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hamlife.jp (2024/11/29 2:35:33)
現在データベースには 6137 件のデータが登録されています。
「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは東京都西東京市の「FM西東京」でも放送(2022年からは毎週月曜日の23時30分~)されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2022年9月4日(日)21時からの第192回放送。前半では台風の動向と災害に備えようという話題。続いて「ハムフェア2022」来場者の感想と振り返りだった。
後半はコンテストやイベントのスケジュールをまとめて紹介した。主なものは、9月10~11日
秋田県支部「オール秋田コンテスト」、11日 岡山県支部「オール岡山コンテスト」、11日
千葉県支部「非常通信訓練」、11日 福島県支部「ハムの集い」。
なお番組中では9月11日の奈良県支部「フィールドミーティング」を“開催”と紹介したが、同イベントは 中止が決定 している。
番組は下記関連リンクの「Radio JARL.com」の音源公開ページまたはJARL Webの特設ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。
●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ
「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容が放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2022年9月4日(日)15時からの第424回放送。アマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」編集部の吉澤氏(JS1CYI)が登場し、CQ誌9月号(2022年8月19日発売)の内容紹介(表紙、特集「こだわりの自作アンテナ」)と表紙を飾ったJA1JRK 谷田部氏のアンテナに関する話題だった。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ
日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2022年9月5日時点で、アマチュア局は「375,726局」の免許情報が登録されている。前回紹介した8月29日時点の登録数から1週間で286局ほど減少した。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2022年9月5日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「375,726局」の免許状情報が登録されていた。前回、8月29日時点のアマチュア局の登録数は「376,012局」だったので、1週間で登録数が286局ほど減少した。
また、1982(昭和57)年12月にスタートしたパーソナル無線。最後の1局の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったため、翌日の2021年12月20日をもって「パーソナル無線」は0局となり完全に消滅ている。
↓この記事もチェック!
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局38万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・消滅:パーソナル無線(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
米国のCQコミュニケーションズ社(CQマガジン社)は、同社が主催する「CQ World-Wide DX Contest」や「CQ WPX Contest」など世界規模のコンテストでのポリシー(方針)について、同社のWebサイトで「Updated CQ Contest Policy Relating to Russia’s Invasion of Ukraine(ロシアのウクライナ侵攻に関するCQコンテスト・ポリシーを更新しました)」と題するメッセージを2022年8月31日に公表した。これは、2022年3月17日に公表したCQ to Limit Contest Participation by Stations in Russia, Belarus and Donbas Region of Ukraine(CQ社はロシア、ベラルーシ、ウクライナのドンバス地域:非公式のD1プリフィックス使用の無線局のコンテスト参加制限を決定)」( 2022年3月18日記事 )に代わるもので、9月24日(土)~25日(日)に開催する「CQ WW RTTY DXコンテスト」から採用するとしている。
アメリカのCQコミュニケーションズ社(CQマガジン社)が公表した、同社主催コンテストへのロシア局とベラルーシ局の参加を再び認めるが楯などの授与は行わなとするメッセージ(CQ Newsroomサイトから)
アメリカのCQコミュニケーションズ社(CQマガジン社)が公表したメッセージの一部を抜粋し機械翻訳で紹介する(一部抜粋)。
注意:これはCQマガジンの2022年9月号の社説にある政策的議論を更新し、優先させるものです。
CQマガジン社が主催するコンテストに、ロシア局とベラルーシ局が参加することに関するポリシー(方針)について、活発な議論を行ってきました。
このたび、ウクライナへの侵攻を非難する世界中のスポーツ連盟と協力しつつ、我々が主催するコンテストへの参加を拡大するためのポリシーのいくつか小さな変更に合意しました。「CQマガジン 9月号」に掲載されたポリシーは、以下のとおりです。編集部
1)2022年9月24日~25日に開催される「CQ WW RTTY DXコンテスト」、および今後に開催されるすべてのCQマガジン社主催コンテストから、ロシア局とベラルーシ局のログエントリーを通常のログとして受け付け、そのスコアを公開し、関連するすべてのログにQSO/ポイント/マルチプライヤーをクレジットすることを再開します。
2)ただし、資格のあるロシア局とベラルーシ局には楯を授与しません。そのカテゴリーで最高得点を獲得した、ロシア局とベラルーシ局以外でエントリーした局に楯が授与されます。
3)参加賞として、またはランキングに基づいてのロシア局とベラルーシ局のエントリーに対するオンライン証明書は授与しません。
4)CQマガジン社は、ウクライナの人々を支援する人道的プログラムを開始するためのパートナーを特定します。この取り組みは、現在の活動と協力して行われるか、まったく新しいものになります。このプログラムの詳細はまとまり次第発表します。
5)本方針の詳細は、今後の進展に応じて見直される可能性があります。
なお、同社は世界を40のゾーン(CQゾーン)に分け、全ゾーンのアマチュア無線局と交信すると得られる「WAZ(Worked All Zones)アワード」なども発行していることでも有名だ。
↓この記事もチェック!
