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hamlife.jp (2024/11/26 5:35:22)
現在データベースには 6122 件のデータが登録されています。
「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容が放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2020年6月27日(日)15時からの第362回放送。今回もアマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」の槻木澤氏(JR7HMY)をゲストに、同誌2021年7月号(6月18日発売)の内容紹介(別冊付録「アマチュア無線のはんだ付け入門」)を行った。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。FMぱるるんのWebサイトリニューアルで、今回からURLアドレスが変更になっているので注意が必要だ。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は2021年6月27日、東京・新宿区のベルサール西新宿で第10回JARL定時社員総会を開催。5時間17分にわたり活発な討議が行われ、第1号議題「令和2年度決算の件」は賛成多数で原案通り可決、社員23名の提案による第2号議題「理事 日野岳 充解任の件」、第3号議題「理事 髙尾義則解任の件」、第4号議題「監事 佐藤 眸解任の件」は、いずれも反対多数で否決された。
JARLは2011年秋の一般社団法人化を機に、会員(正員)すべてに参加・議決の権利があった「通常総会」の制度を廃し、正員から選挙で選ばれた「社員」によって行われる、代議員制の「社員総会」へ移行した。社員の定数は138名だが、現在は一部の地域で欠員が生じているため総数は134名となっている。
その10回目となる定時社員総会が、2021年6月27日(日)13時から東京都新宿区にある民間の会議施設「ベルサール西新宿」で開催された。
今回は新型コロナウイルス感染拡大のため、社員には極力出席せず、議決権行使書または出席社員への委任状提出とするように呼びかけが行われ、傍聴希望者も抽選で少数に絞り込むという異例の対応となった。また入場時には検温と手指消毒が行われ、マスク着用が義務づけられた。その結果、実際に出席した社員は39名(12時50分現在。その後数名が到着)にとどまった。
13時に事務局長による案内と会長挨拶があり、13時04分に開会宣言が行われ、議長団(議長:JA1STY 鈴木氏、副議長:JA7UQB 佐藤氏)の指名と総会成立審査が行われた。
議事開始前に事務局が発表した「総会成立審査」の結果は次のとおり。
・議決権を有する社員総数: 134名
・議決権の数: 134個
・12時50分現在の出席社員数: 39名
・議決権行使書の提出社員: 15名
・委任書面による出席社員: 77名
・12時50分現在の合計出席数: 131名
(定款に規定された過半数の67名を超えているので総会は成立)
それぞれの議事の審議時間と採決結果は次のとおり。
★第1号議題「令和2年度決算の件」
・審議時間(採決含む): 13時14分~14時48分(1時間34分)
・採決(挙手)結果:
賛成: 79 (うち議決権行使書11)
反対:53(うち議決権行使書4)
棄権保留:0
※可決には過半数の賛成が必要
★第2号議題「理事 日野岳 充解任の件」 (社員提案)
・審議時間(採決含む): 15時00分~15時45分(45分)
・採決(挙手)結果:
賛成:61(うち議決権行使書8)
反対: 70 (うち議決権行使書7)
棄権保留:1
※理事解任には過半数の賛成が必要
★第3号議題「理事 髙尾義則解任の件」 (社員提案)
・審議時間(採決含む): 15時45分~16時42分(57分)
・採決(挙手)結果:
賛成:57(うち議決権行使書8)
反対: 73 (うち議決権行使書7)
棄権保留:2
※理事解任には過半数の賛成が必要
★第4号議題「監事 佐藤 眸解任の件」 (社員提案)
・審議時間(採決含む): 16時44分~17時08分(24分)
・採決(挙手)結果:
賛成:52(うち議決権行使書7)
反対: 75 (うち議決権行使書8)
棄権保留:5
※監事解任は3分の2の賛成が必要
★報告事項(令和2年度事業報告、令和3年度収支予算、令和3年度事業計画)
・審議時間: 17時12分~18時21分(1時間09分)
<議事内容ピックアップ>
