無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
リンク 単体表示
hamlife.jp (2024/11/28 21:35:23)
現在データベースには 6137 件のデータが登録されています。
アマチュア無線の電子マガジン「月刊FBニュース」は、毎月1回行う連載記事の掲載タイミングを見直し、2017年10月からは“毎月1日更新”と“毎月15日更新”のバランスを考慮するようになった。きょう2022年10月17日には新たにニュース1本が掲載されたほか、新連載「アパマンハムのムセンと車」がスタート。さらにお馴染みの「ジャンク堂」「新・エレクトロニクス工作室」「Summits On The Air(SOTA)の楽しみ」など合計7本の連載記事が公開された。
10月17日、新たに公開されたニュースは「Masacoさんも運用予定、全国豊かな海づくり大会の記念局8N3SEA」の1本。その他の連載記事の更新状況は次のとおり。
★新連載 アパマンハムのムセンと車 第1 回
1980年代に6mバンドで活躍したJF1KKT
横田勝彦氏の執筆による新連載。「車とアマチュア無線」「アパマンとアマチュア無線」の切り口で綴っていく。今回は「モービル運用を考える」と題し、モービル運用の新しい形を提案。移動運用に便利な車両と備えておきたい装備を紹介した。
★Summits On The Air(SOTA)の楽しみ 第60回
SOTA日本支部のJH0CJH・JA1CTV 川内
徹氏がナビゲートする連載。今回は「山頂からのFT8について-4」と題し、山岳移動時にIC-705でFT8を運用する場合に使っているラズベリーパイのセッティング方法(RTCモジュールを使って時刻保持の機能)を紹介した。
★Short Break
すぐに手に入る簡単な部品で小型のQRP用アンテナチューナ(7~28MHz帯、5W PEP)の製作にチャレンジした。
★ジャンク堂 第23回(最終回)
JH3NRV 松尾氏による連載の最終回。前回に引き続き、Spice系回路シミュレータ「LTspice」の紹介。
★新・エレクトロニクス工作室 第6回
JE1UCI 冨川寿夫氏による連載。今回はSi5351Aを使ったVFOの実験ボードを製作した。
★Topics from Around the World
月刊FB NEWS編集部による外誌記事紹介。今回はオーストラリアのアマチュア無線連盟、WIAの機関誌「Amateur
Radio」2021年No.6に掲載された、ラジオ・オーストラリアの旧送信所のアンテナを使用した特別記念局VI3RA(VI3 Radio
Australia)によるHF帯EME通信に関する記事を紹介した。
★ 頭の体操 詰将棋
それぞれの記事は下記関連リンクから読むことができる。次回の記事更新は11月1日を予定している。
● 関連リンク:
・月刊FBニュース2022年10月号
・月刊FBニュース Facebookページ
「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時に再放送も行われるようになった。
2022年10月16日の第511回放送の特集は「WTOのアンテナ製作レポート」。番組制作担当のJA1WTO 吉原氏が、コロナ禍で外出自粛の間に自作した3つのアンテナ(1.9MHz帯 超短縮ダイポール、144MHz帯 4エレCheap Yagi、7/14MHz帯 デュアルバンドダイポール)を紹介した。
公開されたポッドキャスト音声は45分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第511回の配信です
先週のアクセスランキング1位は、2022年10月6日付けの官報で、過去に郵政省と総務省が行って有効となっていた「自国のアマチュア局と他国のアマチュア局との無線通信を禁止している国等」の告示を、同日限りですべて廃止したというニュース。世界の国々の中には、自国のアマチュア局に他国との無線通信を行うことを禁止している国や、アマチュア無線制度自体を設けていない国がある。現在、ITU(国際電気通信連合)の情報によると「北朝鮮」「エリトリア」「ベトナム(アマチュア衛星業務のアマチュア局間の無線通信を禁止)」の3か国が該当している。告示廃止と前後して、同省の「電波利用ホームページ」内に「自国のアマチュア局と他国のアマチュア局との無線通信を禁止している国等」というページが開設されたが、もともと日本のアマチュア局側に告示掲載国との交信を禁止する法律等はなく、交信した場合にも罰則は設けられていない。
