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hamlife.jp (2024/11/24 6:05:26)
現在データベースには 6117 件のデータが登録されています。
アイコム株式会社は2024年8月24日(土)から始まった「ハムフェア2024」の同社ブースで、創業60周年記念のHF/50MHz帯トランシーバー「IC-7760」を初お披露目(ワールドプレミア)した。最大出力200Wで本体と操作部が分離している。メーカー希望小売価格(税込み)は877,800円、発売開始時期は2024年中を目指すという。
今年(2024年)に創業60周年を迎えたアイコムは、5月に米国オハイオ州で開催されたハムベンションの会場で、記念コンセプトモデル「X60(仮称)」の主要基板を初公開した。その後、ドイツの「HAMRADIO」、大阪の「KANHAM2024」でも同様に基板のみを展示してきたが、ついに「ハムフェア2024」の会場で、その“正体”が明らかになった。
10時30分、アイコムブースでIC-7760のベールが外された瞬間
X60の製品版の名称は「IC-7760」。RFダイレクトサンプリングを採用した製品の中では最も高級モデルとなる「IC-7610」の流れを汲む高級機で、最大送信出力は200Wにアップ、メインダイヤルの上には2.4インチのサブディスプレイを搭載し、フィルタなどの動作状況が直感的にわかるようになっているほか、マルチメータ表示やバンドキーとしても使用できる。また本体と操作部(フロントパネル)を分離することも可能で、高級モデルでありながらより柔軟な設置ができるように配慮されている。
サイズはコントローラー部が340W×118H×103.5Dmm(約2.3kg)、本体(RFデッキ)が425W×149H×442Dmm(約15.8kg)。付属のコントロールケーブルで3m離して設置できるほか、市販のLANケーブルで最長100mまで離してもコントロール可能。さらに宅内LANによるリモート運用にも対応しているという。
●関連リンク:
・アイコム60周年記念「IC-7760(X60)プロモーションビデオ
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アツデン株式会社は2024年8月24日(土)から始まった「ハムフェア2024」の同社ブースで、コンパクトで高効率な50・144・430MHz帯モノバンド・リニアアンプ3機種(50MHz帯1kW「AZR-610」、144MHz帯500W「AZR-205」、430MHz帯500W「AZR-705」)を参考出品した。いずれも新スプリアス規格に対応している。価格と発売時期は未定。
アツデンの参考出品、V/UHFモノバンド リニアアンプシリーズ
アツデンは現在、HF/50MHz帯の1kWリニアアンプとしてAZR-1000を発売しているが、その姉妹機となるV/UHF帯のモノバンド・リニアアンプ3機種(50MHz帯1kW「AZR-610」、144MHz帯500W「AZR-205」、430MHz帯500W「AZR-705」)を参考出品した。いずれもLDMOSとスイッチング電源を採用したことで軽量(約8kg)と小型化(250W×150H×380Dmm)を実現したという。
50MHz帯1kWリニアアンプ、AZR-610のフロントパネル
144MHz帯用のAZR-205と430MHz帯用のAZR-705は海外市場も視野に入れた製品だが、日本でもEME(月面反射通信)用途であれば、総合通信局の審査と検査を経て最大空中線電力500Wの免許が得られる可能性があるという。
特徴と仕様は下記のリーフレットを参照のこと。
●関連リンク: アツデン株式会社(8月24日朝現在、この参考出品の製品情報は掲載されていない)
The post 【ハムフェア2024】<LDMOSとスイッチング電源採用で軽量小型化を実現>アツデン、新スプリアス対応の50・144・430MHz帯モノバンド リニアアンプ3機種を参考出品 first appeared on hamlife.jp .
