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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/11/26 23:35:22)

現在データベースには 6126 件のデータが登録されています。

feed <パーソナル無線局、残り2局に! 総務省の最新データベース>無線局等情報検索(10月25日時点)、アマチュア局は1週間で7局(1局/日)減少し「381,947局」 (2021/10/25 12:25:03)

日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2021年10月25日時点で、アマチュア局は「381,947局」の免許情報が登録されている。前回紹介した10月18日時点の登録数から1週間で7局ほど減少した。

 

 

 

 総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。

 

 その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。

 

 今回、2021年10月25日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「381,947局」の免許状情報が登録されていた。前回、10月18日時点のアマチュア局の登録数は「381,954」だったので、1週間で登録数が7局ほど増加した。

 

 また、1982(昭和57)年12月にスタートした「パーソナル無線」は、有効期限が残っている一部の局を除き2015年(平成27年)11月30日をもって使用期限を迎えたが、2021年10月25日時点のデータベースによると、パーソナル無線局として「2局」の免許情報が登録されていた。前回、10月18日時点の登録数は「5局」だったため、この間に3局が免許を失効したと思われる。

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

 

<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映

 

<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた

 

<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!

 

 

 

 

2019年1月7日からWebサイトのデザインと仕様が変更された総務省が提供する「無線局等情報検索」サービス

例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」(左)と「移動する局」(右)の2つの免許状情報が表れる

 

 

●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局40万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 


feed <大分市や臼杵市の漁港で不法無線局の取り締まり>九州総合通信局、無免許で漁業用無線局を船舶に開設していた1名を摘発 (2021/10/25 12:05:47)

九州総合通信局は第七管区海上保安本部大分海上保安部津久見分室と共同で大分市や臼杵市の漁港において、10月20日から21日にかけて船舶に開設された不法無線局の取り締まりを実施し、免許を受けず漁業用無線機を設置し不法に無線局を開設していた大分市在住の男を電波法違反容疑で摘発した。

 

 

 

九州総合通信局の報道発表は次のとおり。

 

 

 九州総合通信局は、令和3年10月20日から21日にかけ、大分海上保安部津久見分室と共同で大分市および臼杵市の漁港において、船舶に開設された不法無線局の取り締まりを行い、1名を電波法違反容疑で摘発しました。

 

【容疑の概要】

 電波法違反(不法無線局の開設)
   ・被疑者: 大分市在住(職業:自営業)の男性A(68歳)    

 

 

船舶に設置されていた不法船舶無線局の無線機器

 

 

【参考】適用条文(抜粋)等

 

(1)電波法第4条(無線局の開設)
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない(以下省略)」

 

(2)電波法第110条(罰則)
「次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
~第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者(一部略)」

 

 

 

 九州総合通信局では「電波利用秩序の維持を図るため、今後ともこのような不法無線局の開設者に対して捜査機関の協力を得ながら厳格に対処していきます」と説明している。

 

 

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

●関連リンク:
・九州総合通信局 船舶に開設した不法無線局を摘発
・海上保安庁第七管区海上保安本部大分海上保安部

 

 

 


feed <JOTA-JOTI Plaza 現地レポート>ハムのラジオ、第460回放送をポッドキャストで公開 (2021/10/25 8:30:45)

「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。

 

 

 2021年10月24日の第460回放送は「JOTA-JOTI Plaza 現地レポート」を特集。スカウトの世界イベント「JOTA(ジャンボリー・オン・ジ・エア)」「JOTI(ジャンボリー・オン・ジ・インターネット)」が10月15~16日に開催された。これに合わせて日本では10月16~17日の2日間、東京、愛知、大阪で「JOTA-JOTI Plaza」が開かれ、免許を持たないスカウトのために臨時体験局が開設された。このうち17日に大阪会場で行われた体験局運用(8J3JOTA)の模様をレポートするという内容だ。

 

 公開されたポッドキャスト音声は約60分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。

 

 

 

●関連リンク: ハムのラジオ第460回の配信です

 

 

 


feed ルールを守らないアマチュア無線局に「電波規正用無線局」や「JARLアマチュアガイダンス局」から注意喚起を直接呼びかけ--10月17日(日)~10月23日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 (2021/10/24 9:30:24)