<2月24日から発効>ウクライナ、非常事態宣言で「アマチュア無線機の使用禁止」に
<公式サイトに掲載>IARU第1地域が「ウクライナのアマチュア無線局を受信してもQRV情報は流布しないで」と注意喚起
<私たちにできる最善のことは“聞くこと”です>ドイツのアマチュア無線連盟「DARC」、ウクライナ関連の情報を伝える
<「QRZ.com」アマチュア無線局データベース>ロシア局やベラルーシ局が検索できない状態に世界中のDXerが注視
<ウクライナアマチュア無線連盟(UARL)が>世界中のアマチュア無線コミュニティーから多くの励ましのメッセージを受け取ったと報告
<ロシアアマチュア無線協会(SRR)から>ウクライナ情勢に関連して「ロシアのアマチュア無線組織を代表して訴えます」とメッセージ
<米国CQ社が声明>ロシア、ベラルーシ、ウクライナ(ドンバス地域)のアマチュア無線局に対して主催コンテストへの参加を制限
<自室のアマチュア無線機が無残な姿に>ウクライナのアマチュア無線家・Sergey氏(UT2UW)が「ロシアが私の家にやってきた」とYouTubeへ投稿
<IARUのモニタリングシステム第1地域ニュースレター>ウクライナ情勢に関係か!? 「軍事関係と思われる“謎の電波”がアマチュア無線バンド内で増加」と報告
<各国から応援メッセージ届く>ウクライナの無線家(UW1GZ)、Twitterで「アマチュア無線が恋しい、リモート運用の機会を提供してほしい」と発信
<総務省が協力>JVCケンウッド、ウクライナの復興支援を目的に業務用無線機を寄贈
●関連リンク:
・Updated CQ Contest Policy Relating to Russia’s Invasion of
Ukraine
・CQ Amateur Radio/CQ Magazine Website
・CQ Communications Inc.