続く2位は「<税込価格は1個500円>カプセルトイ『モールス電鍵 ミ二チュアコレクション』全4種、2022年10月下旬の発売が決定」。カプセルトイの製造販売で知られる株式会社ケンエレファントは2022年10月11日、ミニチュアフィギュア「モールス電鍵 ミ二チュアコレクション」全4種を今年10月下旬(その後の情報で10月20日から)に発売すると発表した。サイズは約34W×37H×50Dmmの縦振れ式で、キーを押すと実際に音が鳴るという。同製品の開発には一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が協力、おまけとしてすぐに始められる「モールス符号冊子」がついてくる。価格は1個500円(税込み)、11日から同社公式オンラインショップで4個パックの予約もスタートした。
3位は、東京都西東京市にある高さ195mの電波塔「スカイタワー西東京」の151m地点に、このほどアップリンク 440.3500MHz / ダウンリンク 421.9000MHzの特定小電力レピータ(10mW出力)が設置され、24時間運用が始まった話題。停電時や電気設備点検などによる停電時でも運用継続できる電源系統に接続しているので、防災用にも幅広く使用できる特徴があるという。設置者は「災害による停電時や、電気設備点検などによる停電時でも運用継続できる電源系統に接続していますので、防災用等幅広くお使いいただけるかと思っています」「どなたでもご自由にお使いいただきたいと思います」と語っている。スカイタワー西東京アマチュア無線クラブ(JO1YCW)のTwitterアカウントで、アクセス状況などの呟きが確認できるので参考にするといいだろう。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<今後は「電波利用ホームページ」に掲載>総務省、「自国のアマチュア局と他国のアマチュア局との無線通信を禁止している国等」の告示をすべて廃止
2)【追記:10月20日から順次発売!】<税込価格は1個500円>カプセルトイ「モールス電鍵 ミ二チュアコレクション」全4種、2022年10月下旬の発売が決定
3)<停電時にも使用可能、24時間運用開始>「スカイタワー西東京」(東京都西東京市)の151m地点に特小レピータ設置
4)<ウクライナアマチュア無線連盟が公表>Alex Zaliznyak氏(UX7UU)、米国CQ社コンテストチームに宛ててロシア/ベラルーシのアマチュア無線局に対する制裁強化を訴え
5)<不法に無線局を開設>北海道総合通信局、免許を受けずアマチュア無線機(ハンディ機やモービル機)を大型車両に設置していた男を摘発
6)<特集は「2022年版 アマチュア無線機器購入ガイド」、別冊付録「保存版 2022アマチュア無線機器カタログ」つき>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2022年11月号を刊行
7)<50MHz帯のコンディションが上昇中>10月5日の夜、カリブのPJ4MM(オランダ領ボネール島)がロングパスで入感
8)<試験会場が大幅に増え、2海特・3海特の試験も開始>日本無線協会、「CBT方式」の無線従事者国家試験を拡充
9)<総務省後援、アマチュア無線の臨時体験局を全国5つの会場に開設>ボーイスカウト日本連盟、2022年10月15~16日に「8J1JOTA」「8J2JOTA」「8J3JOTA」「8J4JOTA」を運用
10)<待望の「DVレピータモニター機能」を追加>アイコム、IC-705の新ファームウェア「Version 1.30」を公開
日本における、2022年10月15日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。10月に入り、1エリア(関東管内)の関東総合通信局から2回目の更新発表が行われた。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
2022年10月14日、総務省は2022年8月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2022年7月末のデータから1か月間で569局減少し、375,715局となった。以前は「▲1,000局/月以上」あったアマチュア局の減少スピードだが、12か月連続で減少数が「▲1,000局/月」を下回り、鈍化傾向が現在も続いている。
2013年4月末から2022年2月末までのアマチュア局数の推移。ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から、2017年12月末を堺にして減少スピードが加速しだしているが、「東日本大震災」による開局ブーム!?から5年経過したタイミングに一致する。そしてコロナ過でお家時間が増えた影響なのか、ふたたびアマチュア局の減少スピードの鈍化傾向が見られるようになった
