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link hamlife.jp hamlife.jp (2025/11/4 3:35:39)

現在データベースには 7396 件のデータが登録されています。

feed <34万局割れ! 総務省の最新データベース>無線局等情報検索(7月28日時点)、アマチュア局は1週間で440局(約63局/日)減少して「339,889局」 (2025/7/28 12:05:49)

免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2025年7月28日時点で、アマチュア局は「339,889局」の免許情報が登録されていた。前回紹介した2025年7月21日の登録数「340,329局」から、1週間で440局ほど減少。ついに“34万局割れ!”となった。アマチュア局の総数が33万局台になるのは昭和50年度(1975年度)以来のことだ。35万局を割り込んだのは2024年11月11日の時点だったので、8か月半で1万局少なくなったことになる計算だ。なお、アマチュア局に関しては、いわゆる「アマチュア無線の制度改革」により、電波法施行規則等の一部を改正する省令や関係告示などで2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入されている( 2023年3月22日記事 )。

 

 

 

 総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。

 

 その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。

 

 さらに、2024年12月28日から2025年1月6日まで、年末年始に行われたサイトリニューアル(システム停止)で、メニューなどのデザインが大きく変わった。

 

 今回、2025年7月28日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「339,889局」の免許状情報が登録されていた。前回、2025年7月21日時点のアマチュア局の登録数は「340,329局」だったので、1週間で登録数が440局ほど減少した。

 

 アマチュア局の総数が33万局台になるのは、昭和50年度(1975年4月1日~1976年3月31日)以来のことだ。

 

 

サイトリニューアルによりメニューページのデザインが大きくかわった総務省のデータベース「無線局等情報検索」

「種類で探す」→「アマチュア局」をクリックすると、ご覧のメニューが表示され、日本国内のアマチュア局について、コールサインなどから許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報が検索できる

2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入され、例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は一括表示記号の「1AF」に(左)、移動する局の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は「1AM」となった(赤枠はhamlife.jpが記入)

以前の表記を見ると、「移動しない局」(左)と「移動する局」(右)の2つの免許状情報それぞれ、周波数帯ごとに許可されている空中戦電力(出力)が表記されていた

 

 

↓この記事もチェック!

 

< “即日施行” と “9月25日施行” に分かれる>総務省「アマチュア無線の制度改革」、3月22日の官報号外で公布される

 

<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映

 

<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた

 

 

 

●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 周波数等の一括表示記号
・アマチュア局34万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・全局の、周波数等の一括表示記号(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・総務省 許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)

 

 

 

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feed <8月1日(金)18時47分から10分間>大阪・関西万博会場のアマチュア無線特別局「8K3EXPO」から、子供たち18名が国際宇宙ステーション(ISS)の大西宇宙飛行士との交信に挑戦! (2025/7/28 11:30:25)

アマチュア無線の資格を持ち国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士と、子供たちが交信を行うプロジェクト「ARISSスクールコンタクト」。2025年8月1日(金)の18時47分JSTから、大阪・関西万博の会場に集まった子供たち(幼稚園児から高校生まで)18名が、特別記念局「8K3EXPO」のコールサインで交信を行う。ISS側のコールサインはOR4ISS、登場するのはISS船長を務めているJAXA所属の大西宇宙飛行士(KF5LKS)だ。このスクールコンタクトは大阪・関西万博会場内の「ホップアップステージ北」(コネクティングゾーン C08-01)で行われ、入場者は自由に観覧できる。

 

<急告>
「アマチュア無線の日」である7月29日(火)の17時30分から、会場内の「ホップアップステージ東外」で今回のARISSスクールコンタクトをPRするイベントが行われる。詳細は本記事末尾参照。

 

 

 

 

 4月13日から10月13日まで開催されている「大阪・関西万博」。会場内にはJARL(一般社団法人 日本アマチュア無線連盟)のアマチュア無線特別記念局「8K3EXPO」が設置され、毎日多くの来場者、体験運用者で賑わっている。

 

 その8K3EXPOの運用期間中で最も大きなイベントが、今回開催されるARISSスクールコンタクトだ。JARL関西地方本部の関係者らがNASA(アメリカ航空宇宙局)や万博協会などと交渉を重ね、8月1日(金)18時47分から約10分間の実施が正式に決定した。

 

 この交信はNASAと大阪・関西万博の公式イベントの1つとして、万博会場内の「ホップアップステージ北」(コネクティングゾーン C08-01)というイベントコーナーで行われ、来場者は自由に観覧することができる。開催に至るまでの経緯は次のとおり。

 

<開催に至るまでの経緯>

 

2024年12月  大阪・関西万博協会とのアマチュア無線ブース設置契約締結
2025年1月   NASAへ大阪・関西万博ARISS開催の正式申請提出
2025年4月13日 大阪・関西万博2025 開幕
       大阪・関西万博 特別記念局 近畿総合通信局より免許交付
2025年4月25日 NASAより7月末の週での開催の調整に入ると連絡が届く
2025年5月   子どもたちの公募開始(18名の子どもたちが集まる)
2025年6月7日 第1回ARISS事前授業開催(オリエンテーション)
2025年6月29日 第2回ARISS事前授業開催(宇宙飛行士への質問決定)
2025年7月13日 第3回ARISS事前授業開催(コンタクトの実施練習)
2025年7月15日 NASAへ子どもたちの質問シートを提出
2025年7月22日 NASAより交信日(8月1日)と交信相手(大西宇宙飛行士)の決定連絡

 

会場外のタワーブースには今回のARISSスクールコンタクトに備えて衛星追尾アンテナが設置された

 

 

