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hamlife.jp (2024/11/25 16:35:24)
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CQ出版株式会社は、アマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」が2021年6月号で通巻900号を迎えることを記念し、戦後から1970年代後半までに発売された日本のアマチュア無線機を同誌上からすべて集めた書籍「日本アマチュア無線機名鑑」を2021年4月21日に刊行する。掲載されている機種は90メーカーの合計600機種を超える、まさに“名鑑”の名にふさわしい内容だという。筆者はJJ1GRK 高木誠利氏。B5版248ページで価格は3,300円(税込み)。
以下、CQ出版社からの案内を抜粋して紹介する。
CQ ham radio 通巻900号記念出版
「日本アマチュア無線機名鑑 黎明期(1948年)から最盛期(1976年)へ」
CQ ham radio誌は、2021年6月号で通巻900号を迎えます。これを記念して、戦後から1970年代後半の日本のアマチュア無線機をCQ ham radio誌上からすべて集めた書籍が登場です。90メーカー、600機種超の総収録数は「名鑑」の名にふさわしい内容となっています。懐かしい機種、幻の機種、一世を風靡した機種、この1冊で心行くまで味わってください。
<概要>
・仕様:B5判 248ページ
・定価:3,300円(税込)
・筆者:JJ1GRK 高木誠利/著
・発売予定日:2021年4月21日
<お断り>
本書の画像はCQ ham
radio誌1948年1月号(第3巻通巻8号)から1976年12月号(第31巻第12号通巻366号)に掲載された「新製品情報」(編集部原稿)および広告ページから抜き出したものです。このため、不鮮明な機種もあることをあらかじめご了承ください。
<ページ構成と掲載機種一覧>
★第1章 黎明期のアマチュア無線機
時代背景
免許制度
受信機
送信機
送受信機
黎明期の機種 一覧
黎明期のアマチュア無線機の各機種
1948年 電元工業 RUA-478
1949年 三田無線研究所 通信型全波スーパー
1948年 菊名電気 2バンド(普及型)スーパー シャーシー・キット
1950年 富士製作所(スター) S-50(A)、S-51(A)
春日無線工業(JVCケンウッド) 6R-4S
菊水電波(菊水電子工業) スカイシリーズ
1954年 春日無線工業(JVCケンウッド) 9R-4、9R-42、TX-1(1955年)
1956年 山七商店 ポータブル局用受信機
山七商店 ポータブルQRP局用送信機
三田無線研究所 807送信機・807変調器
三田無線研究所 CS-6、CS-7
1957年 豊村商店(トヨムラ) SMT-1
山七商店 TXH-1
三田無線研究所 Model-ST1
三田無線研究所 Model-11
1958年 三和無線測器研究所 STM-406
江角電波研究所 MXS-2232、RXS-2232、M-22
日本通機工業 NT-101
JELECTRO FB-73
1959年 江角電波研究所 RG-22、RS-22、RA-234
春日無線工業(JVCケンウッド) 9R-4J、9R-42J
JELECTRO SWL-59
JELECTRO QRP-16、QRP-40
榛名通信機工業 SSX-5
春日無線工業(JVCケンウッド) TX-88
宮川製作所 HFT-20
和光通信機製作所 TU-591、TU-581、TU-591A
大栄電気商会 VT-357
三電機 QTR-7
JELECTRO QRP-60
1960年 榛名通信機工業 SX-5A、SX-5B、SX-5S、SX-6A
東京電機工業 TMX-7025
和光通信機製作所 TR-10
東京電機工業 TNX-701A
江角電波研究所 RT-1
三電機 QT-3 QMT-4
江角電波研究所 RX-2
東京電機工業 TNX-7015
大栄電気商会 VT-357B
江角電波研究所 RT-1S
和光通信機製作所 スリーエイトTX
Column:キットばかりの理由
★第2章 AM通信全盛期
時代背景と免許制度
受信機
送信機
送受信機
AM通信全盛期の機種 一覧
AM通信全盛期の各機種
1961年 三和無線測器研究所 TM-407
三電機 QTR-99
神戸電波 KT-405、KR-306
松下電器産業 CRV-1
江角電波研究所 MX-3S-2
JELECTRO RX-59
東海無線工業 FTX-11、FTX-12
トリオ(JVCケンウッド) 9R-59
西村通信工業 NS-73B、NS-73S
神戸電波 KT-606
さくら屋 R-1、T-1
トリオ(JVCケンウッド) TX-88A
1962年 三田無線研究所 ST-1B
和光通信機製作所 TH615
三和無線測器 NR-408、NR-409
西村通信工業 4球スーパー
徳島通信機製作所 MZ-62B、MZ-62C、MZ-63A
高橋通信機研究所 HVX-38-B
トヨムラ電気商会 QRP-90、QRP-90A、QRP-90B
1963年 三田無線 CS-4 CS-7DX
トリオ(JVCケンウッド) JR-60
スター R-100 R-100K
太陽無線技術研究所 NT-110、NT-110A
日本通機工業 NT-201
スター SR-40
徳島通信機製作所 MZ-64A
フェニックス VOYAGER HE-25
トリオ(JVCケンウッド) TRH-1
スター SR-600
