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hamlife.jp (2024/11/27 17:35:24)
現在データベースには 6130 件のデータが登録されています。
「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容が放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2022年2月20日(日)15時からの第396回放送。アマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」副編集長の吉澤氏(JS1CYI)が登場し、CQ誌3月号(2022年2月19日発売)の概要と内容(表紙、特集「アパマン・ハム最新事情」)を紹介した。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから(FMぱるるんのWebサイトリニューアルでURLアドレスが変更になっているので注意が必要)。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ
テレビ朝日系の人気バラエティ番組(制作は朝日放送テレビ)「ポツンと一軒家」の2022年2月27日(日)放送回で、アマチュア無線家の山頂シャックが登場する模様だ。2月21日にYouTubeで公開された予告編の動画では、ドローンで撮影されたとみられる山頂の建物と4基のタワーと大型アンテナ群を見ることができる。
「日本各地の人里離れた場所に、なぜだかポツンと存在する一軒家。そこには、どんな人物が、どんな理由で暮らしているのか!? 衛星写真だけを手がかりに、その地へと赴き、地元の方々からの情報を元に、一軒家の実態を徹底調査しながら、人里離れた場所にいる人物の人生にも迫っていく!」という、テレビ朝日系列の人気バラエティ番組「ポツンと一軒家」(制作:ABC 朝日放送テレビ)では、これまでも埼玉県に住むアマチュア無線歴54年の飯塚政吉氏(JA1UTS)の巨大アンテナ&シャックが2回紹介されるなど、ハムの話題を集めてきた。
そして2月27日(日)19時58分からの放送回では、新たなアマチュア無線家の山頂シャックと大型アンテナ群が登場する模様だ。番組公式サイトでの詳細案内はまだ掲載されていないが、YouTubeのABCテレビ公式チャンネルで一足早く予告編動画が公開された。
画像をクリックすると動画がスタート(YouTube/ABCテレビ公式チャンネル)
予告編動画では、森林を伐採した山頂にある1軒の建物と、建物を取り囲むようにHFと思われる大型ビームアンテナが取り付けられた4基のアンテナタワー、さらに8台の車両を確認することができた。
hamlife.jpには「西日本のアマチュア無線家が登場する」という情報が届いているが、番組公式サイトへの掲載がないため現時点での詳細は控えておく。2月27日のオンエアが楽しみだ。
●関連リンク:
・ポツンと一軒家 番組公式サイト(朝日放送テレビ)
・「ポツンと一軒家」2月27日予告動画(YouTube ABCテレビ公式チャンネル)
アマチュア無線業務日誌のフリーソフトとして、多くの無線家に愛用されている「Turbo
HAMLOG(通称「ハムログ」)」。今回、2月21日にそのWindows版の最新バージョンとして「Ver5.35b」が公開された。前回の「Ver5.35a」の公開が2022年1月31日だったので、1か月弱ほどでアップデートされたことになる。
2月21日に公開されたTurbo HAMLOG Ver.5.35a
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。今回、そのハムログのアップデートが2月21日に公開された。
今回更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。
Ver5.35b 2022/2/21
・環境設定の設定3で、今までどおりWindows標準のMessageBoxも使えるようにしました。「標準メッセージ」にチェックを入れます。
・JPEG画像のヒットで、ゼロバイトのJPEGファイルがあると落ちてしまうので、2kバイト未満のJPEGファイルは無視するよう修正。
・MessageBox()はスクリーン中央表示に戻しました。
・Big CTY – 13 February 2022を同梱。
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.35b
・Turbo HAMLOGホームページ
日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2022年2月21日時点で、アマチュア局は「379,549局」の免許情報が登録されている。前回紹介した2月14日時点の登録数から1週間で250局ほど減少した。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2022年2月21日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「379,549局」の免許状情報が登録されていた。前回、2月14日時点のアマチュア局の登録数は「379,799局」だったので、1週間で登録数が250局ほど減少した。
また、1982(昭和57)年12月にスタートしたパーソナル無線。最後の1局の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったため、翌日の2021年12月20日をもって「パーソナル無線」は0局となり完全に消滅ている。
↓この記事もチェック!
