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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/11/27 21:35:23)

現在データベースには 6132 件のデータが登録されています。

feed <特集は「WPXコンテストに出るぞ!」>ハムのラジオ、第481回放送をポッドキャストで公開 (2022/3/21 9:30:07)

「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。

 

 

 2022年3月20日の第481回放送は「WPXコンテストに出るぞ!」。米国CQマガジンが主催する世界的なDXコンテスト「CQ World-Wide WPX Contest」。例年、3月下旬の週末にSSB部門(2022年は3月26日(土)00:00~27日(日)23:59UTC)、5月下旬の週末にCW部門(2022年は5月28日(土)00:00~29日(日)23:59UTC)が開かれる。このコンテストについてレギュラー陣が語りあった。

 

 公開されたポッドキャスト音声は約48分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。

 

 

 

●関連リンク: ハムのラジオ第481回の配信です

 

 

 


feed 各地で無線従事者を行政処分! アマチュア無線技士の資格を持ちながらバンド内の不法行為が多発--3月13日(日)~3月19日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 (2022/3/20 9:30:21)

先週のアクセスランキング1位は、「<『アマチュア無線の呼出用周波数で無変調が出続けている』旨の申告で発覚>無線局の免許がないにもかかわらず運用していた無線従事者(3アマ、4アマ)に対し62日間の行政処分」。中国総合通信局による移動探査で、アマチュア無線技士の資格を持ちながら、総務大臣の免許を受けずに自宅に開設したアマチュア局を運用していたことが発覚した広島市在住の62歳男性に対し、62日間の従事停止処分が下されたというニュース。そのほか、3位にもアマチュア無線家4人が電波法違反行為で行政処分された記事が…。さらに8位には、各地の総合通信局が地元警察署と共同で行った不法局の取り締まりの様子を伝える、関東総合通信局公式チャンネルの動画がランクインした。

 

 

「令和3年度電波利用環境保護活動用」のPRポスターに、元グラビアアイドルで現在は女優やタレントとして活躍している「橋本マナミ」を起用

 

 

 続く2位は、国税庁の「公売情報」Webサイトに載った、アマチュア無線家が使っていたと思われる公売物件(見積価格251万円)の話題。敷地内に地上高が20mはあるだろう自立タワーがあり、その上にHFのトライバンド八木アンテナと144MHz帯の八木アンテナが取り付けられてる物件(北海道伊達市)を紹介。公売とは、原則として誰でも参加できる、国(国税局、税務署)が差し押さえた財産を入札などによって売却する制度で、今回の物件は支笏洞爺国立公園(第2種特別地域)にあり、周辺は別荘地として開発された地域のようだ。

 

 

札幌国税局により公売される物件。右手に見える「未登記物件」の小屋はの説明には、「内装等が十分に施されていないため、未完成の状態にあるものと認められます」とあった。

タワーに、7/21/28MHz帯トライバンダー4エレメント八木アンテナと144MHz帯9エレメントスタック八木アンテナが取り付けられているようだ

 

 

 3位は、アイコム株式会社が144/430MHz帯FMトランシーバー「IC-S10(シンプルモデル)」と「IC-T10(テンキーモデル)」を3月下旬に発売開始すると発表した記事。メーカーは「誰でも気軽に使えるシンプルな操作、充実した仕様、優れた基本性能を実現した、ビギナーに嬉しいハイコストパフォーマンスモデル」としている。送信出力は5W、大容量リチウムイオンバッテリーを装着し長時間の運用が可能。FMラジオ(76~108MHz)の受信機能も搭載している。なお2機種とも、144MHz帯と430MHz帯のバンド切り替え式で、2波同時受信には対応していない。希望小売価格はそれぞれ28,380円(税込)。

 

 

IC-S10とIC-T10

 

 