■この日の議事を通じ何度も質疑があったのが、今回の定時社員総会から「総会速記録」の作成・公開を廃止した点について。JARL側は「総会速記録の作成は法律で義務づけられておらず、JARLだけの特別ルールはできるだけ避け、法に沿った運営を行いたい。作成には費用も時間も相当かかってしまう」と説明したが、社員からは「法律は作成を禁止しているわけではない」「総会でどのような質問、回答が出たかを一般会員に知らせることは極めて重要」「社員提出の準備書面と、その回答を公開してはどうか」「手間がかかるということなら、この議事を録音している音声ファイルを会員限定で公開してはどうか」などの意見が出た。JARLは議事音声ファイルの公開について「検討します」と回答した。
■法改正で今年3月に実現した「社会貢献活動でのアマチュア無線の活用」に関連し、JARLが作成する「運用ガイドライン」の公開が遅れているとされることについて、総務省には事前に3月の施行時点での公開は間に合わない旨を伝えており、今年9月の理事会に諮る予定で作成を行っていることを明らかにした。
■令和2年度のJARL会員数は27年ぶりに増加に転じたが、この1年間の入会者と退会者の内訳は「入会:3,957名」「退会:3,383名」であることを明らかにした。なお会員増の理由については「コロナ禍による巣ごもり」の影響もあるが、退会者が減っていることが大きく、これまで行ってきた各種キャンペーン等の成果と認識しているとした。
■またJARL QSLビューローにおける転送処理枚数(=転送作業をした枚数)は昨年度よりも減少しているが、一方でビューローに届いたQSLカードの枚数は昨年比117%となっている。その結果、QSL転送作業に若干の遅れが発生していることを明らかにし、今後改善のため契約見直しも視野にビューローと交渉を行っているとした。
■今年度(令和3年度)は会員台帳の整備を実施する。総務省のデータベースを期間をあけて2回使用し、正員として会員台帳に記載されているが、実際には個人アマチュア局の免許が切れている会員(定款上、正員の要件を満たさず“准員”となる)を確認する作業を行う。該当する会員には照会を行い、その結果を2022年2月7日の会員台帳に反映させる予定との説明があった。
■「青少年お試し入会キャンペーン」における入会者数は、平成28年度が366名、平成29年度が562名、平成30年度が375名、令和元年度が324名、令和2年度は174名で合計1,801名。お試し期間終了後、有料でJARL会員資格を継続したのは23.9%という数字が発表された。
■「C4FMレピータ」の導入については現在18団体から要望が出ており、ワイヤレスネットワーク委員会等で検討中。
■社員から“対立するグループ”との意思疎通の必要性について質問があり、髙尾会長は「我々も必要と感じている」とした上で、「しかし突然、裁判所から通知が届く。双方の弁護士が代理人として話し合っている現状で、直接の意思疎通は難しいと思う」と答弁。これに対して、同グループの社員からは「ぜひ意思疎通のための面談をお願いしたい。帳簿開示請求についてもいきなり訴えるのではなく、手順を踏んで行っていることを理解して欲しい」と述べた。
<まとめ>
怒号とヤジが飛び交って何度も議長団が立往生する場面があった昨年までの定時社員総会からは一変、今回は終始落ち着いた雰囲気で進行したのが印象的だった。議長団は当初「各議題は20分、報告事項は40分で済ませ、15時にはすべて終了したい」としていたが、結局は3時間17分オーバーし18時21分の終了となった。その分、各議題や報告事項への質問はほぼ出尽くすまで対応したのは好感が持てた。
例年そうだが、JARL側が「検討します」と答弁したことの“検討結果”が公表されず、結果としてまた翌年も同じ質問や要望が出ることがある。積み残しになっている検討事項も多いのではないだろうか。総会速記録が公開されなくなると「検討します」という答弁自体が公的に残らない可能性すらある。
また社員からの質問や指摘を受け、内心「これはまずかったな」と感じた点があるのなら、ぜひ脇を締め、改善を図るようにしていただきたい。会員から選ばれた代議員である社員の意見は十分に耳を傾け、尊重されるべきと考える。
JARLは日本のアマチュア無線を代表する唯一の団体だ。無線ライフに欠かせないQSLカード転送などのサービスを受けるためには、たとえ運営に不満や不安があっても入会せざるを得ない(他に受け皿になる団体が存在しない)。それ故、会費収入は1円たりとも無駄遣いせず、オープンな運営を心掛け、会員の誰もが「入会して良かった」「しっかり運営している」と評価する団体を目指して欲しい。
●関連リンク: 第10回定時社員総会議案等について(JARL Web/6月11日掲載)
日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2021年6月28日時点で、アマチュア局は「384,903局」の免許情報が登録されている。前回紹介した6月21日時点の登録数から1週間で79局ほど増加したことになる。アマチュア局の減少傾向が続くなかで、1週間単位の増減としては6月初めの1週間に続き、再び増加が見られた。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2021年6月28日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「384,903局」の免許状情報が登録されていた。前回、6月21日時点のアマチュア局の登録数は「384,824局」だったので、1週間で登録数が79局ほど増加した。