アルインコ株式会社電子事業部は、2024年8月24日から始まった「ハムフェア2024」の同社ブースで、コンパクトサイズの351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)のモービル機「DR-DPM80」と、同社のアプリ無線「Air-InCom.Lite(エアーインカムライト)」に対応した初の特定小電力トランシーバー「DJ-P422WL/WM」(アンテナの長さ違いで2バージョンあり)を参考出品として発表した。
アルインコブースに掲示された、DR-DPM80の告知パネル
アルインコの発表内容から抜粋で紹介する。
◆デジタル簡易無線登録局(3R/3T)モービルトランシーバー「DR-DPM80」
DR-DPM80のサイズは幅125×高さ30×奥行120mm。現行のデジ簡モービル機よりも20%のコンパクト化を達成したという
351MHz帯デジタル簡易無線登録局「DCR-PR0シリーズ」の第二世代車載機、「DR-DPM80」の最大の特長は、コンパクトなデザインと優れた外郭保護性能です。
幅125×高さ30×奥行120mm、質量は本体593g(スピーカーマイク単体171g)、マイクコネクターはモジュラーを採用しゴムでカバー、IP54の防塵・防水を達成しました。加えてフロントパネルはセパレートが可能、DCケーブルは汎用性の高いT型コネクターで、DC24Vにも直接対応、スライド式の取り付けブラケットが標準付属して、設置場所が選びやすくなっています(セパレート時は防塵・防水にはなりません)。マイクはスピーカー内蔵で、メインPTT、UP/DOWNのほかにサブPTTと機能キーを2個搭載、本体後部には別売の防水スピーカーマイクが接続できるポートを備えています。
また本機のオーディオアンプで増幅した音声を市販のスピーカーにつなげて拡声できるPA端子も採用して、消防団や船上業務で一層便利にお使いいただけます。
機能面ではDCR-PROシリーズ伝統の強化秘話、設定内容を知らせる音声ガイダンス、送受通話録音、周りの騒音がマィクに入るのを減少させるノイズ抑制処理(DSP)など、ご好評いただいているものはもれなく採用。液晶は漢字表示で視認性・操作性を高めているほか、受信強度を示すSメーターや周波数表示など、ホビーユーザーに人気の機能ももちろん実装しています。
DR-DPM80の背面
◆Air-InCom.Lite対応 特定小電力トランシーバー「DJ-P422WL/WM」
Air-InCom.Lite対応の特定小電力トランシーバー「DJ-P422WL/WM」
本年春に発売のDJ-P422B-Tのエアーインカムライト対応バージョンです。DJ-P422WをスマートフォンにBluetooth接続することで、携帯電話回線がつながる場所であればサブPTT操作でアプリ無線を経由、距離制限なしの交互通話を可能にします。
トランシーバーはメインPTTで操作する交互通話・中継/無線連結中継通話対応の47ch仕様で、別売ニッケル水素バッテリー、EBP-179充電池1本でアプリ無線使用時約13時間、アプリ無線未使用なら約25時間も運用できます。
機能面では、ご好評をいただいているDJ-P422シリーズの多彩な機能の1つ、着信バイブレーターも採用しました。音声出力は60mW以上、突起を除く寸法は幅54×高さ92mm×奥行18.2mm(厚さ最大29.6mm)、アンテナ長はLが164.0mm、Mが76.2mm。質量はLが約106g、Mが約98g(べルトクリップ・電池除く)と、大変コンパクトです。
●関連リンク: アルインコ株式会社電子事業部(8月24日10時現在、この参考出品に関する情報は掲載されていない)
The post 【ハムフェア2024】アルインコ、コンパクトサイズのデジ簡(登録局)モービル機「DR-DPM80」と、エアーインカムライト対応の特小ハンディ機「DJ-P422WL/WM」を参考出品 first appeared on hamlife.jp .