先週のアクセスランキング1位は、北海道総合通信局が一般社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)北海道地方本部の協力を得て、北海道で初めてとなる「電波規正用無線局」と「アマチュアガイダンス局」との連携運用を行った話題。これは、145MHz帯や430MHz帯において「アマチュア無線局用に割当てられた周波数等使用区別を守らない」「運用に際して送信しなければならない呼出符号(コールサイン)を送信しない」など、電波のルールに違反し運用しているアマチュア無線局に対して注意喚起を促すため、「電波規正用無線局」や「アマチュアガイダンス局」から直接呼びかけるというもので注目が集まった。

 

 

東海総合通信局「日本アマチュア無線連盟との『ガイダンス局』『規正用無線局』の連携運用」から抜粋

 

 

 

 第2位は、第一電波工業株式会社が移動運用先での使用に便利なロッドアンテナ仕様の垂直スクリュードライバー型アンテナ「RHM12」を10月下旬から発売すると発表したという記事。RHM12単体で7~430MHz帯をカバーするほか、オプションコイルの装着により1.8/1.9MHz帯および3.5/3.8MHz帯、さらに非常通信の連絡設定用周波数である4630kHzの送受信に対応できる。アンテナ端子はM型、全長は標準仕様時が最大2.75m、オプションの1.9MHz帯コイル装着時は最大約3.1m、3.5MHz帯コイル装着時は最大約2.9m。耐入力はSSBが120W、FM/CWが40W。RHM12の標準価格(税込)は旧モデルのRHM10と同じく29,700円、オプションコイルセットのRHMC12は12,980円となっている。

 

 

第一電波工業のスクリュードライバー型アンテナ「RHM12」とオプションコイル

 

 

 続く3位もアンテナ関係の新製品情報。こちらは、同じくアンテナメーカーのコメット株式会社が、移動運用時のアンテナ取付に適したカメラ三脚用1/4インチねじ対応の簡易アルミパイプマスト「CP-035」に、新設計のオリジナルUボルトセット(軸間:70mm、取り付け可能なマスト直径:22~62mm)を同梱した「CP-035Plus+」を10月下旬から発売すると発表したニュース。マストのアルミパイプ部分は耐食性に優れたアルマイト処理が施されている。同社のマルチユースアンテナ取り付け金具「CST-20」「CST-20Plus+」と組み合わせて使うこともできる便利な製品だ。希望小売価格(税込)は3,960円。

 

 

コメットから発売される移動運用時のアンテナ取付に適したカメラ三脚用1/4インチねじ対応の簡易アルミパイプマスト「CP-035」に、新設計のオリジナルUボルトセット(軸間:70mm、取り付け可能なマスト直径:22~62mm)を同梱した「CP-035Plus+」

 

 

 

※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。

 

 

1)<北海道で初! 145MHz帯と430MHz帯で注意喚起>北海道総合通信局、電波規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局との連携運用を実施

 

2)<別売コイルで1.8/1.9MHz帯、3.5/3.8MHz帯、4630kHzも運用可能>第一電波工業、移動運用に便利なMF~430MHz帯スクリュードライバー型アンテナ「RHM12」を発表

 

3)<マスト直径22~62mm対応のUボルトセットを同梱>コメット、移動運用時のアンテナ取付に適した簡易アルミパイプマスト「CP-035Plus+」を新発売

 

4)<微増! 総務省の最新データベース>無線局等情報検索(10月18日時点)、アマチュア局は1週間で65局(約9局/日)増えて「381,954局」

 

5)<10月14日(木)16時50分から全国放送で>NHKニュース番組「NEWS シブ5時」、取材企画「アマチュア無線が再び人気『会話』楽しむ」を紹介

 

6)<電波監視で発覚>北海道総合通信局、免許状に記載のない電波型式「F7W」(WIRESのデジタルモード)で運用した第四級アマチュア無線技士に対し17日間の行政処分

 

7)<静岡県静岡市葵区・県道27号線で実施>東海総合通信局、静岡中央警察署と行った取り締まりで不法な無線局(アマチュア無線)を開設していたダンプカー運転手1名を摘発

 

8)<ハムの資格を持ちながらアマチュア局の免許を取得せずに運用>関東総合通信局、電波法に違反した2名に対し48日間の無線従事者従事停止処分

 

9)<人気のデジタルモード(FT8などデジタル文字通信)>関東総合通信局が「デジタルモード追加時の免許状の記載について」改めて説明

 