 ISSから登場するのは、船長を務めるJAXA所属の大西卓哉宇宙飛行士(KF5LKS)で、交信は日本語で行われる。一方8K3EXPOのコントロールオペレーターは歌手でJARL広報大使を務めるMasaco(JH1CBX)が務めるという。

 

 交信にチャレンジするのは、宇宙や科学に興味を持つ、幼稚園児から高校生までの子どもたち18名で、関西だけでなく東海・関東からも応募があったという。それぞれの子供たちが行う質問内容は次のように公表されている。

 

1. 10歳の時、何に夢中になっていましたか。

 

2. 宇宙飛行士の訓練は、宇宙で難しい仕事をするのに、どのように役立っていますか。

 

3. 宇宙ステーションでの寝心地はどうですか。よく眠ることができますか。

 

4. 宇宙飛行士の仕事で楽しいと思う事は何ですか。

 

5. 国際宇宙ステーションから肉眼で海の深さによって色が違う事は分かりますか。

 

6. 宇宙から、流れ星はどのように見えますか。

 

7. 宇宙では においの ひろがりかたは 地球と ちがいますか。

 

8. 地上から宇宙ステーション到着まで、どれくらいの時間がかかりますか

 

9. 宇宙ステーションからは、丸い地球全体が見えますか。

 

10. 宇宙で体験したことで、一番大変だったことは何ですか。

 

11. 宇宙食にはどんなものがありますか。また、一番おいしいものは何ですか。

 

12. 宇宙から雷を見ることは可能でしょうか。見えるのであればどのように見えるかも教えてください。

 

13. 宇宙に匂いはありますか。

 

14. ISSで自給自足することは可能ですか。

 

15. 電気エネルギーは、すべて太陽光発電に頼っていますか。

 

16. 宇宙ステーションで生活している間、特別な食事制限をしていますか。もしそうなら、それはなぜですか。

 

17. 無重力空間では、地上よりも素早く動けますか。

 

18. 宇宙船内でくしゃみをしたらどうなりますか。

 

交信に挑戦する子供たちの練習風景

 

 

 過去、国際宇宙ステーションから発射された宇宙飛行士の声に対しては「見晴らしのよい場所で、ハンディ機に付属ホイップアンテナでも聞こえた」「アパートのベランダから斜めに付き出したモービルホイップでキャッチした」といった受信リポートがX(旧Twitter)に書き込まれている。ビームアンテナに仰角ローテーターといった本格装備がなくても、ISSの軌道が高く状態の良いタイミングなら受信のチャンスがある。

 

ARISSスクールコンタクト開催時のISS軌道予測:大阪市基準(7M3TJZ 安田氏のSatTrack V3.1.6使用)

 

 言うまでもないことだが、この日のために準備と交信の練習を重ねてきた子供たちの夢を壊さぬよう、当日は静かなワッチを心掛けたい。ARISSスクールコンタクトの開催日は管轄の総合通信局がDEURAS、DEURAS-Mなどを使って電波監視を強化するのが通例となっている。

 

 

◆7月29日(火)17時30分から、会場内で「ARISSスクールコンタクト」のPRイベントを開催!

 

 なお「アマチュア無線の日」(1952年のこの日、戦後のアマチュア無線局の予備免許が初めて発給されたことを記念してJARLが制定)にあたる7月29日(火)夕方、会場内のイベントコーナー「ホップアップステージ東外」を使って、今回のARISSスクールコンタクトの予告を兼ねたPRイベントを実施する予定だ。

 

★日時: 7月29日(火)16時リハーサル、17時30分イベント開始

 

★会場: 万博会場:ホップアップステージ東外(東ゲートから入ったすぐの広場)

 

「ホップアップステージ東外」の場所。8月1日のARISSスクールコンタクト本番のステージとは別の場所なので注意が必要だ

 

★内容:
・8月1日 ARISSスクールコンタクトの予告
・交信する子どもたちの紹介
・一般来場者との体験運用の実演紹介

 

★出演:
・Masacoさん(JH1CBX)
・野田サオリさん(JK1ONO)
・ARISSに参加する子どもたち
・関西ARISSプロジェクトチームの皆さん 他

 

 8K3EXPOのFacebookページは、このイベントについて『東ゲートから入ったすぐの広場にある「ホップアップステージ東外」で一般来場者の前で大々的に開催します。Masacoさん・野田サオリさんの歌の紹介をはじめ、ARISSに参加する子どもたちの紹介、そしてアマチュア無線・ARISSスクールコンタクトについて紹介します。イベントではサプライズ企画も! 初めて企画する一般来場者の前で行うアマチュア無線のショータイム! 成功するかどうかは「あなたの温かい拍手」で決まります』と案内している。

 

 

 

●関連リンク:
・大阪・関西万博ARISS(Osaka, Kansai, Expo JARL Special Station information)
・明日29日(火)17時30分 万博会場に来て下さい!(JARL Osaka Kansai EXPO/Facebookページ)
・Upcoming Educational Contacts(ARISS)
・#きぼうを見よう-国際宇宙ステーション(KIBO宇宙放送局)

 

 

 

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feed <特集は「KANHAM2025レポート」>ハムのラジオ、第656回放送をポッドキャストで公開 (2025/7/28 8:30:29)

「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開、2020年4月からは再放送も始まった(現在は毎週水曜日の24時から再放送中)。また2023年10月からは兵庫県丹波市の「805たんば」でも放送開始し現在は毎週月曜日の12時から1日遅れでオンエアしている。

 

 

 2025年7月27日(第656回)の特集は「KANHAM2025レポート」。7月19日(土)と20日(日)の2日間、大阪府池田市で開催され、8,000人が来場した「関西アマチュア無線フェスティバル(KANHAM2025)」の様子を、同イベントにブース出展した「ハムのラジオ」のレギュラー陣がリポートするという内容だ。

