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現在データベースには 6950 件のデータが登録されています。

「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容を放送。さらに2023年4月からは栃木県の県域局「CRT栃木放送」でも毎週日曜日の10時から同内容の放送がスタートした。
新たに音声ファイルが公開されたのは2023年6月25日(日)15時からの第466回放送。今回もゲストに月刊誌「CQ ham radio」編集長の吉澤氏(JS1CYI)が登場し、アマチュア無線の楽しみ方の1つとして「ARDF」を紹介した。ARDFについては「CQ ham radio」誌2023年7月号の「Let’s enjoy Ham life」コーナーにも掲載されているが、同記事でも紹介しているARDFファンのJP3EVM 植木氏へのインタビューが放送された。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ
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アマチュア無線業務日誌の定番ソフト(フリーウェア)として、多くの無線家に愛用されている「Turbo HAMLOG(通称「ハムログ」)」。そのWindows版が2023年5月24日に「Ver5.39」としてバージョンアップ(SJT-XやJTDXでJT-Get’sからコールしたい局を送信など)したが( 2023年5月24日記事 )、今回「その後の進捗状況」として、2023年6月18日→6月26日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのWindows版が2023年5月24日に「Ver5.39」としてバージョンアップしたが、今回「その後の進捗状況」として、2023年6月18日→6月26日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。
今回更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。
その後の進捗状況(2023/6/26の更新内容)
※Ver5.39に上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・Wkd/Cfm一覧表示では、JG1MOU(*)のようにQSL受領済みマークを表示するように変更。Tnx JO1QNO
・JT-Get’sのUDP使用有無の設定がわかりにくいので修正。
その後の進捗状況(2023/6/18の更新内容)
※Ver5.39に上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・Wkd/Cfm一覧表示では、JG1MOU(*)のようにQSL受領済みマークを表示するように変更。Tnx JO1QNO
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.39
・Turbo HAMLOGホームページ
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一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、2023年6月25日にJA5SUD 森田耕司氏が新会長に就任したことに伴い、6月26日の13時過ぎから公式サイト「JARL Web」のコンテンツの更新を開始した。ニュース・トピックス欄に「新会長にJA5SUD 森田耕司理事が就任」の記事を掲載したほか、JARL理事・監事名簿を令和5年6月25日付けのものに差し替え、さらにトップページも修正を行っている。

JARL Webのニュース・トピックス欄より

理事・監事名簿は13時過ぎに更新された(左は旧名簿)
6月26日15時現在、「日本アマチュア無線連盟会長ご挨拶」のコーナーはトップページからのリンクが削除されたものの、依然として髙尾義則氏の挨拶は閲覧可能な状態になっている。
そのほか、JARLの組織紹介を行っている「JARLについて」コーナーは、会長名が髙尾義則氏のままとなっている。これらも順次更新対応していくものと思われる。

JARL Webのトップページも14時頃に変更された(上が変更前のもの。赤枠はhamlife.jpで付加)

JARLの組織紹介を行っている「JARLについて」コーナー(15時現在)
新会長が就任したことに伴い、今後はJARL発行のアワードや各種賞状をはじめ、連盟のさまざまな印刷物において「会長名」の変更が必要になる。また毎週、FMぱるるんで毎週日曜日に放送されているラジオ番組「Radio JARL.com」のパーソナリティーが次回以降どうなるかも注目される点だ。
●関連リンク:
・新会長にJA5SUD 森田耕司理事が就任(JARL Web)
・JARL理事・監事 令和5年6月25日付(JARL Web)
・JARLの組織(JARL Web)
・JARL Web
The post <新会長の就任に伴い>JARL、公式サイト「JARL Web」を鋭意更新中 first appeared on hamlife.jp .

