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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/10/10 11:05:48)

現在データベースには 5958 件のデータが登録されています。

feed <ロシア局とベラルーシ局のエントリーを再開>日本時間で10月29日(土)9時から48時間、「2022 CQ World Wide DX Contest(SSB)」開催 (2022/10/26 10:00:27)

世界規模のDXコンテストとして有名な、US CQマガジン主催の「2022 CQ World Wide DX Contest(SSB)」が、2022年10月29日(土)午前9時(日本時間)から48時間の日程で開催される。昨年(2021年)から、シングルオペレーター特記部門の「Youth Overlay Category(25歳以下のカテゴリー)」が新設されている。コンテストに合わせてDXペディションも数多く計画されるなど、コンテスターでなくても、DXerには見逃せないコンテストだ。なお、主催者によるコンテストのポリシー(方針)変更に伴い、ロシア局とベラルーシ局のログエントリーを受け付け、そのスコアを公開し、関連するすべてのログにQSO/ポイント/マルチプライヤーをクレジットすることを再開するとしている。ただし、ロシア局とベラルーシ局には楯や参加賞、またはランキングに基づいてのオンライン証明書は授与されない( 2022年9月5日記事 )。

 

 

 

 参加者が非常に多いDXコンテストとして世界的に有名なUS CQマガジン主催のコンテスト「2022 CQ World Wide DX Contest(SSB)」が、日本時間で10月29日(土)9時から10月31日(月)8時59分59秒までの48時間、160m、80m、40m、20m、15m、10mの各バンドで開催される。

 

 コンテストのナンバー交換は「RS符号による相手局のシグナルレポート」+「CQゾーン番号(JA局は25)」のみのため、英語が苦手でもラバースタンプで短時間で交信が成立する。しかも相手局もコンテストで高得点を上げることが目的なので、弱い信号の局でもナンバー交換のために聞き取る努力をしてくれる。その結果、いつもなら簡素な設備からでは難しいようなDX局ともQSOできる確率が高くなるコンテストの1つだ。

 

 前回(2021年)からシングルオペレーター特記部門に、「Youth(若者) Overlay Category」という25歳以下を対象にしたカテゴリーが新設された。「オールバンドで得点が計算されてそれぞれハイパワー、ローパワー(QRP含む)で別に順位付けされる」としている。

 

 また、2020年には以下の規約改正が行われているので確認しておこう。

 

1.マルチオペ・シングルTX部門の送信機の定義の変更

 

2.証拠の録音データの提出順位の変更

 

3.第1地域での7,200kHz以上と1,810kHz以下でのコンテスト参加禁止

 

4.ログチェックで見つかったコールサイン受信誤り(交信不成立コール誤り)のペナルティー比率を2:1から3:1に戻し、マルチオペ・シングルTXおよび2TXで10分間ルールを避けるために、ログの交信時刻を修正した場合のペナルティーはQSOポイントおよびマルチの10倍とする等に関する細部の内容で、コンテスト規約全体に係る大きな改正ではありませんが、マルチオペ・シングルTX、2TX部門での参加を予定されているクラブ局等は、最新版の規約を確認するようにしましょう。

 

・ARRL Webの関連記事
http://www.arrl.org/news/cq-announces-rule-changes-for-2017-cq-world-wide-ssb-and-cw-events

 

・アメリカCQマガジン社のFAQ
http://cqww.com/rules_faq.htm

 

 

 ログの締め切りは、日本時間の11月5日(土)午前8時59分まで。詳しくは、コンテスト参加前に下記関連リンクから主催者のWebサイトにアクセスし、公式ルールを確認してほしい。

 

 

「The 2022 CQ World Wide DX Contest」の規約(一部抜粋)

日本語で記載されている「2022 CQ World Wide DX Contest」のルール(一部抜粋)

 

 

 CQ World Wide DX Contestは、ほかのコンテストとは違う特徴がある。毎年このコンテストに合わせて、さまざまなエンティティーからのDXペディションが計画されているのだ。それらの計画を一堂にチェックできるサイトもあり、特に有名なのが「NG3K Amateur Radio Contest/DX Page」である。

 

 

「2022 CQ World Wide DX Contest(SSB)」に併せて計画されているDXペディション(NG3K Amateur Radio Contest/DX Pageから)

 

 

↓この記事もチェック!