 4位と5位には3月19日(土)に発売された新刊情報2誌の情報。4位は「<特集は『“FT8”運用を楽しもう』、別冊付録『オリジナル アマチュア無線用ログブック』付き>CQ出版社が月刊誌『CQ ham radio2022年4月号を刊行』、5位には「<特集『狙えDX局! 今こそ始めるFT8』、注目記事『新製品速報! ヤエスFTM-200D』ほか>電波社、『HAM world(ハムワールド)』2022年5月号を3月19日(土)に刊行」。どちらも、今話題のデジタル文字通信「FT8」の特集で誌面充実、盛りだくさんな内容となっている。

 

 

「CQ ham radio 2022年4月号」と別冊付録「オリジナル アマチュア無線用ログブック」の表紙

「HAM world 2022年5月号」の表紙

 

 

 

※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。

 

 

1)<「アマチュア無線の呼出用周波数で無変調が出続けている」旨の申告で発覚>無線局の免許がないにもかかわらず運用していた無線従事者(3アマ、4アマ)に対し62日間の行政処分

 

2)<国税庁の「公売情報」に掲載、見積価格251万円>支笏洞爺国立公園内(北海道伊達市)の自立タワーが写る公売物件

 

3)<バンドプラン逸脱&コールサイン不送出など>北海道総合通信局、アマチュア無線局が対象の電波監視で違反行為が発覚した無線従事者(3アマ、4アマ)4人に対し行政処分

 

4)<価格はどちらも28,830円>アイコム、簡単操作で充実仕様の144/430MHz帯FMハンディ機「IC-S10(シンプルモデル)」「IC-T10(テンキーモデル)」を新発売

 

5)<特集は「“FT8”運用を楽しもう」、別冊付録「オリジナル アマチュア無線用ログブック」付き>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2022年4月号を刊行

 

6)<特集「狙えDX局! 今こそ始めるFT8」、注目記事「新製品速報! ヤエスFTM-200D」ほか>電波社、「HAM world(ハムワールド)」2022年5月号を3月19日(土)に刊行

 

7)<昭和のハム機器を多数展示>長崎県雲仙市に「アマチュア無線機器歴史史料館」開館、3月20~21日にプレオープン

 

8)<重要無線通信を守れ! 電波障害の排除に向けて>関東総合通信局公式チャンネルで警察と行った不法無線局取り締まり動画など3本公開

 

9)<“添付ファイル付き”は特に厳重警戒を>アマチュア無線業界で蔓延中の「なりすましメール」に注意

 

10)<東京・秋葉原で60年以上営業>東京ラジオデパート2階、電子部品専門店「瀬田無線」が2022年3月31日に閉店

 

 

 


feed 【3月19日に更新】アマチュア無線業務日誌ソフト「Turbo HAMLOG Ver5.35b」の追加・修正ファイル(ベータ版)を公開 (2022/3/19 17:40:20)

アマチュア無線業務日誌の定番ソフト(フリーウェア)として、多くの無線家に愛用されている「Turbo HAMLOG(通称「ハムログ」)」。そのWindows版が2022年2月21日に「Ver5.35b」としてバージョンアップ(今までどおりMessageBoxも使えるように…など)したが( 2022年2月21日記事 )、今回「その後の進捗状況」として、3月12日に続き3月19日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。

 

2月21日に公開されたTurbo HAMLOG Ver.5.35a

 

 

 JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのWindows版が2022年2月21日に「Ver5.35b」としてバージョンアップしたが、今回「その後の進捗状況」として2022年3月12日に続き3月19日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。

 

 

 

その後の進捗状況(2022/3/19の更新内容)

 

※Ver5.35bに上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。

 

 

・入力ウインドウの黄色くヒットした部分からRemarksなどにドラッグするとき、他の局の内容を取り込んでしまうので修正。
・7M4***/PなどでJCC/Gコード頭文字入力のとき、1エリアにならないので修正。

 

 

 

 

その後の進捗状況(2022/3/12の更新内容)

 

※Ver5.35bに上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。

 

 

・入力ウインドウの黄色くヒットした部分からRemarksなどにドラッグするとき、他の局の内容を取り込んでしまうので修正。

 

