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hamlife.jp (2024/11/25 19:35:33)
現在データベースには 6122 件のデータが登録されています。
無線従事者国家試験を実施している公益財団法人 日本無線協会は2021年4月21日、公式サイトに「国家試験申請手続き等の新たな取組みについて」と題した告知を掲載した。同協会は今後“国家試験のデジタル化”を推進し、受験申し込みから手数料の支払い、試験結果通知までをスマートフォンで完了できるシステムを導入するほか、一部の資格ではコンピュータの画面上で国家試験が受験できる「CBT方式」を導入し、受験機会を大幅に拡大する計画だ。
現在、無線従事者国家試験を受験する場合は、日本無線協会が公表した試験日程を確認し、決められた申し込み期間に申請書を郵送(郵便振替で受験手数料を納付)、さらに郵便で送られてくる受験票に指定サイズの証明写真を貼るなど、かなり手間が掛かるのが実状だ(公式サイトからオンラインでの受験申し込みも可能だが、受験料は郵便振替で支払う必要があり、受験票は郵送されてくる)。
また受験自体も、指定された試験場(アマチュア無線技士の場合、3・4アマは全国23か所、1・2アマは全国11か所)まで出向く必要があり、住んでいる地域と開始時刻によっては試験会場の近くに前泊しなくては間に合わないケースもある。
日本無線協会はこうした現状を踏まえ、受験者の利便性向上を図る目的で「国家試験のデジタル化」推進を表明した。同協会の告知は次のとおり。
国家試験申請手続き等の新たな取組みについて
当協会では、デジタル化の進展等を踏まえ、現在、無線従事者国家試験を受験される皆様の利便性の向上等を目的とした次の取組みを進めています。
(1)インターネット及びスマートフォンを活用した国家試験の申請等の手続き
現在のホームページからの電子申請(受験資格の事前登録)に加え、顔写真等を電子ファイル(デジタル写真)で提出していただくとともに、試験手数料をインターネット経由で精算していただくなど、国家試験の申請から結果通知までの一連の手続きをインターネットで完了していただけるよう準備中です。
なお、新方式への移行は、本年11月の申請受付分(令和4年1月に実施する国家試験) から予定しています。
(2)コンピュータの画面上で国家試験を受験できるCBT方式の導入
一部の資格の国家試験について、コンピュータの画面上で出題・解答を行う「CBT方式
(コンピュータ利用試験)」の導入を検討中です。この方式の試験を通じ、試験場所や日程など受験機会を従来に比べて大幅に拡大する予定です。
なお、CBT方式による国家試験は、来年度(令和4年度)から実施する予定としておりますが、これに先立ち、本年度中に限定的に実施することも計画しております。
詳細につきましては、それぞれ準備が整い次第、ホームページ等でご案内申し上げます。また、身体に障害をお持ちである等により、 インターネットが利用できない方の申請手続方法等も合わせて準備する予定としております。
「CBT方式」の試験は、一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)が行っている2アマ・3アマeラーニング養成課程の修了試験、株式会社QCQ企画の4アマeラーニング養成課程の修了試験にも導入されている。JARDの場合、修了試験の受験資格を経た受講者は全国280か所にある「CBTテストセンター」(CBTソリューションズが運営)のうち、都合のよい会場・時間帯に予約を入れてから出向き、センターに設置されたパソコンで出題される試験に臨むという形式になっている。
もしアマチュア無線技士の国家試験にも同様のCBT方式が導入されれば、受験機会は大幅に拡大されることになる。今後の具体的な発表が待たれるところだ。
●関連リンク:
・国家試験申請手続き等の新たな取り組みについて
PDF(日本無線協会)
・公益財団法人 日本無線協会
2021年4月24日(土)21時から25日(日)21時までの24時間、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)主催の「第63回(2021)ALL JAコンテスト」が1.9/3.5/7/14/21/28/50MHz帯の各アマチュアバンドで開催される。昨年はコロナ禍の影響で「野外での移動運用は自粛」「マルチオペ種目中止」となったが今回はその制限はない見込みだ。なお昨秋に行われた規約変更により、今回から1.9MHz帯(電信・電話)での参加が可能になり、さらに50MHz帯のコンテスト使用周波数の変更、書類提出期間の短縮(締め切りは5月6日)、紙ログでの提出は総交信局数が100局までといった変更が実施されるので注意してほしい。
「国内アマチュア局の友好を高めるため」を目的として 63回目を迎えるJARL主催「ALL JAコンテスト」。日本国内のアマチュア局およびSWLを対象に、都府県・地域などのアマチュア無線局とより多く交信(または受信)しマルチを稼ぐという、国内最大級&伝統と歴史あるコンテストの1つだ。
