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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/11/28 13:35:25)

現在データベースには 6136 件のデータが登録されています。

feed <香川県内局間の交信のみ、「抽選でFBな賞品が当たります」と案内>JARL香川県支部、12月1日(木)から15日間「2022年度 香川マラソンコンテスト」開催 (2022/11/28 10:00:36)

香川県内局の親睦を図ることを目的に、2022年12月1日(木)0時から15日(木)24時までの15日間にわたりJARL香川県支部主催「2022年度 香川マラソンコンテスト」が、1.9MHz~10GHz帯(3.8/10/18/24MHz帯を含まない)の各アマチュアバンドの香川県内で運用するアマチュア局とSWL(コールサインを持っている局はSWL部門への参加は認めない)を対象に電信、電話、およびRTTY/ATV/FAX/SSTV/FT8/FT4の各モードで行われる。入賞者はJARL会員、非会員の区別なく表彰される。また「今年もコンテスト参加者のうち『日数マルチ8日以上のログ提出者』には、抽選でFBな賞品が当たります」と案内している。

 

 

 

 香川県内局の親睦を目的に「2022年度 香川マラソンコンテスト」を15日間にわたり開催。新人部門として、12月1日現在で開局5年未満の新人を対象とした「ニューカマー局」部門も設定されている。

 

 ナンバー交換は「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「発信市町ナンバー(または市町名)」で、香川県内局間の交信のみ有効となる。

 

 得点となる交信は香川県内局同士のみ。総得点計算では、通常のマルチプライヤーのほか、期間中に交信を行った日数を乗数に加算する「日数マルチプライヤー」というルールも設けられ、8日以上の日数マルチプライヤーのログ提出者には、今年も抽選で「FBな商品」が当たるとしている。

 

 ログ提出は2023年1月4日(水)まで(必着)。電子ログも受け付けているが、細かな仕様があるので注意のこと。詳しくは、JARL香川県支部主催「2022年度 香川マラソンコンテスト規約」で確認してほしい。

 

 

「2022年度 香川マラソンコンテスト」の規約

 

 

●関連リンク:
・2022年度 香川マラソンコンテスト規約
・JARL香川県支部

 

 

 


feed <特集は「ワイヤレス人材育成のための制度改革案」>ハムのラジオ、第517回放送をポッドキャストで公開 (2022/11/28 8:30:12)

「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時に再放送も行われるようになった。

 

 

 2022年11月27日に放送された第517回の特集は「ワイヤレス人材育成のための制度改革案」。総務省が11月16日に発表し意見募集を開始した「ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案」の中から、特に大胆な改正部分を見ていくという内容だ。

 

 公開されたポッドキャスト音声は約46分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。

 

 

 

●関連リンク: ハムのラジオ第517回の配信です

 

 

 

 


feed <電子QSL(hQSL)が表示される機能追加&修正>アマチュア無線業務日誌ソフト「Turbo HAMLOG(ハムログ)」が11月27日にバージョンアップしてVer5.37bを公開 (2022/11/27 20:35:57)

アマチュア無線業務日誌のフリーソフトとして、多くの無線家に愛用されている「Turbo HAMLOG(通称「ハムログ」)」。今回、11月27日にそのWindows版の最新バージョンとして「Ver5.37b」が公開された。前回の「Ver5.37a」の公開が2022年10月24日だったので、1か月ほどでアップデートされたことになる。

 

 

11月27日に公開されたTurbo HAMLOG Ver.5.37b

 

 

 JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。今回、そのハムログのアップデート版が11月27日に公開された。

 

 

 今回更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。

 

 

Ver5.37b 2022/11/27

 

・HAMLOG E-Mail QSL Ver4.8a(2022/11/27)以降が起動している場合、入力ウインドウや修正ウインドウのQSLボタンをCtrl+クリックすると相手局に送った電子QSLが表示されます。Shift+クリックすると相手局から届いた電子QSLが表示されます。
・Wkd/Cfm一覧表示でDX局をエクセル出力すると、マスターデータの途中で切れていたので修正。
・Big CTY – 25 November 2022を同梱。

 

 

 

ブラウザを使うことなく最新版にアップデートできる「簡単なバージョンアップ方法」

 

 

 

 

 

 

●関連リンク:

・Turbo HAMLOG/Win Ver5.37b
・Turbo HAMLOGホームページ

 

 

 


feed 2週連続でトップ! アマチュア無線の制度が大きく変わる、総務省始まって以来!?の大規模な法令改正案--11月20日(日)~11月26日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 (2022/11/27 9:30:07)