※3月12日の16時半頃にアップしたHamlogw.zipには、うっかり古いHamlog50.dllが入っていました。これを使っても特に影響はないと思います。すみません。3月13日の9時頃にHamlogw.exeだけを圧縮したHamlogw.zipを再アップしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

●関連リンク:

・Turbo HAMLOG/Win Ver5.35b
・Turbo HAMLOGホームページ

 

 

 


feed <ガルパン以来の快挙!?>人気アニメ「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」最終回に“4アマの無線従事者免許証”が登場 (2022/3/19 12:30:57)

テレビ東京系で毎週金曜日19時25分から放送されてきた人気アニメ「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」が2022年3月18日に最終回を迎えた。そのエンディングでキャラクターの1人の少年が「第4級アマチュア無線技士(4アマ)」の無線従事者免許証を取得したとして、届いた免許証を仲間に披露するシーンがあり、無線ファンの間で話題になっている。

 

 

「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」第41話より((C)プロジェクト シンカリオン・JR-HECWK / 超進化研究所Z・TX (C)松本零士・東映アニメーション)

 

 

 謎の巨大怪物体から日本の平和と安全を守るため、新幹線超進化研究所によって開発された新幹線変形ロボと、その運転士となった子供たちが活躍するという人気アニメ番組「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」。昨年秋には“自宅にアマチュア無線の基地を設けて、毎日さまざまな無線を聴いている。恥ずかしがり屋で、人と話すのが苦手”という女性キャラクター「月野メーテル」が加わった( 2021年11月4日記事参照 )。アマチュア無線機での交信シーンも何度か登場し、無線ファンの間でも話題になった。

 

 同アニメは2022年3月18日の放送(第41話)「可能性は無限大!」で最終回を迎えたが、その中で無線ファンの注目を集めたシーンがあった。

 

 エンディング曲が流れ、エンドロールが終わった後、“後日談”としてシンカリオンの運転士となった子供らが懇親会のために埼玉県の鉄道博物館に集合するシーンがあったのだが、ここでその一人(戸隠タイジュ)が届いたばかりの無線従事者免許証を仲間に披露するのだ。

 


 

 「タイジュは、あれ取れたのか?」
「あ、はい、一応」(従免を仲間に見せる)
 「おー、やったじゃねえか! 昼間は山の仕事、夜は無線でメーテルとおしゃべりか~」
「そ、そんなつもりは…。て言うか自分、普通に学校行ってます!」

 


 

 テレビアニメで無線従事者免許証が大写しになるのは、2012年12月に放送された「ガールズ&パンツァー」第10話「クラスメイトです!」以来、9年3か月ぶりの快挙かもしれない。SNS上では無線ファンによる歓喜の書き込みも見られた。

 

無線従事者免許証はかなり精密に描写されている。免許証の記号にも矛盾はないのだが…。「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」第41話より((C)プロジェクト シンカリオン・JR-HECWK / 超進化研究所Z・TX (C)松本零士・東映アニメーション)

 

 フィクションであるテレビアニメの内容を大真面目に検証するのは野暮で無粋なことだが、今回登場した無線従事者免許証はかなり精密に描写されている。
「免許証の番号(ABUN00000)」の記号は関東総合通信局管内(A)の令和3年度(BU)の4アマ(N)で、免許の年月日とも矛盾がない。ただし4アマの従免の発行者は地方総合通信局長(免許証の番号から推測すると関東総合通信局長)となるのが正しく、「総務大臣」となっているのは誤りだろう。

 

 また、この少年(戸隠タイジュ)は「長野県木曽に住んでいる」という設定なので、通常だと免許証は信越総合通信局の交付になる。しかし“QCQ企画の4アマeラーニングを受講した場合、全国どこに居住していても免許証は関東総合通信局の交付になる”という説があるので、間違いとは言い切れない。

 

 ガルパンの際にも述べたが、この機会にぜひ無線従事者免許証の記号ルールを覚えておきたい。

 

<“免許証の番号”に特徴あり>読者提供!! これが「令和元年」の無線従事者免許証だ (2019年5月17日掲載)

 