三田無線研究所 MCR-633、MCR-632、MCR-631
1964年 トリオ(JVCケンウッド) JR-200
1965年 トヨムラ QRP-TWENTY
1966年 クラニシ計測器研究所 KTR-328
トリオ(JVCケンウッド) TX-88D、9R-59D、トリオアリアケ59Dスペシャル
東亜高周波研究所 SS-10
科学教材社 5R-66、TX-67、JA-9
1967年 竹井電機工業 KTA5283 KTA5213
日新電子工業 PANASKY mark10
1968年 フェニックス MINITREX-80
1969年 トリオ(JVCケンウッド) 9R-59DS、TX-88DS
1973年 ミズホ通信 FB-10
Column:光波無線の話
★第3章 産声を上げたSSB
時代背景
免許制度
受信機
送信機
送受信機
産声を上げたSSB時代の機種 一覧
産声を上げたSSB時代の機種
1959年 榛名通信機工業 SSB位相推移キット
1960年 八重洲無線SSBゼネレーター A型、B型、C型、D型(1961年)
1962年 国際電気(日立国際電気) SSBエキサイタ
八重洲無線 FL-20
1963年 八重洲無線 FL-10/40
クラニシ計測器研究所 SX-101
クラニシ計測器研究所 LG-201、PG-201
八重洲無線 FL-20A(前期型)、FL-100
スター SR-600(A)
1964年 八重洲無線 FL-20B、FL-100B
八重洲無線 FL-20C、FL-100C、FL-20A(後期型)、FL-100A
トリオ(JVCケンウッド) JR-300S
スター SR-500X
スター SR-150K、SR-150
1965年 トリオ(JVCケンウッド) TX-388S
スター SR-100K
フロンティア電気 SH-100
八重洲無線 FR-100B
スター SR-550
八重洲無線 E型ゼネレーター
スター SR-165
スター SR-700(A)
スター ST-700
八重洲無線 FL-200B
1966年 八重洲無線 FL-50
井上電機製作所(アイコム) TRS-80
泉工業 PAROS22-TR
八重洲無線 FT-100
トリオ(JVCケンウッド) TS-500
八重洲無線 FR-50
スター ST-333
1967年 トリオ(JVCケンウッド) TX-15S、TX-20S、TX-40S
トリオ(JVCケンウッド) JR-500S
八重洲無線 FT-50
八重洲無線 FTDX400
八重洲無線 F型SSBジェネレーター
ユニーク無線 UL-120
井上電機製作所(アイコム) IC-700R、IC-700T
スター SR-200
八重洲無線 FTDX100
八重洲無線 FTDX400、FLDX400
1968年 杉原商会 SS-40
フロンティアエレクトリック SUPER600GT
八重洲無線 ST-200
摂津金属工業 S-77R、S-77T
トリオ(JVCケンウッド) TS-510
八重洲無線 FT-200(シルバー・パネル/ブラック・パネル)
トリオ(JVCケンウッド) JR-310、TX-310
1969年 スバル電気 3SB-1
八重洲無線 FT-400S
トリオ(JVCケンウッド) JR-599、TX-599
フロンティアエレクトリック SUPER600GT A
八重洲無線 FR-50B、FL-50B
Column:USB、LSBの使い分けができた理由
★第4章 VHF通信の始まり
時代背景
免許制度
受信機
送信機
送受信機
VHF通信の始まりの時代の機種 一覧
VHF通信の始まりの時代の各機種
1948年 電元工業狛江工場 RUA-478
1956年 三田無線研究所 50/144Mc送信機
1957年 山七商店 TXV-1(A)
1958年 江角電波研究所 R33
1959年 江角電波研究所 RG-22、RS-22、RA-234
湘南高周波研究所 TXV-10N
宮川製作所 VHT-10
1960年 江角電波研究所 RT-1、RX-2、RT-1S
高橋製作所 6TS-8A 6TS-8B
トヨムラ電気商会 TSR-6A
1961年 神戸電波 KH-206(A)
江角電波研究所 RX-2A、RT-1A、RT-1SA
東海無線工業 FTX-51
トヨムラ電気商会 TEC-6(TEC-SIX)
湘南高周波研究所 TXV-24(B)
1962年 高橋通信機研究所 HVX-50-B、HVX-144-B、HVXM-50-B、HTRV-50-B
1963年 江角電波研究所 MS-6BA、MS-7A
徳島通信機製作所 MZ65A
高橋通信機研究所 HTRV-50-D
江角電波研究所 MR-3S
トリオ(JVCケンウッド) TX-26
1964年 福山電機研究所 FM-50P、FM-50/P、FM-50V、FM-50/V10、FM-50M(初期型)
福山電機研究所 FM-144P、FM-144V、FM-144M(初期型)
トヨムラ電気商会 TSR-6C
江角電波研究所 RS-45B、MS-15A、FR-1
江角電波研究所 RS-45V
井上電機製作所(アイコム) FDAM-1
1965年 福山電機研究所 FM-50A(初期型) FM-144VS
江角電波 MR-4S
井上電機製作所(アイコム) FDFM-1、FM-10、FRFM-1、FM-100A
西崎電機製作所(西崎電機) 6-VW10、6-XW10、6-XS5、2-XW10
江角電波 ED-1410F、ED-141F
江角電波 ED-530F、ED-510
江角電波 ED-501、MR-51A
江角電波 ED-6A
トヨムラ電気商会 OE-6
オリエンタル電子 OE-6F
多摩コミニケーション TCC-6/VRC10、TCC-15/VRC10、TCC-6/VRC30
