無線ブログ集
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一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)選挙管理会は先ほど、「令和4 年通常選挙」の開票結果をWeb上で告示した。今回投票が実施された地方本部ごとの理事候補者(中国地方本部で1名)、地方本部ごとの社員(関東20名、東海12名、関西12名、中国8名、九州8名、東北8名、北海道4名、信越4名)、支部区域ごとの社員(青森県、山形県で各1名)の顔ぶれが決定した。
2022年2月1日に告示されたJARLの「令和4年通常選挙」は、4月15日(金)18時の郵送到着分で投票が締め切られ、きょう4月16日(土)の午前9時30分から、東京都町田市小山ケ丘の株式会社アグレックス 多摩境システムセンター(三井倉庫レコードセンター内)で開票作業が行われた。
先ほどすべての開票作業が終了し、その結果が16時40分にJARL
Webで告示された。ここでは公式発表を各候補者の得票数をカテゴリー別でまとめた。
なお今回の投票率だが、毎回の通常選挙で指標としてきた全国選出理事候補が今回無投票となったため単純比較はできないが、地方本部区域ごとの社員(関東地方本部)の投票率は33.2%で、前回の令和2年通常選挙の同カテゴリー(35.5%)からは2.3ポイント下落した。
◆地方本部区域ごとの社員(総会に参加し討議・決議する役目)
◆支部区域ごとの社員(「支部長」の業務と、総会に参加し討議・決議する役目)
◆地方本部ごとの理事候補者(地方選出理事、地方本部長)
(地方本部長の役割と、連盟を代表し理事会を構成。業務方針や予算などを審議決定)
通常選挙で選ばれた(無投票当選者を含む)理事候補者は、2022年6月26日に開催が予定されている第11回定時社員総会における決議を経て理事就任が確定する。過去には通常選挙で選ばれた理事候補者の就任が否決されたケースもある。
また新社員・新理事の任期は、2022年6月26日の第11回定時社員総会終了後から2年間(2024年6月の定時社員総会終了まで)となっている。
●関連リンク:
・PDF:令和4年通常選挙 結果告示(JARL Web)
・令和4年実施の通常選挙について(JARL Web)

昭和の時代の中古無線機を探すのが好きなhamlife.jpスタッフ。ある日、某無線ショップのWebサイトで「老舗販売店の倉庫にあった物です。未使用品と思われます」と書かれた、1968(昭和43)年製の無線機が売りに出ているのを発見、珍しさから脊髄反射的にポチってしまった…。そんな話を久しぶりのスタッフ雑記としてお届けしよう。

昭和43年5月製造、株式会社井上電機製作所のFDFM-2(144Mc帯、FM2Wトランシーバー)を購入

無線ショップのWebサイトに出ていた告知。「老舗販売店の倉庫にあった物です、未使用品と思われます」のコメントを見て、脊髄反射的にポチってしまった…
無線ショップのWebサイトで発見したのは「FDFM-2」という型番の144Mc帯(※)FMのオールトランジスター式トランシーバー。製造したのは4年前(昭和39年)に創業したばかりの無線機器メーカー、株式会社井上電機製作所(略称:I.E.W.、本社:大阪市東住吉区)で、当時の価格は42,500円。この年の大卒初任給は30,200円なので、かなり高価だったようだ(※周波数呼称がサイクル=c/sから、ヘルツ=Hzに変更されたのは1972年7月のこと)。

届いた段ボール箱は、経年変化で状態が悪かった
ポチってから2日後、経年変化で赤茶色になった段ボール箱が送られてきた。側面には「ALL TRANSISTOR TRANSCEIVER IEW(FDFM-2)」と印刷されている(FMの“F”と“2”はゴム印)。恐る恐る中を開けると、ビニールに包まれた無線機本体、マイク、説明書、付属品などが出てきた。段ボール箱ほどの経年変化はなく、特に無線機本体は錆もなく非常に美しく、とても半世紀以上前の無線機とは思えない。また「I.C.E」という銘板が付いたハンドマイク(フォスター製)も美しく、カールコードの樹脂がドロドロに溶けるような現象も見られない。