アイコム株式会社は2023年6月26日、昨年12月に発売開始された420MHz帯の特定小電力ハンディトランシーバー「IC-4120」にBluetooth機能を新搭載したモデル「IC-4120BT」を6月下旬から発売すると発表した。同機種はオプションのBluetooth機能に対応したヘッドセット「VS-3」などとワイヤレスで接続できるほか、アイコム情報機器が販売しているBluetooth機能対応の骨伝導ヘッドセットやイヤホンマイクロホン等の使用時にスムーズな送受信切り替えを可能にするリモートPTTにも対応しているという。希望小売価格は21,780円(税込)。

アイコムの特定小電力トランシーバー「IC-4120BT」
アイコムのプレスリリースから抜粋で紹介する。
特定小電力トランシーバIC-4120 に
待望のBluetooth機能搭載モデル「IC-4120BT」が登場。
発売時期:2023年6月下旬、希望小売価格:21,780円(税込)
アイコム株式会社は、Bluetooth機能を搭載した特定小電力トランシーバーWITHCALL+(プラス)「IC-4120BT」を2023年6月に発売します。昨年の12月に発売されたIC-4120に、Bluetooth機能を搭載した新モデルです。
IC-4120BTはオプションのBluetooth機能に対応したヘッドセットVS-3などとワイヤレスで接続が可能。また、アイコム情報機器より販売を行っている推奨品のBluetooth機能対応の骨伝導ヘッドセット、Bluetooth機能対応のイヤホンマイクロホン等の使用時にスムーズな送受信切り替えを可能にするリモートPTTにも対応しています。
骨伝導ヘッドセットは耳を塞がないので、通話しながら周囲の音や声を聞くことが可能。状況の把握や安全確保のため、周囲の音も聞きたい、近くにいるスタッフとも連携したい、お客様にも対応したい、といったシーンに最適です。
リモートPTT(通話ボタン)は、手元で素早く操作ができるペンタイプ、指輪型で目立ちにくいフィンガータイプ、好みの位置にPTTボタンを装着できるベルクロタイプが揃っています。使用環境やニーズに合わせて最適なタイプを選ぶことができます。
もちろん、オプションのLAN/LTE接続対応の中継装置IC-RP4130GWを使用することで、簡単に通話エリアの拡張も可能。あらかじめ録音しておいたメッセージですぐに応答できるお知らせボタン機能、重要な連絡や情報を確認できる録音再生機能など、IC-4120の機能も全て搭載しています。
<IC-4120BTのおもな特長>
・Bluetooth機能により、イヤホンマイクなどとワイヤレス接続が可能。
・Bluetooth機能対応の骨伝導ヘッドセットや、リモートPTTなどのアイコム情報機器の推奨品が使用可能(後日発売)。
<IC-4120と共通の特長>
・通話相手を瞬時に切り替えられる「サブチャンネルPTT機能」を搭載
・通話エリアを拡張する中継通話に対応
・騒音下でも聞き取りやすいクラス最高レベルの大音量400mWを実現
・雨天や粉塵が舞うような現場でも安心して使⽤できるIP544の防塵・防水性能
・従来機IC-4110のオプションを使用可能

IC-4120のカタログより

IC-4120のカタログより
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・特定小電力トランシーバIC-4120に待望のBluetooth機能搭載モデル
IC-4120BTが登場(アイコム プレスリリース)
・IC-4120/IC-4120BT製品情報(アイコム)
・IC-4120/IC-4120BT 定格と仕様(アイコム)
The post <人気機種に待望のBluetooth機能を新搭載>アイコム、特定小電力ハンディ機「IC-4120BT」を新発売 first appeared on hamlife.jp .

日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2023年6月26日時点で、アマチュア局は「368,047局」の免許情報が登録されている。前回紹介した2023年6月19日時点の登録数から、1週間で270局ほど減少した。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2023年6月26日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「368,047局」の免許状情報が登録されていた。前回、2023年6月19日のアマチュア局の登録数は「368,317局」だったので、1週間で登録数が270局ほど減少した。
また、1982(昭和57)年12月にスタートしたパーソナル無線。最後の1局の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったため、翌日の2021年12月20日をもって「パーソナル無線」は0局となり完全に消滅している。
↓この記事もチェック!
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局38万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・消滅:パーソナル無線(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
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一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は2023年8月15日(火)と16日(水)の2日間、東京・巣鴨のJARDハム教室で、アマチュア無線技士の資格取得を目指す小・中学生とその保護者を対象に「親子ハム教室」と命名した4アマ(第四級アマチュア無線技士)の養成課程講習会を開講する。受講者は8月19日(土)に東京ビッグサイト内の特設会場でJARDが主催する「交信体験イベント」に無料招待され、同日開催される「ハムフェア2023」も見学できる。なお保護者は “父母” だけでなく “祖父母” でも構わないという。