10)<「国連の日(国連デー)」の記念送信、日本からSDRラジオで聞こう>世界遺産のヴァールベリ無線局(SAQ)、10月24日(日)に超長波17.2kHzでオンエアー

 

 

 


feed <「JT-Get’s」の細かな追加・修正など>アマチュア無線業務日誌ソフト「Turbo HAMLOG(ハムログ)」が10月23日にバージョンアップしてVer5.34aを公開 (2021/10/23 21:15:37)

アマチュア無線業務日誌のフリーソフトとして、多くの無線家に愛用されている「Turbo HAMLOG(通称「ハムログ」)」。今回、2021年10月23日にそのWindows版の最新バージョンとして「Ver5.34a」が公開された。前回の「Ver5.34」の公開が9月18日だったので、約1か月でのアップデートとなる。

 

 

10月23日に公開されたTurbo HAMLOG Ver.5.34a

 

 

 JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。今回、そのハムログのアップデートが2021年10月23日に公開された。

 

 

 今回更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。

 

 

Ver5.34a 2021/10/23

 

・JT-Get’sの表示メニューにMessage欄の検索機能を追加。
 部分文字列検索とワイルドカード検索ができます。
・JT-Get’sで3文字のDX局コールサインが認識できなかったので修正。
・JT-Get’sは、900行まで表示するように変更。
・JT-Get’sのメニューにFreq(Q)を追加。
 dB/DT/FreqのFreqが±5Hzの範囲で一致する局だけを表示します。
・JT-Get’sで時刻校正に失敗したらメッセージを出すようにした。
・JT-Get’s表示中のQSOデータ登録確認のMessageBoxは、最前面に表示するようにした。WSJT-Xの裏に隠れて操作しにくいことがあるため。
・修正ウインドウがアクティブなときにJT-Get’sでダブルクリックするとQSOデータを修正しそうになるので、入力ウインドウがアクティブになるように改良。
・JT-Get’s動作中にデータ修正やクイックQSL印刷をすると、違うデータを処理することがあるので、停止して[JT-Get’s停止中]を表示するようにした。
・Hamlog50.dllを再コンパイル。

 

ブラウザを使うことなく最新版にアップデートできる「簡単なバージョンアップ方法」

 

 

 

 

 

 

●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.34a
・Turbo HAMLOGホームページ

 

 

 


feed <不具合修正2点と軽微な変更>アイコム、ID-52の新ファームウェア「Version 1.22」を公開 (2021/10/23 10:30:13)

アイコム株式会社は2021年10月22日、144/430MHz帯D-STAR対応ハンディ機「ID-52」の新ファームウェア「Version 1.22」を同社サイト上で公開した。今回の新ファームでの変更点 は「PTTスイッチを離しても、まれに送信したままになる不具合を修正」「DVモードでモニターしたとき、まれに異音が鳴る不具合を修正」「その他、軽微な変更」 と発表されている。

 

 

 

 

 ID-52の新ファームウェア公開は2021年7月9日以来となる。今回発表された内容は次のとおり。

 

●ID-52の新ファームウェア(Version 1.22)

 

Version 1.21からの変更点:

 

・PTTスイッチを離しても、まれに送信したままになる不具合を修正

 

・DVモードでモニターしたとき、まれに異音が鳴る不具合を修正

 

・その他、軽微な変更

 

 ID-52のファームアップは、microSDカードを使用して行うことができる(取扱説明書で確認のこと)。なおファームウェア書き換え後はバージョン情報の数字が次のように表示されるという。

 

Main CPU: 1.22
Sub CPU: 製品の出荷時期により1.00または1.01
DSP : 1.03
GPS: 13196
Bluetooth: 1.12

 

 詳細は下記関連リンク参照のこと。

 

 

 

●関連リンク: ID-52 ファームウェア ダウンロード(アイコム)

 

 

 


feed 1エリア(関東)で更新。2エリア(東海)と8エリア(北海道)は未だ発表なし--2021年10月23日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 (2021/10/23 9:30:58)

日本における、2021年10月23日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局から、10月に入って4回目の更新発表があった。一方、未だ2エリア(東海管内)の東海総合通信局が「8月17日時点」を最後に2か月半近く、8エリア(北海道管内)の北海道総合通信局が「8月31日時点」を最後に1か月半、それぞれコールサイン発給情報の更新発表を行っていない。

 

 

 

 各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。

 

 

 

 

 ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。

 