アマチュア局は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年4月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。ピーク後に最高となった43万6,389局から77か月間で60,674局減少した。
●2022年8月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳
・1エリア(関東管内): 110,529局(110,615局)
・2エリア(東海管内): 48,125局(48,204局)
・3エリア(近畿管内): 45,553局(45,500局)
・4アリア(中国管内): 22,699局(22,779局)
・5エリア(四国管内): 17,411局(17,436局)
・6エリア(九州管内): 31,275局(31,331局)
・7エリア(東北管内): 39,301局(39,386局)
・8エリア(北海道管内):34,304局(34,444局)
・9エリア(北陸管内): 9,040局(9,063局)
・0エリア(信越管内): 15,294局(15,339局)
・6エリア(沖縄管内): 2,184局(2,187局)
※カッコ内の数字は2022年7月末の局数を表す
アマチュア局登録の多いエリア順に並べると、1エリア(関東管内)は11万局以上の登録があるが、2番目は2エリア(東海管内)で3位が3エリア(近畿管内)、そして4位には7エリア(東北管内)、5位は8エリア(北海道管内)、6位は6エリア(九州管内)と続く
2012年以前は1か月間に1,000局から2,000局単位でアマチュア局が減少。しかし、コロナ禍の影響で生活スタイルが大きく変化。お家時間が増えた影響で、アマチュア局の新規開局やカムバックハムの増加などが功を奏し、鈍化スピードの鈍化傾向が再び現れだした
パーソナル無線局は、沖縄総合通信事務所管内が2020年7月末のデータから0局、北陸総合通信局管内が2020年12月末のデータから0局、四国総合通信局管内が2021年6月末のデータから0局、近畿総合通信局管内が2021年7月末のデータから0局、中国総合通信局管内と北海道総合通信局が2021年8月末のデータから0局、九州総合通信局管内、東北総合通信局管内、信越総合通信局管内が2021年10月末のデータから0局となり、それぞれの管内からパーソナル無線局は消滅。
さらに、2021年11月末の時点では関東総合通信局管内と東海総合通信局管内の各1局が残っていたが、今回のデータでは0局になっている。最後の1局(関東管内)の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったので、12月20日をもって「パーソナル無線」は完全に消滅している。
●関連リンク:
・無線局統計情報(総務省)
・Internet
Explorer上でExcelファイルを開いた場合に発生する事象について(総務省)
・東日本大震災(ウィキペディア)
10月13日、中国総合通信局は広島県東広島警察署と共同で、警察無線、消防・救急無線、携帯電話など重要な通信への妨害原因となる不法無線局の取り締まりを広島県東広島市西条町の国道2号において実施し、総務大臣の免許を受けていない無線局(不法アマチュア無線)をダンプカーに開設していた運転手を、電波法第4条の違反容疑で摘発した。
中国総合通信局が発表した内容は次のとおり。
中国総合通信局は、10月13日、広島県東広島警察署の協力の下、消防・救急無線の通信、携帯電話、テレビ・ラジオの受信などへの混信原因となる不法無線局の取り締まりを実施しました。
この取り締まりの結果は、以下のとおりです。
1.概 要
不法無線局(総務大臣の免許を受けていない無線局)をダンプカーに開設していた運転手1名を、電波法違反容疑で摘発しました。
2.被疑者の概要および不法無線局の種別
被疑者の概要: 広島県東広島市在住の男性(44歳)
不法無線局の種別: 不法アマチュア無線
3.取り締まり実施場所
広島県東広島市西条町 国道2号
4.使用していた無線機など
≪参考≫電波法違反適用条文(抜粋)
・電波法第4条(無線局の開設)
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下省略)」
・電波法第110条(罰則)
「次の各号のいずれかに該当する者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。 第1号 第4条の規定による免許
(中略) がないのに、無線局を開設した者
第2号 (以下省略)」
↓この記事もチェック!