無線従事者免許証「免許証の番号」付番ルール(Wikipedia掲載のものを2019年5月に加筆・編集)

 

 

 なお「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」第41話は、民放公式テレビポータルサイト「TVer」の見逃し配信で3月22日(火)午後以降に無料公開(期間限定)される。さらにYouTubeの「シンカリオンTV」でも公開される見込みだ。

 

 

こちらの記事も参考に↓
<アニメ「ガルパン」がミスした!?>覚えておこう!! 無線従事者免許証「免許番号」のルール (2013年12月16日掲載)

 

<自宅にアマチュア無線の基地を設け、毎日無線を聴いている小学5年生の女の子>人気アニメ「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」に新運転士「月野メーテル」が登場 (2021年11月4日掲載)

 

 

 

●関連リンク:
・新幹線変形ロボ シンカリオンZ 公式ページ
・民放公式テレビポータルサイト TVer
・シンカリオンTV(YouTube)

 

 

 

 


feed 1エリア(関東管内)で3月に入って3回目の更新-2022年3月19日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 (2022/3/19 9:30:29)

日本における、2022年3月19日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局で、3月に入って3回目の更新発表あった。

 

 

 

 各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。

 

 

 

 

 

 ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。

 

 その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。

 

 さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。

 

 また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。

 

 しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。

 

 このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給

 

<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始

 

 

 

●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 


feed <“添付ファイル付き”は特に厳重警戒を>アマチュア無線業界で蔓延中の「なりすましメール」に注意 (2022/3/18 19:30:54)

2022年 3月15日頃からアマチュア無線界では、“実在する無線ショップ”や“メーカー名”などを騙ったウイルス付きの「なりすましメール」が蔓延している。「添付ファイル」が付いたメールが届いた場合は発信者のメールアドレスをよく確認し、不用意にファイルを開封したり、記載されているURLアドレスにアクセスしないよう厳重に警戒しよう。

 

 

富士無線電機を装った「なりすましメール」の例。差出人のメールアドレスは都度ランダムに変わっているが、いずれも同店と無関係のものが使われている。またzip等の添付ファイルがついている(画像提供「おだQ司令」さん)

 

 

 東京・千葉・愛知に店舗がある無線ショップ「富士無線電機」の場合、2022年3月15日頃から同店名を騙ったウイルス付きの「なりすましメール」が、アマチュア無線家や業界関係者のメールアドレス宛てに複数回発信されている。

 

 メールの差出人名は「富士無線電機株式会社」となっているが、差出人のメールアドレスを見ると、同店とはまったく関連性がないものがランダムに使われている。これらのメールには必ずzipやxlsmなどの添付ファイルがついているが、このファイルを不用意にクリックすると、受信したPCも同じウイルスに感染する可能性が高い。

 

 実際にこの「なりすましメール」を受信した無線家によると、『差出人のメールアドレスには一貫性がありません。すべて実在するアドレスっぽいです。おそらく、同じようにウイルス感染したPCが持っているアドレスを抜き取り、差出人をランダムに選んでいると思われます。メールはzipファイル添付で本文に解凍パスワードを書いてあるものと、xlsmを添付するのと2通り確認しています。いずれもメール受信者が、(なりすましに使われてしまった)送信者に対して送っていたメールの“返事”や“転送”という体裁を取っており、タイトルがスパム受信者のメール表示名になっています』という、かなり悪質なものだ。

 

 富士無線電機は現在全店舗のホームページを閉鎖しているが、これは「なりすましメール」の影響とみられる。さらに同店店員を名乗る臨時のTwitterアカウントが、3月18日に次のようにツイートを行った。

 

『3月15日より富士無線の名によるなりすましメールが拡散しており、関係者ならびにお客様の方々には多大なご迷惑をお掛けしており、大変申し訳ございません。現在はホームページ、メールアカウント共に停止しておりますが、安全が確認できるまでにはもう少々お時間が掛かる見込みです。』

 

『届いてしまっているメールの添付ファイルは絶対に開封しないでください。もし解凍、開封してしまった場合はエモチェックというソフトにてウィルス感染が無いか確認してください。』