また、1982(昭和57)年12月にスタートした「パーソナル無線」は、有効期限が残っている一部の局を除き2015年(平成27年)11月30日をもって使用期限を迎えたが、2021年6月28日時点のデータベースによると、パーソナル無線局として「61局」の免許情報が登録されていた。前回、6月21日時点の登録数は同じく「69局」だったため、この間に1週間で8局が免許を失効したと思われる。。
↓この記事もチェック!
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局40万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
JARL QRP Clubはアイコム株式会社、株式会社西日本電子(ハムショップマッコイ)の協賛を得て、アイコムのHF~430MHz帯ポータブル機「IC-705」でQRP(出力5W以下)で運用する国内のアマチュア局を対象に、7月1日(木)0時から5日(月)24時までの5日間にわたり、4630kHzを除く1.9MHz帯から430MHz帯(CW/SSB/AM/FM/DV)のアマチュアバンドで「祝 IC-705販売1周年記念 QSOパーティ」を開催する。交信相手は国内のアマチュア無線局(出力は問わない)今年は時節柄、「三密の防止」「STAY HOMEによる運用」を推奨。クラブ局での運用はシングルオペとし、三密を防ぐため複数オペやゲストオペによる運用は禁止としている。
JARL QRP Clubは「QRP運用を想定し開発されたIC-705の販売1周年とメーカーへの敬意を表してIC-705を活用しQRP運用の実用性を認識する」ことを目的に、IC-705でQRP(出力5W以下)運用する国内のIC-705ユーザーを対象に、初となる「祝 IC-705販売1周年記念 QSOパーティ」を開催する。
呼び出し方法は、①電話のアマチュア無線局の場合「CQ ICパーティ」、②電信のアマチュア無線局の場合「CQ ICP」で、呼び出し符号への「/QRP」付加は参加局のポリシーに委ねるとしている。
レポート交換は①クラブ正社員の場合「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「会員番号」、②一般局の場合は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「オペレータ名またはハンドル)」を送る。
QSO数の合計が20局以上の局を対象に参加賞(アイコムのボールペン)を進呈。また、参加賞対象者の中から抽選で副賞(アイコムCAP、アイコム電波時計など)を進呈。参加賞を希望する場合は、その旨をサマリーシートの意見欄に記載すること。ただし数に限りがあるため、希望者多数の場合は抽選となる。
QSOパーティにつき、得点並びに順位付けは行わない。紙ログと電子ログの提出は7月31日(土)まで(郵送の場合は消印有効)。ログ提出は電子メールを推奨している。提出する書類はログ、サマリーシートおよび補助資料。「交信局数が20局未満であっても提出をお願いします」としている。
補助資料とは、運用時の感想や運用風景の写真、リグ活用に関わるアイデアなどの紹介や写真のことで、主催者は「ぜひ、お送りください」と呼びかけている。詳しくは下記の関連リンクから、JARL QRP Club「祝 IC-705販売1周年記念 QSOパーティ規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・「祝 IC-705販売1周年記念
QSOパーティ」規約(PDF形式)
・JARL QRP CLUB
6mAMのアクティビティー向上のため、毎日継続して電波を出すことを目的に、毎年1月から6月までと7月から12月までの2回に分けて開催している、6mAM愛好会主催の「6mAMマラソンコンテスト」。2021年の後半戦が7月1日(木)から12月31日(金)までの6か月間にわたり、国内の個人アマチュア局を対象に50.400~50.900MHzのAMモード(搬送波のあるA3EとH3E)で開催されている。すべての期間が対象となる部門以外に、参加者が任意で選んだ“連続した7日間”で競う部門がある。
コンテストの呼び出し方はとくに定めはなく、一般的なCQで構わない。ナンバー交換も通常の「RSリポート」の交換で1点となる。部門は「部門1:従来と同じ半年分(エリア別表彰)」と「部門2:半年の中で参加者が任意で選んだ連続した7日間(全国表彰)」の2つ。
