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hamlife.jp (2024/11/28 19:35:23)
現在データベースには 6137 件のデータが登録されています。
日本における、2022年7月30日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局から、7月に入って5回目の更新発表があった。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
近畿総合通信局は免許を受けずにアマチュア無線局を開設し、電波法第4条第1項の規定に違反した京都市在住の第四級アマチュア無線技士の資格を有する無線従事者に対し、その業務に従事することを43日間停止する行政処分を行った。本件は、6月15日に同総合通信局が京都府向日町警察署とともに実施した不法無線局の共同取り締まりで電波法令違反の事実が発覚し摘発。その後、取り締まりを行った警察署へ告発された男に対する処分とみられる( 2022年6月16日記事 )。
「令和4年度電波利用環境保護活動用」のイメージキャラクターは、グラビアアイドルで女優としても活躍する都丸紗也華。キャッチコピーは「守ろうよ! 電波は大切なライフライン」
近畿総合通信局が発表した内容は次のとおり。
近畿総合通信局は、捜査機関との共同取締りで摘発した無線従事者に対して、電波法に基づく行政処分を行いました。
1.違反の概要および行政処分の内容
被処分者: 京都市在住(69歳)
違反概要: 免許を受けずにアマチュア無線局を開設し、電波法第4条第1項の規定に違反した。
処分内容:
無線従事者(第四級アマチュア無線技士)として、その業務に従事することを、本日から43日間停止する。
2.行政処分の根拠
無線従事者の従事停止処分は、電波法第79条第1項に基づくものです。
3.関係法令および適用条項(電波法抜粋)
第4条第1項(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)
第79条第1項(無線従事者の免許の取消し等)
総務大臣は、無線従事者が左の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は三箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基く命令又はこれらに基く処分に違反したとき。
近畿総合通信局は「法令遵守に関する周知の徹底と電波監視により電波利用秩序の維持を図り電波法令違反に対しては厳正に対処してまいります」と説明している。
↓この記事もチェック!
<京都府大山崎町の路上で不法局の取り締まり>近畿総合通信局、免許を受けずに無線局(不法アマチュア無線)を開設していた男を警察署へ告発
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 近畿総合通信局 電波法違反の無線従事者に対する行政処分-無線従事者の従事停止処分
2022年8月20日(土)と8月21日(日)に東京・有明の東京ビッグサイトで開催される「ハムフェア2022」。主催者である一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)アマチュア無線フェスティバル実行委員会は、新型コロナウイルス感染症対策の取り組みの中で、行事参加者(出展者・来場者等)の氏名・連絡先の把握するため「ご来場者の連絡先等の把握にご協力のお願い」を発表。混雑緩和のため、ハムフェアへの来場を予定している場合は、事前に「ハムフェア2022インフォメーション」Webサイトから「連絡先記入用紙」をダウンロード、プリントして必要事項を書き込んでお持ちいただきたいと案内している。あわせて「新型コロナウイルス感染防止対策の観点によるご来場の際の注意事項」の中で、マスクの着用や消毒液の使用、来場者間の距離の確保など周知を行っている。
多くの来場者で賑わうハムフェア会場(2019年の様子)
JARLアマチュア無線フェスティバル実行委員会委員会が発表した「ご来場の皆様へ-混雑緩和のお願い-」は以下のとおり。
ご来場の皆様へ-混雑緩和のお願い-
来場者の皆様の連絡先につきまして、「連絡先記入用紙」に必要事項をご記入いただき、会場へ入場する際に提出をお願いいたします。
◆連絡先記入用紙
混雑緩和のために、事前にご準備いただきますようご協力をお願いいたします。
会場入口付近の混雑緩和のため、「ハムフェア2022インフォメーション」Webサイトから、PDFデータの「連絡先記入用紙」をあらかじめダウンロード、プリントして必要事項を記入してほしいと案内している
新型コロナウイルス感染防止対策における「来場の際の注意事項」「感染防止への取り組み」などについても呼び掛けている
なお、ハムフェア会場内のレイアウトは、「【ハムフェア2022】<企業、クラブなど162団体が参加>事前にチェック! JARL、『ハムフェア2022』会場内のブース配置図(小間割り)を発表」の既存記事( 2022年7月18日記事 )で確認ができる。
●「ハムフェア2022」情報提供のお願い(このバナーをクリック!)