 

『明日からの富士無線決算セールへの問合せは電話かファックスでお願いいたします。メールが復旧しましたら告知いたします。ご迷惑をおかけしますがご理解とご協力をお願いいたします。』

 

富士無線電機の関係者からと思われるツイート。会社非公認で期間限定のアカウントなので、極力フォローしないで欲しいという

 

 

 またアンテナメーカーのコメット株式会社は2022年3月18日、取引先や無線業界関係者に向けて、次のような緊急連絡を行った。

 

『この度流行しているウイルスメールにてご連絡いたします。ここ数日 第三者の方から当社社員を装った「なりすましメール」が複数の方へ発信されていることを確認いたしました。不正なメールを受信された皆様には、多大なご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。これらのメールは当社社員になりすまして送信された不正なメールであり、当社から送信したものではございません。

 

送信者には当社従業員氏名が表示されている場合がありますが、当社ドメイン「comet-ant.co.jp」からのメールでない場合は、メール本文及び添付ファイルは決して開かずに削除していただきますようお願い申し上げます。

 

メール本文中に当社従業員のメールアドレスが記載されているものであっても、本文ではなく、必ず差出人・送信元のメールアドレスをご確認ください。恐れ入りますが関連部署様・各位様へもご周知頂ければ幸いです。』

 

 

 こうした「なりすましメール」は、その手口から「Emotet(エモテット)」というウイルスと見られている。無線ショップやメーカーに限らず、添付ファイル付きのメールが届いた場合は、まず発信者名だけでなく“発信者のメールアドレス”を確認すること、さらに不用意に添付ファイルを開封したり、本文に記載されているURLアドレスへのリンクはクリックしないようにする、PCに最新版のウイルス対策ソフトを導入しておくなど、感染を防ぐように心掛けて欲しい。

 

 

 

●関連リンク:
・「Emotet(エモテット)」と呼ばれるウイルスへの感染を狙うメールについて(情報処理推進機構)
・感染被害の大幅拡大/日本語で書かれた新たな攻撃メール(2022年3月9日 追記)
EMOTET 概要から対策まで(トレンドマイクロ)

 

 

 


feed <価格はどちらも28,830円>アイコム、簡単操作で充実仕様の144/430MHz帯FMハンディ機「IC-S10(シンプルモデル)」「IC-T10(テンキーモデル)」を新発売 (2022/3/18 14:10:49)

アイコム株式会社は2022年3月18日、簡単操作と充実仕様、優れた基本性能を実現した144/430MHz帯FMトランシーバー「IC-S10(シンプルモデル)」と「IC-T10(テンキーモデル)」を3月下旬に発売開始すると発表した。送信出力は5W、大容量リチウムイオンバッテリーを装着し長時間の運用が可能。FMラジオ(76~108MHz)の受信機能も搭載している。希望小売価格は両機種とも28,380円(税込)。

 

 

シンプルモデルの「IC-S10」(左)と、テンキー搭載の「IC-T10」(右)

 

 

 アイコムの資料から一部抜粋で紹介する。

 


 

簡単操作と充実仕様、優れた基本性能を実現した
144/430MHz帯FMトランシーバー IC-S10/IC-T10を新発売

 

 アイコム株式会社は、アマチュア無線用144/430MHzデュアルバンドFMトランシーバーIC-S10(シンプルモデル)/IC-T10(テンキーモデル)を新発売します。

 

 IC-S10/IC-T10は、誰でも気軽に使えるシンプルな操作、充実した仕様、優れた基本性能を実現した、ビギナーに嬉しいハイコストパフォーマンスモデルです。送信出力は144/430MHz帯とも余裕の5W。スピーカー出力は1500mWの大音量、屋外でも安心して運用できる防塵/防水IP67、米国国防総省の調達基準MI L-STD-810G準拠の堅牢ボディを実現しています。

 

