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hamlife.jp (2024/11/27 10:35:21)
現在データベースには 6128 件のデータが登録されています。
「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。
2022年1月2日の第470回放送は新春特別企画「アマチュア無線若者対談、体験局を体験しました」。昨秋開催された文化祭の会場にアマチュア無線の臨時体験局を開設した、5つの大学無線部の代表者に運用体験談を語ってもらうという内容だ。ゲストは次のとおり。
・早稲田大学無線通信研究会(JH1YDT・8J1YAJ) JI1TMD 波部氏
・東北大学学友会アマチュア無線部(JA7YAA・8J7YAB) JP7VSW 窪美氏
・金沢工業大学アマチュア無線部(JA9YAA・8N9YAA) JJ1MJK・JF9RWU 山崎氏
・富山大学アマチュア無線部(JA9YAV・8J9YAV)JF9PKH 小熊氏
・金沢大学ラジオオーディオクラブ(金沢大学アマチュア無線クラブ)(JA9YBA・8N9YAB) JS2IGY 江本氏
公開されたポッドキャスト音声は約63分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第470回の配信です
先週のアクセスランキングで1位となったのは、一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)が行う養成課程講習会において、93歳男性(昭和3年=1928年生まれ)が修了試験に合格し、第四級アマチュア無線技士(4アマ)資格を取得したことを同協会が発表したニュース。JARDによると、93歳という年齢はJARDのこれまでの修了生の中でも最高齢であり、「他の国家資格全般においても最高齢となるものと思えます」とのことだ。合格した男性は「認知症の予防で、小学生でも取得できたと聞いたアマチュア無線資格にチャレンジした」と語り、さらに上位資格となる第三級アマチュア無線技士(3アマ)の養成課程講習会の申し込みも済ませたとしている。
JARDの発表より
続く2は。2022年1月2日(日)9時から1月7日(金)21時まの6日間にわたり「アマチュア局(交信)部門」と「SWL(受信)部門」でお正月恒例の「QSOパーティ」が開催される話題。1年に1回“生存確認”のために参加するハムも少なくないというQSOパーティは、20局以上と交信、または受信すると干支ステッカーがもらえることでも知られている。一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)会員でなくても参加OK。あわせて、6日間連続して参加したJARL会員には、抽選でハンディ機が3台などの記念品が当たる「お年玉特別企画」を行う。なお、2022年はトラを描いたステッカーということで、初めての参加や久々の参加であればQSOパーティ台紙の一番最初の「N」から始められる。
2022年は寅年ということで、参加記念に配られるステッカーはトラのイラストが描かれている。初めての参加や久々の参加であれば、QSOパーティ台紙の一番最初の「N」から始められる。(今回の干支(寅)ステッカーを「QSOパーティ台紙」に貼り付けたイメージ)
3位は、国際宇宙ステーション(ISS)が行うアマチュア無線活動「ARISS“Amateur radio on Shuttle, Mir and ISS”SSTV event」の一環として、日本時間の2021年12月27日(月)3時25分から2022年1月1日(土・祝)1時15分まで、SSTV(Slow Scan Television)画像をISSから繰り返し送信するイベント開催の記事。期間中は日本周辺を通過するパスも多くあるため、良好な画像受信に成功した報告がTwitterなどで多く見られた。今回の送信パターンは画像1枚が2分10秒、そのあと2分間お休みでまた画像送信の繰り返しで、全部で12種類の月探査に関連した画像が送られてきた。すべての画像をコンプリートできたという強者もいて、宇宙から届く画像受信に大いに盛り上がったイベントだった。
今回、「月探査に関連したもの」として12種類の画像がISSから送られてきた(画像提供:JS2GGD局)
