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hamlife.jp (2024/11/26 17:05:28)
現在データベースには 6126 件のデータが登録されています。
アマチュア無線業務日誌の定番ソフト(フリーウェア)として、多くの無線家に愛用されている「Turbo
HAMLOG(通称「ハムログ」)」。そのWindows版が2021年7月31日に「Ver5.33」としてバージョンアップ(「「JT-Get’s」の細かな修正など)したが( 2020年7月31日記事
)、今回「その後の進捗状況」として、1週間後の8月6に、さらに8月7日→8月11日→8月13日→8月16日→9月3日→9月5日→9月8日→9月10日→9月13日に「追加・修正ファイル(テスト版)」が公開(更新)された。
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのWindows版が2021年7月31日に「Ver5.33」としてバージョンアップしたが、今回「その後の進捗状況」として、8月6日に、さらに8月7日→8月11日→8月13日→8月16日→9月3日→9月5日→9月8日→9月10日→9月13日に「追加・修正ファイル(テスト版)」が公開(更新)された。
今回更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。
その後の進捗状況(2021/9/13の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sを次のとおり改良。
* 受信中のバンドだけのB4表示とする機能を追加。
メニューのBand(N)をクリックでON/OFFします。
このとき、QSL受領済みの交信は 7FT8(*) のように表示します。
* 初QSOが入力ウインドウに転送できなかったので修正。
* B4が空欄のCQ局は薄い青色で表示するようにした。
* これらCQ局などの色は、変更できるようにした。
* QSOデータをSaveする瞬間は、念のためSave完了までJT-Get’sを停止するよう修正。
・エリア別交信件数でFMとC4FMの認識ができなかったので修正。
・環境設定の「起動時QSOデータ空読み」を廃止して「前回交信のQSL欄をコピー」を追加。2nd-QSO以上のときQSL欄1文字目をコピーします。
・QSL未着コール順一覧で、2文字コールが正しく並ばなかったので修正。
・メイン画面のポップアップメニュー「このデータ後の交信局数を表示」を再度クリックすると環境設定1の「このデータ後の交信局数を表示」の値に戻るようにした。
・メイン画面のポップアップメニューに「Callsignを取り込む」を追加。
その後の進捗状況(2021/9/10の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sを次のとおり改良。
* 受信中のバンドだけのB4表示とする機能を追加。
メニューのBand(N)をクリックでON/OFFします。
このとき、QSL受領済みの交信は 7FT8(*) のように表示します。
* B4が空欄のCQ局は薄い青色で表示するようにした。
* 初QSOが入力ウインドウに転送できなかったので修正。
・エリア別交信件数でFMとC4FMの認識ができなかったので修正。
・環境設定の「起動時QSOデータ空読み」を廃止して「前回交信のQSL欄を コピー」を追加。2nd-QSO以上のときQSL欄1文字目をコピーします。
・QSL未着コール順一覧で、2文字コールが正しく並ばなかったので修正。
その後の進捗状況(2021/9/5、9/8の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sに受信中のバンドだけのB4表示とする機能を追加。
最下行のバンドで判断します。JTDXでは機能しません。
メニューのBand(N)をクリックでON/OFFします。
このとき、QSL受領済みの交信は 7FT8(*) のように表示します。
・エリア別交信件数でFMとC4FMの認識ができなかったので修正。
・JT-Get’sで初QSOが入力ウインドウに転送できなかったので修正。
・環境設定の「起動時QSOデータ空読み」を廃止して「前回交信のQSL欄をコピー」を追加。2nd-QSO以上のときQSL欄1文字目をコピーします。