 また、付属の大容量リチウムイオンバッテリー「BP-280」で約11時間(144MHz帯)、約10時間(430MHz帯)の長時間運用が可能。さらに通常メモリー200ch(+コールチャンネル2、プログラムスキャンエッジ6)と多彩なスキャン機能、FMラジオ受信機能(FM補完放送対応)、セルフィールによる抗菌・抗ウイルス加工など、充実した仕様となっています。

 

 IC-S10/IC-T10 は屋外で気軽に交信を楽しみたい方はもちろん、ボランティア活動等にも活用していただける製品です。

 

 

IC-S10(左)とIC-T10(右)

 

<おもな特長>

 

・144MHz、430MHzとも5Wの高出力を実現

 

・騒音下でも聞き取りやすい、スピーカー出力1500mWの大音量

 

・36φの大型スピーカーを搭載

 

・付属のリチウムイオンバッテリーパック「BP-280」(2280mAh)で、約11時間(144MHz帯)の長時間運用を実現

 

・広帯域パワーアンプの採用によりVHF/UHFとも5Wの高出力を実現、送信出力は3段階(0.5/2.5/5W)の切り替えが可能

 

・FMラジオ(76~108MHz)の受信に対応

 

・プログラマブルボタンを装備

 

・セルフィールによる抗菌・抗ウイルス加工

 

・屋外でも安心して運用できる防塵/防水性能 IP67

 

・米国国防総省の調達基準MIL-STD-810G準拠の堅牢ボディ

 

 

<一般定格>

 

・周波数範囲:
 送受信周波数 144~146MHz、430~440MHz
 FMラジオ受信周波数 76~108MHz
・電波形式: F2D、F3E
・メモリーチャンネル数: メモリーチャンネル/200、コールチャンネル/2、プログラムスキャンエッジ/6 (2チャンネル×3組)
・アンテナインピーダンス: 50Ω(SMA型)
・電源電圧: DC7.2V
・使用温度範囲: -20℃~+60℃
・周波数安定度: 0.5ppm(-20℃~+60℃)(25℃を基準とする)
・消費電流: 2.5A以下(送信時)、600mA以下(AF最大時)
・外形寸法(突起物含まず): 52.2W×111.8H×30.3Dmm(BP-280装着時)
・重量: 約274g(IC-S10/BP-280およびアンテナ含む)

 


 

 

 

 

 

 

●関連リンク:
・簡単操作と充実仕様、優れた基本性能を実現した144/430MHz帯FMトランシーバー IC-S10/IC-T10を新発売(アイコム ニュースリリース)
・IC-S10/IC-T10 製品情報(アイコム)
・IC-S10/IC-T10 PDF版カタログダウンロード(アイコム)
・アイコム株式会社

 

 

 


feed <米国CQ社が声明>ロシア、ベラルーシ、ウクライナ(ドンバス地域)のアマチュア無線局に対して主催コンテストへの参加を制限 (2022/3/18 12:25:40)

「CQ World-Wide DX Contest」や「CQ WPX Contest」など世界規模のコンテストを主催する米国のCQコミュニケーションズ社(CQマガジン社)は2022年3月17日、同社のWebサイトに「CQ to Limit Contest Participation by Stations in Russia, Belarus and Donbas Region of Ukraine(CQ社はロシア、ベラルーシ、ウクライナのドンバス地域:非公式のD1プリフィクス使用の無線局のコンテスト参加制限を決定)」「STATEMENT OF CQ COMMUNICATIONS, INC.,REGARDING CQ CONTESTS AND THE RUSSIAN INVASION OF UKRAINE(CQコミュニケーションズ社の声明、ウクライナ侵攻によるCQ社主催コンテストとロシアについて)」と題するメッセージを公表した。

 

 

アメリカのCQコミュニケーションズ社(CQマガジン社)が公表した、ロシア、ベラルーシ、ウクライナ(ドンバス地域:非公式のD1プリフィクス使用)のアマチュア無線局の同社主催コンテストへの参加を制限するメッセージ(CQ Newsroomサイトから)

 

 

 アメリカのCQコミュニケーションズ社(CQマガジン社)が公表したメッセージの一部を抜粋し機械翻訳で紹介する。

 

