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hamlife.jp (2024/11/24 8:05:28)
現在データベースには 6117 件のデータが登録されています。
既報 のとおり、札幌市の百貨店、丸井今井札幌本店(三越伊勢丹ホールディングス)は、2024年8月12日から14日まで、夏休みの子供向けイベントの1つとして、JARL石狩後志支部の協力による「FMラジオ工作会」「モールス通信体験」「アマチュア無線体験運用」を開催した。会期中に25人の小中学生がFMラジオ製作を体験、さらにモールス体験とアマチュア無線の体験運用はのべ40名ほどが参加したという。この模様がJARL石狩後志支部のホームページで報告されている。
2024年8月開催「FMラジオ工作会&体験運用」の模様(JARL石狩後志支部ホームページより)
JARL石狩後志支部の関係者から届いた、同イベントの開催報告(一部抜粋、補記)を紹介する。
丸井今井札幌本店のイベント「まるい三越のなつやすみ」で行われた、FMラジオ工作会&アマチュア無線体験運用は、なんとか全3日間の日程を終えました。
FMラジオは25人の小中学生さんに作ってもらいました。基板に電子部品を1つ1つはんだ付けをしての電子工作で、イヤホンからラジオが聞こえた時のドキドキ感などを楽しんでもらいました。中には小学校の自由研究にするために、工作過程を細かく写真撮影する方もいました。
2024年8月開催「FMラジオ工作会&体験運用」の模様(JARL石狩後志支部ホームページより)
2024年8月開催「FMラジオ工作会&体験運用」の模様(JARL石狩後志支部ホームページより)
2024年8月開催「FMラジオ工作会&体験運用」の模様(JARL石狩後志支部ホームページより)
併せて、名前を1文字ずつ電鍵で打ってモールス発信器から音を出す体験や、アマチュア無線体験運用も行い、のべ40名ほどに体験していただきました。主催の丸井今井様、および体験局運用に応答いただきました札幌市内各局にも感謝いたします。同軸ケーブル引き回しの関係上、体験局のアンテナは屋内というスタイルではありましたが、21、144、430MHz帯で電波を出すことができました。
2024年8月開催「FMラジオ工作会&体験運用」の模様(JARL石狩後志支部ホームページより)
これを機会に、科学に興味を持ってもらえればと思います。テレビ・ラジオや無線といったツールは通常生活でも欠かすことのできないツールであり、また災害時にも力を発揮します。青少年向けにこのような工作の機会を通して、いざという時の力になれればと思います。
今回の「FMラジオ工作会&体験運用」の模様は、HTB(北海道テレビ放送)のニュースでも紹介されました。支部ホームページを見ただけでは気づきませんが、 HTB北海道ニュースのサイト を見に行くと、アマチュア無線の体験運用者の中にHTBの人気アナウンサー、森 唯菜(もり ゆいな)さんが交信している様子も掲載されています。
森 結菜アナウンサーは “どこから応答が来るかわからないドキドキで終始緊張気味” だったそうです。はたして今後、丸井今井札幌本店の「ふゆやすみイベント」(1月)や、「さっぽろ雪まつり」(2月上旬)の会場で、再びアマチュア無線をオペレートする時が来るのか、期待したいと思います。
●関連リンク:
・小3~中3対象
ラジオ工作・モールス体験・体験運用会を実施しました(JARL石狩後志支部)
・JARL石狩後志支部
・【夏休みの研究】電子部品をはんだ付けから 小学生がラジオ工作やアマチュア無線を体験 札幌丸井今井本店(HTB北海道ニュース)
The post <多数の小中学生が体験、人気女子アナもオペレート!?>JARL石狩後志支部、札幌の百貨店で行われた「FMラジオ工作会&体験運用」の模様を報告 first appeared on hamlife.jp .