多摩コミニケーション TCC-15/VRC30、TCC-6F/VRC10、TCC-15F/VRC10
江角電波 ES-210F、ES-601F、ES-610F
江角電波 MR-8
江角電波 MR-18
1966年 トリオ(JVCケンウッド) TR-1000
極東電子 FM50-10A
井上電機製作所(アイコム) FRFM-2
井上電機製作所(アイコム) FDFM-25A型、FDFM-25B型、FM-100B
トリオ(JVCケンウッド) TR-2000
プロエース電子研究所 TF-6
共信電波 620F
福山電機工業 FM-144A、FM-50A(後期型)、FM-50M(後期型)
井上電機製作所(アイコム) TRA-60
ライカ電子製作所 A-610
ユニーク無線 URC-6
江角電波 ED-65
福山電機工業 FM-144M(後期型)
福山電機工業 FRC-6
福山電機工業 TROPICOM
ABC無線商会 QQ-5A、QQ-10、QQ-20
ライカ電子製作所 A-210
ABC無線商会 QQ-4S
井上電機製作所(アイコム) FDAM-2
井上電機製作所(アイコム) FDFM-5
江角電波 ED-108
江角電波 ED-605
江角電波 SSBトランシーバー
極東電子 FM50-10B
鈴木電機製作所 AMR-6 AFR-6
江角電波 ED-45C
湘南電子製作所 50MHz車載用 50MHz固定用トランシーバー
福山電機工業 FM-150C
1967年 クラニシ計測器研究所 MARKER66
超短波工業 2M701P、2M701V、2M705V、2M710V
サンコー電子 T-6
日新電子工業 PANASKY mark6
ライカ電子製作所 A-610K A-210J
福山電機工業 FM-50MD、FM-144MD
極東電子 FM50-10C
ABC無線商会 QQ-1200
江角電波 ED-201F
大栄電機商会 FRT-605
サクタ無線電機 FBS-501
クラニシ計測器研究所 MARKER22
三協電機商会 SC-62
Column:受信回路のフィルタの話
★第5章 HFはSSBトランシーバ全盛
時代背景
免許制度
受信機・送信機
送受信機
HFはSSBトランシーバ全盛の時代の機種 一覧
HFはSSBトランシーバ全盛の時代の各機種
1970年 フロンティアエレクトリック SUPER600GT B
八重洲無線 FT-200(S) ブラック・パネル
八重洲無線 FT-101(S)
フロンティアエレクトリック Skylark 5
フロンティアエレクトリック SUPER 1200GT(S)
トリオ(JVCケンウッド) TS-511D(X)
1971年 フロンティアエレクトリック DIGITAL500(S)
トリオ(JVCケンウッド) TS-311
トリオ(JVCケンウッド) TS-511S
八重洲無線 FTDX401
トリオ(JVCケンウッド) TS-801
日本電業 KAPPA・15
1972年 八重洲無線 FT-75
1973年 ミズホ通信 FB-10
トリオ(JVCケンウッド) R-599S(D)、T-599S(D)
トリオ(JVCケンウッド) TS-900S(D、X)
八重洲無線 FT-101B(BS)
トリオ(JVCケンウッド) TS-520D(X)
1974年 八重洲無線 FR-101
コリンズ(日本) KWM-2A
東京電子工業(東芝テリー) SS-727C、SS-727M
八重洲無線 FT-501(S)
八重洲無線 FT-201(S)
新日本電気 CQ-110(N)
SWAN・カツミ電機 SS-15
八重洲無線 FL-101(S)
1975年 ミズホ通信 DC-7
八重洲無線 FT-101E(ES)
松下電器産業(パナソニック) RJX-1011D(P)
ユニデン Model 2020(P)
1976年 八重洲無線 FT-301S
トリオ(JVCケンウッド) TS-820S(V、D、X)
新日本電気 CQ-210
Column:SSB時代の2つのファイナル
★第6章 V/UHFハンディ機が大流行
時代背景
免許制度
送受信機
V/UHFはハンディ機が大流行時代の機種 一覧
V/UHFはハンディ機が大流行時代の各機種
1968年 井上電機製作所(アイコム) FDAM-3
国際電気(日立国際電気) SINE-2
杉原商会 SV-141
1969年 トリオ(JVCケンウッド) TR-1100
1970年 協和通信機製作所 ECHO-6
トリオ(JVCケンウッド) TR-2200
福山電機工業 HT-2000
新日本電気 CQ-7100
1971年 トリオ(JVCケンウッド) TR-1200
福山電機工業 Junior 6A
スタンダード工業 SR-C145
1972年 新日本電気CQ-P6300
ホーク電子・新潟通信機 TRC-400
ケンプロダクト KP-202
ベルテック W3470
1973年 スタンダード工業 SR-C432
安藤電子工業 AS-1000-P1
松下電器産業 RJX-601
九十九電機 CONTACT621
三協特殊無線 FRT-203B、FRT-230GB
安藤電子工業 AS-1100
1974年 新日本電気 CQ-P2200
1975年 井上電機製作所(アイコム) IC-502
井上電機製作所(アイコム) IC-202
トリオ(JVCケンウッド) TR-3200、TR-1300
1976年 井上電機製作所(アイコム) IC-212
トリオ(JVCケンウッド) TR-2200GII
Column:ハンディ機の電池
Column:MOS型デュアルゲートFETが有利な理由
★第7章 モービル・ブーム来る!
