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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/11/28 9:35:34)

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feed <新体制がスタート>JAIA(日本アマチュア無線機器工業会)が公式サイトに新会長の「ごあいさつ」を掲載 (2022/6/1 11:00:20)

アマチュア無線機器メーカー9社で組織する業界団体「日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)」は2022年5月19日に第52回定時総会を開催し、令和4~5年度の理事・監事案などの議題を審議し承認可決した。その後の理事会で会長・副会長をはじめとする新役員人事が決定。新体制のスタートに際し、公式サイトに新会長の「ごあいさつ」が掲載された。

 

 

JAIA公式サイトに掲載された、新会長の「ごあいさつ」

 

 

 日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)は、1971(昭和46)年に発足したアマチュア無線機器メーカーの業界団体で、2022年5月31日の時点で五十音順にアイコム、アツデン、アルインコ、アンテナテクノロジー、エーオーアール、コメット、JVCケンウッド、第一電波工業、日興電子の9社が「正会員」として加盟している(八重洲無線は現在加盟していない)。

 

 5月19日に行われたJAIAの第52回定時総会では令和4~5年度の理事・監事案をはじめ、第51期の事業報告および決算案、第52期の事業計画および予算案を審議し、すべて承認可決した。続いて理事会が開かれ、会長・副会長をはじめとするJAIAの新役員人事が下記の通り決定した。従来は会長1名、副会長2名、理事3名、監事2名の体制だったが今回は副会長が1名となっている。

 

 

<JAIA新役員> (任期:2024年の定時総会までの2年間)

 

会 長  小路山 憲一(アイコム株式会社)
副会長  鈴木 昭(株式会社JVCケンウッド)
理 事  楠原 和広(アルインコ株式会社)
理 事  杉本 仁(JAIA事務局長)
理 事  前嶋 正寛(第一電波工業株式会社)
監 事  佐藤 文典(アツデン株式会社)
監 事  遠塚谷 章弘(コメット株式会社)

 

 

 新体制の発足にあたり、JAIAは5月31日、公式サイトに小路山新会長の「ごあいさつ」を掲載した。

 


 

ごあいさつ
日本アマチュア無線機器工業会 会長 小路山 憲一

 

 当工業会JAIAは、アマチュア無線機器メーカー自らの力で、アマチュア無線の健全な発展のために1971年12月に設立され、はや半世紀あまりを歩んでまいりました。

 

 ご承知のとおり、2019年12月に発生した新型コロナウイルスの影響を受け、感染拡大防止の観点からこの2年余りの間、数々のイベントの自粛や中止が相次ぎましたが、事業運営や個人のライフスタイルにおきましても、かつてない大きな環境変化を経験致しました。

 

 こうした大きな世の中の変化や流れに対応するデジタル技術の活用や法制・制度面での変更は目まぐるしいものがあり、アマチュア無線の形態も日々変化しつつあります。

 

 業界では社会貢献活動におけるアマチュア無線の活用 として2021年3月、電波法施行規則が改正され、「アマチュア業務」の定義規定に 「その他総務大臣が別に告示する業務」の文言が追加されました。それにともない、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)ならびに一般財団法人 日本アマチュア振興協会(JARD)では、これまで以上に小中学生のアマチュア無線体験機会の拡大や無線技術、科学技術に対する理解と関心を深める活動に後押ししていただいています。

 

 さらに公益財団法人日本無線協会では本年2月より、デジタル化の進展等を踏まえ、一部の無線従事者国家試験をCBT(コンピュータ利用試験)方式による試験を導入され、試験日程、試験場所を大幅に拡大し、受験者の利便性の向上に貢献していただいています。日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)としましてもこれらをたいへん心強く思っています。

 

 私たちJAIA会員は、アマチュア無線機器の提供の観点から魅力ある商品の開発や機器の仕様、測定法などの業界統一を図ると共に、「アマチュア無線の普及活性化」を強力に推し進めてまいります。

 

 今後とも引続き、関係団体のみなさま、また会員のみなさまのご支援、ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。

 


 

 

 

●関連リンク: JAIAホームページ

 

 

 

 


feed <条件を満たした中から抽選で4名に「免許のない子どもたち奨励賞」贈呈>6月4日(土) 15時から「第12回(2022年)KANHAMコンテスト」開催 (2022/6/1 10:00:43)

