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hamlife.jp (2024/11/27 9:35:21)
現在データベースには 6127 件のデータが登録されています。
「サンタクロースの魔法を子供、孫、近所の子たちとともに…」という、アマチュア無線でサンタさんとQSOが楽しめる、米国の「Santa Net(サンタネット)」。Thanksgiving Day(感謝祭)からクリスマス当日の夜までの期間限定で、現地、中部標準時間の19時(日本時間の翌10時)から米国アマチュアバンド内の3.916MHz(日本ではアマチュアバンド外)で毎晩行われているものだ。Webサイトを見ると、子供たちがサンタクロースと楽しくQSOする様子を収めた動画がたくさんアップされている。サンタさんから「プレゼントは何がほしい」と聞かれれて、照れくさそうに答える子供たちの姿にほのぼのさせられる。QSOの様子を直接聞けなくても、「サンタネットライブストリーミング」として、開始時間(日本時間の10時)になるとYouTubeライブ配信されるほか、インターネット回線を利用した「WebSDR(ネットラジオ)」を介して、愉快なサンタさんの声を聞くことができる。
アマチュア無線でサンタさんとQSOが楽しめる、米国の「Santa Net(サンタネット)」
子供たちがアマチュア無線を通じてサンタクロースとお話しができる…、何と夢のあるイベントだろう。もう16年続いているということだ。
「子供たちはサンタさんの声を中継する専任オペレーターを介して、“北極にいるサンタさん”とアマチュア無線を通じて会話することができます。10人の子供たちがサンタさんと会話を始めて以来、着実に人数を増やしきました。今年は1,000人以上の子供たちが参加してくれることを期待しています」と主催者は紹介している。
動画を見る限り、子供たちはアマチュア無線の資格を持たず、無線資格を有する親や知り合いなどのシャックからゲストオペレートという形でQSOしているらしい。
サンタクロースと楽しくQSOする、たくさんの子供たちの動画がアップされている。そのリアクションも様々で、見ていてたのしい
折しも、日本でも「無資格者の小中学生は、家族が開設するアマチュア局や在籍する学校のクラブ局、学校教職員のアマチュア局から交信体験が可能」という骨子を含んだ電波法関連省令・告示が2021年3月10日にされ、無資格者の小中学生は家族(三親等以内)が開設するアマチュア局や所属する学校クラブ局などから特別な手続き不要で体験運用ができるようになったので( 2021年3月10日記事 )、アイデア次第で夢のある企画が広がるだろう。
●3.916 Santa Net Live Stream(YouTube)
※開始時間になるとライブ配信が始まるので画面をクリック!
直接QSOが聞けなくても、「サンタネットライブストリーミング」が用意されている。開始時間(日本時間の10時)になるとYouTubeライブ配信されるほか、インターネット回線を利用したユタ州にある「WebSDR(ネットラジオ)」のリンクが設けられている
●関連リンク: Santa Net
国際宇宙ステーション(ISS)が行うアマチュア無線活動「ARISS“Amateur radio on Shuttle, Mir and ISS”SSTV event」の一環として、日本時間の2021年12月26日(日)3時25分から2022年1月1日(土・祝)2時5分までの予定で、SSTV(Slow Scan Television)画像をISSから繰り返し送信するイベントが開催される(画像は「月探査に関連したもの」と案内、日程変更の場合がある)。ISSからのSSTV送信周波数は145.80MHz(ドップラーシフトによる5kHz程度の偏差あり)のFMモードで、コールサインは「RS0ISS」が使用されると思われる。期間中は日本周辺を通過するパスも多くあるため、簡単なシステムで沖縄から北海道まで地域を選ばすにISSから届くSSTV画像を受信できるだろう。受信できた画像は、オンラインで投稿(画像アップロード)でき、閲覧も可能だ。
国際宇宙ステーション(ISS)が行うアマチュア無線活動「ARISS“Amateur radio on Shuttle, Mir and ISS”SSTV event(ARISS“シャトル、ミール、ISSでのアマチュア無線”SSTVイベント)」として、ISSからのSSTV画像送信を実施(ARRL NEWSから)