JARDが2022年に開催した「親子ハム教室」の講習風景(写真提供:JARD)。ベテラン女性講師がわかりやすく丁寧に教え、全員が修了試験に合格した
JARDはコロナ禍前まで、毎年夏に小中学生を対象とした養成課程講習会を実施していた。また昨年はアマチュア無線技士の資格取得を目指す小・中学生とその保護者がセットで受講できる「親子ハム教室」を初めて実施し、受講者全員が合格するという成果を上げた。今年もこの「親子ハム教室」を実施することを決定、このほどJARDホームページで発表があった。
夏休み特別企画 4アマ養成課程講習会
「親子ハム教室」 を開催します!!
毎年好評の夏休み特別企画 「親子ハム教室」 が2023年も開催! 今年も保護者とお子さまがセットで受講し、第四級アマチュア無線技士の資格取得を目指していただく「親子ハム教室」を開催いたします! 多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
★「親子ハム教室」 の特徴:
親子一緒(小・中学生とその保護者)で、総務省認定の第四級アマチュア無線技士養成課程講習会の受講&国家資格の取得を目指せます!
ベテラン講師2名が常駐でフォロー体制も安心!
★特典:
8月19日(土)東京ビッグサイト内の特設会場にて、アマチュア無線ビギナーに向けたJARD主催の交信体験イベントを開催予定!
アマチュア局の運用交信の基礎が学べるだけでなく、お隣のハムフェア2023も見学できる体験型イベントをただいま企画中!!(詳細は順次ご案内いたします)
★開催概要:
・開催日:2023年8月15日(火)、16日(水)
・場所:JARDハム教室(東京都豊島区巣鴨3-36-6 共同計画ビル8階)
・募集定員:36名(18組)
・受講対象:お子さま(小・中学生)とその保護者(※)
※お子さまと一緒に受講し、資格取得を目指していただきます
※お子さまだけの受講でもOK
・受講料等:お子さまは9,850円、保護者の方は23,150円(※)
※「受講料等」には無線従事者免許申請手数料が含まれます
★時間割の概要:
・8月15日(火)9:00~17:10 開講・ガイダンス、60分授業6コマ
・8月16日(水)9:00~16:45 60分授業4コマ、特別授業60分1コマ、修了試験(60分)
※受付は8:30開始
※詳細は、お申込み後の「受講案内」にてお知らせします
★お申込みについて:
・申込受付締切日は8月8日(火)、その前に定員に達したときは定員に達した日(先着順)です。
・本講座は、インターネット申し込みを原則とします。
※インターネットの利用ができない方は、養成部へ直接ご相談下さい。
・「お申し込みはこちら」からご案内に従い必要事項を記入いただきます(受講料のお支払い案内含む)。
・お申込み関するご受講までの流れや返金等につきましてはJARDホームページをご参照ください。
・保護者の方が、お子さまのお申込みを併せて行う際は、お手数ですが、上記手続を繰り返していただきますようお願いします(お子さま自身がメールアドレスを保有し、手続が可能である場合を除く)。
・受付登録にあたり、保護者の方にはJARD事務局から確認の連絡を行わせていただきます。
★その他:
・昼食は、周辺のお店が混雑しますので、お弁当をお持ちいただくことを推奨いたします。
・お子さまの「引率のみ」の保護者の方へ:会場には、受講生及び講師等スタッフ以外は入室禁止としております。控え室はありませんので、ご留意願います。
★問い合わせ先:
一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)養成部
電話:03-3910-7210
この「親子ハム教室」の詳細、および申し込みは下記関連リンク参照のこと。
こちらの記事も参考に↓(2022年8月17日掲載)
<夏休み特別企画の4アマ講習会>JARD主催の「親子ハム教室」受講者全員が合格!
●関連リンク:
・夏休み特別企画
4アマ養成課程講習会「親子ハム教室」を開催します! PDF(JARD)
・JARDホームページ
・お申し込みはこちら
第4級標準コースメールアドレス登録(JARD)
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「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは再放送も始まった(現在は毎週水曜日の24時から再放送中)。
2023年6月25日に放送された第547回の特集は「改正の内容を詳しく見てみよう、体験運用制度」。今年3月22日に施行されたアマチュア無線の制度改正は、広範囲にわたることから、同番組では理解を深めるために改正点を毎月1つ取り上げて深堀していくこととし、今回はその3回目として無資格者の「体験運用制度」について取り上げ、体験運用の意義を考えた。
公開されたポッドキャスト音声は約48分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
<4月から再放送の日時変更に>
2023年4月から「ハムのラジオ」の再放送スケジュールが、
“毎週水曜日の24時(=木曜日の午前0時)から”
に変更されたので、ラジオ成田の地上波で再放送を聞いていた各局は注意が必要だ。なお本放送(毎週日曜日の21時から)のスケジュールは従来どおり。
●関連リンク: ハムのラジオ第547回の配信です
The post <特集は「改正の内容を詳しく見てみよう、体験運用制度」>ハムのラジオ、第547回放送をポッドキャストで公開 first appeared on hamlife.jp .

