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hamlife.jp (2024/11/28 12:35:37)
現在データベースには 6136 件のデータが登録されています。
日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2022年6月20日時点で、アマチュア局は「377,024局」の免許情報が登録されている。前回紹介した6月13日時点の登録数から1週間で13局ほど減少した。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2022年6月20日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「377,024局」の免許状情報が登録されていた。前回、6月13日時点のアマチュア局の登録数は「377,037局」だったので、1週間で登録数が13局ほど減少した。
また、1982(昭和57)年12月にスタートしたパーソナル無線。最後の1局の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったため、翌日の2021年12月20日をもって「パーソナル無線」は0局となり完全に消滅ている。
↓この記事もチェック!
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局38万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・消滅:パーソナル無線(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。
2022年6月19日の第494回放送は「VARAモデムとVarAC」。HF帯での高速通信を目指したサウンドモデム「 VARAモデム 」と、文字チャットができる通信ソフト「 VarAC 」で新しいデジタルモードを提案する内容だ。
公開されたポッドキャスト音声は約50分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第494回の配信です
QSLカード印刷のキュービック(群馬県北群馬郡)は、このほど同社の印刷通販サイトをスマートフォンでもパソコンでも見やすく、注文しやすいデザインに刷新した。同社は「QSLカードの他、アイボール名刺、出来合いの用紙も取り揃えてありますので、ぜひサイトを訪問してください」と案内している。
デザインを一新したキュービックの印刷通販サイト。リポート面だけ印刷した自作用カード用紙や、群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」を描いた印刷済みカードも販売している
キュービックは、高精細印刷システムにより高品質のQSLカードが作成でき、しかも価格がわかりやすいワンプライス表示であること、無料でデザイン指定が行え、印刷前の校正確認にも対応といった本格的な仕様で、アマチュア無線家の人気を集めている。
このほど同社は従来のホームページを、文字を大きく見やすくし、スマートフォンでもパソコンからでも注文しやすいように配慮したデザインに一新。「弱視などの方にも配慮した作りになっている」という。
同社のQSLカード印刷は、注文者が用意した写真のファイルを送って発注するタイプだが、一般的な通販サイトと同様の「カート方式」を採用しているため、ネット通販による印刷物の発注が初めてでもわかりやすい。実際に注文すると、即座に自動返信メールで入稿用の原稿用紙が送られてきて、それに記入して送付ボタンを押す手順で、この際に写真データも同時に送信が可能となっている。
QSLカードの注文には、わかりやすい「カート方式」を採用した
その後は同社がQSLカードのデザイン化を進め、確認用に画像化したQSLカード(校正)がメールで送られてくる。これを見て“修正指示”を出せば、修正したものを再送してくれ、OKを出すまで何度でも指示を出すことが可能になっている。また代金の支払いは代引や口座振込以外に、クレジットカードやコンビニ決済も利用できるという。
QSLカードの印刷価格表
コールサインの書体や文字色は希望の物が選べる。印刷前の確認用デザインを見て、もし気に入らなかった場合は何度でも“修正指示”を出すこともできるので安心だ
サイト内にはキュービックで製作した各局のQSLカードが掲載されている
同社は「QSLカードの他、アイボール名刺、出来合いの用紙も取り揃えてありますので、興味のある方はぜひサイトを訪問してください」と呼び掛けている。
●関連リンク: キュービック
先週のアクセスランキング1位は、「<不法に無線局を開設した疑いで女を摘発>北海道総合通信局、 札幌方面江別警察署管内においてアマチュア無線機を免許を受けず大型車両に設置」。6月13日、北海道総合通信局は札幌方面江別警察署と共同で北海道江別市において車両に開設した不法無線局の取り締まりを実施し、無線局免許のないアマチュア無線機を大型車両に設置していた岩見沢市在住の女を摘発したニュース。6月は「不法無線局対策の強化月間」ということもあってか、8位とと10位にも、不法無線局の取り締まり関連記事がランクインしている。
●令和4年度電波利用環境保護周知啓発活動「守ろうよ!電波は大切なライフライン」