ISSから送信されるSSTV信号は、ロシアのISSサービスモジュールに搭載されているJVCケンウッド製のセパレート型V・UHF帯トランシーバー「TM-D710E」から送られるため、コールサインは「RS0ISS」と思われる。
スペースX CRS-20での打ち上げられたJVCケンウッド製のセパレート型V・UHF帯トランシーバー「TM-D710E」(AMSAT/Radio Amateur Satellite CorporationのWebサイトから)
使用される周波数は145.80MHz(ドップラーシフトによる5kHz程度の偏差あり)で、FMモードにSSTV信号(PD120)を載せて送信される。ISSの軌道はインターネット上で公開されているほか、「ISSディテクター」など便利なスマホアプリもある。
また、パソコンやスマホでSSTVの信号を録音(無線機や受信機のスピーカーから流れる音声で問題ない)し、その音声を専用ソフトを使って画像表示させる方法もあるので試してみるといいだろう。
<参考>運用期間中、札幌、東京、大阪、福岡、那覇におけるISSの飛来時刻
(時刻はJST、JAMSAT公表のデータから抜粋)
※ロケーションやアンテナにもよるが「仰角30度以上」がSSTV画像の良好な受信の目安
(表中の「※」印の仰角はハンディ機でも良好に受信できるレベル)
日本各地の衛星通過時刻の予報は記事下の関連リンク「JAMSAT(日本アマチュア衛星通信協会)」の公表データから、21地点のパスが確認できるので参考にしてほしい。
そのほか、同じく記事下の関連リンク「ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)」などが、SSTV画像の受信方法を詳しく解説している。また、最新のスケジュールは「ARISS-SSTV images」で確認できる。
地上で受信できた画像は、オンラインで投稿(画像アップロード)して「ARISS SSTVギャラリー」で閲覧ができる。過去に実施されたISSから送信されたSSTV画像は多くの局が受信に成功し、ほぼリアルタイムでTwitterやFacebookなどで受信画像がアップされるのでチェックしてみてはいかがだろうか。
↓この記事もチェック!
<437.80MHzを受信してみよう>国際宇宙ステーション(ISS)に次世代のアマチュア無線システム設置、144/430MHz帯のクロスバンドレピータが運用開始
●関連リンク:
・ISS SSTV in late December(AMSAT-UK)
・ARISS end of year SSTV(ARISS-SSTV images)
・ARISSSSTVアワード
・ARISS SSTV Image Submission(画像アップロード)
・ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)
・SSTV通信ソフト MMSSTV
・日本各地の衛星通過時刻の予報(JAMSAT/日本アマチュア衛星通信協会)
・「きぼう」を見よう(JAXA)
・ISSディテクター(Google Play)
・TM-D710E Caracteristiques(KENWOOD France)
株式会社三才ブックスは12月25日(土 )に月刊誌「ラジオライフ」2022年2月号を刊行する。今号はデジタル波の割当周波数を大増補した携帯できるポケット周波数帳「ラジオライフ手帳2022」が別冊付録に付く。 価格は1,100円(税込み)。
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。三才ブックスが刊行している月刊誌「ラジオライフ」は1980年の創刊で、2022年2月号は通巻で492号となった。今号のおもな無線関連の記事は次のとおり。
<徹底使用リポート>
・八重洲無線(スタンダードホライゾン) 351MHz帯デジタル簡易無線機 FTM320R
<モービル機エアーバンド受信インプレ>
・八重洲無線 144/430MHz帯FM無線機 FTM-6000
<ブルーインパルス受信ガイド>
・ホームベース松島基地のドキュメント 前編
<RLエアーバンド インフォメーション>
・福岡空港受信ガイド 後編
<おもしろ無線受信報告所>
・鉄道/阪神電鉄の鉄道無線システム
<ヴァイオリン弾き 琴羽しらすの今度は無線で知らせます>
・vol.04 4アマの無線従事者免許証がキラっと光る!