 

 公開されたポッドキャスト音声は約49分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。

 

 

 

●関連リンク: ハムのラジオ第656回の配信です

 

 

 

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feed 深い悲しみ広がる、鉄塔メンテナンス中の転落事故でアマチュア無線家(JARL宮城県支部長・JA7UQB)が他界--7月20日(日)~7月26日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 (2025/7/27 9:30:03)

先週のアクセスランキング1位は「<『鉄塔作業中に落下・高さ10m宙吊り状態で約2時間』とミヤギテレビなどが報道>JARL宮城県支部長の佐藤雄孝さん(JA7UQB)が不慮の事故で亡くなる」。去る7月21日、宮城県石巻市にある船舶用受信塔で整備作業を行っていた男性(81歳)が落下し、死亡する事故があったことをマスコミ各社が報じたが、亡くなったのは、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)宮城県支部長の佐藤雄孝さん(JA7UQB)だったことが判明。佐藤さんは25年以上にわたりJARL宮城県支部長を務め、訃報を聞いたアマチュア無線家が、前日に行われたイベント「2025サイエンスデイ」で精力的に活動する佐藤さんの様子や、以前お世話になったという思い出などともに、突然のサイレントキーを悼む投稿がX(旧Twitter)などで広がった。佐藤さんの逝去に心からお悔やみ申し上げます。(hamlife.jp)

 

 

7月26日午前、仙台市泉区の斎場で佐藤雄孝さんの葬儀がしめやかに営まれた。斎場受付には生前の功績を称える東北総合通信局長からの感謝状も置かれていた。葬儀にはJARL元会長の山之内俊彦氏(JA7AIW)が出席し弔辞を贈った(関係者提供写真)

 

 

●「作業員が鉄塔から落ちて宙吊りになっている」中継所の鉄塔から81歳作業員の男性が落下し死亡 宮城・石巻市(tbc東北放送 公式YouTubeチャンネル)
※画面をクリックすると動画がスタートします。

 

 

 

 

 続く2位は、アルインコ株式会社電子事業部が、400MHz帯の特定小電力トランシーバーの“基地/車載型”として「DR-PM300SEFL」を近く200台限定発売すると公式SNSアカウントで発表したニュース。この製品は、屋外に設置可能な “アンテナ一体型の無線部” と “車載無線機型の操作部” で構成し専用ケーブルで両者を接続。ハンドマイクロホンやアンテナ用マグネットブラケットも付属する。2022年に発売されたプロユースに特化した既存モデル「DR-PM300SE」の機能や装備をシンプルにし、ライセンスフリー無線ファンに向けた機能を付加したということで、メーカーから公式の発売案内が待たれる1台になっている。

 

 

無線機本体はアンテナと一体型。普通のモービル機(車載機)のように見える部分は操作部で、両者は専用ケーブル(同軸ケーブルではない)で接続されている

 

 

 3位は、2025年8月23日(土)と8月24日(日)に開催される「ハムフェア2025」での出展者情報。クラブブース(ブース番号:C58)に出展する「かんてな」は、開発メンバーでもある北御門敬夫氏(JE6CKL)が一品一品の手作りした、文字通り空き缶で作る簡単で広帯域性能な使いやすい430/1200MHz帯アンテナ「カンテナ」の有料頒布を行うほか、昨年のハムフェアで完売した、430MHz帯と1200MHz帯のデュアルバンド対応「ウコンテナ2」のほか、今年3月の西日本ハムフェアで好評だった、144MHz帯改造キットなどオリジナル限定品を用意するとしている。記事では、北御門氏のウコンアンテナへの想いや特性・特長など思いを込めたメッセージを紹介している。

 

 

北御門氏は「カンテナ」の使用状況や使用アイデア、改良など、日々改良を加えながら実際に使用したときのヒントを画像入りでにX(旧Twitter)にポストしている

 

 

※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。

 

 

1)<「鉄塔作業中に落下・高さ10m宙吊り状態で約2時間」とミヤギテレビなどが報道>JARL宮城県支部長の佐藤雄孝さん(JA7UQB)が不慮の事故で亡くなる

 

2)<ホビーユーザー向けの多彩な機能を搭載>アルインコ、基地/車載型の特定小電力トランシーバー「DR-PM300SEFL」を200台限定発売

 

3)【ハムフェア2025】<144MHz帯改造キットなどオリジナル限定品を用意>かんてな、空き缶で作る簡単で広帯域性能な使いやすい430/1200MHz帯アンテナ“カンテナ”を有料頒布

 

4)< “電波監視” で発覚、免許切れ状態でアマチュア局の開設・運用>関東総合通信局、第二級アマチュア無線技士などの資格を持つ無線従事者(60歳)に対して42日間の行政処分

 

5)<軽量コンパクトな2W機、上空用チャンネルも送受信可能>八重洲無線、ハンディタイプの351MHz帯デジタル簡易無線機(登録局)「SRD580シリーズ」を新発売

 

6)<政令案に基づき2025年10月1日から施行へ>総務省、アマチュア局など無線局の「紙の免許状」を廃止してデジタル化するための意見募集結果と今後の予定を公表

 

7)<手軽な移動運用に便利!>コメット、M型端子のアンテナ基台付きフィールド用小型三脚セット「HFJ-Tripod mini」を7月下旬から限定販売

 

8)<最大契約期間3年、満了後は所有権が得られる>MUSENモール、30歳以下限定の「IC-705定額利用サービス(U-30割)」を月額3,850円で開始

 

9)【ハムフェア2025】<’80年代の米兵スタイルで参加>高等遊旅民(秋葉原無線部に相乗り)、アマチュア無線用に改造した軍用無線機の実働展示や同人誌などを有料頒布