 

<米国CQ社、主催コンテストのポリシー(方針)を更新>ロシア局とベラルーシ局の参加を再び認めるが楯などの授与は行わない

 

<ウクライナアマチュア無線連盟が公表>Alex Zaliznyak氏(UX7UU)、米国CQ社コンテストチームに宛ててロシア/ベラルーシのアマチュア無線局に対する制裁強化を訴え

 

 

●関連リンク:
・2022 CQ World Wide DX Contest
・The 2022 CQ World-Wide DX Contest(SSB)規約(日本語/PDF形式)
・New CQ World Wide Youth Category to Debut October 30?31(ARRL NEWS)
・CQ World-Wide DX Contest
・NG3K Amateur Radio Contest/DX Page「CQ World Wide DX SSB Announced Operations:2022」

 

 

 


feed <最近ドライブしたところ>OMのラウンドQSO、第333回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 (2022/10/26 9:00:05)

「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから6周年を迎え、レギュラー陣の平均年齢も75.3歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。

 

 

 

 新たに音声ファイルが公開されたのは、2022年10月23日(日)21時30分からの第333回放送。前半は「最近ドライブしたところ、お出かけしたところ」をテーマにレギュラー陣が語りあった。

 

 番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」は、前回に続いて日本大学航空宇宙工学科の宮﨑氏(修士1年)が、研究室で開発を進めているアマチュア衛星のミッションについて紹介した。

 

 番組音源は下記関連リンクにあるページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。

 

 

 

●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)

 

 

 


feed <10月28日(金)16時から30日(日)23時59分まで>アマチュア無線からライセンスフリー無線まで、“駅前で無線運用を楽しむ”をテーマに「第3回 駅前QRVデー」開催 (2022/10/25 12:05:46)

アマチュア無線はもちろん、資格のいらないライセンスフリー無線など、無線のジャンルにこだわらずに“駅前で無線運用を楽しむ”をテーマした運用方法が都市部の無線家を中心に話題になっている。今回、「第3回 駅前QRVデー」が、2022年10月28日(金)16時から30日(日)23時59分まで行われることが、企画提案者で駅前QRVを楽しむお一人、高野賢司氏(7L4XQI)により発表された。通勤、通学、買い物など、おでかけついでにハンディ機1台で無線を楽しもうという趣旨で、文字通り「駅前QRV」というスタイルだ。当日はツイッターを中心に「#駅前QRVデー」や「#駅前QRV」のハッシュタグで運用情報などが飛び交っているので参考にしてはいかがだろうか。なお、「参加記念シール」を用意しているほか、参加後にアンケートの協力を呼びかけている。

 

 

 


“駅前で無線運用を楽しむ”がテーマの運用スタイルが、文字どおり「駅前QRV」だ。都市部などの駅では、ビル反射などで思わぬ交信が報告されている

 

 

 

「第3回 駅前QRVデー」の開催を発表した高野賢司氏(7L4XQI)のコメントを一部抜粋して紹介しよう。

 

 

 好評をいただいた前回、前々回に続き「駅前QRVデー」を今年も開催したいと思います。twitterでアドバイスやご意見をくださったみなさま、ありがとうございました。

 

 今回は開催要領にも記載のとおり「参加記念シール」をご用意しました! よろしければ開催要領に記載の方法でお申し込みください(シールのお申込みなしでのご参加ももちろん大歓迎です)。

 