(YouTube総務省チャンネル)
↓画面をクリックするとスタートします。
続く2位は、富山県の民放テレビ局(JNN系列)チューリップテレビ、夕方のニュース番組内で「再び注目 アマチュア無線」と題した映像リポートが、2022年6月10日に放映された話題。6月5日に魚津市で開催された「北陸ハムフェスティバル」の会場風景と来場者インタビューのほか、県内のアマチュア無線家のシャックを訪問し、交信風景など4分弱にわたり紹介している。現在、YouTubeのチューリップテレビ公式チャンネルでこの番組の動画が公開されている。かつてはアマチュア無線が「趣味の王様」と言われていたことや、JARLの会員数が2年連続で増加していることなどを紹介。後半では南砺市のJA9BKJ 中井 貢氏、富山市のJF9JTS 高山 稔氏のシャックを訪問して楽しみ方を紹介、交信風景を含め4分17秒にわたりリポートしている。
3位と5位には、2022年6月17日に刊行される新刊情報が。3位は「<特集は『屋外型アンテナ・チューナ活用スタイル』、別冊付録『私の“FT8”ハムライフ』付き>CQ出版社が月刊誌『CQ ham radio』2022年7月号を刊行」、そして5位には「<最盛期の1977年から円熟期の2000年までの国産リグ、1,035機種を収録!>CQ出版社、6月17日に『日本アマチュア無線機名鑑II』を刊行」。とくに5位の「日本アマチュア無線機名鑑II」は、昨年発刊され大好評を得た「日本アマチュア無線機名鑑」に続くもので、今回収録しているのは、日本国内を吹き荒れたバブル景気に乗ってアマチュア無線局も140万局に迫る勢いとなり、アマチュア無線機も毎月のようにモービル機、ハンディ機の新製品が登場するという活況を呈した時期と重なる。筆者はJJ1GRK 高木誠利氏。B5版304ページで価格は3,630円(税込み)。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<不法に無線局を開設した疑いで女を摘発>北海道総合通信局、 札幌方面江別警察署管内においてアマチュア無線機を免許を受けず大型車両に設置
2)<YouTubeで公開中>富山県のチューリップテレビ、夕方のニュース内で「再び注目 アマチュア無線」を放送
3)<特集は「屋外型アンテナ・チューナ活用スタイル」、別冊付録「私の“FT8”ハムライフ」付き>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2022年7月号を刊行
4)<実名公表! 36日間の業務停止と業務改善命令>東北総合通信局、点検結果の内容を偽って通知した登録検査等事業者に対して行政処分
5)<最盛期の1977年から円熟期の2000年までの国産リグ、1,035機種を収録!>CQ出版社、6月17日に「日本アマチュア無線機名鑑II」を刊行
6)【ハムフェア2022】<宿泊予定者・予約済みの人は注意!>会場直近の「東京ベイ有明ワシントンホテル」が営業休止期間を8月末まで延長
7)<アマチュア無線による非常通信訓練>Team7043、6月15日(水)全国一斉緊急地震速報訓練(Jアラート)でアマチュア無線局を対象にロールコール
8)<京都府八幡警察署管内で取り締まり>近畿総合通信局、免許を受けず不法にアマチュア無線機を設置していた女を告発
9<2アマ取得のMasaco(JH1CBX)が14MHz帯で初の移動運用>「月刊FBニュース」、8本の連載とニュース2本をきょう公開
10)<福岡県西警察署と共同で不法局の取り締まり>九州総合通信局、福岡市西区で不法市民ラジオ(CB無線)を運用していた男が摘発され警察が逮捕
アマチュア無線業務日誌の定番ソフト(フリーウェア)として、多くの無線家に愛用されている「Turbo
HAMLOG(通称「ハムログ」)」。そのWindows版が2022年5月9日に「Ver5.36」としてバージョンアップ(各機能の修正など)したが( 2022年5月9日記事
)、今回「その後の進捗状況」として、5月26日に続いて6月15日→6月18日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。
5月9日に公開されたTurbo HAMLOG Ver.5.36
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのWindows版が2022年5月9日に「Ver5.36」としてバージョンアップしたが、今回「その後の進捗状況」として、2022年5月26日に続いて6月15日→6月18日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。
その後の進捗状況(2022/6/18の更新内容)
※Ver5.36に上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・Rig/Ant編集からCTY.DATが開けないように修正。
・検索メニューの部分文字列検索は、半角英字については大文字小文字の区別なしに変更。
・DX局/40などのように/の右側が数字の場合、CTY.DATの(40)を拾ってしまって異なるエンティティになるので修正。Tnx
JA9AOB
/の右側が英字1文字の場合、エンティティとして認識しなかったのでHAMLOG50.DLLを修正。