八重洲無線株式会社は2024年8月24日(土)に始まった「ハムフェア2024」の会場で、HF~430MHz帯のオールモード(C4FMデジタルを含む)に対応した新型ポータブル機「FTX-1F」を参考出品した。2波同時受信が可能で、大容量バッテリーパックを装着可能。さらにオプションで背面に装着できるオートアンテナチューナーやクーリングファンなども用意される。サイズはhamlife.jpの簡易実測で210W×52D×72Hmm。
八重洲無線「FTX-1F」正面
八重洲無線は2000年8月のハムフェア会場でHF~430MHz帯のポータブル機(5W出力)「FT-817」を発表。2018年2月にはバッテリー容量をアップし、最大出力を6Wにしたリニューアルモデル「FT-818ND」を発表、“オールバンド・オールモードのポータブル機”というジャンルを長く牽引してきた。しかしFT-818NDは2023年1月に部品入手困難を理由に生産完了を発表、その後は後継機種の発表が行われていない状態だった。
今回ハムフェア2024の会場で発表された「FTX-1F」は、HF~430MHz帯をC4FMデジタルを含むオールモードでカバーし、2波同時受信にも対応した製品で、八重洲無線ファンにとっては待望のポータブル機となった。
FTX-1Fの正面。サイズはhamlife.jpの簡易実測で210W×52D×72Hmm
FTX-1Fの背面
FTX-1Fの左側面
FTX-1Fの右側面
FTX-1Fの主な特徴は次のとおり。
◆八重洲無線「FTX-1F」の特徴
・SDR技術を利用したポータブルトランシーバー
・HF~430MHz帯をSSB/CW/AM/FM/C4FMデジタルで運用可能
・5670mAhのリチウムイオンバッテリーパックの装着で、SSBモードで9時間、FMモードで8時間の6W出力運用が可能(外部電源使用時は10W出力)
・周波数をX軸、信号強度をY軸、時間をZ軸としてバンド内の情報を立体的に表示する「3DSS(3次元スペクトラム・ストリーム)」を搭載
・4.3インチの高解像度フルカラータッチディスプレイ搭載
・独立した2つの受信部を搭載、どのようなバンド組み合わせでも2波同時受信が可能
・2つの大型スピーカーにより、クリアでパワフルな音声出力を実現
・オプションのオートアンテナチューナーを背面に取り付け可能
・FT8を快適に運用するため、オプションのクーリングファンを背面に取り付け可能
・RFフロントエンドと低雑音の基準発振器により、驚異的な多信号特性を実現
・高速32ビットIF DSPによる効果的な混信除去機能
・ USB端子はCAT操作、音声入出力、TXコントロールに対応(=FT8運用時のPC連携に便利)
フロントパネルのデザインは最高級モービル機「FTM-500D」、可搬型で大型バッテリーやアンテナチューナーが装着できるというコンセプトは、2002年から2014年まで生産された「 FT-897Dシリーズ 」を連想させる。価格と発売時期は現在のところ未定だが、登場を楽しみに待ちたい。
●関連リンク: 八重洲無線(8月24日現在、この製品の情報は掲載されていない)
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日本における、2024年8月24日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに、1エリア(関東管内)の関東総合通信局から更新発表があった。なお、関東合通信局管内の1エリアは、JL1のサフィックスファーストレター「B」が終了し、「C」へ割り当てが移っている。
各総合通信局および沖縄総合通信事務所が公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
【追記:三巡目の「JL1AAA」発給】<「令和6(2024)年3月21日付」の発給から>1エリア(関東管内)、「JK」のプリフィックスが終了し「JL1AAY(三巡目)」からの割り当て開始が判明
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・JL1の再々割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
The post 1エリアの(関東管内)で更新。1エリアはJL1の1stレターが「B」から「C」へ---2024年8月24日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 first appeared on hamlife.jp .
いよいよ明日、8月24日(土)から25日(日)まで、日本のアマチュア無線界最大のイベント「アマチュア無線フェスティバル(ハムフェア2024)」が東京都江東区の有明GYM-EXで開催される。準備が進む会場の模様を少しだけ紹介しよう。
会場の有明GYM-EX前に掲示された「ハムフェア2024」の看板
来場予定者はこちらの記事も参考に!!
