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hamlife.jp
(2025/12/2 22:35:31)
現在データベースには 7502 件のデータが登録されています。
<総務省の最新データベース>無線局等情報検索(5月29日時点)、アマチュア局は1週間で174局(約25局/日)減って「369,029局」
(2023/5/29 12:25:06)
日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2023年5月29日時点で、アマチュア局は「369,029局」の免許情報が登録されている。前回紹介した2023年5月22日時点の登録数から、1週間で174局ほど減少した。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2023年5月29日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「369,029局」の免許状情報が登録されていた。前回、2023年5月22日のアマチュア局の登録数は「369,203局」だったので、1週間で登録数が174局ほど減少した。
また、1982(昭和57)年12月にスタートしたパーソナル無線。最後の1局の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったため、翌日の2021年12月20日をもって「パーソナル無線」は0局となり完全に消滅している。
↓この記事もチェック!
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局38万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・消滅:パーソナル無線(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
<交信は6月1日~7月31日(2か月限定)が対象>JAG創立50周年事業の2年目、新アワード「SXCC 2023(Suffix Collection Certificate2023)発行
(2023/5/29 12:05:32)
1977年に発足した日本有数のアワード収集愛好家団体「JAG(ジャパンアワードハンターズグループ)」が、2027年の創立50周年に向けて、単年度アワ-ドとして年度ごと(2022年~2027年までの6年間)に異なるサフィックスの局と多数交信して規定のポイント数を獲得すると得られる新アワード「SXCC 2023(Suffix Collection Certificate2023)」の発行を始める。これは昨年(2022年)に続くもので、交信有効期間は日本時間の2023年6月1日~7月31日までの2か月間限定、申請期限は2023年8月末日まで。6年の間、毎年同時期に開催され、6年間連続参加局や6年間の累計で10,000ポイントを突破した局に対して特別表彰を行う。申請料はダウンロードでのPDF版は無料、紙仕様を希望する場合は1,000円。
獲得したポイントにより、新アワード「SXCC 2023(Suffix Collection Certificate2022)」は4種類を用意。ゴールド(左上)は1,000ポイント、シルバー(右上)は500ポイント、ブロンズ(左下)は100ポイント、プラチナ(右下)は「SXCC 2023」のアワード受付終了後に上位10局に贈られる
JAG創立50周年事業の「SXCC 2023」は、2017年まで毎年夏にJAIA(日本アマチュア無線機器工業会)が開催していた「JAIAアワード」の基本ルールを受け継いだもので、JAIAアワードはJARD(一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会)が2019年から2021年まで一部ルールを変更した上で「原 昌三メモリアルアワード」の名称で開催していた。
JAGが発表した「SXCC 2023」の概要は次のとおり。
●「SXCC 2023(Suffix Collection Certificate2023)」概要(一部抜粋)
発行主旨:
JAG創立50周年に向け、2022年~2027年までの6年間、単年度アワ-ドとして年度ごとに発行する。
・6年間連続参加局を特別表彰する。
・6年間の累計で10,000ポイントを突破した局を特別表彰する。
サイズ: A4版(カラー)
ルール: 異なるサフィックスの局と多数交信して、規定のポイント数を獲得する。
交信有効期間: 2023年6月1日~7月31日(JST)までの2か月間。
申請期限: 2023年8月末日まで。
アワードの種類: 獲得したポイントにより、次のアワードを発行する。
・ゴールド:1,000ポイント
・シルバー:500ポイント
・ブロンズ:100ポイント
・プラチナ:アワード受付終了後、上位10局に贈る。プラチナを狙う局は交信期間が終わってから「ゴールド」を申請して
ください。
ポイント獲得のルール:
★通常ポイント
・日本国内の異なるサフィックスの局との交信は2ポイント。
・日本以外の局との交信は3ポイント。
★特別ボーナスポイント
・JQ1ZPH(JAGクラブ局)との交信:50ポイント加算。
・次の3例は10ポイント加算。
1.JAGメンバーとの交信((サフィックス順のメンバーリストはWeb参照)。
2.自局と同一のサフィックスの局との交信。
3.サフックスにJ・A・Gの3文字を含む局(JAG・JGA・AJG・AGJ・GAJ・GJAが該当)との交信。
(ポイント計算例)JQ1ZPHとの交信の場合は、2+50=52ポイント。
注意事項:
・同一局との交信は、バンドまたはモードが異なっても1局分としてカウントする。
・交信した局に同一のサフィックスがある場合は1局分のみが有効(ポイントの高い方を有効とする)。ただし、自局と同じサフィックスとの交信は例外とし、複数局を有効とする。
・クロスバンド、クロスモード、レピータ経由や遠隔操作による交信も有効。
・期間中に行われる各種コンテスト等による交信も有効。
特記: バンド、モード、QRP、QRPpの4種。
「SXCC 2023(Suffix Collection Certificate2023)」規約など、詳しくは記事下の「関連リンク」で確認してほしい。
なお、JAGは今回の単年度ごとのアワ-ドは別に、全世界のアマチュア局より異なるサフィックスのQSLカード(交信有効期間の制限なし)を集めると得られる「SXCC(Suffix Collection Certificate)」の発行を2022年4月1日から開始している( 2022年3月23日記事 )。
こちらのアワードは「MIXed」「CW」「Phone」「Digital」の4種類を用意。1,000サフィックスから発行し、15,000までは500ごと、18,000までは250ごと、18,100までは50ごと、18,260までは20ごとに追加発行する。特記は「バンド」「QRP」「QRPp」の3つ。なお、交信有効期限はないので、過去に遡っての交信が有効となる。
↓この記事もチェック!