 

10)<土地&家屋と多数の無線機、ルソー製大型クランクアップタワーなど設備一式つき>元JARL滋賀県支部長宅(滋賀県野洲市)大手住宅メーカーの戸建て鉄骨住宅が2,000万円で売り出される

 

 

 

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feed <まず “D-STAR入門” と “アンテナ活用講座” から>デジハムサポート(大阪・日本橋)、初心者~中級者ハムに向けたセミナー「デジハム無線アカデミー」を順次開催 (2025/7/26 10:30:50)

大阪・日本橋の無線ショップ「デジハムサポート」(運営:ギガパレス株式会社)は2025年7月、次世代のアマチュア無線家をサポートすることを目的として、初心者から中級者に向けて「デジハム無線アカデミー」と銘打ったセミナーを順次開催すると発表した。その第一弾として2025年8月3日(日)に「はじめよう、楽しもうD-STAR」、第二弾として9月7日(日)に「アンテナ活用講座 ダイヤモンドアンテナ CPATU(3.5~50MHz帯)編」を行う。現在その受講者を募集している。

 

 

大阪・日本橋電気街の無線ショップ「デジハムサポート」。ビル3階にセミナーが開催できるスペースを設けている

 

 

 大阪・日本橋電気街にある無線ショップ「デジハムサポート」は、入居している建物(アイコム情報機器ビル)3階にセミナーやミーティングが行えるスペース「ギガラボ(GIGALAB)」を設け、最近はJARDの初心者向けイベントや養成課程講習会などで利用している。

 

 このほど同店は、次世代のアマチュア無線家をサポートすることを目的として、初心者から中級者に向けて「デジハム無線アカデミー」と銘打ったセミナーをここで開催することを発表した。

 

 2025年7月25日現在で開催が予定されているセミナーは次の3つだ。このうち8月開催の第1回と、9月開催の第2回は詳細の案内と申し込みができるページが用意されている。

 

★第1回「はじめよう、楽しもうD-STAR その1」
・日時:8月3日(日)13:00~16:30
・対象者:ビギナー/D-STAR機の操作や運用に不慣れな方
・定員:20名(残席わずか)
・参加費:無料
・詳細と申し込みページ
  https://www.digiham.jp/ENQ/enquete.cgi?PAGE=10

 

 

★第2回「アンテナ活用講座 ダイヤモンドアンテナ CPATU(3.5~50MHz帯)編」
・日時:9月7日(日)13:00~16:30
・対象者:ビギナー/これからHFにチャレンジしたい方
・定員:20名
・参加費:無料
・講師:デジハムサポートスタッフ
・スペシャルゲスト:第一電波工業株式会社 営業部 北山様
・詳細と申し込みページ
  https://www.digiham.jp/ENQ/enquete.cgi?PAGE=11

 

 

★第3回「はじめよう、楽しもうD-STAR その2」
・日時:未定
・対象者:基礎的なD-STAR機はできるが、次のステップに進みたい方
・定員:20名
・参加費:無料

 

 

 同店関係者は「このデジハム無線アカデミーは単発ものではなく、開催時期は未定ですが今後も継続開催する予定です」とした上で、今後については「第一電波工業さんをお招きするセミナー(9月開催)のような形式でのメーカータイアップのセミナーや、FT8運用セミナー、無線機のリモートコントロールセミナーなどを検討中です。また全てのご要望にお応えすることは難しいと思いますが、参加者様のリクエストも参考にセミナーの内容を考慮していきたいと思います」と述べている。

 

 

コロナ禍の前にはこんな取り組みも…↓(2019年8月15日掲載)
<写真で見る>大阪・日本橋に誕生!! アマチュア無線家のためのスペース「ギガラボ(GIGALAB)」オープニングイベントの模様

 

 

 

●関連リンク: デジハムサポート

 

 

 

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feed 1エリア(関東)で7月に入って4回目の更新---2025年7月26日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 (2025/7/26 9:30:49)

日本における、2025年7月26日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局から、7月に入って4回目の更新発表があった。

 

 

 

 各総合通信局および沖縄総合通信事務所が公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。

 

 

 

 

 ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。

 

 その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。

 

 さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。

 

 また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。

 

 しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。

 

 このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<0エリア(信越管内)で「JJ0」のプリフィックスの割り当てが終了>令和7(2025)年1月24日発給分(免許の年月日)で「JK0AAA」から「JK0AAC」までの3局を確認

 

【追記:三巡目の「JL1AAA」発給】<「令和6(2024)年3月21日付」の発給から>1エリア(関東管内)、「JK」のプリフィックスが終了し「JL1AAY(三巡目)」からの割り当て開始が判明

 

<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給

 

<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始

 

 

 

●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・JL1の再々割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 

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feed <軽量コンパクトな2W機、上空用チャンネルも送受信可能>八重洲無線、ハンディタイプの351MHz帯デジタル簡易無線機(登録局)「SRD580シリーズ」を新発売 (2025/7/25 19:00:17)

八重洲無線株式会社は2025年7月25日、混信を自動で回避する新機能 “YAESUコネクトLite” をはじめとする各種新機能を搭載したハンディタイプの351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)「SRD580シリーズ」(全4モデル)を発表した。いずれもサイズは48W×89H×25Dmm(固定アンテナと突起物を含まず)、バッテリーを含む重量約148gというコンパクトサイズで、最大送信出力は2W。アンテナ一体型で上空用を含む全97チャンネルでの送受信が可能だ(上空用チャンネルでは最大出力1W)。価格はオープン、発売開始は2025年7月中を予定している。

 

 

八重洲無線のSRD580シリーズ

 