時代背景
免許制度
送受信機
モービル・ブーム来る!時代の機種 一覧
モービル・ブーム来る!時代の各機種
1968年 ハムセンター Merit50
三協特殊電子 FRT-605
福山電機 JUNIOR 10C(50MHz)、JUNIOR 10C(144MHz)
ABC無線商会 F-610J F-610C
国際電気(日立国際電気) SINE-2ブースタ
三協特殊無線 FRT-605A、FRT-205、FRT-202
トリオ(JVCケンウッド) TR-5000
極東電子 FM144-05C
大成通信機 TF-501
1969年 クラニシ Marker66(NEW)、Marker22(NEW)
杉原商会 SV-1425
日新電子工業 PANASKY MARK-2F
井上電機製作所(アイコム) IC-2F、IC-2F DELUXE
極東電子 FM50-10F、FM144-05F
トリオ(JVCケンウッド) TR-7100
杉原商会 SV-1426
スタンダード工業(日本マランツ) SR-C806M
1970年 ハムセンター MERIT 8S
トヨ電製作所 F-26
ミサト通信工業 MT-26
三協特殊無線 FRT-225、FRT-635、FRT-7505
クラニシ Marker-Luxury(50MHz)、Marker-Luxury(144MHz)
日新電子工業 SKYELITE 2F
極東電子 FM50-10L、FM144-10L
八重洲無線 FT-2F
福山電機工業 FD-210
ホーク電子・新潟通信機 TRH-405
井上電機製作所(アイコム) IC-20
1971年 スタンダード工業(日本マランツ) SR-C4300
スタンダード工業(日本マランツ) SR-C1400
ベルテック W5400(A)
ホーク電子・新潟通信機 TRH-410G
福山電機工業 MULTI 8
1972年 日本電業 Liner 6
極東電子 FM50-10LA、FM144-10LA
都波電子 UHF-TV TX
井上電機製作所(アイコム) IC-30
ホーク電子・新潟通信機 TRC-500
トリオ(JVCケンウッド) TR-7200、TR-8000
井上電機製作所(アイコム) IC-200
新日本電気 CQ-M2100
八重洲無線 シグマサイザー200
スタンダード工業(日本マランツ) SR-C430
井上電機製作所(アイコム) IC-22
福山電機工業 MULTI 8DX、MULTI 7
1973年 松下電器産業 RJX-201
三協特殊無線 FRT-220GB
日本電装 ND-140
スタンダード工業(日本マランツ) SR-C140
ベルテック W5500
三協特殊無線 FRT-625GB
極東電子 FM50-10S、FM144-10S
日本電業 Liner 2DX
松下電器産業 RJX-431
1974年 井上電機製作所(アイコム) IC-200A
八重洲無線 FT-224
トリオ(JVCケンウッド) TR-8200
トリオ(JVCケンウッド) TR-7010
富士通テン TENHAM-15 TENHAM-40
井上電機製作所(アイコム) IC-220、IC-320
1975年 日新電子工業 JACKY2. XA
福山電機工業 MULTI 11
日本電業 Liner-430
双葉光音電機 144MHz FM Transceiver
双葉光音電機 430MHz FM Transceiver
ユニデン Model 2010
スタンダード工業(日本マランツ) C140B
三協特殊無線 KF-430
1976年 極東電子 FM144-10SXII
日本電装 ND-2000
ユニデン Model 2030
スタンダード工業(日本マランツ) C8600
日本システム工業 RT-140
新日本電気 CQ-M2300
松下電器産業 RJX-202
北辰産業 HS-144
井上電機製作所(アイコム) IC-250
三協特殊無線 KF-51
井上電機製作所(アイコム) IC-232
トリオ(JVCケンウッド) TR-8300
富士通テン TENHAM-152、TENHAM-402
Column:リグの実装水晶の話
★第8章 V/UHFの本格的固定機
時代背景
免許制度
送受信機
V/UHFの本格的固定機時代の機種 一覧
V/UHFの本格的固定機時代の各機種
1968年 杉原商会 SS-6、SS-2、SS-6A
ハムセンター CT-6S
トリオ(JVCケンウッド) TR-2
杉原商会 SU-435
八重洲無線 FTV-650
サンコー電子 TP-5
摂津金属工業 VHF送信機
1969年 日新電子工業 SKYELITE 6
1970年 井上電機製作所(アイコム) IC-71
大利根電子工業 VS-50
福山電機工業 FM-50MD10 FM-144MD10
1971年 井上電機製作所(アイコム) IC-21
トリオ(JVCケンウッド) TR-5200
スタンダード工業(日本マランツ) SR-C14
筑波無線・ナバ TA10-CN ホスパー
1972年 八重洲無線 FT-2 AUTO
トリオ(JVCケンウッド) ケンクラフト QS-500
ミズホ通信 FB-6J
八重洲無線 FT-620
フロンティア DIGITAL-6
1973年 井上電機製作所(アイコム) IC-31