2022年6月4日(土)15時から5日(日)15時までの24時間にわたり、関西アマチュア無線フェスティバル実行委員会主催による「第12回(2022年)KANHAMコンテスト」が、全世界のアマチュア局およびSWLを対象に、1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430/1200MHz帯の各アマチュアバンドの電話と電信で開催される。本コンテストでは特別局「8N3FE」「8J3XXVI」のほか、「コンテスト当日20歳未満の局」「YL局」「電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号)第34条の10の規定に基づき、アマチュア局の無線設備の操作をその操作ができる資格を有する無線従事者以外の者」(いわゆる“体験運用中の無資格者”)などとの交信は得点がアップするほか、「ハンディー機部門」というユニークな種目も設けられている。また、条件を満たす参加者から抽選で4名にJARDの4アマ養成課程講習会の受講料を主催者が負担する「免許のない子どもたち奨励賞」が昨年(2021年)から新設されている。

 

 

 

 

 主催者からの注意は以下のとおり。

 

 

◆アマチュアは、良き社会人であること。アマチュアは、健全であること。アマチュアは、親切であること

 

・コンテストに参加するにあたっての、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応は、社会人として個々が常識的判断をしてください。

 

・電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号)第34条の10の規定に基づき、アマチュア局の無線設備の操作をその操作ができる資格を有する無線従事者以外の者が行いKANHAMコンテストのマルチ・オペレーター部門に参加する場合のコンテスト・ナンバーおよび得点を定めました。

 

 

◆アマチュアは、進歩的であること

 

・マルチ・オペレーター部門も実施します。リモート運用によるマルチオペなどアマチュア無線家ならではの実験の場としてKANHAMコンテストをご活用ください。

 

 

◆アマチュアは、国際的であること

 

・国内局同士の交信はJARL制定の『JARLコンテスト周波数帯』を使用してください。1.9MHz帯および50MHz帯のコンテスト周波数帯が改正されているので注意してください。

 

・海外局との交信は『JARLコンテスト周波数帯』に準拠する必要はありません。これにより 3.5MHz帯で交信ができなかった海外局との交信が可能となります。

 

・コンテスト・ログの提出方式を電子ログでの提出に一本化しました。紙による提出は受け付けませんのでご注意ください。

 

 

◆ログの提出先について

 

・提出先が変更になっています。間違った宛先に提出されたログは受け付けられませんのでご注意ください。

 

・ログの提出期日が早くなっています(2022年6月12日(日)23:59:59 JST)

 

 

 

 本コンテストの交信対象は全世界のアマチュア局(2020年から海外局に関連した種目も設けられている)。ナンバー交換は国内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示すJARL制定の都府県支庁ナンバー」、海外局が「RS(T)符号による相手局のシグナルリポート」。

 

 そのほか「コンテスト当日20歳未満の局」「YL局」はナンバーの末尾に「Y」、運用者が『電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号)第34条の10の規定に基づき、アマチュア局の無線設備の操作をその操作ができる資格を有する無線従事者以外の者』の場合は、ナンバーの末尾に「N」を付ける。

 

 ログの締め切りは6月12日(日)23:59:59 JSTまで。電子ログでの受け付けに一本化されたので注意してほしい。各種目の1位の局に、賞状と副賞が郵送で贈られる。

 

 なお実行委員会は「環境への配慮、各国QSLビューローの業務軽減のため、コンテストにおいて交信した際のQSLカードの交換は、必要なもの以外は極力発行しないようにお願いいたします。例えば既に同一バンド同一モードのQSLカードの交換が行われている場合がそれにあたります」と呼び掛けている。

 

 詳しくは、下記の関連リンクから「第12回(2022)KANHAMコンテスト規約」で確認してほしい。

 

 

「第12回(2022)KANHAMコンテスト」の規約(一部抜粋)

 

 

●関連リンク:
・第12回(2022)KANHAMコンテスト規約(PDF形式)
・KANHAM CONTEST
・関西アマチュア無線フェスティバル実行委員会

 

 

 


feed <2アマeラーニング養成課程を受講するメリット>OMのラウンドQSO、第313回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 (2022/6/1 9:00:28)

「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから5周年を迎え、レギュラー陣の平均年齢も74歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。

 

 

 

 新たに音声ファイルが公開されたのは、2022年5月29日(日)21時30分からの第313回放送。前半では最近のお空のコンディションについてや、好きなプロ野球球団の話題でレギュラー陣が盛り上がった。

 

 番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」は、前回までに引き続きJARD養成課程講習会講師の宇野 孝氏(JA2ANM)が登場。1アマ国試の受験者数や1アマ勉強のコツについてを話した。さらにJARDの2アマeラーニング養成課程を受講するメリットを紹介した。