 

 SRD580シリーズについて、八重洲無線の発表から抜粋で紹介する。

 


 

YAESUデジタル簡易無線(登録局)新製品
携帯型2Wデジタルトランシーバー「SRD580」シリーズ販売開始のご案内

 

 この度、弊社では、混信を自動で回避する新機能「YAESUコネクトLite」をはじめとした、様々な新機能を搭載した携帯型2Wデジタル簡易無線機(登録局)「SRD580」シリーズの販売を開始いたしますのでご案内申し上げます。

 

 SRD580シリーズでは、新たに混信自動回避機能「YAESUコネクトLite」を開発し、従来機では解決できなかった混信という課題に対して効果的なソリューションをご提供します。この他にも、接客中でもスタッフ全員に合図を送ることができるキュー機能、作業をしながら確実に通話ができるワンクリックハンズフリー機能、通話の開始、終了をビープ音で知らせる通話ビープ機能、気がつかないうちにプラグが抜ける事故を防ぐオートロック式イヤピースジャック、USB Type-Cケーブルによる直接充電端子など便利な新機能を搭載しています。

 

 また、コンパクトな軽量ボディーに1200mWの高音質、大音量のスピーカーを内蔵し、優れた防塵防水性能(IP67)、振動、衝撃に対してはアメリカ国防総省の品質基準MIL-STD-810H規格に適応した堅牢設計で、屋外の過酷な条件下でも安心して使用することができます。

 

 新機能「YAESUコネクトLite」によって、これまでインカムを使ったことがないお客様に対しても、簡単に安心して使えるインカムとしてSRD580をご提案することが可能となり業務用無線機市場の裾野をさらに拡げることができるものと考えております。

 

 弊社は、これからも無線機メーカーのパイオニアとして、独自性のある、より優れた無線通信機器を社会へ提供することで社会に貢献してまいりたいと考えております。今後とも格別のお引き立てを賜りますよう、お願い申し上げます。

 

 

<製品ラインアップ(モデル名・主な仕様)>

 

・SRD580 PKG:シンプルキーモデル
・SRD580-BT PKG:シンプルキーモデル Bluetooth搭載
・SRD585 PKG:フロントキーモデル
・SRD585-BT PKG:フロントキーモデル Bluetooth搭載

 

 

<SRD580シリーズの特長>

 

★新開発「YAESUコネクトLite」による混信回避機能を搭載
 混信があっても瞬時にバックアップチャンネルへ移動して混信を回避、スタッフ間の連絡に影響を与えません。

 

★351MHz帯デジタル簡易無線登録局 デジタル97チャンネル対応
 ARIB種別コード3R 3S 3T 3U規格の2W簡易無線登録局で、同種別コードを持つ無線機との互換性を有します。また、簡易無線登録局上空用15チャンネルでの送受信が可能です。

 

★カバー範囲が広がる2W送信出力
 特定小電力トランシーバー並みの軽量コンパクトサイズでありながら、2Wの送信出力により、特定小電力トランシーバーではカバーできない広い通話エリアをカバーします。また2W/1W/0.5Wの3段階の送信出力設定が可能ですので、通話エリアに応じて送信出力を下げて使用時間を延ばすことができます。

 

★コンパクト・軽量設計、小型アンテナ採用
 幅48㎜、高さ89㎜、厚さ25mm、重量約148g(バッテリーを含む)の軽量コンパクト設計、アンテナは邪魔にならない小型ラバーアンテナを採用、幅広い用途にご利用いただける携帯性を実現しました。

 

★堅牢ボデイ
 最高クラスの防塵・防水性能、IP67相当、振動、衝撃に対してもアメリカ国防省品質基準 MIL-STD-810Hに適応。

 

★クラス最大1200mWの高音質・大音量
 本体の内蔵スピーカーは、クラス最大の1200mWの大音量設計で騒音の中でも了解度の高い歪みの少ないクリアな音質で再生します。

 

★少ないキーでシンプル操作、ボリューム型音量調整、大型送信キーの採用で抜群の操作性
 ストロークのあるオレンジ色の大型送信キー、音量調整は使いやすい独立ボリュームを採用。通常の使用で必要最小限のキーを配置して誤操作の少ない確実な通話を保証します。

 

★ワンクリックハンズフリー
 送信キーのワンクリックで通話を開始すると音声に反応して送信状態を保持しますので両手が自由に使えます。騒音下では騒音による誤動作を防ぐために通話の間は送信キーを押し続けることで確実な通話が可能になります。

 

★CUE(キュー)機能
 接客中に声を出さずにスタッフ全員に合図を送信することができます。

 

★13時間以上のバッテリーライフ USB Type-Cケーブルによる充電に対応
 2,280mAhのリチウムイオンバッテリーを標準付属し13時間以上の運用が可能です。専用のバッテリーセーブ機能は、スムーズな連絡を確保しながらバッテリーの消耗を抑えることが可能です。 また、USB Type-Cケーブル端子を本体側面に実装し、汎用のUSB Type-C充電器を使って本体充電が可能です。

 

★新開発オートロック機能付きイヤピースジャック
 オーディオアクセサリーを接続するコネクタは、無線機の側面に配置しボリューム調整やチャンネル切替えなどの操作を妨げません。また、プラグを差し込むだけで確実にプラグをロックするオートロックですので、衝撃や引っ掛けによるコネクタ外れや接触不良による通信のトラブルを防ぎます。

 

★バッテリー ラッチロック機構
 本体底面のバッテリー装着用ラッチロック機構により、確実にバッテリーをロックします。激しい衝撃や誤った操作によるバッテリーの脱落や、高所作業での落下を防止し、安全に作業を行うことができます。

 