 なお、今回は2022年10月29日(土)00:00~10月30日(日)23:59(JST)に「2022 POTA秋のアクティベーションデー」が開催されます。駅前QRVデーと趣旨が似ており「10/29、30の土日を2022秋のPOTAアクティベーションデーと題してみんなで公園に行きませんかというお誘い」とのことです。

 

 公園からCQを出している局を駅前からコールしてみたり、公園の中に駅前となる場所を探してダブルで参加するのも面白いかもしれません。

 

 新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は減少傾向が続いており公的機関から行動制限の要請がない状態が続いておりますが、報道などによるとまだまだリバウンドが懸念されます。参加のご検討、運用に際しては、ご配慮、対策をしていただきますようお願いいたします。

 

 今回も、普段なかなか移動運用先の候補に入らない「駅前」からどのような電波伝搬をするのかみんなで試して盛り上がれたらうれしいです。よろしくお願いいたします!

 

 

「第3回 駅前QRVデー」に関する概要は以下のとおり。

 

 

 

 

 

 

「第3回 駅前QRVデー」の案内スライドから一部抜粋。

 

 

 この企画は、通勤・通学、お買い物、旅行、出張など無線運用がメインでない移動中でも気軽に運用できる「駅前QRV」の普及を図り、無線趣味全体のアクテビティ向上を目的に開催いたします。移動運用のために時間をかけて良いロケーションへ行かなくても、いつもの身近な場所で意外と交信できるかもしれません。ちょっと試してみませんか?

 

●開催期間
 2022年10月28日(金)16時00分~10月30日(日)23時59分(JS)T
※緊急事態宣言の発令や行政から外出自粛要請があった場合等、異常時は急遽中止する場合があります。また、運用やそれに伴う移動の際は感染症感染拡大防止のためご配慮いただきますようお願いいたします。

 

●参加できる無線局
 無線を趣味として運用できる無線局全般(アマチュア無線局、ライセンスフリーラジオ局等)

 

●参加方法
「駅前QRV運用ガイドライン」(以下「ガイドライン」と いいます)の内容を参考に上記期間内に駅前から無線運用をする。また、駅前 から無線運用している局と駅前以外で交信する。

 

●注意事項
 普段の運用と同様、各局の判断と責任においてご参加ください。当方は責任を負いかねます。なお、交通事業者や駅周辺の方、一般の利用客等の迷惑にならないよう使用する無線設備や運用方法等にご配慮をお願いいたします。

 

 参加にあたって必要な手続きや運用中にアナウンスしなければならない事項はありません。気軽にご参加ください。SNS等で「駅前QRVデー」のタグを付けて投稿したり、ブログやホームページに掲載するなどして運用の様子や成果、感想などの情報交換ができればと思います 。なお、 今回は参加記念シールをご用意しました。 ご希望の場合はこのスライドの2枚目に記載の方法でお申し込みください。

 

 

 


アマチュア無線やライセンスフリー無線などジャンルを問わず、通勤、通学、買い物など、おでかけついでにハンディ機1台で無線を楽しもう!というお手軽さが最大の魅力だといえるだろう

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<“駅前で無線を楽しむ”が静かなブーム>通勤、通学、買い物などおでかけついでに…「駅前QRV 運用ガイドライン」を公開

 

 

 

 

●関連リンク:
・第3回 駅前QRVデー 開催します!(駅前QRV)
・第3回 駅前QRVデー 参加者アンケート(PDF形式ダウンロード)
・駅前QRV

 

 


feed <「山形県ハムミーティング in 尾花沢」参加報告>Radio JARL.com、第199回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 (2022/10/25 10:00:10)

「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは東京都西東京市の「FM西東京」でも放送(2022年からは毎週月曜日の23時30分~)されている。

 

 

 

 新たに音声ファイルが公開されたのは2022年10月23日(日)21時からの第199回放送。前半ではコロナ禍の状況と全国旅行支援による人出について。続いて10月16日に山形県尾花沢市で開催された「山形県ハムミーティング in 尾花沢」への出席報告。3年ぶりの開催でおよそ120名が集合したという。

