無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
リンク 単体表示
hamlife.jp (2024/11/28 14:35:32)
現在データベースには 6136 件のデータが登録されています。
6月29日、関東総合通信局は東京都江東区の国道357号線において、警視庁生活安全部保安課と、東京湾岸警察署、玉川警察署、巣鴨警察署の3警察署と共にダンプカーなどの車両に開設した不法無線局の取り締まりを実施し、免許を受けずにアマチュア無線機を設置し不法無線局を開設した3名を電波法第4条の違反容疑で同警察署に告発した。
関東総合通信局が発表した内容は次のとおり。
総務省関東総合通信局は、令和4年6月29日、東京都江東区の国道357号線において、警視庁生活安全部保安課・東京湾岸警察署・玉川警察署・巣鴨警察署と共同でダンプ等の車両に開設した不法無線局の取り締まりを実施しました。
今回の取り締まりは、自己の運転する車両に免許を受けず不法に無線局を開設していた下記の3名を電波法第4条違反容疑として、共同で取り締まりを実施した警察署に告発しました。
被疑者: 東京都江戸川区在住の男性(57歳)
容疑の概要: 不法無線局の開設(アマチュア無線機設置)
自己の運転するダンプに、免許を受けずにアマチュア無線機を設置し、不法無線局を開設した。
被疑者: 千葉県浦安市在住の男性(25歳)
容疑の概要: 不法無線局の開設(アマチュア無線機設置)
自己の運転するダンプに、免許を受けずにアマチュア無線機を設置し、不法無線局を開設した。
被疑者: 千葉県市川市在住の男性(59歳)
容疑の概要: 不法無線局の開設(アマチュア無線機設置)
自己の運転するダンプに、免許を受けずにアマチュア無線機を設置し、不法無線局を開設した。
【参考】
(1) 不法無線局開設者への適用条項
・電波法第4条(無線局の開設)
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)」
・電波法第110条(罰則)
「次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
第1号 法第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者(一部略)(第2号以下 略)」
関東総合通信局では「不法に開設された無線局は、消防・救急無線等の市民生活に必要不可欠な無線通信に妨害を与えたり、テレビ・ラジオの受信や各種電子機器の機能に障害を与えたりするなど、健全な電波利用環境を乱す原因となっています。当局では電波利用環境保護のため、今後も捜査機関と協力して継続的に不法無線局の取り締まりを行ってまいります」と説明している。
↓この記事もチェック!
【写真リポート】<電波監視官、警察官など50名以上が集合>関東総合通信局と警視庁による、過去最大規模の「不法無線局取り締まり」現場に密着!!
【動画公開】過去最大規模の「不法無線局取り締まり」、緊迫の現場に密着!!<その1>
【動画公開】過去最大規模の「不法無線局取り締まり」、緊迫の現場に密着!!<その2>
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 関東総合通信局 不法無線局の開設者を摘発(令和元年6月18日実施)-警視庁生活安全部保安課・東京湾岸警察署・千住警察署・光が丘警察署と共同で不法無線局の取締りを実施-
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は2022年6月30日、年4回刊行している機関誌「JARL NEWS」の電子ブック版「電子版JARL NEWS」2022年夏号の誌面を公開した。特集(カラーページ)は「JARLコンテストに参加しよう!」。そのほか「ハムフェア2022開催案内」「アマチュア無線の世界に広がる青少年育成への取り組み」「南極だより 第63次南極地域観測隊の出発・昭和基地到着にあたり」「各地に広げよう! 『総務省の電波監視活動』との連携協力」など今号も盛りだくさんな内容だ。
「電子版JARL NEWS」は2014年7月1日から公開が開始された。当初は誰でも自由に閲覧できる状態になっており、掲載されている会員の個人情報保護の観点から問題視する声もあったが、その後は会員専用ページに閲覧用のユーザー名とパスワード(スマートフォン版の場合はブックID)を掲示することで、会員のみが閲覧できる措置が取られている。
「電子版JARL NEWS」はパソコン上にダウンロード保存ができず、インターネットに接続されたパソコン(またはスマートフォンアプリ経由)で閲覧する必要がある。
↓スマートフォン版の閲覧手順はコチラで解説!