株式会社三才ブックスは2024年8月28日(水 )に「ラジオマニア2024」を刊行する。同書は2006年からほぼ毎年刊行されているAM/FM/短波ラジオ放送の受信に特化したムックで、おすすめ番組や局の情報などのソフト面から、機材の使用レポート、工作記事、受信実験レポートなどのハード情報まで、ラジオファンなら知っておきたい情報がぎっしり詰まった1冊だ。今号は巻頭カラーで「ラジオ大阪アナウンサー 原田年晴ロングインタビュー」「実力派短波ラジオ ATS-909X2J 実力チェック」「Amazon.comで見つけた 魅惑の珍ラジオ」などを取り上げ、カラー特集では1局集中ガイドとして静岡県の「K-MIX」を紹介。また第4章では「FM→AM変換ができる パーソナルAM補完中継局を作ろう!」という製作記事を掲載している。価格は1,760円(税込)、別冊付録として受信に役立つ便利手帳「RADIO-MANIA handbook」がついてくる。
三才ブックス「ラジオマニア2024」表紙
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての無線やラジオに関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。三才ブックスは月刊誌「ラジオライフ」で知られる出版社でさまざまな無線やBCL、エレクトロニクス関連のムックも刊行している。8月28日に発売される「ラジオマニア2024」に掲載されている内容は下記のとおり。
★ソフトからハードまで役立つラジオ情報満載!「ラジオマニア2024」
おすすめ番組や局の情報などのソフト面から、機材の使用レポート、工作記事、受信実験レポートなどのハード情報まで、幅広くラジオを楽しむ1冊! 特別付録として受信に役立つデータ等満載の手帳「RADIO-MANIA handbook」が付きます。
◆巻頭カラー
・ラジオマニアニュース
・パーソナリティ ロングインタビュー:原田年晴(ラジオ大阪アナウンサー)
・実力派短波ラジオ ATS-909X2J 実力チェック
・ZWS-C919速報レビュー
・Amazon.comで見つけた 魅惑の珍ラジオ徹底レビュー
◆第1章 ラジオ番組をもっと楽しもう!
・ラジオ局が取り組む ポッドキャスト最前線
・AM停波実証実験を深掘り!
・radikoで聴きたい各局イチ押しプログラム!
◆カラー特集
・1局集中ガイド「K-MIX」
・縦型FMホームラジオの製作
◆第2章 注目の受信機材レビュー
・アイワ AR-MD20の後継機を探せ!
・ワイヤーアンテナ活用テクニック
・DSPラジオ用IC・TEF6686を搭載!「SR-286」はここがすごい!
・ソニー、パナソニックのオススメ現行機はこれだ!
◆第3章 受信に役立つ情報&テクニック
・全国の県域FMのベリカードを集めよう
・短波BCLの最新動向 2024年版
・FMラジオ受信実験~福岡編
・世界の短波放送情報の探し方
◆第4章 ラジオハイパーマニアックス
・FM→AM変換ができる パーソナルAM補完中継局を作ろう!
・教養としてのラジオ史~音楽編
・30年前にタイムスリップ ラジオ番組表アーカイブ
◆特別付録
受信に役立つ便利手帳「RADIO-MANIA handbook」
なお、同書を入手するには、下記のAmazonリンクが便利で確実だ。
●関連リンク: 三才ブックス
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日本における、2024年8月17日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに、9エリア(北陸管内)の北陸総合通信局から更新発表があった。北陸総合通信局から更新発表で、8月に入ってすべての総合通信局および沖縄総合通信事務所から、コールサイン発給のデータ更新が行われた。
各総合通信局および沖縄総合通信事務所が公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
【追記:三巡目の「JL1AAA」発給】<「令和6(2024)年3月21日付」の発給から>1エリア(関東管内)、「JK」のプリフィックスが終了し「JL1AAY(三巡目)」からの割り当て開始が判明
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・JL1の再々割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
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アワードに関する調査研究とアワードに興味を持つすべてのハム、SWLとの交流を目的に集う「The International Award Chasers Club(ACC)」は、2024年8月19日(月)0時から8月25日(日)23時59分までの1週間にわたり、すべてのアマチュア無線局(一般社団局、一般記念局、SWLは除く)を対象に、WARCバンドを除く全アマチュアバンドで「第9回 ACCマラソンコンテスト2024」を開催する。今回から「デジタル(FT8)部門」を新設し、アナログモードは電信電話とするとしている。
対象は全アマチュア無線局(一般社団局、一般記念局、SWLは除く) ただし、ACCの開設している次の社団局(JN1YMP、JN1ZGI、JI2YZV、JE4YOL)は個人局と同様参加できる。使用周波数はWARCバンドを除くすべてのアマチュアバンドで、今回(第9回)からデジタル(FT8)部門を新設。メンバー局と一般局それぞれにアナログモードの「電信電話部門」とデジタルモードの「デジタル部門」がそれぞれ設けられた。
