無線ブログ集
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日本における、2021年11月20日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局から更新発表があった。なお、1エリアはJK1のサフィックスファーストレター「J」が終了し、「K」へ割り当てが移った。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)


「令和3年度電波利用環境保護活動用」のPRポスターに、元グラビアアイドルで現在は女優やタレントとして活躍している「橋本マナミ」を起用
関東総合通信局が発表した内容は次のとおり。
総務省関東総合通信局は、令和3年11月18日、埼玉県川口市の県道239号において、埼玉県武南警察署と共同でダンプ等の車両に開設した不法無線局の取り締まりを実施しました。
今回の取り締まりは、自己の運転する車両に免許を受けず不法に無線局を開設していた下記の2名を電波法第4条違反容疑として、共同で取締りを実施した警察署に告発しました。
被疑者: 埼玉県三郷市在住の男性(70歳)
容疑の概要: 不法無線局の開設(アマチュア無線機設置)
ダンプに免許を受けずにアマチュア無線機を設置し、不法無線局を開設した。
被疑者: 埼玉県草加市在住の男性(54歳)
容疑の概要: 不法無線局の開設(アマチュア無線機設置)
ダンプに免許を受けずにアマチュア無線機を設置し、不法無線局を開設した。
【 参考 】適用条文(抜粋)
(1)電波法第4条(無線局の開設)
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下省略)」
(2)電波法第110条(罰則)
「次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
~第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者(一部略)」
関東総合通信局は「不法に開設された無線局は、消防・救急無線等の市民生活に必要不可欠な無線通信に妨害を与えたり、テレビ・ラジオの受信や各種電子機器の機能に障害を与えたりするなど、健全な電波利用環境を乱す原因となっています」「当局では電波利用環境保護のため、今後も捜査機関と協力して継続的に不法無線局の取り締まりを行ってまいります」と方針を説明している。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 関東総合通信局 不法無線局の取締りで2名を告発(令和3年11月18日実施)-埼玉県武南警察署と共同で不法無線局の取締りを実施-

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、2021年7月3日(土)から4日(日)まで開催した「第51回 6m AND DOWNコンテスト」の結果を同連盟のWebサイト上で発表した。例年は10月中旬ごろに結果発表が行われるが、今回は1か月遅い2021年11月19日の発表となった。
発表されたコンテスト結果によると、今回の全参加局(書類提出)数は1,718局(第50回 1,885局、第49回 1,648局、第48回:1,483局、第47回:1,676局、第46回:1,651局、第45回:1,651局、第44回:1,724局)。「部門種目別参加局数」で一番多かったのは、「シングルオペ・オールバンド」、ついで「シングルオペ・50MHzバンド」で、毎年この傾向は変わっていない。
なお「順位に対するクレームは、書面をもって具体的な違反の事実を明記し、かつ違反の事実を証明する資料を添え、記名・捺印のうえ2022年1月20日までにJARL会員部会員課宛てお送りください」と説明している。

「第51回 6m AND DOWNコンテスト」の「エリア別参加局数」を見ると、例年通り1エリアからの参加が圧倒的に多いことがわかる(同Webサイトから)

「部門種目別参加局数」から、エントリー数の多いのは「シングルオペ・オールバンド(電信電話部門)」、続いて「シングルオペ・50MHzバンド(電信部門)」と「シングルオペ・50MHzバンド(電信電話部門)」がほぼ同数。例年と変わらない(同Webサイトから)
コンテストの全結果、入賞局リスト、寄せられた感想・意見、チェックログ提出局などは下記リンクで公開されている。
↓この記事もチェック!
<ALL JA/6D/FD/全市全郡の4大コンテストに対応>JARL、コンテスト参加局データベースと参加証(PDF)ダウンロードサービスを開始
●関連リンク: 第51回 6m AND DOWN コンテスト結果

7月16日、四国総合通信局は海上保安庁第五管区海上保安本部高知海上保安部と共同で、船舶に開設した不法無線局の取り締まりを実施したところ、自己の操船する漁船に無線局免許を受けずに漁業用無線機を設置し、不法無線局を開設した高知県高知市在住の2名を電波法違反容疑で摘発した。

