無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
リンク 単体表示
hamlife.jp (2024/11/28 18:35:32)
現在データベースには 6137 件のデータが登録されています。
株式会社三才ブックスは7月25日(月)に月刊誌「ラジオライフ」2022年9月号を刊行する。今号は特別企画で「ラジオ送信所を巡ってアンテナを考察」、第3特集でアルインコの名機の系譜を振り返る「アルインコ立志伝」を掲載、同社がハムフェア2022会場で発表予定の新機種についても触れている。
月刊「ラジオライフ」2022年9月号表紙
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。三才ブックスが刊行している月刊誌「ラジオライフ」は1980年の創刊で、2022年9月号は通巻で499号となった。今号のおもな無線関連の記事は次のとおり。
<特別企画>現地で見上げて分かる電波塔としての構造「ラジオ送信所を巡ってアンテナを考察」
ラジオ特集の中で、電波の発信源として送信所の写真を掲載してきた。送信所は建造物としての勇姿以上に、アンテナの形式から電波塔としての役割を見て取ることができる。現地に立って分かる送信所巡りの醍醐味だ。誌面の関係で紹介し切れなかった電波塔の素顔を紹介しよう。
<第3特集>独自性で無線業界に衝撃を与え続けるメーカー「アルインコ立志伝」
全アマチュア無線機に受信機、そしてデジタル簡易無線と特定小電力トランシーバ。これらの新製品が登場するたびに、「欲しかった機能」や「思いも寄らない機能」でユーザーをビックリさせてくれるメーカー、アルインコ。その独創性はどこから生まれてくるのか、その歴史を紐解いていこう !
<モービル機エアーバンド受信インプレ>
・アイコム 民間航空機のエアーバンドを2波同時受信
144/430MHz帯FM無線機 IC-2730
<ブルーインパルス受信ガイド>
・各課目の交信内容と撮影のポイント Act4
<RLエアーバンド インフォメーション>
・山口県 航空自衛隊 防府航空祭2022リポート
< ヴァイオリン弾き 琴羽しらすの今度は無線で知らせます>
・vol.11 交信で使われるQから始まる3文字の略号とハムことば
<ライセンスフリー無線の世界>
・中華特小「T48」「T518」比較リポート
<工作チャレンジ>
・鉄道サウンドシリーズにモノレールが加わった!「舞浜リゾートライン発車ベル発生器」
↓この記事もチェック!
<Kindleや楽天koboほか、読み放題も…>配信スタート!
ヤバかった時代(1980年代&1990年代)の月刊誌「ラジオライフ」が電子書籍で蘇る
月刊「ラジオライフ」2022年8月号の購入は、下記のAmazonリンクが便利だ。
●関連リンク: 三才ブックス
JARL福島県支部は2022年7月25日(月)から31日(日)までの1週間にわたり、アマチュア無線局とSWLを対象とした「第53回 全福島マラソンQSO」を、各アマチュアバンド(無線局免許状の記載範囲内)のFM/SSB/AM/CWで開催する。今回は「JI」&「JQ」プリフィックス局との交信は、得点が2倍にカウントされる特別ルールがある。
「全福島マラソンQSO」でユニークなのが、「特定の呼び出し符号の局との交信または受信は得点を2点とする。特定の呼び出し符号は毎回支部で決定し発表する」というルールだ。今回のマラソンQSOで得点が2倍になる特定呼び出し符号は、プリフイックスが「JI」「JQ」と発表している。
交信対象は福島県内局が全世界、県外局は福島県内で運用する局。また特定のナンバー交換は行わず、通常の交信(SWLは受信)で成立。1回の完全な交信、または受信を1点、同一局との交信、または受信は周波数帯が異なればそれぞれ1回の得点となる。
失格を含むすべての参加者に「参加証」が発行される。参加証4枚で賞状と副賞が贈られる(福島県の形になる参加証4枚のコピーか現物を支部へ送付。大会ナンバーが連続しなくても福島県の形になればOK)。
ログの締め切りは8月31日(水)当日消印有効。詳しくは「第53回 全福島マラソンQSO規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第53回 全福島マラソンQSO規約
・全福島マラソンQSO参加賞申請方法
・JARL福島県支部
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)空知留萌支部は、2022年7月24日(日)に「空知留萌支部大会」を美唄市地域人材開発センターで開催する。JARL NEWS 2022年夏号で下記のように発表されている。
●JARL空知留萌支部「空知留萌支部大会(ハムの集い)」
・日時: 2022年7月24日(日)13:00~