JARLコンテスト委員会では、「JARL主催コンテスト(ALL ASIAN DX、QSOパーティを除く)では、 電波型式ごとに『コンテスト使用周波数帯』を制定しています。 運用にあたって特に注意してほしいのは、SSBにおいてLSBの場合は 下限周波数、USBの場合は上限周波数です」「たとえば、7MHzにおけるコンテストの下限周波数は7060KHzですが、LSBですので、ダイヤルに表示される周波数は、7063kHzになります。仮に7060kHzの表示 周波数で送信すると7057kHz~7060kHzの範囲の電波を送信したことになり、周波数帯の逸脱になります。14MHzの場合はUSBですので、上限周波数は14297kHzの表示周波数になります。14300kHzの表示で送信すると14300kHz~14303kHzの範囲の電波を送信したことになり、周波数帯の逸脱になります」と注意を呼びかけている。
2020年7月に行ったコンテストに関する意見募集や、同年4月のバンドプランの見直しを踏まえ、第53回理事会でコンテスト規程およびコンテスト規約の見直しを決定。今回からコンテスト使用周波数帯の変更により1.9MHz帯(電信・電話)が加わったほか、50MHz帯の使用周波数の変更、書類提出期間の変更(締め切りを5月6日に繰り上げ)、紙ログは総交信局数が100局まで(100局を超える紙ログは受け付けない)などの改正ルールで実施される。
JARLでは、電子ログ提出を推奨するため、パソコンで手入力したログをJARLコンテスト用の電子ログとサマリー化し、電子メールで提出できるようにする「E-LOG MAKER」というツールを用意。JARLコンテストの電子ログフォーマットに対応したメールを作成して送信するためのページもある。
詳しくは下記の関連リンクから「コンテスト規定・規約の一部改正について」を参照のこと。ログの提出は5月6日(木)まで。通常より提出期間が短いので注意しよう。
JARLが主催する6つのコンテスト結果発表(確定)後において、その栄誉を称えるとして、「参加記念楯」を有料で作成し希望者へ進呈する「コンテスト参加記念楯制度」がある。
例えば「ALL JAコンテスト電話部門参加」「フィールドデーコンテスト5年連続入賞」など、コンテスト楯にその旨を記することができる。コンテストでは入賞しないと賞状がもらえないが、この「参加記念楯」はコンテストに参加してログ提出をすれば記念として入手できる。詳しくは下記のリンクで確認してほしい。
●関連リンク:
・第63回(2021)ALL JAコンテスト規約(JARL Web)
・コンテスト規定・規約の一部改正について(JARL Web)
・JARL主催コンテストの電子ログの提出について【電子ログによる書類提出の解説】(JARL Web)
・JARL主催コンテスト規定(PDF形式/JARL Web)
・コンテストアワード制度について(JARL Web)
・コンテスト参加記念楯制度(JARL Web)
・コンテスト委員会からのお知らせ(JARL Web)
・一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)
「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから250回を超え、レギュラー陣の平均年齢も74歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2021年4月18日(日)21時30分からの第255回放送。レギュラー陣の一人、JA1NFQ 中島氏が昨年1,500枚印刷したQSLカードの在庫がなくなってしまったという話から、新しいQSLカードのデザインをどうするか、世界的な電子QSLシステム「eQSL」やJARLのQSLビューローについての話題で盛り上がった。
番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」には、日本ボーイスカウトアマチュア無線クラブのJO1PGG 吉田氏が登場。ボーイスカウトの活動や年齢層で異なるスカウトの名称、アマチュア無線資格の位置付けなどを説明。さらに昨年10月中旬に 8J1JOTAという体験局兼記念局の運用 を行ったことを紹介した。
番組は下記関連リンクの「OMのラウンドQSO」のWebサイトから。下部に並んだ日付から聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)
2021年4月18日(日)に東京都羽村市の羽村市生涯学習センター「ゆとろぎ」で開催された「第2回 ハムらde無線フェア」(同フェア実行委員会、地域アマ無線クラブ、団体、有志の主催、羽村市後援)の模様が関係者から届いたので写真で紹介しよう。昨年は新型コロナウィルス感染拡大で開催できなかったため、今回は2年ぶりの開催となったが、晴天に恵まれて約390名が来場。JARL関東地方本部のアマチュア無線活性化キャンペーン体験記念局「8J1JARL」の運用や屋外展示が行われたほか、会場近くの水上公園からは、7コール発給開始30周年記念局「8J17CALL」のほか、「8J1YAB」「8J2YAB」もオンエアーした。
東京都羽村市内の「中車水車小屋」前で行ったD-STAR画像伝送実験。メイン会場「ゆとろぎ」と画像データの交換に成功