トリオ(JVCケンウッド) TR-7300
井上電機製作所(アイコム) IC-210
逢鹿パーツ工業 ART-60
福山電機工業 Multi2000
ゼネラル GR-21
トリオ(JVCケンウッド) TS-700
1974年 八重洲無線 FT-220
井上電機製作所(アイコム) IC-501
井上電機製作所(アイコム) IC-21A
1975年 八重洲無線 FT-620B
日本電業 FS-1007P
ラリー通信機 VT-435
トリオ(JVCケンウッド) TV-502、TV-506
松下電器産業 RJX-661
タニグチ・エンジニアリング・トレーダース TRV-2010
八重洲無線 FTV-650B
八重洲無線 FT-221
1976年 福山電機 MULTI-2700
清水電子研究所 X-407、X-402A、X-406A
トリオ(JVCケンウッド) TS-600
ミズホ通信 SE-6000P-1、SE-2000、SE-2000P-1
井上電機製作所(アイコム) IC-221
ミズホ通信 MK-610
ワンダー電子 W203G、W605、W203G(50MHz入力)
Column:メーカーと筆者の認識の差?
付録資料 写真で見る 有名アマチュア無線機メーカー黎明期の無線機たち
・AM通信全盛時代のHF機たち――春日無線工業・トリオ(JVCケンウッド)
・VHF通信黎明期の名機たち――井上電機製作所(アイコム)
・SSB時代を築く――八重洲無線
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●関連リンク: 日本アマチュア無線機名鑑(CQ出版社 WebShop)
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)和歌山県支部は、2021年4月4日(日)の9時から21時までの12時間にわたり、1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430/1200MHz帯の各アマチュアバンドの電話と電信で「第33回 和歌山コンテスト」を開催する。入賞者の賞状は希望者の方のみに発行する。表彰の対象者で賞状発行を希望する局(JARL会員に限る)は、結果発表後1か月間受け付ける。そのほか「高齢化による省力化と副賞(梅干し)の高騰による経費節減の協力お願い」を呼びかけている。
コンテストの交信対象は、県内局が国内全域、県外局が和歌山県内局のみとなっている。ナンバー交換は、県内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「市郡ナンバー」、県外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「都府県支庁ナンバー」となる。
エントリーは個人局2種目以内、社団局1種目。ただし、2種目とはHF(1.9~28MHz帯)とV・UHF(50~1200MHz帯)で各1種目。同一人が個人局や社団局など2以上のコールサインを使用してのエントリーすることは認められない。
移動局に対しては「当該地に移動した事実を証明する公正な第三者の書類などの提出を求める場合がある」としている。具体的には、宿泊先のパンフレット、宿泊料の領収書、道路通行料の領収書、駅のスタンプ、当該地近傍(ガソリンスタンド゙、コンビニエンスストアー、一般商店など)で商品購入した際の領収書、現地で撮影した日付入りの写真など。
紙ログと電子ログ(ウィルス対策上から添付は受け付けない)の締め切りは4月30日(木)消印有効。結果はホームページ上で発表されるが、インターネット環境などない局には、用紙によるコンテスト結果を郵送する。その場合は、郵送によるログ提出時に封筒の大きさが長形3号(120×235mm)で92円切手を貼ったSASEを同封すること。
副賞として「和歌山県特産品」をエントリー数や得点などにより「県内の部」「県外の部」とも10個程度と、特別賞を1個程度予定。詳しくは「第33回 和歌山コンテスト規約」で確認してほしい。
なお、「コンテストにおいて交信した際のQSLカード交換について」として、「過去に同一バンド・モードで交信し、すでにQSLカードの交換を済ませている場合などは、発行(交換)を控えるようご協力お願いします」と呼びかけている。
●関連リンク:
・第33回 和歌山コンテスト規約
・JARL和歌山県支部
日本における、2021年4月1日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。5エリア(四国管内)の四国総合通信局と、7エリア(東北管内)の東北総合通信局からそれぞれコールサイン発給状況の更新発表があった。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
アマチュア無線家からの情報により、またまたフィッシング詐欺が疑われる怪しい通販サイトが見つかった。業態が違う実在する会社名を名乗っているが、ショップ名やURLアドレスを変えて詐欺行為を繰り返す詐欺サイトだという。「会社名(ショップ名)+評判」で検索すると「お金を振り込んでも商品は届きません」という書き込みも…。一見すると一般的なECショップに見えるものの、TV・オーディオ・カメラ>オーディオ>無線・トランシーバー>アマチュア無線機などでたどっていくと、見覚えのある製品の数々が現れる。それも記載されている価格が激安なのだ。明らかに怪しい。