★そのほかの便利な機能
・Bluetooth対応(BTモデル)
・1台の設定内容を簡単にグループの全ての機器にコピーするエアクローン機能
・会話のプライバシーを守る32767通りの「秘話モード」
・セカンダリPTT機能(ノーマルモード)
・電源の切り忘れを防ぐ「自動電源オフ機能」
・キーロック機能
・使用する環境によって内部/外部マイク感度設定機能
・よく使う設定を簡単に変更することができる簡易メニュー呼び出し機能(SRD585)

 

★必要なものを全て付属したオールインワンパッケージ
 トランシーバー本体に小型アンテナが付属しており、バッテリー、USB Type-C充電ケーブル、加えて登録申請書類一式も同梱されていますので、購入後に登録申請を済ませ登録状が交付され次第使い始めることができます。

 

★安心の3年保証
 SRD580シリーズは、高い信頼性と品質に基づいた安心の3年保証(無線機本体)です。

 

 

<主な定格>

 

・使用周波数:
 デジタル簡易無線登録局(6.25KHz間隔 82波)
 351.03125~351.10000MHz
 351.20000~351.63125MHz
 上空用チャンネル(6.25KHz間隔 上空波15波)
 351.10625~351.19375MHz
・電波型式: F1C/F1D/F1E/F1F
・変調方式: 4値FSK
・送信出力: 2W/1W/0.5W(上空用チャンネルでは最大1Wになります)
・電池持続時間: 約13時間(送信出力2W、送信5 受信5 待受90の割合で運用時 ノーマルモード バッテリーセーブオン)
・低周波出力: 1200mW以上(内蔵スピーカー4Ω 歪率10%時)、500mW以上(外部マイクスピーカー8Ω 歪率10%時)
・動作温度範囲: -20℃~+60℃
・定格電圧: DC3.7V±10%
・本体寸法: 約48W×89H×25Dmm(固定式アンテナ/突起部を含まず)
・本体重量: 約148g(バッテリー/固定式アンテナを含む)

 


 

 

 

●関連リンク: 八重洲無線 デジタル簡易無線登録局(7月25日現在、SRD580シリーズの情報は掲載されていない)

 

 

 

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feed <政令案に基づき2025年10月1日から施行へ>総務省、アマチュア局など無線局の「紙の免許状」を廃止してデジタル化するための意見募集結果と今後の予定を公表 (2025/7/25 18:00:00)

総務省では、無線局の「紙の免許状」を廃止し、これらの内容をインターネットで閲覧できる仕組みを導入や電子処分通知などを可能とする「完全デジタル化」への移行のため、2025年5月31日から6月30日までの1か月間にわたり、電波法および放送法の一部を改正する法律(令和7年法律第27号)に基づき、定めようとする「命令等及び根拠法令条項一覧」を公表し、一般から広く意見を募集した( 2025年5月30日記事 )。そこで集まった意見(法人・団体2者、個人3者)と、総務省の考え方が7月25日(金)に公表され、あわせて「政令案に基づき、電波法関係手数料令の一部を改正する政令が公布されました。本政令は、令和7(2025)年10月1日(水)から施行されます」という発表が行われた。

 

 

今回の無線局免許状等のデジタル化のイメージ

 

 

総務省の公表内容は以下のとおり(一部抜粋)。

 

 


 

電波法関係手数料令の一部を改正する政令案に対する意見募集の結果
(無線局の免許状等のデジタル化等関係)

 

 総務省は、電波法関係手数料令の一部を改正する政令案について、令和7年5月31日(土)から同年6月30日(月)までの間、意見募集を行いました。この結果、5件の意見の提出がありましたので、提出された意見及びそれらに対する総務省の考え方を公表します。

 

1.背景及び概要

 

 近年、政府全体として、個々の行政手続やこれに関する行政機関の事務が一貫してデジタルで完結する「デジタルファースト原則」を推進しています。電波法に基づく行政手続についても、免許人等及び行政機関の双方の業務の更なる迅速化や効率化、コスト削減に資するデジタル化を更に推し進める必要があります。

 

 こうした背景の下、電波法及び放送法の一部を改正する法律(令和7年法律第27号)に基づき、無線局の「紙の免許状」等を廃止し、免許人等が免許等の内容をインターネットで閲覧できる仕組みを導入し、「完全デジタル化」により適した無線局の免許状等のデジタル化を実施することとしています。また、無線従事者の免許申請について、電子申請を可能とする予定としています。

 

 無線局の免許申請等の手続に係る手数料の額は、電波法(昭和25年法律第131号)第103条第1項の規定に基づき、実費を勘案して電波法関係手数料令(昭和33年政令第307号。以下「手数料令」といいます。)において定められており、無線局の免許状等のデジタル化等に対応するため、免許記録等に記録されている事項を証明した書面(以下、「免許事項証明書等」といいます。)の交付を請求する者が納めなければならない手数料を定める等の手数料令の一部改正案を作成しましたので、当該改正案に対して意見募集を行いました。

 

2.意見募集の結果

 

 提出された意見及びそれらに対する総務省の考え方は、別紙1PDFのとおりです。

 

3.今後の予定

 

 本日、政令案に基づき、電波法関係手数料令の一部を改正する政令が公布されました。本政令は、令和7年10月1日(水)から施行されます。

 


 

 

7月25日付けの官報(号外第170号)に掲載された政令で、令和7年法律第27号の施行日が「令和7年10月1日」と決まった

 

 

 提出された意見および総務省の考え方は以下のとおり。

 

 


 

●楽天モバイル株式会社が提出した意見

 

 電波法関係手数料令の一部改正に賛同いたします。免許申請手数料の低減により創出された余剰資金を、設備投資の強化および研究開発費の増額に重点的に再配分することで、事業基盤の強化と将来的な成長戦略を推進いたします。