<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 中国総合通信局 不法無線局の開設者1名を電波法違反容疑で摘発<広島県東広島警察署と共同取締りを実施>
CQ出版社はアマチュア無線界で唯一の月刊誌、「CQ ham radio」の2022年11 月号を10 月19日(水)に発売する。同誌は1946(昭和21)年9月号の創刊で今号は通巻917号となる。特集は「2022年版 アマチュア無線機器購入ガイド」、別冊付録として全80ページの「保存版 2022アマチュア無線機器カタログ」がつく。価格は990円(税込)。
「CQ ham radio」2022年11月号の表紙
10月19日(水)に発売される「CQ ham radio」2022年11月号のおもな内容は下記の通り。
<特集>別冊付録 連動企画「2022年版 アマチュア無線機器購入ガイド」
【ファースト・インプレッション】
・八重洲無線 HF/50MHzトランシーバ「FT-710 AESS」
【ユーザー・レポート】
・アイコム 「IC-705」の「DVレピータモニター機能」
<トピックス>
・世界を相手に楽しめる
POTA(Parks on the Air)の勧め
・ログ転送ソフトthw2LogBook_s で一発送信!
ハムログ交信ログ自動アップロード!!
・わたしのハムライフ
2022 フィールドデーコンテスト参加記
・シリーズ 米国アマチュア無線草の根レポート
米国でも盛り上がるParks on the Air(POTA)
・Summit On TheAir(SOTA)運用報告
スイスサステンホーンからSOTAアクティベーション
・南米ブラジル便り
カナダ最大の電波望遠鏡が検出した謎めいた信号
・アマチュア無線の面白チャレンジ
第20回 アンテナ・チューナを試してみる その1
・3Y0Jはいつ・どのバンドで・どの方位から入感するか
ブーベ島-JA間 HF帯電波伝搬を考える
・ログソフトと連動した電子QSL カード発行ソフト
QSL Creator Ver3.5[運用編]
・FT8時代の160m、80m
バンド月別・時刻別入感エンティティー
<テクニカル・セクション>
・50MHz ポータブルマグネチック・ループ・アンテナの製作
・SSBの音作りを楽しもう!
市販マイクプリアンプのアマチュア無線用セットアップ
<DX World>
・近着QSL紹介
・DX News
・Low-Band DXing
・High-Band DXing
・Digital Mode DXing
・DX Report
・QSL Information
・近着QSL情報
・Short Break
<連載>
・真空管で試す基本回路
・ものづくりの小部屋
・以心電信
・CW運用ステップアップ
・記念局INFORMATION
・BCL TODAY! FLASH
・From USA
・入門「ハムの英会話」
・Let’s enjoy Ham life
・みんなで楽しむAM通信
・アワード収集を楽しもう!
・HF帯コンディション予報
・衛星通信情報
・EME(Earth-Moon-Earth)
・マイクロウェーブ ワールド
・ARDF NEWS
・モールス通信セミナー 基礎編
・Let’s Enjoy C4FM & WIRES
・APRSでコミュニケーション
・D-STARインフォメーション
・2mSSBで楽しもう!
・新 移動運用セミナー
・海外コンテスト
・国内コンテスト
・海外/国内コンテスト規約
<インフォメーション>
・CQ情報室
・アマチュア無線技士 国家試験日程
・アマチュア無線技士 養成課程講習会
<読者の広場>
・ローカルトピックス
・HAM交換室
・ローカルトピックス/ハム交換室 投稿用紙
・読者の声
・ハムクイズ!?