その後の進捗状況(2022/6/15の更新内容)
※Ver5.36に上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・Rig/Ant編集からCTY.DATが開けないように修正。
・検索メニューの部分文字列検索は、半角英字については大文字小文字の区別なしに変更。
・DX局/40などのように/の右側が数字の場合、CTY.DATの(40)を拾ってしまってに異なるエンティティになるので修正。Tnx
JA9AOB
その後の進捗状況(2022/5/26の更新内容)
※Ver5.36に上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・Rig/Ant編集からCTY.DATが開けないように修正。
・検索メニューの部分文字列検索は、半角英字については大文字小文字の区別なしに変更。
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.36
・Turbo HAMLOGホームページ
株式会社三才ブックスは、2022年6月29日に「周波数手帳ワイド2022-2023」を刊行する。毎年12月末に発売される月刊誌「ラジオライフ」2月号の付録として人気が高い、ポケットサイズの「ラジオライフ手帳」を見やすいA5サイズに拡大し、ジャンル別・地域別の最新周波数データを満載したデータブックだ。今回は「デジタル消防無線の割当て判明が増加」「ポケベルシステムを使った防災無線同報系の周波数」「高度による再編が進む航空路管制(福岡と神戸)」「REMOTE空港がRDO空港に、空港管制の変化」「レジャー無線のデジタル化と周波数変更」など、日々の受信ライフに役立つ情報を強化し、総ページ数は過去最高の476ページとなった。価格は据え置きの1,320円(税込)。
三才ブックス「周波数手帳ワイド2022-2023」表紙
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。
三才ブックスが刊行している月刊誌「ラジオライフ」は、毎年2月号にポケットサイズで分厚い「ラジオライフ手帳」というデータブックを付録にして高い人気を誇っているが、無線系記事の主たる読者層が40~60代となり「文字が小さいのが気になる」という声もある。
そこで、本のサイズを「ラジオライフ」本誌と同じA5サイズに改め、ジャンル別の周波数データを県別に掲載する「周波数帳」スタイルのデータブックとして、2015年に「ラジオライフ手帳ワイド」、2017年からは毎年「周波数手帳ワイド」を毎年刊行し好評を博している。今回刊行される「周波数手帳ワイド2022-2023」の掲載ジャンルは次のとおり。
★「周波数手帳ワイド2022-2023」に掲載されている受信ジャンル
・消防無線(デジタル消防&救急・アナログ署活系)
・防災行政無線(同報系・移動系)
・エアーバンド(飛行場管制・航空路管制)
・カンパニーラジオ
・鉄道無線(JR・私鉄)
・国際VHF
・バス無線(路線・貸し切り)
・マスコミ無線(テレビ局・ラジオ局)
・レジャー無線
・各種業務無線
・一般簡易無線
・警備無線
・官庁無線
・ミリタリー無線
・ラジオ放送(AM/FM放送)
・盗聴波
同書の担当者は、今回の「周波数手帳ワイド2022-2023」で強化した5つのポイントを次のように挙げている。
1.デジタル消防無線の割当てが判明が増加
2.ポケベルシステムを使った防災無線同報系の周波数
3.高度による再編が進む航空路管制(福岡と神戸)
4.REMOTE空港がRDO空港に。空港管制の変化
5.レジャー無線のアナ→デジ変波とデジタル波の周波数変更を掲載
(1chの467.0000MHzの使用局が多くなりすぎ、変波するところが増えたようです)
その上で『アナログ波の使用期限が延長され、聞ける無線はまだまだ残っています。そして聞けるデジタル無線も増えているのです。ぜひ本書を手元に置いて最新の周波数情報をチェックして下さい』と案内している。
本書の購入は下記のAmazonリンクが便利で確実だ。
●関連リンク: 周波数手帳ワイド2022-2023(三才ブックス)
日本における、2022年6月18日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。6月に入って3回目の更新発表が、1エリア(関東管内)の関東総合通信局からあった。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
アメリカのアマチュア無線資格を日本国内で取得できるFCC(Federal Communications Commission/米国連邦通信委員会)の試験が、ボランティア試験官(VE=Volunteer Examiner)の資格を持つ人たちの団体「VEチーム」により、全国各地で定期的に実施されている。全国各地のVEチームにおける最新スケジュールをまとめたので紹介しよう。なお、2022年7月からテクニシャンクラスの試験問題が変更されるほか、同年4月19日からFCC試験に合格後にアマチュア無線局の免許発給を受けるとき、35ドルが徴収されようになったので注意しよう。