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局38万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・消滅:パーソナル無線(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
株式会社JVCケンウッドは2022年2月18日、公式サイトに「製品価格改定のお知らせ」を掲載した。原油価格高騰や原材料の相次ぐ値上げ、物流コストなどの大幅上昇が続き、自助努力だけでは従来の製品価格を維持することが困難となったことを理由に、4月1日から「車載用機器」「民生用機器」「業務用機器」の価格を約3~25%値上げするとしている。各対象製品における価格改定の詳細は、各事業部門から発表される予定で、現時点ではアマチュア無線機器の価格改定の有無は公表されていない。
JVCケンウッドの発表は次の通り。
製品価格改定のお知らせ
株式会社JVCケンウッドは、4月1日から当社の各製品において、下記のとおり価格を改定いたします。
昨年から、原油価格の高騰や原材料の相次ぐ値上げおよび物流などのコストの大幅な上昇が続いています。当社においては、全社をあげて生産性の向上や経費削減などによるコスト削減を図り、その吸収に努めてきましたが、自助努力だけでは従来の製品価格を維持することが困難となったため、価格改定をすることといたします。
当社グループは、今後も一層のサービス向上に努めてまいりますので、何卒ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。
1. 対象製品:
車載用機器
民生用機器
業務用機器
2. 価格改定率:
約3~25%
3.価格改定日:
2022年4月1日
※なお、各対象製品における価格改定の詳細については、各事業部門よりご案内させていただきます。
なお2月21日11時の時点ではアマチュア無線機器の価格改定の有無などは公表されていない。
◇
アマチュア無線関連では、このほかにも値上げの動きが出ている。岐阜県の無線ショップ「CQオーム」の2月21日付けメールマガジンによると「第一電波とアルインコより連絡がありました。定価や仕切り価格が変更され売価が上がります。第一電波は昨年アンテナなどの値上げがありましたが、その際、電源・DCDCは値上げが見送られていました。今回は、その電源・DCDCが値上げとなります。アルインコは、アマチュア無線・受信機・電源・DCDCなどの値上げが決定。今のところ、簡易デジタル機、特定小電力トランシーバーは値上げのリストに含まれていません」と案内し、価格改定商品のリストを掲載している。
●関連リンク:
・製品価格改定のお知らせ(JVCケンウッド)
・JVCケンウッド アマチュア無線カテゴリー
「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。
2022年2月20日の第477回放送は「あのキット、作ってみたい!」。技術の進歩によりSDRの無線機が増え、回路はシンプルで価格もリーズナブルなのが特徴という海外製のキットをレギュラー陣が紹介した。
公開されたポッドキャスト音声は約47分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第477回の配信です
先週のアクセスランキング1位は、八重洲無線株式会社が2月下旬から発売すると発表した、高精細フルカラーTFTディスプレイを搭載し、高機能ながらシンプルで直感的なオペレーションが可能なC4FMデジタル/アナログFM対応の144/430MHz帯モービル機(2バンド切り替え式)「FTM-200Dシリーズ」のニュース。108MHzから999.995MHzまでを連続でカバーする広帯域受信機能を有し、セパレート運用もできる。メーカー希望小売価格(税込)は20WタイプのFTM-200DSが65,780円、50WタイプのFTM-200Dが71,280円。
八重洲無線の新製品「FTM-200Dシリーズ」
続く2位は、アイコム株式会社が昨年12月に発表した2.4GHz帯および5.6GHz帯に対応したアマチュア無線機の開発プロジェクト「ICOM SHF Project~SHF帯への挑戦~」の最新の進捗状況を、2月15日(火)に同社公式サイト内の特集ページで公開した話題。今回はSHF帯の無線機を設計する場合に生じる“2つの壁”(同軸ケーブルによる損失と周波数安定度の問題)と、これらの課題をクリアするため、同社は開発中のアマチュア無線機について「ケーブルの損失を軽減するために、RFユニットとコントローラーを分離しLANケーブルで接続・給電する」「GPS(GNSS)信号を基準にして高度な周波数管理が行えるようにする」という設計方針で開発を進めることを明らかにした。