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<これまでの修了生の中で最高齢>JARD、93歳男性(昭和3年生まれ)が養成課程講習会で「第4級アマチュア無線技士」資格を取得と発表
2)<開催期間は6日間、連続で参加するとハンディ機が当たる>1月2日(日)9時から1月7日(金)21時まで、JARL主催「第75回 QSOパーティ(NYP)」開催
3)<日本周辺を通過するパス多数、受信に挑戦してみよう>日本時間の12月27日から2022年1月1日まで、国際宇宙ステーションからSSTV画像(145.80MHz)繰り返し送信
4)<カンボジア在住の日本人ハムからの投稿>カンボジア王国でのアマチュア無線免許、実質凍結中
5)<特集「『ハムフェア』45年の歴史を振り返る」ほか>JARL、PC版/スマホ版「電子版JARL NEWS」2022年冬号を公開
6)<Xmas2021! 今宵は大忙しのサンタさんを大追跡>「サンタクロース・トラッカー」「Google サンタを追いかけよう」「フライトレーダー24」で追っかけろ
7)<DXエンティティ選択画面の廃止など修正>アマチュア無線業務日誌ソフト「Turbo HAMLOG(ハムログ)」が12月26日にバージョンアップしてVer5.35を公開
8)<「Pチャンイヤホン」の販売で知られる>秋葉原ラジオセンター1階の「三善無線」が12月20日で閉店
9)<「周波数によるエレメント長対応表」が実際とは異なる>コメット、新製品「UHV-10」の取扱説明書の誤記について “お詫び” を掲載
10)<パーソナル無線が完全に消滅! 総務省の最新データベース>無線局等情報検索(12月27日時点)、アマチュア局は1週間で102局(約15局/日)減って「380,522局」
FT8に代表されるデジタル文字通信が世界中で大流行しているが、微弱信号のデコード率に優れ、高度な設定も可能とされる通信用ソフトウェア「JTDX」の最新版、「JTDX 2.2.158」が2022年1月1日(UTC)に公開された。以下、速報で紹介する。なお、もう一つのメジャーな通信用ソフトウェア「WSJT-X」は12月7日に「WSJT-X 2.5.3」が最新版となっている。
デジタル文字通信(FT8/FT4/JT65/JT9/T10/WSPRなど)の専用ソフトウェアとして「WSJT-X」に次いで利用者が多い「JTDX」が2022年1月1日(UTC)に新バージョンの「JTDX 2.2.158」を公開した。前バージョン「JTDX 2.2.157」からわずか20日でのアップデートとなる。公式サイトによると下記の変更・改善(合計27か所)を実現したという。なお従来同様コンテストモードは搭載していない。
<参考:上記内容の日本語機械翻訳>
JTDX 2.2.158 (2022/1/1)変更点
– TCI:ESDRが起動しない場合、正しいエラーメッセージを使用。
– TCI:TCI接続を閉じる際のガードタイムを長くした。
– TCI:初回信号送信時の音声スパイクを防止した。
– TCI:ESDR側からの変更に対するVFO Bチェックを追加。
– libhamlibのサポートをスタティックからダイナミックに変更。
– pttのポート共有はHamlibのデフォルトで有効になっており、Hamlib initでjsonファイルを読み込むことで変更可能。
– Linux OS:WSJT-Xのインストールとの互換性を保つため、パッケージインストールのプリフィックスを/usrから/usr/localに変更した。
– logQSO TCP/UDPメッセージにSTATION_CALLSIGNとMY_GRIDSQUARE ADIFフィールドを追加、4/6/8char GRIDをサポート。
– コンフィギュレーションで壊れたGRIDを受け付けないように、GRIDコンフィギュレーション設定のエラーメッセージボックスを追加。
– CQ USA方向への対応を追加。
– 高速なAMD Ryzen CPUでの競合状態を防ぐため、自動変数型の使用を避ける。
– 73/RR73メッセージのUDP返信メッセージ処理時のバグを修正、「CQ and 73 messages」オプションを追加。
– プリフィックス←→グリッドマッピングを一部変更。
– マウントアトスの「/A」DXCCを認識できるようにした。
– rigctlcom-jtdxアプリケーションの追加。
– メッセージパッキングとFFTに最近のWSJT-Xのパッチを適用。