マルチプライヤーは部門1と2共通の「交信日数」、部門2のみの「交信した異なるエリアの数(0~9およびJD1、沖縄県を別途エリアとして加え最大12とする)」となる 。
部門1は30局以上、部門2は5局以上交信した希望者には、参加証(ハガキ)を送る(表彰者は除く)。なお、書類は部門1と部門2は必ず別々に提出すること。
ログの締め切りはメール、郵送ともに2022年1月31日(月)までに必着。詳しくは「6mAMマラソンコンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・6mAMマラソンコンテスト規約
・コンテストのページ
・6mAM愛好会
「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。
2021年6月27日の第443回放送の特集は「揃えておきたい測定器」。アマチュア無線局の開設、運用に欠かせない測定器について、「揃えておきたい測定器」「あったらいいなという測定器」を紹介し、使い方などを考えてみるという内容だ。
公開されたポッドキャスト音声は約47分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
なお同番組は2021年6月でラジオ成田からの放送開始2周年を迎えた。これを記念して6月1日から30日の間に番組に投稿した全員に、ステッカーセットをプレゼントしているという。
●関連リンク: ハムのラジオ第443回の配信です
先週のアクセスランキング1位は、国際宇宙ステーション(ISS)が行うアマチュア無線活動「ARISS“Amateur radio on Shuttle, Mir and ISS”SSTV event」の一環として、12枚のSSTV(Slow Scan Television)画像をアマチュア無線バンドの145.80MHz(FMモード)で繰り返し送信(1枚の画像送信が約2分間、無音状態が約2分間…。次の画像へ)するというニュース。期間は日本時間の2021年6月21日(月)18時40分(セットアップの時刻。画像送信は少し遅れる)から6月27日(日)3時30分まで(その後、「6月28日(月)3時30分まで」に修正)で、イベントの期間が長いことから、日本周辺を通過する良好な軌道(パス)も多くあり、沖縄から北海道まで地域を選ばすにISSから届くSSTV画像がクリアに受信できたという報告が多数寄せられた。
国際宇宙ステーション(ISS)が行うアマチュア無線活動「ARISS“Amateur radio on Shuttle, Mir and ISS”SSTV event(ARISS“シャトル、ミール、ISSでのアマチュア無線”SSTVイベント)」として、ISSからのSSTV画像送信を実施
2位は「<アイコム ID-52の受信改造法を掲載! 第3特集は『アイワのラジオ』>三才ブックスが月刊『ラジオライフ』2021年8月号を刊行」。6月25日(金)に株式会社三才ブックスから月刊誌「ラジオライフ」2021年8月号が刊行され、その誌面情報を伝える記事に関心が集まった。今号は第3特集に「昭和から令和を駆け抜けるオーディオメーカー『アイワのラジオ』」を掲載。また「無線電話の歯抜けを解消! ID-52受信改造法が判明」という特別企画もある。さらに別冊付録として1990年代の同誌に掲載された警察関連記事を集大成した「警察大百科’90s」が付く。価格は998円(税込み)。
続く3位と4位には、電波法違反により北海道総合通信局が下した無線従事者に対する行政処分の記事が…。さらに10位にも、近畿総合通信局が地元警察署とともに行った不法局の取り締まりで発覚した電波法を犯した男女2名を告発した記事がそれぞれランクインした。折しも6月中は総務省が「不法無線局対策強化期間」と定め、捜査関係機関などとともに、全国の総合通信局(沖縄総合通信事務所を含む)が不法無線局の取り締まりを重点的に行うキャンペーンを行っている。新型コロナウイルス感染症の感染拡大で活動への制限が伴うなかでも、積極的な取り締まりや処分などが行われていることがうかがえる。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<日本周辺を通過するパス多数>日本時間6月21日(月)から6月27日(日)まで、国際宇宙ステーション(ISS)が12種類のSSTV画像を145.80MHzで繰り返し送信
2)<アイコム ID-52の受信改造法を掲載! 第3特集は「アイワのラジオ」>三才ブックスが月刊「ラジオライフ」2021年8月号を刊行
3)<海上保安本部からの通報により発覚>北海道総合通信局、漁業用の無線設備やアマチュア無線機を不法に設置していた無線従事者を33日間の行政処分
4)<アマチュア無線局を対象に電波監視! バンドプラン逸脱&コールサイン不送出>北海道総合通信局、4アマを有する男女2人を15日間の行政処分