 

 番組音源は下記関連リンクにあるページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。

 

 

 

●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)

 

 

 


feed <締め切りは6月20日、申請はインターネットのみ>令和4年度8月期 1・2アマ国家試験、受験申請の受付始まる (2022/6/1 8:00:04)

公益財団法人 日本無線協会が実施する、令和4年度(2022年度)8月期の第一級および第二級アマチュア無線技士国家試験の受験申請受付が6月1日から始まった。試験日は1アマが2022年8月7日(日)、2アマが同8月6日(土)で、札幌から那覇まで全国11か所の会場で一斉に行われる。なお今年度から受験申請はインターネットのみとなったので注意しよう。

 

 

 今回実施される試験の日程は、1アマが8月7日(日)、2アマは8月6日(土)。試験地は東京都、札幌市、仙台市、長野市、金沢市、名古屋市、大阪市、広島市、松山市、熊本市、那覇市の全国11か所となる。

 

 申請は今年度からインターネットの日本無線協会の公式サイトから行う方法に一本化され、郵送申請・窓口申請は廃止された。受験用写真のアップロード、受験手数料の支払い、受験票の入手(ダウンロード)、試験結果の発表などに変更が生じているので注意が必要だ。申請締め切りは6月20日。試験手数料等は1アマが9,600円、2アマが7,800円となっている。今回から支払いに一部のクレジットカードが使えるようになった。
 なお今後の新型コロナウイルス感染拡大状況によっては受付後でも中止されることがあるので、日本無線協会のWebサイトで最新情報を得るようにしていただきたい。

 

 試験結果(合否)については受験者にメールで案内があり、所定サイトからダウンロードする方式になる。これまでのようなハガキでの通知やWebサイト上の合格者番号速報は行われない。申請方法などの詳細は下記関連リンクから、日本無線協会のWebサイトで確認して欲しい。

 

 

この記事もチェック!

<6月1日試験申請受付分から>「無線従事者国家試験」の手数料支払いにクレジットカードが利用可能に

 

<受験申請はインターネットのみに変更>日本無線協会、令和4年度(2022年度)の第1級・第2級アマチュア無線技士国家試験の日程を発

 

 

 

 

 

●関連リンク:
・公益財団法人 日本無線協会
・国家試験受験案内(日本無線協会)
・令和4年度 第一級及び第二級アマチュア無線技士国家試験案内(PDF)
・無線従事者国家試験の電子申請ページ(※1・2アマは「CBT方式を除く」を選択する)(日本無線協会)

 

 

 


feed <建設工事関連の業界団体などに対して電波法令遵守を周知>6月1日は「電波の日」、6月1日から10日まで「令和4年度電波利用環境保護周知啓発強化期間」&6月中は「不法および違反無線局対策強化期間」 (2022/5/31 18:00:23)

総務省では、1950(昭和25)年6月1日に「電波法」「放送法」「電波監理委員会設置法」が施行されことを記念して、6月1日を「電波の日」と定め、広く国民に電波利用に関する知識の普及・向上を図っている。今年も「電波の日」の2022年6月1日(水)から10日(金)まで「令和4年度電波利用環境保護周知啓発強化期間」、同じく2022年6月1日(水)から6月30日(木)までの6月中を「不法無線局対策強化期間」として、全国の各総合通信局、および沖縄総合通信事務所では、捜査関係機関などと連携して不法無線局に対する指導などを強化する。あわせて「公共工事現場や大規模工事現場における不法無線局対策として、年間を通じて建設工事関連の業界団体等に対し、電波法令遵守の周知を図り、不法無線局の排除や未然防止について協力を要請します」としている。

 

 

「令和4年度電波利用環境保護活動用」のPRポスターに、グラビアアイドルで女優としても活躍する「都丸紗也華」を起用。笑顔で電波利用のルールを啓発

 

 

総務省(関東総合通信局の取り組みを含む)が発表した内容は以下のとおり。

 

 


 

 総務省は「守ろうよ!電波は大切なライフライン」をキャッチフレーズに、令和4年6月1日(水) から同年6月10日(金)までを「電波利用環境保護周知啓発強化期間」として、電波利用環境保護に関する周知啓発活動を集中的・重点的に行います。

 

 また、6月中の1か月間は、「不法および違反無線局対策強化期間」として、良好な電波利用環境の整備を推進していきます。

 

 