先々週に続き、2週連続でアクセスランキング1位になったのは、総務省始まって以来と言われる大規模な日本のアマチュア無線制度の法令改正案公表と、11月17日から12月18日までの1か月間、それに対する一般からの意見公募(パブリックコメント)を行っているニュースだ。今回の制度改正案は、アマチュア無線の体験機会や活用機会の拡大、デジタル化の推進、免許手続の迅速化や制度の簡素合理化による申請者の負担軽減や申請処理期間の短縮、行政の効率化等を行うためまで多義にわたるもので、公表された「ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案」と、関連する「電波法施行規則等の一部を改正する省令案」などへの関心が集まっている。

 

 

 総務省による制度改正案のポイントを挙げてみよう。

 

★無資格者のアマチュア無線体験は、免許人の責任および監督下で実施できる
 手続不要、体験局の開設も不要、無資格者の年齢制限なし。

 

★アマチュア無線が教育・研究活動で活用できることの明確化
 アマチュア業務の定義に「教育又は研究活動のために行う無線通信業務」を明記。

 

★無線従事者免許とアマチュア局免許の「同時申請手続」の導入
 国家試験合格(または養成課程修了)から、アマチュア局の開設・運用までに要する期間を大幅短縮。

 

★アマチュア局に係る電波の型式、周波数及び空中線電力の一括表示記号の導入
 無線局免許申請書の記入が大幅に簡略。例えば4アマの移動局なら免許状に「4AM」と表示。

 

★技術基準適合証明等を受けた無線設備の取替・増設・撤去は「届出」の手続きで可能に

 

★送信機の外部入力端子に「特定附属装置」(パソコン、マイク、ファックス、ビデオカメラ、電鍵等)を接続する場合、工事設計書の記載は不要で手続きや検査も不要

 

★ライトユーザー用に見やすく・わかりやすい無線局免許申請書等の特例様式を導入
 ライトユーザーとは「空中線電力50W以下の適合表示無線設備のみを使用するアマチュア局(人工衛星等のアマチュア局を除く)で移動するものの開設・運用を行う個人」と定義。

 

★養成課程は「eラーニング」と「対面式授業」の組み合わせが可能に

 

★アマチュア局の再免許の申請期間の見直し
 現在は「有効期間満了の1年前から1か月前まで」だが、これが「6か月前から1か月前まで」に見直し。

 

★非常時や緊急時は「他人の依頼による通報」が行えることも明確化

 

★バンドプラン(アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別)の簡素合理化
 例えば7MHz帯は「A1A」が7,000~7,030kHz、「全電波型式」が7,030~7,200kHzに。
 ※公開された「別紙1」(定めようとする命令等及び根拠法令条項一覧表)の別添12(PDFで101ページ目から)に詳細あり。

 

★遠隔操作についての簡素合理化
 送信地点(常置場所か設置場所)と遠隔操作を行う場所のどちらも免許人が所有または管理する一の構内(自宅地内やマンションの自室内など)の場合は遠隔操作に含まない。(=自宅シャックにある無線機を、自宅の居間からスマートフォン等で操作し運用を行っても遠隔操作扱いにならない)

 

 

総務省が公表した、ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案に対する意見募集の案内

 

 

 続く2位は、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が東京・大塚(豊島区)の連盟事務局で2022年11月13日に行った「ニューカマーセミナー」のリポート記事。コールサインを取得したばかりの初心者に実際の交信方法とマナー、無線交信の楽しさを知ってもらうという、JARLによる初の試みで、当日は“午前の部” と “午後の部” の2回開講し、合計16名が持参したハンディ機などから交信を行った。参加した受講者は10代から60代前半までと幅広い年齢だったが、全員が最近開局した“JK1”プリフィックスであり、「無線機は購入したが誰とも交信したことがない」人が8名、「まだ数局しか交信していない」人が5名という完全にビギナーの状態。しかし無線従事者資格は4アマ4名、3アマ8名、2アマ2名と、上級資格所持者が多いのも特徴だった(いずれも付き添い保護者を除く)。

 

 

JARL「ニューカマーセミナー」の講演風景

 

 

 