・次号予告/編集部から
<別冊付録>国内販売トランシーバ完全網羅!「保存版 2022アマチュア無線機器カタログ」
国内で販売されているアマチュア無線機器を1冊にまとめた保存版です。固定機、モービル機、ハンディ機、周辺機器をくまなく網羅しています。これから無線機器をお求めいただく際のガイドブックとして活用いただけます。
同誌に関する情報は下記関連リンクから。また予約・購入は下のAmazonリンクが便利だ。
●関連リンク:
・CQ ham radio WEB MAGAZINE
・CQ ham radio(CQ出版社 WebShop)
アイコム株式会社は2022年10月13日、HF~430MHz帯ポータブル機「IC-705」の新ファームウェア「Version 1.30 」を同社サイト上で公開した。今回のファームアップ内容は「ハムフェア2022」の同社ブースで発表された、全国のD-STARレピータが付加装置なしで手軽にモニターできる「DVレピータモニター機能」の追加を中心としたもの。なお同時にプログラミングソフトウェア「CS-705」も同機能に対応した新バージョン(Ver.1.20)が公開されている。
「仕様変更のお知らせ」の案内PDFも公開。DVレピータモニター機能の設定や操作方法を案内している
IC-705の新ファームウェア公開は5月20日のVersion1.27以来となる。今回発表された新ファームウェアの内容は次のとおり。なお「DVレピータモニター機能」については、別途「仕様変更のお知らせ」という案内PDFがダウンロードできるようになっている。
●IC-705の新ファームウェア(Version 1.30)
Version 1.27からの変更点:
・DVレピータモニター機能を追加(国内レピータのみ)
・受信履歴ログ、交信ログに受信(送信)経路(RF/ターミナルモード/DVレピータモニター)を追加
・交信録音ファイルのチャンク情報に受信(送信)経路(RF/ターミナルモード/DVレピータモニター)を追加
・以下の画面に受信経路(ターミナルモード/DVレピータモニター)を追加
受信履歴画面
GPSポジション画面(RX)
交信録音のファイル再生画面
交信録音のファイル情報画面
・WLANアクセスポイント一覧から接続済み/保存済みのアクセスポイントを削除できるように改善
・CI-Vコマンド1F01(DV送信コールサイン)を相手局のコールサイン(UR)だけでも設定できるように改善
・その他軽微な変更
IC-705のファームアップは、microSDカードを使用して行うことができる(取扱説明書で確認のこと)。なおファームウェア書き換え後はバージョン情報の数字が次のように表示されるという。
Main CPU:1.30
Sub CPU:1.01
DSP Program:1.12
DSP Data:1.00
FPGA:1.01
DV DSP:1.10
GPS:13196
Bluetooth:1.12
WLAN:2.0.0.0_2.2.0.7_3.17.0.4
また同社は下記事項についても注意を記載している。
・ファームウェア Version 1.26以降が書き込まれている下記シリアル番号の製品では、Version
1.24以前のファームウェアはご使用になれません。ファームウェアを戻した場合は、音声が正常に出力されませんのでご注意ください。
IC-705 #31:31001001~以降
IC-705のDVレピータモニター機能で「ハムフェア臨時430-A」局をモニター中の画面
●プログラミングソフトウェア CS-705の新バージョン(Version 1.20)
Version 1.11からの変更点:
・IC-705ファームウェア Version1.30 に対応
DVレピータモニター機能に関する設定を追加
受信履歴に受信経路情報を追加
・その他、軽微な変更
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・ファームウェアダウンロード・IC-705(アイコム)
・仕様変更のお知らせ IC-705Version 1.30(アイコム)
・プログラミングソフトウェアダウンロード・CS-705(アイコム)
・DVレピータモニター機能について(ハムフェア2022会場で配布したリーフレットのPDF)
10月12日、東海総合通信局は三重県紀宝警察署とともに三重県南牟婁郡御浜町の国道42号線において車両に開設した不法無線局の取り締まりを実施し、自己の運転する車両(ダンプカー、トラック)にアマチュア無線用の無線機を設置し、不法な無線局を開設していた運転手(開設者)2名を電波法違反容疑で摘発した。
東海総合通信局が報道発表した内容は次のとおり。