<閲覧手順の説明つき!!>「電子版JARL NEWS」が、専用アプリでスマートフォン閲覧サービスを再開
●関連リンク:
・JARL Web
・電子版JARL NEWSへの会員認証ページ
視聴者の情報をもとに、見慣れている人には当たり前でも、初めて見ると「ナニコレ!?」と思わず口にしてしまう不思議な光景を紹介するテレビ朝日系の人気番組「ナニコレ珍百景」(毎週日曜日19時~)。その2022年6月26日の放送回で“日本ではきっとこの夫婦だけしかやっていない、全国各地を移動しながらの特殊な仕事”として、全国のアマチュア無線局のアンテナやタワーの撤去を手がける北海道釧路市の有明正行さん(64歳)、木実さん(62歳)夫妻を紹介し、実際のアンテナ撤去作業に密着した。すでに放送は終わっているが、民放テレビ各局で運営する動画配信サービス「TVer」で、7月3日(日)19時まで無料の見逃し配信が行われている。
テレビ朝日「ナニコレ珍百景」番組サイトより
6月26日の「ナニコレ珍百景」で“きっと身の回りにいない職業の珍百景”として紹介されたのは、北海道釧路市で「株式会社Pioneer-Labo 高所作業チーム」を経営する有明正行さん(64歳)、木実さん(62歳)の夫妻。ロッククライミングの技術を活かし、8年前から全国のアマチュア無線局のアンテナタワー撤去を基本的に2人の手作業(重機なし)で行っている。その技術力とリーズナブルな価格設定が人気を呼んで依頼が殺到、1年のうち3分の2は車で地方(約80か所)を移動しながら作業に当たっているという。
2019年3月にはNHK総合テレビの「解体キングダム」でも、有明さん夫妻の仕事ぶりが紹介されたので、記憶にある無線家もいることだろう。
NHK総合テレビ「解体キングダム」、“終活”のため25m高のアマチュア無線用アンテナタワーを人力で解体!!(2019年3月28日掲載記事)
https://www.hamlife.jp/2019/03/28/nhk-kaitai-kingdom-hamradio-tower/
今回の番組では、夫妻の紹介とともに秋田県大館市の民家に立っているHF帯3エレ八木とパンザマストの撤去作業などに密着した。
「ナニコレ珍百景」2022年6月26日放送回より (C)テレビ朝日
ナレーションでは、こうしたアンテナとタワー撤去のニーズについて『アマチュア無線とはおもに個人が行う無線通信。携帯電話がなかった時代、免許を取得し、通信に必要な機材を機材を揃え、趣味として楽しむ人が多かったが、「ちょうど今の時期というのが、アマチュア無線の一番盛んだった時代の人たちがもうやめていく時期なので(有明さん)」多くが高齢となり、利用者も激減』と説明。さらに撤去作業を発注した無線家の「結局負の遺産だから。子供たちが困る。危険でしょ? 早いときに処分しないと」という声も紹介した。
「ナニコレ珍百景」2022年6月26日放送回より (C)テレビ朝日
「ナニコレ珍百景」2022年6月26日放送回より (C)テレビ朝日
この放送は、民放テレビ各局が運営するインターネット上の動画配信サービス「TVer」で、7月3日19時まで無料の見逃し配信が行われている。全国どこからでも見られるので、期限内の視聴をおすすめする。
●関連リンク:
・ナニコレ珍百景 見逃し配信 6月26日放送分(TVer)※7月3日19時で配信終了予定
・ナニコレ珍百景 公式サイト(テレビ朝日)
・株式会社Pioneer-Labo 高所作業チーム 公式サイト
・高所作業チーム
Facebookページ
今年も「6D」の季節がやってきた! 一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)主催の「第52回 6m AND DOWNコンテスト」が、2022年7月2日(土)21時から3日(日)15時まで18時間にわたり、50/144/430MHz帯と1200MHz帯以上の各アマチュアバンドで開催される(2016年からは、電話部門のシングルオペにD-STAR種目が追加)。なお前回同様に「今年度の6m AND DOWNコンテストは移動運用、マルチオペ部門を含めて規約通り開催します」「その際には、手洗いの徹底・マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保、密閉、密集、密接となる行動を避けるよう、参加者は各自注意を払ってください」などと案内している。
50MHz帯以上のV・U・SHF帯でのアクティビティ向上を目的とした「6m AND DOWNコンテスト」。Eスポなどさまざまな異常伝搬によって思わぬ遠距離局との交信ができることもある、このシーズンならではの代表的な国内コンテストの1つだ。
交換するナンバーは50MHz帯~1200MHz帯が、「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す都府県地域等ナンバー」+「空中線電力を表すアルファベット1文字」、2.4GHz帯以上は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す市、郡または区ナンバー」+「空中線電力を表すアルファベット1文字」となる。詳しいルールはJARL Webで確認してほしい。
なお、2016年から「D-STAR種目」が追加されているほか、コンテスト規約の一部も修正され禁止事項が追加・変更されている。久しぶりに参加する場合はよく確認しておくといいだろう。
電子ログ提出推進の一環として、紙によるログ・サマリーの提出は“手書きのもの”のみを受け付けることに規約が変更されている。ワープロソフトなどを使って紙にきれいにプリントアウトしたものは受け付けられないので注意が必要だ。ログの提出締切日は7月13日(水)まで。
JARLでは、手書きのログをJARLコンテスト用の電子ログとサマリーにして、電子メールで提出できるようにするツールとして「E-LOG MAKER」を用意している。また、JARLコンテストの電子ログフォーマットに対応したメールを作成して送信するためのページも用意しているの活用しよう。
↓この記事もチェック!