・QSL未着コール順一覧で、2文字コールが正しく並ばなかったので修正。
その後の進捗状況(2021/9/3の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sに受信中のバンドだけのB4表示とする機能を追加。
最下行のバンドで判断します。JTDXでは機能しません。
メニューのBand(N)をクリックします。
・エリア別交信件数でFMとC4FMの認識ができなかったので修正。
・JT-Get’sで初QSOが入力ウインドウに転送できなかったので修正。
・環境設定の「起動時QSOデータ空読み」を廃止して「前回交信のQSL欄をコピー」を追加。2nd-QSO以上のときQSL欄1文字目をコピーします。
その後の進捗状況(2021/8/13、8/16の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sに受信中のバンドだけのB4表示とする機能を追加。
最下行のバンドで判断します。JTDXでは機能しません。
メニューのBand(N)をクリックします。
・エリア別交信件数でFMとC4FMの認識ができなかったので修正。
・JT-Get’sで初QSOが入力ウインドウに転送できなかったので修正。
その後の進捗状況(2021/8/11の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sに受信中のバンドだけのB4表示とする機能を追加。
最下行のバンドで判断します。JTDXでは機能しません。
メニューのBand(N)をクリックします。
・エリア別交信件数でFMとC4FMの認識ができなかったので修正。
その後の進捗状況(2021/8/6、8/7の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sに受信中のバンドだけのB4表示とする機能を追加。
最下行のバンドで判断します。JTDXでは機能しません。
メニューのBand(N)をクリックします。
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.33
・Turbo HAMLOGホームページ
日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2021年9月13日時点で、アマチュア局は「382,626局」の免許情報が登録されている。前回紹介した9月6日時点の登録数から1週間で157局ほど減少した。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2021年9月13日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「382,626局」の免許状情報が登録されていた。前回、9月6日時点のアマチュア局の登録数は「382,783局」だったので、1週間で登録数が157局ほど減少した。
また、1982(昭和57)年12月にスタートした「パーソナル無線」は、有効期限が残っている一部の局を除き2015年(平成27年)11月30日をもって使用期限を迎えたが、2021年9月13日時点のデータベースによると、パーソナル無線局として「12局」の免許情報が登録されていた。前回、9月6日時点の登録数は「14局」だったため、この間に1週間で2局が免許を失効したと思われる。
↓この記事もチェック!
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局40万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
鹿児島県の地方新聞社「南日本新聞」2021年9月11日付のニュースサイト「373news.com」は、鹿児島県鹿屋市在住で御年93歳のアマチュア無線家、安田祺太郎氏(JI6SRX)を取材し、アマチュア無線の魅力を紹介した。安田さんは「見ず知らずの人とつながり会話が弾む。自分の知らない世界が開けることは、いくつになっても楽しい」と記事で語っている。
※記事下の関連リンクから確認できますが、記事の公開期間が短いので早めの確認をおすすめします。
記事によると、安田さんがアマチュア無線歴40年の中でもっとも思い出深い出来事として、1962(昭和37)年に世界で初めて小型ヨット単独無寄港太平洋横断に成功した故・堀江謙一(JR3JJE)が、1974(昭和49)年に日本初の小型ヨット単独無寄港世界一周を行っている真っ最中に交信に成功したときだとしている。
