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hamlife.jp (2024/11/26 7:35:24)
現在データベースには 6122 件のデータが登録されています。
2021年7月17日(土)21時から7月18日(日)21時までの24時間にわたり、JARL四国地方本部主催「2021 オールJA5コンテスト」が、全アマチュア局とSWLを対象に3.8/10/18/24MHz帯とレピータを除く全アマチュアバンドの電話と電信で行われる(今回から新たに1.9MHz帯が追加された)。コールサインを持っている局が、そのコールサインでSWL部門へ参加することも可能だが入賞からは除外される。
ナンバー交換は、四国内の局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「市郡ナンバー」、四国外の局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「都府県支庁ナンバー」となる。得点は“完全な交信が1点”としてカウントされ、四国外の局同士による交信も得点計上が可能だ。
注意点として、以下の説明を行っている。
・同一局との交信は、同一バンド内は1回のみ有効です。
・ゲストオペの参加は不可です。
・コールサインを持っている局がそのコールでSWL部門への参加は自由だが入賞は除外します。
・全交信をバンドごとにまとめて提出願います。
・シングルバンド部門とマルチバンド部門の両方への書類提出は不可とします。
・同点の場合は終了時刻の早い局を上位とします。
・審査等はコンテスト委員会の権限により行います。
紙ログと電子ログ(データは「JARLコンテスト電子ログ・サマリーシート作成ページで作成したR1.0用を希望)の提出はは7月31日(土)消印有効まで。詳しくは「2021 オールJA5コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・2021 オールJA5コンテスト規約
・JARLコンテスト 電子ログサマリー作成ページ(R1.0用)(JARL Web)
・JARL四国地方本部
電通大クラブ(電気通信大学無線部、JA1ZGP)は、2021年7月17日(土)17時から20時までの3時間にわたり、3.5/7/14/21/28/50MHz帯のJARL主催コンテスト使用周波数帯の電信において、国内のアマチュア無線局およびSWLを対象として「第40回 電通大コンテスト」を開催する。
呼び出し方法は「CQ UEC TEST」、ナンバー交換は「RST符号による相手局のシグナルレポート」+「都府県支庁ナンバー」+「従事者資格コード」(1アマ:H、2アマ:I、3アマ:L、UEC局:UEC)となる。
参加部門は任意の2バンド以上を使用する「オールバンド部門」、3.5/7/14/21/28/50MHz帯の中から1つ選ぶ「シングルバンド部門」、そして「SWL」の3つ。参加できる部門はどちらか1部門。シングルバンド部門に参加する局は異なる2つのバンドまでログ提出できるが、その場合のログ提出はバンドごと2通に分けて電子メールで送信する必要がある。
本コンテスト開催中に、インターネットなどを通じて外部からの運用情報の入手、外部への運用情報の発信を行うことは禁止。使用が発覚した場合、該当局は失格となる。
ログ提出はJARL電子ログ提出のフォーマット(自動受付)で8月31日(火)まで。ただし電子メールは必ず“テキスト形式”で送ること。また、コンテスト結果はJA1ZGPのWebサイト上で行うが、コンテスト冊子の郵送希望者はA4サイズが入る返信用封筒に210円分の切手を同封して、「〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1 電気通信大学無線部電通大コンテスト係」宛へ郵送すること。
ただし、新型コロナウィルス感染症拡大の情勢を考え、冊子の配布に関して送付が困難である場合は中止する(冊子配布が中止となった場合はJA1ZGPのWebサイトにその旨を明記する)。参加局数に応じて優秀な局に賞状を贈など、詳しくは「第40回 電通大コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第40回 電通大コンテスト規約
・JARLコンテスト 電子ログサマリー作成ページ(JARL Web)
・電気通信大学無線部
「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから5周年を迎え、レギュラー陣の平均年齢も74歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2021年7月11日(日)21時30分からの第267回放送。1964年の東京オリンピックの聖火ランナーの話題からスタートし、現在各エリアで運用されている東京2020オリパラ記念PR局「8J*OLYMPIC」と何局交信できたかで盛り上がった。さらに懐かしい局とお空で再会した経験を語りあった。
