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hamlife.jp (2024/11/27 19:05:34)
現在データベースには 6132 件のデータが登録されています。
神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・3・5金曜日に流され、第2・第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2017年7月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。
2022年3月4日の第139回放送は、JK1BAN 田中氏の「あの頃は電話級だった」は田中氏が電話・電信級アマだった18~20歳の頃に使っていた50MHz帯AM/CW自作送信機の紹介。JH1OSB 小濱氏の「無線は自作でより楽しくなる」は前回に続いてMLA(マグネチックループアンテナ)製作失敗についてとアリババで買った7.3Vの電源などの紹介だった。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QSY 第139回放送
・QSYゆるーく無線を楽しむ(YouTube)
・QSY 番組案内ページ
2022年3月10日、総務省は2022年1月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2021年12月末のデータから1か月間で513局減少し、379,970局となった。以前は▲1,000局/月以上あったアマチュア局の減少スピードだが、テレワークや巣ごもり生活の浸透など、お家時間の増加もあって鈍化傾向は続いているが、38万局を割った。
アマチュア局は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。ピーク後に最高となった43万6,389局から70か月間で56,419局減少した。
●2022年1月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳
・1エリア(関東管内): 111,529局(111,608局)
・2エリア(東海管内): 48,780局(48,808局)
・3エリア(近畿管内): 45,983局(46,015局)
・4アリア(中国管内): 22,982局(23,026局)
・5エリア(四国管内): 17,544局(17,598局)
・6エリア(九州管内): 31,610局(31,629局)
・7エリア(東北管内): 39,959局(40,052局)
・8エリア(北海道管内):34,726局(34,846局)
・9エリア(北陸管内): 9,178局(9,203局)
・0エリア(信越管内): 15,484局(15,505局)
・6エリア(沖縄管内): 2,195局(2,193局)
※カッコ内の数字は2021年12月末の局数を表す
アマチュア局登録の多いエリア順に並べると、1エリア(関東管内)は11万局以上の登録があるが、2番目は2エリア(東海管内)で3位が3エリア(近畿管内)、そして4位には7エリア(東北管内)、5位は8エリア(北海道管内)、6位は6エリア(九州管内)と続く
パーソナル無線局は、沖縄総合通信事務所管内が2020年7月末のデータから0局、北陸総合通信局管内が2020年12月末のデータから0局、四国総合通信局管内が2021年6月末のデータから0局、近畿総合通信局管内が2021年7月末のデータから0局、中国総合通信局管内と北海道総合通信局が2021年8月末のデータから0局、九州総合通信局管内、東北総合通信局管内、信越総合通信局管内が2021年10月末のデータから0局となり、それぞれの管内からパーソナル無線局は消滅。
さらに、2021年11月末の時点では関東総合通信局管内と東海総合通信局管内の各1局が残っていたが、今回のデータでは0局になっている。最後の1局(関東管内)の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったので、12月20日をもって「パーソナル無線」は完全に消滅してしまった。
●2022年1月末、パーソナル無線局の各管内局数内訳
・関東管内: 0局(0局)
・東海管内:0局(0局)
・近畿管内: 0局(0局)
・中国管内: 0局(0局)
・四国管内: 0局(0局)
・九州管内: 0局(0局)
・東北管内: 0局(0局)
・北海道管内: 0局(0局)
・北陸管内: 0局(0局)
・信越管内: 0局(0局)
・沖縄管内: 0局(0局)
※カッコ内の数字は2021年12月末の局数を表す
●関連リンク:
・無線局統計情報(総務省)
・Internet
Explorer上でExcelファイルを開いた場合に発生する事象について(総務省)
・東日本大震災(ウィキペディア)
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2022年3月3日 夜に放送した第512回分がアップされた。