・会場: 美唄市地域人材開発センター
北海道美唄市東明1条1丁目2-1 電話 0126-63-4218
・内容:
事業・会計報告
QSLカードの転送サービス
JARL入会受付
・その他:
例年より簡略、短時間の開催を予定
新型コロナウィルス感染防止の観点から、当日発熱のある方、体調不良の方は参加を控えてください。また、参加される方はマスクの着用をお願いします。
●関連リンク: 2022支部大会日程(JARL北海道地方本部)
神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・3・5金曜日に流され、第2・第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2017年7月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。
2022年7月15日の第149回放送は、JH1OSB 小濱氏がなぜか収録に現れずJK1BAN 田中氏のみで進行。リスナーから届いたメールをまとめて紹介した。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QSY 第149回放送
・QSYゆるーく無線を楽しむ(YouTube)
・QSY 番組案内ページ
アマチュア無線業務日誌の定番ソフト(フリーウェア)として、多くの無線家に愛用されている「Turbo
HAMLOG(通称「ハムログ」)」。そのWindows版が2022年7月11日に「Ver5.36a」としてバージョンアップ(部分文字列検索の仕様変更など)したが( 2022年7月13日記事
)、今回「その後の進捗状況」として、7月18日→7月20日→7月21日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのWindows版が2022年5月9日に「Ver5.36」としてバージョンアップしたが、今回「その後の進捗状況」として、2022年7月18日→7月20日→7月21日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。
その後の進捗状況(2022/7/21の更新内容)
※Ver5.36aに上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sの設定画面に「特定局を選択-3」を追加。あらかじめ指定したコールサインが現れたら色付きで表示します。コールサインは、複数指定可能です。Tnx
JN3MXT
・CTY.DATからのDXエンティティ認識のロジックを再修正。Tnx JA2BQX
・複合条件検索の検索-2がバグっていたので修正。Tnx JA7GJT
・デュープチェックで、同一局と2万回を超える交信をしても2万回までしかカウントしないので修正。
その後の進捗状況(2022/7/20の更新内容)
※Ver5.36aに上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sの設定画面に「特定局を選択-3」を追加。あらかじめ指定したコールサインが現れたら色付きで表示します。コールサインは、複数指定可能です。Tnx
JN3MXT
・CTY.DATからのDXエンティティ認識のロジックを再修正。Tnx JA2BQX
・複合条件検索の検索-2がバグっていたので修正。Tnx JA7GJT
その後の進捗状況(2022/7/18の更新内容)
※Ver5.36aに上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sの設定画面に「特定局を選択-3」を追加。あらかじめ指定したコールサインが現れたら色付きで表示します。コールサインは、複数指定可能です。Tnx JN3MXT
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.36a
・Turbo HAMLOGホームページ
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)山梨県支部は、2022年7月24日(日)に「2022フィールドミーティング・山梨ハムの集い」を甲府市の「甲府市健康の杜センター アネシス」で開催する。詳細は同支部のWebサイトで下記のように発表されている。
●JARL山梨県支部「2022フィールドミーティング・山梨ハムの集い」
今年もフィールドミーティングを開催します。奮ってご参加ください。雨天時は午前中の行事は中止し、体験局・支部局運用とメーカー出展のみ屋内で行います。雨天対応は当日7:30頃までに支部のWebサイトで発表します。また感染拡大時にはすべて屋外で開催することもあり得ます。
◆日時: 2022年7月24日(日)受付開始:09:30~
・10:00~12:00(屋外のみ)