●関連リンク:
・連絡先記入用紙>混雑緩和のお願い、ハムフェア会期中に入場整理券等のご購入を予定されている皆様へ-ご来場者の連絡先等の把握にご協力のお願い-(JARL
Web/PDF形式)
・ハムフェア2022インフォメーション(JARL Web)
7月27日、東海総合通信局は静岡県御殿場警察署とともに静岡県駿東郡小山町の国道246号線おいて車両に開設した不法無線局の取り締まりを実施し、自己の運転するトレーラーにアマチュア無線機を設置し、免許を受けず不法な無線局を開設していた運転手1名を電波法違反容疑で摘発した。
東海合通信局が発表した内容は次のとおり。
総務省東海総合通信局は、7月27日に、静岡県御殿場警察署と共同で消防・救急無線、鉄道無線、警察無線などへの妨害原因となる不法無線局の取り締まりを実施し、不法無線局の開設者1名を電波法違反容疑で摘発しました。
1.実施日時・場所
7月27日(水) 静岡県駿東郡小山町 国道246号線
2.概要
不法無線局を開設していたトレーラー運転手1名を電波法第4条違反容疑で摘発しました。
被疑者: 静岡県伊豆市在住の男性(68歳)
容疑の概要:
自己の運転するトレーラーにアマチュア無線用の無線機を設置し、不法に無線局を開設した。
【取り締まりの様子】
【設置されていた無線設備】
3.適用条文
(1)電波法第4条(無線局の開設)
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下省略)」
(2)電波法第110条(罰則)
「次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
~第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者(一部略)」
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 東海総合通信局 不法無線局の開設者1名を電波法違反容疑で摘発<静岡県御殿場警察署と共同取締りを実施>
株式会社三才ブックスは2022年8月22日(月)に、今年で7冊目となる特定小電力無線、合法CB無線(市民ラジオ)など、特別な資格を必要としないで楽しめる「ライセンスフリー無線」の最新情報を1冊にまとめたムック「ライセンスフリー無線完全ガイド Vol.7」を刊行する。同書は、話題の特定小電力トランシーバー、アルインコ「DR-PM300SE」をはじめ、人気急上昇中の激安中華特小機、八重洲無線のフリラー(ライセンスフリー無線愛好者)向けデジタル簡易無線機「FTM-320R」などを網羅。サイエンテックスのSR-01次期モデルに関するインタビューや、一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)が取り組む市民ラジオの新スプリアス問題の取材記事など、今号も盛りだくさんな内容だ。特別付録「ライセンスフリー無線手帳 2022-2023」付きで価格は1,870円(税込)。なおハムフェア2022会場の「JJ1YQF ラジオライフ無線クラブ」(ブース番号:C-40)で先行発売(限定部数)する予定だ。
フリラーにとって待望の1冊! 年1回のペースで、この時期に発刊される「ライセンスフリー無線完全ガイド」。その第7弾となる情報満載のムックが、8月22日(月)に月刊誌「ラジオライフ」で知られる三才ブックスから発売される。
本誌購入特典として、アルインコから発売された、新コンセプトの特定小電力トランシーバー「DR-PM300SE」モニター機の貸し出しや、各種プレゼント企画も用意している。掲載されている内容は下記のとおり。
◆「ライセンスフリー無線完全ガイド Vol.7」の概要
★発売日: 2022年8月22日(月)全国書店発売
★定価: 1,870円(税込)
★発行: 株式会社 三才ブックス
★体裁: B5判/96ページ+付録付き
<巻頭特別企画>
・車載・基地局用特定小電力トランシーバ「アルインコ DR-PM300SE」
・フリラー向けデジ簡モービル機比較! DR-DPM61の対抗馬! FTM320R登場!
・今だからこそ気になる、サイエンテックス製市民ラジオ
・その発祥から60年以上の歴史を知る男が語る、ライセンスフリー無線の源流はCB無線だ
・モチゴメクラブ無線部がライセンスフリー無線完全ガイドにやってきた Vol.3
・激安中華特定小電力トランシーバ、T48&T518運用レポート
<第1章 アウトドアで遊ぶフリラ編>
・エメラルドグリーンの海に囲まれた石垣島から楽しむ市民ラジオ
・ライセンスフリー無線で駅前QRV!