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、2023年6月25日(日)13時から東京都新宿区の民間会議施設で「第12回定時社員総会」を開催した。社員から提案された第3号議題(「地方本部長選挙」にかかる規則改正の件)は討議後の挙手採決の結果「可決」、同第4号議題(理事 髙尾義則解任の件)は髙尾氏が理事職を辞任したことから「決議省略」、同第5号議題(理事 田中透解任の件)は投票による採決の結果「否決」となった。
JARLは2011年秋の一般社団法人化を機に、会員(正員)すべてに参加・議決の権利があった「通常総会」の制度を廃し、正員から選挙で選ばれた「社員」によって行われる、代議員制の「社員総会」へ移行した。社員の定数は138名だが、現在は一部の地域で欠員が生じているため総数は137名となっている。
その12回目となる定時社員総会が6月25日(日)に開催されたが、13時00分の開会直後に事務局から髙尾会長の理事・会長辞任が発表され、出席者内からは驚きの声があがった。
総会成立審査後、議長団(議長:7K1BIB 山内氏、副議長:JH4PHW
坂井氏)により議事が行われた。議事開始前に事務局が発表した「総会成立審査」の結果は次のとおり。
・議決権を有する社員総数: 137名
・議決権の数: 137個
・6月25日12時50分現在の出席社員数: 107名
・議決権行使書の提出社員: 8名
・委任書面による出席社員: 15名
・合計出席数: 130名
(定款に規定された過半数68名を超えているので総会は成立)
今回は議長の求めにより、第1号議題に入る前に髙尾義則氏の理事・会長の辞任について、森田会長と事務局側が説明を行った。
それによると髙尾氏は6月24日(土曜日)に、会場で行った総会リハーサルの終了後に事務局長へ辞任届を提出したもの。
25日(日曜日)朝に会場内の別室で開かれた第66回理事会では、髙尾氏からの理事辞任届は出ていたが、改めて「会長(代表理事)解職」を議案として上程し、賛成14、保留1で可決したという。さらに後任の会長として副会長だったJA5SUD
森田氏が推薦され、全会一致で就任を可決。副会長が1名空席になることから理事のJA8ATG
原氏を副会長とすることを諮り、賛成11、保留4で可決したという。
なお髙尾氏はこの1年、専務理事の業務も兼ねていたが、森田会長は「今後においては現理事の中から専務理事に就任できる者を見つけるか、複数の理事で専務理事の業務をカバーするか検討したい」とし、空席となった理事2名の補充選挙は行わない方針を表明した。
第1号議題「令和4年度決算の件」
は13時47分から議題説明。今回は時間短縮のため、事前に提出された準備書面に対する口頭での回答は行わず(社員に後日送付する)、“どうしても”の質問のみ挙手で行う討議方法となった。
その後、14時22分から挙手採決が行われ、下記の通りとなった。
・出席社員の総数(委任状含む):124名
・議決権行使書提出:8名
★第1号議題の賛成票
・出席社員:81票
・議決権行使書:7票
合計88票
★同 反対票
・出席社員:40票
・議決権行使書:1票
合計41票
★同 保留票
・出席社員:3票
・議決権行使書:0票
合計3票
この結果、賛成多数で第1号議題は可決した(14時42分)。