そうとうなパイルアップの中から、コールサインのあとに「鹿児島、鹿児島」と連呼した作戦が奏功して、堀江さんから「鹿児島の人どうぞ…」と応答があったという。そのとき交わした堀江さんとの会話なども合わせて紹介。
記事には、シャックで無線を楽しむ安田さんの近影画像を掲載。詳しくは記事下の関連リンクから確認してほしい。
●関連リンク:
・93歳アマチュア無線家、今日も元気に「聞こえますか?」南極基地とも交信歴あり(南日本新聞)
・堀江謙一(ウィキペディア)
株式会社JVCケンウッドは2021年9月8日、351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)のトランシーバー「TPZ-D563BT」「TPZ-D563」を9月下旬から発売すると発表した。いずれも業界トップクラスの薄型設計のコンパクトボディながら最大送信出力は5Wのハイパワー、本体とバッテリーに抗菌・抗ウイルス加工を施し、業界初の「SIA抗菌認証」を取得しているという。価格はオープン。
以下、JVCケンウッドのニュースリリースから抜粋で紹介する。
業界初、「SIA抗菌認証」を取得した“HyperDemitoss”の新ラインアップ登場
デジタル簡易無線機「TPZ-D563BT/TPZ-D563」(登録局対応)を発売
~「TPZ-D563BT」はBluetoothを新搭載し、ワイヤレスでの運用に対応~
株式会社JVCケンウッドは、ケンウッドブランドより、“HyperDemitoss(ハイパーデミトス)”の新ラインアップとして、登録局対応のデジタル簡易無線機「TPZ-D563BT/TPZ-D563」を9月下旬より発売します。本機は、無線機本体およびバッテリーに抗菌・抗ウイルス加工を施し、業界初の「SIA抗菌認証」を取得。優れた抗菌・抗ウイルス効果を備えます。また、業界トップクラスの薄型設計のコンパクトボディに、高耐久性能、および防塵・防水性能を搭載。室内業務はもちろん、野外業務に至るまで、幅広い用途で使用できます。さらに「TPZ-D563BT」は、Bluetoothを新たに搭載し、PTT付きワイヤレスヘッドセット「KHS-55BT」(別売オプション)を使用することにより、ワイヤレスでの運用が可能です。
<企画意図>
資格不要で簡単な申請手続きだけで無線局が開設できる登録制度に対応した当社デジタル簡易無線機“HyperDemitoss(ハイパーデミトス)”シリーズは通信相手の制限がなく、誰とでも手軽にコミュニケーションをとることができる点で、好評を得てきました。
今回、当社が発売する「TPZ-D563BT/TPZ-D563」は、これまで培ってきた通話品質やタフ性能はそのままに、抗菌・抗ウイルス加工を施し、業界初の「SIA抗菌認証」を取得。幅広い使用シーンでの運用をサポートします。また、業界トップクラスの薄型設計に加え、使いやすさに配慮したデザインを採用。装着しやすく、携帯もしやすいサイズ・重量と、悪天候などの環境下の使用にも対応する堅牢性を両立しています。
「TPZ-D563BT」はBluetoothを新たに搭載し、ワイヤレスに対応。PTT付きワイヤレスヘッドセット「KHS-55BT」(別売オプション)を使用することで、ケーブルを気にせず快適な運用が可能です。
大型施設や工事現場などにおける業務用途の連絡ツールとして、あるいはアウトドアレジャーなどにおけるプライベート用途の通信ツールとして、さまざまな使用シーンに幅広く対応し、より手軽に快適なコミュニケーションを実現します。
<「TPZ-D563BT」の主な特長>
●Bluetoothを搭載し、ワイヤレスヘッドセットに対応
Bluetoothを新たに搭載し、ワイヤレス化に対応。PTT付きワイヤレスヘッドセット「KHS-55BT」(別売オプション)を使用することにより、ケーブルを気にすることなく、ワイヤレスでPTTモード、PTTホールドモードおよびVOX運用が可能です。また、約3時間の充電で約8時間(Bluetooth電池セーブON時は約12時間)の運用ができます。さらに、PCとワイヤレス接続することで簡単に無線機の設定が可能です。
<2モデル共通の主な特長>
●1.業界初「SIA抗菌認証」を取得した抗菌・抗ウイルス仕様