<4月1日から受け付け>JAG、異なるサフィックスを集める新アワード「SXCC(Suffix Collection Certificate)」発行
●関連リンク:
・「SXCC 2022(Suffix Collection Certificate2023)」規約
・ジャパンアワードハンターズグループ発行アワード
・ジャパンアワードハンターズグループ
<メールによる書類提出は受理せず>JARL十勝支部、6月1日(木)から10日(土)まで10日間にわたり「JARL十勝支部マラソンQSO」を開催
(2023/5/29 11:00:18)
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)十勝支部はアマチュア無線局を対象に、2023年6月1日(木)0時から6月10日(土)23時59分までの10日間にわたり、「JARL十勝支部マラソンQSO」を、自局免許状に記載されている周波数の範囲内で開催する。
交信する相手局は、十勝管内局は全アマチュア局、管外局は十勝管内局とのQSOが有効で、自局免許状に記載されている周波数の範囲内。参加部門は「VHF/UHF/SHFバンド」「HFバンド(WARCバンドも可)」の2つ。
運用方法は、通常の交信に限る。「特別な呼び出しは不要、十勝管内局はマラソンQSO参加の旨を表示したほうが存在感を増すと思われます」としている。また、当日のQSO後「また明日もよろしく」程度は事前連絡にならないとのことだ。
得点は十勝管内局との交信は10点とし、管外局との交信は5点、管外局同士の交信は期間中に十勝管内局との交信が含まれていた場合のみ1点。また期間中に十勝管内局との交信が1局もなければ得点にならない。
ログの提出締め切りは6月30日(金)消印有効。「書式はJARL制定A4形式(または同型式)」「複数バンドで交信した場合、その交信バンドごとに記入」「十勝管内との交信は、備考欄に交信相手の市町村名を記入」「移動運用した場合はレポート欄(sent送信欄)に運用地を記入」「メールでの書類提出は受理いたしません」としている。詳しくは「JARL十勝支部マラソンQSO規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・JARL十勝支部マラソンQSO規約(JARL Web版地方だより/PDF形式
※14ページ目の左下に掲載)
・JARL十勝支部
JVCケンウッド、TH-D74のD-STARレピータリストを更新、新バージョン名は「20230527」
(2023/5/29 10:00:44)
株式会社JVCケンウッドは2023年5月29日、TH-D74のD-STARレピータリストの更新を行い、新バージョン「Ver.20230527」を公開した。
TH-D74のD-STARレピータリスト更新は2023年4月5日に公開された「Ver.20230405」以来となる。詳細は以下の通り。
<今回データが更新されたD-STARレピータリストのバージョンと内容>
●TH-D74 レピータリスト: Ver.20230527 (2023年5月27日版)
追加修正内容:
・「JP3YJF A」(長浜430)を追加しました。
・「JP0YEF A」(十日町430)の移設にともない、位置情報を変更しました。
JVCケンウッドは「TH-D74には、出荷時にあらかじめD-STARレピーターリストが書き込まれています。D-STARレピーターの開設状況などに応じて、レピーターリストが更新されることがあります。最新のレピーターリストファイルをお客様ご自身でダウンロードし、メモリーコントロールプログラム MCP-D74、または市販のmicroSDメモリーカードを使用して、お手持ちのTH-D74に書き込むことができます」と説明し、その手順をWebサイトで公表している。
TH-D74 D-STARレピータリストの詳細は下記関連リンクから。
●関連リンク: TH-D74 D-STAR レピーターリスト(JVCケンウッド)
アイコム、D-STAR機のレピータリストとメモリーデータを更新、新バージョン名は「230527」
(2023/5/29 9:30:26)
アイコム株式会社は2023年5月29日、D-STAR対応機のレピータリストとメモリーデータの更新を行い、最新版(バージョン名は「230527」)の公開を開始した。またD-STARレピータの新設に伴い、同社が作成しているPDF版のレピータマップも更新された。詳細は以下の通り。
<今回更新されたデータの内容、機種名/製品名、バージョン>
・JP3YJF新設
・JP0YEF移設
●CS-80/880(クローニングソフト)、ID-80/880
・レピータリスト バージョン230527
●CS-31(クローニングソフト)、ID-31
・レピータリスト&メモリデータ バージョン230527
●CS-31PLUS(クローニングソフト)、ID-31PLUS
・レピータリスト&メモリデータ バージョン230527
●CS-51(クローニングソフト)、ID-51
・レピータリスト&メモリデータ バージョン230527
●CS-5100(クローニングソフト)、ID-5100
