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hamlife.jp (2024/11/27 22:35:39)
現在データベースには 6132 件のデータが登録されています。
アイコム株式会社は2022年3月25日、同社のD-STAR無線機(IC-705、IC-9700、ID-4100、ID-52、ID-51 PLUS2、ID-31PLUS)のDVモード拡張機能である「ターミナルモード」と「アクセスポイントモード」を使用するためのWindows用ソフトウェア「RS-MS3W」と、同Androidスマートフォン用アプリ「RS-MS3A」の新バージョンを公開した。いずれも「音声通信の安定度の向上」が図られているという。
★コントロールソフトウェア「RS-MS3W」(Windows用)の新バージョン
・バージョン名: Version 1.31
・公開日: 2022/3/25
・主な変更点:
音声通信の安定度の向上
★ターミナルモード/アクセスポイントモード設定アプリ「RS-MS3A」(Android用スマートフォン用)の新バージョン
・バージョン名: デバイスにより異なる
・更新日: 2022/3/15
・新機能:
音声通信の安定度の向上
詳細およびダウンロードは下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・コントロールソフトウェア ダウンロード RS-MS3W Version 1.31(アイコム)
・RS-MS3A(Google Play)
アイコム株式会社は2022年3 月25日、iPhoneやiPadなどのiOS端末に対応したD-STARアプリ「RS-MS1I」の新バージョン1.21を公開した。前バージョンからの変更点は「iOS 15の端末で画像伝送の送信画像を選択したときにアプリがクラッシュする場合がある問題を修正」と発表されている。ダウンロードはApp Storeから無償で行える。
RS-MS1IはD-STAR対応の無線機の機能を拡張するアプリで、同社によると「iPhone/iPadから無線機が持つ機能の一部を操作できるようになるだけではなく、D-STAR運用での操作性と利便性を格段に向上させることができます」という。公開された新バージョンの変更点は次のとおり。
<バージョン1.21の新機能>
・iOS 15の端末で画像伝送の送信画像を選択したときにアプリがクラッシュする場合がある問題を修正
<動作環境> iOS12以降
<対応無線機(2022年3月現在)>
・ID-4100シリーズ + Bluetoothユニット(UT-137)
・ID-52(RS-MS1I Ver.1.10 以上で対応)
・IC-705(RS-MS1I Ver.1.2.0 以上で対応)
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・RS-MS1I製品情報(アイコム)
・RS-MS1I(App Store)
日本における、2022年3月26日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。3月に入って、1エリア(関東管内)の関東総合通信局で4回目の更新発表あった。一方、2エリア(東海管内)の東海総合通信局からは「2022年1月6日時点」の情報を最後に3か月近く、また、8エリア(北海道管内)の北海道総合通信局からは「2021年10月31日時点」の情報を最後に、5か月近くコールサイン発給状況の更新が行われていない。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
既報 のとおり、長崎県雲仙市に古民家を活用した施設「アマチュア無線機器歴史館」が開設される。2022年5月の正式オープン予定を前に、3月20日(日)と21日(月・祝)にプレオープンが行われ、多くの無線ファンで賑わったという。運営する長崎市のアマチュア無線ショップ「ハムセンター長崎」から提供された、プレオープン時の館内写真を紹介しよう。
こちらの記事も参考に(2022年3月14日掲載)
<昭和のハム機器を多数展示>長崎県雲仙市に「アマチュア無線機器歴史史料館」開館、3月20~21日にプレオープン
明治時代に創業した造り酒屋の建物を利用したという「アマチュア無線機器歴史館」(長崎県雲仙市)の内部。手前右のテーブルにあるのが同館の目玉展示の1つである、1954年に発売された春日無線工業(TRIO)の送信機「TX-1」
長崎県雲仙市国見町の神代(こうじろ)商店街にある古民家(木造2階建て、450平米のうち120平米を使用)を活用した「アマチュア無線機器歴史館」は、昭和30年代頃からのアマチュア無線機器、約50点を含む総数100台以上の常設展示をする貴重な施設だ。
現在は5月の正式オープンを見据えて所蔵品の整理が急ピッチで行われているところだが、3月20日(日)と21日(月・祝)にプレオープンが行われ、多くの無線ファンで賑わったという。運営者のハムセンター長崎から提供された、当日の館内写真を紹介する。
中央のテーブルはトリオの最高級HF機「TS-900シリーズ」(1973年発売)がある
昭和30年代の春日無線工業/トリオの受信機「9R-42J」「9R-59」、送信機「TX-88A」、外付けVFO「VFO-1」、クリスタルコンバータ「CC-6」などを展示。左端は三田無線研究所の受信機(MCRシリーズ?)