– FT8デコーダー:デコーダーの開始が遅いオプションを、デコーダーの開始が早いオプションに変更。これは受信したオーディオフレーム数が少ない状態でデコーダーを開始するため、低SNR信号が少なくなる可能性がある。音声データが不完全なため、デコードされない。SWLモードでは、Early Start of Decoderは適用されない。
– MYCALLが空で、DXCallウィンドウに非標準のコールサインがある場合、FT8デコーダーのクラッシュを防止。
– FT8デコーダ:標準MyCallと標準DXCallの組み合わせでAPマスクの使用ポリシーを変更した。このようなQSOにおける平均遅延を減らし、着信のデコードの感度を向上させた。
– FT8デコーダー:標準的なマイコールでの着信のデコードと、非標準的なDXコールサインでのDXコール検索におけるAPマスクのバグを修正した。
– FT8 decoder:APマスクでその他の変更。
– FT8デコーダー:誤デコードのフィルタリングに関するいくつかのバグを修正。
– FT8デコーダー:誤デコード、着信コールに対するAPタイプ 2フィルタを追加。MyCall ??? ??? 。
– FT8デコーダー:誤ったAPタイプ 2/3デコードをチェックするためのSNRしきい値を削除した。MyCall??? ???、MyCall DXCall ??? 。
– ALLCALL7とLoTWリストの更新(20211229)、big cty.dat(20211225)。
– 翻訳のアップデート。
– 2021年12月30日時点のHamlibコミット https://github.com/Hamlib/Hamlib/commit/954d70c143a9a0293371d8def3a7300ce3ca68c4 に基づき、Hamlibを修正したJTDX 2.2.158ビルドを作成。
◇
なお、もう一つのメジャーなデジタル通信用ソフトウェア「WSJT-X」は2021年12月7日(UTC)に最新バージョン「WSJT-X 2.5.3」が公開されている。両ソフトウェアの詳細とダウンロードは下記関連リンク参照のこと。
この記事も参考に↓(2020/4/14掲載)
<最新版で初の多言語化>FT8などで人気のデジタル文字通信用ソフト「JTDX」、日本語での機能表記に対応
【あけましておめでとうございます。今年もhamlife.jpを宜しくお願い申し上げます】
2013年8月にスタートしたhamlife.jpは、アマチュア無線関連を中心に毎年1,300~1,500件の記事を掲載している。2021年は1,306件の記事を掲載したが(コロナ禍によるイベント中止などの影響でやや少なめだった)、その中で特に注目を集めたのはどんな記事だっただろうか!?
年末年始恒例のスペシャル企画として、2021年の掲載記事「年間アクセスランキング」ベスト30をお届けしよう。
2021年のアマチュア無線界は、前年春から深刻化した新型コロナウイルスの感染拡大の影響が収束せず、「東京のハムフェアを始めとする、リアルイベントの相次ぐ中止」(延期、オンライン開催への移行も見られた)や「海外からの部品・材料調達難による無線機器の生産遅延」「アンテナなど周辺機器各社の価格改定」も発生した。さらに新型コロナウィルスの感染拡大を理由に、総務省は2024年11月末を期限としていた無線局の新スプリアス規格への移行期限を「当分の間延長」とする措置にも注目が集まった。
他方、三密を避けながら自宅で楽しめる趣味としてアマチュア無線が注目を集め、JARLの3月現在の会員数(前年同期比)が27年ぶりに増加に転じた話題と絡め、テレビや全国紙でアマチュア無線が取り上げられることが多かった。また「東京2020オリンピック・パラリンピック」の開催に合わせてPR局や記念局の運用(全21局)が各地で行われ、全局コンプリートを目指して盛り上がる側面もあった。
ちなみにJARL会員数の増加傾向はその後も続いているが、アマチュア局数は減少が続き、2020年12月末の総務省統計では38万9060局だったものが、2021年10月末現在では38万1,569局(※2021年11月、12月は未発表)と1か月で750局前後の減少となっている。また2020年度の4アマ資格の新規取得者数が1万人を割り込み、1アマ国試の合格率が28.0%と大幅悪化という話題も影を落とした。
アマチュア無線機の新製品は「FT5D」「FTM-6000」の2機種が発表。例年ハムフェア会場でお披露目されることが多い新機種・参考出品の発表がなかったため寂しい限りだが、12月にはアイコムが「2.4GHz帯と5.6GHz帯に対応したアマチュア無線機の開発着手を表明」といった、今後に希望が持てるニュースもあった。