箱を開けると、ビニール袋に包まれた本体や付属品、説明書類が入っていた

本体は非常に美しく、錆などは見られない
付属品は全長50cmのロッドアンテナ、車内取付用の金具、取扱説明書、回路図、保証依頼書、そして井上電機製作所が同じ時期に新発売した無線機のカタログ(50Mc帯ポータブル機のFDAM-3型、HF帯SSB送受信機のIC-700T/IC-700R、FDFMシリーズのFMトランシーバー)だった。残念ながら電源コードは欠品のようだ。

付属品や説明書類も取り出してみた

取扱説明書と昭和43年当時の無線機カタログ、保証依頼書など
取扱説明書は使用トランジスターのリストから、保守・調整方法まで詳しく書かれている。また保証依頼書はハガキ形式で7円切手が貼られている。これに記入して井上電機製作所に送ると正式な保証書が送られてくるらしい。製造から54年経過した今、この保証依頼書を同社に送ってみたらどうなるだろうか? ちょっと試してみたい衝動に駆られたが、そういう輩がいることを見越したのか、保証依頼書には「発送月日より6ヶ月以内に保証依頼なき場合は保証できません」と書かれていた…。

付属していた回路図

取扱説明書の2~3ページ目

使用トランジスターの一覧表。受信部初段は2SC384、送信部終段は2SC730を使用

保証依頼書は思わず投函してみたくなった
FDFM-2のフロントパネルは70×160mmで、ここにスケルチ、音量、チャンネル切り替え、メーター切り替えの4つのツマミが並び、下段には小型メーター(ラジケータ)、電源スイッチとマイクコネクタ(3P)を配置したシンプルなもの。パネルの左下に穴があるが、これは付属のロッドアンテナ取り付け用。ここにロッドアンテナを差し込み、別売の電池BOX(単1×8本)を本体底部に取り付けることでポータブル運用ができる構造になっていた。本体重量は約1.5kgだが、電池BOXを取り付けると総重量は3kgを超えるようだ。

FDFM-2のフロントパネル

FDFM-2のリヤパネル。ここに別売の電池BOXが取り付けられる。なお銘板の会社名略称は「I.E.W.(INOUE ELECTRIC WORKS CO.,LTD)」だが、マイクロホンやフロントパネルは「I.C.E.(INOUE COMMUNICATION EQUIPMENTS CORP.)」となっている
FDFM-2が登場した昭和43年当時、VHF帯の主流は50Mc帯だった。144Mc帯は徐々に運用者が増え、電波型式がAMからFM中心に変わりかけていた時期だ。良いデバイスが少なく、ファイナル(電力増幅部)まですべてトランジスター式にしたコンパクトな2m機を作った井上電機製作所の技術力は高かった。

FDFM-2の内部(上蓋を外したところ)

FDFM-2の内部(下蓋を外したところ)。水晶発振子は144.48Mcの1波のみ装備
とは言え、FDFM-2が送受信できるのは144Mc帯の3chのみ。呼び出し用として使われることが多かった(※)144.48Mcの水晶発振子のみ標準装備されていて、あとの2ch分は希望する周波数の水晶発振子を無線ショップに注文(有償)して追加しなくてはならなかった。ちなみに井上電機製作所が144~146Mcを40kcステップでフルカバーする、世界初のPLL搭載FMモービル機「IC-200」を発売したのは、FDFM-2から4年後の1972年のことだった(JAIAが結成され、JARLがチャンネルプランを作ったのは昭和46年になってから)。
FDFM-2の内部を開けると、たった今作られたかのような美しい基板なのに、現在では使われることがないような大型の電子部品が並んでいる不思議さがあり、芸術的とも言える配線の引き回しや、ところどころに見られる手作り感など、見ていてまったく飽きない。しばらくは蓋を開けたままシャックに置き、眺めていようと思っている。

FDFM-2の内部。中央は送信出力部

FDFM-2の内部。リレーとコイルまわりを眺めているだけで酒が美味しく飲めそうだ
なお、株式会社井上電機製作所(略称:I.E.W.またはI.C.E.)は1970年に本社を大阪市平野区へ移転。1971年に略称を「ICOM(当初の読み方は“イコム”、その後“アイコム”)」とし、1978年にアイコム株式会社に商号変更を行っている。
同社が本社内に開設しているショールームでも、FDFM-2を見ることができるが、ホイップアンテナや電池BOXが取り付けられない5Wタイプの「FDFM-2S」のようだ。もし“貴方のFDFM-2をショールームの展示用に寄贈してください”と言われたらどうしようか…と、今から考えている(hi)。