呼び出しは一般局は通常の方法とし、ACCメンバーは電信が「CQ ACC TEST」、電話は「CQ ACCコンテスト」、デジタルは「CQ ACC」。ナンバー交換は通常の交信「RS(T)レポート」交換。ACCメンバーはナンバーまたは「M」を付ける。デジタル通信はTXにてACCナンバーを送信する。
禁止事項として「呼出周波数の使用禁止、クロスバンドによる交信、2波以上の同時電波発射、レピーターの使用、同一局との重複交信、ロールコールで交信(開始前、終了後は可)、ACC社団局以外のマルチオペレーターによる運用、 自局の運用をWebクラスターなどにセルフスポッティングおよび第三者に依頼する行為」を挙げている。
また、注意事項として「同一局との交信は期間中を通じてモード、または運用場所が異なってもメンバー局、一般局とも各1回。ただしACC社団局に限り、期間中に前日まで異なる都道府県または振興局で運用すれば別扱いとする。運用地の変更は自由」としている。
得点は、ACCメンバー局との交信10点、一般局との交信1点。ただし、コールサインに「A」または「C」が含まれていれば1文字に対して+10点(一般局の交信可)。例えば、プリフィックス、サフィックスのコールサインに「A」または「C」が含まれていれば以下の得点が得られる。
例:メンバー局、JA1DTS、JJ1CWX局はAまたはCが含まれているので+10点で20点
例:メンバー局、JA1ECU、JA1CUH局はAまたはCが2文字あるので+20点で30点
例:一般局、JE1AGN、JH1CMG局はAまたはCが含まれているので+10点で11点
例:一般局、AまたはCが含まれていない局は1点(一般局同士でも交信可能)
マルチプライヤーは運用日数(最大7日)で、総得点は各バンドにおける得点の和×運用日数。交信の必要条件としてACCメンバーとの交信数が3局以上を含み、交信局数が5局以上が必要。交信局数が100局以上の場合、チェックリストを提出すること(100局以上でチェックリストがない場合は失格)。
ログの提出締め切りは9月16日(月・祝)までに必着のこと。紙ログのほか、電子メールによる提出も受け付ける。電子メールで提出した局には、参加証が電子メールへの添付PDFファイルで送られる。
詳しくは記事下の「第9回 ACCマラソンコンテスト2024規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第9回 ACCマラソンコンテスト2024規約(PDF形式)
・The International Award Chasers Club(ACC)
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アイコム株式会社は2024年8月15日、新製品の144/430MHz帯ハンディ機「ID-52PLUS」の同社創業60周年を記念した特別バージョン「ID-52PLUS アイコム60周年記念限定モデル」(国内向け400台、海外向け2,000台の数量限定)を国内向けに100台追加販売することをニュースリリースで発表した。
「ID-52PLUSアイコム 60周年記念限定モデル」
アイコムは2024年7月12日、従来モデル(ID-52)よりも機能を強化したD-STARハンディ機の新製品「ID-52PLUS」を8月上旬に発売すると発表した。同機種は“通常版”のほかに同社創業60周年記念の“限定モデル”を台数限定(全世界2,400台、うち日本向け400台)で8月上旬に販売開始するとしていたが、このほど国内向けは100台追加販売を行い、合計500台とすることをニュースリリースで発表した。
アイコムのニュースリリースより
ID-52PLUSのアイコム60周年記念限定モデルは、重厚なメタリックカラーの塗装を採用し、特別仕様のハンドストラップを同梱、60周年のロゴの箔押しが施されたスペシャルパッケージに収められたもので、メーカー希望小売価格(税込み)は通常モデルのID-52PLUSが75,680円なのに対し、60周年記念限定モデルが86,680円と11,000円高い設定になっているが、主要販売店では予約注文が殺到し、割り当て台数の枠があっという間に埋まってしまったショップもあるという。
「ID-52PLUS アイコム60周年記念モデル」は重厚なメタリックカラーの塗装を採用、特別仕様のハンドストラップを同梱、60周年のロゴの箔押しが施されたスペシャルパッケージに収められている
今回のニュースリリースでは、海外向けの販売台数に変更があるかは言及されていない(海外向けプレスリリースには情報が掲載されていない)。また日本向けに追加販売が決まった100台の販売方法や販売時期についても情報は得られていない。気になる無線家はショップに問い合わせてみてはいかがだろう。
こちらの記事も参考に↓(2024年7月12日掲載)
<USB
Type-C端子搭載、ターミナルモードと通常運用のデュアル運用を実現>アイコムがD-STARハンディ機「ID-52PLUS」を新発売、60周年記念限定モデル(国内向け400台)も登場
●関連リンク:
・ID-52PLUS 60周年記念限定モデル 100台追加販売のお知らせ(アイコム
ニュースリリース)
・ID-52PLUS アイコム60周年記念限定モデル 製品情報(アイコム)
The post <国内向け販売は合計500台に>アイコム、「ID-52PLUS 60周年記念限定モデル」の100台追加販売を決定 first appeared on hamlife.jp .