<ライセンスフリー無線の世界>
・デジ簡登録局 TPZ-D563BT(JVCケンウッド)インプレッション
<工作チャレンジ>
・2本のアンテナと2つの受信機を同時に切り替える「同軸クロス切換機」
<別冊付録>
デジタル波の割当周波数を大増補、携帯できるポケット周波数帳「ラジオライフ手帳2022」
↓この記事もチェック!
<Kindleや楽天koboほか、読み放題も…>配信スタート! ヤバかった時代(1980年代&1990年代)の月刊誌「ラジオライフ」が電子書籍で蘇る
月刊「ラジオライフ」2022年2月号の購入は、下記のAmazonリンクが便利だ。
●関連リンク: 月刊ラジオライフ(三才ブックス)
2021年12月26日(日)から2022年1月23日(日)まで、C4FMロールコールチームの主催(協力:JQ1ZEV WiRES ネットワーク コミュニティーズ、協賛:八重洲無線株式会社、CQ出版株式会社)による「第4回 Let’s Enjoy C4FMコンテスト」が、29/51/145/433MHzのC4FMモード(シンプレックス限定)で開催される。ログ提出者の全員に参加賞としてコールサイン入りステッカーが贈られるほか(要SASE)、優勝者と特別賞の「1Day賞」「ベストDX賞」「ハンディ機QRP賞」の受賞者には賞状(PDF)と記念品も贈呈される。
JQ1ZEV WiRES ネットワーク コミュニティーズのブログで発表されている「第4回Let’s Enjoy C4FMコンテスト」の内容から抜粋で紹介する。
「Let’s Enjoy C4FMコンテスト」を2021年12月27日から2022年1月23日(1か月間)行います。このコンテストの目的は、より多くの人にC4FMシンプレックスで交信を体験していただく機会を増やすことがテーマで、C4FMシンプレックスで交信してRSレポートや交信距離またはQTHを交換、通常の交信で参加できるコンテストです。また、お正月の6日間(1月2日~7日)にJARL主催のQSOパーティをC4FMで参加することでログを併用して使用可能ですので、ぜひ、これを機会にC4FMシンプレクスを楽しんでください。
◆参加資格: アマチュア無線局(個人局に限る)、マルチバンドのみ
◆期間: 2021年12月26日(第4日曜日)00:00~2022年1月23日(第4日曜日)23:59
◆周波数: 29、51、145、433MHz(C4FMモードに限る)
◆得点賞:
通常のQSOまたはJARL主催の「QSOパーティ」にC4FMで参加し、コールサイン・RSレポート・距離(距離が表示されない場合はQTH[JCC/JCG番号]でも可能)の交換が完全なもの
・同じエリアと交信した場合…1点
・他エリアと交信した場合…2点
◆特別賞:
・ベストDX賞:
エントリーするバンドを1つ選んでその中から一番距離がある交信を1交信のみ申請(サマリーシートに交信した相手局のコールサインと距離記入)してください。
・1Day賞:
1日でより多数の局と交信に成功した日を選んで、ぜひ申請(サマリーシートにレ点また■を入れる)してください。ただしコールサインの重複は無効(バンド違いの交信であれば可能)です。
・ハンディ機QRP賞:
八重洲無線のC4FM対応ハンディ機(FT1D、FT1XD、FT2D、FT3D、FT5D、FT-70D)を使用して5W以下の出力でLet’s Enjoy
C4FMコンテストに参加してください(コンテスト期間中、固定機モービル機使用不可)。外部アンテナの使用は可能です。サマリーシートのハンディ機QRP賞にレ点また■を入れて申請してください。
・GO TOトラベル賞:
旅行先でC4FM対応ハンディ機で1局以上交信してください。例として「駅前QSO」や「道の駅QSO」「登山QSO」「ホテル(旅館)先QSO」等特記をつけることが可能で、賞状(PDF)に記載させていただきます。また特記をオリジナルで申請することも可能です。
参加された方は、スマートフォンやデジカメ等で旅行先(移動先)での運用風景等を撮影し、ログ/サマリーシートと同封し申請(サマリーシートにレ点また■を入れる)してください。郵送の場合はプリンター等で印刷したもの、e-mailの場合はWindows標準ソフト「ペイント」で1024×768ピクセルぐらいにサイズ変更してデータでお送りください。
◆参加条件:
・このコンテストは日本国内のみとします。
・移動運用を可能としますが、必ず自局の移動地をログの備考欄に記載してください。