現在、アメリカのアマチュア無線資格で試験が実施されているのは、初級の「Technician Class」、中間に位置する「General Class」、そして最上級クラス「Extra Class」の3つ。その試験実施のために「ARRL」や「W5YI」などの試験実施組織(VEC)があり、ここに所属するVEチームによって、日本国内でも試験が行われている。
今回、2022年7月からテクニシャンクラスの試験問題が変更されるほか、同年4月19日からFCC試験に合格後にアマチュア無線局の免許発給を受けるとき、35ドルが徴収されようになった。
札幌VEチームのホームページに、以下の案内があるので参考にするといいだろう。
<重要なお知らせ/Important Notices>
2022年4月19日から、FCC試験に合格後アマチュア無線局の免許発給の際には$35が徴収されます。(18歳未満の受験生は、一回限り免除されます。)
①FCCからは電子メールで諸連絡が送信されるので、確実に受信できる電子メールアドレスを確保してください。
②FCCへの支払いは、合格後にFCCから送信されるメールを受信したのち10日以内に合格者本人がオンラインで行います。
それまでに支払い可能なクレジットカードを準備しておいてください。CORES Systemにユーザー登録します。
オンラインでFCCの CORES FRN Registration system にログインして支払います。
●Technician Class の問題が2022年7月から変わります。
FCCはSSN (ソーシャルセキュリティーナンバー)での試験の受付を終了しました。
Effective Thursday May 20,2021 the FCC will be discontinuing to ability to accept SSN on all applications.
2017/8/20以降の試験からFORM 605の様式が変更に成りました。
The format of FORM 605 has changed from the test after August 2
東京VEチームでは「大事なお知らせ」としてご覧のような案内を行っている。主催者ごとに受験料の金額や支払い方法、受験の申し込み期限などに違いがある。試験を開催するVEチームの最新情報とあわせて、用意しておくものなどの確認を必ず行っておこう
アメリカのコールサインが持てる!といった、アメリカのアマチュア無線資格を取得するメリットなどが、札幌VEチームの試験会場にもなっている、無線とパソコンの専門店「フェイズ札幌/フエイズサツポロ」のWebサイトに詳しく書かれているので参考になるだろう。
・FCC試験を受けてみませんか?(フェイズ札幌/フエイズサツポロ/PDF形式)
・FCCライセンス試験の勉強法(フェイズ札幌/フエイズサツポロ)
なお、チームごとに受験の申し込み期限が設定されている。事前申込者がいない場合は中止になったり、為替相場の変動により受験料が変更される場合もあるので最新の情報入手を心がけよう。
(※VEチームの皆様、試験実施に関する最新情報があれば、ぜひhamlife.jpまでお知らせください)
●最新VEチーム試験スケジュール (hamlife.jp調べ:2022年6月17日現在)
個々のVEチームにより必要な書類など異なるものの、「横須賀・逗子VEチーム」のWebサイトには「試験に当っての注意事項(受験当日に必要な書類)」「ライセンスを失効した方の救済処置について」など詳しい。
また横浜VEチームのWebサイトでは、「受験日に必要なもの」として以下が挙げられている。
(1)受験料(お釣りのないように準備してください)
(2)本人確認のため、「パスポート」・「米国各州の運転免許証」等の公的証明書
(3)FCC 免許の原本とコピー1部(現在有効な FCC 免許をお持ちの場合)
(4)CSCE(合格証明書)の原本とコピー1部(現在有効な CSCE をお持ちの場合)
(5)その他、科目免除を証明する書類等の原本とコピー1部(該当者の場合)
(6)筆記用具、電卓等
※ 受験にあたってはアメリカ国内に郵便を受け取る住所(メーリング・アドレス)があること、ならびにFCCの発給する「FRN (FCC Registration Number)」の取得が必要です。
幸谷 智氏・JQ1OCRのブログ「湧雲日記」に、「FCC試験を受けるときに提出する『Form 605』がうまく書けてない人が多いという話なので説明してみます」として、「NCVEC Quick-Form 605」の書き方の注意点などが紹介されているので参考になるだろう。
・NCVEC Quick-Form 605の書き方(湧雲日記)
実際の試験に関しては、申し込み方法(締め切り日ほか)や当日用意する書類、受験料、支払い方法など、VEチームごとに細かな違いがあるため、必ず下記のVEチームWebサイトにアクセスして、内容の確認を行ってほしい。
●日本でアメリカのアマチュア無線資格試験を行っているVEチームの一例
・札幌(W5YI) http://sapporo.aprs2.net:81/vec/
・みちのく(ARRL) http://www5.plala.or.jp/team_michinoku/
・群馬(W5YI) http://www.gunma-dx.org/vec/ve_index.htm
・茨城(ARRL) http://ve-ibaraki.net/?page_id_=2