 

 後半は番組アシスタントの演歌歌手、水田かおり(JI1BTL)のデビュー30周年記念の新曲「紅・もみじ坂」の紹介。続いてJARLが協力したカプセルトイ「 モールス電鍵ミニチュアコレクション 」を東京駅構内で購入したという話題。続いて来年の「アンテナ第三者賠償責任保険」の加入案内。最後に近く開かれる地方支部主催行事として、10月30日「JARL岩手県支部ハムのつどい」を案内した。

 

 番組は下記関連リンクの「Radio JARL.com」の音源公開ページまたはJARL Webの特設ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。

 

 

 

●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ

 

 

 


feed <CQ誌11月号の内容紹介>CQ ham for girls、第431回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 (2022/10/25 8:30:12)

「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容が放送されている。

 

 

 

 新たに音声ファイルが公開されたのは2022年10月23日(日)15時からの第431回放送。アマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」編集部の吉澤氏(JS1CYI)が登場し、同誌11月号(2022年10月19日発売)の内容紹介(表紙、ファースト・インプレッション FT-710 AESS、別冊付録「2022アマチュア無線機器カタログ」)だった。

 

 番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。

 

 

 

 

 

 

●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ

 

 

 


feed <その交信の電子QSLが表示されるようにした…など>アマチュア無線業務日誌ソフト「Turbo HAMLOG(ハムログ)」が10月24日にバージョンアップしてVer5.37aを公開 (2022/10/24 18:30:14)

アマチュア無線業務日誌のフリーソフトとして、多くの無線家に愛用されている「Turbo HAMLOG(通称「ハムログ」)」。今回、10月24日にそのWindows版の最新バージョンとして「Ver5.37a」が公開された。前回の「Ver5.37」の公開が2022年8月11日だったので、約2か月半ほどでアップデートされたことになる。

 

 

10月24日に公開されたTurbo HAMLOG Ver.5.37a

 

 

 JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。今回、そのハムログのアップデートが10月24日に公開された。

 

 

 今回更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。

 

 

Ver5.37a 2022/10/24

 

・環境設定の設定4に「英字検索は大文字小文字を区別」を追加。
・JT-Get’sの設定画面に「ALL.TXT読込間隔(0.1秒単位)」を追加。
 ALL.TXT更新状況の読込間隔を0.1秒単位で指定します。
 初期値は10で1秒間隔です。これまでは1.5秒間隔固定でした。
・Alt+Mキーで免許状Get’sが開かなかったので修正。Tnx JH7VHZ
・QSOデータのリストア時の表示フォルダが実際に開かれるフォルダと異なるので修正。Tnx 7M2DTX
・HAMLOG E-Mail QSL Ver4.8(2022/10/24)以降が起動していて、電子QSLが届いている場合、修正ウインドウのQSLボタンをダブルクリックすると、その交信の電子QSLが表示されるようにした。
・同じくメインウインドウや検索結果一覧のQSLセルでダブルクリックすると、その交信の電子QSLが表示されるようにした。
・Big CTY – 17 October 2022を同梱。

 

 

 

ブラウザを使うことなく最新版にアップデートできる「簡単なバージョンアップ方法」

 

 

 

 

 

 

●関連リンク:

・Turbo HAMLOG/Win Ver5.37a
・Turbo HAMLOGホームページ

 

 

 


feed <使用期限を迎えるアナログ簡易無線局の電波監視強化で発覚>東海総合通信局、免許切れ状態の簡易無線局4局を運用していた法人と代表者(4アマ)を行政処分 (2022/10/24 18:00:22)

10月24日、東海総合通信局は免許の有効期間が満了した後も、総務大臣の免許を受けずに不法に開設した簡易無線局4局の運用を行っていた静岡県御殿場市の法人(簡易無線局の免許人)と、その代表者である第四級アマチュア無線技士の資格を有する無線従事者に対し、6日間の行政処分を行った。本件は、2024(令和6)年11月30日をもって周波数の使用期限を迎える400MHz帯アナログ方式の簡易無線局の電波監視を強化していたところ、不法に開設された簡易無線局の運用を確認・特定したものである。