アイコム大阪ショールームにもFDFM-2を展示(写真上段左から2番目)。ただしホイップアンテナや電池BOXが付けられない、5Wタイプの「FDFM-2S」のようだ
●関連リンク: アイコムの歩み(アイコム株式会社)

日本における、2022年4月16日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局から、4月に入って3回目となる更新発表あった。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

アイコム株式会社は2022年4 月15日、昨年12月に発表した2.4GHz帯および5.6GHz帯に対応するアマチュア無線機の開発プロジェクト「ICOM SHF Project~SHF帯への挑戦~」の最新情報として、開発中の無線機のコンセプトモデル「SHF-P1」のデザインスケッチを同社サイト内で初公開した。本年5月20日から米国オハイオ州で開催されるHamvention会場の同社ブースでプロトタイプの展示を予定しているという。

アイコムが公開した「SHF-P1」のデザインスケッチ(表示等はイメージ)
アイコムは昨年12月10日、『これまでは機材、技術的にハードルが高かったSHF帯を、誰もが気軽に運用できるバンドにするために、そしてアマチュア無線の新しい楽しみと可能性を示すために、誰も想像しなかったSHF帯への対応という画期的なアマチュア無線機の開発を進めています』として、2.4GHz帯および5.6GHz帯に対応するアマチュア無線機の開発に着手したことを表明。「ICOM SHF Project~SHF帯への挑戦~」と題した特集ページを開設した。
さらに今年2月15日には「越えなければならない2つの壁」として、SHF帯で運用する場合はケーブルの損失が最大のネックとなることと、SHF帯ではより精度の高い周波数安定度が求められることを説明。これらの課題をクリアする方法として、ケーブル損失の軽減には「コントローラー部分」と「RFユニット部分」を分離してLANケーブルで接続・給電すること、また周波数安定度についてはGPS(GNSS)信号を基準にして高度な周波数管理が行うという設計方針を明らかにした。
そしてこのほど4月15日には、上記設計方針で開発を行っている無線機のコンセプトモデル(「SHF-P1」と命名)のデザインスケッチが初公開された。コントローラー部分は同社のHF~430MHz帯ポータブル機「IC-705」をベースにしたコンパクトサイズで、デザインもIC-705をベースにしている(操作系も可能な限り統一)。IC-705はリアルタイムスペクトラムスコープが特徴の1つだが、SHF-P1は広大なSHF帯に対応すべく、仕様を検討しているという。

「SHF-P1」のコントローラー部分のデザインスケッチ(表示等はイメージ)。アンテナ直下のRFモジュール部分とはLANケーブルで接続する
一方、アンテナ直下への設置を想定したRFモジュール部分は防水構造で、上部に2.4GHz帯と5.6GHz帯の独立したアンテナ端子を用意。さらにGPS信号を基準とした高度な周波数安定度を実現するためにGPSアンテナも装備している。

「SHF-P1」のRFモジュール部分のデザインスケッチ
デザインスケッチが初公開されたことで、この無線機の商品化が現実味を帯びてきた。5月の米国Hamvention会場でプロトタイプの展示が行われるということは、日本での初披露は8月20~21日の「ハムフェア2022」会場になる公算が高い。今後のプロジェクト進捗情報にも期待していきたい。

「ICOM SHF Project」Vol.3のPDF版も公開された
「ICOM SHF Project」に関する過去の記事はこちらから↓
<新たなプロジェクトの取り組みをスタート>アイコム、「2.4GHz、5.6GHz帯に対応するアマチュア無線機」の開発着手を表明 (2021年12月10日掲載)
<越えなければならない“2つの壁”>アイコム、開発中の「2.4GHz帯、5.6GHz帯に対応するアマチュア無線機」進捗状況を公開 (2021年2月15日掲載)
●関連リンク:
・ICOM SHF Project~SHF帯への挑戦~(アイコム)
・アイコム株式会社 Twitterアカウント
・アイコム Facebookページ
・アイコムホームページ