・山岳移動運用の楽しみ方
・里山散策しながら移動運用を楽しもう
・ぴっちょりーな★のキャンツーフリラ運用だぞっ?
<第2章 こだわりのフリラ編>
・アルカリ乾電池頂上決戦
・特小マルチレピーター、DJ-P113Rモニターレポート
・JARDの取り組みはどこまで進んでいる? 「旧規格」で作られた市民ラジオの新スプリアス対応
・市民ラジオ新技適プロジェクト
・今だから聞きたいハイソニックテクニカルの話
<第3章 フリラのモービル編>
・こはるデリカ・スターワゴン
・ももすけランドクルーザー
・プロの取り付けテクニックを盗もう! モービル無線機取り付け図鑑
<第4章 カタログ編>
・デジタル簡易無線機カタログ
・デジ簡アンテナカタログ
・特定小電力無線機カタログ
・市民ラジオカタログ
・デジタル小電力コミュニティ無線カタログ
<第5章 資料編>
・デジタル簡易無線(登録局)の個別・包括申請の方法
・無線ショップリスト
・プレゼントのお知らせ
同誌に関する情報は下記関連リンクから。また予約・購入は下のAmazonリンクが便利だ。
なお、先行発売(限定部数)を予定している「JJ1YQF ラジオライフ無線クラブ」のブース番号「C-40」は、「【ハムフェア2022】<企業、クラブなど162団体が参加>事前にチェック! JARL、『ハムフェア2022』会場内のブース配置図(小間割り)を発表」の既存記事( 2022年7月18日記事 )で場所の確認ができる。
●「ハムフェア2022」情報提供のお願い(このバナーをクリック!)
●関連リンク: 株式会社三才ブックス
特別な資格がいらないで交信が楽しめる無線ジャンル「ライセンスフリー無線」。そんな“フリラー(愛好家)”たちが楽しみにしている真夏の祭典! 一斉交信イベント「SUMMER VACATION=サマーバケーション(SV)2022」が、2022年7月30日(土)21時から31日(日)15時までの2日間にわたり開催される。夏休み期間中なので、学生のフリラーの参加が多いのも特長だ。送信出力の弱いライセンスフリー無線だけに、見晴らしのよい、高い場所からの移動運用を思う存分楽しもう。もちろんコロナ禍の折、三密(密集、密接、密閉)を避けて参加することも忘れずに。
お泊りで移動運用が楽しめる真夏のイベントとして、参加局も多い「SUMMER
VACATION(SV)」。ゲリラ豪雨に雷雲など、急なお天気の変化にも十分して、見晴らしとよい場所からライセンスフリー無線を思う存分楽しもう
ライセンスフリー無線愛好家、通称“フリラー”たちが楽しみにしている一斉交信イベント「SUMMER VACATION(SV)2022」が開催される。今回も「三密(密閉、密集、密接)を避け」「ソーシャルディスタンス(社会的距離の確保、人的接触距離の確保)」「感染拡大を予防する新しい生活様式」を守りながらではあるが、ロケーションの良い場所からの移動運用で、遠距離交信を楽しめるチャンスに期待が膨らむ。
それぞれライセンスフリー無線では、メインに使われるチャンネルが通例として決まっている。27MHz帯の合法CB無線(市民ラジオ)では、3ch(27.040MHz)/6ch(27.112MHz)/8ch(27.144MHz)の使用頻度が高い。
一方、「特定小電力無線」は、周波数的にグランドウェーブによる交信が中心となる。使用頻度が高いのは422.225MHz(アルインコ表記で「L3」、アイコムなどの表記では「14ch」)。また351MHz帯の「デジタル簡易無線(登録局)」の場合は、呼び出しチャンネル15chを受信し、交信チャンネルを指定して移動。「デジタル小電力コミュニティ無線」は呼び出しチャンネル18chを受信し、交信チャンネルを指定して移動して交信を…。それぞれ効率よく交信を楽しもう!