会場受付では新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、徹底した3密(密閉、密集、密接)対策を実施
伸縮ポールを取り付けた軽キャンピングカー。電源供給方法などをパネルで説明
澤田JARL東京都支部長がイベントの実行委員長を担った(左)。JARL広報大使のMasacoと、秋吉事務局長
●関連リンク:
・第2回 ハムらde無線フェアのご案内
・第2回 ハムらde無線フェア 展示会場とスケジュール
・JARL東京都支部大会 議事メモ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
移動用の伸縮式アンテナポールとタイヤベースの製造販売メーカーで、すでに廃業を表明しているフジインダストリー株式会社は2021年4月13日、関係者に「4月20日(火)をもって業務を終了し、4月21日(水)から販売・修理を株式会社三共が引き継ぐことになった」という告知を行った。移動運用愛好家にユーザーが多かった「FSPポール」「FTPポール」は従来と同じ型番・価格で新たな会社から供給されることになった。hamlife.jpでは株式会社三共(本社:埼玉県川口市)に取材を行った。
こちらの記事も参考に
(2021年1月19日掲載↓)
<移動運用で定評の“伸縮ポール”のメーカー>フジインダストリー株式会社が2021年4月末で「廃業」を発表
(2021年3月1日掲載↓)
<4月末での廃業を予定>“伸縮ポール”のフジインダストリー株式会社、「最終注文は3月18日までに」と案内
フジインダストリーが4月13日に関係者に告知した内容は次のとおり(一部抜粋)
拝啓
陽春の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご愛顧を賜り、有難うございました。
弊社は4月20日をもって業務を終了し、4月21日より新たに下記会社が販売・修理を引き継いで下さることになりました。
株式会社三共 様
〒333-0832 埼玉県川口市神戸97番地
TEL:048-282-5511
FAX:048-282-5648
URL:http://www.sankyo-pole.jp/
皆様の長年にわたるご厚誼に心から感謝申し上げますとともに、皆様の今後ますますのご健勝をお祈り申し上げます。
敬具
フジ・インダストリー株式会社
では、フジインダストリーの伸縮式アンテナポールの販売・修理を引き継ぐ株式会社三共はどのような企業で、今後の販売方法はどうなるのだろうか。hamlife.jpでは同社に取材を行った。
株式会社三共は“鋳物の町”として知られる埼玉県川口市にある企業で、1961(昭和36)年に「アルミ製国旗竿」の製造販売会社として創業。現在は「鯉のぼり」を掲げるためのベランダ用伸縮ポールや庭用ポール、各種取り付け金具をはじめ、国旗掲揚ポール、部屋の間仕切り用ポール、アルミ製物干し竿などを製造販売しているポールの専門メーカーだ。PRにも熱心でYouTubeチャンネルでの動画公開のほか、今年4月4日からはFacebookページも開設し情報発信を行っている。
三共の会社紹介とポール製造工程のPR動画(YouTubeより)※画像クリックで再生開始
三共は 以前から、フジインダストリーの伸縮式アンテナポールの製造を担当してきた 。そのため今後、三共で製造・販売するアンテナポールはフジインダストリーの製品と同一商品(同一仕様)になり、「型番や価格についても現時点では変更がない」という説明だった。ただし「今後製造を続けていくにあたり、必要があれば変更する可能性もあります」と付け加えている。
一方、組立式タイヤベース(FTBシリーズ)については、小型サイズの「S型」(450W×410H×250Dmm、約6~7kg)は製造するが、大型サイズの「L型」(600W×410H×300mm、約13.5kg)の製造は検討中で、仮に販売する場合は新価格になるという。
これまでにフジインダストリーが販売した製品の修理については「アンテナポールの修理は可能ですが、タイヤベースの修理は今までお受けしたことがございません。ポールの場合と同様、修理可能かどうか確認させていただいてからの回答となります」としている。
同社は4月21日(水)からアンテナポールの製造販売を引き継ぐが、カタログやWebサイトで告知を始める時期は未定であること、ハムフェアなどアマチュア無線イベントへの出展は予定していないことも明らかにした。
気になるのは、今後同社が製造販売するアンテナポールとタイヤベースの入手方法だが、「フジインダストリーの時と同様に、無線ショップ経由での販売になります」(直販は行わない)という。すでにいくつかの無線ショップが同社に取り扱いしたい旨の連絡を入れている模様だ。
フジインダストリーの廃業表明以来、アマチュア無線家に長年愛用されてきた伸縮式アンテナポールが入手できなくなることが懸念されていた。しかし製造を受託していた会社による販売継続が決まり、アマチュア無線家や業界関係者からは安堵の声があがっている。
株式会社三共が、公式サイトに「製品の仕様と価格表」「取り扱う無線ショップの店名リスト」を掲載することが待ち望まれる。同社については下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・株式会社三共
・株式会社三共 Facebookページ