1.電波利用環境保護周知啓発強化期間
(1)期間
 令和4年6月1日(水)から同年6月10日(金)まで
(2)主な周知啓発活動
ア 新聞、専門誌等による周知・啓発
イ 関係団体等に対してポスターおよびリーフレットの配布
ウ 自治体、関係団体の広報誌等を活用した周知・啓発

 

※インターネット広告
インターネットの動画配信サイトに、電波利用のルールを守り、電波利用環境保護の必要性を訴求した広告を掲載します。

※自治体広報誌等による広報管内の地方自治体が発行している広報誌およびホームページに、本強化期間の取組および電波に関する問い合わせ窓口を掲載依頼し、地域住民の方々へ周知・啓発を図ります。

※ポスターおよびリーフレットによる広報
 ①管内の自治体および各種団体等へポスターの掲示およびリーフレットの設置を依頼します。
 ②管内の警察署約300署へポスターの掲示等を依頼します。
 ③管内の「道の駅」、首都高速道路、NEXCO 東日本および NEXCO中日本並びに「海ほたる(東京湾アクアライン)」のパーキングエリア等にポスターの掲示およびリーフレットの設置を依頼します。

 

※詳しくは、最寄りの総合通信局にお問い合わせください。

 

 

2.不法無線局対策の強化
(1)期間
 令和4年6月1日(水)から同年6月30日(木)まで
(2)強化活動
 ア 電波監視体制を強化し、不法および違反無線局の出現状況を把握
 イ 電波規正用無線局による無線局の運用方法適正化の指導
 ウ 捜査機関との共同取り締まりによる不法無線局の排除を実施

 

 ※関係機関と連携して不法無線局に対する指導等を強化します。
 ※公共工事現場や大規模工事現場における不法無線局対策として、年間を通じて建設工事関連の業界団体等に対し、電波法令遵守の周知を図り、不法無線局の排除や未然防止について協力を要請します。

 

 

3.協力省庁および団体(順不同)
 警察庁、出入国在留管理庁、農林水産省、国土交通省、観光庁、環境省、海上保安庁、受信環境クリーン中央協議会、一般社団法人全国陸上無線協会、一般社団法人全国自動車無線連合会、一般社団法人全国漁業無線協会、一般社団法人全国船舶無線協会、一般社団法人日本アマチュア無線連盟、一般財団法人日本ラジコン電波安全協会、モータースポーツ無線協会、公益社団法人全日本トラック協会、公益社団法人全国産業資源循環連合会および日本郵政株式会社

 

 

4.令和4年度電波利用環境保護活動用ポスター

 

 

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<イメージキャラクター、都丸紗也華>キャッチコピーは「守ろうよ! 電波は大切なライフライン」、総務省が「令和4年度電波利用環境保護活動用」PRポスターを公表

 

<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成

 

 

 

●関連リンク:
・総務省 令和4年度電波利用環境保護周知啓発強化期間の実施-「守ろうよ!電波は大切なライフライン」-
・関東総合通信局 令和4年度 電波利用環境保護周知啓発強化期間の実施
・関東総合通信局 電波利用環境保護周知啓発強化期間の取組内容(PDF形式)
・総務省 電波利用環境保護に関する周知啓発活動
・電波の日(ウィキペディア)

 

 

 


feed <アンテナなどは据え置き>クリエート・デザイン、7月21日からルーフタワー5品目を価格改定 (2022/5/31 17:00:52)

固定用の大型アンテナやタワーの有力メーカーであるクリエート・デザイン株式会社は、2022年7月21日注文分からルーフタワー(合計5品目)の価格改定を行うことを決定し販売店等に告知した。同社は昨年アマチュア無線用アンテナ、KTタワー、ローテータなどの価格改定を行っており、今回はこれらの価格改定は行われない。

 

 

クリエートデザインのルーフタワー「CR30」(ローテータ類とマストパイプは撮影参考)

 

 

 クリエート・デザインは今回の価格改定について「原材料、外注加工費、物流コスト等の高騰に伴い、2022年7月21日ご注文分よりルーフタワーの販売価格を改定させていただくことになりました」と案内している。なお昨年価格改定を行ったKTタワーやローテータ、アマチュア無線用アンテナ等は今回の改定対象に含まれていない。

 

 今回価格が改定されるルーフタワーと改定後の価格(税別価格と税込価格を併記)は次のとおり。赤枠部分が10%の税込価格となる。

 

 

 