・13:00~15:30(屋外、屋内)
◆会場: 甲府市健康の杜センター アネシス
(山梨県甲府市下向山町910 電話 055-266-6400)
※駐車場あり。公共交通機関の場合、甲府駅南口ロータリーから豊富行バス(山梨交通バス75系統)で間門(まかど)下車が最寄り(乗車約30分、本数少)。
◆内容:
●屋外(芝生広場)
・10:00 開会セレモニー 支部長挨拶、来賓挨拶、諸注意など
・10:40 無線でアイボール(12:00終了、ログ提出〆切13:30)
ハンディートランシーバー(ライセンスフリー含む)、モービル機を使ったQSOパーティーです。最大出力5W、ログ提出資格は来場者のみ。詳細ルールは当日案内します
・10:30~15:00 JARL関東地方本部活性化キャンペーン特別局8J1JARLの運用
※アマチュア無線従事者免許のない方でも体験運用ができます
・10:30~15:00 JARL山梨支部局JE1ZRL公開運用
運用希望者はJARL会員証、無線従事者免許証をご持参ください
・10:30~15:00 移動運用・設備等の公開(HF,144,430,1200)
・10:30~15:00 ジャンク交換会
・10:30~15:00 メーカー(アイコム、第一電波工業、八重洲無線)、登録クラブ、電波適正利用推進員協議会等の出展
・10:30~15:00 なんでも相談コーナー
●屋内(多目的室)
・13:00 講演 JG1KTC 髙尾義則JARL会長 「JARLの現状・移動運用について」
・13:40 講演 JH1CUW 角田敏幸氏 「430MHz・1200MHzの移動運用~JCC800の取得まで~」
・14:00~15:00 会員増強各種キャンペーン(青少年お試し入会、新入会入会金免除)受付(ホール)
・14:00~15:00 QSLカード転送受付(ホール)下記注意参照
・14:30 無線でアイボール結果発表
・14:45 ミニ抽選会
・15:15 閉会式
◆持ち物:
・昼食
・上履き(備え付けはありません)
・お持ちの方は名札 (JARL会員証+ホルダー、コールサインバッチなど)
・マスク(防疫用 こちらでも準備します)
・帽子、雨具など屋外用身支度
・ある方は転送QSLカード(会員に限る。そのまままとめて代行発送するので所定の順序に整理し、ばらけないように束ねる。中が確認できるよう、封筒や箱には入れずに持参)
◆注意事項:
・悪天候時中止、当日朝7:30までに支部のWebサイトでお知らせします。
・アネシスの新型コロナウイルス感染防止ガイドラインにより実施します。マスクの着用、ソーシャルディスタンス遵守へのご協力をお願いします。
・6月7日実施予定で延期となっていた「山梨ハムの集い」も合わせて開催します。また、今後の感染症の広がりと施設利用の条件によって時間と内容が変更になる可能性もあります。最新情報は支部のWebサイトでお知らせします。
・事前申し込みは不要です。当日お越しください。
●関連リンク:
・山梨県支部「2022フィールドミーティング」
・JARL山梨県支部
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2022年7月14日 夜に放送した第531 回分がアップされた。
2022年7月14日(第531回)の特集は「ハムフェア2020 出展者説明会の報告」。7月7日に東京・代々木で開催された「ハムフェア2020出展者説明会」とクラブブースの小間割り抽選会の模様を報告した。QRLはブース番号「C-03」に出展するという。また今年のハムフェア会場で予定されている感染防止対策についても説明した。さらに八重洲無線の新製品「FT-710」について触れた。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第531回放送
・QRL Facebookページ
アマチュア無線機、人工衛星搭載用通信機、RFID装置、CB(市民ラジオ)無線機などの開発で知られる西無線研究所(兵庫県神戸市)は、このほど50MHz帯のAMモードに対応したハンディトランシーバー「NTS601」の開発を完了し、予約申し込みの受け付けを開始した。同機種は単3乾電池4本または外部電源で動作し、50~51MHzのうちの15chで送受信が可能。送信出力は0.5Wで外部アンテナ端子(SMA)を装備。スピーカーマイクが付属している。価格は68,200円(税・送料込み)。
西無線研究所の50MHz帯AMハンディ機「NTS601」(右の写真は第一電波工業のホイップアンテナ「SRH940」を取り付けたところ)
NTS601の上部
