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hamlife.jp (2024/11/28 14:35:32)
現在データベースには 6136 件のデータが登録されています。
アマチュア無線業務日誌の定番ソフト(フリーウェア)として、多くの無線家に愛用されている「Turbo
HAMLOG(通称「ハムログ」)」。そのWindows版が2022年5月9日に「Ver5.36」としてバージョンアップ(各機能の修正など)したが( 2022年5月9日記事
)、今回「その後の進捗状況」として、5月26日に続いて6月15日→6月18日→6月20日→6月26日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。
5月9日に公開されたTurbo HAMLOG Ver.5.36
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのWindows版が2022年5月9日に「Ver5.36」としてバージョンアップしたが、今回「その後の進捗状況」として、2022年5月26日に続いて6月15日→6月18日→6月20日→6月26日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。
その後の進捗状況(2022/6/26の更新内容)
※Ver5.36に上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・Rig/Ant編集からCTY.DATが開けないように修正。
・検索メニューの部分文字列検索は、半角英字については大文字小文字の区別なしに変更。
・DX局/40などのように/の右側が数字の場合、CTY.DATの(40)を拾ってしまって異なるエンティティになるので修正。Tnx
JA9AOB
・CTY.DATからのDXエンティティ認識のロジックを修正。
その後の進捗状況(2022/6/18、6/20の更新内容)
※Ver5.36に上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・Rig/Ant編集からCTY.DATが開けないように修正。
・検索メニューの部分文字列検索は、半角英字については大文字小文字の区別なしに変更。
・DX局/40などのように/の右側が数字の場合、CTY.DATの(40)を拾ってしまって異なるエンティティになるので修正。Tnx
JA9AOB
・/の右側が英字1文字の場合、エンティティとして認識しなかったのでHAMLOG50.DLLを修正。
その後の進捗状況(2022/6/15の更新内容)
※Ver5.36に上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・Rig/Ant編集からCTY.DATが開けないように修正。
・検索メニューの部分文字列検索は、半角英字については大文字小文字の区別なしに変更。
・DX局/40などのように/の右側が数字の場合、CTY.DATの(40)を拾ってしまってに異なるエンティティになるので修正。Tnx
JA9AOB
その後の進捗状況(2022/5/26の更新内容)
※Ver5.36に上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・Rig/Ant編集からCTY.DATが開けないように修正。
・検索メニューの部分文字列検索は、半角英字については大文字小文字の区別なしに変更。
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.36
・Turbo HAMLOGホームページ
きょう2022年6月26日に行われた一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)の「第11回定時社員総会」は18時31分に終了した。その後、選任された新理事16名と監事2名が別室で初の顔合わせとなる理事会を開催。その席での互選により、会長にはJG1KTC 髙尾義則氏が再任され、副会長にはJA5SUD 森田耕司氏とJA7AJH 尾形和俊氏の両名が再任された。また専務理事は日野岳 充氏が理事就任否決された関係から、後日開催の理事会で決定することとなった。