 価格改定は、同社へ2022年7月21日に届いた注文分から適用される。無線ショップによっては旧価格での注文を若干早く締め切るところもあるので注意が必要だ。

 

 

 

●関連リンク: クリエート・デザイン

 

 

 


feed 【会場リポート】<40名を超える参加者、「8J2YAB」でオンエアー>5月28日(土)、静岡大学工学部で小中学生向けアマチュア無線体験会を開催 (2022/5/31 12:05:05)

2022年5月28日(土)、地域の小中学生を対象に静岡県浜松市中区の静岡大学工学部次世代ものづくり人材育成センターにおいて、「アマチュア無線体験会」が開催された。児童の保護者も含め40名を超える参加者があり、同所に設置されたアマチュア無線体験臨時局「8J2YAB」の設備を利用して、児童生徒22名全員が交信体験することができた。体験臨時局とは、ワイヤレスIoT人材育成を目的に2020年4月に省令改正・告示等が行われ、有資格者の指揮下で、資格を持たない人たちがアマチュア無線の体験交信を行うことができる制度を活用したアマチュア局のことだ。すでに全国各地で多くの体験臨時局が開局し、アマチュア無線技士の資格を持たない参加者は、体験臨時局を通じて文字通りアマチュア無線によるコミュニケーションの楽しさを体験している。静岡県浜松市で行われた「アマチュア無線体験会」の模様が届いたので紹介しよう。

 

 

静岡大学工学部次世代ものづくり人材育成センターが開催した「アマチュア無線体験会」に参加した体験者22人とスタッフ

この日の第一声は女子中学生だった。堂々と、また正しくマイクを握ってアマチュア無線の交信を楽しんでいた

 

 

 今回行われた体験会の参加者は、いずれも国立大学法人静岡大学工学部内に組織されている次世代人材のためのプロジェクト「浜松Rain房」の「ものづくりダヴィンチキッズ」「サイエンスダヴィンチ」「トップガン」活動に参加している、小学校4年生から中学校3年生までが対象です。

 

 日ごろから、ものづくりを極めたり科学技術を探究したり、あるいは将来のノーベル賞級学者を目指したりする子供たち22名(うち小学生の場合はその親も同伴)が集合。これらのプロジェクトをサポートしてくださるボランティア(静岡大学教育研究支援員)8名、静岡大学工学部でアマチュア無線資格を有する教員のうち3名を加えて40人余りが参加しました。

 

 静岡大学のアマチュア無線体験臨時局「8J2YAB」は、工学部次世代ものづくり人材育成センターの部門長を兼務している鈴木康之教授(JR2BEF)が「静岡大学MOT鈴木ゼミ」として免許を受けたもので、大学に設置される体験臨時局としては日本で最初に開局しました(長期間の免許が得られないため、その都度開局が必要となり現在局は2代目)。

 

 従来は、浜松Rain房の「課外活動」的に、各行事の裏番組としてハンディー機を子供らに持たせて体験活動を実施してきましたが、2021年10月に同センター屋上に「静岡大学浜松キャンパス100周年記念局(8J22SH)」のためのHF帯用アンテナが設置され、このアンテナを使用すればHF帯での体験会もできるという話が進んで、今回の体験会実施となりました。

 

 体験会が行われた土曜日は、市内小学校での運動会の特異日ということもあって、主催者側では参加者は多くないと想定していました。しかし、実際には想定を上回るほどの参加者となり、アンテナ系統をもう1つ増やす作業を体験会直前に突貫で行いました。

 

 窓から釣り竿を外に向けて伸ばし、それにワイヤアンテナを沿わせる形のものです。早めに会場に来た児童生徒からは、突然目の前にあわれた釣り竿に「教室間違えたと思った」と驚きの声が上がっていました。

 

 

予想以上に参加者が多かったため急きょアンテナを増設。窓から釣竿(増設アンテナ)を伸ばしたところ「何が釣れるの?…電波!」のツッコミが…

 

 

 総務省の「アマチュア無線の体験制度」資料によれば、共通ルールとして「科学技術や無線技術に対する理解と関心を深めることを目的として行ってください。アマチュア無線従事者(有資格者)の方による、無線通信技術や電波法令等についての簡単な説明又は講習等を行う等した上で、交信に臨んでいただけるものと期待しております」と最初に述べているように、いきなりマイクを渡して話してみてください、では駄目なので、体験に先立ち座学を行いました。

 

