無線ブログ集
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東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2023年3月30日 夜に放送した第568 回分がアップされた。
2023年3月30日(第568回)は、50MHz帯のコンディションが良好で、3月下旬には南米方面が強力に入っていたということに触れた。その後は前後半を通じてリスナーからのメールをまとめて紹介。コンディションに関するもののほか、特定小電力無線やCW運用に関するメールも紹介した。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第568回放送
・QRL Facebookページ

毎日放送(MBS)の報道情報局は、国内で使用が禁止されている外国製無線機を使用し、携帯電話の通信障害などをおこしていた大阪府の廃棄物処理業者に対し、近畿総合通信局が行った取り締まりに密着。その模様をニュース番組で紹介した。番組内では「外国製の無線機は使用が認められている無線機と比べて安く、航空機にGPSを受信できなくさせて欠航になった事案もあるということです。総務省は2022年度には前年度の約4倍の行政指導を行うなど警戒を強めています」と紹介している。
外国規格の無線機器は、その国の規格に合わせて作られているものであるため、高出力や周波数の割り当てを定めている電波法など、日本の規格に合っていないことが多く、そのまま使用すると無線通信(電波)に障害を与えてしまう恐れがあるため、総務省では以前から「不法な『外国規格の無線機』は禁止」と注意喚起を行ってきた。
近年では訪日外国人観光客が持ち込んだ外国規格無線機を使用して、スキー場周辺などで連絡を取る光景も見られ、信越総合通信局では英語および中国語によるポスターを作成して、過去にはスキー場所在地の市町村、観光協会、宿泊施設、スキー場関連施設など53か所に掲出したこともある。
一方、量販店や通信販売でも安価な外国製無線機が売られ、安易に使用する事案も後を絶たない。今回、毎日放送(MBS)報道情報局が報道したように、ほかの無線機器への通信障害が発生して総合通信局へ相談が寄せられるケースも見られる。
●【独自】“違法電波”で通信障害が相次ぐ…飛行機が欠航したことも 取り締まりの瞬間(2023年4月5日)(毎日放送報道情報局YouTube公式チャンネル)
※画面をクリックすると動画がスタートします。
↓この記事もチェック!
<50機種(2台ずつ)測定したすべて(100%)が基準超え>総務省、電波法で定める「著しく微弱な電波」の許容値測定「令和4年度無線設備試買テスト結果(第2次)」を公表

今回の試買テストで、電波法で定める無線局の免許が不要となる「発射する電波が著しく微弱な無線局」の許容値を越えていることが判明した無線設備の数々。見覚えのあるV・UHF帯トランシーバーやラジコンのコントローラーなどがあった
<訪日外国人に向けたポスターなどを掲出>信越総合通信局、スキー場周辺において外国規格無線機の使用に関して注意喚起
<小松空港の衛星航法システムに電波障害>北陸総合通信局、工事現場のクレーンに設置されたワイヤレスカメラが妨害源と特定し排除
<羽田空港、航空保安無線施設(VOR/DME)に電波障害>関東総合通信局、空港付近のクレーンに設置されていたワイヤレスカメラが妨害源と特定し排除
<福岡空港航空保安施設局への電波障害>九州総通、空港付近の工事現場で使用しているクレーン用ワイヤレスカメラが原因と特定し排除へ
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・【独自】“違法電波”で通信障害が相次ぐ…飛行機が欠航したことも 取り締まりの瞬間(MBSニュース)
・【独自】“違法電波”で通信障害が相次ぐ…飛行機が欠航したことも 取り締まりの瞬間(2023年4月5日)(毎日放送報道情報局YouTube公式チャンネル)
・MBS 毎日放送

2023年4月に運用が予定されているJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報を紹介しよう。新年度となる4月を迎えて20局近く新しい記念局が開局。さっそく4月1日から運用をスタートした局も多く、平日の昼間でもひとたび記念局がオンエアーすると7MHz帯のSSBモードなどではすごいパイルアップになっている。
●2023年4月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局
上記リストは2023年4月5日現在で有効な無線局免許のある記念局等を抜粋したもの。名称の後のカッコ内の記号は、1:JARL特別記念局、2:JARL特別局、N:JARL以外の記念局、A:ARISS局、E:体験局を意味する。なおこれらの局の違いについては、8j-station.infoの「記念局・臨時局とは」を参考にするとわかりやすい。
●関連リンク:
・8j-station.info
・特別局及び特別記念局の開設基準(PDF形式/JARL Web)
・JARL特別局または特別記念局を開設するには…(JARL
Web)