CQ出版社は、上級アマチュア無線技士国家試験受験者に向けた無線工学の参考書「解説・無線工学 2022/2023」を2022年4月20日に刊行する。同社発行の「第2級ハム国家試験問題集」「第1級ハム国家試験問題集」に対応し、問題と解答だけではわかりにくい既出問題を解くのに必要な知識を、系統的にかつ、できる限りやさしくまとめているのが特徴だ。価格は3,740円(税込)

「解説・無線工学 2022/2023」表紙
CQ出版社のWebショップによると、同書の概要は下記のとおり。
★「解説・無線工学 2022/2023」
・サイズ: A5判 480ページ
・定価: 3,740円(税込)
・著者: 野口幸雄
・概要:
本書は、上級ハム資格を目指して勉強されている方向けの“無線工学”の解説書です。弊社発行の『第1級ハム国家試験問題集』、『第2級ハム国家試験問題集』に対応しており、問題と解答だけではわかりにくい既出問題を解くのに必要な知識を、系統的にかつ、できる限りやさしくまとめています。
・目次:
本書の特長と使い方
第1章 電気物理
1. 静電気の概要
2. 静電容量とコンデンサ
3. 磁気の概要
4. 電気抵抗
5. 導体、絶縁体、半導体、絶縁材料
6. 電流の作る磁界
7. 磁界中の電流に働く力
8. ヒステリシス曲線
9. 電磁誘導作用
10. 電気の諸現象
11. 電磁波
12. 電気の単位
第2章 電気回路
1. 直流回路
2. 交流回路の基礎
3. 交流回路
4. 交流回路の電力
5. 複素数による交流の表示
6. 交流ブリッジ回路
7. 変圧器
8. ひずみ波交流
9. 過渡現象
10. フィルタ回路
第3章 半導体素子、電子管
1. 電子とその作用
2. 半導体
3. ダイオード
4. バイポーラトランジスタ
5. 電界効果トランジスタ
6. 集積回路
7. ブラウン管
第4章 電子回路
1. 増幅回路
2. 発振回路
3. 変調回路
4. 復調回路
5. 周波数変換
6. 波形整形回路
7. 論理回路
第5章 通信方式
1. DSB通信方式
2. SSB通信方式
3. FM通信方式
4. モールス無線電信通信
5. 周波数偏移通信(RTTY)
6. 衛星通信
7. PCM通信方式
8. 月面反射通信
第6章 送信機
1. AM送信機
2. SSB送信機
3. FM送信機
4. AM電信送信機
5. 送信機のスプリアス発射
6. 送信機の送信周波数を安定させる方法
第7章 受信機
1. 受信機の総合特性
2. AM受信機
3. SSB受信機
4. FM受信機
5. 単一調整
6. 混信妨害
第8章 電波障害
第9章 電源
1. 直流電源回路の構成
2. 整流回路
3. 平滑回路
4. 電源回路の特性
5. 電池
6. 電力変換装置
7. 定電圧回路
8. 電源回路の異常現象
第10章 アンテナ及び給電線
1. 電波
2. 進行波、定在波
3. アンテナの共振、固有波長
4. 延長コイル、短縮コンデンサ
5. アンテナの実効抵抗、放射効率、接地方法
6. アンテナの放射電界強度
7. アンテナの指向性、利得
8. 受信アンテナの誘起電圧
9. 代表的なアンテナ
10. 給電線
11. 給電線とアンテナとの整合
第11章 電波伝搬
1. 電波の伝わり方
2. 電離層
3. 電離層での電波の屈折、反射、減衰
4. 電離層の臨界周波数
5. 電離層伝搬
6. 超短波帯以上の電波の伝搬
7. 電波のドプラ効果
8. 電波雑音
9. 電波の強度に対する安全施設および電波の強度の算出方法
第12章 測定
1. 指示計器の誤差
2. 指示電気計器
3. 倍率器、分流器
4. 電池の内部抵抗の測定
5. 測定器
6. オシロスコープ
7. スペクトルアナライザ
8. 接地板の接地抵抗の測定
9. SSB送信機の出力電力の測定
付録
今後の上級ハム国試を受験する人に既出問題集と共にお勧めしたい1冊だ。購入・予約は下記Amazonリンクが便利だ。
●関連リンク: 「解説・無線工学 2022/2023」(CQ出版社 Webショップ)