 3位は「<早目のスプリアス確認保証の申し込みを>JARD、『新スプリアス規格への移行措置は継続中、できるだけ早期に移行を』と呼び掛け」。一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)が公式サイトで、「新スプリアス規格への移行措置は継続中!!」と題した告知を掲載したニュース。現在“旧スプリアス規格”の古い無線機で免許を受けている局は、法令により2022(令和4)年11月30日までに“新スプリアス規格”に移行することが求められてきたが、昨年8月に総務省が新型コロナウイルスによる社会経済への影響を鑑み、移行期限を「当分の間」に延長した。しかし新スプリアス規格への移行措置自体は継続中であり、できるだけ早期に移行するよう、JARDの「スプリアス確認保証」を利用してほしいという内容だ。

 

 

JARD測定器室でのスプリアス測定風景

 

 

 

※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。

 

 

1)<アマチュア無線の活用機会拡大から免許手続の迅速化や制度の簡素合理化まで>総務省、電波法施行規則等の一部を改正する省令案等の制度改正案に対し12月16日まで意見公募

 

2)<「ハンディ機で開局したが、まだ交信経験なし」のビギナーも多数参加>JARLが「ニューカマーセミナー」を開講

 

3)<早目のスプリアス確認保証の申し込みを>JARD、「新スプリアス規格への移行措置は継続中、できるだけ早期に移行を」と呼び掛け

 

4)<第3特集は「BCLラジオ再入門」>三才ブックスが月刊「ラジオライフ」2023年1月号を刊行

 

5)<アマチュア無線家の苦労や工夫の実態を探る>静岡大学MOT鈴木研、「アンテナ設置環境についての調査」に関するWebアンケートを11月30日まで実施

 

6)<JVCブランドでの最大出力・最大容量を実現>JVCケンウッド、ポータブル電源のハイパフォーマンスモデル「BN-RB15」を新発売

 

7)<写真リポート>11月20日(日)、JARL神奈川県支部主催「かながわハムの集い2022」の模様

 

8)<特集は「アマチュア無線入門・再入門」、別冊付録「オリジナル・カレンダー2023」つき>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2022年12月号を刊行

 

9)<参加局数は前回から159局増えて1,652局>JARL、「第65回(2022年)フィールドデーコンテスト」の結果発表

 

10)<ダンプカーに不法無線局を開設>信越総合通信局、新潟県村上市の路上においてアマチュア無線機を免許を受けずに設置していた運転手を摘発

 

 

 


feed 11月に入って1エリア(関東)で4回目の更新--2022年11月26日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 (2022/11/26 9:30:23)

日本における、2022年11月26日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに1エリア(関東管内)の関東総合通信局で更新発表があった。関東総合通信局からは11月に入って4回目の更新発表となる。

 

 

 

 各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。

 

 

 

 

 

 ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。

 

 その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。

 

 さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。

 

 また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。

 

 しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。

 

 このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給

 

<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始

 

 

 

●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 


feed <無線局の免許を受けずアマチュア無線機を車両に設置>信越総合通信局、四級アマチュア無線技士4名に対して17日間の行政処分 (2022/11/25 18:00:38)

11月25日、信越総合通信局は免許を受けずにアマチュア無線用の無線設備を車両に設置し、不法無線局を開設していた四級アマチュア無線技士の資格を持つ無線従事者4名に対して、17日間にわたる無線従事者の従事停止の行政処分を行った。信越総合通信局では「本件は当局の電波監視活動の中で確認された不法無線局であり、今後も着実な電波監視を行い、電波法違反に対しては厳正に対処してまいります」と説明している。

 

 

「令和4年度電波利用環境保護活動用」のイメージキャラクターは、グラビアアイドルで女優としても活躍する都丸紗也華。キャッチコピーは「守ろうよ! 電波は大切なライフライン」

 

 

信越総合通信局が発表した処分内容は次のとおり。

 

 信越総合通信局は、総務大臣の免許を受けずに無線局を開設した無線従事者に対し、以下のとおり、無線従事者の従事停止とする行政処分を行いました。

 

1.違反の概要および行政処分の内容

 

被処分者: 長野県安曇野市在住の30歳代男性
違反概要: 免許を受けずにアマチュア無線用の無線設備を車両に設置し、不法無線局を開設した。
処分内容: 本年11月25日から17日間、第四級アマチュア無線技士の従事停止処分

 

被処分者: 長野県松本市在住の20歳代男性
違反概要: 免許を受けずにアマチュア無線用の無線設備を車両に設置し、不法無線局を開設した。
処分内容: 本年11月25日から17日間、第四級アマチュア無線技士の従事停止処分

 

被処分者: 長野県佐久市在住の50歳代男性
違反概要: 免許を受けずにアマチュア無線用の無線設備を車両に設置し、不法無線局を開設した。
処分内容: 本年11月25日から17日間、第四級アマチュア無線技士の従事停止処分