 使用した資料は、アマチュア無線の電子マガジン「月刊FBニュース」に連載していた「子供の無線教室」です。電波の性質、その不思議さ。無線に関係する法制度が子供にわかりやすく説明されています。そのほか「アマチュア無線と対の関係にあるプロフェッショナル無線」「アマチュア無線と微妙に違うライセンスフリー無線」についての説明も行いました。

 

 北海道・知床半島で起きた遊覧船事故で、アマチュア無線機についてニュースになっていたことを知る子供たちもいたので、関心の高い関連ニュースを織り交ぜて話を進めました。

 

 

FBニュースの資料を元に「電波」について説明を行う鈴木康之教授(JR2BEF)

 

 

 交信体験では、いきなりマイクを握らされても何を話してよいか子供らは困惑するだけだと思い、事前に「お話しのネタ」を子供たちに準備させました。

 

 座学の中で「和文通話表」「欧文通話表」について説明し、「自分の苗字を和文通話表で説明できるように」という指示と、8J2YABを欧文通話表で言えるように発音練習して、本番に挑んでもらうことにしましに。

 

 

体験局で使用した無線機は50W出力のものやハンドヘルドトランシーバなどがあったが、参加者が一番食いついたのは、背中に背負ったままでHF帯から430MHz帯までオンエアーできる、アイコムのポータブル機「IC-705」だった。「これ欲しい!」と言い出した子供には、「アマチュア無線の資格が取れたら使えるよ」と説明した

 

 

「私は11歳ですが、おじさんはおいくつですか?」「浜松の天気は晴れです、そちらはいかがですか?」「アマチュア無線を始めたきっかけを教えてください」などなど、相手局となるアマチュア無線の先輩への質問項目をメモに書いてもらい準備万端です。

 

 また、子供たちは「マイクの送話ボタン(PTTスイッチ)を押しながら話す」「送話中は相手の声は聞こえない、“どうぞ”と言ってから送話ボタンを離す」という、片通話(単信方式)を知らないケースが多いため、講師はくどいようにその説明を行っていました。

 

 

「送信スイッチを押してお話をする」を説明するため、「話すときはスイッチを離さない」「話さないときはスイッチを離す」と力説する鈴木教授

 

 

 体験前の座学終了し、参加者は数分の休憩。その隙に、鈴木教授とお手伝いをしてくれた西崎教育研究支援員(JK2KNH)が、それぞれの無線機で「CQ、CQ…」を送信。すぐに7MHz帯や21MHz帯で応答があり、「これから体験者に交代します」という具合に、アマチュア無線を初めて体験する子供たちがマイクを握りおしゃべりしていきます。「それではありがとうございました、先生と交代します」と、代わる代わる交信を楽しんでいきました。

 

 コールサインから体験局とわかったうえでCQに応答してくる無線家も多く、子供たちに対して「あなたは何歳ですか?」「アマチュア無線は楽しいですか?」との質問も聞かれます。ドキッとするような子供からの質問にも、きちんと冷静に応答。「爺ちゃんの年齢を聞いてる? 君の年の6倍だよ、掛け算してね」「君たちと話ができるのが楽しいよ。ほかにはモールス通信が楽しいから今度挑戦してね」と、そつがありません。

 

 

手前の男の子は受信中にマイクを耳に当てていた。スピーカーマイクではないのだが、マイク自体がハンドヘルド(片手で持てる)トランシーバーの感覚なのだろう

無資格者の皆さんが、次々にアマチュア無線体験臨時局「8J2YAB」でオンエアーを行っていった

 

 

 約1時間で、体験を希望した児童生徒22人の交信が終了しました。主催者側は「体験者証」を準備していましたが、この場での交付はできず、後日参加者に届けられました。

 

 そのあと再び座学があり、「では、アマチュア無線の資格を取るためには、どうすればいいのか?」という話を行いました。講師からのお勧めは、過去の問題をみんなで覚え合って、駅前のCBTセンター(CBT-Solutionsが提供する全国のテストセンター)で受験しましょう、一番お金かからない方法です。

 

 静岡大学では、「過去問(過去の問題集)丸暗記本攻略のための勉強会」を夏休みに開くと案内を行ったところ、会場は大盛り上がりとなりました。保護者も含めて30人規模の勉強会になりそうです。

 

 

相手局コールサインのメモに読み仮名を振ってあげるなど、体験会では臨機応変の対応が求めらる

 

 