アイコム株式会社は2024年8月16日、D-STAR対応機のレピータリストとメモリーデータの更新を行い、最新版(バージョン名は「240816」)の公開を開始した。またD-STARレピータの新規開設などに伴い、同社が作成しているPDF版のレピータマップも更新された。詳細は以下の通り。
<今回更新されたデータの内容、機種名/製品名、バージョン>
・JP2YIE開設
・JP6YGU移設
●CS-80/880(クローニングソフト)、ID-80/880
・レピータリスト バージョン240816
●CS-31(クローニングソフト)、ID-31
・レピータリスト&メモリデータ バージョン240816
●CS-31PLUS(クローニングソフト)、ID-31PLUS
・レピータリスト&メモリデータ バージョン240816
●CS-51(クローニングソフト)、ID-51
・レピータリスト&メモリデータ バージョン240816
●CS-5100(クローニングソフト)、ID-5100
・レピータリスト&メモリデータ バージョン240816
●CS-4100(クローニングソフト)、ID-4100
・レピータリスト&メモリデータ バージョン240816
●CS-51PLUS/CS-51PLUS2(クローニングソフト)、ID-51アイコム50周年記念モデル、ID-51新機能プラスモデル、ID-51
新機能プラスモデルII
・レピータリスト&メモリデータ バージョン240816
●CS-9100(クローニングソフト)、IC-9100
・レピータリスト バージョン240816
●CS-7100(クローニングソフト)、IC-7100
・レピータリスト&メモリデータ バージョン240816
●CS-9700(クローニングソフト)、IC-9700
・レピータリスト&メモリデータ バージョン240816
●RS-MS1A 、 RS-MS1I(スマートフォンアプリ用)
・レピータリスト バージョン240816
●CS-705(クローニングソフト)、IC-705
・レピータリスト&メモリデータ バージョン240816
●CS-52(クローニングソフト)、ID-52
・レピータリスト&メモリデータ バージョン240816
●CS-50(クローニングソフト)、ID-50
・レピータリスト&メモリデータ バージョン240816
●CS-905(クローニングソフト)、IC-905
・レピータリスト&メモリデータ バージョン240816
詳細は下記関連リンクから。
●関連リンク:
・D-STARダウンロード(アイコム D-STARサイト)
・D-STARレピータ全国マップ最新版 PDFダウンロードページ(アイコム)
・アイコム アマチュア無線コーナー
The post アイコム、D-STAR機のレピータリストとメモリーデータを更新、新バージョン名は「240816」 first appeared on hamlife.jp .
アマチュア無線業務日誌のフリーソフトとして、多くの無線家に愛用されている「Turbo HAMLOG(通称「ハムログ」)」。2024年8月16日に、そのWindows版の最新バージョンとして「Ver5.43」が公開された。前回の「Ver5.42」の公開が2024年4月21日だったので、4か月弱ぶりのアップデートとなる。今回は大きなトピックとして、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)から会員データの提供を受け、「QSLカード印刷時にQSLが転送できない局あてには印刷しない機能を追加」が挙げられる。
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。今回、そのハムログのアップデート版が8月16日に公開された。
今回更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。
Ver5.43 2024/8/16
・環境設定のプルダウン設定に、設定2のRemarks1・2へコピーするボタンを追加。
・JT-Get’sを最小化したとき動作しないことがあるので修正。Tnx JE1LES
また、最小化したときでもメニューから通常表示に戻るよう修正。
・JPEG画像表示の右クリックメニューに[表示設定]を追加し、JPEGヒットで大きな画像を小さく表示できるようにした。ノートPCの狭い画面で大きな画像が邪魔なことがあるため。
・IC-905で10GHz帯の周波数取込みができないので修正。Tnx JP3KPJ
・エリア別交信件数で10GHz帯に対応。
・Wkd/Cfm一覧表示で10GHz帯に対応。
・バンド・モード別状況で10GHz帯に対応。
・JT-Get’sで自局コールサインの設定欄を追加。HAMLOGユーザリストに未登録の局でも自局を赤く表示させることができます。
・環境設定の設定3にGoogleマップから緯度経度をコピーして取り込む機能を追加。
・JARLから会員データの提供を受けましたので、QSLカード印刷時にQSLが転送できない局あてには印刷しない機能を追加しました。
・コールサインを入力時に会員データから検索し、入力ウインドウのタイトルバーにその旨表示するようにしました。
・ Big CTY – 09 August 2024 を同梱。
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.43
・Turbo HAMLOGホームページ
The post <QSLカード印刷時にJARL会員局のみ印刷できる機能追加など>アマチュア無線業務日誌ソフト「Turbo HAMLOG(ハムログ)」が8月16日にバージョンアップしてVer5.43を公開 first appeared on hamlife.jp .