毎年4月18日は、国際アマチュア無線連合(IARU)が制定した「世界アマチュア無線の日(World Amateur Radio Day/WARD)」。この日は、IARU加盟団体が“アマチュア無線の力”を広く一般に伝え、世界中のアマチュア無線家と友好を育むことを目的としている。2022年4月18日(月)で97周年を迎える。今回の記念日のテーマは「Celebrating Amateur Radio’s Contribution to Society(アマチュア無線の社会貢献を祝う)」だ。
今から97年前のこの日、フランスのパリにIARUが創設されたことを記念したもので、テーマは「Celebrating Amateur Radio’s Contribution to Society(アマチュア無線の社会貢献を祝う)」。TwitterやFacebookでハッシュタグ「#WorldAmateurRadioDay」でアマチュア無線の日の活動を広く伝えようと呼びかけている。
アマチュア無線の先駆者たちは、「使い物にならない」と言われていた短波帯を開拓し、世界中と交信できることを証明した。無線通信の急速な普及で一時はアマチュア無線バンドが奪われる危機に直面したが、ARRLの共同創設者であるHiram Percy Maxim氏(1AW)ら、アマチュア無線のパイオニアたちが1925年にパリに集まり、世界中でアマチュア無線を支援するために、IARUを設立した。
その2年後に行われた国際無線通信会議で、アマチュア無線は現在でも認められている160/80/40/20/10mのバンド割り当てを受けた。IARUは創立以降、アマチュア無線の周波数割り当てを守り、拡大するために不断の努力を重ねてきた。
創設当時、IARUに加盟しているのは25の国と地域だったが、現在は世界の3つの地域に160の加盟団体を持つようになった。第1地域には、ヨーロッパ、アフリカ、中東、北アジアが含まれ、第2地域はアメリカ大陸をカバーし、第3地域はオーストラリア、ニュージーランド、太平洋諸島諸国、アジアの大部分で構成されている。国際電気通信連合(ITU)も、IARUをアマチュア無線の利益代表と認識している。
ARRLニュースによると、「世界アマチュア無線の日には、すべてのアマチュア無線家が電波を通じて、世界中の無線家と友情を交わし、楽しみながらスキルアップに貢献しよう」と、ARRL広報・イノベーション担当のBob Inderbitzen氏(NQ1R)が語ったと伝えている。(ARRLニュース 4月8日 ※許可を得て抄訳転載/(C)ARRL )
なお、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)では、東京・大塚のJARL本部からJARL中央局「JA1RL」の運用を予定している。「世界アマチュア無線」当日はは平日となるため、前日の4月17日(日)午前10時から夕刻まで、JA1RL運用委員会によりHFから430MHz帯での運用を行う計画が進められている。
●関連リンク:
・World Amateur Radio Day is April 18(ARRL NEWS)
・2022 World Amateur Radio Day is April 18(ARRL)
・World Amateur Radio Day(IARU)

CQ出版社はアマチュア無線界で唯一の月刊誌、「CQ ham radio」の2022年5 月号を4月19日(火)に発売する。同誌は1946(昭和21)年9月号の創刊で今号は通巻911号となる。特集は「HFコンパクト・アンテナ活用ガイド」、別冊付録として「2022年版 春のDX入門」がつく。価格は990円(税込)。