 

 

 

 

 

東海総合通信局が発表した内容は次のとおり。

 

 

 総務省東海総合通信局は、総務大臣の免許を受けずに簡易無線局を開設し、電波法に違反した免許人及び無線従事者に対して、本日から6日間の無線局の運用停止処分および無線従事者の従事停止処分を行いました。

 

 

1.違反特定の経緯と概要

 

 当局では、令和6年11月30日に周波数の使用期限を迎えるアナログ方式の簡易無線局の電波監視を強化し、有効期限後に不法開設や違反運用が行われないよう取り組んでいるところです。

 

 今般、電波監視システム「DEURAS」による電波監視の結果、不法に開設された簡易無線局4局の運用を確認・特定しました。この不法簡易無線局は、令和元年6月30日で免許の有効期間が満了した後も、免許を受けずに開設されていたものです。この行為は、電波法第4条第1項の規定に違反するものであり、同法第76条第1項及び第79条第1項の規定に基づき、以下の行政処分をしたものです。

 

 

 

 

2.行政処分の内容

 

被処分者: 静岡県御殿場市の法人(簡易無線局の免許人)
行政処分の内容: 被処分者が他に開設している簡易無線局4局(合法局)の運用を、令和4年10月24日から6日間、停止する

 

被処分者: 静岡県御殿場市在住の男性(69歳)(上記法人の代表者)
行政処分の内容: 被処分者が有する無線従事者資格(第4級アマチュア無線技士)について、その業務に従事することを、令和4年10月24日から6日間、停止する

 

 

 

【関連条文 電波法(昭和25年法律第131号)抜粋】

 

第4条
 無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。ただし、次の各号に掲げる無線局については、この限りでない。
 一~四 (略)

 

第76条
 総務大臣は、免許人等がこの法律、放送法若しくはこれらの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したときは、三月以内の期間を定めて無線局の運用の停止を命じ、又は期間を定めて運用許容時間、周波数若しくは空中線電力を制限することができる。

 2~8 (略)

 

第79条
 総務大臣は、無線従事者が左の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は三箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
 一 この法律若しくはこの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したとき。
 二・三 (略)

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<マイメディア東海>「電波監視官(電波Gメン)」のお仕事、第3弾!…電波監視設備「DEURAS(デューラス)」の活用法

 

 

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

●関連リンク:
・東海総合通信局 簡易無線局を不法に開設した免許人及び無線従事者に対する行政処分<6日間の運用停止と従事停止処分>
・総務省 簡易無線局のデジタル化について
・総務省 簡易無線局のアナログ方式の周波数の使用期限延長について

 

 

 


feed <総務省の最新データベース>無線局等情報検索(10月24日時点)、アマチュア局は3週間で458局(約22局/日)減って「374,623局」 (2022/10/24 12:25:06)

日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2022年10月24日時点で、アマチュア局は「374,623局」の免許情報が登録されている。9月30日ごろを最後に10月19日ごろまで、データ更新がまったく行われていなかったことから、前回紹介した10月3日時点の登録数から3週間で458局ほど減少したことになる。

 

 

 

 総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。

 

 その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。

 

 今回、2022年10月24日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「374,623局」の免許状情報が登録されていた。前回、10月3日時点のアマチュア局の登録数は「375,081局」だったので、3週間で登録数が458局ほど減少した。

 

 また、1982(昭和57)年12月にスタートしたパーソナル無線。最後の1局の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったため、翌日の2021年12月20日をもって「パーソナル無線」は0局となり完全に消滅している。

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

 

<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映

 

<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた

 

<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!