会長に再任された髙尾義則氏を中心に、その両脇が再任された副会長2名(右側:森田氏、左側:尾形氏)。両サイドは監事(左:佐藤氏、右:志村氏)
選出された会長、副会長は次のとおり。いずれも任期は2024年6月の第13回定時社員総会終了まで2年間となる。
★会長: JG1KTC髙尾義則氏
★副会長: JA5SUD 森田耕司氏、JA7AJH 尾形和俊氏
★専務理事: 後日開催の理事会で決定
髙尾義則氏は2016年にJARL会長へ初就任しこれで4期目となる。hamlife.jpの取材に対し「本日再任いただきまして、初心忘れるべからずで、アマチュア無線界、そしてJARL会員の皆様のため、満足度向上を諮るべく、理事会一丸となって取り組んでまいります。皆様にはぜひともご支援を賜りますようお願い申し上げます。」と抱負を語った。
●関連リンク: 第11回定時社員総会議案等について(JARL Web)
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、2022年6月26日(日)13時から東京都新宿区の民間会議施設で「第11回定時社員総会」を開催した。第2号議題(役員選任の件)では討議後の採決で理事候補者のうち1名(日野岳 充氏)就任が否決された。この結果について速報する。
冒頭で挨拶する髙尾JARL会長
JARLは2011年秋の一般社団法人化を機に、会員(正員)すべてに参加・議決の権利があった「通常総会」の制度を廃し、正員から選挙で選ばれた「社員」によって行われる、代議員制の「社員総会」へ移行した。社員の定数は138名だが、現在は一部の地域で欠員が生じているため総数は134名となっている。
その11回目となる定時社員総会が6月26日(日)に開催、13時00分に開会宣言が行われ、総会成立審査後、議長団(JA1STY 鈴木氏、JA7UQB 佐藤氏)により第1号議題「令和3年度決算の件」および第2号議題「役員選任の件」の議事が行われた。
議事開始前に事務局が発表した「総会成立審査」の結果は次のとおり。
・議決権を有する社員総数: 134名
・議決権の数: 134個
・6月26日12時50分現在の出席社員数: 87名
・ 議決権行使書の提出社員: 5名
・委任書面による出席社員: 37名
・合計出席数: 129名
(定款に規定された過半数67名を超えているので総会は成立)
第1号議題は討議に続いて挙手採決が行われ、下記の通りとなった。
・出席社員の総数(委任状含む): 127名
・議決権行使書提出: 5名
★第1号議題の賛成票
・出席社員:79票
・議決権行使書:3票
合計82票
★同 反対票
・出席社員:44票
・議決権行使書:2票
合計46票
★同 保留票
・出席社員:4票
・議決権行使書:0票
合計4票
この結果、賛成多数で第1号議題が可決した(15時14分)。
第2号議案では質疑終了後、理事候補者17名、監事候補者1名を挙手で就任の賛否を採決したが、今回は「就任に賛成の者」だけを挙手でカウントする方法で時間短縮を実施。採決の結果、反対多数で就任が否決される理事候補者が1名(ただし書き理事候補者の日野岳 充氏)があった。
採決結果
<議決権の数:会場内123、議決権行使書5、合計128(過半数:65)>
★理事候補者
JE1KAB 日野岳 充氏【就任否決】※ただし書き理事
賛成63(うち行使書1)
JG1KTC 髙尾義則氏【選任】
賛成76(うち行使書2)
JH1LWP 島田守康氏【選任】
賛成95(うち行使書3)
JL1ALE 菊池 宏氏【選任】
賛成90(うち行使書4)
JA2HDE 木村時政氏【選任】
賛成78(うち行使書5)
JG2GFX 種村一郎氏【選任】
賛成78(うち行使書5)
JH3GXF 安孫子 達氏【選任】
賛成76(うち行使書5)
JR3QHQ 田中 透氏【選任】
賛成76(うち行使書5)
JH4NMT 松田佳之【選任】
賛成76(うち行使書5)
JA5SUD 森田耕司氏【選任】
賛成121(うち行使書5)
JA6HUG 中村信雄氏【選任】
賛成91(うち行使書4)
JA7AJH 尾形和俊氏【選任】
賛成84(うち行使書4)
JA8ATG 原 恒夫氏【選任】※ただし書き理事
賛成92(うち行使書3)