「CQ ham radio」2022年5月号の表紙
4月19日(火)に発売される「CQ ham radio」2022年5月号のおもな内容は下記の通り。
<特集>サイクル25の太陽活動好調!「HFコンパクト・アンテナ活用ガイド」
・サイクルよし! 気候よし! 今がチャンス
手軽なアンテナでHFを楽しもう
・軽くて丈夫な全天候型アイテム
HFモービル・ホイップ活用法
・多バンド対応・侮れない実力
スクリュードライバー・アンテナの勧め
・HFの定番
V型アンテナの魅力に迫る
・マルチバンドも小さくまとまる
つり竿アンテナのメリットとノウハウ
・各年代の写真や資料と共に振り返る
HFコンパクト・アンテナの今昔と将来展望
【ファースト・インプレッション】
・八重洲無線 C4FM/FM 144/430MHz デュアルバンド・トランシーバ 「FTM-200D」
<トピックス>
・新製品情報
・D-STAR最新事情
・特別寄稿 全固体化HF大電力送信機開発物語
・懐かしのCQ ham radio
秋葉原マップの変遷[後編]
・八重洲無線「FTM-6000」で快適移動運用のススメ
・スクリュードライバー・アンテナのひと工夫
・読者の製作教室
移動運用にピッタリの“WVRアンテナ”
・シリーズ 米国アマチュア無線草の根レポート
PACARAのイベントから
・JR3JJE 堀江謙一さん
世界最高齢での単独無寄港太平洋横断出発!
・デジタルモード“FT4”の勧め
・南米ブラジル便り ボリビア「Radio Club La Paz」CP1AA訪問記
・アマチュア無線の面白チャレンジ
第14回 アマチュア無線と安定化電源
・Ace of Aces 2021 ベスト・レポート賞
受賞者の紹介
<テクニカル・セクション>
・安価な“グランドループアイソレーター”の特性
<DX World>
・近着QSL紹介
・DX News
・Low-Band DXing
・High-Band DXing
・Digital Mode DXing
・Short Break
・DX Report
・QSL Information
・近着QSL情報
<連載>
・FT8最新事情
・真空管で試す基本回路
・ものづくりの小部屋
・以心電信
・CW運用ステップアップ
・BCL TODAY! FLASH
・ライセンスフリーワールド
・From USA
・入門「ハムの英会話」
・Let’s enjoy Ham life
・みんなで楽しむAM通信
・アワード収集を楽しもう!
・HF帯コンディション予報
・衛星通信情報
・EME(Earth-Moon-Earth)
・マイクロウェーブ ワールド
・ARDF NEWS
・モールス通信セミナー 基礎編
・Let’s Enjoy C4FM & WIRES
・APRSでコミュニケーション
・D-STARインフォメーション
・2mSSBで楽しもう!
・新 移動運用セミナー
・記念局INFORMATION
・海外コンテスト
・国内コンテスト
<インフォメーション>
・CQ情報室
・アマチュア無線技士 国家試験日程
・アマチュア無線技士 養成課程講習会
<読者の広場>
・ローカルトピックス
・HAM交換室
・ローカルトピックス/ハム交換室 投稿用紙
・読者の声
・ハムクイズ!?
・次号予告 / 編集部から
<別冊付録>「2022年版 春のDX入門」
この春はHFでDXに入門する絶好のチャンスです。最新のコンディション解説から、モード別のDX QSO入門、アワードや無線機選びまで、初心者に役立つ情報を満載しました。皆さんから届いた投稿も多数紹介します。
こちらの記事も参考に、 4月末まで投稿募集中!
<投稿採用分には掲載誌や粗品を贈呈>CQ ham
radio編集部が「私が感じる50/144/430MHz帯の魅力」「50/144/430MHz帯の思い出&プチ自慢」の投稿を募集中
同誌に関する情報は下記関連リンクから。また予約・購入は下のAmazonリンクが便利だ。
●関連リンク:
・CQ ham radio WEB MAGAZINE
・CQ ham radio(CQ出版社 WebShop)