 

被処分者: 長野県御代田町在住の50歳代男性
違反概要: 免許を受けずにアマチュア無線用の無線設備を車両に設置し、不法無線局を開設した。
処分内容: 本年11月25日から17日間、第四級アマチュア無線技士の従事停止処分

 

 

2.行政処分の根拠

 

 無線従事者の従事停止処分は、電波法第79条第1項に基づくものです。

 

 

 

 

【参考】(電波法抜粋)

 

第4条(無線局の開設)
 無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)

 

第79条第1項(無線従事者の免許の取り消し等)
 総務大臣は、無線従事者が次の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は3箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
 一 この法律若しくはこの法律に基く命令又はこれらに基く処分に違反したとき。(以下略)

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成

 

 

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

●関連リンク: 信越総合通信局 電波法違反の無線従事者に対する行政処分-不法無線局を開設した無線従事者の従事停止-

 

 

 


feed <サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会2022開催を記念して>カタールアマチュア無線協会、8つのスタジアム局+大会イベント局のアマチュア無線局9局を12月18日までPR運用 (2022/11/25 12:05:23)

中東のアラビア半島、カタールで開催中の「サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会2022」。日本チームが1次リーグのドイツ戦で勝った試合は大いに盛り上がったが、カタールアマチュア無線協会(QARS/Qatar Amateur Radio Society)は、同国で開催するW杯を記念して、ドーハ、ルサイル、アル・ホール、アル・ワクラ、ライヤーンの5都市に新設または改修した8か所のW杯スタジアムを表す特別コールサイン8局(A71FIFA、A72FIFA、A73FIFA、A74FIFA、A75FIFA、A76FIFA、A77FIFA、A78FIFA)と、W杯カタール大会を記念した特別局「A722FWC」の計9局のアマチュア無線局を、現地時間の2022年10月18日から12月18日まで、3.8/7/14/21/28MHz帯の5バンドでPR運用を行っている。

 

 

「サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会2022」を記念して特別局「A722FWC」が開局

 

 

 4年ごとに行われるサッカーのワールドカップ(W杯)。中東・アラブ地域で初めて開催される「W杯カタール大会2022」は、11月30日の開幕戦から連日盛り上がりを見せている。

 

 カタールアマチュア無線協会(QARS/Qatar Amateur Radio Society)では、同国で開催されているW杯を記念して、試合が行われる「A71FIFA(アルバイト スタジアム)」「A72FIFA(ルサイル スタジアム)」「A73FIFA(エデュケーション シティ スタジアム)」「A74FIFA(アーメド ビン アリ スタジアム)」「A75FIFA(974 スタジアム)」「A76FIFA(トゥママスタジアム)」「A77FIFA(ハリファ スタジアム)」「A78FIFA(アルジャヌーブ スタジアム)」の8か所それぞれに特別コールサインを割当てたほか、カタールのプリフィックス「A7」に「2022」の「22」と、FIFAワールドカップの頭文字をサフィックスとして組み合わせたW杯カタール大会特別局「A722FWC」のアマチュア無線局計9局を開設。現地時間の2022年10月18日から12月18日まで運用を行っている。

 

 なお大会終了後に、交信ログはLoTWにアップロードされるとしているほか、記念局との交信で得られるアワードも発行される。

 

 

W杯開催に向けて新設または改修した8か所のスタジアムを表す記念局8局もPR運用を行う

W杯が開催されるスタジアムの1つ、アーメド ビン アリ スタジアム記念局「A74FIFA」(QRZ.comから)

 

●関連リンク:
・A722FWC(QRZ,com)
・A71FIFA(QRZ,com)
・A72FIFA(QRZ,com)
・A73FIFA(QRZ,com)
・A74FIFA(QRZ,com)
・A75FIFA(QRZ,com)
・A76FIFA(QRZ,com)
・A77FIFA(QRZ,com)
・A78FIFA(QRZ,com)
・カタールアマチュア無線協会(QARS/Qatar Amateur Radio Society)
・2022 FIFAワールドカップ カタール(FIFA/国際サッカー連盟)
・FIFAワールドカップカタール2022(JFA/公益財団法人日本サッカー協会)
・2022 FIFAワールドカップ(ウィキペディア)

 

 