「ICOM SHF Project~SHF帯への挑戦~Vol.2」より
3位と4位は、CQ出版社から2月19日(土)に発売されるアマチュア無線専門誌2誌がランクインした。3位は「<特集は『アパマン・ハム最新事情』、別冊付録『みんな大好き!!アマチュア無線』付き>CQ出版社が月刊誌『CQ ham radio』2022年3月号を刊行」。4位は「<特別企画は『JAIA技術委員会頒布の基板で作る144MHz帯20Wリニア・アンプ』>CQ出版社が『別冊CQ ham radio QEX Japan No.42』を刊行」。今号も両誌とも盛りだくさんな内容だ。
「別冊CQ ham radio QEX Japan No.42」表紙
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<C4FMデジタル対応、2バンド切り替え式>八重洲無線、144/430MHz帯モービル機「FTM-200Dシリーズ」を新発売
2)<越えなければならない“2つの壁”>アイコム、開発中の「2.4GHz帯、5.6GHz帯に対応するアマチュア無線機」進捗状況を公開
3)<特集は「アパマン・ハム最新事情」、別冊付録「みんな大好き!!アマチュア無線」付き>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2022年3月号を刊行
4)<特別企画は「JAIA技術委員会頒布の基板で作る144MHz帯20Wリニア・アンプ」>CQ出版社が「別冊CQ ham radio QEX Japan No.42」を刊行
5)<生産完了後、アパマン・ハムらが再生産を熱望>コメット、人工RFグランドの「CAG-300X」を3月中旬から再発売
6)<HF帯のSSB/CW/FT8でオンエアー>2022年北京冬季オリンピック記念局「BY1CRA/WO22」が3月13日(日)まで運用中
7)<局免許が確認できない正員 約4,100名を準員に移行>JARL、「局免許が確認できない会員の調査と准員移行措置について」を報告
8)<JCC/JCG、市区町村名、GL、標高を表示>スマホのGPS機能を使って現在地の情報が得られる「MyQTH.ga(通称「MyQTH」)」登場
9)<デジ簡「FTM320R」と業務機「SRMシリーズ」に対応>八重洲無線、ハンドマイクを付けたままアドニス製フレキシブルマイクが接続できる「SCU-320AD」新発売
10)<「備えるフェスタ2022」会場で>2月19日(土)、川崎市アマチュア無線情報ネットワーク(JO1ZBX)がアマチュア無線体験局「8J1YAF」を運用
日本における、2022年2月19日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局で更新発表があった。同総合通信局からは、2月に入って2回目の更新となる。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は2022年2月18日、Webサイトに「令和4年通常選挙」の立候補者、無投票当選者などを告示した。このうち「理事の候補者」は地方選出(定数:各地方本部区域ごとに1名)の中国で2名が立候補したことから選挙が行われるが、それ以外の9地方本部および全国選出(定数5名)は無投票で確定した。「社員」は、地方本部区域ごとの選出で関東、東海、関西、中国、九州、東北、北海道、信越の8地域で定数以上の立候補があり、また支部区域選出の社員(支部長)では青森県、山形県で定数以上の立候補があったため選挙となる。これ以外は無投票当選となる。
JARLが告示した「令和4年通常選挙」の立候補者、無投票当選者などは下記のとおり。
★その1:選挙が実施されるもの
(1)地方本部区域ごとの社員(総会に参加し討議・決議する役目)
定数84人(関東:20人、東海:12人、関西:12人、中国:8人、四国:4人、九州:8人、東北:8人、北海道:4人、北陸:4人、信越:4人)
(2)支部区域ごとの社員(「支部長」の業務と、総会に参加し討議・決議する役目)
定数:各支部の区域ごとに1人(合計54人)
(3)理事の候補者(連盟を代表し理事会を構成。業務方針や予算などを審議決定)
※これらの理事の候補者は、2022年6月の定時社員総会における決議を経て、理事就任が確定する