大阪2mSSB愛好会(JL3YBS)では、2022年9月7日(水)0時から9月14日(水)23時59分までの8日間にわたり、全国のアマチュア局(社団局を除く)を対象に、144MHz帯SSBモードのみで「第41回 大阪2mSSB愛好会マラソンコンテスト」を開催する。ログ提出は電子申請では受け付けず書類のみの対応で、100局以上交信の局はチェックリストを提出することとしている。
参加部門は「大阪2mSSB愛好会会員の部」と「一般の部」の2つ。呼出し方法は「CQ大阪マラソンコンテスト」、通常の交信(相手局は個人局に限る)でコールサインと「RSリポートの交換」が完全なもの。大阪2mSSB愛好会会員局はRSレポートのあとに、「メンバー(M)」を付ける。コンテスト期間中の移動運用は、日本国内可だ。
ロールコール中の交信は無効で、同一局との交信は期間中1回のみ有効。同一人が2つ以上のコールサインを有する局は、コンテスト期間中の運用は同一コールサインとし、送受信とも同一人の複数コールの運用(ログ計上)は認めない。また、交信局の中に最低1局はメンバー局を含むこと。
なお、本コンテストに参加してコンテストログを提出した局は、来年2023年4月1日から4月7日に開催される「第17回 3エリア2mSSBコンテスト」のBマルチに加点することができるとしている。
ログの提出は10月5日(水)まで(当日消印有効)。ログの電子申請は受け付けない。結果表を希望する場合は、返信用封筒(住所、氏名、コールサイン、郵便番号を明記して84円切手を貼った定形封筒)を同封。詳しくは「第41回 大阪2mSSB愛好会マラソンコンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第41回 大阪2mSSB愛好会マラソンコンテスト(PDF形式)
・大阪2mSSB愛好会
「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時に再放送も行われるようになった。
2022年9月4日の第505回放送は「ハムフェア2022 その2」。8月20~21日に開催された「ハムフェア2022」の会場で、同番組がインタビューを行った13の出展団体のうちから第2弾として「逗子葉山アマチュア無線クラブ」「宮崎大学無線部」「YOTA-JAPAN」「ラジオ番組 QSY」「JARL 横浜クラブ」を紹介。また番組中でJVCケンウッド・バーチャル部所属「波澄りお」も登場するという。
公開されたポッドキャスト音声は53分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第505回の配信です
先週のアクセスランキングは、怪しい通販サイトと疑いながら「FT-818ND用のCWコリンズフィルター」をポチってしまい、代金を振り込んでしまったという読者投稿記事。「代金引換が可能とあるのに、注文すると問答無用で銀行振り込みになってしまい、おかしいな…と思いつつ、興味本位やフィルターが欲しい欲求に勝てず、購入手続きを進めてしまいました」という投稿が届いた。くれぐれも詐欺サイトに騙されないように注意喚起を込めて、その一部始終を紹介したところアクセスがグングン上昇! 関心の高さがうかがえる結果となった。
続く2位は、「<国立公園内のタワーと建物は認可済み+約700坪土地付き>再建を託したい! 伊豆諸島・三宅島(東京都)の『無線小屋』、ヤフオクに200万円からの売り出しで出品」。「噴火で全アンテナ。タワーなどがダメになりました。10年くらい使用していません」「元気なハムでサイト再建できる方、リモートサイトなど利用したらいかがでしよう」と出品者のコメントがある、アマチュア無線向け中古物件(無線小屋)がヤフオクに出品され話題になっている。「DXCCオナーロール、IOTA1050を完成した場所でカリブ方面向き、大山中腹で海を見渡せる場所です。 日本一カリブが聞こえるサイトです」と出品者のコメントが…。DXerにとって魅力的なロケーションと言えるハム物件と言えるだろう。
200万円からとして、三宅島の「無線小屋」がヤフオクに出品された。「元気なハムでサイト再建できる方、リモートサイトなど利用したらいかがでしよう」との出品者からのコメントが書かれている(ヤフオクの画面から)
3位と4位は、アマチュア無線のバンド内で、ルールを守らない運用を行いるニュースが続いた。3位は、北海道総合通信局が、免許を受けずに勤務するプラントの敷地内で無線局を開設し、アマチュア無線のバンド内(438.52MHz)で運用していた第四級アマチュア無線技士の資格を持つ男に対して、69日間の無線従事者の従事停止処分を行ったニュース。4位は、東北総合通信局が、一般社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)東北地方本部とともに、岩手県内では初めてとなる、東北総通の「電波規正用無線局」とJARLの「アマチュアガイダンス局」のアマチュアバンドでの警告活動(連携運用)を行ったニュースだった。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<代金を振り込んだ結果…>読者投稿! 怪しい通販サイトと疑いながら「FT-818ND用のCWコリンズフィルター」をポチってしまった