無線機本体およびバッテリーに抗菌・抗ウイルス加工を施しました。交通機関、教育機関、ホテル、病院などで多くの実績を持つ抗菌・抗ウイルス材の空気触媒「セルフィール」を採用。ウイルスや菌、臭いの元となる物質に作用し、優れた効果を発揮します。さらに業界初となる「SIA抗菌認証」の取得により、幅広い使用シーンでの運用をサポートします。
●2.業界トップクラスの薄型設計により、持ちやすいコンパクトボディを実現
業界トップクラスの薄型設計(薄さ28.4mm)により、持ちやすいコンパクトボディを実現しています。また天面にイヤホンジャックを設置し、ベルトフックを使用して体に装着する場合でも、ポケットに入れる場合でも使用しやすいデザインを採用しています。
●3.騒音下やマスク越しの声も聞きやすい「はっきり聞取りモード」を搭載
「はっきり聞取りモード」をオンにすることで受信音の高域を強調。騒音下の音声や、マスク着用時のこもった音声も聞き取りやすくなります。
●4.1台で2台分の使い方ができるセカンドPTT機能を搭載
2つのグループのチャンネルを自動的に、交互に受信し、1台で2台分の使い方ができるセカンドPTT(送信)機能※6を搭載しています。さらに、各グループへは専用のPTT(送信)ボタンで直接送信が可能のため、指示もスムーズに行えます。
●5.混信のストレスを緩和する3種類のオート・チャンネル・セレクト(ACS)機能を搭載
・オート・チャンネル・セレクト(ACS)
混信を回避するチャンネル切り替えを自動化。送信側で空きチャンネルを高速サーチし、受信相手も切り替わります。
・グループACS
登録局は30チャンネルを6つのグループ(A~F)に振り分け、サーチを高速化。固定チャンネル感覚で運用できます。
・デュアルグループACS
セカンドPTTでは別グループでグループACSを使用できます。
●6.過酷な現場での使用を可能にする堅牢な防塵・防水設計
アメリカ国防総省軍用規格MIL-STDの11項目に適合する堅牢なボディを実現。また、IP54/55/67/68の防塵・防水設計により、粉塵や放水・水没などが想定される現場での使用を可能にします。
●7.メモリーコントロールプログラム「MCP-10B」によりPCから各種詳細設定が可能
・呼出チャンネル15で、自局ID名表示(全角最大7文字、半角最大14文字)の送受信が可能
・選択呼び出し機能搭載(グループ/個別/PTT呼出機能)
・自局ID名送信機能
・ステータス送信機能
・チャンネル一覧表示からの編集機能
・最大全角7文字のチャンネルネーム変更機能
・送受別UC(ユーザーコード設定)
・UC一致・不一致機能
・電源ON時の起動画面編集機能
・カスタマイズできる、キー割り当て、簡易メニュー、拡張メニュー機能など
●8.その他の主な機能
・全角最大7文字の表示を可能にする大型液晶を搭載
・従来比約30%の音声遅延の短縮を実現
・511通りのUC設定
・上空チャンネル受信機能
・コード32,767通りの秘話機能
・チャンネル15ダイレクト呼び出し機能
・VOX機能
・外部/内部マイク感度調整
・送受信音質調整機能
・スキャンとシークスキャン機能
・電源ON時のLED
<主な定格>
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・デジタル簡易無線機「TPZ-D563BT/TPZ-D563」(登録局対応)を発売(JVCケンウッド ニュースリリース)
・TPZ-D563BT/D563製品情報(JVCケンウッド)
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、今年10月2日(土)と10月3日(日)に東京ビッグサイトで開催を予定していた「ハムフェア2021(アマチュア無線フェスティバル)」の中止を決定。JARL Webで発表した。
JARLの発表は次のとおり。
「アマチュア無線フェスティバル ハムフェア2021の開催中止について」
来る10月2日・3日の両日に開催予定の「アマチュア無線フェスティバル ハムフェア2021」につきまして、理事会およびアマチュア無線フェスティバル実行委員会におきまして、慎重に検討を重ねた結果、新型コロナウイルスの急速な感染者数の増加に伴う緊急事態宣言地域の拡大、ならびに医療現場の逼迫状況を勘案し、全国より多くの方が来場される本イベントにおいて、来場者の皆様、出展者の方々やスタッフ等関係者の安全を最優先に考慮した結果、安全を確保することが困難であり、開催は不可能と判断し、中止することといたしました。