井上電機製作所が1967年に発売したHF送信機「IC-700T」(右)と受信機「IC-700R」(中央)。JARL機関誌だった「CQ ham radio」の創刊号(1946年刊行)も展示
「アマチュア無線機器歴史館」の内部。昭和30年代から昭和50年代のアマチュア無線機がぎっしりと展示されている。国産機が中心だがコリンズなどび海外モデルや測定機器もあるようだ
「アマチュア無線機器歴史館」について
★展示品: 昭和時代のハム機器約50点 ほか総数100台以上
★住所: 長崎県雲仙市国見町神代乙360
★交通:
・島原鉄道 諫早駅から約47分「神代(こうじろ)」駅下車、徒歩5分(約300m)
・長崎自動車道「諫早インター」から国道57号線で雲仙市方面へ進行、諫早市内から国道251号線で島原方面へ20分
※長崎空港から車で1時間程度
・有明航送船(有明フェリー)「多比良」港より国道251号線を諫早方面に3km、約10分
★問い合わせ先: ハムセンター長崎(電話 095-846-1950)
正式オープンの日時など詳細は決定次第、ハムセンター長崎のWebサイトに掲載される見込みだ。詳細は下記関連リンク参照。
●関連リンク:
・昭和のアマ無線機が一堂に 国見・神代に「歴史館」あすまでプレオープン(長崎新聞 3月20日)
・ハムセンター長崎
・アマチュア無線機器歴史史料館
案内リーフレット(ハムセンター長崎)
・アマチュア無線機器歴史史料館 マップ(Googleマップ)
アイコム株式会社は2022年3月24日、プログラミングソフトウェアの「CS-9100(IC-9100用)」「CS-R8600(IC-R8600用)」「CS-7100(IC-7100用)」のアップデートプログラムをそれぞれ公開した。いずれも前バージョンからの変更点は「パソコンによってはCOMポートの自動検索の一覧に機種名(IC-9100、IC-R8600、IC-7100)が表示されない現象を改善」となっている 。
今回発表されたアップデートプログラムの内容は次のとおり。
★CS-9100の新バージョン (Revsion 1.02)
Version 1.01からの変更点:
・パソコンによってはCOMポートの自動検索の一覧にIC-9100が表示されない現象を改善
※本ファイルはアップデートプログラムです。このアップデートプログラムをインストールするには、CS-9100がお使いのパソコンにインストールされている必要があります。
※CS-9100 Revision 1.02 は、旧バージョンで作成したicf ファイルも読み込めます。
★CS-R8600の新バージョン (Revsion 1.21)
Version 1.20からの変更点:
・パソコンによってはCOMポートの自動検索の一覧にIC-R8600が表示されない現象を改善
※本ファイルはアップデートプログラムです。このアップデートプログラムをインストールするには、CS-R8600がお使いのパソコンにインストールされている必要があります。
※CS-R8600 Revision 1.21 は、旧バージョンで作成したicf ファイルも読み込めます。
★CS-7100の新バージョン (Revsion 1.11)
Version 1.10からの変更点:
・パソコンによってはCOMポートの自動検索の一覧にIC-7100が表示されない現象を改善
※本ファイルはアップデートプログラムです。このアップデートプログラムをインストールするには、CS-7100がお使いのパソコンにインストールされている必要があります。
※CS-7100 Revision 1.11 は、旧バージョンで作成したicf ファイルも読み込めます。
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・クローニングソフトウェアCS-9100 アップデートプログラム(アイコム)
・CS-9100製品情報(アイコム)
・クローニングソフトウェアCS-R8600 アップデートプログラム(アイコム)
・CS-R8600製品情報(アイコム)
・クローニングソフトウェアCS-7100 アップデートプログラム(アイコム)
・CS-7100製品情報(アイコム)
愛媛県今治市でキットを製造・販売する貴田電子設計は、同社のTwitterで「新DSPフィルタ(N-AF-DSP-33CH)の募集を始めました。今回、台数が分かった時点で、基板をジャンパー無しに作り直します。そのため発送は5月初めになります」と案内を開始した。募集は2022年3月31日までで。完成ボード「N-AF-DSP-33CH」本体の価格は5,500円、別途送料がかかる。
Twitterでは「DSPには色々な計算方法があるのですが、SSBのように通過帯域を、できるだけフラットにしないと、いけない場合は、とても計算量が増えます。そのためいままでは、減衰幅は200Hzが限界でしたが、DSP-33CHだと100Hzにしても、余裕で処理しています」「N-DSP-33CHは処理が早いので、フィルタの両サイドの切れを今までの半分、100Hzで-50dBの減衰ができました。(キットのKEM-AF-DSPでは、200Hzで-50dBでした)」「初めてKEM-AF-DSPに使用した、dsPIC30fを使った時も、すごいと思いましたが、dsPIC33chはその数段上をいっています。10年以上の開きがあるので当然といえば当然なのですが、デュアルコアなのに、1個で十分でした」などと、今回販売するDSPフィルタの開発中の様子を説明している。