5)<全長710mm、短めのノンラジアルタイプ>コメット、飛びを追求した144/430MHz帯モービルアンテナ「CHL-1900」を新発売
6)<バンドスコープの機能が大幅アップ>アイコム、ID-52の新ファームウェア「Version 1.20」を公開
7)<CQオームが告知、5月1日以降すでに6モデル>相次ぐアマチュア無線機の「生産終了」
8)<実現すれば2アマが急増か!?>総務省、養成課程の対象資格を「第二級アマチュア無線技士まで拡大」の意見募集を開始!!
9)<JARDは反対意見を提出>総務省が「新スプリアス規格への移行期限の延長」の意見募集結果と電波監理審議会からの答申を公表
10)<兵庫県加西警察署と共同取り締まり>近畿総合通信局、アマチュア無線や不法市民ラジオの無線局を不法に開設した男2名を警察署へ告発
「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから5周年を迎え、レギュラー陣の平均年齢も74歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2021年6月20日(日)21時30分からの第264回放送。レギュラー陣のOMが最近見た映画の話と、自動車のナンバープレートや希望番号の話題で盛り上がった。
番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」は、前回に引き続きJARDコンテスト委員を務めるJF1IZZ 太田氏が登場。ビギナーハムの交信指導の際のエピソードとJARDのクラブ局(JO1ZRD)の運用について紹介した。
なおFMぱるるんのWebサイトがリニューアルし、今回から番組音源公開ページが変更になっているので注意が必要だ(「CQ ham for girls」「Radio JARL.com」も変更されている)。下記関連リンクにあるページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)
「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは毎週日曜日の23時に東京都西東京市の「FM西東京」でも放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2021年6月20日(日)21時からの第129回放送。前半では「東京2020オリンピック・パラリンピック」のPR記念局の運用が各地から行われているという案内。続いて「ハムフェア2021」の出展募集期間が延長となり、申し込みも少しずつ増加しているという状況を報告した。
後半では「CQ ham radio」誌に掲載しているJARL編集の「From JARL」コーナーの内容(7月号)を紹介(個人・法人の賛助会員の募集、総務省の電子申請アンケート調査、第2回ハムらde無線フェア開催、ハムフェア2020案内ほか)。また「JARLフレンドリーショップ 会員ありがとうキャンペーン」が6月30日で終了となることを案内。商品をショップに予約注文しているが、6月30日までに入荷しない場合の救済措置を説明した。最後に次の週末のコンテストとして「2021 ALL JA8コンテスト」(26日~27日)を紹介した。
なお「CQ ham for girls」「OMのラウンドQSO」と同様、FMぱるるんのWebサイトリニューアルで今回から同局の音源公開ページが変更になっているので注意が必要だ(JARL Webの特設ページからもリンクされている)。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。
●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ
「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容が放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2020年6月20日(日)15時からの第361回放送。今回もアマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」副編集長の吉澤氏(JS1CYI)をゲストに、同誌2021年7月号(6月18日発売)の内容紹介(表紙、特集「アンテナ建設お役立ちガイド」中の「アンテナ・メインテナンスと安全対策」)を行った。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。FMぱるるんのWebサイトリニューアルで、今回からURLアドレスが変更になっているので注意が必要だ。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