続く 第2号議題「民法の成年年齢改正にともなう規則改正の件」 も同様の方法で討議を行い、14時47分から挙手採決が行われ、賛成多数で可決した。
ここからは社員提案の議題の審議となった。
第3号議題「地方本部長選挙にかかる規則改正の件」
は、討議に続いて15時01分から挙手採決が行われ、賛成多数で可決。次回の令和6年通常選挙から、地方本部長の選挙に当選した者は(社員総会の議決を受けずに)その地域の地方本部長となり、地方選出理事としての就任は社員総会で可否が採決されることになった。
社員提案の 第4号議題「理事 髙尾義則解任の件」 は、髙尾氏がすでに辞任していることから解任決議をしても効力がないため、討議の結果「決議省略」となった。
社員提案の 第5号議題「理事 田中透解任の件」
は、15時13分から討議を行い、「この社員提案に本来社員が知り得ない内容が記載されている」「誰が起案したものかわからない」「提案者は自筆署名で提出すべきところだがなされていない」などの理由で第66回理事会では「本議題(解任)に反対する」という立場であると表明。さらに「事務局からメールが届いて、初めて自分が提案者に加わっているのを知った」という社員も現れ、35名の提案者の中からも「提案を取り下げたい」と表明する者が17名現れるなど、波乱含みとなった。
討議後、16時00分から無記名の投票を行い、下記の通りとなった。
・出席社員の総数(委任状含む):124名
・議決権行使書提出:8名
★第5号議題の賛成票
・出席社員:17票
・議決権行使書:2票
合計19票
★同 反対票
・出席社員:88票
・議決権行使書:6票
合計94票
★同 保留票
・出席社員:19票
・議決権行使書:0票
合計19票
この結果、賛成票が過半数に満たなかったことから第5号議題は否決された(16時15分)。
同社員総会は続いて「令和4年度事業報告」「令和5年度収支予算」「令和5年度事業計画」の報告事項と質疑が行われた。これも準備書面の回答は後日送付する形式で、“どうしても”の質問のみ受け付ける形となった。
その中で「QSLカード転送の遅れ」についての質問では、事務局側が「コロナ禍もあって、ここ2~3年はいつもの年よりも20~30%ほど多いQSLカードがビューローに届いていたが、今年度は少し落ち着きを見せている。転送作業に遅延が発生していることは大変申し訳ない。解消に向けて取り組んでいるので改めて報告したい」と述べた。またJARLのバンドプランについては「周波数委員会が原案を作成し、第65回理事会で承認されたJARLバンドプランは、現在公開のための図面作りを“なるはや”で進めている。完成次第公開する」「次回以降はJARLが主体的に動いてバンドプランを策定していきたい。周波数委員会でもパブコメを取るようになるのではないだろうか」という回答があった。
その他「支部長連絡会の復活」「総会速記録の復活」「役職を使っての選挙応援禁止」などの要望が出て、16時38分にすべての議事が終了した。
●関連リンク: 第12回定時社員総会議案等について(JARL Web)
The post <髙尾義則氏の理事・会長辞任の発表から始まった>JARL「第12回定時社員総会」を終える first appeared on hamlife.jp .