番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」は、前回に続いてJARD養成部の佐藤氏が登場。6月に開催されたドローンのイベント「Japan Drone2021」にJARDがブースを出展、その模様を報告した。趣味で行うFPVドローン送信機にはアマチュア無線資格と無線局免許が必要という啓発を行い、3日の会期で500部用意したパンフレットがすべてなくなってしまったという。また業務でドローンのカメラ送信機を使用する場合は、しかるべき無線局免許と3陸特の資格が必要なことから、公益財団法人 日本無線協会もブースを共同出展したという。
なおFMぱるるんのWebサイトがリニューアルし、番組音源公開ページが変更になっているので注意が必要だ(「CQ ham for girls」「Radio JARL.com」も変更されている)。下記関連リンクにあるページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)
アイコム株式会社は2021年6月に 九州営業所を福岡県福岡市南区から福岡市博多区に移転した。これを記念し同営業所では、九州地区のユーザーを対象にしたZoom利用のオンラインミーティングを2021年7月17日(土)の10時~と16時~の2回、いずれも30分程度開催する。参加は無料で事前申し込みも不要だが、参加(接続)できる数には限りがある。
アイコム株式会社 九州営業所からの案内を一部抜粋で紹介する。
「新営業所から、ハローCQ、こんにちは」
~Zoomを活用し、オンライン形式で開催~
2021年6月、アイコム(株)九州営業所は、福岡市南区から福岡市博多区に営業所を移転いたしました。
アイコム(株)九州営業所は1975年の開所以来、今日まで営業展開を図れてまいりましたのも、ユーザー様のご支援の賜物と深く感謝申し上げます。今回は皆様とコミュニケーションを図らせていただきたく、Zoomを活用したミーティングを開催いたします。
皆様のご参加をお待ちしております。
※今回は九州地区のユーザー様を参加対象としております。
※回線状況とにより、万一接続できない場合はご容赦ください。接続作業等はお客様自身でお願いいたします。
九州営業所の担当者は「今回は製品PRというよりも、コロナ禍の中、皆様とアイボールQSOができる機会が減少していますので、画面越しながら、コミュニケーションを図るきっかけ作りができれば良いと考えています」と述べている。なお6月に移転した九州営業所の新住所、電話番号などは次のとおり。
アイコム株式会社 九州営業所
住所:〒812-0018 福岡県福岡市博多区住吉2-2-1 井門博多ビルイースト5F
電話:092-409-3470
ファクシミリ:092-235-3201
●関連リンク:
・アイコムホームページ(7月12日現在、このイベントについては未掲載)
・国内拠点(アイコム)
・Zoom ビデオミーティングシステム
株式会社JVCケンウッドは2021年7月12日、同社の特定小電力トランシーバー“DEMITOSS mini(デミトスミニ)”シリーズの新製品として、「UBZ-M51LE/SE」「UBZ-M31E」を8月上旬から発売すると発表した。いずれも小さく軽いボディのモデルに、新たに「抗菌・抗ウイルス加工」を施しているのが特徴だ。価格はオープン。
以下、JVCケンウッドのニュースリリースから抜粋で紹介する。
小さく軽いボディに「抗菌・抗ウイルス加工」を施し、安心で快適なコミュニケーションをサポート
特定小電力トランシーバー“DEMITOSS mini”
「UBZ-M51LE/SE」「UBZ-M31E」を発売
株式会社JVCケンウッドは、ケンウッドブランドより、特定小電力トランシーバー“DEMITOSS mini(デミトス ミニ)”の新ラインアップとして「UBZ-M51LE/SE」「UBZ-M31E」を8月上旬より発売します。本機は、小さく軽いボディに「抗菌・抗ウイルス加工」を施し、飲食店など接客業務を要するさまざまな現場や介護福祉施設、教育現場などにおいて、より安心で快適なコミュニケーションをサポートするトランシーバーです。「UBZ-M51LE/SE」は防塵・防水機能に加え、管理者向け機能を搭載。「UBZ-M31E」は店舗や使用シーンに合わせて選べる3色を用意しました。免許・資格・申請のいずれも不要なため、スムーズな導入を実現します。
<企画背景と製品の概要>
当社が1991年から販売を開始した特定小電力トランシーバー“DEMITOSS(デミトス)”シリーズは、アウトドアレジャーからビジネスまで、手軽なコミュニケーションツールとして、長きにわたり幅広いユーザーから支持を得てきました。また、当社が業務用無線/アマチュア無線で培った高い通信技術を生かし、だれでも・どこでも・簡単に・快適なコミュニケーションを提供するトランシーバーとして、基本性能の充実と通話品質の向上を目指し、改良を重ねてきました。
“DEMITOSS mini (デミトスミニ) ”シリーズは、当社の特定小電力トランシーバーにおいて最小・最軽量のボディが特長です。また、スタイリッシュなデザインと、さまざまなシーンにマッチするカラーバリエーションを採用。身に着けやすく、ポケットなどにも入れやすい大きさとともに、店舗スタッフのユニフォームなどへの合わせやすさも考慮しています。