 


 

CQ社は、ロシア、ベラルーシ、ウクライナ(ドンバス地域)におけるアマチュア無線局のコンテスト参加制限を決定

 

CQコミュニケーションズ株式会社の声明
CQコンテストとロシアについて
ウクライナ侵攻

 

Northport, NY, 17 March, 2022

 

 無線雑誌「CQ Amateur Radio magazine」の出版社であり、「CQ World-Wide DX Contest」「CQ WPX Contest」のスポンサーであるCQコミュニケーションズ社は、ロシアとベラルーシによるウクライナ侵攻を考慮して、ロシアの局、ベラルーシの局、ウクライナのドンバス地方(非公式「D1」プリフィックス)の局が、主催するコンテストに参加することを認めません。

 

 これらの局から提出されたログは、チェックログとしてのみ受理されます。また、ほかの参加局がこれらの局と交信してもポイントにならず、マルチプライヤーにもカウントされません。

 

 これらの措置は、各国のアマチュア無線機関に倣い、イギリス無線協会(RSGB/Radio Society of Great Britain)がとった同様の措置に沿ったものです。

 

 CQ社のリチャード・ロス(K2MGA)は、「我々はこのような措置を取る必要があることを遺憾に思います。しかし、ロシアの指導者がウクライナの人々に理由なく与えている大きな苦痛を考えると、良心的に何もしないで傍観することはできません。このCQポリシーは、3月26日、27日に開催される2022年CQ WPX SSBコンテストから適用する予定です。今後のイベントについては、そのときの状況に応じて個別に検討します」。

 


 

 

 なお、同社は世界を40のゾーン(CQゾーン)に分け、全ゾーンのアマチュア無線局と交信すると得られる「WAZ(Worked All Zones)アワード」なども発行している。

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<2月24日から発効>ウクライナ、非常事態宣言で「アマチュア無線機の使用禁止」に

 

<公式サイトに掲載>IARU第1地域が「ウクライナのアマチュア無線局を受信してもQRV情報は流布しないで」と注意喚起

 

<私たちにできる最善のことは“聞くこと”です>ドイツのアマチュア無線連盟「DARC」、ウクライナ関連の情報を伝える

 

<「QRZ.com」アマチュア無線局データベース>ロシア局やベラルーシ局が検索できない状態に世界中のDXerが注視

 

<ウクライナアマチュア無線連盟(UARL)が>世界中のアマチュア無線コミュニティーから多くの励ましのメッセージを受け取ったと報告

 

<ロシアアマチュア無線協会(SRR)から>ウクライナ情勢に関連して「ロシアのアマチュア無線組織を代表して訴えます」とメッセージ

 

 

 

●関連リンク:
・CQ to Limit Contest Participation by Stations in Russia, Belarus and Donbas Region of Ukraine
・CQ Amateur Radio/CQ Magazine Website
・CQ Communications Inc.
・ドンバス(ウィキペディア)
・ドンバス戦争(ウィキペディア)

 

 

 


feed <東京・秋葉原で60年以上営業>東京ラジオデパート2階、電子部品専門店「瀬田無線」が2022年3月31日に閉店 (2022/3/18 12:05:37)

東京・秋葉原の電子部品専門店の1つ、東京ラジオデパート2階の「瀬田無線」が2022年3月31日をもって閉店する。店主の瀬田 明さんは「時代の流れ、いい年齢になりました。潮時かなと…」と話す。秋葉原の中でも歴史は古く、先代から電気街で商売を行ってきた。現在の東京ラジオデパートの建物が完成した1973年から現在の地にお店を構える老舗の専門店だ。閉店後のスペースや在庫の電子部品などの対応はこれから…、と瀬田さん。

 

 

 

東京・秋葉原で営業を始めて60有余年の歴史がある電子部品専門店「瀬田無線」

先代の跡を継ぎ店を守ってきた瀬田 明さん

店頭に貼られた閉店のお知らせ

 

 