2)<国立公園内のタワーと建物は認可済み+約700坪土地付き>再建を託したい! 伊豆諸島・三宅島(東京都)の「無線小屋」、ヤフオクに200万円からの売り出しで出品
3)<勤務するプラント敷地内において免許を受けずに438.52MHzで運用>北海道総合通信局、第四級アマチュア無線技士に対して69日間の行政処分
4)【ニュース動画あり】<岩手めんこいテレビが伝える>東北総合通信局、JARLとともにアマチュア無線局の違反運用者に対し岩手県で初めて警告活動を実施
5)【ハムフェア2022】<映像・音声も後日公開>JAIA、ハムフェア講演「移動運用アンテナ大研究 ~HFアンテナの設計・調整~」PDF資料を公開
6)<9月1日(木)、メイン会場の千葉市蘇我スポーツ公園で実施>第43回九都県市合同防災訓練、関東総合通信局が「臨時災害放送局」の試験放送(77.10MHz)と機器展示
7)【ハムフェア2022】<第3弾!画像で見るダイジェスト>待ちに待った“世界最大級のアマチュア無線の祭典”に集まった仲間たち
8)【ハムフェア2022】<第4弾!画像で見るダイジェスト>「初めて訪れた」と話す来場者も…、予想以上に盛り上がった2日間
9)【ハムフェア2022】<第1弾!画像で見るダイジェスト>3年ぶりに笑顔で再開! 東京ビッグサイトに2日間でのべ35,000名が来場
10)【ハムフェア2022】<第5弾!画像で見るダイジェスト>200枚近くの画像でお届けした“ハムフェアの思い出”その最終回
アマチュア無線業務日誌の定番ソフト(フリーウェア)として、多くの無線家に愛用されている「Turbo
HAMLOG(通称「ハムログ」)」。そのWindows版が2022年8月11日に「Ver5.37」としてバージョンアップ(指定したコールサインが現れたら色付きで表示など)したが( 2022年8月11日記事
)、今回「その後の進捗状況」として、2022年9月3日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのWindows版が2022年8月11に「Ver5.37」としてバージョンアップしたが、今回「その後の進捗状況」として、2022年9月3日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。
その後の進捗状況(2022/9/3の更新内容)
※Ver5.37に上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・環境設定の設定4に「英字検索は大文字小文字を区別」を追加。
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.37
・Turbo HAMLOGホームページ
日本における、2022年9月3日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局、3エリア(近畿管内)の近畿総合通信局、4エリア(中国管内)の中国総合通信局、5エリア(四国管内)の四国総合通信局、6エリア(九州管内)の九州総合通信局、7エリア(東北管内)の東北総合通信局、0エリア(信越管内)の信越総合通信局と、6エリア(沖縄管内)の沖縄総合通信事務所からそれぞれ更新発表があった。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
北海道総合通信局は、札幌方面倶知安警察署とともに北海道虻田郡倶知安町において車両に開設された不法無線局の取り締まりを実施し、大型車両に無線局の免許を受けずにアマチュア無線機を設置して不法に無線局を開設した電波法違反の疑いで、男1名を摘発した。
北海道総合通信局が発表した内容は次のとおり。
北海道総合通信局は、9月2日(金曜日)、倶知安町において、札幌方面倶知安警察署と共同で車両に開設された不法無線局の取り締まりを実施し、1名を電波法違反の疑いで摘発しました。
【摘発の内容】
倶知安町在住の男性(31歳)が、大型車両に無線局の免許を受けずにアマチュア無線用の無線設備を設置し、不法に無線局を開設した疑い。
【使用していた無線機等】
【不法無線局に係る法律の適用条項(抜粋)】
電波法第4条(無線局の開設)
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。」
電波法第110条第1号(罰則)
「電波法第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。」
北海道総合通信局は「電波利用環境保護のため、今後も捜査関係機関と協力して不法無線局の取り締まりを実施していきます」と説明している。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・北海道総合通信局 電波法違反
不法無線局開設容疑で1名を摘発(令和4年9月2日実施分)-札幌方面倶知安警察署と共同取締りを実施-
・北海道総合通信局 不法無線局への対策