アイコム株式会社は2023年4月5日、D-STAR対応機のレピータリストとメモリーデータの更新を行い、最新版(バージョン名は「230405」)の公開を開始した。またD-STARレピータの新設に伴い、同社が作成しているPDF版のレピータマップも更新された。詳細は以下の通り。
<今回更新されたデータの内容、機種名/製品名、バージョン>
・JP3YJE新設
●CS-80/880(クローニングソフト)、ID-80/880
・レピータリスト バージョン230405
●CS-31(クローニングソフト)、ID-31
・レピータリスト&メモリデータ バージョン230405
●CS-31PLUS(クローニングソフト)、ID-31PLUS
・レピータリスト&メモリデータ バージョン230405
●CS-51(クローニングソフト)、ID-51
・レピータリスト&メモリデータ バージョン230405
●CS-5100(クローニングソフト)、ID-5100
・レピータリスト&メモリデータ バージョン230405
●CS-4100(クローニングソフト)、ID-4100
・レピータリスト&メモリデータ バージョン230405
●CS-51PLUS/CS-51PLUS2(クローニングソフト)、ID-51アイコム50周年記念モデル、ID-51新機能プラスモデル、ID-51
新機能プラスモデルII
・レピータリスト&メモリデータ バージョン230405
●CS-9100(クローニングソフト)、IC-9100
・レピータリスト バージョン230405
●IC-7100
・レピータリスト&メモリデータ バージョン230405
●CS-9700(クローニングソフト)、IC-9700
・レピータリスト&メモリデータ バージョン230405
●RS-MS1A 、 RS-MS1I(スマートフォンアプリ用)
・レピータリスト バージョン230405
●CS-705(クローニングソフト)、IC-705
・レピータリスト&メモリデータ バージョン230405
●CS-52(クローニングソフト)、ID-52
・レピータリスト&メモリデータ バージョン230405
詳細は下記関連リンクから。
●関連リンク:
・D-STARダウンロード(アイコム D-STARサイト)
・D-STARレピータ全国マップ最新版 PDFダウンロードページ(アイコム)
・アイコム アマチュア無線コーナー

2023年4月8日(土)21時から4月9日(日)12時までの15時間にわたり、JARL信越地方本部主催による「第70回 信越アマチュア局非常通信コンテスト(略称「JA0-OSOコンテスト」)」が、各局に許可されている範囲内の全電波型式(135/475kHz帯、3.8/10/18/24MHz帯およびレピーター、衛星通信、VoIP、遠隔操作局は使用不可)で行われる。ジュニア部門(平成17年4月2日以降に生まれた方が対象)の設定や、委員会の裁量により委員会特別賞(賞状)などが贈られる。また、今回は70回目の開催を記念して、提出してもらった電文の中から本コンテストの主旨に合った電文を選び表彰する「電文賞」を用意したという。
参加資格は0エリア(信越管内)在住の同エリア内で運用するアマチュア局(ゲストオペ不可、コンテスト参加中の同一県内での範囲内で移動は認める)。交信は「送信開始時刻、コンテストナンバー、電文(クンレンを含め15~20字程度で3種類以上を用意し使い分けるなど)、送信終了時刻」を交換し合う形式となる。
なおコンテストナンバーは、「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「001形式」で、「001形式」は全バンドを通じて一連番号を使うことを定めている。
紙ログの締め切りは4月24日(月)消印有効、郵便以外の方法の場合は4月25日(火)必着。得点の算出方法(加点、減点など)や書類の作成方法などに関するルールが細かく決められている、
結果公表後に自身の減点内容を知りたい場合には、長3封筒へ返送先の住所・氏名を記入し、94円切手を貼ったSASE、もしくは電子メールでコンテスト委員会まで問い合わせのこと。詳細は下記の関連リンクから「第70回 信越アマチュア局非常通信コンテスト(JA0-OSOコンテスト)規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第70回 信越アマチュア局非常通信コンテスト規約(PDF形式)
・JARL信越地方本部コンテスト委員会
・JARL信越地方本部

株式会社JVCケンウッドは2023年4月5日、TH-D74のD-STARレピータリストの更新を行い、新バージョン「Ver.20230405」を公開した。
TH-D74のD-STARレピータリスト更新は2023年3月13日に公開された「Ver.20230313」以来となる。詳細は以下の通り。
<今回データが更新されたD-STARレピータリストのバージョンと内容>
●TH-D74 レピータリスト: Ver.20230405 (2023年4月5日版)
追加修正内容:
・「JP3YJE A」(京都伏見430)を追加しました。
JVCケンウッドは「TH-D74には、出荷時にあらかじめD-STARレピーターリストが書き込まれています。D-STARレピーターの開設状況などに応じて、レピーターリストが更新されることがあります。最新のレピーターリストファイルをお客様ご自身でダウンロードし、メモリーコントロールプログラム MCP-D74、または市販のmicroSDメモリーカードを使用して、お手持ちのTH-D74に書き込むことができます」と説明し、その手順をWebサイトで公表している。
TH-D74 D-STARレピータリストの詳細は下記関連リンクから。
●関連リンク: TH-D74 D-STAR レピーターリスト(JVCケンウッド)