では2021年の1年間、hamlife.jpに掲載された1,306件の記事から、特にアクセス数の多かった30本をランキング形式で紹介していこう。※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
★アクセスランキング 第1位~第10位
1)<8月3日の官報に掲載>「新スプリアス規格への移行期限を当分の間延長」とする総務省令が公布、即日施行
https://www.hamlife.jp/2021/08/03/spurious-encho-kouhu/
2)<自宅にアマチュア無線の基地を設け、毎日無線を聴いている小学5年生の女の子>人気アニメ「新幹線変形ロボ
シンカリオンZ」に新運転士「月野メーテル」が登場
https://www.hamlife.jp/2021/11/04/shinkalionz-new-character/
人気アニメの新キャラクター、月野メーテルは小学校5年生。「自宅にアマチュア無線の基地を設けており、毎日さまざまな無線を聴いている」という設定で注目された((C)プロジェクト シンカリオン・JR-HECWK / 超進化研究所Z・TX (C)松本零士・東映アニメーション)
3)<1アマ国試の合格率は「28.0%」と大幅悪化、4アマ新規取得者は1万人を割り込む>総務省、令和2年度末の「資格別
無線従事者免許取得者数の推移」を公表
https://www.hamlife.jp/2021/09/28/amateur-license-class-data2021/
平成18年度~令和2年度の1・2アマ国家試験受験状況。令和2(2020)年度はコロナ禍の影響で2回しか開催されなかった。1アマの合格率が悪化していることを心配する受験者も多い(キューシーキュー企画作成)
4)【訃報】JARL副会長 JA9BOH 前川公男氏 71歳
https://www.hamlife.jp/2021/02/12/ja9boh-sk/
第40次南極地域観測隊員として1999~2000年に昭和基地の8J1RLから精力的に運用、EMEや衛星通信でも活躍された、福井県のJA9BOH 前川公男氏が、2021年2月11日に不慮の事故により71歳で急逝された
5)<総務省、CS放送受信への妨害発覚でメーカーを指導>コムテックのレーダー探知機、対象製品11機種(約30万台)の無償対策修理を実施
https://www.hamlife.jp/2021/08/18/comtec-freerepair/
コムテックが2019年から発売しているレーダー探知機、合計11機種(約30万台)が電波法で規定されている技術基準に適合しない無線設備であることから、対象製品の無償対策修理を実施することになった(同社Webサイトから)
6)<ヤフオクに“120万円からスタート”で>憧れの伸縮ポール搭載!
トヨタ・ランドクルーザー100系がベース車両の「テレビ中継車(車検あり)」出品
https://www.hamlife.jp/2021/06/29/yafuoku-lancru100-2/
7)【最速リポート】<1.8~430MHz帯をカバーするスクリュードライバー型アンテナ>第一電波工業の新製品「RHM12」と「オプションコイル」を使ってみた
https://www.hamlife.jp/2021/10/31/diamondant-rhm12-review/
8)<不法にアマチュア無線局を開設し、免許状に記載のない周波数で運用>関東総合通信局、埼玉県在住の第四級アマチュア無線技士に対し69日間の行政処分
https://www.hamlife.jp/2021/01/25/huhou-musenkyoku-torishimari-997/
9)<コールサイン不送出、周波数等使用区別違反>北海道総合通信局、無線従事者(第三級、第四級アマチュア無線技士)に対し15日間の行政処分
https://www.hamlife.jp/2021/01/20/huhou-musenkyoku-torishimari-995/
10)<パソコンやスマホで利用可能>ライセンスフリー無線ファンのための「コールサイン検索データベース」が登場
https://www.hamlife.jp/2021/03/03/licensefree-callsign-search/
アクセスランキング 第11位~第30位は 次ページに掲載!!