【ハムフェア2024】<開幕直前の総合案内>いよいよ8月24日(土)~25日(日)、新会場の有明GYM-EXで「ハムフェア2024」開催
新会場「有明GYM-EX」で開催される「ハムフェア2024」。会場全体はこれまでの東京ビッグサイト(南展示棟 3・4ホール)よりもかなりコンパクトな印象だ。ロビー(ホワイエ)は待機列のパイロンと連結棒を置くと余裕がなく、森田JARL会長の挨拶やテープカットが行われる部分も狭く、「ハムフェア2024」のメイン看板はかなり小さい。ホール内部もスペースに余裕がない印象だった。
会場内はブース作りの真っ最中。メインゲートではマイクロホンの音声チェックが行われていた。また特別記念局(8J1HAM)では関係者のミーティングが始まり、今回の目玉の1つであるサテライトステージはハムフェア実行委員長(JG1DKJ 澤田東京都支部長)自らが椅子や演台を運んでいた。
開幕セレモニーが行われるメインゲート。看板が小さく、中央の柱がなんとも邪魔だった
特別記念局(8J1HAM)のコーナーでは関係者がミーティング中
サテライトステージは椅子や演台の準備中
クラブブースも少しずつ準備が進んでいた
JAIAコーナー、ビジネスコーナーに出展するメーカー各社のブース造作も急ピッチで進んでいる。JVCケンウッドは事前告知通り、会場でお披露目する開発中のモービル機(APRS/D-STAR対応)の展示スペースが設けられていた。
ブース造作中のJAIAコーナー
JVCケンウッドのブースには、開発中のモービル機の展示スペースもあった
アイコムのブースでは、創業60周年記念の「X60(仮称)」の展示スペースを作っていたが、周囲は幕やパーテーションで厳重にガードされて全貌はわからない。同社スタッフによると「会場で配布する総合カタログにもX60(仮称)が出ているので、カタログ配布はX60の発表が始まる10時30分以降になる予定」ということだった。なおアイコムはX60(仮称)以外に、ID-52PLUSと、もう1機種“現行モデルを一部マイナーチェンジしたモデル”を展示するようだ。
アイコムのブースでは、暗幕やパーテーションで隠しながら、X60(仮称)の展示準備が進む。「24日の10時30分をお楽しみに」という話だった
八重洲無線も会場で発表する製品があるようだ。2つの大きな半円形アクリルケースが準備されていたが、周囲は完全に隠されていた。こちらも「今はまだノーコメント。24日の開会をお楽しみに」ということで期待が高まる。
八重洲無線に設置された半円形のアクリルケース。かなり大きいサイズだが、どんな製品が収められているのだろうか? 期待が高まる
アルインコのブースでも、新製品の広帯域受信機「DJ-X82」以外に、会場で初お披露目となる製品が2つあるようだ。こちらも「情報公開は開会後で」ということだった。
さらにアツデンのブースは、初お披露目のリニアアンプが複数台展示予定という。また第一電波工業はデジタル簡易無線からアマチュア無線まで、さままざなアンテナの参考出品を展示。コメットもユニークなホイップアンテナやアンテナ取り付け基台、SWRメーターなどをお披露目する予定という。
久しぶりの新製品ラッシュになりそうな予感の「ハムフェア2024」。いよいよ8月24日(土)の10時に開場する(09:45からオープニングセレモニー)。hamlife.jpでは展示される各社の新製品情報を順次報じていく予定だ。
●関連リンク:
・JARLハムフェア2024インフォメーション(JARL Web)
・ハムフェア2024インフォメーションサイト「ハムフェア.jp」
・ライブ配信 ハムフェアチャンネル(YouTube)
・ハムフェア 会場案内図 PDF(JARL Web)
・有明GYM-EX 交通アクセス(東京国際展示場)
The post 【ハムフェア2024】<いよいよ8月24日(土)から!>設営準備が進む「ハムフェア2024」会場の前日ミニリポート first appeared on hamlife.jp .