JA8DKJ 三井 武氏【選任】
賛成93(うち行使書4)
JH8HLU 正村琢磨氏【選任】
賛成95(うち行使書4)
JA9PPC 森田喜邦氏【選任】
賛成117(うち行使書5)
JF0JYR 髙橋哲也氏【選任】
賛成105(うち行使書4)
★監事候補者
JA1MEK 志村文夫氏【選任】
賛成82(うち行使書3)
JE7JGG 佐藤 眸氏【選任】
賛成76(うち行使書3)
同社員総会は続いて「令和3年度事業報告」「令和4年度収支予算」「令和4年度事業計画」の報告事項と質疑が行われ18時31分にすべてが終了した。その後、選任された理事らによる新理事会が別室で開催され、互選によって新たなJARL会長、副会長、専務理事が決定する予定となっている。
●関連リンク: 第11回定時社員総会議案等について(JARL Web)
先週のアクセスランキング1位は、2022年11月20日から12月15日までアラブ首長国連邦で開催される「2023年世界無線通信会議(WRC-23)」に向け、総務省が公表した「2023年世界無線通信会議(WRC-23)に向けた我が国の考え方(案)」へのパブリックコメント(意見公募手続)のニュース。総務省が作成した同案の中には、「10.0-10.5GHz帯における移動業務への一次分配を含むIMT特定の検討」「同一の周波数で運用されている無線航行衛星業務(宇宙から地球)の保護を確実にするための追加的手段の必要性の決定のための1240-1300MHz帯のアマチュア業務及びアマチュア衛星業務の見直し」といった、アマチュア無線家にとっても重要な項目が含まれている。アマチュア無線家の一人、金子 明氏(JA1OGZ)は「WRC-23に向け、アマチュア無線周波数帯に関係する意見募集が掲示されています」というタイトルで懸念点をまとめた書面を作成、「かなり我々にとって手厳しい政策になります。ぜひとも皆様のご意見をお願いします」と呼び掛けているなど、危惧する声が上がっている。パブリックコメントの期日は今月中の6月30日(木)までだ。
続く2位は「<電波法に基づく行政処分>北海道総合通信局、電波法違反容疑で遭難した遊覧船『KAZUⅠ(カズワン)』を運航していた(有)知床遊覧船と代表取締役を告発」。2022年6月21日、北海道総合通信局は4月23日に発生した北海道・知床での遭難事故で、遊覧船「KAZUⅠ(カズワン)」を運航していた有限会社知床遊覧船と同社の桂田精一代表取締役を、免許を受けずに無線設備を同社事務所等に設置し不法に無線局を開設していたとして、電波法違反容疑で第一管区海上保安本部網走海上保安署に告発するとともに、同社を電波法に基づく行政処分(簡易無線局8局の運用停止)を行うことを公表した。金子総務大臣は6月21日の記者会見で「不法に無線局が開設されたことは大変遺憾だ。不法利用されていたアマチュア無線局は幅広く利用されており、法令意識を高めるよう周知啓発を強化したい」と述べた。NHK記者からの質問に対して「今回、不法利用されていたアマチュア無線局については…」とする、記者会見での質疑応答の内容(動画など)を記事で紹介している。
3位は、アイコム株式会社のHF~430MHz帯ポータブル機「IC-705」用に、メイスメモリー/メモリーキーヤー/RTTYメモリーを外部からコントロール可能にする外部キーパッドのオリジナル基板と部品を揃えた組立キットを金山 彰氏(JO3GBD)が製作。ヤフオクを通じて頒布を行っている話題。大きさもシュガーレス錠菓「FRISK(フリスク)」の容器に収まるサイズで、非常にコンパクト。金山氏は「アイコム用のキーパッド基板は、2016年ごろローカル局のアイデアでオリジナル基板を作り、その後、ローカルイベントやヤフオクで組立キットを頒布してきました。IC-705では従来の仕様と違い、8ch対応にしたことで若干配線が異なるため、今回、IC-705専用のオリジナル外部キーパッド基板を製作し、キット頒布を始めました。比較的簡単なキットなので、ニューカマーやカムバックハムの方々が電子工作をはじめたり、再開するきっかけになればと思っています」と語っている。しかし予想以上の反響で、準備した在庫がすべて完売したとのこと。今後の入手時期などについては、本人のブログやツイッターで確認してほしいとしている。詳しくは記事をチェック!