 


feed <「2022ハムの集い in 山口県」で講演>JARL山口県支部、ホームページに「JBO(SSB遠洋船舶無線電話)について」資料を掲載 (2022/11/25 11:30:59)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)山口県支部は、2022年11月6日に山口市内で「2022ハムの集い in 山口県」を開催したが、このほど同イベントで行われた講演「JBO(SSB遠洋船舶無線電話)について」 (講師:JE4VSP 右田憲識氏)で使用した資料をホームページ上で公開。1968年9月から2003年3月まで運用されていた、短波帯SSBによる遠洋船舶無線電話サービスの「JBO」について知ることができる貴重な資料だ。

 

 

JARL山口県支部ホームページで「JBO(SSB遠洋船舶無線電話)について」 の講演資料が公開された

 

「JBO」は、かつて日本の国際電話を担っていたKDD(国際電信電話株式会社。1998年に日本高速通信と合併しKDD株式会社、2000年に第二電電、日本移動通信と合併しKDDI株式会社となる)が運営していた、国内/国際電話網と世界中を航行する船舶をつなぐ短波帯(4、8、12/13、16/17、22MHz帯、出力10kW)のSSBモードを使用した “遠洋船舶無線電話サービス” で、1968年9月にサービスが始まり2003年3月末をもって終了した。

 

 昭和40年代から平成前期にかけて、短波帯でSWLやBCL、ユーティリティ受信を楽しんだ経験がある人なら、1日7回行われる定時連絡時刻前の『こちらはJBO、JBO、JBO。ただいま試験中。30分より一括呼び出しをいたします…』というアナウンスを耳にしたことがあるかもしれない。

 

 JARL山口県支部は11月6日に山口市内で開催した「2022ハムの集い in 山口県」で、元KDD社員でJBOの通信士でもあったJE4VSP 右田憲識氏(山口県支部 広報担当)による「JBO(SSB遠洋船舶無線電話)について」と題した講演を企画した。

 

元KDD社員でJBOの通信士でもあったJE4VSP 右田憲識氏(山口県支部 広報担当)が講演を行った

公開された講演資料より

 

 

 この講演で、同氏が作成したPowerpointのスライドをレイアウトし直し追加修正を加えたものが、このほど同支部ホームページで公開された。遠洋船舶無線電話サービスの概要や、1987年からJBOの通信所として使われた「KDD小山国際通信センター」(栃木県小山市)について、さらに送信所(小山市)と受信所(茨城県旧・北浦町)のシステムとアンテナ、運用周波数と通信方法などを知ることができる貴重な資料だ。

 

公開された講演資料より

公開された講演資料より

公開された講演資料より

公開された講演資料より

公開された講演資料より

公開された講演資料より

 

 

 

 遠洋船舶無線電話サービスやJBOに興味のある人、懐かしさを感じる受信ファンは、下記関連リンクから資料等を閲覧してはいかがだろうか。

(記事協力:右田憲識氏、JARL山口県支部)

 

 

こちらの記事も参考に↓(2021年5月掲載)
<送信開始80周年、海外向け短波放送の発信源> 写真で見る「KDDI八俣送信所」の送信機、アンテナ

 

 

 

●関連リンク:
・講演資料「JBO(SSB遠洋船舶無線電話)について」(JARL山口県支部ホームページ)
・JARL山口県支部ホームページ
・名崎無線送信所研究サイト
・最後の一括呼出テスト送信音声(名崎無線送信所研究サイト)
・Facebook「海岸局 JBO」(海岸局JBOのファンページ)

 

 

 


feed <ロシア局とベラルーシ局のエントリーを再開>日本時間で11月26日(土)9時から48時間、「2022 CQ World Wide DX Contest(CW)」開催 (2022/11/25 10:00:46)

世界規模のDXコンテストとして有名な、US CQマガジン主催の「CQ World Wide DX Contest」。10月29日のSSB部門に続き、今度は日本時間の2022年11月26日(土)午前9時から48時間にわたりCW部門が開催される。昨年(2021年)から、シングルオペレーター特記部門の「Youth Overlay Category(25歳以下のカテゴリー)」が新設されている。開催期間に合わせて、世界各地からDXペディションも計画されているなど、歴史もあって参加局も多い有名DXコンテストの1つだ。なお、主催者によるコンテストのポリシー(方針)変更に伴い、ロシア局とベラルーシ局のログエントリーを受け付け、そのスコアを公開し、関連するすべてのログにQSO/ポイント/マルチプライヤーをクレジットすることを再開するとしている。ただし、ロシア局とベラルーシ局には楯や参加賞、またはランキングに基づいてのオンライン証明書は授与されない( 2022年9月5日記事 )。