アマチュア無線の電子マガジン「月刊FBニュース」は、毎月1回行う連載記事の掲載タイミングを見直し、2017年10月からは“毎月1日更新”と“毎月15日更新”のバランスを考慮するようになった。きょう2022年4月15日には新たにニュース2本が掲載されたほか、「Masacoの自由帳」「テクニカルコーナー」「Short Break」など合計8本の連載記事が公開された。
4月15日、新たに公開されたニュースは「HAMtte交信パーティー2022春 開催」「一般社団法人 YOTA Japan 設立」の2本。その他の連載記事の更新状況は次のとおり。
★テクニカルコーナー
月刊FB
NEWS編集部のスタッフが、アイコムの新型ATU(オートアンテナチューナー)「AH-730」を1.8~50MHz帯の移動運用(車両のルーフ上に取り付け、釣り竿を使った垂直エレメント=約7.14mを仮設)で試用した結果を詳しくリポートしている。
★From Steve’s Workbench
JS6TMW Steve
Fabricant氏による連載。今回は海外のオンライン記事を参考にした「18/24MHz帯用ロータリーダイポール」と「任意長のエンドフェッドマルチバンドアンテナ」の製作を紹介した。
★Summits On The Air(SOTA)の楽しみ 第54回
JH0CJH・JA1CTV 川内
徹氏がナビゲートする連載。今回は「山頂からの7MHzについて-2」と題し、筆者がSOTAで持参している14~28MHz帯をカバーするギボシダイポールに、ローディングコイルを入れることで7MHz帯にもQRV可能とする方法を考察した。
★Topics from Around the World
月刊FB NEWS編集部が「CW用ラウドスピーカー設計上の注意点」と題し、The CW Operators
Clubのニュースレターに掲載されたK1RF Steve Dick氏の記事を翻訳で紹介した。
★Short Break
毎朝、郵便受けに朝刊が配達された際、照明が点灯し「いつもありがとう」というアナウンスが流れるサウンドマシンの製作記事。
★ Masacoの自由帳 第11回
シンガーソングライターのMasaco(JH1CBX)がアマチュア無線に限らず、思いのままを綴るコーナー。今回は「桜咲く
涙咲く
それぞれの春」と題し、東京・井の頭公園の桜が教えてくれたこと、夢を実現するために上京したが日々の生活のためにアルバイトに明け暮れる日々の思い出、世界に笑顔が戻る日についてを綴った。
★ジャンク堂 第11回
JH3NRV
松尾氏による連載。アナログ電子回路の定番であるオペアンプについて技術解説の11回目。今回はオペアンプ回路のさまざまな雑音源を解説した。
★ 頭の体操 詰将棋
それぞれの記事は下記関連リンクから読むことができる。次回の記事更新は5月2日を予定している。
● 関連リンク:
・月刊FBニュース2022年4月号
・月刊FBニュース Facebookページ

羽曳野無線クラブ(JE3YMT)主催により「第34回 羽曳野コンテスト」が、2022年4月17日(日)に「午前の部」として9時から12時まで50/144MHz帯、「午後の部」として13時から16時まで7MHz帯の、それぞれ電信と電話で行われる。バンドごとに開催時間が異なるので注意しよう。
コンテストの参加部門は「7MHz電信電話」「50MHz電信電話」「144MHz電信電話」の3つ。社団局はシングルオペレーターに限られる。
呼び出し方法は電話が「CQ 羽曳野コンテスト」、電信が「CQ HMC TEST」。コンテストのナンバー交換は「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「運用場所のJCC/JCGナンバー」。羽曳野無線クラブのメンバーは「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+運用場所のJCC/JCGナンバー」の最後に「M」を付ける。
得点は羽曳野市内の局、または羽曳野無線クラブ員との交信が10点、大阪府内の局との交信が2点、大阪府外の局との交信が1点。同一バンドにおいて、同一局とは電信と電話それぞれ一交信ずつ有効となる。マルチプライヤーは異なるJCC/JCGナンバーの数(行政区は不可)。「得点の和」×「マルチプライヤーの和」が総得点。なお、参加時の必須条件として3エリアの局で2点以上を得る必要がある。
コンテスト結果ならびに参加賞を希望の場合は、SASE(120円切手を貼った封筒に返信先を明記)同封して請求。各部門ごと入賞者には賞状と副賞を贈るほか、各部門について3エリア以外の上位局も表彰される。
ログ提出は5月22日(日)まで(消印有効)。詳しくは下記関連リンクから「第34回 羽曳野コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第34回 羽曳野コンテスト規約
・羽曳野クラブ