 その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。

 

 さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。

 

 また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。

 

 しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。

 

 このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給

 

<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始

 

 

 

●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 


feed <免許を受けずに漁業用無線機を設置>四国総合通信局、漁船に不法無線局を開設していた3名を電波法違反容疑で摘発 (2021/10/22 18:00:03)

10月21日、四国総合通信局は海上保安庁第六管区海上保安本部宇和島海上保安部と共同で、船舶に開設した不法無線局の取り締まりを実施し、無線局免許を受けず漁船に漁業用無線機を設置して不法無線局を開設していた愛媛県宇和島市在住の3名を電波法違反容疑で摘発した。

 

 

 

四国総合通信局電波監理部監視調査課が発表した内容は次のとおり。

 

 

 四国総合通信局は、令和3年10月21日、第六管区海上保安本部宇和島海上保安部と、同保安部管轄海域において、船舶に設置された不法無線局の共同取り締まりを実施し、下記の3名を電波法違反の容疑で摘発しました。

 

摘発した電波法違反の概要

 

被疑者: 愛媛県宇和島市在住の男性(36歳)
容疑の概要: 不法無線局の開設(漁業用無線機設置)
 自己の操船する漁船に、無線局免許を受けずに漁業用無線機を設置し、不法無線局を開設した。

 

被疑者: 愛媛県宇和島市在住の男性(56歳)
容疑の概要: 不法無線局の開設(漁業用無線機設置)
 自己の操船する漁船に、無線局免許を受けずに漁業用無線機を設置し、不法無線局を開設した。

 

被疑者: 愛媛県宇和島市在住の男性(32歳)
容疑の概要: 不法無線局の開設(漁業用無線機設置)
 自己の操船する漁船に、無線局免許を受けずに漁業用無線機を設置し、不法無線局を開設した。

 

 

取り締まりの様子

 

 

 

 

【不法無線局に係る法律の適用条項(抜粋)】

 

第4条(無線局開設)

 

(1)電波法第4条(無線局の開設)
 無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。
(以下略)

 

(2)同法第110条第1号(罰則)
 次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。 第1号 第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者

 

 

 

 四国総合通信局は「クリーンな電波利用環境を維持するため、今後も捜査機関(松山海上保安部をはじめ四国内の各海上保安部、四国4県の県警察本部)と共同で不法無線局の取り締まりを実施していく方針です」と説明している。

 

 

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

●関連リンク:
・四国総合通信局 不法無線局の開設者を摘発≪宇和島海上保安部と共同取締りを実施、3名を電波法違反容疑で摘発≫
・海上保安庁第六管区海上保安本部宇和島海上保安部

 

 

 


feed <北海道で初! 145MHz帯と430MHz帯で注意喚起>北海道総合通信局、電波規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局との連携運用を実施 (2021/10/22 12:25:37)

北海道総合通信局は、145MHz帯や430MHz帯において「アマチュア無線局用に割当てられた周波数等使用区別を守らない」「運用に際して送信しなければならない呼出符号(コールサイン)を送信しない」など、電波のルールに違反し運用しているアマチュア無線局に対して注意喚起を促すため、一般社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)北海道地方本部の協力を得て、北海道で初めてとなる「電波規正用無線局」と「アマチュアガイダンス局」との連携運用を2021年10月9日に行ったことを10月21日に公表した。

 

 

東海総合通信局「日本アマチュア無線連盟との『ガイダンス局』『規正用無線局』の連携運用」から抜粋

 

 北海道総合通信局が公表した「『電波規正用無線局』と一般社団法人日本アマチュア無線連盟『アマチュアガイダンス局』との連携運用を実施」は以下のとおり。

 

 

 

 

 北海道総合通信局は、一般社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)北海道地方本部の協力により、令和3年10月9日(土曜日)、札幌市内において、北海道で初めてとなる電波規正用無線局(注1)とアマチュアガイダンス局(注2)との連携運用を行いました。

 

 この日は、多数のアマチュア無線局が運用する145MHz帯および430MHz帯において、「アマチュア無線局用に割当てられた周波数等使用区別を守らない」「運用に際して送信しなければならない呼出符号(コールサイン)を送信しない」など、電波のルールに違反し運用しているアマチュア無線局に対し、まず、JARLのアマチュアガイダンス局から「この周波数でのFMによる運用はできません」などのメッセージを送信し注意喚起を行いました。