・他エリアとは、例えば1エリアの局が1エリア以外の局と交信した場合2点のボーナス点となります。
・VoIP無線(WIRES-X等)での交信は認めません。
・同一局との交信はバンドごとに原則1日1回までとします。
・日付が替わると得点とします(つまり、違う日の交信は得点になります)。
・移動運用地、エリアが変わった場合は同じ日でも得点とします。
・特別賞の重複申請は複雑になるので今回から中止にします。例えば1Day、ベストDX、ハンディ機QRP賞、GO TOトラベル賞の中から1つ申請が可能です。
・C4FMロールコールスタッフとJQ1ZEVのメンバーはコンテストエントリー資格を無効とします。
・周波数の運用範囲は、JARLバンドプランを守るようにしてください。
・FMモードと混信しないよう、よく確認してください。また、AMSをONにして運用するなどの配慮してください。
◆表彰:
下記入賞局、参加局はCQ誌のC4FM & WIRES連載記事にて掲載し発表します。
・エリアごとに優勝者(一位)を得点により決定します。また、特別賞として「1Day賞」「ハンディ機QRP賞」は優勝者1名、「ベストDX賞」各バンドごとに優勝者、GO TOトラベル賞は参加者を審査し決定します。
・優勝者には賞状(PDF)と記念品・参加賞をお送りします。また、特別賞の「1Day賞」「ベストDX賞」「ハンディ機QRP賞」を受賞された方にも賞状(PDF)と記念品・参加賞をお送りします。
賞状:今回から紙の賞状は中止し、PDFで送付します。
参加賞:昨年と同様、コールサイン入りステッカーになります。
記念品:八重洲無線様、CQ出版社様から贈呈(贈呈品は未定です。お楽しみに!)
・参加者全員に参加賞をSASEにて差し上げます。
下記、送付先へ84円切手と返信先を記入した返信用封筒(A4サイズ横3つ折り長形3号)を郵送してください。
◆ログ/サマリーシート提出先:
・郵送する場合は「送付先」へログとサマリーシートをお送りください。その際、参加賞が必要な方は、送付用の84円切手と返信先を記入した返信用封筒(A4サイズ横3つ折り長形3号)も同梱してください。
送付先:332-8799 川口郵便局留め
C4FMロールコールチーム事務局コンテスト係 高田 行
・e-mailで送付する場合、 c4fm@cqwires.com へ送付してください。
その際、件名に「(コールサイン)C4FMコンテスト・ログ/サマリーシート送付」を記入してください。また、参加賞を必要な方は、送付用の84円切手と返信先を記入した返信用封筒(A4サイズ横3つ折り長形3号)を上記「送付先」へ郵送してください。
◆締め切り: 2022年2月28日必着(郵送の場合2月28日消印のもの)
※締め切り日以降に到着したものは無効とする
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク: 第4回Let’s Enjoy C4FMコンテスト開催のお知らせ(JQ1ZEV WiRES ネットワーク コミュニティーズ)
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2021年12月16 日夜に放送した第501回分がアップされた。
2021年12月16日(第501回)の特集は「QSOパーティの話題」。毎年お正月に開催されているJARL主催の「QSOパーティ」の歴史と変遷、2021年に改定された内容、QSOパーティの楽しみ方などを紹介した。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第501回放送
・QRL Facebookページ
アマチュア無線技士の資格を持ち、「JH1CBX」のコールサインでハムの世界でも活躍中のシンガーソングライター・Masacoが、JARDの2アマeラーニング養成課程を受講し修了試験に合格、このほど「第2級アマチュア無線技士」の無線従事者免許証が届いたことを自身のSNS上で報告した。
Masacoは兵庫県出身。代表曲「ひたみち」「子午線のみち」などで知られるほか、IBS茨城放送やラジオNIKKEIでレギュラー番組のパーソナリティーを務めるなど多彩な活動を行ってきた。2016年は兵庫県の「TAMEIKE Project」保全活動活性化のイメージソングとして、作詞&歌唱を手がけた「ふるさとの宝」が抜擢。また2018年8月に発売されたCD「晴れおんな」も好評で、2021年4月には新アルバム「ありがとうあなたに」もリリースされた。