全国通販を手がける岐阜県岐阜市のアマチュア無線ショップ「CQオーム」は、このほど「オリジナルカタログ ver.2021」を制作、ホームページでPDF版を公開した。同店がアンテナや周辺機器メーカーなどとコラボレーションした製品、独自開発した便利アイテムやグッズ類など、合計400点以上を40ページにわたって掲載している。
CQオームは、無線ライフをより便利で快適にする「オリジナルグッズ」を次々に開発し、同店の店頭と通販ページでで販売している。無線機のディスプレイに貼る機種別ジャストサイズの「液晶保護シート」、ハンディ機用のUSBコネクトケーブルや革ケース、カラーシート、各種スピーカー、コールサインプレート、QSLカード印刷用紙などは利用した局も多いことだろう。さらに複数のアンテナメーカーとのコラボレーション企画で実現したアンテナや基台、GHDキーとのコラボレーションによるパドルなども人気を集めている。
これらのオリジナル商品、合計400点以上を集大成したカタログ「オリジナルカタログ ver.2021」がこのほど完成し、印刷した冊子版は店頭で希望者に配布、PDF版は同店通販ページから無料でダウンロードできる。
「CQオームオリジナルカタログ ver.2021」PDF版のダウンロードは、同店の「お知らせメール」登録が条件になる。お知らせメール登録ページから氏名とメールアドレスを登録すると、「申し込み完了ページ」が表示され、カタログのダウンロードページのリンクが登場する。すでに同店からのお知らせメールを登録している場合も、この方法で再登録することで入手できる(登録済みのメールアドレスで再登録しても、お知らせメールが複数届くことはない)。
詳細は下記関連リンク参照のこと。なおCQオームの通販ページは年末年始も稼働しているが、同店の営業開始は1月7日(金)からとなる。通販は注文日によって年始の発送日が異なるので注意が必要だ。
●関連リンク:
・「CQオームオリジナルカタログ ver.2021」案内(CQオーム)
・CQオームお知らせメール登録ページ(CQオーム)
アマチュア無線家向けのラジオ番組を多数オンエアしている茨城県水戸市のコミュニティ放送局、「FMぱるるん」(水戸コミュニティ放送株式会社、JOZZ3AN-FM、76.2MHz)は、2022年1月1日(土・祝)の早朝午前1時から6時まで、全国のアマチュア無線家に向けた新春特別番組「朝までぱるるん2022」を生放送する。毎年恒例の番組で自宅にいるアマチュア無線家や関係者に電話を通じてインタビューを行い、スタジオの模様を高画質で映像配信する。放送はインターネット経由でリアルタイムの聴取が可能だ。
「朝までぱるるん」は、FMぱるるんが1月1日の早朝にオンエアしている生番組で、全国のアマチュア無線家に電話インタビューを行いリクエスト曲に応じるというもの。毎回、数十名のハムが各地から参加している。コロナ禍以前は、演歌歌手の水田かおり(JI1BTL)らMCは趣向を凝らしたコスプレ衣装で登場していた。放送の模様はインターネットで動画による配信も行われて人気を集めている。
放送は茨城県水戸市周辺であれば地上波(76.2MHz)で受信できる。それ以外の地域ではインターネットのリッスンラジオ(リスラジ)などを使ってリアルタイムで聞くことができる。
今回の番組については次のとおり。
FMぱるるん「朝までぱるるん2022」
年明け間もなく、全国のアマチュア無線ファンに電話をつなぐトーク番組を朝まで展開します。パーソナリティーとの会話の中で、1人5分間ほど自己紹介や2022年の抱負などをお話しいただく内容です。まだまだコロナ禍なのでスタジオは基本スタッフのみで、皆さん電話出演となります。今年は海外からの電話出演も数名予定しています。
放送時間は2022年1月1日、午前1時から6時までの5時間の生放送。今回は
カメラ3台スイッチャー付き、HDMIの高画質で配信します 。
・放送時間: 2022年1月1日(金・祝)午前1時から6時まで 5時間生放送
・FM地上波の周波数: 76.2MHz(サービスエリア:茨城県水戸市周辺)
・インターネット経由(パソコン)での聴取(リスラジHPから):
http://listenradio.jp/
左タブ「ラジオチャンネルを選局」→CATEGORY「全国のラジオ局」→CHANNEL「関東」→「FMぱるるん」
※スマートフォンのリスラジ(ListenRadio)アプリでも聴取可能
またはサイマルラジオ( https://www.simulradio.info/#kantou )から「FMぱるるん」を選択し「放送を聞く」を押す
・映像配信をご覧になりたい方:
https://lve.jp/ZrHcOD3aGfaG/
●関連リンク: FMぱるるん