「新DSPフィルタ(N-AF-DSP-33CH)の募集案内は以下のとおり(一部抜粋)。
2022年3月31日まで募集します。
発送は5月初めになります。
今回から銀行振り込み(前払い)も可能になりました。
代引きと、銀行振込のどちらかを指定してください。
Twitterにて、色々な情報をお知らせしていますのでご覧ください。
●DSPフィルターの通過帯域
以前販売していた、キット(KEM-AF-DSP)と比較すると、両サイドの切れがよりシャープになっています。
・SSBモード
16パターンをディップスイッチで切替
通過帯域(Hz) | 通過帯域(Hz) | ||
0 | 350 – 1400 | 8 | 500 – 1400 |
1 | 350 – 1600 | 9 | 500 – 1600 |
2 | 350 – 1800 | 10 | 500 – 1800 |
3 | 350 – 2000 | 11 | 500 – 2000 |
4 | 350 – 2200 | 12 | 500 – 2200 |
5 | 350 – 2400 | 13 | 500 – 2400 |
6 | 350 – 2600 | 14 | 500 – 2600 |
7 | 350 – 2800 | 15 | 500 – 2800 |
・CWモード
CWピッチと帯域をディップスイッチで切替(CWピッチ=フィルタの中心周波数)
CWピッチ | 400Hz ~ 800Hz ステップ50Hz |
通過帯域幅 | 40Hz , 100Hz , 200Hz , 300Hz |
●電源と基板サイズ
電源電圧: 3V~3.3V
基板サイズ: 60mm×40mm
貴田電子設計はTwitterで同社の製品に関する情報を積極的に発信している。今回販売するSSB/CW用DSPフィルタ「N-AF-DSP-33CH(完成ボード)」も、開発の段階から出来栄えの様子が伝えられ、販売を待ちわびた方も多いだろう(キャプチャ画面は上にいくほど最新のツイートとなる)
注文方法など詳しくは、記事下の「関連リンク」から確認してほしい。
↓この記事もチェック!
【追記:キット販売を12月25日まで延長】<サポートは2020年5月ごろまで(予定)>貴田電子設計、2019年12月20日をもってキット販売を終了
●関連リンク:
・SSB/CW用DSPフィルタ(完成ボード)「N-AF-DSP-33CH」(貴田電子設計)
・貴田電子設計
・kida-elec(Twitter)
神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・3・5金曜日に流され、第2・第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2017年7月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。
2022年3月18日の第140回放送は、JK1BAN 田中氏の「今週の活動報告」はリスナーからのメール紹介2通(和文電信、従免紛失)。JH1OSB 小濱氏の「無線は自作でより楽しくなる」はリスナーからのメール紹介2通(電池管当選、定年後の無線生活)と、小濱氏がaitendoのキットを3つ(カード型FMラジオ、DACモジュール、電波時計モジュール)したという話だった。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QSY 第140回放送
・QSYゆるーく無線を楽しむ(YouTube)
・QSY 番組案内ページ
著名DXerでアマチュア無線を通じた国際交流にも尽力してきた、JH1AJT 宮澤保夫氏(星槎グループ会長、公益財団法人 世界こども財団理事長)が、2022年3月23日に72歳で逝去された。
JH1AJT 宮澤保夫氏(2015年撮影)
宮澤氏は1949年東京都生まれ。1972年に神奈川県内に学習塾「鶴ヶ峰セミナー」を開校、1985年に宮澤学園(星槎学園)高等部を開校、その後は幼稚園から星槎大学、星槎大学大学院までとなる「星槎グループ」を創設した。さらに2010年に「一般財団法人 世界こども財団」(2015年に公益財団法人化)を設立し、世界中の子供たちへの教育と医療、スポーツを中心にサポートする活動を展開した。
アマチュア無線では1966年にJH1AJTで開局し、10mを中心にアクティブに運用。1980年頃からは仲間と世界各地でDXペディションを行うほか、海外におけるアマチュア無線運用のサポート活動を実施。2015年には「CQ DX Hall of Fame」、2018年には「Yasme Excellence Award」、2020年には「Dayton Hamvention Amateur of the Year」と「CQ Amateur Radio Hall of Fame」を獲得している。