<ALL JA/6D/FD/全市全郡の4大コンテストに対応>JARL、コンテスト参加局データベースと参加証(PDF)ダウンロードサービスを開始
●関連リンク:
・第52回 6m AND Downコンテスト規約(JARL Web)
・JARL主催コンテストの電子ログの提出について(JARL Web)
・JARLコンテスト電子ログサマリー作成ページ
・E-LOG MAKER のダウンロード(JARL Web)
・一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL Web)
茨城県の筑南アマチュア無線クラブ(JQ1YRB)は2022年7月1日(金)0時から7月10日(日)23時59分までの10日間にわたり、日本国内で運用する(JD1を含む)アマチュア個人局を対象に、3.5MHz帯から430MHz帯のアマチュアバンドの電話(SSB/FM/AM)と電信(CW)で「第16回 七夕コンテスト」を開催する。なお、いまオンエアーしているJA局の情報がリアルタイムにわかる掲示板「J-クラスタ(国内専用アマチュア無線Webクラスタ)」の使用(活用)や掲載などを禁止している。
種目は電話と電信の「オールバンド」と、電話のみの「シングルバンド」参加部門は「一般局部門(OM、およびYL)」のほか、同クラブのボーナス局やメンバー局、サポート局を含む「メンバー局部門(OM、およびYL)」の2つ。いずれもログ提出には期間中に20局以上の交信が必要。
得点はDX局、国内YL局、国内記念局、ボーナス局など交信相手局により細かく設定されており、提出時のコンテストログの備考欄に、それぞれ該当する記号と得点の記入を赤文字(赤線引きでも可)で記載する必要がある。赤文字表示がない場合は、すべて1点扱いとされる。
参加部門と種目ごとに申請局数が10局までは1位、11局から20局までは2位、21局以上は3位まで、各入賞者にはA4版の賞状が贈られる。さらに各部門ごとに末尾7位(7/17/27/37…など)には特別賞が、また7回参加(失格者は除く。順位を付された方)して順位が付与された局には「天の川賞」がそれぞれ贈られる。
ログ提出者は、指定のシートとともに必ず100円切手2枚(計200円分)を同封のこと。順位を記入した結果発表と、次回のコンテストの案内書、賞状などを送るため厳守のこと。ログの提出は7月31日(日)の消印有効まで。
そのほか細かなルールがあるので、詳しくは「第16回 七夕コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第16回 七夕コンテスト規約
・七夕コンテスト・会員表
・専用(指定)ログ作成ソフト等の資料
・七夕コンテストのページ
・筑南アマチュア無線クラブ
株式会社JVCケンウッドは2022年6月30日、TH-D74のD-STARレピータリストの更新を行い、新バージョン「Ver.20220630」を公開した。
TH-D74のD-STARレピータリスト更新は2021年11月15日に公開された「Ver.20211113」以来となる。詳細は以下の通り。
<今回データが更新されたD-STARレピータリストのバージョンと内容>
●TH-D74 レピータリスト: Ver.20220630 (2022年6月30日版)
追加修正内容:
・「JP6YDJ A」(田川行橋430)を追加しました。
・「JP2YFY A」(伊賀430)、「JP4YDY A」(周南430)、「JP6YHR
A」(八代430)の移設にともない、位置情報を変更しました。
・「JP3YIE A」(奈良生駒430)、「JP7YDO A」(福島西郷430)、「JP8YEG
A」(広尾430)の廃止にともない、レピーター情報を削除しました
JVCケンウッドは「TH-D74には、出荷時にあらかじめD-STARレピーターリストが書き込まれています。D-STARレピーターの開設状況などに応じて、レピーターリストが更新されることがあります。最新のレピーターリストファイルをお客様ご自身でダウンロードし、メモリーコントロールプログラム MCP-D74、または市販のmicroSDメモリーカードを使用して、お手持ちのTH-D74に書き込むことができます」と説明し、その手順をWebサイトで公表している。