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)兵庫県支部は、2022年1月4日(火)9時から21時までの12時間にわたり、「令和4(2022)年オール兵庫コンテスト」を、1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430/1200MHz帯の各アマチュアバンドの電信と電話で、兵庫県内局、兵庫県外局、SWLを対象に開催する。なお、主催者側は「規約をご確認ください!!! コンテスト周波数が前年までと異なっているバンドがあります(1.9MHz帯、50MHz帯につきJARLコンテストの周波数帯へ変更)」「マルチオペ部門への参加要件を厳正化」などと案内している。
参加資格は各部門別に、兵庫県内で運用するアマチュア局の「兵庫県内局」、兵庫県外(海外からの参加も含む)で運用する「兵庫県外局」、受信の「SWL」の3つに分かれる。
交信対象は、県内局が「すべての局」、県外局が「兵庫県内で運用する局」。ナンバー交換は県内局が「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「JARL制定の市郡区ナンバー」、県外局は「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「JARL制定の都府県・地域等のナンバー」、「海外局」は「相手局のシグナルレポートのみ」となる。
2022年より「変更点にご注意ください」として以下の変更が行われている。
①電子ログの提出先メールアドレスを変更(昨年のメールアドレスは無効)
②1.9MHz帯、50MHz帯につきJARLコンテストの周波数帯へ変更
③マルチオペ部門への参加要件を厳正化
書類提出は電子ログのみの受け付けで、2022年1月18日(火)23時59分まで。詳しくは、下記の関連リンクから「令和4(2022)年オール兵庫コンテスト規約」で確認してほしい。
「令和4(2022)年オール兵庫コンテスト」の規約(一部抜粋)
●関連リンク:
・令和4(2022)年オール兵庫コンテスト規約(PDF形式)
・オール兵庫コンテスト委員会
・JARL兵庫県支部
アマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」編集部は2021年12月30日、Webサイトに『「私のアマチュア無線の楽しみ方」「シャックや運用中の写真」の投稿を募集!』という告知を掲載した。同誌2022年3月号(2月19日発売予定)の別冊付録に関連した企画で、「どんな場所からアマチュア無線を運用し、どのようなジャンルを楽しんでいるか」という投稿のほか、「私のアマチュア無線運用スタイル」といったこだわりや「アマチュア無線のここに魅力を感じている」といった内容も大歓迎と呼び掛けている。投稿採用分には掲載誌や粗品が贈呈される。
CQ ham radio編集部のWebサイト「CQ ham radio WEB MAGAZINE」に掲載された内容から抜粋で紹介しよう。
「私のアマチュア無線の楽しみ方」「シャックや運用中の写真」の投稿を募集!
CQ ham
radio編集部では、2022年3月号に「アマチュア無線の魅力と多彩な楽しみ」を紹介する別冊付録を付ける予定で制作作業を進めています。
その中に、読者の皆さまの「私のアマチュア無線の楽しみ方」を披露していただくコーナーや、「シャックの写真」「楽しく運用中の写真」を紹介するコーナーを設けます。ぜひお気軽にご投稿ください。
① 「私のアマチュア無線の楽しみ方」の投稿募集
CW、DX、デジタルモード、自作、アワード挑戦など、アマチュア無線にはさまざまな楽しみ方があります。また運用形態も自宅からの他、モービル、別宅シャック、リモート、移動運用、海外運用などが考えられます。
皆さんは、いつもどんな場所からアマチュア無線を運用し、どのようなジャンルを楽しんでいらっしゃるでしょうか。その楽しさが分かるように、なるべく具体的にお知らせください(写真も付けていただけるとFBです!!)。
また「私のアマチュア無線運用スタイル」といったこだわりや、「アマチュア無線のここに魅力を感じている」といったご感想の投稿も大歓迎です。
② 「シャックの写真」「無線を運用中の写真」の投稿募集
皆さんがアマチュア無線を楽しく運用しているシーンや、アマチュア無線機を設置しているシャック(無線室)の写真も大募集いたします。ご自宅に限らず、モービルや移動運用時のものでも構いません。写真にはできるだけ詳しく説明をお書きください。
★必要事項:
・①の投稿は、最大700字程度でお寄せください。投稿に関連した写真や資料(QSLカード他)、投稿者様ご自身のスナップ写真なども歓迎します(jpegやpng型式のデジタル画像、またはプリントした写真の郵送も受け付けます)。