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
2)<電波法に基づく行政処分>北海道総合通信局、電波法違反容疑で遭難した遊覧船「KAZUⅠ(カズワン)」を運航していた(有)知床遊覧船と代表取締役を告発
3)<外部からボイスメモリー/メモリーキーヤー/RTTYメモリーを制御>ヤフオクでIC-705用オリジナル外部キーパッド基板(組立キット)を頒布
4)<山形県天童市の本店とオンラインショップは営業継続>仙台市宮城野区の「東名電子仙台店」、7月18日(月・祝)で閉店
5)<不法に無線局を開設した疑いで女を摘発>北海道総合通信局、 札幌方面江別警察署管内においてアマチュア無線機を免許を受けず大型車両に設置
6)【ハムフェア2022】<宿泊予定者・予約済みの人は注意!>会場直近の「東京ベイ有明ワシントンホテル」が営業休止期間を8月末まで延長
7)<スマホでもパソコンでも見やすく>QSLカード印刷のキュービック、印刷通販サイトを刷新
8)<第3特集は「エアーバンドアンテナフルテスト」>三才ブックスが月刊「ラジオライフ」2022年8月号を刊行
9))<最盛期の1977年から円熟期の2000年までの国産リグ、1,035機種を収録!>CQ出版社、6月17日に「日本アマチュア無線機名鑑II」を刊行
10)<A5サイズで見やすさ抜群、過去最高の476ページ>三才ブックス、6月29日に「周波数手帳ワイド2022-2023」を発売
カプセルトイの製造販売で知られる株式会社ケンエレファントは2022年6月24日、新たに「モールス電鍵 ミ二チュアコレクション」全4種を今年10月頃に発売すると発表した。サイズは約50mmの縦振れ式で、キーを押すと実際に音が鳴るという。開発には一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が協力、おまけとしてすぐに始められる「モールス符号冊子」がついてくるという。価格は未定。
ケンエレファントの「モールス電鍵ミ二チュアコレクション」発売予告より
「ガチャガチャ」の愛称で知られるカプセルトイ。子供向け玩具やアニメのキャラクター関連だけでなく、最近は食品サンプルや昭和レトロなグッズ、鉄道、自動車、アウトドアなど、さまざまな趣味ジャンルをミニチュア化したものも登場し、大人も楽しめる内容に進化している。
カプセルトイの著名メーカー、株式会社ケンエレファントはこのほど「モールス電鍵 ミ二チュアコレクション」全4種を2022年10月頃に発売することを公式サイトと公式Twitterアカウントで発表した。
公式Twitterアカウントでの告知より
公開されたイメージ写真を見る限り、4種類はいずれも縦振れ式(ストレートタイプ)のオーソドックスな電鍵だが、ベース(台座)とキーなどの金属部分の表現がそれぞれ異なっている。キー部分は可動するものの全体は樹脂で作られているため、実際に無線機に接続しモールス通信に使うことは難しいかもしれない(改造する猛者が現れるかもしれないが…)。サイズは全長約50mmの手のひらサイズ、キーを押すと音が鳴るギミック付きで、おまけとして「モールス符号冊子」がついてくるので“すぐ始められる”という。
驚くべきことに、公開された写真には「協力:一般社団法人 日本アマチュア無線連盟」と記載されている。JARLが製品開発や冊子監修など何らかの協力を行っているようだ。hamlife.jpでは関係者に確認を急いでいる。
今後、「モールス電鍵ミ二チュアコレクション」の詳細情報が得られた場合は改めて紹介する。
●関連リンク:
・ケンエレのカプセルトイ 6~10月の新商品(ケンエレファント)
・株式会社ケンエレファント 公式サイト
・株式会社ケンエレファント 公式Twitter
・JARL創立90周年への提言「モールス符号をユネスコの無形文化遺産へ」(JARL
Web)
日本における、2022年6月25日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。6月に入って4回目の更新発表が、1エリア(関東管内)の関東総合通信局からあった。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