 最後に参加者の何人かから、今回の体験会について感想を聞きました。「音質が悪く驚きました、電話のような感じで話ができると思っていました。これがプロフェッショナル無線との違いと理解、というか、こんな感じだから和文通話表が必要だし、逆にアマチュア無線が好きになるゆえんと思いました(中学2年生女子)」「モールス信号はボーイスカウトで習いましたが、こういうところで実践できるとは思いませんでした。3アマ受験で生かしたい、習っておいてよかった(小学6年男児)」「無線機の魔改造…とかができる技術者になりたくなりました(小学6年男児)」「電波は目に見えないものと座学で習いましたが、話をしてみると機械の向こうと確かにつながっているわけで、目に見えるものであるように感じました(中学1年女子)」「付き添いの親ですが、私もやりたいです。お金かかりそうで怖いです(保護者)」。

 

 また、サポートサイドの先生方(有資格者だが、現在は局免許なし)は、一様に「これを機会に復活したいなぁ」「自分が中学生のころ、国家試験で一回落ちているんだよ。皆は試験で落ちないように」と前向きな話をしていました。有資格者にとっても、重要な体験会だったようです。

 

 

地域の小中学生の皆さんを対象に静岡大学工学部次世代ものづくり人材育成センターが開催した「アマチュア無線体験会」の記念証と体験証書。記念証をよく見ると、富士山と桜の花柄が確認できる。体験者が無線従事者免許証を手にしたとき、この意匠の意味に気付くことだろう

 

 

(写真提供・静岡大学工学部次世代ものづくり人材育成センター地域連携部門)

 

 

●関連リンク:
・静岡大学工学部次世代ものづくり人材育成センター
・研究室/プロジェクト紹介:静岡大学工学部次世代ものづくり人材育成センター(PDF形式)
・総務省 アマチュア無線の体験制度
・子供の無線教室/第1回「電波ってなあに?」(月刊FBニュース)
・体験局の作り方(7コールアマチュア無線クラブ)

 

 

 


feed <一般社団法人 電波教育協会主催>6月4~5日に神奈川県横須賀市で「記念艦三笠でモールス体験」開催 (2022/5/31 11:30:35)

一般社団法人 電波教育協会は2022年6月4日(土)と5日(日)に神奈川県横須賀市で情報通信月間行事「記念艦三笠でモールス体験」を開催する。当日は印字機などを用いたモールス符号の打鍵体験や現在の無線通信に関するパネル展が行われる(パネル展は11日まで継続)。予約は不要で誰でも参加できるが、「記念艦三笠」の観覧料が必要になる。

 

 

 

 

 一般社団法人 電波教育協会は、無線従事者国試対策の情報誌「無線従事者」の発行などを行っている団体だ。このほど今年の情報通信月間行事の一つとして6月4日(土)と5日(日)に神奈川県横須賀市の三笠公園で展示している「記念艦三笠」の船内で「記念艦三笠でモールス体験 ~無線通信の歴史と今・未来を体験する」というイベントを開催する。なおパネル展示は6月4日(土)から11日(水)まで継続する。

 


 

 

「記念艦三笠でモールス体験 ~無線通信の歴史と今・未来を体験する」

 

◆開催日: 2022年6月4日、5日(パネル展示は6月4~11日)

 

◆開催時間: 午前9時から午後4時まで

 

◆開催場所:
 横須賀三笠公園 記念艦三笠船内
 (神奈川県横須賀市稲岡町82-19)

 

◆概要:
 記念艦三笠に搭載された三六式無線電信機は、日本が開発し実用化された当時世界最高性能の無線電信機です。この活躍は世界各国に大きな衝撃を与え、無線通信の歴史に大きな足跡を残しています。
 私たちが生活する現代では無線通信は一般的な技術となり、生活の様々な分野で活用されています。現代に暮らす青少年が、今一度無線通信の歴史に目を向け、当時の技術を体感し、今の技術を更に深く理解することが、これからの情報化社会の未来と私達の生活に大切であると考え、三六式無線電信機を見学できる記念艦三笠にてモールス通信の体験と現代の無線通信についてのパネル展を行うものです。

 

◆内容:
(1)モールス通信体験(印字機等を用いた打鍵体験)
(2)現代の無線通信に関するパネル展
・現代における無線通信と社会の関係
・電波の利用を支える電波法制と電波監視
・無線通信の情報化社会での役割と未来
・モールス通信とアマチュア無線

 

◆その他:
・予約不要・参加費無料(別途、記念艦三笠観覧料が必要です)
・コロナ対策のため、マスク着用をお願いいたします。

 