 

●それに対する総務省の考え方

 

 賛成の御意見として承ります。

 

 

●一般社団法人 日本アマチュア連盟(JARL)が提出した意見

 

 昨今の状況を鑑みて「書面申請・書面免許状」による申請手数料の見直しについてはやむを得ないものと考えます。また、予定されている無線局の免許状等のデジタル化により電子化が促進され、手続きの迅速化や効率化、コストの削減が一層進むことに期待します。当連盟としましてもアマチュア無線家による手続きについてより一層の電子化が進むように周知を努めてまいります。

 

●それに対する総務省の考え方

 

 賛成の御意見として承ります。完全デジタル化(電子申請・免許記録等のインターネット閲覧)の推進については、関係する団体等と連携させていただきながら、広く周知広報に努めてまいります。ご協力について、どうぞよろしくお願いします。

 

 

●個人Aが提出した意見

 

 電子申請に係る手数料を安く設定することに賛成です。紙申請の料金を多少引き上げてでも、電子申請の費用を下げていただきたい。

 

●それに対する総務省の考え方

 

 賛成の御意見として承ります。実費を勘案して手数料を算出した結果、改正案のとおりとしております。

 

 

●個人Bが提出した意見

 

 第2条について、デジタルファースト原則、完全デジタル化と唱えつつも規定の建て付けが逆ではないか。第1項として書面申請の場合の表が掲げられ、第2項として電子申請等の場合の読み替えが規定されている。第1項の表と第2項の読み替えの表とを、一つの表に統合して示すべきである。その方が、国民にとっても理解しやすい。その際、書面申請よりも電子申請等の場合を優先して扱うべきである。同条第3項と第4項との組み合わせについても同様である。

 

●それに対する総務省の考え方

 

 規定の正確性、明確性や現行法令との整合性等の観点、また合理化・効率化の観点から、改正案のとおりとします。周知広報にあたっては国民にとって理解しやすいことが大切であり、意見募集時の資料(総括表)等の例により分かりやすい資料を作成等して、周知広報を進めてまいります。

 

 

●個人Cが提出した意見

 

 アマチュア無線局の免許人が、例えば住所だけを変更した場合でも、電子申請ができない場合は免許事項証明書が必要となり、その交付手数料が必要と理解をしました。運転免許やマイナンバーではお金がかからないのでおかしいと思います。

 

●それに対する総務省の考え方

 

 御意見(免許事項証明書の交付請求手数料が必要となること)については、実費を勘案した額を納める必要があることが、電波法及び放送法の一部を改正する法律(令和7年法律第27号。以下「改正法」という。)による改正後の電波法第103条第1項第3号において規定されているところであり、本意見募集の対象ではありませんが、次のとおり御理解をお願いいたします。

 

 政府全体として、個々の行政手続やこれに関する行政機関の事務が一貫してデジタルで完結する「デジタルファースト原則」を推進しており、電波法に基づく行政手続についても、完全デジタル化(電子申請・免許記録等のインターネット閲覧等)を進めることにより、免許等の交付までの迅速化や、利便性の向上等が実現し、免許人等及び行政機関の双方の業務の更なる迅速化や効率化、コスト削減等が期待されております。

 

 こうした背景等の中、改正法に基づき、無線局の「紙の免許状」等を廃止し、免許人等が免許等の内容をインターネットで閲覧できる仕組みを導入することとなりました。

 

 今後は、無線局への免許記録の備付けについても、①免許記録のインターネット閲覧を基本として、②免許記録の写しを電子計算機その他の機器に表示する方法や③免許記録の写しを印刷したものを備え付けることによっても、対応できることとしております。

 

 電子申請が困難な場合等、これらの備付けの方法をとることができない場合を念頭に、④免許事項証明書の交付を請求し、これを備え付けることができることとしておりますが、免許事項証明書の交付については、実費を勘案した額の手数料を納めていただく必要があるものになります。

 

 

 

●無線局の免許状等のデジタル化等に係る関係省令等の改正案(概要)

 

 

 

↓この記事もチェック!

<期間は5月31日(土)から6月30日(月)まで>総務省、アマチュア局を含めた無線局免許状等のデジタル化制度整備に関する意見募集を改めて実施

 

 

 

 

●関連リンク:
・総務省 電波法関係手数料令の一部を改正する政令案に対する意見募集の結果(無線局の免許状等のデジタル化等関係)
・総務省 「電波法関係手数料令の一部を改正する政令案に対する意見募集」意見募集結提出された御意見及び総務省の考え方(PDF形式)
・続・局免の電子化(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・パブコメ募集:局免の電子化(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・パブコメ募集:シン・局免の電子化(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・デジタル庁 デジタル社会の実現に向けた重点計画

 

 

 

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feed <第3特集は「ミリタリーエアーバンド受信講座」>三才ブックスが月刊「ラジオライフ」2025年9月号を刊行 (2025/7/25 12:25:24)

株式会社三才ブックスは7月25日(金)に月刊誌「ラジオライフ」2025年9月号を刊行した。今号は第3特集で「ミリタリーエアーバンド受信講座」を掲載している。前号で発表された通り、同誌の月刊発行は2025年12月号(10月25日発売)をもって終了となり、2026年は “隔月刊誌” として偶数月(2025年12月、2026年2月、4月、6月…)に刊行される。

 

 

月刊「ラジオライフ」2025年9月号表紙

 

 hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。三才ブックスが刊行している月刊誌「ラジオライフ」は1980年の創刊で2025年9月号は通巻535号となる。2025年9月号のおもな無線関連の記事は次のとおり。

 

 

<第3特集>自衛隊機の無線を聞くための新ノウハウ「ミリタリーエアーバンド受信講座」

 受信が難しいといわれていたミリタリーエアーバンドも、ハンディ機の性能アップで受信しやすくなった。航空祭の本格シーズン前の今こそトライしてみよう!