2022年3月3日(第512回)の特集は「ゲストとBCL談義 その2」。前回に引き続き番組常連のJA1ELH 田井公一氏が登場。今回で発行が終了になる2022年版のWRTHの内容を詳しく説明した。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第512回放送
・QRL Facebookページ
株式会社誠文堂新光社は2022年3月10 日(木 )に月刊誌「子供の科学」2022年4月号を刊行した。今号は特集が「生物多様性を守れ!! いきものクエスト」、さらに「サイエンスショーの舞台裏 」「医師・医療のおしごと紹介」「マインクラフトパイでサバイバルにチャレンジ!!」といった記事も掲載している。また別冊付録として年1回の「KoKa手帳2022」がついてくる。価格は880円(税込み)。
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。誠文堂新光社が刊行している月刊誌「子供の科学」は、大正13(1924)年9月の創刊という老舗雑誌だ。同誌が2015年に行った読者(小中学生が中心)アンケートによると、取ってみたい資格の第1位が「アマチュア無線」という結果になり、アマチュア無線界からも注目されている。
また同誌は一昨年3月、「子供に科学の楽しさを96年間伝え続け、日本の理系親子が絶大の信頼を寄せている」として、日本の文化活動に著しく貢献した人物・グループに対して贈呈される吉川英治文化賞を受賞した。
通巻1032号となる2022年4月号は特集が「生物多様性を守れ!! いきものクエスト」、さらに「サイエンスショーの舞台裏」「医師・医療のおしごと紹介 ドクターズ・リレー」「マインクラフトパイでサバイバルにチャレンジ!!」「小さな音を聞く!ラエンネックの聴診器」「段ボール工作 ミニ自動販売機」といった記事も掲載している。また電子工作の「ポケデン」コーナーでは発振回路を組み合わせて電子音に揺らぎを作る装置「UFOサウンダー」を製作している。
なお今号は情報コーナー「KoKaScramble」に無線関連の情報は掲載されていない。
同誌の購入は下記に掲載したAmazonリンクから可能だ。
●関連リンク:
・子供の科学2022年4月号はこんな内容だ(KoKa Net)
・中高生の科学 Kokademia(KoKa Net)
「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから5周年を迎え、レギュラー陣の平均年齢も74歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2022年3月6日(日)21時30分からの第301回放送。前半ではJA1JRK 谷田部氏が80mバンドの4-Squareアンテナを2月初めに建設し、非常に好調だという話題。アンテナのエレメント長は1本約21.5mで、フロントゲインは20dB以上あるという。夕方、DX局の入感は早いがコンディション上昇後は水平偏波の3エレ八木のほうが良い印象だと説明した。谷田部氏は同じ構造の160mバンド用の4-Squareアンテナ(エレメント長は1本約46m)も設置している。
番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」は、前回に続いてJARD管理部長の伊藤 純氏(JH1OPI)が登場。JARD受講者交流サイト「HAMtte」で行っている初心者交信教室について説明した。
番組音源は下記関連リンクにあるページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)
アイコム株式会社は2022年3月10日、1.8~50MHz帯をカバーする新製品の屋外設置型オートアンテナチューナー「AH-730」を4月上旬に発売すると発表した。従来品の「AH-4」では対応していなかった1.8MHz帯のチューニングが可能となり、最大定格入力電力も120Wから150Wに増強。整合状態を45個まで記憶するメモリー機能を搭載したほか、約2~3秒のハイスピードで自動チューニングができる。希望小売価格は65,780円(税込み)。
アイコムの新製品資料と同社Webサイトの案内から抜粋で紹介する。
1.8~50MHzをカバーする
オートアンテナチューナー「AH-730」を新発売
アイコム株式会社は、1.8~50MHz帯をカバーするアマチュア無線用 屋外設置型オートアンテナチューナーAH-730を4月上旬に新発売します。
AH-730なら、7m以上のワイヤーエレメント1本で(別途アース<接地>が必要)、波長160mの1.8MHz帯から波長6mの50MHz帯までのマルチバンド運用が可能。複数のアンテナが建てられない環境下でも、様々なバンドでの運用を楽しむことができます。
また、約2~3秒の自動高速チューニングを実現。整合状態を45個までメモリーすることができ、同一周波数で再チューニングする際は、約1秒で整合をとることができます。
さらに、チューニング時、アンテナから放射する電力を約0.3Wまで抑える不要電力低減機能を搭載。他局への影響を配慮した仕様になっています。