「【液晶保護フィルム付き】FTDX10(FT-DX10)&M100&DM-330MV【新製品】八重洲無線HF/50MHzトランシーバー 100W&純正スタンドマイク&30Aスイッチング電源セット【送料無料(沖縄県への発送不可)】」と記載のある製品は、「当店通常価格 236,500円」が、驚きの「価格 70,950円(税込)」となっている。実に70%OFFだ
今回判明した詐欺が疑われるECサイトは、実在する会社名を名乗っているが、ショップ名が「JPK PRECISE」や「UTJ市場店」など、様々なコピーサイトが存在するらしい。住所を頼りにGoogleマップで検索すると、JR神田駅近くの裏道にある倉庫!?にたどり着いた。しかし、ECショップの倉庫らしき様子は見受けられない。
この詐欺サイト、とにかくバラエティー豊かな商品を取り扱っている。その中に「無線・トランシーバー」というカテゴリーが存在し、アクセスすると、とんでもない割り引き価格で商品が並んでいた。この時点でとにかく怪しいのである。
くれぐれも価格に惑わされて「購入」へと進まないように、注意しよう。
●今回見つかった詐欺が疑われる通販サイト
https://sojo.buyepro.com/
↓この記事もチェック!
<実在する会社名を騙るが、住所表記なし>何でも扱う詐欺サイト!? 「アマチュア無線」と検索すると見覚えのある無線機が多数ヒット
<商品の中にアマ無線機やアンテナなどが…>芋づるで4店舗を確認!無線ショップではなく、総合家電店を装う“詐欺サイト”
<注意喚起!TwitterなどSNSで広がる>楽天市場の受信機ショップに酷似する“詐欺サイト”が出現!!
【追記あり】<今度は会社所在地を「名古屋・第二アメ横ビル」と記載>新たな“詐欺サイト”か!? 大手メーカー名を模した無線機通販サイトが出現
<メーカーによる“注意喚起”は異例>アルインコ、Webサイトに「フィッシング詐欺サイトにご注意ください」の告知を掲載
<「いい加減にしてくれ」の声も…>続出する「ありえない激安価格」の無線機通販サイト、今度は長野県の無線ショップのデータを盗用か
<データを“盗用”されたショップが注意を呼びかけ>新たな“詐欺サイト”なのか!? 「ありえない激安価格」の無線機通販サイトにご用心
【追記:ドメインを変更して今なお存在!】<激安価格を表示>アマチュア無線関連の“詐欺サイト出現!”と無線ショップ「CQオーム」が注意を呼びかけ
●関連リンク: 「UTJ市場店」詐欺サイトです!(通販詐欺サイト・データベース)
「アマチュア無線に関する最新情報を提供し、アマチュア無線のおもしろさを伝える電子マガジンで、スポンサーメーカーだけではなく、JAIA会員各メーカーの製品情報も掲載しています」という電子Webマガジン「月刊FBニュース」。通常は“毎月1日”と“毎月15日”に記事の更新を行っているが、きょう2021年4月1日には ニュース3本のほか、「大好き!アマチュア無線」 「海外運用の先駆者達」「日本全国・移動運用記」など6本の記事を更新した。また英語版の「FB NEWS Worldwide」にも5本の記事が掲載されている。
今号のニュースは「SHFの電波は飛ぶのか。5.6GHz帯の通信実験を取材」「従免や局免の申請書類が“押印不要”に」「今年度の“雷事故補償保険”“傷害補償保険”受付開始」の3本。
連載記事は6本を掲載。今回から「続アマチュア無線のデジタル化」の連載がスタートした。またShort Breakコーナーでは3月15日号に掲載したIC-705に市販のヘッドセットを接続できるインターフェースユニットを改良し、フットスイッチを取り付ける方法を紹介している。
新人編集員アキラによる「大好き!アマチュア無線」はMLA(マグネチック・ループアンテナ)の「MK-6AM」(21/28/50MHz帯対応)をマンションのベランダに取り付けての使用感をリポート。JO2ASQ 清水氏の「日本全国・移動運用記」は3月12~14日に熊本県球磨郡など4・6エリアの市郡区町村の移動運用を行った際のリポート。さらに「海外運用の先駆者達」では1995年のアジア方面における日本人運用を紹介している。
月刊FBニュース2021年4月1日号へは下記関連リンクより。次回は4月15日(木)の記事更新を予定している。
●関連リンク:
・月刊FBニュース2021年4月1日号
・FB NEWS Worldwide
・月刊FBニュース Facebookページ
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)長崎県支部は、2021年4月3日(土)20時から24時までの4時間と、4月4日(日)6時から12時まで6時間の2回に分け、「2021年 長崎県コンテスト」を、国内のアマチュア局とSWLを対象に、1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430MHz帯の各アマチュアバンドの電話と電信で開催する。なお本コンテストは「HFマルチバンド『電話部門』の出力は10Wまで」としているほか、「呼び出しの方法 (CQ)が変更されました」「JARLがコンテスト用に指定する周波数が変更されています」「1.9MHz帯での電話(SSB)が使用できます」と案内している。