 

 その後、改善が見られない無線局に対し、北海道総合通信局の電波規正用無線局により違反運用を止めるよう「アマチュア無線で使用できる周波数は、FM通信及び衛星通信及びレピータ通信など、使用区別が定められています」などのメッセージを送信し指導等を行いました。

 

 北海道総合通信局およびJARLでは、今後も適正な電波利用環境の保護を図っていくことにしています。

 

注1:総務省が開設する特別業務の無線局で、違反運用を行う無線局に対し、速やかに是正するようメッセージの送信による指導及び警告を行います。
注2:JARLが開設する特別業務の無線局で、違反運用を行うアマチュア無線局に対して、適正な運用を呼びかけます。

 

 

 

「総務省告示 第225号 電波の規正に関する通報を送信する無線局の運用」から

 

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<ピンポイントで不法局を捕捉!!>JARLの「アマチュアガイダンス局」と東海総合通信局の「規正局」が合同運用

 

<マイメディア東海>総通「規正用無線局」と、JARL「ガイダンス局」の連携運用の様子を詳細リポート

 

 

 

●関連リンク:
・北海道総合通信局 北海道総合通信局「電波規正用無線局」と一般社団法人日本アマチュア無線連盟「アマチュアガイダンス局」との連携運用を実施
・信越総合通信局 電波規正用無線局とは?~違反している無線局に電波で直接警告します~
・東海総合通信局 日本アマチュア無線連盟との『ガイダンス局』『規正用無線局』の連携運用(PDF形式)

 

 

 


feed <第3特集は「昭和から令和の東芝ラジオ」>三才ブックスが月刊「ラジオライフ」2021年12月号を刊行 (2021/10/22 12:05:21)

株式会社三才ブックスは10月25日(月 )に月刊誌「ラジオライフ」2021年12月号を刊行する。今号は第3特集に「昭和から令和の東芝ラジオ」を掲載している。PDFで5冊を収録した特別DVD付録「RL別冊ムック 電子書籍版」が付いて 価格は1,000円(税込み)。

 

 

月刊「ラジオライフ」2021年12月号表紙

 

 

 hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。三才ブックスが刊行している月刊誌「ラジオライフ」は1980年の創刊で、2021年12月号は通巻で490号となった。今号のおもな無線関連の記事は次のとおり。

 

<第3特集>ラジオを作り続ける国内家電メーカー 「昭和から令和の東芝ラジオ」
 昭和50年代のBCLブームを作ったソニーやパナソニックが、ラジオの製造に消極的な令和の時代。唯一、新製品をリリースし続ける国内大手メーカーが東芝だ。頼れる東芝ラジオの現在を徹底解析。そしてラジオが熱かった昭和の東芝を見ていこう!

 

★令和/東芝エルイートレーディング
・現行トップモデルの実力調査
・メーカー直撃インタビュー

 

★昭和/東京芝浦電気
・昭和の名機列伝
 BCLラジオ
 ラジカセ

 

<徹底使用リポート>

・JVCケンウッド 351MHz帯デジタル簡易無線登録局 TPZ-D563BT

 

<ハンディ機エアーバンド受信インプレ>

・八重洲無線  144/430MHz帯デジタル無線機 FT5D

 

<ブルーインパルス受信ガイド>

・松島基地でブルーインパルスが見られる場所

 

<RLエアーバンド インフォメーション>

・東京2020パラリンピックリポート

 

<おもしろ無線受信報告所>

・鉄道/事故現場で判明した防護無線の周波数

 

<ヴァイオリン弾き 琴羽しらすの今度は無線で知らせます>

・4アマの資格は国家試験を受けて取ります

 

<ライセンスフリー無線の世界>

・ヘリカルアンテナの市民ラジオで遠距離交信に挑戦!

 

<工作チャレンジ>

・改造したATU-100改のマッチングをチェック「オートアンテナチューナー改造 実験編」

 

 

↓この記事もチェック!

 

<Kindleや楽天koboほか、読み放題も…>配信スタート! ヤバかった時代(1980年代&1990年代)の月刊誌「ラジオライフ」が電子書籍で蘇る

 

 

 

 月刊「ラジオライフ」2021年12月号の購入は、下記のAmazonリンクが便利だ。

 

 

 

 

 

●関連リンク: 月刊ラジオライフ(三才ブックス)

 

 

 


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