アマチュア無線の祭典である本イベントを心待ちにされていた皆様やその関係者の方々には、深くお詫び申し上げるとともに、何卒、事情ご賢察の上、ご理解賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟
会長 髙尾 義則
ハムフェア(アマチュア無線フェスティバル)は、1977年から毎年夏に開催されている日本のアマチュア無線界最大のイベント。一昨年の「ハムフェア2019」は8月31日~9月1日に行われ、無線クラブやメーカー、販売店など222ブースが出展。土日の2日間開催になってからでは過去最高となる、のべ42,000名の入場者で賑わった。
昨年(2020年)は、会場となる東京ビッグサイト(東京都江東区)が「東京2020オリンピック・パラリンピック」のメディアセンターとして使われる関係から、例年よりも遅い10月31日(土)と11月1日(日)の開催が計画され、約200ブースの申し込みがあった。しかし新型コロナウイルスの感染拡大で、来場者や出展者への安全確保が困難であるとして、7月16日のアマチュア無線フェスティバル実行委員会で検討の結果、中止が決定した。
今年(2021年)は、感染対策を講じた上で10月2日(土)と3日(日)の開催を予定していたが、8月18日に開かれた出展者説明会の時点で出展予定団体数は例年の半分弱(クラブ107、ビジネス・JAIA・協賛団体21の合計128)に留まった。
その後も東京を中心に全国的な「デルタ株」の感染拡大が続き、ビジネス系出展者や無線クラブなどが相次いで出展取り止めを表明する事態となっていた。こうした状況からJARLはアマチュア無線フェスティバル実行委員会、および9月11~12日に開催した第56回理事会において検討し、開催中止を最終的に判断したもの。
なお来年の「ハムフェア2022」の開催の有無および日程については、現時点では発表されていない。今後JARLにおいて検討されると思われる。
●関連リンク:
・アマチュア無線フェスティバル
ハムフェア2021の開催中止について(JARL Web)
・ハムフェア2021開催要項(JARL Web)
「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。
2021年9月12日の第454回放送は「DXを楽しむために揃えておきたい物」を特集。秋のDXシーズンを前に“DXを楽しむためにあったらいいな”と思う物、あったので良かったという物をピックアップするという内容だ。
公開されたポッドキャスト音声は52分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第454回の配信です
熊本県のテレビ熊本(TKU)は2021年9月2日、夕方のニュース番組「TKU Live News」内で「災害時有効な通信手段 コロナ禍で人気再燃 アマチュア無線」と題した約6分半の特集を放映した。同特集の内容はYouTubeに開設されたTKU公式チャンネルで公開されている。
9月は防災月間。災害時の有効な連絡手段として、アマチュア無線がメディアで取り上げられる機会が増えているが、熊本県の県域テレビ局「テレビ熊本(TKU)」は9月2日のニュース番組内(熊本ローカル枠)で、「災害時有効な通信手段 コロナ禍で人気再燃 アマチュア無線」と題した特集を放映した。
この特集では、アマチュア無線を楽しんでいる県内在住の住職らによる防災チームが行った通信訓練の模様や、2016年の熊本地震でもアマチュア無線のネットワークが活躍し支援の動きがあったこと、アマチュア無線局は減少が続いているがJARLの会員数が27年ぶりに増加したことなどを紹介した。
さらに、九州総合通信局無線通信部陸上課長のコメントや、熊本市内の販売店(無線のクマデン)で開催されている養成課程講習会の受講風景、クマデンの販売スタッフのコメントなどを紹介。昨年7月の豪雨被災地である球磨村では、その教訓を生かすために今年10月に養成課程講習会が開かれる予定であると結んでいる。
関係者によると、この特集は高校生時代にハムの資格を取得し、現在は「テレビ熊本ハムクラブ(JE6ZWT)」の会長を務め、FNS系列の非常災害通信訓練にも参加している、同局の恒松聡美アナウンサー(3アマ)が取材を担当したという。アマチュア無線をよく知るからこその丁寧でミスリードのない構成を、ぜひYouTubeのTKU公式チャンネルでご覧いただきたい。
クリックすると動画がスタート!!