今回発売する“DEMITOSSmini”の新商品「UBZ-M51LE/SE」と「UBZ-M31E」は、本体に「抗菌・抗ウイルス加工」を実施しました。抗菌・抗ウイルス材には、交通機関や教育機関、ホテル、病院などで実績があるニチリンケミカル株式会社の空気触媒「セルフィール」を採用。優れた抗菌・抗ウイルス効果により、安心な使用をサポートします。
「UBZ-M51LE/SE」は、メインチャンネルのほかにセカンドチャンネルとして2つのチャンネルを使い分けることができる好評の「セカンドPTT機能」や、最大3チャンネルを待受できる「簡易スキャン機能」など、管理者に便利な機能を搭載。また、全モデル共通の特長としては、送信側で受信側の着信音を5パターンから選んで設定できる「送信お知らせ音機能」や、 セキュリティを考慮して設定中のチャンネル番号の覗き見を防止する「チャンネル非表示機能」などを搭載し、店舗や介護福祉施設などにおける管理者とスタッフ間の円滑なコミュニケーションをサポートします。
さらに、オプション接続端子部を天面に設けた「独立回転ナット」を採用し、スタッフの交代時など、アクセサリを頻繁に交換する場合でも断線しにくく、簡単に付け替えできるなど、使い勝手にも配慮しました。
当社は、面倒な契約はもちろん、免許も資格も申請も不要で、基本料や通話料もかからない、さらにスタイリッシュで小型、軽量な“DEMITOSS mini(デミトスミニ)”シリーズを、店舗や介護施設、教育現場などでのスタッフ間のコミュニケーション、災害を想定した防災対策、さらにはソーシャルディスタンスなどが求められる「新しい生活様式」を見据えたコミュニケーションツールとして提案します。
<「UBZ-M51LE/SE」の主な特長>
●2つのチャンネルの待受送受信が可能な「セカンドPTT機能」を搭載
メインで使用するチャンネルと、セカンドチャンネルの2つのチャンネルの待受送受信ができる「セカンドPTT機能」を搭載。例えば、飲食店店長などの管理者が厨房とフロアに別々の指示を出すなど、責任者が異なる2つの現場と個別にコミュニケーションを取ることが可能です。
●最大3チャンネルを待受できる「簡易スキャン機能」を搭載
最大3チャンネルを待受対象に設定できる「簡易スキャン機能」を搭載。メイン・セカンドの2つのチャンネルの待受送受信が可能な「セカンドPTT機能」と本機能を合わせて活用すると、最大で5チャンネルの通話を聞き、状況を把握することが可能です。
●IP674の防塵・防水性能を装備し、水まわりや悪天候での使用にも対応
IP67の防塵・防水性能を装備し、厨房などの水まわりや、悪天候時の屋外駐車場などでの使用にも対応します。
<3モデル共通の主な特長>
●トランシーバー本体に「抗菌・抗ウイルス加工」を実施
本機はトランシーバー本体に「抗菌・抗ウイルス加工」を施しています。ニチリンケミカル株式会社が開発、製造販売し、交通機関や教育機関、ホテル、病院などで実績のある抗菌・抗ウイルス材の空気触媒「セルフィール」を採用。ウイルスや菌、臭いの元となる物質に作用し、抗菌・抗ウイルスに優れた効果を発揮します。また空気触媒のため、光が届きにくい場所、夜間などでも、場所・時間を選ばず機能し続けます。
●アクセサリの付け替えが簡単にできる「独立回転ナット」を採用
無線機本体やアクセサリを回さずに、接続しているナットを回すだけで簡単にアクセサリを接続することができる「独立回転ナット」を採用。例えば、出勤や退勤に際してスタッフ同士のイヤホンマイクを付け替えるケースなどに断線やちぎれを防ぎます。さらに、これまで本体の側面にあったアクセサリ接続部を天面に配置したためポケットに収まりやすく、引っ掛かりによるコード抜けや断線を防止します。
●5つの着信パターンで、誰からの送信かを知らせる「送信お知らせ音機能」を搭載
送信側が5つの着信パターンを選択が可能。受信相手に応じて着信パターンを設定することで、受信側は誰からの送信か判別することが可能です。
●使いやすさを追求した各種新機能を搭載
(1)従来の“DEMITOSS”シリーズと通話する際に便利な「チャンネル番号表示切替」
チャンネル番号の表示をCH1-20から、従来表示であるCH1-11、CH-h1-h9へと切り替えることが可能。本機と従来の“DEMITOSS”シリーズで通話する際に便利です。
(2)「通話告知音」(通話開始・通話終了)
通話開始時に音を鳴らし、話し始めのタイミングを確認することで話し始めの音切れを防ぎます。また、通話終了時にも音を鳴らし、
通話終了を知らせます。
●単3乾電池1本で最長29時間の運用が可能な「エコモード」を搭載
バッテリーセーブ機能に「エコモード」を搭載し、アルカリ単3乾電池1本で最長29時間の運用が可能です。
●IP54/55の防塵・防水機能を搭載
本体にはIP54/55の防塵・防水機能を搭載。屋外や調理場などの水場での実用性も備えています。
●スタイリッシュなデザインと利用シーンに合わせて選べる3色のカラーバリエーション(「UBZ-M31E」のみ)を採用
スマートでスタイリッシュなデザインを採用し、カラーバリエーションは店舗などのイメージや利用シーンに合わせて選択できる3色を用意しています。フォーマルな印象でシーンを選ばず使用できる「ブラック」、華やかで上品なパーティー会場などの雰囲気に合わせやすい「シャンパンゴールド」、屋外やイベントなど目立つように使いたい場合などの「イエロー」の3色を用意しました。