変更された呼び出し方法は、電信の県内局が「CQ NS TEST 」、県外局が「CQ NSX TEST」。電話の県内局が「CQ 長崎県コンテスト(こちらは県内局)」、県外局が「CQ 長崎県コンテスト(こちらは県外局)」。
コンテストの交信対象は、県内局が「日本国内で運用するアマチュア局」、県外局とSWLが「長崎県内で運用するアマチュア局」となっている。ナンバー交換は、県内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「市郡ナンバー」、県外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「都道府県ナンバー(北海道はすべて「01」)」となる。
参加部門は「HFマルチバンド(1.9~28MHz)」が、「電信部門」「電話部門」「電信電話部門」の3つ、「V・UHFマルチバンド(50~430MHz)」が「電話部門」のみとなっている。なお、HFマルチバンドでは「電話部門」の送信出力は10Wまでとし、10Wを超えて参加する場合は「電信電話部門」となる。これは4アマ局でも気楽に参加してもらえるようにとの配慮からだ。
得点は、アマチュア局は各バンドごとに異なる局との交信1点とし、同一バンド内での交信は1回目の交信を有効。電信・電話部門でモードが異なっていてもあとの交信は重複扱い。SWLは各バンドごとに異なる局の受信1点となる。
マルチプライヤーは、県内局が各バンドごとの異なる都道府県(長崎県を除く)と県内の市郡数とし、県外局は各バンドごとの異なる長崎県内の市郡数。総得点は、各バンドで得た得点の和×各バンドで得たマルチの和となる。
バンドごとの交信局数が80を越えた場合は、必ず「チェックシート」を提出すること。またパソコンなどでデータを作成したときは、電子ログで提出するように協力を求めている。
ログの締め切りは4月16日(金)消印有効。電子ログは4月16日(金)24時まで。詳しくは「2021年 長崎県コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・2021年
長崎県コンテスト規約(PDF形式)
・JARL長崎県支部
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は2021年3月31日、報道各社に「JARL会員数が27年ぶりに前年度比増加に」と題した報道資料を配付した。それによると同連盟の会員数は平成6(1994)年を最後に“前年度比で減少”の状態が長く続いていたが、令和2年度末現在の会員数(注:JARLは“毎月7日”を基準に会員名簿を作成しているので、2021年3月7日現在のもの)が65,788名となり、前年度比で574名増加。実に27年ぶりとなる「前年比増加」を達成したという。
以下、JARLの報道資料の本文をそのまま掲載する。
JARL会員数が27年ぶりに前年度比増加に(報道資料)
当連盟はこれまで、組織基盤の強化として会員増強活動に積極的に取り組んでまいりました。地方本部・支部による会員増強企画や、入会者や現会員に向けた各種キャンペーンの継続、関係団体・企業の皆様方との連携強化、さらに、アマチュア無線やJARLの活動についての積極的なPRなどを推進してきましたが、これらの施策が着実に実を結び、コロナ禍によるハムフェアをはじめとした各種催事の中止や延期にもかかわらず、会員数の漸減傾向が確実に改善し、このほど、令和2年度末(令和3年3月7日現在)の会員数が65,788名と、前年同期比で574名増加いたしました。年度末時点の前年同期比の会員数増加は、平成6年以来、実に27年ぶりとなります。
これもひとえに、会員の皆さま方をはじめ、関係各位のご協力によるものと感謝申し上げる次第です。
アマチュア無線局全体では、残念ながら局数の減少傾向が続いておりますが、今般の制度改正を機に、より一層、アマチュア無線の振興に励みますとともに、お一人でも多くの方が連盟会員としてご活躍いただくことがなにより重要であり、引き続き会員皆さまの満足度向上、会員サービスの更なる充実を図り連盟運営に取り組んでまいります。
●関連リンク: JARL会員数が27年ぶりに前年度比増加に(JARL Web)
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2021年3月25日夜に放送した第464回分がアップされた。
2021年3月25日(第464回)の特集では、3月20日に終了した「第1回 QRL QSOパーティ」の振り返りと、日本時間の3月27日から3月29日まで開催される「2021 CQ World-Wide WPX Contest SSB」のルールと禁止行為について。さらに太陽活動の状況がわかるNICTのサイトにも触れた。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
↓この記事もチェック!