8月22日、東海総合通信局は静岡県細江警察署とともに静岡県浜松市の国道257号線おいて車両に開設した不法無線局の取り締まりを実施し、自己の運転するダンプカーに免許を受けずアマチュア無線機を設置して不法な無線局を開設していた、愛知県豊橋市在住の運転手(61歳)を電波法違反容疑で摘発した。
東海総合通信局が発表した内容は以下のとおり。
総務省東海総合通信局は、8月22日、静岡県細江警察署と共同で不法無線局の取り締まりを実施し、不法無線局の開設者1名を電波法違反容疑で摘発しました。
1.実施日時・場所
8月22日(木) 静岡県浜松市・国道257号線
2.概要
不法無線局を開設していたダンプカー運転手1名を電波法第4条違反容疑で摘発しました。
被疑者: 愛知県豊橋市在住の男性(61歳)
容疑の概要:
自己の運転するダンプカーにアマチュア無線用の無線機を設置し、免許を受けずに無線局を開設した。
【設置されていた無線設備】
【適用法条】
(1)電波法第4条(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)
(2) 同法第110条(罰則)
次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
一 第4条の規定による免許(中略)がないのに、無線局を開設したとき。
東海総合通信局は「不法無線局は、消防・救急無線、鉄道無線、携帯電話などの重要な通信をはじめ、他の合法無線局の通信への妨害、テレビ・ラジオの受信への障害など、社会的に大きな影響を与える可能性があるほか、電波利用秩序を乱すものです」と説明している。
↓この記事もチェック!
<東京都青梅市の路上で地元警察署と不法局の取り締まり>関東総合通信局、自己の運転する車両に免許を受けずアマチュア無線機を設置していた3人を告発
↓この記事もチェック!
<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成
<取り締まり対象者を明確化>総務省がアマチュア局の免許人(約35万通)に注意喚起ハガキ「-重要- アマチュア無線は仕事に使えません!」を送付
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 東海総合通信局 不法無線局の開設者1名を電波法違反容疑で摘発<静岡県細江警察署と共同で取締りを実施>
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国立大学法人
京都大学の生存圏研究所が誇る、滋賀県甲賀市の「信楽MU(しがらきミュー)レーダー」という観測所をご存じだろうか。ここではVHF帯の46.5MHzで尖塔電力1,000kWのハイパワーを475本のクロス八木アンテナを用いて上空に発射。高度1~25kmの対流圏・下部成層圏、高度60~100kmの中間圏、下部熱圏と高度100~500kmの電離圏領域の観測を行っている。この施設が毎年1回開催している“一般向け見学ツアー”が2024年は10月5日(土)に行われる。参加費は無料、申し込みは8月31日(土)まで。
定員は午前・午後それぞれ70名(1グループは6名まで)で、超過する申し込みがあった場合は抽選になる。今年は京都大学生存圏研究所の山本
衛教授による講演も行われる。
過去に掲載した「信楽MUレーダー見学ツアー」の写真リポートはコチラ↓↓
【写真で見る】<46.5MHzで送信出力1000kW、クロス八木アンテナ475本>アンテナと送信機に圧倒!!
「信楽MUレーダー」見学ツアーの模様
<京都大学生存圏研究所の巨大電波施設>10月15日開催「信楽MUレーダー見学ツアー2022」参加リポート
見学者はアンテナまで自由に近づくことができた
1984年に完成した京都大学生存圏研究所の「信楽MU観測所」(所在地:滋賀県甲賀市信楽町神山)。中層大気と超高層大気の観測のため、ここに設置された「MUレーダー」は、アンテナ素子ごとに取り付けた46.5MHzの小型半導体送受信機(合計475個)を個別に制御しながら、1秒間に2500回という高速でビーム方向を変えながら電波を発射することが可能だ。また、25個のサブアレイアンテナに分割して使用することもできる。
建物内に設置された46.5MHzの送受信機(三菱電機製)。1台が約2.5kW出力で「今から30数年前、相当苦労して作ったようだ」という説明だった
建物から出ている同軸ケーブル。被覆に規格の表示はなかったが12Dか15D程度の太さだった。アンテナまで長いもので約100mになるが、「電気的にはすべて同じ長さになるようコイルで調整してある」という説明だった