2024年8月11日(日)にテレビ朝日系で放送された「ポツンと一軒家」と、翌8月12日(月)に日本テレビ系で放送された「月曜から夜ふかし」で、それぞれアマチュア無線家が登場し無線交信を行うシーンが流れた。どちらも民放各局の見逃し配信を行っている「TVer」で8月19日(月)まで、全国どこからでも無料で見ることができる。
◆「ポツンと一軒家」8月11日(日)放送回
大阪のABCテレビ(朝日放送テレビ)が制作し、テレビ朝日系で毎週日曜日19時58分から放送されている「ポツンと一軒家」。日本各地の離れた場所に存在する一軒家に暮らしている人物を、衛星画像のみを手がかりにしてその家を探し出して調査・訪問するという人気番組で、これまでにも複数のアマチュア無線家が登場し話題になってきた。
2018年6月↓
<テレビ朝日系列「所&林修のポツンと一軒家」>ハム歴54年!!
大型タワー6基が山の上にそびえ立つ無線家のシャックが登場
2022年2月↓
人気テレビ番組「ポツンと一軒家」に巨大アンテナを建てた山口県のアマチュア無線家が登場
2022年6月↓
<放送は6月5日(日)19時58分から>人気テレビ番組「ポツンと一軒家」に、またまた“山頂シャックのアマチュア無線家”登場か?
そして今回、2024年8月11日の放送回では、岡山県の山奥で夫婦2人だけで暮らす男性(73歳)宅を訪問。その自宅の庭には “20代の頃に免許を取得、4・5年前にローカル局の勧めで再開局した” というアマチュア無線のアンテナ(HF帯バーチカル、50/144/430MHz帯の八木)が建っている。番組内では男性がシャックからIC-705を使ってローカル局を呼び出すシーンや、これまでに交信した局を自作のログブックで紹介するシーンが見られた(※当該シーンは22分15秒付近から)。
「ポツンと一軒家」2024年8月11日放送回より (C)朝日放送テレビ
「ポツンと一軒家」2024年8月11日放送回より (C)朝日放送テレビ
今回はアマチュア無線がメインの構成ではないが、夫婦で農業(米作)をしながら仲良く山中で生活する、ほのぼのとした内容が楽しめた。
◆「月曜から夜ふかし」8月12日(月)放送回
日本テレビが制作し毎週月曜日の22時から全国ネットで放送されている人気トークバラエティ番組「月曜から夜ふかし」(出演:村上信五、マツコ・デラックス)。2024年8月12日放送回の後半では「街行く人の“リアル孤独のグルメ”を調査してみた件」がテーマの街頭インタビューが放送された。
その中で、東京都板橋区の成増駅(東武東上線)駅前からアマチュア無線のハンディ機で交信していた男性にインタビューするシーンが流れた。男性は番組スタッフの求めに応じ、ハンディ機で交信相手を探すと「どんな食べ物がお好きですか?」と尋ね、相手局は「鯖の煮付けを週3~4回食べることが多いです」と回答。その後は鯖の煮付けに関するやり取りとなった(※当該シーンは34分付近から)。
「月曜から夜ふかし」2024年8月12日放送回より (C)日本テレビ
どちらの番組も、民放各局の見逃し配信を行っている「TVer」で8月19日(月)まで無料で見ることができる。詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・TVer 見逃し無料配信「ポツンと一軒家」8月11日放送分(8月19日
15時まで視聴可能)
・TVer 見逃し無料配信「月曜から夜ふかし」8月12日放送分(8月19日
21時59分まで視聴可能)
・「アマチュア無線」を初めて見たゆうちゃみ「宇宙みたい」
取材中に交信、応答は?(ABEMA TIMES)
The post <どちらも「TVer」で無料見逃し配信中>テレビ朝日系「ポツンと一軒家」、日本テレビ系「月曜から夜ふかし」でアマチュア無線家が登場 first appeared on hamlife.jp .