2022年6月25日(土)21時から26日(日)21時までの24時間、JARL北海道地方本部主催による「2022 ALL JA8コンテスト」が、“JARLコンテスト使用周波数帯”の電話と電信で開催される。前回(2021年)から種目に「シングルオペレーター/1.9MHz」が追加されたほか、前々回(2020年)から10代の参加者に対して「奨励賞」が贈られるようになった。また2020年12月に50MHz帯と1.9MHz帯のJARLコンテスト使用周波数帯が改正された点について注意を呼び掛けている。
本コンテストの交信対象は、北海道内で運用する局は国内アマチュア局との交信、北海道外で運用する局は北海道内で運用する局との交信が有効となる。
ナンバー交換は、道内局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す北海道振興局ナンバ-」+「年代別符号」、道外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す都府県ナンバ-」+「年代別符号」となる。
得点に直結した「オペレータの年代別符号」は、それぞれ~19歳「A」=1点、20~29歳「B」=2点、30~39歳「C」=3点、40~49歳「D」=4点、50~59歳「E」=5点、60~69歳「F」=6点、70~79歳「G」=7点、80~89歳「H」=8点、90~99歳「I」=9点、100歳~「J」=10点、マルチオペレーター「M」=1点、YL「Y」=5点と、年齢が高い局と交信するほど得点が高くなる仕組みだ。
紙ログ、電子ログともに締め切りは7月26日(火)郵送の場合は消印有効。なお「紙によるログ・サマリーは、記入項目がすべて手書きであり、交信局数が100局までのログのみを受け付けることとしました」としている。詳しくは下記、関連リンクから「2022 ALL JA8コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・2022 ALL JA8コンテスト規約(PDF形式)
・JARL北海道地方本部
・JARLコンテスト使用周波数帯(JARL Web)
神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・3・5金曜日に流され、第2・第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2017年7月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。
2022年6月17日の第147回放送は、JK1BAN 田中氏の「大好き航空無線」がバイデン大統領来日時の「エアフォースワン( Air Force One )」の通信を Live ATC 経由で聞いたという報告。「今週の活動報告」はNTTの電話がアナログ回線からデジタル回線に変更される件をリスナーからのメールを紹介しながら進行。JH1OSB 小濱氏の「無線は自作でより楽しくなる」は多忙で自作ネタが用意できないため、プッシュホンで使われている「DTMF」と電話や交換機に関するあれこれだった。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QSY 第147回放送
・QSYゆるーく無線を楽しむ(YouTube)
・QSY 番組案内ページ
6月23日、関東総合通信局は、登録検査等事業者であるRFデザイン株式会社(埼玉県さいたま市)に対して、無線局の検査のために作成する点検結果を記載した書類(点検結果通知書)を事実とは異なる内容で免許人へ通知した電波法違反に基づき、登録検査等事業について29日間の業務停止および業務の改善を命じた。
関東合通信局が発表した行政処分内容は以下のとおり。
総務省関東総合通信局は、登録検査等事業者であるRFデザイン株式会社に対し、6月23日、電波法(昭和25年法律第131号)に基づき、登録検査等事業について29日間の業務停止および業務の改善を命じました。
1.違反した登録検査等事業者の名称等
名称: RFデザイン株式会社
所在地: 埼玉県さいたま市見沼区蓮沼588-10
登録番号: 関R第0037号
2.違反事項
無線局の検査のために作成する点検結果を記載した書類(点検結果通知書)を事実とは異なる内容で免許人へ通知した。
3.違反条項および行政処分の内容
電波法第24条の10の規定に基づく業務の停止命令