この、世界で最も多機能な大型大気レーダーを含む、信楽MU観測所の無料見学ツアーが2024年は10月5日(土)に予定されている。
●スケジュール(午前の部と午後の部の2回実施):
午前の部
信楽駅集合 送迎バス9:40(信楽高原鐡道9:38着)
信楽MU観測所集合 10:05
信楽MU観測所見学 10:05~12:15
信楽駅解散 12:45(信楽高原鐡道12:54発)
午後の部
信楽駅集合 12:50(信楽高原鐡道12:48着)
信楽MU観測所集合 13:15
信楽MU観測所見学 13:15~15:25
信楽駅解散 送迎バス15:55(信楽高原鐡道16:04発)
※交通事情などにより、時間は前後することがありますので、予めご了承ください。なお、信楽MU観測所内に食堂・売店などはありません。
●内容:
・京都大学生存圏研究所 山本 衛 教授による講演
・MUレーダーの観測室とアンテナ面、各種大気観測装置の見学
・気球観測の実演(気象条件によっては中止の可能性があります)
※歩きやすい靴でお越し下さい。スリッパはこちらで準備します。
申し込みは2024年8月1日(木)から始まり、8月31日(土)までWebサイトのフォームから受け付けている。定員は午前、午後それぞれ70名で1グループは6名まで。定員を超える申し込みがあった場合は抽選となる。
集合・解散は信楽高原鐵道の「信楽」駅で、現地までは送迎バスで向かう。自家用車でも参加できるが駐車場に制限があるため、なるべく乗り合わせて指定時間帯に来場してほしいと案内している。詳しくは下記の関連リンクから確認してほしい。
●関連リンク:
・京都大学 信楽MUレーダー見学ツアー2024(応募フォームあり)
・信楽MU観測所 信楽MUレーダー見学ツアー2024概要(京大ウィークス2024)
・MUレーダーとは?
・京都大学 生存圏研究所
The post <周波数46.5MHzで475本のクロス八木アンテナ使用、出力は驚異の1,000kW>10月5日(土)、京都大学が「信楽MUレーダー見学ツアー2024」を実施、申し込みは8月31日まで first appeared on hamlife.jp .
World Wide Radio Operators Foundation (WWROF) とSlovenia Contest Club (SCC) がスポンサーとなって、日本時間の8月24日(土)21時から8月25日(日)20時59分59秒までの24時間にわたり、160m、80m、40m、20m、15m、10mの各バンドで「2024 World Wide Digi DX Contest」が開催される。電波型式はFT4/FT8のデジタル文字通信モードのみで、ナンバー交換は4桁のグリッドスクエア(信号レポートは不要)。出力が1500Wまでの「ハイパワー」、100Wまでの「ローパワー」、5Wまでの「QRP」の各部門に分かれ、より多くの局と、より多くのグリッドスクエアを集めるコンテストだ。なお、80mと40mバンドには、JA局用にサブバンドが設定されている。
昨年(2023年)と規約の大きな違いはないと思われるので、「2022 World Wide Digi DX Contest」の日本語版コンテストルール(一部抜粋)を以下に紹介する。「JAコンテスター向けに利便性を提供する目的で、Mako JA1XSとHisami 7L4IOUにより作成されています。オリジナルの英語版があくまでも公式なものです」と案内している。
●World Wide Digi DX コンテスト
I.目的: 全世界のアマチュア局がFT4とFT8のモードを使用して、できるだけ多くのメイデンヘッド・グリッド・スクエアの他のアマチュアとコンタクトすること。
II.バンド: 6バンドのみ(1.8、3.5、7、14、21MHzおよび28MHz)
A.FT4 推奨サブバンド:
1.840~1844MHz
3.580~3.589MHz
7.080~7.089MHz
14.080~14.089MHz
21.080~21.089MHz
28.080~28.089MHz
受信機のダイアルをサブバンドの下端にセットして、一般的に 2.5~4kHzのパスバンド中の、可聴周波上の局と交信する。サブバンドが混雑した場合は、必要に応じて、3kHzの増分で受信機のダイアル周波数を移動させる。(例:7.080、7.083および7.086)
B.FT8 推奨サブバンド:
1.844~1.848MHz
3.590~3.599MHz
7.090~7.099MHz
14.090~14.099MHz
21.090~21.099MHz
28.090~28.099MHz