2024年8 月16日付の「D-STAR NEWS」によると岐阜県高山市に430MHz帯のD-STARレピータ局(DV)、JP2YIEが新規に開設され、同日からインターネット接続で運用を開始した。
公表された内容は下記のとおり。
・コールサイン: JP2YIE
・周波数: DV 439.05MHz
・設置場所: 岐阜県高山市上宝町蔵柱
・ローカルIP: 10.0.2.93
・運用開始日: 令和6年8月16日(インターネット接続)
●関連リンク:
・岐阜県高山市にD-STARレピータ開設(JARL D-STAR NEWS)
・D-STARレピータ局の開設状況 PDF(JARL)
The post <インターネット接続>岐阜県高山市に430MHz帯のD-STARレピータ「JP2YIE」開設 first appeared on hamlife.jp .
CQ出版社はアマチュア無線界で唯一の月刊誌、「CQ ham radio」の2024年9月号を8月19日(月)に発売する。同誌は1946(昭和21)年9月号の創刊で今号は通巻939号となる。特集は「シャック構築に役立つ 無線設備アイデア集」。さらに「日系アメリカ人ハムが旅した太平洋」「航空機が撮影できる公園からCQ CQ」「ファーストインプレッション アイコムID-52PLUS」といった記事も掲載している。別冊付録はSuperFoxモードの解説に重点を置いた「FT8運用マニュアル 2024最新版」がついて価格は990円(税込)。
「CQ ham radio」2024年9月号の表紙
8月19日(月)に発売される「CQ ham radio」2024年9月号のおもな内容は下記の通り。
<特集>シャック構築に役立つ「無線設備アイデア集 」
・FT8も快適に運用できる!
パソコンデスクで構成するコンパクトシャック
・停電時や移動運用で大活躍
ハムのポータブル電源活用
・アマチュア無線をエレガントに楽しむ
シャックを美しく保つ工夫
・外と内の境界線を乗り越える
ケーブル引き込みの工夫
・機器故障の予防に送信機やリニアアンプの温度上昇を抑制する
無線設備の温度上昇を抑える工夫とアイデア
・一歩上の無線設備構築テクニック
グランド分離にこだわったリグの周辺機器接続
・アイデアをカタチに
わたしの「ちょこっと」ひと工夫
・両手を自由に
ハンズフリー運用の勧め
<ファーストインプレッション>
・144/430MHz D-STAR対応ハンディトランシーバー
アイコム「ID-52PLUS」
<ユーザーレポート>
・工人舎「KA1-402 Lite」導入記
・第一電波工業 144/430MHz帯デュアルバンド
8素子ビームアンテナ「A1430S8」
<トピックス>
・新製品情報
・八重洲無線“FT-710”50Wでパイルアップを満喫
日系アメリカ人ハムが旅した太平洋
・シニアハムのプチ旅行 “撮りヒコ”のすすめ
航空機が撮影できる公園からCQ CQ
・2024年10月の郵便料金改定
・暑さに負けず頑張った
JA1YCQの「6m AND DOWNコンテスト」参加記
・トランシーバーのゼネカバ受信機能を使った
HFユーティリティー局の受信
・[シリーズ]鉄分多めの駅前QRVコレクション
有明テニスの森駅 編
・[シリーズ]米国アマチュア無線草の根レポート
フィールドデーとARES/LoTWハッキングとセキュリティー
・誌上講演会
シリコンバレーの起源:ルーツはアマチュア無線の文化(前編)
・シーキュー回想サロン
私が歩いた秋葉原 第6回
・第28回 関西アマチュア無線フェスティバル ア・ラ・カルト
・Turbo HAMLOG用,交信相手の地域が一目で分かる
交信エリアチェックアプリのご紹介
・アマチュア無線局 業務日誌のフリーウェア
Turbo HAMLOGの部屋 第3回
<テクニカルセクション>
・SSB、CW、RTTYなどの交信データを外部PCから入力する
ICOMリグ用「Logger32」ログ記入プログラムの作成
<DX World>
・近着QSL紹介
・DX News
・QSL Information
・DX Report
・近着QSL情報
・Short Break
・Digital Mode情報
<連載>
・ものづくりの小部屋
・真空管受信機の回路技術
・記念局INFORMATION
・From USA
・入門「ハムの英会話」
・みんなで楽しむAM通信
・Let’s enjoy Ham life
・アワード収集を楽しもう!
・HF帯コンディション予報
・以心電信
・CW運用ステップアップ
・衛星通信情報
・EME(Earth-Moon-Earth)
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