(業務停止期間:令和4年6月24日から同年7月22日までの29日間)
電波法第24条の7第2項の規定に基づく業務の改善命令
【参考】関連条文(電波法)
(適合命令等)
第二十四条の七 (略)
2
総務大臣は、登録検査等事業者がその登録に係る業務の実施の方法によらないでその登録に係る検査又は点検の業務を行つていると認めるときは、当該登録検査等事業者に対し、無線設備等の検査又は点検の実施の方法その他の業務の方法の改善に関し必要な措置をとるべきことを命ずることができる。
(登録の取消し等)
第二十四条の十
総務大臣は、登録検査等事業者が次の各号のいずれかに該当するときは、その登録を取り消し、又は期間を定めてその登録に係る検査又は点検の業務の全部若しくは一部の停止を命ずることができる。
一 第二十四条の二第五項各号(第二号を除く。)のいずれかに該当するに至つたとき。
二 第二十四条の五第一項又は第二十四条の六第二項の規定に違反したとき。
三 第二十四条の七第一項又は第二項の規定による命令に違反したとき。
四
第十条第一項、第十八条第一項若しくは第七十三条第一項の検査を受けた者に対し、その登録に係る点検の結果を偽つて通知したこと又は同条第三項に規定する証明書に虚偽の記載をしたことが判明したとき。
五 その登録に係る業務の実施の方法によらないでその登録に係る検査又は点検の業務を行つたとき。
六 不正な手段により第二十四条の二第一項の登録又はその更新を受けたとき。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・関東総合通信局
RFデザイン株式会社に対する、登録検査等事業の業務停止及び業務改善を命令
・総務省 登録検査等事業者制度
・RFデザイン株式会社
コンテストログ「zLog」の開発で知られる東京大学アマチュア無線クラブ(JA1ZLO/JA1YWX)主催による「第34回 ALL JA1コンテスト」が、2022年6月25日(土)9時から20時までの11時間にわたり開催される。参加するバンドによって時間帯が異なり、9時から12時までは14/21/28/50MHz帯、16時から20時までは1.9/3.5/7MHz帯で、これとは別に「デジタル(FT8/FT4)部門」が13時から15時までの2時間行われる。なお「コロナウイルスの状況により、ルールが変更される可能性があります。参加する前にルールをよくご確認ください」「<デジタルモードでの通信について>デジタル部門に参加する方は必ずご確認ください」「開催日が従来の『第1日曜日』から『第4土曜日』へ変更しております」と案内しているので最新の情報を確認して参加しよう。提出書類は自動集計システムのみでの受理としている。
「第34回 ALL JA1コンテスト」の参加資格は、日本国内で免許を受けているすべてのアマチュア局。交信対象は1エリア内の局が「国内で運用するすべてのアマチュア局」、1エリア以外の局は「1エリア内で運用するアマチュア局」となる。
コンテストの実施時間は14/21/28/50MHz帯の「HIGHバンド部門」が9時から12時までの3時間、1.9/3.5/7MHz帯の「LOWバンド部門」が16時から20時までの4時間、「デジタル(FT8/FT4)部門」が13時から15時までの2時間となっている。エントリー可能な部門などの詳細は規約で説明されている。
とくに「デジタル(FT8/FT4)部門」は、参加者の分散を避ける試みで試験的に7MHz帯に絞って実施。ほかの国内通信や海外通信を妨害しないためとして、使用周波数を「FT4が7.038MHz」「FT8が7.041MHz」、空中線電力は免許によって認められた範囲かつ30W以下と定めている。
ナンバー交換は電信・電信電話部門は1エリア内の局がRS(T)+市郡区ナンバー、1エリア以外の局はRS(T)+府県支庁ナンバー、デジタル部門は1エリア内・外ともRST+市郡区ナンバーとなる。
ログ提出はWebサイトから電子ログのみの提出に限られ(紙ログによる受け付けは行わない)、自動集計システムで処理される。締め切りは7月16日(土)まで。詳しくは「第34回 ALL JA1コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第34回 ALL JA1コンテスト規約
・ALL JA1 書類受付システム
・東京大学アマチュア無線クラブ(東京大学無線部)