ボディーは高強度樹脂を採用した防水(防水保護等級IPX4※)構造。屋外の様々な場所に安心して設置することができます。また、同軸ケーブルとコントロールケーブルは、本体のカバーを開けずに接続することができます。
1.8~50MHz帯という広範囲をカバーするアンテナチューナーAH-730は、多くのアマチュア無線家にマルチバンドで運用する楽しみを提供します。
<おもな特長>
・1.8~50MHz帯のオールバンドに対応。
・約2~3秒のハイスピードで自動チューニングが可能。
・整合状態を45個まで記憶するメモリー機能を搭載。
・メモリー機能により、同一周波数で整合を取る場合は約1秒の超高速チューニングが可能。
・チューニング時、アンテナから放射される電力を約0.3W に抑える不要電力低減機能を採用。
・屋外設置に対応した防水(防水保護等級IPX4※)機構を採用。
※いかなる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響がないこと。
<定格>
<オプション>
●関連リンク:
・1.8~50MHz帯をカバーするオートアンテナチューナーAH-730を新発売。(アイコム
ニュースリリース)
・AH-730 商品情報ページ(アイコム)
日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林良太氏が「2文字コール残存数」を自身のブログで発表した。総務省のデータベース「無線局等情報検索」2022年3月7日時点と定め、各エリアJA#AA~JA#ZZと沖縄管内のJR6AA~MEのうちの社団局「JA#RL(沖縄はJR6RL)」と、2文字サフィックスのレピータ局(JR#$$)、8J/8N局などを除いた個人局を調査した結果、全部で1,050局あったとしている。残存率は14.9%とのことだ。
JJ1WTL・本林氏は2022年3月9日付けのブログで、総務省が提供する「無線局等情報検索」の2022年3月9日時点データを用いて、2文字コールサイン残存数を調査し、その局数を発表した。
ブログには各エリアで残存する(無線局の免許を有する)2文字コールサインを紹介している。
ブログの中で、「JA1WA~ZZは,JA1AA~VZから比べると,不連続で遅れての発給です(話すと長くなりますのでここでは割愛します)」としているが、同氏がまとめた「0,9エリア分離後のJA1W~,JA2W~ の再割り当て」に経緯が詳しく書かれている。興味がある方は、記事下の関連リンクから確認してほしい。
また、東京ビッグサイトで開催される「ハムフェア」では、毎回「二文字アイボール会」が開催されている。当日ブースを訪れたOMの写真が開催年ごとに整理されて「二文字アイボール会」のホームページで紹介されている。こちらも、記事下の関連リンクから確認できる。
●関連リンク:
・2文字コール残存数(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・0,9エリア分離後のJA1W~,JA2W~の再割り当て(CIC:JJ1WTL
本林氏のブログ)
・二文字アイボール会
JARL長野県支部主催の「2022年ALL JA0 3.5MHz/7MHzコンテスト」が3月12日(土)と13日(日)に開催される。3.5MHz帯(3.7/3.8MHz帯を除く)は3月12日(土)21時から24時までの3時間、7MHz帯は3月13日(日)8時から12時までの4時間にわたり行われる。バンドごとに開催日時が異なる点に注意してほしい。なお、「3.5MHzと7MHzはそれぞれ別のコンテストです」と案内している。
JARL長野県支部主催の「2022年ALL JA0 3.5MHz/7MHzコンテスト」は、「3.5MHz個人局電信」「3.5MHz個人局電信電話」「7MHz個人局電信」「7MHz個人局電信電話」「3.5MHzSWL」「7MHzSWL」の6部門に分かれ、国内局同士の交信も有効。ナンバー交換は「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「001形式(RSTに続く001からの連番)」となる。なお、社団局であってもシングルオペレータなら参加できる。
管内局、管外局ともルールは共通で、0エリア管内局との交信は3点、管外局との交信1点。マルチプライヤーは自局が管内局(0エリアの局、および0エリアに移動の局)の場合は異なるプリフィックスの数、自局が管外局の場合は、異なる0エリアの呼出符号の局および、0エリア内から運用する局のみのプリフィックスの2文字目とラストレターの組み合わせの数となる。
ログ提出は3月31日(木)まで(消印有効)。詳しくは下記関連リンクからJARL長野県支部「2022年ALL JA0 3.5MHz/7MHzコンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・2022年ALL JA0 3.5MHz/7MHzコンテスト規約
・ALL JA0コンテストの電子ログ受付
・JA0コンテスト表彰規定の変更について(2017年~)