西無線研究所は現在、アマチュア無線機として50MHz帯のSSB/CWハンディ機「NTS620」や144MHz帯のSSB/CWハンディ機「NTS220」を発売している。さらに以前は「NTS200」「NTS210」「NTS700」「NTS710」「NTS1000」といった機種を発売していたが、50MHz帯のAM専用ハンディ機の発売はこれが初めてとなる。基本デザインは2019年に発売を開始した市民ラジオ用のハンディ機「NTS111」を踏襲したものだ。特徴は次のとおり。
<NTS601の特徴>
★小型でポケットサイズ:本体外形寸法は80W×165H×27Dmm(突起部を除く)
★軽量:本体重量は約220g(電池別)
★送信出力:500mW
★50~51MHzのうちの15chで送受信可能。標準仕様の設定周波数は50.51~50.65MHzを10kHzステップでカバー(下記参照)
1ch 50.51MHz
2ch 50.52MHz
3ch 50.53MHz
4ch 50.54MHz
5ch 50.55MHz
6ch 50.56MHz
7ch 50.57MHz
8ch 50.58MHz
9ch 50.59MHz
10ch 50.60MHz
11ch 50.61MHz
12ch 50.62MHz
13ch 50.63MHz
14ch 50.64MHz
15ch 50.65MHz
※他の周波数を希望の場合は、1chあたり1,000円で書き替え可能(送料別)。
★スキャン機能、ノイズブランカを搭載
★表示:LED8個(チャンネル、Sメーター、送信パワー)
★電源:単三乾電池4本(内蔵可)で動作 (外部電源4.8~6.6Vも接続可)
※外部電源を接続時は、内蔵した電池を外して使用する
★内蔵マイクと付属の外部スピーカーマイクが使用可能
★アンテナ端子はSMA型(ロッドアンテナは非内蔵)。外部アンテナは付属していない
アンテナ端子はSMA型を採用
★技適証明は受けていないため、無線局の免許手続きは「自作機」扱いでJARDやTSSの保証(保証認定)を利用のこと
NTS601の内部基板(開発途中のもの)
NTS601の取扱説明書(一部分抜粋)
西無線研究所はNTS601を受注生産で販売するとし、現在予約申し込みをメールで受け付けている。予約期限や最低受注台数などの制約はなく、手続き完了後は注文順に製造し発送するという(2022年7月20日現在で「納期は約4~5か月」とのこと)。また全国のアマチュア無線ショップからの予約も可能という。
なお同社は50MHz帯のSSB/CWハンディ機「NTS620」と144MHz帯のSSB/CWハンディ機「NTS220」の注文も、期限を設けずに常時受け付けている。
50MHz帯のSSB/CWハンディ機「NTS620」(右)と144MHz帯のSSB/CWハンディ機「NTS220」(左)
西無線研究所は50MHz帯AMトランシーバーシリーズの第2弾として、1W出力のポータブル機「NTS605」(市民ラジオ「NTS115」と同じデザイン)の開発を進めており、近日Twitterで情報を公開する予定という。こちらも楽しみだ。
西無線研究所のポータブルタイプのCB機「NTS115A」。開発中の50MHz帯1Wポータブル機「NTS605」はこのデザインを踏襲するようだ
●関連リンク:
・50MHz AMハンディトランシーバー NTS601(西無線研究所)
・NTS601 取扱説明書PDF(西無線研究所)
・NTS601 占有帯域幅とスプリアス特性 PDF(西無線研究所)
・NTS601 全回路図 PDF(西無線研究所)
・50MHz SSB/CW 1Wハンディトランシーバー NTS620(西無線研究所)
・144MHz SSB/CW 1Wハンディトランシーバー NTS220(西無線研究所)
・Twitter 西無線研究所
2022年6月25日、北海道総合通信局は北海道札幌市内において一般社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)北海道地方本部と共同で、同局の「電波規正用無線局」とJARLの「アマチュアガイダンス局」との連携運用を145MHz帯と430MHz帯のアマチュアバンドで行った。電波のルールに違反し運用しているアマチュア無線局に対し、まず「アマチュアガイダンス局」から「この周波数でのFMによる運用はできません」などのメッセージを送信。それでも改善が見られない無線局に対しては「電波規正用無線局」から、違反運用を止めるよう「アマチュア無線で使用できる周波数は、FM通信および衛星通信およびレピータ通信など、使用区別が定められています」などのメッセージを送信する指導等の取り組みを実施した。
北海道総合通信局が公表した取り組みは以下のとおり。
●北海道総合通信局「電波規正用無線局」と一般社団法人日本アマチュア無線連盟「アマチュアガイダンス局」との連携運用を実施
北海道総合通信局は、一般社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)北海道地方本部と共同で、令和4年6月25日(土曜日)、札幌市内において、電波規正用無線局(注1)とアマチュアガイダンス局(注2)との連携運用を行いました。