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)の髙尾義則会長(JG1KTC)が「一身上の都合」で6月24日に同連盟に辞表を提出した。6月25日の「第12回定時社員総会」前に開催された理事会において、JA5SUD 森田副会長が後任の会長に、JA8ATG 原氏とJA7AJH 尾形氏が副会長に就任した。

JARL会長を辞職した髙尾義則氏
髙尾義則氏は昭和32年生まれ。2016年6月からJARL会長を務めてきた。
The post 【速報】<6月24日付け、一身上の都合>JG1KTC 髙尾義則氏がJARL会長を辞任 first appeared on hamlife.jp .

先週のアクセスランキングで1位は、アマチュア局免許の有効期間が満了しているにも関わらず、継続して無線局を開設・運用していた、第二級アマチュア無線技士、第三級アマチュア無線技士、第四級アマチュア無線技士の資格を持つ無線従事者(83歳男性)に対して、関東総合通信局が電波法に違反したとして、その業務に従事することを45日間停止する行政処分を行ったニュース。今回の違反行為は、日本で唯一、短波帯以下の周波数を監視している「三浦電波監視センター」における電波監視により発覚したものである。そのほか3位、4位、5位にも電波法違反事件がランクインするなど、同様の記事への関心の高さがうかがえる結果となった。

国内で唯一の短波帯以下を監視する「三浦電波監視センター」(神奈川県三浦市)。同センターは「国内外から到来する短波帯以下の周波数の電波を監視する業務(短波監視業務)」と「人工衛星からの電波を監視する業務(宇宙電波監視業務)」を行っている

本庁舎内にある監聴室には短波監査装置がズラリと並んでいる
続く2位は「<放送は6月21日(水)19時57分から>NHK総合テレビ『解体キングダム』、アマチュア無線の鉄塔解体を請け負う業者夫婦に密着!!」。ふだん見ることのできない解体現場に潜入し、驚きの職人技を紹介する” というNHK総合テレビのバラエティ番組「解体キングダム」の2023年6月21日(水)に放送された「想(おも)いのつまった建造物スペシャル」と題した番組内で、終活のため “趣味の王様” と称されたアマチュア無線の鉄塔を専門業者の夫婦に依頼して解体するシーンや、4代にわたって大切に受け継がれた古民家を解体する現場に密着する様子が流れ、放送直後から記事へのアクセスが急上昇した。

NHK「解体キングダム」予告動画より(C)NHK

NHK「解体キングダム」予告動画より(C)NHK
6位には、アマチュア無線家向けにユニークなオリジナルキット類の頒布を続けている「CRkits共同購入プロジェクト」が有料頒布を開始した、オープンソースのFT8トランシーバーキット「ADX」を発展させたという、新FT8トランシーバーキット「ADX-S」の話題。同プロジェクトでは「4バンド(7/14/21/28MHz帯)QRP機によるFT8でのDX交信は、往年のハムにとって夢の世界です。1万円以下で手に入り、調整なしで短時間で完成。すぐにDX局とのQSOが楽しめます」「トランシーバーは3枚のサンドイッチ基板で構成され、面倒なケース加工なしに1日程度で完成します」と案内している。頒布価格は、キット9,200円+送料500円となっている。

CRkits共同購入プロジェクトが有料頒布を開始した、マルチバンド(7/14/21/28MHz帯)対応の新FT8トランシーバーキット「ADX-S」(完成状態)

キットは3枚の大きな基板、Arduino nano(書き込み済み)、Si5351基板とバンドモジュール基板、パーツなどで構成されている
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<局免許を更新せずアマチュア無線局をそのまま運用>関東総合通信局、電波法違反(不法開設)した第二級アマチュア無線技士(83歳男性)に45日間の行政処分
2)<放送は6月21日(水)19時57分から>NHK総合テレビ「解体キングダム」、アマチュア無線の鉄塔解体を請け負う業者夫婦に密着!!
3)<電波法第4条の違反容疑で摘発>北海道総合通信局、アマチュア無線機を免許を受けず大型車両に設置して不法に無線局を開設した疑いで男を摘発
4)<大分県豊後大野警察署とともに取り締まり>九州総合通信局、ダンプカーにアマチュア無線機器を不法に設置していた男を摘発
5)<登録を受けずに351MHz帯のデジタル簡易無線局を開設し運用>北海道総合通信局、第四級アマチュア無線技士に対し42日間従事停止の行政処分
6)<マルチバンド(7/14/21/28MHz帯)対応>CRkits共同購入プロジェクト、新FT8トランシーバーキット「ADX-S」を有料頒布
7)<JARD主催、“座学” と “実技” 合わせて37名が参加>6月18日に大阪・日本橋で開催された「アマチュア無線講座」の模様
8)<第3特集は「新おもしろ無線入門ガイド」>三才ブックスが月刊「ラジオライフ」2023年8月号を刊行
9)<アンテナへの誘導雷や静電気から無線機を保護>アツデン、“アンテナ切り離し器” の「AZC-902M/N」を発表
10)<久しぶりに太陽黒点数“200超え”を記録>ハイバンドのコンディション上昇に期待! 太陽黒点相対数(SSN=サンスポットナンバー)が上昇中
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