・JARL長野県支部
さまざまなニュースが伝えられるウクライナ情勢だが、ロシアアマチュア無線協会「SRR/Russian Amateur Radio Union」は2022年3月3日、「SRRはIARU(国際アマチュア無線連合)とその加盟国の組織に訴えます」というメッセージを同協会のWebサイトで公表した。その中で「紛争でロシア国家がどの側にいようとも、SRRは紛争に巻き込まれた国のアマチュア無線家や無線団体に対して非友好的な措置をとったことはありません」「ウクライナでの事件に関連して、…SRRはアマチュア無線の伝統(慣習)に忠実であること、アマチュア無線を使った感情的な行動を控え、互いの交流を絶やさず、知恵と相互理解を示し、それによって状況の迅速な解決に貢献することを求めます」と述べている。
ロシアアマチュア無線協会「SRR/Russian Amateur Radio Union」が公表した、ウクライナに関連する「ロシアのアマチュア無線組織を代表して訴えます」というメッセージ(SRR Webサイトから)
ロシアアマチュア無線協会「SRR/Russian Amateur Radio Union」が公表したメッセージの一部を抜粋し機械翻訳で紹介する。
●IARU(国際アマチュア無線連合)とその加盟国組織への挨拶
仲間の皆様へ
ロシアのアマチュア無線組織を代表して、世界中のラジオアマチュア無線家とその代表者のみなさんへ向けて申しあげます。
1992年の設立以来、SRRは通信分野における国内法、IARU(国際アマチュア無線連合)の原則、そして1994年にIARUに加盟してからはIARU憲章を常に遵守しています。
過去数10年の間、世界はユーゴスラビア、イラク、リビア、アフガニスタン、そのほか多くの国々で、米国、NATO、およびその同盟国が関与する一連の軍事紛争を経験してきましたが、どのような紛争でロシア国家がどの側にいようとも、SRRは紛争に巻き込まれた国のアマチュア無線家やアマチュア無線団体に対して、非友好的な措置をとったことはありません。
そして今、私たちロシアのアマチュア無線家とSRRに対して、IARU自身が30年間守ってきた同じ責任あるアプローチを期待しています。
ウクライナで現在起こっていることについて、私たちはそれぞれ独自の評価を下すことができますが、今日こそ、政治的信条、宗教、国籍にかかわらず、アマチュア無線は互いに敬意をもって接する人々のコミュニティーであると、社会に示すことができるでしょう。また、そうしなければならないと思います。
アマチュア無線は人と人との相互のコミュニケーションと友情を促進するものであり、IARUは政治を超えた存在です。これは、IARUが2022年2月28日の声明で強調していることです。
アマチュア無線の歴史を含め、世界の歴史は、非友好的な措置によりさまざまな種類のボイコットで紛争を悪化させた例が多くあります。同時に、災害時や緊急時に被災者を助け、通信手段を提供し、人命を救ったのもアマチュア無線でした。
ウクライナに関連して、SRRはアマチュア無線家およびアマチュア無線団体(IARUメンバー)に対して、アマチュア無線の伝統に忠実であること、アマチュア無線を使った感情的な行動を控え、互いの連絡を絶やさず、知恵と相互理解を示し、それによって状況の迅速な解決に貢献することを求めます。
ロシアアマチュア無線協会「SRR/Russian Amateur Radio Union」
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<2月24日から発効>ウクライナ、非常事態宣言で「アマチュア無線機の使用禁止」に
<公式サイトに掲載>IARU第1地域が「ウクライナのアマチュア無線局を受信してもQRV情報は流布しないで」と注意喚起
<私たちにできる最善のことは“聞くこと”です>ドイツのアマチュア無線連盟「DARC」、ウクライナ関連の情報を伝える
<「QRZ.com」アマチュア無線局データベース>ロシア局やベラルーシ局が検索できない状態に世界中のDXerが注視
<ウクライナアマチュア無線連盟(UARL)が>世界中のアマチュア無線コミュニティーから多くの励ましのメッセージを受け取ったと報告
●関連リンク:
・CRRは国際アマチュア無線連合とその加盟国の組織に訴えます(SRR)
・ロシアアマチュア無線協会(SRR/Russian Amateur Radio Union)
・Statement from IARU/IARUからの声明(IARU)
・最近の世界的な出来事を受けて(JARL Web)
・IARU/International Amateur Radio Union(国際アマチュア無線連合)
・国際アマチュア無線連合(ウィキペディア)
日本における、2022年3月8日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。6エリア(九州管内)の九州総合通信局と、9エリア(北陸管内)の北陸総合通信局からそれぞれ更新発表があった。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)