アマチュア無線家としても知られるMasacoは、「月刊FBニュース」で全国のアマチュア無線家やクラブを訪問する連載「Masacoの“むせんのせかい”アイボールの旅」や「Masacoの自由帳」などを担当。毎年各地の無線イベントにゲスト出演しているほか、2019年1月から一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のPRを担う“JARL広報大使”も務めている。最近では12月11日に大阪府東大阪市からHF~430MHz帯で移動運用を行い、多数の局と交信している。
Masacoは2011年に第4級アマチュア無線技士の資格でJH1CBXを開局、その後、第3級アマチュア無線技士を取得した。そして今夏、JARDが主催する2アマeラーニング養成課程を受講、忙しい仕事の合間を縫って教科書や補助教材を使いながら学習を進め、11月に修了試験を受験して無事合格、このほど待望の無線従事者免許証が発行されたもの。
12月22日昼、Masacoが自身のTwitterとFacebookで報告を行ったところ、多数のフォロワーから祝福のコメントや「いいね!」が寄せられている。
Masacoはhamlife.jpの取材に対し、「皆さまから、本当にたくさんの“おめでとう”をいただき感激しています!! この2アマ挑戦は誰にも相談せず、たった1人で受講方法を調べて申し込み、勉強を始めたものでした。最初は教科書や教材に出てくる用語も全然わからなかったのですが、仕事の移動中にタブレット端末を使ったり、少し早起きしてパソコンに向かったりして、少しずつ調べながら勉強を進め、“とにかく、各章の終わりに出てくる理解度確認テストはしっかりやろう”と、それだけを考えました! 一番最後にCBTテストセンターで受ける修了試験もドキドキ!!!でしたが、なんとか1回目の試験で合格通知が届き、憧れの免許証をいただくことができました。これからも歌に、無線に、頑張っていきたいと思います。引き続きの応援をよろしくおねがいします!!」と喜びを語っている。
なお、Masacoの2アマ挑戦から合格までの手記は、「月刊FBニュース」2022年1月15日号の連載「Masacoの自由帳」に掲載される予定という。
こちらの記事も参考に(2021年12月13日)
<希望者には表紙に直筆サインも!>シンガーソングライターのMasaco(JH1CBX)が「2022年
オリジナル卓上カレンダー」を販売中
●関連リンク:
・Masaco公式サイト
・Masaco Facebookページ
・Masaco Twitterアカウント
・月刊FBニュース連載「Masacoの自由帳」バックナンバー一覧
・2アマeラーニング養成課程のご案内(JARD)
・2アマeラーニング受講の流れ(JARD)
公益財団法人 日本無線協会は2021年12月22日、今年12月4日と5日に実施した「令和3年12月期」の第一級アマチュア無線技士、第二級アマチュア無線技士の合格者受験番号を同協会Webサイトで速報した。掲載期間は1月5日まで。その後は削除される。
2021年12月4日、5日に行われた令和3年12月期の第一級アマチュア無線技士、第二級アマチュア無線技士の資格試験の合格発表が、12月22日に公益財団法人日本無線協会のWebサイトで速報された。「合格の日」は令和3年12月21日となる。掲載期間が12月22日から1月5日までと限られているため、早めの確認をおすすめしたい。
なお日本無線協会は、2022年1月期に実施する無線従事者国家試験から、試験結果は受験者に電子的に通知することになった。新たな通知方法の導入に伴い、従来行われてきた受験番号のホームページ掲載による合格発表は終了することになった。
次回の1・2アマ国家試験は2022年4月期を予定している。例年通りなら2022年1月末頃に新年度(2022年4月~2023年3月)の試験日程が発表され、2月1日から2月20日まで受験申請書の受け付けを行う見込みだ。
●関連リンク:
・国家試験の合格発表(公益財団法人 日本無線協会)
・第一級アマチュア無線技士
合格発表(公益財団法人日本無線協会)
・第二級アマチュア無線技士
合格発表(公益財団法人日本無線協会)