星槎グループの発表より
宮澤保夫氏の逝去に心からお悔やみ申し上げます。(hamlife.jp)
こちらの記事も参考に↓(2015年7月9日掲載)
<JA局では3人目の快挙!>米国CQ誌「CQ Amateur Radio Hall of
Fame」、JH1AJT・宮澤保夫氏の“殿堂入り”を仲間たちが祝う
●関連リンク:
・【訃報】星槎グループ会長 宮澤保夫 逝去のお報せ(星槎グループ
公式ページ)
・JH1AJT(QRZ.com)
日本時間の2022年3月26日(土)9時から3月28日(月)8時59分までの48時間の日程で、US CQマガジン主催による世界的に有名なDXコンテスト「2022 CQ World-Wide WPX Contest SSB」が開催される。「異なるプリフィックス」がマルチプライヤーになることから、普段は聞かないようなプリフィックスを使う海外局が数多くオンエアーするため、コンテスターだけでなく、珍プリフィックスをハンティングする局も参加。開催中は各バンドが大いに賑わう世界的に有名なDXコンテストの1つだ。なお、ウクライナ情勢に関連して主催者から「CQ to Limit Contest Participation by Stations in Russia, Belarus and Donbas Region of Ukraine(CQ社はロシア、ベラルーシ、ウクライナのドンバス地域:非公式のD1プリフィックス使用の無線局のコンテスト参加制限を決定)」との声明が発表されている( 2022年3月18日記事 )。
US CQマガジン主催の世界的なDXコンテストである、「2022 CQ World-Wide WPX Contest SSB」が、日本時間の3月26日(土)9時から3月28日(月)8時59分までの48時間、1.8/3.5/7/14/21/28MHz帯のSSBモードで開催される。
このコンテストは最終得点が「QSO得点の合計」と、「異なるプリフィックスの和」の乗算により計算されるため、普段は聞くことのできないプリフィックスを使用してコンテストに参加する局も多い。珍プリフィックスの局は人気が高く、呼ばれる確率も増えて高得点につながるというメリットがあるためだ。
交換するナンバーは「RS」+「001形式」となる。ログ提出締切日はコンテスト終了後5日以内となる4月2日(金)23時59分(UTC)、日本時間4月2日(土)8時59分まで。
そのほか前回(2021年)から「マルチTX分散ロケーション(Multi-Transmitter Distributed/MULTI-DISTRIBUTED)」のルールが追加されれているので注意してほしい。
また、主催者の米国のCQコミュニケーションズ社(CQマガジン社)は同社が開催するコンテストに関して「ロシアとベラルーシによるウクライナ侵攻を考慮して、ロシアの局、ベラルーシの局、ウクライナのドンバス地方(非公式「D1」プリフィックス)の局が、主催するコンテストに参加することを認めません」「これらの局から提出されたログは、チェックログとしてのみ受理されます。また、ほかの参加局がこれらの局と交信してもポイントにならず、マルチプライヤーにもカウントされません」との声明を発表している。
、コンテスト参加前に、必ず下記関連リンクから主催者のWebサイトにアクセスして公式ルールを確認してほしい。
本コンテストは、海外の珍しいプリフィックス局が多数参戦することでも知られている。本コンテストに合わせて運用を計画している局の情報が「NG3K Amateur Radio Contest/DX Pag」に載っているので参考にするといいだろう。
↓この記事もチェック!
<米国CQ社が声明>ロシア、ベラルーシ、ウクライナ(ドンバス地域)のアマチュア無線局に対して主催コンテストへの参加を制限
●関連リンク:
・2022 CQ World-Wide WPX Contest SSB規約など(英文)
・2022 CQ World-Wide WPX Contest SSB規約など(日本語/PDF形式)
・CQ WPX SSB Announced Operations 2021(NG3K Amateur Radio Contest/DX Pag)
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2022年3月17日 夜に放送した第514回分がアップされた。
2022年3月17日(第514回)の特集は「電子申請とコールサインの再割り当て」。MCの鈴木氏のアマチュア局免許(JK1MIG)が今秋で5年間の有効期間を迎えることから、再免許申請を「電波利用 電子申請・届出システム Lite」で行ったが、非常に使い勝手が良く、スムーズに処理が行われたという体験談だった。さらに関東地方のコールサイン発給と再割り当ての歴史を説明した。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第514回放送
・QRL Facebookページ