・株式会社三共 YouTubeチャンネル
「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは毎週日曜日の23時に東京都西東京市の「FM西東京」でも放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2021年4月18日(日)21時からの第120回放送。今回は第61次日本南極地域観測隊の越冬隊員として、2020年1月から約1年1か月にわたって南極・昭和基地で活動したJA1AGS 山本貴士氏がゲスト出演し、観測活動や昭和基地のJARL局「8J1RL」の運用、往復の船内生活などについて語った。
後半では「JARL NEWS」2021年春号の記事に関連した話題。正月の「QSOパーティ」で十二支のステッカーを2巡目、3巡目…と複数回達成した場合に申請できる“特製楯”の受付を4月1日から始めたところ、4巡目達成(連続48年間参加)の申請者が10名近くいたという。また4月24~25日に開催される「ALL JAコンテスト」に規約が変更になり、JARLコンテスト使用周波数帯が変更になり(1.8MHz帯追加、50MHz帯変更)、修了後の書類提出期間も短くなっているので注意を呼び掛けた。
番組は下記関連リンクの「Radio JARL.com」の音源公開ページまたはJARL Webの特設ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。
●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ
「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容が放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2020年4月18日(日)15時からの第352回放送。アマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」副編集長の吉澤氏(JS1CYI)をゲストに、同誌2021年5月号(4月19日発売)の内容紹介(表紙:雪のない南極昭和基地とアンテナ、特集「わたしのお勧めハムライフ」、国内コンテスト:ALL JAコンテストの変更点、CQ ham radio チャレンジ・アワード結果発表 エキスパート賞編)を行った。
なお来週(4月25日)の放送では、第61次日本南極地域観測隊の越冬隊員として8J1RLから精力的に運用したJA1AGS 山本氏がゲスト出演するという。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ
無線従事者国家試験等を実施する公益財団法人 日本無線協会は、2021年4月10日と11日に実施した、令和3年4月期の1アマ、2アマ国家試験の問題と正答をWebサイトに掲載した。
公開されたのは第一級アマチュア無線技士、および第二級アマチュア無線技士の国家試験(1アマは4月10日、2アマは4月11日に実施)における「工学」と「法規」の問題と正答。いずれもPDF形式。
ちなみに1アマの工学・法規の問題はいずれも150点満点で合格点は105点。2アマの工学は125点満点で合格点は87点、2アマの法規は150点満点で合格点は105点と公表されている。
なお合格発表は郵送のほか、試験から約半月後に日本無線協会のWebサイト上でも掲載期間限定で行われる予定だ。
★こちらの記事も参考に…
<1アマ国試の合格率は7ポイント悪化し35.3%>総務省、令和元年度末の「資格別
無線従事者免許取得者数の推移」を公表
<無線従事者国家試験の情報も調べやすく>日本無線協会、公式サイトをリニューアル
●関連リンク:
・令和3年4月期 1アマ工学問題 PDF
・令和3年4月期 1アマ工学解答 PDF
・令和3年4月期 1アマ法規問題 PDF
・令和3年4月期 1アマ法規解答 PDF
・令和3年4月期 2アマ工学問題 PDF
・令和3年4月期 2アマ工学解答 PDF
・令和3年4月期 2アマ法規問題 PDF
・令和3年4月期 2アマ法規解答 PDF
・試験問題と解答(日本無線協会)
・試験の合格基準等(日本無線協会:PDF形式)
CQ出版社はアマチュア無線界で唯一の月刊誌、「CQ ham radio」の2021年5 月号を4月19日(月)に発売した。同誌は1946(昭和21)年9月号の創刊で今号は通巻899号となる。特集は「わたしのお勧めハムライフ」 。別冊付録として「50MHz帯をまるごと楽しもう!」がつく。価格は990円(税込)。
こちらの記事も参考に↓(2021年3月30日掲載)
<投稿採用分には掲載誌や粗品を贈呈>CQ ham
radio誌が通巻900号を記念し「CQ誌とわたし」の投稿を募集中
4月19日に発売された「CQ ham radio」2021年5月号のおもな内容は下記の通り。
<特集>コロナ禍で見つけた楽しみ方「わたしのお勧めハムライフ」
・賃貸でも持ち家でも,アパマンでも大丈夫
ステイホームで楽しむための同軸ケーブル引き込み術
・オンライン・ミーティングの勧め
ハムのZoom活用法
・動画サイトはお役立ち情報の宝庫
YouTubeを活用して楽しみの枠を広げよう!