「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから5周年を迎え、レギュラー陣の平均年齢も74歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2021年12月19日(日)21時30分からの第290回放送。前半ではまずクリスマスのイルミネーションについてで盛り上がり、続いてJA1NFQ 中島氏が散歩を始め、東京都立川市の昭和記念公園を訪れたと報告したことからレギュラー陣の「散歩」の話題となった。
番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」は、前回までに引き続きJARD前会長で顧問の有坂芳雄氏(JA1HQG)が登場。JARDは“ARDFがアマチュア無線の入口になってほしい”と願い、ARDF全国大会の優勝校に「JARD杯」を提供していると案内。続いてJARDが行っている養成課程業務と初心者サポートについて説明。最後に有坂氏は少年時代、家庭内の会話に和文モールスを使っていたというエピソードを披露した。
番組音源は下記関連リンクにあるページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。最近FMぱるるんのWebサイトがリニューアルし、番組音源公開ページが変更になっているので注意が必要だ(「CQ ham for girls」「Radio JARL.com」も変更されている)。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)
12月21日、北海道総合通信局はアマチュア無線局を対象とした電波監視で、430MHz帯レピータ用周波数(434.78MHz)および衛星用に限り使用することができる周波数(435.52MHz)において、バンドプランを守らずに通信を行った第四級アマチュア無線技士の資格を有する男女2人に対し、15日間のアマチュア無線局の運用停止および無線従事者の業務への従事停止の行政処分を行った。
北海道総合通信局が発表した処分内容は次のとおり。
北海道総合通信局は、令和3年12月21日(火曜日)、電波法令違反を行った者2名に対して、電波法に基づく行政処分を行いました。
1.違反発覚の端緒
本件は、当局が実施したアマチュア無線局を対象とした電波監視により電波法令違反の事実が発覚したもの。
2.違反の内容および行政処分の内容
被処分者 :
札幌市在住の女性(56歳)
違反内容:
車両に開設したアマチュア無線局により以下の違反運用を行ったもの。
(1)識別信号不送出(無線局運用規則第10条)
(2)周波数等使用区別違反(無線局運用規則第258条の2)
レピータ用に限り使用することができる周波数(434.78MHz)において、レピータを使用せずに通信を行った。
処分内容:
(1)アマチュア無線局の運用停止
(電波法第76条第1項)
(2)無線従事者(第四級アマチュア無線技士)の業務への従事停止
(電波法第79条第1項)
※停止期間は令和3年12月21日から15日間
被処分者:
札幌市在住の男性(51歳)
違反内容:
車両に開設したアマチュア無線局により以下の違反運用を行ったもの。
(1)識別信号不送出(無線局運用規則第10条)
(2)周波数等使用区別違反(無線局運用規則第258条の2)
衛星用に限り使用することができる周波数(435.52MHz)において、衛星を使用せずに通信を行った。
処分内容:
(1)アマチュア無線局の運用停止
(電波法第76条第1項)
(2)無線従事者(第四級アマチュア無線技士)の業務への従事停止
(電波法第79条第1項)
※停止期間は令和3年12月21日から15日間
【参考】電波法(抜粋)
第76条第1項
総務大臣は、免許人等がこの法律、放送法若しくはこれらの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したときは、三月以内の期間を定めて無線局の運用の停止を命じ、又は期間を定めて運用許容時間、周波数若しくは空中線電力を制限することができる。
(以下省略)
第79条第1項
総務大臣は、無線従事者が左の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は三箇月以内の間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基く命令又はこれらに基く処分に違反したとき。
(以下省略)
(無線局運用規則)
第10条第3項
無線通信を行うときは、自局の識別信号を付して、その出所を明らかにしなければならない。
第258条の2