受信機のダイアルをサブバンドの下端にセットして、一般的に2.5~4kHzのパスバンド中の、可聴周波上の局と交信する。サブバンドが混雑した場合は、必要に応じて、3kHzの増分で受信機のダイアル周波数を移動させる。(例:7.090、7.093および7.096)
C.80および40mのJAサブバンド:
FT4:
3.528MHz(JA-JA)/3.570MHz(JA-DX)
7.038MHz(JA-JA)/7.080~7.089MHz(JA-DX)
FT8:
3.531MHz(JA-JA)/3.573MHz(JA-DX)
7.041MHz(JA-JA)/7.090~7.099MHz(JA-DX)
III.コンテストナンバー: 4桁のグリッドスクエア。
IV.得点計算:
A.得点: 最終得点は、すべてのバンドにおける QSO得点の合計と、すべてのバンドにおける2文字のグリッド・フィールドの合計を乗じて算出される。例:1000QSO得点×(70グリッド・フィールド)=70,000(最終得点)
B.QSO得点: QSOは、バンドにつき一度だけ、FT4かFT8 のどちらかで、得点される。QSO は1点+QSO相手のグリッド・スクエアの中心との距離の3000kmごとに1点。(例:5541km=2点)。 実際の信号のパスにかかわらず、ショートパスの距離が使用される。
C. マルチプライヤー: 各バンドにおける、異なる 2 桁のグリッド・フィールドにつき1つ。
V.参加部門:
A.シングルオペレーター部門: すべての運用とロギングを一人(1オペレーター)で行うこと。一度に送信できるのは1つのバンドだけ。 バンド変更に制限はない。いかなる種類のQSO発見アシスタンスも許可される。
1.シングルオペレーター:
a.ハイパワー(オールバンドまたはシングルバンド): 合計出力が1500ワットを超えないこと。
b.ローパワー(オールバンドまたはシングルバンド): 合計出力が100ワットを超えないこと。
c.QRP(オールバンドまたはシングルバンド): 合計出力が5ワットを超えないこと。
B.マルチオペレーター部門(オールバンドのみ): 何人のオペレーターでも許される。
1.シングルTX(MULTI-ONE): いかなる瞬間においても1つのバンド上で一波のみの送信が許される。バンドの切り替えは毎時(00~59分)8回までに制限される。
a.ハイパワー: 合計出力は、どのバンド上のいかなる瞬間においても1500ワットを超えないこと。
b. ローパワー: 合計出力は、どのバンド上のいかなる瞬間においても100ワットを超えないこと。
2.2TX(MULTI-TWO): バンドが異なれば、いつでも最大で二波までの送信が許される。ログにどちらの送信機でQSOしたかを明記すること。それぞれの送信機は、毎時(00~59分)8回までバンドを変更できる。合計出力は、どのバンド上のいかなる瞬間においても1500ワットを超えないこと。
3.マルチTX(ULTI-UNLIMITED): 6つのコンテスト・バンドで同時に運用できる。合計出力は、どのバンド上のいかなる瞬間においても1500ワットを超えないこと。
コンテスト参加前に下記の「関連リンク」から主催者のWebサイトにアクセスし、公式ルールを確認してほしい。
●関連リンク:
・2024 World Wide Digi DX Contest規約(2022年版の日本語規約PDFも閲覧可能)
・World Wide Digi DX Contest規約に対するFAQ
・World Wide Digi DX Contest
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神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・3・5金曜日に流され、第2・第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2017年7月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。
2024年8月16日の第208回放送はJH1OSB 小濱氏が欠席し、前後半通じてJK1BAN 田中氏が「今週の活動報告」を行い、リスナーからのメール紹介(6m AND DOWNコンテストに出ていたクラブ局、QSOパーティの十二支ステッカーとCW練習について)を行った。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QSY 第208回放送
・QSY Facebookページ
・QSYゆるーく無線を楽しむ(YouTube)
・QSY 番組案内ページ
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