TH-D74 D-STARレピータリストの詳細は下記関連リンクから。
●関連リンク: TH-D74 D-STAR レピーターリスト(JVCケンウッド)
2022年6月30日付の「D-STAR NEWS」によると、福岡県田川郡香春町のレピータ局「JP6YDJ」に430MHz帯のD-STAR(DVモード)が増設され、同日からインターネット接続で運用を開始した。
公表された内容は下記のとおり。
・コールサイン: JP6YDJ
・周波数: DV 439.05MHz
・設置場所: 福岡県田川郡香春町
・ローカルIP: 10.0.2.73
・運用開始日: 令和4年6月30日(インターネット接続)
●関連リンク: 福岡県田川郡香春町にD-STARレピータ増設(JARL D-STAR NEWS)
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2022年6月23日 夜に放送した第528回分がアップされた。
2022年6月23日(第528回)の特集は「」。運用地の6桁のグリッドロケーターを交換し合う「ACCロケーターコンテスト」(6月20~26日に開催)にちなみ、グリッドロケーターについて紹介した。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第528回放送
・QRL Facebookページ
2022年6月12日付の「D-STAR NEWS」によると、福島県西白河郡西郷村に設置されていたD-STARレピータ「JP7YDO(福島西郷430)」が6月12日をもって廃止された。
JP7YDOは2019年4月21日に既存のFMレピータに増設する形でDV430を開設。インターネット接続で439.43MHzのDVモードで運用していたが「管理団体の都合」により2022年6月12日をもって廃止となった。なお439.16MHzのFMレピータも廃止となっている。
●関連リンク: JP7YDO廃止のお知らせ(JARL D-STAR NEWS)
2022年6月24日付けの山陽新聞ニュースサイト「山陽新聞デジタル(さんデジ)」は、「アクティブハムクラブ(JR4YTA)」が地元の「道の駅 山陽道やかげ宿(岡山県小田郡矢掛町)」2階デッキに無線機とアンテナを臨時に設置して、アマチュア無線を通じて矢掛町の魅力を伝えるPR運用を行ったと報じた。「現地に出向いて観光PRが難しい新型コロナウイルス禍で、新たな発信手法として期待が高まっている」と伝えている。
道の駅「山陽道やかげ宿」は、旧山陽道の宿場町の1つ、岡山県小田郡矢掛町の国道486号線沿いに建つ道の駅で、駅舎のデザインは、九州新幹線や豪華寝台列車「ななつ星in九州」などのデザインを手がけた岡山出身の工業デザイナー・水戸岡鋭治氏が監修した。
記事によると、今回の運用はアクティブハムクラブ(JR4YTA)とが矢掛町、道の駅と連携によるイベントによるもので、国内外のアマチュア無線家との交信に成功。道の駅と宿場町を上空から撮影した写真を使用してQSLカードを作成し、発行するそうだ。
山陽新聞の記事には運用の様子を伝える画像のほか、アクティブハムクラブメンバーがオペレートする動画も見られる。詳しくは記事下の関連リンクから確認してほしい。記事の閲覧期間は短いので早めの確認をお勧めする。
なお、アクティブハムクラブは、無線の資格を持っていなくても、有資格者の監督(指揮・立会い)により、アマチュア無線の操作が体験できる臨時の無線局として、「8J4YAC」のコールサインを取得しアマチュア無線体験臨時局を開設しているが、今回、「JR4YTA」と「8J4YAC」のどちで運用したかは記事で触れられていない。
●関連リンク:
・矢掛の魅力 アマ無線電波に乗せ 愛好家
道の駅から発信、観光PR(山陽新聞デジタル)
・8J4YAC(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・道の駅山陽道やかげ宿