・東京(ARRL) https://sites.google.com/site/fccarrltokyovet/
・横浜(ARRL) http://echo.ne.jp/FCC/index_j.html
・横須賀-逗子(ARRL) http://yzveteam.blog.fc2.com/
・浜松(ARRL) http://nh0aa.us/vec.html
・神戸(ARRL) http://www.ve-kobe.matrix.jp/
・四国(ARRL) http://ve-shikoku.seesaa.net/
・九州(W5YI) http://www.bea.hi-ho.ne.jp/ja6kyu/w5yi_home/index_w5yi.html
※札幌VEチームのホームページにアクセスできない(2022年4月8日時点)
※名古屋VEチームは2016年6月末で活動を停止している
※2020年11月23日にVE神戸チームのホームページがリニューアルされ、URLアドレスも変更
●関連リンク:
・FCC試験問題(Question pool)(ARRL Webサイト)
・FCC試験問題(Question pool)ダウンロード(ARRL Webサイト)
・W5YI Group
・Find an Amateur Radio License Exam in Your Area(ARRL
Webサイト)
The International Award Chasers Club(ACC)は、430MHz帯の活性化とグリッドロケーター(GL)の普及を目的とした「ACCロケーターコンテスト2022」を、2022年6月20日(月)0時から26日(日)23時59分までの1週間(7日間)にわたり、国内アマチュア個人局とACC各支部所属の社団局(JN1YMP/JN1ZGI)を対象として430MHz帯の全モードで開催する。なお「2016年からマルチプライヤーが変更になりましたのでご注意ください」「2019年から運用周波数が拡大しましたので、いろいろなモードで参加できます」と案内している。
参加部門は「一般部門」と「メンバー部門」の2つ。ナンバー交換は、一般は相手局のRS(T)レポート+6桁のグリッドロケーター、メンバーは相手局のRS(T)レポート+M+6桁のグリッドロケーター。
日が違えば運用地の変更可、ログに市郡区ナンバーおよび詳細町村名地名などを記入のこと。またロールコール中の交信も有効のほか、日が違えばACC社団局と重複交信も問題ない。
マルチプライヤーは、運用日数(最大7マルチ)×異なる6桁のグリッドロケーターの数。総得点は得点合計×マルチプライヤー。交信局数100局以上はチェックリストを提出する。一般部門とメンバー部門それぞれ 1位、2位、3位の入賞局に賞状が贈られる。
ログ提出は7月25日(月)必着。参加賞を希望する場合は、ログ提出時に84円切手を貼った長型4号封筒に住所、氏名、郵便番号を記載したものを同封のこと。詳しくは下記の関連リンクから「ACCロケーターコンテスト2022規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・ACCロケーターコンテスト2022規約(PDF形式)
・The International Award Chasers Club
アマチュア無線業務日誌の定番ソフト(フリーウェア)として、多くの無線家に愛用されている「Turbo
HAMLOG(通称「ハムログ」)」。そのWindows版が2022年5月9日に「Ver5.36」としてバージョンアップ(各機能の修正など)したが( 2022年5月9日記事
)、今回「その後の進捗状況」として、5月26日に続いて6月15日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。
5月9日に公開されたTurbo HAMLOG Ver.5.36
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのWindows版が2022年5月9日に「Ver5.36」としてバージョンアップしたが、今回「その後の進捗状況」として、2022年5月26日に続いて6月15日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。
その後の進捗状況(2022/6/15の更新内容)
※Ver5.36に上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・Rig/Ant編集からCTY.DATが開けないように修正。
・検索メニューの部分文字列検索は、半角英字については大文字小文字の区別なしに変更。
・DX局/40などのように/の右側が数字の場合、CTY.DATの(40)を拾ってしまってに異なるエンティティになるので修正。Tnx
JA9AOB
その後の進捗状況(2022/5/26の更新内容)
※Ver5.36に上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・Rig/Ant編集からCTY.DATが開けないように修正。
・検索メニューの部分文字列検索は、半角英字については大文字小文字の区別なしに変更。
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.36
・Turbo HAMLOGホームページ