ウクライナのアマチュア無線家の一人、Dmitry Rezinets氏(UW1GZ)が、Twitterで「私はアマチュア無線がとても恋しいです。どなたかの無線局をリモートで利用して、“貴方の国のプリフィックスのあとに『/UW1GZ』”として運用する機会を与えてほしい。主にCWがオンエアーできれば嬉しいです。73!」と呟いたところ、各国の無線家から多くの応援メッセージが届き話題になっている。
QRZ.comによると、Dmitry Rezinets氏(UW1GZ)は、1985年1月13日にウクライナのヘルソン州で生まれ、わずか10歳(1995年)でアマチュア無線を始めた。最初はクラブ局「UR6GWZ」で腕を磨き、1998年に最初のコールサイン「UR5GFO」を取得。2005年から現在のコールサイン「UW1GZ」でオンエアーしているそうだ。
スウェーデンの友人、Albin Stigo氏(SM6WJM)は「UW1GZは、妻と幼い娘と一緒にロシア軍に占領されたヘルソン州から逃げることができました。彼らはいまウクライナのより安全な地域にいます」とTwitterに書き込んでいる。
Dmitry氏(UW1GZ)はロシアの侵攻で住む地域を追われ、自局の無線設備が使えないことから、Twitterを通じてアマチュア無線を楽しみたいと訴えたのだろう。さらに、戒厳令下のウクライナでアマチュア無線が一時禁止された背景もあり( 2022年3月24日記事 )、他国のアマチュア無線局を利用してリモート運用を行うことを希望したと考えられる。
Dmitry氏(UW1GZ)が2022年4月12日にTwitterで発信した「アマチュア無線が恋しい、貴方の国からリモート運用の機会を提供してほしい」との呟きに、各国から応援メッセージが続々届いている。その甲斐もあって、Albin氏(SM6WJM)によると、翌13日にスペインの無線家、J.Pablo Garcia氏(EA4TX)の無線設備を介して「EA4/UW1GZ」のコールサインで14MHz帯での運用を果たしようだ。
応援メッセージの中には「私は貴方が自宅からアマチュア無線を行えない間、貴方のために喜んでリモート運用に協力します。9A1TT。私の知る限り、クロアチアはCEPTtr61-01ライセンスのおかげで、合法的にリモート操作できる国です」との書き込みもある。
CEPTとは「欧州郵便電気通信主管庁会議(Conference Europeenne des administrations des Postes et des Telecommunications、仏語)」のことで、ヨーロッパにおける郵便や電気通信の標準化を司る組織。CEPTが出した勧告の1つに、「Recommendation T/R 61-01 “CEPT Radio Amateur Licence”」があり、CEPT採択国で一定基準のライセンスを所有していると、ほかのどの採択国からでも、免許の手続きをすることなくアマチュア無線が楽しめる。コールサインは、運用地の国籍識別(プリフィクス)をホームコールの前に「/」で区切って前置する形となる。まさに今回の「EA4/UW1GZ」などがこれに当たるだろう。
応援メッセージの書き込みは現在も増えている。今後、さまざまなプリフィクス「/UW1GZ」のコールサインでDmitry氏の信号が聞けることになるだろう。
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【特別寄稿】日本の1アマは近い将来、欧州などの「CEPT加盟国」で運用できることになる!?
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<2月24日から発効>ウクライナ、非常事態宣言で「アマチュア無線機の使用禁止」に
<公式サイトに掲載>IARU第1地域が「ウクライナのアマチュア無線局を受信してもQRV情報は流布しないで」と注意喚起
<私たちにできる最善のことは“聞くこと”です>ドイツのアマチュア無線連盟「DARC」、ウクライナ関連の情報を伝える
<「QRZ.com」アマチュア無線局データベース>ロシア局やベラルーシ局が検索できない状態に世界中のDXerが注視
<ウクライナアマチュア無線連盟(UARL)が>世界中のアマチュア無線コミュニティーから多くの励ましのメッセージを受け取ったと報告
<ロシアアマチュア無線協会(SRR)から>ウクライナ情勢に関連して「ロシアのアマチュア無線組織を代表して訴えます」とメッセージ
<米国CQ社が声明>ロシア、ベラルーシ、ウクライナ(ドンバス地域)のアマチュア無線局に対して主催コンテストへの参加を制限
<パドル製作と販売再開を報告>ウクライナのパドル職人・Yury氏(UR5CDX)、自身のネットショップで金銭的な援助を呼び掛け
●関連リンク:
・アマチュア無線が恋しい、貴方の国からリモート運用の機会を提供してほしい(Twitter)
・Dmitry/@uw1gz(Twitter)
・UW1GZ(QRZ.com)