「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから6周年を迎え、レギュラー陣の平均年齢も75.3歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2023年4月2日(日)21時30分からの第356回放送。前半では学生時代の生活について。小さなアパートや寮生活の思い出や銭湯通いを振り返った。続いて「最近どこかに散歩した?」という話題から、JA1NFQ 中島氏が東京都千代田区九段の関東総合通信局に相談のため出向いたことを報告。その後は“電波監理局”の話題で盛り上がった。
番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」は、養成部の野本氏が登場。担当している関西、四国、東北地域の養成課程講習会(3アマ・4アマの集合講習)の業務を紹介した。
番組音源は下記関連リンクにあるページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)

2023年4月5日付の「D-STAR NEWS」によると京都府京都市伏見区に430MHz帯のD-STARレピータ局(DV)、JP3YJEが新規に開設され、同日からインターネット接続で運用を開始した。
公表された内容は下記のとおり。
・コールサイン: JP3YJE
・周波数: DV 434.08 MHz(uplink/downlink逆転)
・設置場所: 京都府京都市伏見区深草大亀谷岩山町
・ローカルIP: 10.0.2.81
・運用開始日: 令和5年4月5日(インターネット接続)
●関連リンク: 京都府京都市伏見区にD-STARレピータ開設(JARL D-STAR NEWS)

アマチュア無線業務日誌の定番ソフト(フリーウェア)として、多くの無線家に愛用されている「Turbo HAMLOG(通称「ハムログ」)」。そのWindows版が2023年3月31日に「Ver5.38」としてバージョンアップ(初期設定で8Jや8Nで始まるコールサインはQSLカードを発行しないなど)したが( 2023年3月31日記事 )、今回「その後の進捗状況」として、4日後の4月4日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのWindows版が2023年3月31日に「Ver5.38」としてバージョンアップしたが、今回「その後の進捗状況」として、2023年4月4日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。
今回更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。
その後の進捗状況(2023/4/4の更新内容)
※Ver5.38に上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sでALL.TXTを開く場合、初期フォルダは必ずWSJT-XやJTDXのフォルダとなるよう変更。関係ないテキストを開いてしまった場合戻すのが大変なため。
・QSOデータチェッカーに移動エリアが/Pだけのチェックを追加。
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.38
・Turbo HAMLOGホームページ

2023年4月3日、総務省は2023年2月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2023年1月末のデータから1か月間で879局減少し、371,245局となった。以前までの▲1,000局/月以上と比べれば緩やかな減少スピードと言えるが、今回のデータでは再び▲1,000局/月に近づきつつある。

対前月比でのアマチュア局の減少数推移を見ると、今回公表された2023年1月末のデータは対前月比で▲673局。以前までの▲1,000局/月以上と比べれば、まだ緩やかな減少スピードと言えるが、今回のデータでは再び▲1,000局/月に近づきつつある

アマチュア局登録の多いエリア順に並べると、1エリア(関東管内)は11万局以上の登録があるが、2番目は2エリア(東海管内)で3位が3エリア(近畿管内)、そして4位には7エリア(東北管内)、5位は8エリア(北海道管内)、6位は6エリア(九州管内)と続く
アマチュア局は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年4月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。ピーク後に最高となった43万6,389局から83か月間で65,144局減少した。
●2023年2月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳
・1エリア(関東管内): 109,778局(109,946局)
・2エリア(東海管内): 47,361局(47,503局)
・3エリア(近畿管内): 45,115局(45,214局)
・4アリア(中国管内): 22,357局(22,382局)
・5エリア(四国管内): 17,142局(17,168局)
・6エリア(九州管内): 30,907局(31,009局)
・7エリア(東北管内): 38,599局(38,731局)
・8エリア(北海道管内):33,835局(33,965局)
・9エリア(北陸管内): 8,879局(8,922局)
・0エリア(信越管内): 15,097局(15,124局)
・6エリア(沖縄管内): 2,175局(2,160局)
※カッコ内の数字は2023年1月末の局数を表す
パーソナル無線局は、沖縄総合通信事務所管内が2020年7月末のデータから0局、北陸総合通信局管内が2020年12月末のデータから0局、四国総合通信局管内が2021年6月末のデータから0局、近畿総合通信局管内が2021年7月末のデータから0局、中国総合通信局管内と北海道総合通信局が2021年8月末のデータから0局、九州総合通信局管内、東北総合通信局管内、信越総合通信局管内が2021年10月末のデータから0局となり、それぞれの管内からパーソナル無線局は消滅。
さらに、2021年11月末の時点では関東総合通信局管内と東海総合通信局管内の各1局が残っていたが、今回のデータでは0局になっている。最後の1局(関東管内)の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったので、12月20日をもって「パーソナル無線」は完全に消滅しまっている。
●関連リンク: 無線局統計情報(総務省)