この時期はEスポ(スポラディックE層)シーズン真っ盛りである。合法CB無線(市民ラジオ)では遠距離交信に期待が持てるほか、特定小電力無線、デジタル簡易無線登録局ではラジオダクト(大気中の通路)の発生で異常伝搬があるかも!? 思い思いの場所に移動し、普段は繋がりにくいエリアとの交信に挑戦してはいかがだろうか。
2019年から新たに加わった、142/146MHz帯を使用する「デジタル小電力コミュニティ無線」も注目のライセンスフリー無線ジャンルの1つだ。呼び出しチャンネル(18ch)でCQを出して、ほかの空いているチャンネルに移動して交信を行う。
特定小電力無線機(10mW機)の50倍の送信出力500mWで、技術基準適合証明(工事設計認証)に登録されている利得の高いアンテナに交換すれば、遠距離交信を狙うことも期待できる。また、送信のたびにGPS位置情報を相手局に送るので、どれくらい離れた場所から電波が届いているか容易に把握することができるのも特長の1つだ。
ここで注意したいのが、GPS機能を標準装備しているデジタル小電力コミュニティ無線。規格上、GPSデータの送信を止めることができないため、自宅から運用すると、その場所が判明してしまうことになる。その点も十分理解して楽しもう。
なお、フリラー有志により「移動運用イベントに関するガイドラインの呼びかけ」が行われている。「荒天時の対応について」など、詳しくは下記の関連リンクから「2000年以降の移動運用イベントに関するガイドラインの呼びかけについて」にアクセスして確認してほしい。
Eスポが発生すると8チャンネルすべてが賑わう合法CB無線(市民ラジオ)の一方で、特定小電力無線やデジタル簡易無線登録局は、ラジオダクトの発生で遠距離交信に挑戦しよう。「集中呼び出しタイム」も要チェックだ!
●「SUMMER VACATION=サマーバケーション(SV)2022」実施要綱
■開催日時:
2022年7月29日(土)21:00~7月30日(日)15:00
■運用するバンド:
・合法CB無線(市民ラジオ)
・特定小電力無線
・デジタル簡易無線登録局
・デジタル小電力コミュニティ無線
■集中呼び出しタイム:
・市民ラジオは開催時間(09:00~15:00)中の毎時30分
・特定小電力無線は開催時間(09:00~15:00)中の毎時00分
●関連リンク:
・市民ラジオ(ウィキペディア)
・特定小電力無線(ウィキペディア)
・簡易無線/デジタル簡易無線(ウィキペディア)
・デジタル小電力コミュニティ無線(ウィキペディア)
・ライセンスフリーラジオ(ウィキペディア)
・2000年以降の移動運用イベントに関するガイドラインの呼びかけについて(CITIZENet
)
日本アマチュアSSTV協会(JASTA)はSSTV(Slow Scan Television)のアクティビティ向上のため、日本時間の2022年8月1日(月)9時から9月1日(木)9時までの1か月間にわたり、「第43回 SSTVアクティビティコンテスト」を開催する。交信対象はアマチュア無線の資格を持ちSSTVの免許を受けている局(海外局も含まれる)で、3.5MHz帯以上の自局に免許された周波数帯を使用する。同コンテストは2017年の第40回を最後に休止していたが、昨年、再開を望む声多く3年ぶりに復活したSSTVに特化したコンテストだ。なお、注意事項として「14.230MHz周辺でのコンテストQSOを禁止します。14.330MHz中心に運用してください」と案内している。
コンテストの呼び出し方はとくに定めはなく、ナンバー交換は「RSV符号による相手局のシグナルレポート」+「001から始まる連番(連番の桁が足りなくなったら桁を増す)」。可能なかぎり、自分の顔が写っている画像(手描きのイラストも可)に自局のコールサインとコンテストナンバーを入れて送信するとしている。画像の白黒、カラーは問わない。
完全なコンテストナンバー交換をもって、3.5~28MHz帯(7MHz帯は7.1MHz以上を推奨)は1点、50~430MHz帯は2点、1200MHz帯以上は3点。マルチプライヤーはバンドに関係なく、JAの各エリア、JAを除くDXCCエンティティー(JD1はDXCCエンティティーとしてカウント)、運用日数(1日の運用は1マルチとして、10日間以上運用しても最大10マルチまで)となる。総得点はポイントの和×マルチの和として計算を行う。
なお、「14MHz帯については、14.230MHz周辺はDX通信とのQRMが多いとの各国DXerからのクレームが大きいので、14.230MHz周辺でのコンテストQSOを禁止します。14.330MHz中心に運用してください。海外局には、『他局からのクレーム等で禁止周波数での運用が発覚した場合は“失格”扱いとします』とアナウンスします」と案内している。