 

 

 

 

2019年1月7日からWebサイトのデザインと仕様が変更された総務省が提供する「無線局等情報検索」サービス

例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」(左)と「移動する局」(右)の2つの免許状情報が表れる

 

 

●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局38万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・消滅:パーソナル無線(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 


feed <バックオーダーを解消し数量を確保>CRkits共同購入プロジェクト、話題の28MHz帯AM/FMトランシーバー「QYT28」などを有料頒布 (2022/10/24 12:09:46)

アマチュア無線家向けにユニークなオリジナルキット類の頒布を続けている「CRkits共同購入プロジェクト」は、昨年から話題となり品薄状態が続いていた28MHz帯AM/FMトランシーバー「QYT28」をはじめ、7/10/14MHz帯CWトランシーバー「SW-3B」「SW-3C」、キューブパドル「QU-21C」と縦ぶれ電鍵「QU-21A」の有料頒布を開始した。「ようやくHamlife.jpで紹介できるレベル(=読者の方のご希望に沿える技術レベル)の仕上がりと、バックオーダーを解消し頒布可能な分を確保できるようになってきました。一方で円安により価格が急上昇しつつあります。アナウンスするのはこのタイミングしかないと感じています」と案内している。

 

 

品薄状態が続いていた28MHz帯AM/FMトランシーバー「QYT28」

 

 

 2011年スタートした「CRkits共同購入プロジェクト」は、中島潤一氏(JL1KRA)とその仲間がアマチュア無線の自作活性化を目指した非営利の頒布プロジェクトで、これまでにワイヤーアンテナキットからミニストレート電鍵、トランシーバーキットなど、ユニークな製品を自作ファンに提供。痒い所に手が届くキットや、入手の難しいアクセサリー類を積極的に開発・頒布してきた。

 

 今回、同プロジェクトでは、28MHz帯AM/FMトランシーバー「QYT28」をはじめ、7/10/14MHz帯CWトランシーバー「SW-3B」「SW-3C」、キューブパドル「QU-21C」と縦ぶれ電鍵「QU-21A」の有料頒布を開始。

 

 トランシーバーについては、海外製品を改造しているため、日本国内で使用可能なように、アマチュア局の開局・変更申請の保証業務などを行うTSS株式会社の保証認定や変更申請を行う資料もあわせて提供している。

 

 

 CRkits共同購入プロジェクトからの案内は以下のとおり。

 

 

 

●28MHz帯AM/FMトランシーバー「QYT28」
頒布価格:本体20,800円(リチウム電池版)、付属品一式、徹底解説書付き
 オプションA ロッドアンテナ    1500円
 オプションB バッテリーボックス  1600円
 オプションM SPマイク       700円 (注1)
 オプションC ケース       1800
 ※上記ABMCセットの場合は26,400円+送料(800~1,200円)(注2)

 

 オプションD  T9トルクスドライバー 100円
 オプションP PSE対応ACアダプタ―  900
 ※全部ABMCDPセットの場合は27,400円+送料(800~1,200円)(注2)

 

(注1)本体直付けアンテナとSPKRマイクの組み合わせでAMは必ず回り込みます。
車載、固定では使えます。それでもいい、どうしても外部マイク欲しい場合お申し込みください
(注2)送金時に地域別の金額調整が発生します。

 

 本機は中国・福建省、厦門(アモイ)にあるQYT社が販売するヨーロッパ向けCBトランシーバー「CB58」を、JA仕様に変更してアマチュア無線機化した製品です。

 

 型番が「CB-58」のままではアマチュア無線機かCB機か紛らわしいため、特別に「QYT28」という型番に変更して出荷しています。

 

 営業担当は大阪に留学したことがある日本が大好きな中国人で、いろいろ工夫して保証認定が取れるレベルに仕上がっています。

 

 28MHz帯では30年ぶりとなるハンディ機です。操作性は粗削りではありますが、EスポやDX局との交信、そしてAM運用など、大きなアンテナなしにハンディ機ならではの手軽な楽しさを幅広く体感していただけるでしょう。この夏までに250台以上の頒布を行い、全国からEスポや山岳からの運用を楽んでいただきました。