総務省東海総合通信局は、10月12日に、三重県紀宝警察署と共同で消防・救急無線、鉄道無線、警察無線などへの妨害原因となる不法無線局の取り締まりを実施し、不法無線局の開設者2名を電波法違反容疑で摘発しました。
1.実施日時・場所
10月12日(水) 三重県南牟婁郡御浜町 国道42号線
2.概要
不法無線局を開設していたダンプカーなど運転手2名を電波法第4条違反容疑で摘発しました。
被疑者: 和歌山県新宮市在住の男性(56歳)
容疑の概要:
自己の運転するダンプカーにアマチュア無線用の無線機を設置し、不法に無線局を開設した。
被疑者: 三重県南牟婁郡紀宝町在住の男性(78歳)
容疑の概要:
自己の運転するトラックにアマチュア無線用の無線機を設置し、不法に無線局を開設した。
【共同取り締まりの様子】
【設置されていた無線設備】
3.適用条文
(1)電波法第4条(無線局の開設)
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下省略)」
(2)電波法第110条(罰則)
「次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
~第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者(一部略)」
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 東海総合通信局 不法無線局の開設者2名を電波法違反容疑で摘発<三重県紀宝警察署と共同取締りを実施>
デジタルカメラをはじめとする映像関連機器の国際的業界団体である一般社団法人 カメラ映像機器工業会(CIPA)は2022年10月3日、今春からWebサイトで行ってきた、趣味と写真の楽しい融和を目指すプロジェクト「趣味×写真」の第一弾、「アマチュア無線×写真」のページを更新し「写真ファンがアマチュア無線家になるメリット」「× Ham(かけるハム)への道」などのコンテンツを追加した。さらに同工業会が募集した「2020~2022年 科学少年・科学少女の見た風景」の入選写真も発表。アマチュア無線家が応募した写真も選ばれている。
趣味と写真の楽しい融和を目指すプロジェクト「趣味×写真」のトップページ
10月3日、「アマチュア無線×写真」のページにコンテンツが追加された
一般社団法人 カメラ映像機器工業会(CIPA)は、カメラや映像機器業界の一大イベント「CP+(シーピープラス)」を主催することでも知られている。今年2月にオンラインで開催された「CP+2022」では、主催者プログラムのプレゼンテーション動画(CIPAデジタルカメラマーケット・セミナー KING OF HOBBY 奪取宣言)の中で“カメラ市場復活のヒントはアマチュア無線にある”という考察が登場し、アマチュア無線家を驚かせたこともあった(2022年3月3日の記事参照)
こちらの記事も参考に↓(2022年3月3日掲載)
<新プロジェクト「趣味×写真」でQSLカード画像も公開>カメラ映像機器工業会(CIPA)が「カメラとアマチュア無線」をプレゼンテーション
同工業会は3月から『写真公募企画「趣味×写真」』をWebサイトで実施し、その第一弾として「アマチュア無線×写真」を取り上げたが、このほど同ページが更新され、「写真ファンがアマチュア無線家になるメリット」「× Ham(かけるハム)への道」「世代を越えてコミュニケーション」「「ハムフェア2022」 WAKAMONOお誘いフルコース」「結実し始めた趣味人口拡大の取り組み」といったページを追加した。
追加された「写真ファンがアマチュア無線家になるメリット」ページより
追加された「結実し始めた趣味人口拡大の取り組み」ページより
さらに同工業会が募集した「2020~2022年 科学少年・科学少女の見た風景」の入選写真集も10月3日に発表。この中には齊藤孝之さん(埼玉県)の「日本最高地点で子供たちと交信」や、比嘉隆太さん(埼玉県)の「モールスキー」といった、アマチュア無線をテーマにしたものも含まれている。
10月3日に公開された「2020~2022年 科学少年・科学少女の見た風景」の入選写真集のトップページ
アマチュア無線家が応募した写真も入選。これは埼玉県の比嘉隆太さんの作品「モールスキー」
同工業会によると、今後も月替わりのテーマでさまざまな応募写真を紹介して行く予定という。詳細は下記関連リンク参照。
●関連リンク:
・写真公募企画「趣味と写真」(第1弾 アマチュア無線)PDF
・「2020~2022年 科学少年・科学少女の見た風景」入選写真集 PDF
・CIPA 一般社団法人カメラ映像機器工業会