ログ提出はJASTAが定めたフォーマットで記入したシートを電子メールのみで受け付ける。締め切りは9月10日(土)まで。詳しくは「第43回 SSTVアクティビティコンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第43回 SSTVアクティビティコンテスト規約
・第43回
SSTVアクティビティコンテスト規約(日本語&英語/PDF形式)
・日本アマチュアSSTV協会/JASTA:Japan Amatuer Slowscan Television Assocation
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2022年7月21日 夜に放送した第532 回分がアップされた。
2022年7月21日(第532回)の特集は「最近の話題」。最近開催されたコンテストについて、HFや50MHz帯の良好なコンディション、7月16~17日の「関西アマチュア無線フェスティバル」会場がにぎわったのではないか? といった話題を紹介。続いて7月30~31日に行われるライセンスフリー無線の交信パーティー「SV2022」の案内を行った。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第532回放送
・QRL Facebookページ
7月27日、近畿総合通信局は免許を受けずにアマチュア無線局を開設していた第三級アマチュア無線技、および第四級アマチュア無線技士の資格を有する無線従事者に対し、7月27日から43日間にわたる無線従事者の従事停止処分を行った。なお本件は、6月7日に同総合通信局が実施した捜査機関との不法無線局の共同取り締まりで電波法令違反の事実が発覚し、取り締まりを行った地元警察署へ告発した大阪府門真市在住の女に対する処分と思われる( 2022年6月8日記事 )。
近畿総合通信局が発表した内容は次のとおり。
近畿総合通信局は、捜査機関との共同取り締まりで摘発した無線従事者に対して、電波法に基づく行政処分を行いました。
違反の概要および行政処分の内容
被処分者:
大阪府門真市在住(45歳)
違反概要:
免許を受けずにアマチュア無線局を開設し、電波法第4条第1項の規定に違反した。
処分内容:
無線従事者(第三級アマチュア無線技士および第四級アマチュア無線技士)として、その業務に従事することを、7月27日から43日間停止する。
《参考》電波法違反適用条文(抜粋)
電波法第4条(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。
(以下省略)
電波法第79条第1項(無線従事者の免許の取消し等)
総務大臣は、無線従事者が左の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は三箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したとき。
(以下省略)
近畿総合通信局は「法令遵守に関する周知の徹底と電波監視により電波利用秩序の維持を図り電波法令違反に対しては厳正に対処してまいります」と説明している。
↓この記事もチェック!
<京都府八幡警察署管内で取り締まり>近畿総合通信局、免許を受けず不法にアマチュア無線機を設置していた女を告発
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 近畿総合通信局 電波法違反の無線従事者に対する行政処分-無線従事者の従事停止処分-
株式会社JVCケンウッドは、2022年8月20日(土)と8月21日(日)に東京・有明の東京ビッグサイトで開催される「ハムフェア2022」で、日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)コーナーにおける同社ブース(D-01)の展示内容を事前発表した。「アクティブハムライフ~軽キャンパーでフィールド運用を楽しもう!」をテーマに、発売中の無線機ラインアップを展示しながら、HF帯アマチュア無線機のアウトドアでの移動運用の楽しさを訴求するとしている。また、国際宇宙ステーション(ISS)に搭載しているアマチュア無線「TM-D710GA」特別仕様モデルも展示。あわせてブース外観イメージも公表した。さらに今回、バーチャル社員でVTuberの「波澄りお(はすみりお)」が映像で登場し、ブース内の各展示コーナーを紹介する。概要は次のとおり。