<「手書きのログ」や「10分を超える交信」などに付加点を付与>3月1日(月)から20日間、得点の加点方法がユニークな「第1回 QRL QSOパーティ」開催
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第464回放送
・QRL Facebookページ
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は2021年3月31日、年4回刊行している機関誌「JARL NEWS」の電子ブック版「電子版JARL NEWS」2021年春号の公開を開始した。カラーページでは総務省総合通信基盤局電波部移動通信課の寄稿による「アマチュア無線を身近な活動へ-アマチュア無線の社会貢献活動での活用及び小中学生のアマチュア無線の体験機会の拡大」と、JARLからの「JARLは『ハムの社会貢献活動』を応援します!~ご理解とご協力をお願いしたいこと~」と題した3月10日制度改正による取り組みなどを紹介。今号も盛りだくさんな内容となっている。
「電子版JARL NEWS」は2014年7月1日から公開が開始された。当初は誰でも自由に閲覧できる状態になっており、掲載されている会員の個人情報保護の観点から問題視する声もあったが、その後は会員専用ページに閲覧用のユーザー名とパスワード(スマートフォン版の場合はブックID)を掲示することで、会員のみが閲覧できる措置が取られている。
「電子版JARL NEWS」はパソコン上にダウンロード保存ができず、インターネットに接続されたパソコン(またはスマートフォンアプリ経由)で閲覧する必要がある。
カラーページの総務省総合通信基盤局電波部移動通信課の寄稿による「アマチュア無線を身近な活動へ-アマチュア無線の社会貢献活動での活用及び小中学生のアマチュア無線の体験機会の拡大」(左)と、JARLからの「JARLは『ハムの社会貢献活動』を応援します!~ご理解とご協力をお願いしたいこと~」
↓スマートフォン版の閲覧手順はコチラで解説!
<閲覧手順の説明つき!!>「電子版JARL NEWS」が、専用アプリでスマートフォン閲覧サービスを再開
●関連リンク:
・JARL Web
・電子版JARL NEWSへの会員認証ページ
国際宇宙ステーション(ISS)のコロンバスモジュールに搭載されているアマチュア無線局(コールサイン:NA1SS)は、2021年1月27日の船外活動で新しいアンテナケーブルに交換して以来、異常が生じ通信不能の状態が続いていたが、3月13日の12時UTCから2名の宇宙飛行士が再び船外活動を行い、問題が発生したと思われるケーブルを元の構成に戻した結果、再稼働に成功した。以下、3月15日付のARRL NEWSからの抜粋・抄訳で紹介する。
コロンバスモジュールからのNA1SSの運用が再開した。1月27日の船外活動で11年前に設置されたARISSの同軸ケーブルを、欧州宇宙機関(ESA)とエアバスによって構築された別のラインに置き換えてからNA1SSに問題が発生していた。具体的な原因はまだ特定されていないが、3月13日の船外活動でアンテナケーブルを元の構成に戻したことが解決策となった。
ケーブルを1月27日以前の構成に戻す計画は、3月5日の船外活動の「緊急時の作業」として予定されていたが、このときは時間を使い果たしたため、作業はマイク・ホプキンス宇宙飛行士(KF5LJG)とビクター・グローバー宇宙飛行士(KI5BKC)の“やることリスト”に追加され1週間後に完了した。
「ARISSの国際チームを代表して、ケーブル異常の調査やトラブルシューティング、最終的な修理を通じてARISSの作業を支援してくれたすべての人に心から感謝します」と、ARISSの国際委員長であるフランク・バウアー氏(KA3HDO)は述べている。バウアー氏はNASA、ESA、エアバス、そしてセルゲイ・サムブロフ氏(RV3DR)が率いるARISSロシアを称賛した。コロンバスモジュールのNA1SSが使用できない期間、ARISSスクールコンタクトはISSのロシアモジュールにあるアマチュア無線局(RS0ISS)を利用して、引き続き実施することができた。
ケーブル修復後の3月14日、ISSが頭上を通過したときに、カリフォルニア、ユタ、アイダホの各州でNA1SSから発射される145.825MHzのAPRS信号が受信でき、ミッションの成功を確認できた。ARISSチームメンバーのクリスティ・ハンター氏(KB6LTY)は、パス中にNA1SSのデジピートにも成功したという。さらに南米と中東の局からの確認報告によりARISSは無線システムの再開を宣言した。
3月13日の船外活動により、ESAによる民間向けの船外実験プラットフォーム「バルトロメオ」も運用可能になった。「昨日はすべての人にとって素晴らしい日だった!」とバウアー氏は喜んだ。(ARRLニュース3月15日 ※許可を受けて抄訳/(C)ARRL)
こちらの記事も参考に↓(2021年3月4日掲載)
<アンテナケーブル配線が原因か?>国際宇宙ステーション(ISS)のアマチュア無線機、異常続く
●関連リンク: ARISS Ham Station in Columbus Module Is Once Again Operational(ARRL NEWS 3月15日付)