・レピータリスト&メモリデータ バージョン230527
●CS-4100(クローニングソフト)、ID-4100
・レピータリスト&メモリデータ バージョン230527
●CS-51PLUS/CS-51PLUS2(クローニングソフト)、ID-51アイコム50周年記念モデル、ID-51新機能プラスモデル、ID-51
新機能プラスモデルII
・レピータリスト&メモリデータ バージョン230527
●CS-9100(クローニングソフト)、IC-9100
・レピータリスト バージョン230527
●IC-7100
・レピータリスト&メモリデータ バージョン230527
●CS-9700(クローニングソフト)、IC-9700
・レピータリスト&メモリデータ バージョン230527
●RS-MS1A 、 RS-MS1I(スマートフォンアプリ用)
・レピータリスト バージョン230527
●CS-705(クローニングソフト)、IC-705
・レピータリスト&メモリデータ バージョン230527
●CS-52(クローニングソフト)、ID-52
・レピータリスト&メモリデータ バージョン230527
詳細は下記関連リンクから。
●関連リンク:
・D-STARダウンロード(アイコム D-STARサイト)
・D-STARレピータ全国マップ最新版 PDFダウンロードページ(アイコム)
・アイコム アマチュア無線コーナー
<特集は「改正の内容を詳しく見てみよう、二次業務って何??」>ハムのラジオ、第543回放送をポッドキャストで公開
(2023/5/29 8:30:01)
「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは再放送も始まった(現在は毎週水曜日の24時から再放送中)。
2023年5月28日に放送された第543回の特集は「改正の内容を詳しく見てみよう、二次業務って何??」。今年3月22日に施行されたアマチュア無線の制度改正は、広範囲にわたることから、番組では理解を深めるために改正点を毎月1つ取り上げて深堀していくこととし、今回はU/SHF帯のアマチュアバンドで見られる「二次業務」について取り上げた。
ポッドキャストの音声は準備が出来次第、下記関連リンクに掲載される。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
<4月から再放送の日時変更に>
2023年4月から「ハムのラジオ」の再放送スケジュールが、
“毎週水曜日の24時(=木曜日の午前0時)から”
に変更されたので、ラジオ成田の地上波で再放送を聞いていた各局は注意が必要だ。なお本放送(毎週日曜日の21時から)のスケジュールは従来どおり。
●関連リンク: ハムのラジオ第543回の配信です
厳しい意見も…、JARDが公表した50頁以上にのぼる「講習会受講者アンケート結果」に注目集まる--5月21日(日)~5月27日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10
(2023/5/28 9:30:54)
先週のアクセスランキングで1位は、一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)が行っているアマチュア無線技士の養成課程講習会において、2022年度の「集合講習(教室形式)」で実施した第四級アマチュア無線技士(4アマ)標準コースと、第三級アマチュア無線技士(3アマ)短縮コースの受講者を対象としたアンケート結果(回答率85%)を同協会が公表したニュース。まとめられたアンケート結果は50ページ以上にのぼり、受講者からの意見や感想は、厳しい内容も含めてすべて掲載。より信頼できる講習会となるよう改善に取り組んでいくとしている。
続く2位は、株式会社JVCケンウッドが現地時間の2023年5月19日(金)から21日(日)13時まで米国オハイオ州ジーニア市で開催した、世界最大級のアマチュア無線イベント「Hamvention(ハムベンション)2023」の同社ブースで、D-STAR/APRS対応の新型ハンディ機「TH-D75A」を正式発表した話題。イベント開催前から米国内の一部の無線ショップや複数のYouTubeチャンネルで、「TH-D75A」に関する非公式情報が流れ注目を集めていた。米国仕様で144/220/430MHz帯の3バンド仕様で、D-STAR(DVモード)の2波同時受信も可能になり、ワイドバンド受信(広帯域受信)はFMモードのほかSSB/CW/AMモードも対応。今年8月に東京で開催される「ハムフェア2023」で日本国内向け仕様(型番は「TH-D75」?)のお披露目があるのではないかと期待が膨らむ。