・②の写真は、撮る位置などを変えながら数点お送りいただけると好都合です(jpegやpng型式のデジタル画像、またはプリントした写真の郵送も受け付けます)。合わせて詳しい写真説明をお願いします。
・投稿者様のお名前(フリガナもお忘れなく)、コールサイン、郵便番号、住所、メールアドレスを必ずお書きください。
※いただいた情報は、今回の記事制作と掲載誌等の発送のみに使用いたします。
★宛て先:
・メールの場合 hamradio@cqpub.co.jp
・郵送の場合
〒112-8619 東京都文京区千石4-29-14
CQ出版社 CQ ham radio編集部「3月号別冊付録係」
★締め切り: 2022年1月31日(必着)
★その他:
・採用の判断は編集部にご一任ください。採否のお問い合わせには応じかねます
・掲載分の校正は、お寄せいただいた原稿を基に、編集部にて進めさせていただきます
・掲載スペースの関係で、ご投稿は文意を変えない程度にまとめさせていただく場合があります
・ご投稿の採用分には後日、粗品と掲載誌をお送りいたします
・お送りいただきました写真等は返却できません。貴重な写真はスキャンデータなどでお寄せください
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・「私のアマチュア無線の楽しみ方」「シャックや運用中の写真」の投稿を募集!(CQ ham radio WEB MAGAZINE)
・CQ ham radio WEB MAGAZINE
東南アジアのインドシナ半島南部に位置する立憲君主制国家、カンボジア王国。アマチュア無線では「XU」のプリフィックス局が運用されているが、最近その電波をあまり聞かなくなった感がある。実は2021年以降、同国のアマチュア無線局は実質的に新規の免許取得や、既存の免許保持者の免許更新手続きができない状態となっているという。同国在住の日本人ハム、XU7AKU/XU7AKV 山本氏からの投稿を紹介しよう。
カンボジア王国でのアマチュア無線免許、実質凍結中
カンボジア王国のアマチュア無線免許について、日本の皆様に直近情報を共有させていただきます。
近年のカンボジア王国におけるアマチュア無線免許発給に関して、2020年までは本国でのアマチュア無線免許をベースに必要書類と申請料を支払えば、比較的スムーズにアマチュア無線免許を取得・更新ができていましたが、2021年以降は、使用する無線設備機器(送信装置)毎のテクニカルデータ(スプリアス発射含む)とテスト費用(1,700USドル=約19万5000円)が求められ、実質的に新規免許取得、および既存の免許保持者の免許更新手続きができない状態となっています。
現在、カンボジア王国に在住するアマチュア無線免許保持者の外国人数名でグループを形成し、関係省庁・政府機関と折衝を進めていますが、いまだに進展の目途がたっておらず、当面の期間、カンボジアからアマチュア無線の電波が発射されるのは、期待が薄いと思われます。
これまでの折衝にあたっては、八重洲無線(日本・USA)をはじめ、各グローバル組織団体のサポートもいただき、複数の切り口からアプローチをトライしておりますが、この約1年間にはカンボジア王国からアマチュア無線の電波が発射されることはありませんでした。
将来のためにも、アマチュア無線が身近に運用できる国になるよう、引き続き折衝を重ねていこうと思います。
(XU7AKU / XU7AKV 山本)
●関連リンク:
・カンボジア(Wikipedia)
・YLハムのカンボジア日記(月刊FBニュース 2020年1月掲載)
JARL胆振日高支部は「QSOパーティ」と併設して、1月2日(日)9時から1月3日(月)21時まで「第14回 胆振日高ニューイヤー2mコンテスト」を144MHz帯の電信と電話(SSB/FM)で開催する。対象は胆振日高管内居住のアマチュア無線局(個人局)。
本のコンテストは「個人局電話」と「個人局電信」の2部門で、交信対象は日本国内のアマチュア局(個人局)。コンテストナンバーは、QSOパーティと同じく「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「名前」となる。
ログ提出は1月31日まで(当日消印有効)。電子ログの場合は1月31日(月)23時59分のタイムスタンプまで有効。クラブ所属の参加者は、サマリーシートに所属クラブ名を記入のこと。詳しくは「第14回 胆振日高ニューイヤー2mコンテスト規約」で確認してほしい。
「第14回胆振日高ニューイヤー2mコンテスト」規約の一部(同Webサイトから)
●関連リンク:
・第14回 胆振日高ニューイヤー2mコンテスト規約(JARL
Web版地方だより/PDF形式 ※8ページ目の右に掲載)
・JARL胆振日高支部