・コロナ禍も工夫と創意で乗り切る
最近の米国社会情勢とハムライフ
・間もなく始まるサイクル25に期待を寄せ
コロナ禍,京都丹波高原に2ndシャックを建設
・憧れの無線機は永遠に
ビンテージマシン「KWM-2」で楽しむアマチュア無線
・「ロクハン」スピーカのお勧めとプチ製作
音にこだわるAM通信
【ユーザー・レポート】
・アイコム IC-9700で楽しむV/UHF
・第一電波工業「MR77B」144/430MHz帯 マグネットマウントアンテナ
・RigExpert「Stick 230」
・第一電波工業 50MHz帯 位相差給電タイプ2素子ビーム・アンテナ「A502HBR2」
<トピックス>
・八重洲無線「FTDX10」で楽しむFT8
・外部電池とアンテナ選択が鍵、移動運用を50Wでしてみよう
・短波帯電波伝搬シミュレータ HF-STARTを活用しよう!
・VR2BLEE(Bruce Lee Memorial Station)あのブルース・リーの記念局がアクティブにQRV中!
・CQ ham radio チャレンジ・アワード結果発表【エキスパート賞編】
・アマチュア無線の社会貢献活動での活用
・ハムの社会貢献 郡山市民アマチュア無線実行委員会の活動紹介
・JARD受講者交流サイト HAMtte(ハムって)の活動【後編】
・シリーズ アパマン・ハムの工夫と実践 アパマン・ハムのノイズ対策
・シリーズ 米国アマチュア無線草の根レポート SCARAハムフェストに見た工夫【後編】
・大連通信 第6回
・CQ ham radio編集部発行の“CW77”アワード情報
・ハリクラに魅せられて(2)
・5VDE アフリカ・トーゴ共和国へのDXペディション
・カリブ海地域のハム紹介(第12回)
・Ace of Aces 2020 ベスト・レポート賞 受賞者の紹介
・HH2AA リモート運用記
<テクニカル・セクション>
・釣り竿マスト・スタンドの製作
・アマチュア無線に適したオーディオ用コンプレッサの選び方
<DX World>
・近着QSL紹介
・DX Column
・DX News
・Low-Band DXing
・High-Band DXing
・Digital Mode DXing
・Short Break
・DX Report
・QSL Information
・近着QSL情報
<連載>
・短期連載:受信機の構成とその進化
・真空管で伝える基本技術
・ハムのQ&A
・FT8最新事情
・記念局INFORMATION
・以心電信
・From USA
・CW運用ステップアップ
・みんなで楽しむAM通信 特別編
・8J1RLだより
・CQ ham for girls
・アワード収集を楽しもう!
・HF帯コンディション予報
・衛星通信情報
・EME(Earth-Moon-Earth)
・マイクロウェーブ ワールド
・ARDF NEWS
・モールス通信実践講座
・Let’s enjoy C4FM & WIRES
・APRSでコミュニケーション
・D-STARインフォメーション
・2mSSBで楽しもう!
・新 移動運用セミナー
・ライセンスフリーワールド
・海外コンテスト
・国内コンテスト
・海外/国内コンテスト規約
<別冊付録>50MHz帯をまるごと楽しもう!
同誌に関する情報は下記関連リンクから。また予約・購入は下のAmazonリンクが便利だ。
●関連リンク:
・CQ ham radio WEB MAGAZINE
・CQ ham radio(CQ出版社 WebShop)
日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2021年4月19日時点で、アマチュア局は「386,233局」の免許情報が登録されている。前回紹介した4月12日時点の登録数から1週間で343局ほど減少した。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2021年4月19日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「386,233局」の免許状情報が登録されていた。前回、4月12日時点のアマチュア局の登録数は「386,576局」だったので、1週間で登録数が343局ほど減少した。
なお、1982(昭和57)年12月にスタートした「パーソナル無線」は、有効期限が残っている一部の局を除き2015年(平成27年)11月30日をもって使用期限を迎えたが、2021年4月19日時点のデータベースによると、パーソナル無線局として「111局」の免許情報が登録されていた。前回、4月12日時点の登録数は「113局」だったため、この間に1週間で2局が免許を失効したと思われる。
↓この記事もチェック!
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局40万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)