こちらの記事もチェック!
2019年9月5日掲載↓
テレビ熊本(TKU)恒松聡美アナウンサー、「FNS(フジネットワーク)系列アマチュア無線非常災害通信訓練」に参加!とブログで報告
2020年1月21日掲載↓
テレビ熊本(TKU)恒松聡美アナウンサー、「FNS(フジネットワーク)系列アマチュア無線非常災害通信訓練」に何十年ぶりのオペレーター参加と報告
●関連リンク:
・コロナ禍で再び注目 災害時の有効な通信手段 アマチュア無線熱が再燃(テレビ熊本 ニュース一覧)
・コロナ禍で再び注目 災害時の有効な通信手段 アマチュア無線熱が再燃(YouTube TKU公式チャンネル)
株式会社電波社のアマチュア無線誌「HAM world(ハムワールド)」2021年11月号が、9月18日(土)に刊行される。今号の特集は「ハンドメイド&カスタマイズ、『欲しい』を実現! 手作り無線アイテム」、注目記事は「C4FMデジタル対応144/430MHzハンディ、ヤエスFT5D登場!」「第一電波工業のデモカー、JEEPハイランダーの魅力」「FT8つまずき解消マニュアル」など。そのほか「50MHz3素子デルタループアンテナの製作」「【緊急寄稿】アフガニスタンのラジオ放送」など盛りだくさんな内容だ。価格は1,000円(税込み)。
電波社の「HAM world」は同社の月刊誌「ラジコン技術」の増刊として、2015年9月にVol.1、2016年2月にVol.2、6月にVol.3、9月にVol.4、12月にVol.5、2017年3月にVol.6、6月にVol.7、9月にVol.8、12月にVol.9、2018年3月にVol.10、6月にVol.11、9月にVol.12、そしてVol.13から独立創刊を果たし“月号表記”となり、12月に2019年2月号、3月に2019年5月号、6月に2019年8月号として3か月に1回のペースで刊行。
そして、2019年11月号からは隔月刊(2か月ごと)で発行されるようになって、今回の2021年11月号でシリーズ27冊目を数えるアマチュア無線専門誌だ。
記事内容など概要は下記の通り。
★「HAM world」2021年11月号の概要
◆発売日: 2021年9月18日(土)全国書店発売
◆定価: 1,000円(税込み)
◆発行: 株式会社電波社
◆体裁: A4 平綴じ
◆記事内容: 下記の通り
★「HAM world」2021年11月号の概要
<特集:ハンドメイド&カスタマイズ、「欲しい」を実現! 手作り無線アイテム>
・ホームセンターで揃う材料で手作り! ヒノキ電信パドルの製作
・アルミのお盆と塩ビ・パイプで作る7MHz帯トレイアンテナ
・プラダンで作るアンテナケース、MC-50をコンデンサーマイク仕様に
・V/UHF帯モービルアンテナで確実にアースを取る工夫
・リニアアンプを格安で製作するためにジャックアンプ活用のススメ
<注目の記事>
・C4FMデジタル対応144/430MHzハンディ、ヤエスFT5D登場!
・第一電波工業のデモカー、JEEPハイランダーの魅力
・FT8つまずき解消マニュアル
>デジタルアワードをゲットしよう
>アイコムIC-7300のFT8セッティング
>海外交信ノウハウ
<単発記事>
・オールドリグ修理日記
・CP-6S設置レポート
・D-STAR完全マスター
・世界の短波放送を聴こう!