 東京ラジオデパートは「ラジデパ」や「東ラジ」と呼ばれ親したしまれ、昭和の時代には、電子部品はもちろん、工具やケース、電線類まで、電子工作を楽しむ愛好家にとってこの場所は聖地のようなものだった。当時、お世話になった無線家も多いだろう。

 

 その東京ラジオデパートの2階にお店を構える「瀬田無線」が、2022年3月31日をもって閉店すると告知した。お店を利用する一人は、「部品選びに困ったとき親切・丁寧にアドバイスしてくれた思い出がいっぱいあるお店」と話してくれた。

 

 

 店頭には、以下の案内が貼りだされている。

 

 


 

閉店のお知らせ

 

 60有余年の永きにわたって営業して参りましたが、高齢による体調不良もあり、令和4年3月31日(月曜休業日)をもって閉店させていただきます。

 

 皆様にはご迷惑をおかけしまして申し訳ございません。永年のご愛顧ありがとうございました。

 

店主一同

 

 

 


今では入手が難しくなった部品類の取り揃えも充実。ちょっとした修理のときや製作記事片手に相談すれば、類似品や代替品などのアドバイスがもらえるなくてはならない店の1つだった

 

案内板に「瀬田無線2F店」とあるのは、2018年3月までJR秋葉原駅に隣接する電波会館に、瀬田無線の発祥の地となる店舗があったためだ

「ラジデパ」や「東ラジ」と呼ばれ親したしまれてきた東京ラジオデパート。JR総武緩行線の高架のすぐ横にある

 

 

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<東京・秋葉原再開発計画「外神田一丁目南部地区のまちづくり」>オノデンやラオックスの区域に高さ約170mの超高層ビルを建設

 

 

 

●関連リンク:
・東京ラジオデパート
・東京ラジオデパート アクセスマップ
・東京ラジオデパート(ウィキペディア)


feed <RTTY以外の全デジタルモードが対象>ARRLが新たなコンテスト「ARRL Digital Contest」を6月に開催 (2022/3/18 11:00:01)

ARRLは新たな世界的なデジタルコンテスト「ARRL Digital Contest」を、UTCの2022年6月4日18時から6月5日の23時59分まで開催する。このコンテストではRTTY以外の全デジタルモードが許可される。今後、1月に引き続き行われる「ARRL RTTY Roundup」ではRTTYが唯一のモードになる予定だ。

 

 

 

 

「ARRL Digital Contest」は160/80/40/20/15/10/6mバンドで開催され、シングルオペレーターとマルチシングルのエントリーカテゴリが設けられる。これらは、シングルオペレーターで1台の無線機(SO1R)、シングルオペレーターで2台の無線機(SO2R)、およびマルチシングル(MS)となる。シングルオペレーターカテゴリーのオーバーレイには、「すべて同一敷地内のアンテナ」と「オペレーションは最大8時間」が含まれる予定だ。シングルオペレーターのエントリーでは24時間のオペレーション可能(60分間以上の休憩を1回または2回取る)だが、マルチシングルエントリーは30時間のフルオペレーションが許可される。

 

 また、すべての運用カテゴリで運用支援(Operating assistance)が許可される。電力カテゴリとしてQRP(送信機出力5W以下)とローパワー(最大出力100W PEP)が設けられる。

 

 ナンバーは、運用局の「4文字のグリッドスクエア」になる。参加者はデジタルモードの種類に関係なく、バンドごとに1回の相互交信が可能で、1交信ごとに1ポイント、さらに局間の距離500km(310マイル)ごとに1ポイントを獲得できる。したがって、1,000km離れたステーション間の交信は3ポイントとなる。ARRLは、グリッド中心からの距離計算ツールを提供している。

 

 参加書類の提出方法はARRLコンテストのページを参照。締め切りはコンテスト終了から7日後となる。来年以降、このコンテストは6月の最初の週末に開催される予定だ。(ARRLニュース2月9日 ※許可を受けて抄訳/(C)ARRL)

 

 

 

●関連リンク:
・ARRL Announces New World Wide Digital Contest(ARRL NEWS)
・ARRL Digital Contest

 

 

 


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