 

 

 

 日本時間で2022年11月26日(土)午前9時から11月28日(月)午前8時59分59秒までの48時間、US CQマガジン主催のコンテスト「2022 CQ World Wide DX Contest(CW)」が、160m、80m、40m、20m、15m、10mの各バンドで開催される

 

 前回(2021年)からシングルオペレーター特記部門に、「Youth(若者) Overlay Category」という25歳以下を対象にしたカテゴリーが新設された。「オールバンドで得点が計算されてそれぞれハイパワー、ローパワー(QRP含む)で別に順位付けされる」としている。

 

 コンテストのナンバー交換は「RST符号による相手局のシグナルレポート」+「CQゾーン番号(JA局は25)」のみのため、短時間で交信が成立する。相手局もコンテストで高得点を上げることが目的のため、弱い信号の局でも“聞き取る努力”をしてくれる。とくにCWによるコンテストは、コンディションに左右されず交信できるチャンスがさらに増えるだろう。

 

 

 また、2020年には以下の規約改正が行われているので確認しておこう。

 

1.マルチオペ・シングルTX部門の送信機の定義の変更

 

2.証拠の録音データの提出順位の変更

 

3.第1地域での7,200kHz以上と1,810kHz以下でのコンテスト参加禁止

 

4.ログチェックで見つかったコールサイン受信誤り(交信不成立コール誤り)のペナルティー比率を2:1から3:1に戻し、マルチオペ・シングルTXおよび2TXで10分間ルールを避けるために、ログの交信時刻を修正した場合のペナルティーはQSOポイントおよびマルチの10倍とするなど細部の改正。コンテスト規約全体に係る大きな改正ではないがマルチオペ・シングルTX、2TX部門での参加を予定されているクラブ局等は、最新版の規約を確認しておこう。

 

 

・ARRL Webの関連記事
http://www.arrl.org/news/cq-announces-rule-changes-for-2017-cq-world-wide-ssb-and-cw-events

 

・アメリカCQマガジン社のFAQ
http://cqww.com/rules_faq.htm

 

 

 ログの締め切りは、日本時間の12月3日(土)午前8時59分まで。詳しくは、コンテスト参加前に下記関連リンクから主催者のWebサイトにアクセスし、公式ルールを確認してほしい。

 

 

日本語で記載されている「CQ World Wide DX Contest」のルール(一部抜粋)

 

 

 CQ World Wide DX Contestは、ほかのコンテストとは違う特徴がある。毎年このコンテストに合わせて、さまざまなエンティティーからのDXペディションが計画されているのだ。

 

 それらの計画を一堂にチェックできるサイトもある。特に有名なのが「NG3K Amateur Radio Contest/DX Page」だろう。ぜひ下記の関連リンクからチェックしてみよう。

 

 

「2022 CQ World Wide DX Contest(CW)」に併せて計画されているDXペディション(NG3K Amateur Radio Contest/DX Pageから)

 

 

●関連リンク:
・The 2022 CQ World-Wide DX Contest(CW)規約
・The 2022 CQ World-Wide DX Contest(CW)規約(日本語/PDF形式)
・New CQ World Wide Youth Category to Debut October 30-31(ARRL NEWS)
・CQ World-Wide DX Contest
・NG3K Amateur Radio Contest/DX Page「CQ World Wide DX CW Announced erations:2022」

 

 

 


feed <駅前QRVの話題と海外製バッテリーの危険性>アマチュア無線番組「QSY」、第159回放送をポッドキャストで公開 (2022/11/25 8:30:36)

神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・3・5金曜日に流され、第2・第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2017年7月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。

 

 

 

 2022年11月18日の第159回放送は、JK1BAN 田中氏の「今週の活動報告」がリスナーから寄せられた“駅前QRV”体験記などの紹介。JH1OSB 小濱氏の「無線は自作でより楽しくなる」は、JL1VNQ 小野氏が頒布する160m/80mデュアルバンドCWトランシーバーキット(VN-L5 MarkⅡ 人柱版キット、10W出力)についての追加訂正。続いてAlibabaで複数個買ったマキタの電動工具用18Vバッテリー(海外製の互換品)がことごとく使えなくなったという話題。セル1つずつの電圧差が大きく危険ということで、海外製バッテリーの購入に注意喚起を行った。

 

 番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。

 

 

 

●関連リンク:
・QSY 第159回放送
・QSYゆるーく無線を楽しむ(YouTube)
・QSY 番組案内ページ

 

 

 


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