株式会社JVCケンウッドは、8月20日(土)、8月21日(日)の2日間、東京ビッグサイトで開催される「アマチュア無線フェスティバル ハムフェア2022」に出展します。
当社ブースでは、「アクティブハムライフ~軽キャンパーでフィールド運用を楽しもう!~」をテーマに、HF帯アマチュア無線機のアウトドアでの移動運用の楽しさを訴求します。また、ケンウッドブランドより発売中の無線機ラインアップを展示し、実機に触れて操作性の確認や受信体験をしていただけるほか、当社バーチャル社員でVTuberの「波澄りお(はすみりお)」が映像で登場し、ブース内の各展示コーナーを紹介します。
1.アウトドアでのHF移動運用の楽しさを訴求
HF帯アマチュア無線機を屋外に持ち出して、アウトドアで移動運用する楽しさを訴求します。軽自動車のキャンピングカー、キャンプセット、当社製ポータブル電源の展示に加え、森の音をライブ配信する当社のインターネットサービス「Forest Notes」による音の演出で移動運用を身近に感じていただきます。
2.HF帯アマチュア無線機のフラッグシップモデルHF/50MHzトランシーバー「TS-990」
トップクラスのDX’erをターゲットとするHF帯アマチュア無線機の当社フラッグシップモデル「TS-990」を展示。デュアルレシーバーの搭載やフルダウンコンバージョン構成などによるシリーズ最高の受信性能を備えた最高級モデルを体験いただきます。
3.DX’erの実戦運用に応えるHF/50 MHzトランシーバー「TS-890」
「TS-990」に搭載した数々の技術を継承させた、同機に次ぐハイエンドモデル「TS-890」を展示。「TS-990」譲りの基本性能と質感を兼ね備え、DX’erの実戦運用に応える高級実戦機を体験いただきます。
4.普及価格帯クラスの実戦機HF/50MHzトランシーバー「TS-590G」
入門者からDX’erまで幅広いユーザーを対象とする普及価格帯クラスの実戦機として、高い受信基本性能を備えた「TS-590G」を展示。操作性や受信性能を体験いただきます。
5.特定小電力トランシーバー、デジタル簡易無線機(登録局)の各種ラインアップを展示
レジャーからビジネスまで幅広く使用可能な特定小電力トランシーバーと、昨年9月に発売したデジタル簡易無線機(登録局)「TPZ-D563BT」などを展示します。
6.国際宇宙ステーションに搭載の「TM-D710GA」特別仕様モデルを展示
高い品質と信頼性がARISS(Amateur Radio on the International Space Station)に認められ、国際宇宙ステーションで主にARISSスクールコンタクトや音声レピーター、SSTVなどのサービス運用で活用されている「TM-D710GA」の特別仕様モデルを展示します。
7.社バーチャル社員でVTuberの「波澄りお」が映像で登場
7月18日にVTuberデビューした当社バーチャル社員の「波澄りお」(7月11日広報発表)が映像で登場し、ブース内の各展示コーナーの紹介を通じて無線の楽しさを伝えます。
●「波澄りお(はすみりお)」プロフィール
JVCケンウッドのバーチャル2年目社員、ファンネームは「りお公」。2022年7月からTwitterアカウント「@HasumiRio_JP」を開設。YouTubeチャンネル「RIO
CHANNE-波澄りお」で活躍中。
●【初配信】波澄りおの初配信【VTuber 波澄りお】
※画面をクリックすると動画がスタートします。
※本年は感染症対策のため、例年開催しているブースイベントは中止します。
なお、「株式会社JVCケンウッド」のブース番号「C-01」は、「【ハムフェア2022】<企業、クラブなど162団体が参加>事前にチェック! JARL、『ハムフェア2022』会場内のブース配置図(小間割り)を発表」の既存記事( 2022年7月18日記事 )で場所の確認ができる。
●「ハムフェア2022」情報提供のお願い(このバナーをクリック!)
●関連リンク:
・「アマチュア無線フェスティバル ハムフェア2022」
JVCケンウッドブースのご案内~HF帯アマチュア無線機のアウトドアでの移動運用の楽しさを訴求~(JVCケンウッド)
・黒杜えれんに続く、当社によるキャラクタープロデュースの第二弾バーチャルキャラクター・波澄りおがVTuberデビュー(JVCケンウッド)
・RIO CHANNEL-波澄りお(YouTube)
・波澄りお(Twitter)