 

 QYT28の使用方法、アーキテクチャ、28MHz帯の楽しみ方をまとめた「徹底解説書(コミケ頒布の冊子相当、購入者以外には非公開)」が付いています。日本語でまとめられているので、購入時に眺めるだけでも楽しいと思います。

 

 

28MHz帯AM/FMトランシーバー「QYT28」のスペック(カタログから)

 

 

 

●7/10/14MHz帯CWトランシーバー「SW-3B」「SW-3C」
頒布価格;完成品30,800円(送料500円)
DCケーブル、申請用の送信機系統図付き

 

 Venus Info Tech社から発売された「HT-1A」などのリグで定評のある、Bu Xianzhi氏(BD4RG)設計のCW専用機です。

 

 元はNorcalのSSTなどシンプル名機をベースにデジタルVFO化して、多バンド化など工夫を凝らしており、ランチボックス型の「SW-3B」と、デスクトップ型の「SW-3C」の2種類があります。静かで聴感の良いシングルスーパーと送信出力4~5Wで、存分に楽しめるQRPトランシーバーです。

 

 2機種は形状以外のスペックはほぼ同じですが、異なるところは「SW-3B」はスライドスイッチでバンドが切り替わり、「SW-3C」はプッシュボタン式になります。

 

 性能的にはかつてエレクラフト社より販売されていた「K1」や「KX1」にほぼ同等です。円安と言え、まだエレクラフト社製に比べてれば割安感がありますので、この種類のコンパクト機やサブ機が欲しい方には最適です。

 

 保守パーツの提供を受けており、簡単な修理なら返送せず日本国内で行えるのもメリットです。

 

 

ランチボックス型の7/10/14MHz帯CWトランシーバー「SW-3B」

デスクトップ型の7/10/14MHz帯CWトランシーバー「SW-3C」

 

 

 

●キューブパドル「QU-21C」 & 縦ぶれ電鍵「QU-21A」
頒布価格:QU21C(ケース入り)3,450円/QU21A(ケース入り)3,450円
+送料350円(レターパック)

 

 大変好評を得ているパドルの「K20-DX」と縦ぶれ電鍵の「K20-AF」をベースに、キューブ型のデザイン性にこだわった派生プロダクトです。ガジェット感を打ち出したコレクター向けのパドル&電鍵と言えるでしょう。もちろん実用も十分確保しています。

 

 ケンエレファント社のカプセルトイ「モールス電鍵 ミニチュアコレクション」が話題を呼んでいますが、小型電鍵の面白さに目覚めた各局! こちらの製品もいかがでしょうか。

 

 

 

 

キューブパドル「QU-21C」

縦ぶれ電鍵「QU-21A」

QU21C、QU21Aともにケース入り

 

 

●関連リンク:
・CRkits共同購入プロジェクト
・QYT28 Transceiver
・SW-3B Transceiver
・SW-3C Transceiver
・QU-21Cキューブパドル & QU-21A電鍵
・CRkits共同購入プロジェクト(Twitter)
・TSS株式会社

 

 

 


feed <特集は「DXコンテストシーズン突入!」>ハムのラジオ、第512回放送をポッドキャストで公開 (2022/10/24 8:30:19)

「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時に再放送も行われるようになった。

 

 

 2022年10月23日の第512回放送の特集は「DXコンテストシーズン突入!」。10月29~30日(UTC)にはCQ WW DX SSBコンテストが開催され、さらにその先にはJIDXコンテスト Phone(11月12~13日)やCQ WW DX CWコンテスト(11月26~27日)などが続くことから、DXコンテストの楽しみ方を特集した。

 

 公開されたポッドキャスト音声は50分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。

 

 

 

●関連リンク: ハムのラジオ第512回の配信です

 

 

 

 


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