・50MHz3素子デルタループアンテナの製作
・アマチュア無線局の免許手続き〔旧スプリアス基準機の使用期限延長について〕
・【緊急寄稿】アフガニスタンのラジオ放送
・国内外2万局と交信! 東京2020公認プログラム「JA1TOKYO」
・無線機ミュージアム 日立 サージラムKH-2200
・モールス通信のお話し(その2)
・28MHzプリアンプの製作
・JS1YEJ 関西で移動運用!
・実験で検証!SWRがいいのに、なぜ飛びが悪いのか〔その2〕
・AMコンテスト参加ノウハウ
・極めろ! フリラ道
・アマチュア無線面白ヒストリー
・読者の広場「シモウマ・ラウンジ」
・読者モニタープレゼント
・JARL NOW!
同誌の確実な予約・購入には下のAmazonリンクが便利だ。
※以下は「HAM world」創刊号(Vol.1)から2021年9月号までのバックナンバー。プレミアム価格で取り引きされている号もある
●関連リンク: HAM world(電波社)
先週のアクセスランキング1位は「アマチュア無線で『SOS』を偶然キャッチ--河北新報、漂流中の小型船乗組員2名の救助に無線家が連携と伝える」。宮城県の県紙「河北新報」のインターネット版「河北新報ONLINE NEWS」2021年9月7日付で、宮城県大崎市在住のアマチュア無線家が、新潟県沖で漂流していた小型船から届いたアマチュア無線によるSOS信号を偶然受信。無線仲間と連携し警察へ通報し、漂流していた乗組員2名の救助へつながったことが9月6日に判明したと報じたというものだ。救助にあたった新潟海上保安部はアマチュア無線機器の用意がなく、通報した無線家らが乗組員の名前や船の状況などを聞き出して中継したと紹介している。
救助に協力したアマチュア無線家のお一人(JE0WYH)がツイッターで当時の緊迫した状況をつぶやいていた
続く2位は、半世紀以上の時を経て、突如、“未使用&未組立状態”と説明のあるトリオ(現・JVCケンウッド)の真空管短波帯受信機キット「9R-59D」、真空管短波帯送信機キット「TX-88DS」、外付けVFOの「VFO-1」がヤフオクに出品され話題になっているというニュースだ。昭和40年代半ばごろまで、HF帯の音声通信はAMモードが全盛だった。その時代に人気を博したのがトリオの真空管式送信機キット「TX-88」(昭和34年発売開始)、「TX-88A」(昭和36年発売開始)と、真空管式受信機キットの「9R-59」(昭和36年発売開始)のラインアップで、これに外付けVFOの「VFO-1」を組み合わせて使うのが流行した。9月4日(土)からスタートしたオークションは9月11日(土)深夜に終了。とくに「9R-59D」は入札締め切り間際に入札バトルが勃発し、当初の予定より30分以上終了時刻が伸びる事態となった。その落札価格は「9R-59D」が146,000円(入札件数129)、「TX-88DS」が71,000円(入札件数77)、「VFO-1」が24,500円(入札件数54)だった。
3位は、「Catsインターネット」の名称でインターネットサービスプロバイダー事業を行う一方、米国LDGエレクトロニクス社の日本正規代理店として同社のアンテナチューナーやユニークなアマチュア無線周辺機器を開発・販売している有限会社天都が、ニュージーランドのChris Day氏(ZL1CVD)とともに、機能ツマミを増設して無線機をより使いやすくするアクセサリー「CatKnobz」を開発。通信販売を開始したニュース。対応機種は八重洲無線のFT-991(A)/FT-450/FT-950/FT-2000/FTDX10/FTDX101/FTDX1200/FTDX3000/FTDX5000/FTDX9000の各シリーズで、価格は接続ケーブル付属で19,800円(税別)。「FT-991(A)でモービル運用してみませんか?」として、同社の外付けのカラー液晶ディスプレイ「CatDisplay232(本体・接続ケーブル付属)」とセット価格34,800円(税別)。