 イベントの詳細、および会場へのアクセスは下記関連リンク参照のこと。

 

 

 

●関連リンク:
・記念艦三笠でモールス体験(一般社団法人 電波教育協会)
・一般社団法人 電波教育協会
・記念艦「三笠」案内ページ

 

 

 


feed <空中線電力10/20W以下の電話部門を新設>JARL神奈川県支部、6月4日(土)に「第51回 オール神奈川コンテスト」を開催 (2022/5/31 11:00:17)

2022年6月4日(土)、JARL神奈川県支部主催による「第51回 オール神奈川コンテスト」が開催される。開催時間と周波数帯は2つのステージに分けられ、15~18時の「ステージ1」では、14/21/28/50/1200/2400MHz帯、21~24時の「ステージ2」は1.9/3.5/7/144/430MHz帯で行われる。今回、アマチュア無線局を開設して間もない局などの参加を促進するため「電話部門」を新設。同部門の各種目における空中線電力は10W以下(50~430MHz帯は20W以下、1200MHz帯は1W以下、2400MHz帯は2W以下)と規定している。

 

 

 

 交信対象は、神奈川県内で運用する「県内局」がすべての国内局、神奈川県外で運用する「県外局」は神奈川県内で運用する県内局となっている。参加部門および種目は、県内局と県外局をあわせて58に及ぶ。

 

 種目にある「ジュニア」は、運用するオペレーターの年齢が18歳以下(「マルチオペ・ジュニア」はすべてのオペレーターの年齢が18歳以下)の場合にのみエントリー可能となる。ただし、電話部門にはシングルオペ、マルチオペともに「ジュニア・オールバンド」はない。

 

 ナンバー交換は、県内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す神奈川県内の市・郡・区ナンバー」、県外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す都・府・県(小笠原を含む)および北海道の地域 ナンバー」となる。なお南鳥島と沖ノ鳥島、硫黄島は「小笠原」区域に含まれる。

 

 紙ログの締め切りは6月18日(土)消印有効。電子ログの場合は同日に必着。2つのステージを通じて1種目のみを審査対象書類として提出のこと。そのほか「紙によるサマリー・ログ書類は、総交信局数が100局以下かつ手書きのもののみを受け付けます。総交信局数が100局を超える紙によるサマリー・ログ書類は受け付けませんので、電子ログ書類を電子メールで提出してください。また、電子メールの件名には半角英数字でエントリーするコールサインのみを記載してください」としている。

 

 詳しくは「第51回 オール神奈川コンテスト規約」で確認してほしい。

 

 

「第51回 オール神奈川コンテスト」の規約(一部抜粋)

 

 

●関連リンク:
・第51回 オール神奈川コンテスト規約(PDF形式)
・JARL神奈川県支部

 

 


feed <無線局免許状を有していない…などSWL部門の参加資格を変更>JARL長野県支部、6月4日(土)9時から3時間「2022年 ALL JA0 21/28MHzコンテスト」を開催 (2022/5/31 10:30:58)

2022年6月4日(土)9時から12時までの3時間、JARL長野県支部の主催による「2022年 ALL JA0 21/28MHzコンテスト」が、日本国内で運用するアマチュア局(個人局)とSWLを対象に、21/28MHz帯の電信と電話で行われる。社団局であっても、シングルオペなら参加可能。21MHz帯と28MHz帯のみで、ビギナーにもおすすめのHFコンテストの1つと言えるだろう。なお、主催者から「SWL部門の参加資格に変更があります」との案内が今回あり、参加資格は「無線局免許状を有していないJARLの准員又は一般人」と明記している。

 

 

 

 コンテスト名のとおり、21/28MHz帯のみで競い合う「2021年 ALL JA0 21/28MHzコンテスト」。交信対象は「国内局同士」で、管外局同士の交信も得点となる。

 

 ナンバー交換は、0エリア管内局、管外局ともに「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「001形式」。サマリーシートの提出は、紙ログ、電子ログの両方で受け付ける。締め切りは6月13日(月)消印有効。郵送の場合は「日本郵便での提出を推奨します」としている。

 

 詳しくは「2022年 ALL JA0 21/28MHzコンテスト規約」で確認してほしい。

 

 

「2022年 ALL JA0 21/28MHzコンテスト」の規約(一部抜粋)

 

 

●関連リンク:
・2022年 ALL JA0 21/28MHzコンテスト規約
・ALL JA0コンテストの電子ログ受付
・JARL長野県支部

 

 

 


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