この日は、多数のアマチュア無線局が運用する145MHz帯および430MHz帯において、「アマチュア無線局用に割当てられた周波数等使用区別を守らない」「運用に際して送信しなければならない呼出符号(コールサイン)を送信しない」など、電波のルールに違反し運用しているアマチュア無線局に対し、まず、JARLのアマチュアガイダンス局から「この周波数でのFMによる運用はできません」等のメッセージを送信し注意喚起を行いました。
その後、改善が見られない無線局に対し、北海道総合通信局の電波規正用無線局により違反運用を止めるよう「アマチュア無線で使用できる周波数は、FM通信および衛星通信およびレピータ通信など、使用区別が定められています。」等のメッセージを送信し指導等を行いました。
北海道総合通信局およびJARLでは、今後も適正な電波利用環境の保護を図っていくことにしています。
注1:総務省が開設する特別業務の無線局で、違反運用を行う無線局に対し、速やかに是正するようメッセージの送信による指導および警告を行います。
注2:JARLが開設する特別業務の無線局で、違反運用を行うアマチュア無線局に対して、適正な運用を呼びかけます。
札幌市内において、北海道総合通信局は同総通の「電波規正用無線局」と一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)の「アマチュアガイダンス局」との連携運用を実施したことを公表した(同Webサイトから)
↓この記事もチェック!
<ピンポイントで不法局を捕捉!!>JARLの「アマチュアガイダンス局」と東海総合通信局の「規正局」が合同運用
●関連リンク:
・北海道総合通信局
北海道総合通信局「電波規正用無線局」と一般社団法人日本アマチュア無線連盟「アマチュアガイダンス局」との連携運用を実施
・東海総合通信局
日本アマチュア無線連盟との「ガイダンス局」「規正用無線局」の連携運用(PDF形式)
・地方総合通信局の電波規正用無線局とJARLのガイダンス局の連携運用(JARL Web)
JARL青森県支部のアマチュア無線の活性化を目的に、2022年7月23日(土)15時から24時までの9時間、翌24日(日)5時から12時までの7時間に分けて「第16回 オール青森コンテスト」が国内のアマチュア局を対象に3.5/7/14/21/28/50/144/430MHz帯の各アマチュアバンドの電信・電話で開催される。主催者は「ニューカマー、シルバー、YL(女性)の種目もありますのでエントリーください」と呼びかけている(各種目の1位に記念品を贈呈)。昨年(2021年)から、深夜の時間帯を休息に当てるため2回に分けて開催されることになった。
交信対象は、県内局が日本国内で運用するアマチュア局、県外局は青森県内で運用するアマチュア局となる。
呼び出し方法は電話の場合、県内局と県外局ともに「CQ青森コンテスト」。なお、県内局はコールサインのあとに「県内局」であることをアナウンスのこと。電信の場合、県内局が「CQ AMA TEST」、県外局が「CQ AM TEST」に前回から変更されている。
ナンバー交換は「県内局」は「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「運用地点を表す市町村ナンバー」、「県外局」は「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「都府県・北海道の地域ナンバー」を送る。
得点計算は、マルチバンドが「各バンドにおける得点の和」×「各バンドで得たマルチプライヤーの和」、シングルバンドが「そのバンドの得点の和」×「そのバンドで得たマルチプライヤーの和」となる。
得点は相手局が青森県の「市」の局との交信が1点、同じく「町」の局との交信が2点、同じく村の局との交信が3点(それぞれ移動局でも可)。県内局の県外局との交信は1点。同一バンド同一交信局でも、モードが違えば電信電話おのおの得点計上ができるが、同一バンド同一モードでの重複交信は不可。
各バンド、電信電話、電信のほかに、HFマルチバンド、V・Uマルチバンド、オールバンド、ニューカマー、シルバー、YLごとに、県内、県外に分けて参加種目と部門が設けられている。そのほか、複数種目、複数部門へのエントリーなどができない。
ログ提出は8月3日(水)まで(消印有効)。メールでの申請も受け付けている(返信メ-ルを確認の事。返信メ-ルが届かない場合は問い合わせ先のアドレスへ連絡)。詳しくは下記の関連リンクから、JARL青森県支部「第16回 オール青森コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第16回 オール青森コンテスト規約(PDF形式)
・JARL青森県支部