20/JP1GSI 南雲桂一さん」といった記事も掲載している。各記事の内容は下記目次のとおり。

 

 

 

 同書の購入は下記のAmazonリンクが便利で確実だ。

 

 

 

 

 

●関連リンク:
・電子工作マガジン(電波新聞社)
・電子工作マガジン Facebookページ
・電波新聞社

 

 

 

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feed JARL石狩後志支部、9月15日(日)に「第51回石狩後志支部大会」を札幌市東区で開催 (2024/9/12 10:30:15)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)石狩後志支部の支部大会が、2024年9月15日(日)に札幌市東区の札幌総合卸センター(デアウ ネさっぽろ) で開催される。詳細は同支部のWebサイトで下記のように発表されている。

 

 

★第51回 JARL石狩後志支部大会

 

 第51回石狩後志支部大会を行います。今回もコロナ禍以前に行っておりました「お楽しみ抽選会」を開催いたします。支部コンテストの表彰、支部コンテスト参加証のお渡しもいたしますので、ぜひ集まりください。

 

◆日時: 2024年9月15日(日) 13:00開会~16:00(予定)

 

◆場所: 札幌総合卸センター deAUNE(デアウネ)さっぽろ 1階会議室
   北海道札幌市東区北6条東4丁目1-7(電話 011-721-1101)
   地図  https://www.sp-oroshi.jp/

 

◆交通: JR札幌駅より東へ徒歩10分、札幌中央郵便局から東へ100m
    敷地内有料駐車場あり

 

◆内容:
・令和5年度の事業報告および会計報告
・令和6年度の事業計画案および会計計画
・石狩後志支部コンテストの表彰
・お楽しみ抽選会

 

 詳細、問い合わせ先などは下記関連リンク参照。

 

 

 

●関連リンク: JARL石狩後志支部 支部大会のお知らせ

 

 

 

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feed <1.8MHz帯の追加、県外局同士も交信可など変更あり>JARL福岡県支部、9月14日(土)と15日(日)の2日間に分けて「第18回 福岡コンテスト」開催 (2024/9/12 9:30:02)

日本国内のアマチュア局を対象に、2024年9月14日(土)21時から24時までと、9月15日(日)6時から15時までの2回に分けて、JARL福岡県支部主催による「第18回 福岡コンテスト」が、1.8/3.5/7/14/21/28/50/144/430/1200MHz帯の各アマチュアバンドの電信と電話で開催される。昨年(2023年)までは連続して18時間にわたり行われていたが、今回から途中の6時間が休息時間となった。また「福岡県外局同士の交信を認める(1局1点)」「1.8MHz帯の追加およびエントリー種目を追加」など、規約変更があるので注意して参加しよう。

 

 

 

 

●規約変更項目

 

①開催日および開催時間を変更します。
②電子ログ・サマリーの提出先を変更します。
③福岡県外同士の交信を1局1点とします。
④1.8MHz帯の追加およびエントリー種目を追加します。

 

 

 参加部門は、「県内局」が福岡県内で運用する局、「県外局」が福岡県外で運用する局。交信対象は今回から県外局←→県内局(得点:3点。ただし県内局の得点は1点)、県内局←→県内局(得点:3点)、県外局←→県外局(得点:1点)のいずれも有効となった。

 

 呼び出し方法は、電話が県内局「CQ福岡コンテスト」、県外局「CQ福岡コンテスト こちらは県外局」、電信が県内局「CQ FO TEST」、県外局「CQ FOX TEST」。

 

 コンテストナンバーの交換は、県内局は「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「市郡区番号」、県外局は「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「都府県地域等ナンバー」を送る。マルチプライヤーは「相手局の異なる都府県地域等ナンバーおよび福岡県内局の異なる市郡区ナンバー。

 

 表彰は、各種目の参加5局までは1位のみ、6~10局は2位まで、11局以上は3位までのJARL会員を表彰する(ただしエントリーは1種目とする)。20局以上がエントリーした部門は5位、10位、15位に飛び賞を贈る(賞状なし)。県内局が20局以上と交信し、ログ・サマリーを提出した局に参加賞を贈る。ただし「上位の賞を優先し、二重の受賞はありません」と案内している。

 

 ログ提出は9月25日(水)まで(当日消印有効)。郵送と電子ログで受け付けているが、郵送の場合は“手書きのみ”に限られる。詳しくはJARL福岡県支部「第18回 福岡コンテスト規約」で確認してほしい。

 

 

「第18回 福岡コンテスト」の規約(一部抜粋)

 

 

●関連リンク:
・第18回 福岡コンテスト規約(PDF形式)
・JARL福岡県支部

 

 

 

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