 

・攻略ミリタリーエアーバンド
 UHF帯エアーバンドの管制
 着陸機を誘導するGCA
 非公開周波数のGCIに迫る
・ブルーインパルスの展示飛行を受信
 展示飛行&訓練飛行受信ガイド

 

 

 

<「ラジオパラダイス」創刊40周年記念回想録延長戦 3>季節ごとの特集企画の真相

 1985年から1990年6月まで、約5年間続いたラジパラには、春と夏に定番の企画があった。夏は「放送局怪談集」で、春は「新人アナ特集」だ。今回はこの企画の秘話を語っていこう。

 

・夏恒例の放送局怪談集にまつわるハ・ナ・シ
・新人アナを“先物買い”してリスナーと応援していく

 

 

<徹底使用リポート 特別編>

・単3電池2本機への賛歌

 

<ハンディ機 エアーバンド受信感度フル解析>

・フラットで良好な感度はスケルチ設定がポイント
 アルインコ 76~470MHz受信機「DJ-X82」

 

<IC-R15で聞くエアーバンド>

・スキャンの動作を自分流にカスタマイズ

 

<RLエアーバンド インフォメーション>

・在日アメリカ空軍横田基地「日米友好祭2025」リポート

 

<おもしろ無線受信報告所>

・刑務所/機材更新で新たな周波数帯へ変波
・コラム:聞けるようになったタクシー無線の局数が激減

 

<JJ1YQF女子部 早坂香澄の無線伝心>

・待望の自分だけのQSLカードを作りました!

 

<工作チャレンジ>

・鉄道模型をゆっくりな発車と停車でリアルに運転する「トライアック制御スロー運転コントローラー」

 

 

 なお本号巻末の「次号予告(2025年10月号=8月25日発売)」には、第3特集として「 ハムフェアでお披露目予定!? 新型ハンディ機最速レビュー 」という記事が告知されている。

 

 月刊「ラジオライフ」2025年9月号の購入は、赤枠内のAmazonリンクが便利で確実だ。

 

 

 

 

 

●関連リンク: 三才ブックス

 

 

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feed <別売の取付金具「TRS3」と組み合わせて使える>第一電波工業、コンパクト三脚「TRP」を8月から発売 (2025/7/25 11:30:42)

「ダイヤモンドアンテナ」のブランドで知られるアンテナメーカー、第一電波工業株式会社は2025年7月24日、移動運用に最適な軽量・コンパクト設計の三脚「TRP」を8月から発売開始すると発表した。デジカメや軽量ビデオカメラ用としてのスタンドとして利用できるほか、2020年に発売されたカメラ三脚用取付金具「TRS3」(税込14,300円)と組み合わせることにより、MPタイプの軽量アンテナを直接取り付けることも可能だ。同社は「ローアングル仕様で地面から約2cmまでに中心部分を下げることにより、HF帯のSWRを下げる効果が期待できます」と案内している。メーカー希望小売価格(税込)は14,300円。

 

 

第一電波工業の新製品、コンパクト三脚「TRP」(税込14,300円)

2020年発売のカメラ三脚用取付金具「TRS3」(税込14,300円)と組み合わせて使うことが可能

TRP、TRS3、IVES10(10mアース線)、RHM12(ポータブルスクリュードライバー型アンテナ)との組み合わせ例

 

 第一電波工業から届いた案内から抜粋(一部補記)で紹介する。

 


 

TRP
移動運用に最適なTRS3用コンパクト三脚

 

 この度弊社では、コンパクトで移動運用や持ち歩きにも便利な、小型三脚「TRP」の発売を開始いたします。別売の「TRS3」を使用することにより、MPタイプの軽量アンテナを直接ご使用いただけます。またデジカメ、軽量ビデオカメラ用としてのスタンドとしてもご活用可能です。

 

 

 ローアングル仕様で、地面から約2cmまでに中心部分を下げることにより、HF帯のSWRを下げる効果が期待出来ます。収納時には僅か約25cm程度となっており、コンパクトに持ち歩けます。重量も約350gと大変軽量に仕上がっております。

 

・型番: TRP
・価格: 14,300円(税込)
・発売日: 2025年8月

 

<TRPの特徴>

 

・角度調整リングで2パターン(High/Low)の調整が可能

 

・ネジサイズは3/8インチと1/4インチの2サイズに対応

 

・軽量(約350g)コンパクトで収納時は約25cm以内に収まる

 

・脚の最大長は32cm

 

・TRS3(別売)との組み合わせ使用が可能

 

 

 

 


 

 この「TRP」だが、無線ショップによっては2020年発売のカメラ三脚用取付金具「TRS3」、または2024年秋に限定生産されたゴールドバージョン「TRS3G」とセットにして販売するところもあるようだ。詳細は各ショップでの確認をお勧めする。

 

限定生産のゴールドバージョン「TRS3G」との組み合わせ

TPRとTRS3Gは色調的にもマッチし、高級感を醸し出している

 

 

カメラ三脚用取付金具「TRS3」についてはこちらの記事(2020年8月掲載)を参照↓
<アース取付用蝶ネジ付>第一電波工業、カメラ三脚用取付金具「TRS3」を新発売

 

 

 

●関連リンク:
・第一電波工業(7月25日現在、TRPの情報は掲載されていない)
・新製品情報 TRS3G(第一電波工業)
・新製品情報 TRS3(第一電波工業)

 

 

 

 

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