●特定小電力中継器(別売)の使用で、全47チャンネルに対応
20チャンネルの交互通話モード(シンプレックス)に加え、特定小電力中継器(別売)を使うことで、27チャンネルの中継器アクセスモード(セミデュプレックス)の使用を可能とし、全47チャンネルに対応します。
●シンプレックス20チャンネルに対応し、従来の“DEMITOSS”シリーズとも交信可能
トランシーバー同士で直接交信できる20チャンネルの交互通話モード(シンプレックス)に対応。従来の“DEMITOSS”シリーズ(20ch/9ch/11ch機)との交信も可能です。また、イヤホンマイクなど“DEMITOSS”シリーズのオプションは共通で使用可能です。
●その他の特長
・38のグループ番号で混信を防ぐグループモード
・ハンズフリーで話せるPTTホールド機能
・手探りで電源のON/OFFができるボリュームツマミを採用
・電池の交換時間を表示と告知音で知らせるバッテリー低電圧機能
・電源を切り忘れてもバッテリー消耗を防ぐオートパワーオフ機能
・空きチャンネルをサーチして送信し、
同じグループの受信相手も同じチャンネルへ引き込むオートチャンネルセレクト機能
・ポケット内での誤動作を防止するキーロック機能
・10種類のコールトーン
・受信専用で使用するための送信禁止機能
・緊急呼出
・音声に反応して自動的に送信状態にできるVOX機能
・イヤホンモード
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・特定小電力トランシーバー“DEMITOSS
mini”「UBZ-M51LE/SE」「UBZ-M31E」を発売(JVCケンウッド)
・製品情報 UBZ-M31E/M51LE/M51SE(JVCケンウッド)
八重洲無線株式会社は2021年7月12日、144/430MHz帯モービル機「FTM-300Dシリーズ(FTM-300D/FTM-300DS)」の新ファームウェア(MAIN:Ver.1.40)をリリースした。今回の主な変更点は「オプションのカメラ付きマイク(MH-85A11U)使用時、稀に撮影した画像が正しく保存されない不具合を修正しました」の1件となっている。
FTM-300Dシリーズの新ファームがリリースされるのは2020年12月9日(MAIN:Ver.1.20)以来となる。今回のアップデートでMainがVer.1.40、SUBが1.20になったが、DSP(Ver.7.11)には変更がない。おもな変更点は下記の通り。
★FTM-300Dシリーズの新ファームウェア
・ファームウェアバージョン (2021/7)
MAIN : Ver.1.40
SUB : Ver.1.20
DSP : Ver.7.11
・おもな変更点
(1)オプションのカメラ付きマイク(MH-85A11U)使用時、稀に撮影した画像が正しく保存されない不具合を修正しました。
なお、アップデートには市販のUSBケーブルが必要となる。MAIN用、DSP用それぞれのアップデートマニュアルも公開されているので、事前に手順を確認のこと。ダウンロードは下記関連リンクより。
●関連リンク: FTM-300Dシリーズ 各種ファイルのダウンロード(八重洲無線)
「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは毎週日曜日の23時に東京都西東京市の「FM西東京」でも放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2021年7月11日(日)21時からの第132回放送。前半では「ハムフェア2021」の出展募集期間を当面延長するという告知。続いて東京都西東京市に開設する「東京オリンピック・パラリンピック」特別記念局が7月16日(金)午前中に開局し、東京パラリンピックの終了まで運用を行うことを発表した。当初は公開運用や無資格者の子供たちによる体験運用を計画していたが、コロナ禍と緊急事態宣言のため断念し、関係者による運用が決まったという。使用するコールサインは「特別なコールサイン」とのみ案内があった。
後半では7月1日発行(会員宛て郵送)の機関誌「JARL NEWS」2021年夏号の特集記事「JARLが発行するアワードを集めよう」の内容を紹介した。最後に近日開催される地方本部・支部主催コンテストとして「オールJA5コンテスト」(7月17日~18日)と「長崎県非常通信訓練コンテスト」(18日)を紹介。オンラインで開催される「関西アマチュア無線フェスティバル」にも触れた。
なお「CQ ham for girls」「OMのラウンドQSO」と同様、FMぱるるんのWebサイトリニューアルで、前回から同局の音源公開ページが変更になっているので注意が必要だ(JARL Webの特設ページからもリンクされている)。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。
●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ
「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容が放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2020年7月11日(日)15時からの第364回放送(放送機器のトラブルで、この日の放送波では流れなかった)。今回もアマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」の副編集長の吉澤氏(JS1CYI)をゲストに、同誌2021年7月号(6月18日発売)の記事紹介(7月号83ページ「あらためて430MHz帯FMを楽しもう!」のレピータ写真説明誤り、ユーザー・レポート「八重洲無線 FTDX10」、ユーザー・レポート「JVCケンウッド ポータブルバッテリ BN-RB10-C / ソーラーパネル BH-SP100-C」)を行った。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから(FMぱるるんのWebサイトリニューアルでURLアドレスが変更になっているので注意が必要)。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ
日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2021年7月12日時点で、アマチュア局は「384,349局」の免許情報が登録されている。前回紹介した7月5日時点の登録数から1週間で165局ほど減少した。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2021年7月12日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「384,349局」の免許状情報が登録されていた。前回、7月5日時点のアマチュア局の登録数は「384,514局」だったので、1週間で登録数が165局ほど減少した。
また、1982(昭和57)年12月にスタートした「パーソナル無線」は、有効期限が残っている一部の局を除き2015年(平成27年)11月30日をもって使用期限を迎えたが、2021年7月12日時点のデータベースによると、パーソナル無線局として「46局」の免許情報が登録されていた。前回、7月5日時点の登録数は「48局」だったため、この間に1週間で2局が免許を失効したと思われる。
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<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局40万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
日本経済新聞は2021年7月10日付夕刊に、「無線・文通…アナログ復権、電報も利用増 適度な距離感が心地よく」と題した記事を掲載した。一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)の会員数が27年ぶりに増加したことなどを伝え、コロナ禍で対面でのコミュニケーションが制約されるなか、デジタル化に疲れた中高年やSNSやスマートフォンの情報機器に慣れた若い世代にとって新鮮に感じられるアマチュア無線、文通といったレトロでアナログなやり取りが見直されだしたと伝えている。
「オンラインによる物足りなさから、手書きの文通や電報の利用など、“昔ながらの…”を感じさせるアナログコミュニケーションの復権の兆しを見せている…」
記事では、小学生のころから憧れていたアマチュア無線を楽しもうと、1月に第四級アマチュア無線技士の資格を取得。2月には第三級アマチュア無線技士の試験に合格した、東京大田区に住む田中さん(JM8QVA)を取材。
コロナ禍の前は、日本とオーストラリアを行き来することが多かったが、それが困難になったことから、幼いころに親戚がアマチュア無線で海外と交信していたことを思い出し、外出自粛の時間を利用して無線従事者試験の準備をしたと田中さんは語っている。
また、髙尾義則JARL会長(JG1KTC)が、2020(令和2年)度末の会員数が1994年以来、前年同期比で27年ぶりに増加したこと。すでにアマチュア無線を楽しんでいる人たちの交信時間が増加していること。知らない相手との新鮮な出会い、同じ趣味を持つ仲間との交信が安心感を与えるだろうと、アマチュア無線の魅力を語っている。
詳しくは、下記関連リンクから記事を参照のこと。なお記事購読には毎月決められた本数まで有料会員限定記事を閲覧できる無料会員と、有料会員(初回1か月間は無料)がある。本記事は無料会員になると閲覧可能。
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<おうち時間が増えて新たな愛好家を獲得>産経新聞、「JARL会員増加、アマチュア無線人気に復調の兆し」と伝える
<ジャーナリスト柳澤秀夫氏(JA7JJN)が“ハムの魅力”をたっぷり解説>27年ぶりのJARL会員増、フジテレビのニュース番組「News イット!」で紹介
●関連リンク:
・アマ無線・文通・電報 アナログな出会い、コロナで復権-中高年に懐かしさ、若者には新鮮-(日経電子版)
・JARL会員数が27年ぶりに前年度比増加に(JARL Web)