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1)アマチュア無線で「SOS」を偶然キャッチ--河北新報、漂流中の小型船乗組員2名の救助に無線家が連携と伝える
2)未使用&未組立状態の希少品、いくらで落札されるか?--昭和40年代の人気受信機キット「9R-59D」と送信機キット「TX-88DS」がヤフオクに出品
3)最近の無線機はツマミが少なくて操作性が悪い!?--機能ツマミを増設して使いやすくするアクセサリー「CatKnobz」を天都が通販販売
4)HFハイバンドのコンディション上昇に期待--本格的な「サイクル25」の到来か、久しぶりに太陽黒点相対数(SSN)の推定値が「100」を超える
5)秋の夜長 自作を楽しみませんか? CRkits共同購入プロジェクト、13石FT8トランシーバーキット「13TR-FT8」と3石CW送信機キット「QP-7C」を有料頒布
6)直近3年間で前月からの減少数が最小に!--総務省が2021年7月末のアマチュア局数を公表、前月より614局少ない38万3,868局
7)「8J」「8N」で始まるコールサイン--2021年9月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報
8)ダンプカーに複数の無線機(不法市民ラジオ)とパワーブースターを搭載--九州総合通信局、福岡市在住の運転手を電波法違反容疑で摘発
9)<“ポツンと一軒家”が再び!?>NHK BSプレミアム「ヤミツキ人生!」(8月25日 23:45~)、山頂に巨大アンテナを建てたハムが登場!!
10)<ハムの資格を持ちながらアマチュア局の免許を取得せずに運用>関東総合通信局、電波法に違反した2名に対し48日間の無線従事者従事停止処分
東海地区最大のアマチュア無線イベントとして知られる「東海ハムの祭典」。2021年は新型コロナウィルス感染拡大により、愛知県をはじめとする東海4県に緊急事態宣言・まん延防止等重点措置が発令されていることから、会場(名古屋市公会堂)での実施内容は大幅に縮小、Zoomウェビナーを使用したオンライン配信を主体にして9月12日(日)10時~16時に開催されることになった。
「第53回東海ハムの祭典」の公式ページによると、当日、名古屋市公会堂(名古屋市昭和区)では下記の窓口業務のみ実施され、メーカーやクラブ、販売店などのブース出展や、子供向け企画などは行われない。
・JARLデスク(入会、会費継続手続き)
・QSLカード転送受付
・オフィシャルガイドブックの配布
・東海ハムの祭典 特別記念局(8J2TKI/2)運用
・東海地方本部運用体験局(8J2YAA/2)運用
・参加記念品の配布
当日は名古屋市公会堂に設けたメインスタジオからオンラインで配信される下記の催事・式典を、Zoomウェビナーを利用して全国で視聴することができる。
なお新型コロナウィルス感染防止のため、来場者が会場内のメインスタジオを訪問しても、座席は用意されていないと告知されている。
・10:00~10:10 開会式
・10:10~10:30 JARL愛知県支部と語る会
・10:30~11:00 届け!若人の声サミット
・11:00~13:00 ミニコンサート(渡部まいこ、Masaco、青木小夜子)
・13:00~14:30 祭典式典・支部大会・表彰式
・14:30~15:00 講演会「愛知県の防災体制について」(愛知県防災安全局)
・15:00~15:30 講演会「IC-705の楽しさと新しい取り組みをご紹介」(アイコム株式会社)
・15:30~16:00 講演会「東海総合通信局の不法無線局共同取締りについて」(総務省東海総合通信局)
・16:00 閉会の挨拶
Zoomウェビナーを利用した視聴には事前に参加登録(無料)が必要になる。方法は下記関連リンクにある参加案内(PDF)を参照のこと。
●関連リンク:
・第53回東海ハムの祭典 公式ページ
・第53回東海ハムの祭典 オフィシャルガイドブック
PDF版ダウンロード
・第53回東海ハムの祭典 ハイブリッド型オンライン配信 参加案内
PDF
・第53回東海ハムの祭典 Zoomウェビナー登録ページ