3位は、アルインコ株式会社から発売された(4月19日メーカー出荷開始)、各種デジタル波に対応するハンディタイプの受信機「DJ-X100」に関して、「周波数シフトを±90MHzから±400MHzに拡大」「近日公開予定のメモリー編集ソフトと位置表示ソフトへの対応(現在公開中の“メモリーエディターbeta01”編集ソフトは更新後もそのまま使用可能)」「その他動作の軽微な修正」の3点に対応する新ファームウェアが公開された記事だ。「DJ-X100」は発売後もチップ部品の取り外しや隠しコマンドなどで機能アップが図れる。5位にランクインした月刊「ラジオライフ」2023年7月号の誌面では、第3特集で「裏コマンドで拡張モードに突入! DJ-X100」と題して、DJ-X100の機能を拡張する“裏コマンド”から開発インタビューまで、25ページにわたって掲載している。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<厳しい意見も含めてすべて掲載>JARDが「2022年度 講習会受講者アンケート」結果を公表
2)【米国ハムベンション2023】<144/220/430MHz帯の3バンドハンディ機>JVCケンウッド、D-STAR/APRS対応の新機種「TH-D75A」を正式発表
3)<周波数シフトを±90MHzから±400MHzに拡大ほか>アルインコ、「DJ-X100アップデータツール」ver.1.01を公開
4)<WSJT-XやJTDXでJT-Get’sからコールしたい局を送信など>アマチュア無線業務日誌ソフト「Turbo HAMLOG(ハムログ)」が5月24日にバージョンアップしてVer5.39を公開
5)<第3特集は「裏コマンドで拡張モードに突入! DJ-X100完全ガイド」>三才ブックスが月刊「ラジオライフ」2023年7月号を刊行
6)【米国ハムベンション2023】<アイコムID-50も初登場>会場内の主要ブースを写真で紹介
7)<最新の出題傾向を分析、掲載問題を全面的に見直し>東京電機大学出版局、「第一級アマチュア無線技士試験問題集 第3集(合格精選450題) 」を刊行
8)<D-STAR対応の144/220/430MHzハンディ機>JVCケンウッド、米国市場で「TH-D75A」を発表か?
9)<1987年から2021年まで、シリーズ34年分をDVDに収録>三才ブックス、「おもしろ無線受信ガイド」本誌22冊+付録10冊を電子化(PDF版)して販売
10)<青森県五戸警察署と共同で取り締まり>東北総合通信局、勤務先の車両に不法無線局(不法市民ラジオ)を開設していた運転手を摘発
1エリア(関東管内)で発給進む---2023年5月27日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況
(2023/5/27 9:30:44)
日本における、2023年5月27日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)でコールサインの発給が進み、関東合通信局から更新発表があった。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
<インターネット接続>滋賀県長浜市に430MHz帯のD-STARレピータ「JP3YJF」開設
(2023/5/27 8:30:25)
2023年5月27日付の「D-STAR NEWS」によると滋賀県長浜市に430MHz帯のD-STARレピータ局(DV)、JP3YJFが新規に開設され、同日からインターネット接続で運用を開始した。
公表された内容は下記のとおり。
・コールサイン: JP3YJF
・周波数: DV 434.44 MHz(uplink/downlink逆転)
・設置場所: 滋賀県長浜市三和町
・ローカルIP: 10.0.2.83
・運用開始日: 令和5年5月27日(インターネット接続)
なおD-STAR NEWSは「滋賀県長浜市において、今回開設した局以外にD-STARレピータの開設予定はありません。レピータ局の公募がなされても諸般の事情により開設に至らない場合が多々あります」と付記している。
●関連リンク: 滋賀県長浜市にD-STARレピータ開設(JARL D-STAR NEWS)
<昭和の時代の2アマ国家試験とTTM8>アマチュア無線番組「QSY」、第173回放送をポッドキャストで公開
(2023/5/26 8:30:32)
神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・3・5金曜日に流され、第2・第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2017年7月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。
2023年5月19日の第173回放送は、JK1BAN
田中氏の「あの頃は電話級だった」は、CQ出版社から昭和53年に刊行された「上級ハムになる本」と昭和58年刊行の「上級ハム国家試験問題集」の紹介。当時受験した2アマ国家試験は無線工学が10問の出題、法規が5問の出題でそれぞれ2時間で解答(記述式)する形式だったという。
JH1OSB
小濱氏の「無線は自作でより楽しくなる」は、44個の汎用ロジックICを組み合わせて8bitのCPUを作るというキット「 TTM8
」の紹介だった。同氏はまだ半分程度しかハンダ付けが終わっていないという。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QSY 第173回放送
・QSYゆるーく無線を楽しむ(YouTube)
・QSY 番組案内ページ