アマチユア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別は、別に告示するところによるものとする。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・北海道総合通信局 電波法令違反者に対する行政処分
・アマチュア無線バンドプラン(PDF形式)
ユネスコの世界遺産に登録されているスウェーデンの「グリムトン長波海岸局」、通称「ヴァールベリの無線局」から、毎年お馴染みとなっているクリスマス・イブの記念運用。昨年(2020年)はコロナ禍の影響で中止に追い込まれたが、今年、2年ぶりにクリスマスメッセージを全世界に送信することが、イベントを主催するグリムトン世界遺産財団とアレクサンダーGVVフレンズ協会から発表された。メッセージの送信は、日本時間の2021年12月24日(金)16時30分(UTCでは同日午前7時30分)から長波17.2kHz、出力200kWで試験電波を発射し、17時(UTCでは同午前8時)からコールサイン「SAQ」とともにクリスマスのメッセージを電信で伝える。
グリムトン長波海岸局」は、世界で唯一稼動可能な高周波発電機式(アレキサンダーソン式)の超長波(VLF)送信機を備え、巨大な自立型鉄塔6基で構成されたアンテナ群を設置。世界中から多くの旅行者が訪れる、スェーデンでも有名な観光スポットの1つでもある。
毎年、12月24日のリスマス・イブの日、現地時間の朝8時30分から(日本時間12月24日16時30分)長波17.2kHz、出力200kWで試験電波が発射され、30分後の9時(日本時間12月24日17時)から、コールサイン「SAQ」とクリスマスのメッセージを電信で送信するSAQの送信イベントが開催される。
※日本時間の12月23日(木)21時から24時にいくつかのテスト送信を実施するとしている。「あなたのコメントは info@alexander.n.se 宛てに歓迎します」としている。
イベント当日の様子はWebサイトでライブ中継されるほか、オランダの「Universiteit Twente(トゥウェンテ大学)」が開設しているSDRラジオ(ネットラジオ/WEBラジオ)を利用すれば、日本からでもインターネット経由で送信されるメッセージを聞くことができるだろう。
受信リポートにはe-QSL(受信証)が発行される。2月24日から1月14日までの期間に開設される「オンラインレポートフォーム」で受け付けるとしている。
また、同所にあるアマチュア無線局「SK6SAQ」が3.8/7/14MHz帯などで記念運用を行う。3.535MHz(CW)/7.035MHz(CW)、14.035MHz(CW)、3.755MHz(SSB)、7.140kHz(SSB)としている。
2年ぶりに「12月24日クリスマスの朝にSAQ送信が予定されています」と、ベントを主催するグリムトン世界遺産財団とアレクサンダーGVVフレンズ協会から発表があった
↓ヨーロッパにあるSDRラジオ(Software Defined Radio=ソフトウェアラジオ)で「SAQ」を聞いてみよう!
●パソコン版
http://websdr.ewi.utwente.nl:8901/
●スマホ版
https://t.co/i6YLkY3QeK
※オランダの「Universiteit Twente(トゥウェンテ大学)」が開設しているSDRラジオで、日本からの遠隔操作受信が可能です。周波数を「17.2kHz」に入力して、モードは「CW」を選択。「ZOOM IN」とかある箇所を「MAX IN」に設定してください。「Audio recording start」で録音もできます。録音データのDownloadもOKです。なお、あらかじめインタネット閲覧ソフトにJAVAソフトウェアのインストール(プラグイン)が必要です。
●イベントの様子はYouTubeチャンネルでライブ中継される(日本時間の2021年12月24日16時25分から)
●世界遺産に登録されている、通称「ヴァールベリの無線局」
↓この記事もチェック!
グリムトン長波海岸局(SAQ)の超長波17.2kHz記念運用、世界中から多くの受信報告が届く
●関連リンク:
・SAQ transmission scheduled for Christmas
morning, Dec. 24th(The Alexander association/SAQ)
・
ヴァールベリの無線局 (ウィキペディア)
・アーンスト・アレキサンダーソン(ウィキペディア)