◆地方本部ごとの理事の候補者(地方選出理事、地方本部長) 定数:各地方本部ごとに1人(合計10人)
次ページでは、「無投票」が決定したものなどを紹介する
川崎市アマチュア無線情報ネットワーク(JO1ZBX・JARL登録クラブ11-4-72)は、2022年2月19日(土)11~16時にJR川崎駅西口直結の大型商業施設「ラゾーナ川崎プラザ(神奈川県川崎市)」で行われる防災イベント「備えるフェスタ2022」の会場において、訪れた人たちにアマチュア無線の魅力を体験してもらおうと、川崎市アマチュア無線情報ネットワーク体験局「8J1YAF」を7MHz帯、144MHz帯、430MHz帯で運用する予定で準備を進めている(荒天時は中止)。
前回開催した「備えるフェスタ2020」では、特定小電力トランシーバーを使って来場者に運用体験してもらった(画像提供「川崎市アマチュア無線情報ネットワーク」)
「備えるフェスタ」は「三井ショッピングパーク・ラゾーナ川崎プラザ」を会場に、神奈川県川崎市が、自助・共助・公助の促進による防災力の向上を目的に、市の関係機関や消防、警察、自衛隊のほか、地域防災に取り組む団体・企業などが出展。各種の展示や体験を通じて、文字どおり防災に関連する情報を発信するイベントだ。例年2月に実施されている。
。昨年(2021年)は新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態宣言を受け、動画配信の形での開催を余儀なくされたため、今年はリアルイベントとして2年ぶりの開催となる。
「備えるフェスタ」会場で、アマチュア無線体験臨時局の運用を行う予定の川崎市アマチュア無線情報ネットワーク(JO1ZBX)は、川崎市に在住または在勤しているアマチュア無線家により構成されるJARL登録クラブで、平成7(1995)年に設立され、災害時は市の地域防災計画に基づいて、非常通信による情報収集と伝達に協力している。
2名の会員宅に市の移動系防災行政無線の端末が設置され、アマチュア無線を用いて収集した被災情報を市へ伝達する体制を整えている。昨年(2021年)は、川崎市と締結した災害協定の25周年を記念して、川崎市アマチュア無線非常通信協定25周年記念局「8J1KWSK」の運用を行った。
今回、同ネットワークは、川崎市アマチュア無線情報ネットワーク体験局「8J1YAF」のコールサインを取得してアマチュア無線体験臨時局を開設。「イベント会場にご来場の一般市民の皆さまにアマチュア無線の運用を体験していただくことにより、無線技術に対する理解と関心を深めていただくとともに、災害時に固定電話や携帯電話等が繋がりにくくなった時や、コロナ禍で対面での交流が難しい時に、安心して人と『つながる』ことができるアマチュア無線の魅力と有用性を伝えたいと思います」としている。
「アマチュア無線体験局は、無線の資格を持っていなくても、有資格者の監督(指揮・立会い)により、アマチュア無線の操作が体験できる臨時の無線局です。当会が体験局を運用するのは今回が4回目となります。また、当会が『備えるフェスタ』に参加するのは今回が3回目となりますが、備えるフェスタで体験局を運用するのは今回が初の試みとなります」と話す。
また「こまめな手指消毒はもちろん、体験の皆さんには使い捨てのビニール袋の上からマイクを握っていただくなど、感染防止対策を徹底します。会場は高層ビルに囲まれているため、ロケーションは良好とは言えず、微弱な信号になるかもしれませんが、聞こえましたらぜひ交信をいただきたく宜しくお願い致します」と協力を呼びかけている。
川崎市アマチュア無線情報ネットワーク体験局「8J1YAF」のコールサインが聞こえたら、オペレーターは無資格者かもしれない。節度ある呼び方はもちろん、交信に不慣れでもイライラぜず温かく見守ってあげよう。
●「備えるフェスタ2022」概要
日時:2月19日(土)11時から16時まで
会場:ラゾーナ川崎プラザ(ルーファ広場と平面駐車場西)
住所:神奈川県川崎市幸区堀川町72-1
川崎市アマチュア無線情報ネットワーク(JO1ZBX)による災害時のアマチュア無線を活用した情報伝達イメージ
●関連リンク:
・2月19日、ラゾーナ川崎プラザで開催の防災イベント「備えるフェスタ2022」でアマチュア無線体験局を運用します(川崎市アマチュア無線情報ネットワーク)
・川崎市アマチュア無線情報ネットワーク【公式】(略称:川崎HAMネット)JO1ZBX
・三井ショッピングパーク・ラゾーナ川崎プラザ
・川崎市「備えるフェス2022」出展者募集要領(PDF形式)
・総務省 アマチュア無線の体験制度