「令和2年度電波利用環境保護活動用」のPRポスターに、元グラビアアイドルで現在は女優やタレントとして活躍している「壇蜜」が起用された
四国総合通信局電波監理部監視調査課が発表した内容は次のとおり。
四国総合通信局は、令和2年7月16日、第五管区海上保安本部高知海上保安部と、同保安部管轄海域において、船舶に設置された不法無線局の共同取り締まりを実施し、下記の2名を電波法違反の容疑で摘発しました。
摘発した電波法違反の概要
被疑者: 高知県高知市在住の男性(84歳)
容疑の概要: 不法無線局の開設(漁業用無線機設置)
自己の操船する漁船に、無線局免許を受けずに漁業用無線機を設置し、不法無線局を開設した。
被疑者が使用していた無線設備
被疑者: 高知県高知市在住の男性(58歳)
容疑の概要: 不法無線局の開設(漁業用無線機設置)
自己の操船する漁船に、無線局免許を受けずに漁業用無線機を設置し、不法無線局を開設した。
被疑者が使用していた無線設備
【不法無線局に係る法律の適用条項(抜粋)】
第4条(無線局開設)
(1) 電波法第4条(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。
(以下略)
(2)同法第110条第1号(罰則)
次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
第1号 第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者
四国総合通信局は「クリーンな電波利用環境を維持するため、今後も捜査機関(松山海上保安部をはじめ四国内の各海上保安部、四国4県の県警察本部)と共同で不法無線局の取り締まりを実施していく方針です」と説明している。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・四国総合通信局
不法無線局の開設者を摘発≪高知海上保安部と共同取締りを実施、2名を電波法違反容疑で摘発≫
・海上保安庁第五管区海上保安本部高知海上保安部

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)京都府支部は、2021年11月23日(火・祝)に「JARL京都府支部 大会(ハムの集い2021)」をオンラインで開催する。詳細は同支部のWebサイトで下記のように発表されている。
●「JARL京都府支部大会(ハムの集い2021)」
JARL京都府支部では、新型コロナウイルス感染防止のため、今年度の支部大会(ハムの集い)を以下の通り昨年度同様にオンライン(Zoom)で開催することとしました。是非ともご参加いただきますよう、よろしくお願いします。なおセキュリティ確保のため事前登録制とします。こちらの説明をお読みいただいて受付期間内にご登録ください。
◆日時: 2021年11月23日(火・祝)13:00~16:30 ※12:30より受付
◆内容: プログラム内容は暫定です。今後随時変更・修正を行います。
(1)開会式 支部長挨拶 JA3UWB 岩本哲哉
(2)京都府支部事業報告
2020年度支部活動報告
2021年度支部活動計画
支部役員紹介、支部共催行事紹介
(3)関西地方本部監査指導委員会報告 関西地方本部 監査長 JH3BUM 石原正次
(4)表彰式 第65回京都コンテスト表彰式
(5)講演1「新製品のご案内」八重洲無線株式会社
ダウンコンバージョン方式を採用したハイブリッドSDR構成のFTDX101/FTDX10と最新ハンディ機のFT5Dのご紹介
(6)講演2「ベトナムのアマチュア無線事情・現地からの報告」(仮題) XV9HEU 山東壮吏氏
(7)閉会式 支部相談役挨拶 JA3OIN 橋本 正
◆事前登録のご案内:
①コールサイン、②氏名、③住所、④メールアドレス、⑤電話番号をメールでお送りください。
・受付期間は11月9日(火)~11月22日(月)18時。受付先は kyoto@jarl.com
です(京都府支部以外の方もご登録いただけます)。
・24時間以内に受付確認メールが届かない場合は、その旨を書き添えてもう一度お申し込み下さい。
※お知らせいただいた個人情報は、本大会開催に関すること以外には利用しません。京都府支部は、既に会員情報①②③を保有しており申込時の本人確認に使用します。なお④⑤の記載が無い方は、緊急トラブル時のフォローができません。予めご承知おきください。
◆ログイン時のお願い:
・開催時は支部からお届けするパスコードで各自Zoomにログインしてください。その際には「表示する名前」を「登録時にお知らせいただいたコールサイン」に設定してください。
・当日参加者が定員に達した場合、接続出来ない場合があります。
最新詳細は下記関連リンクで確認のこと。
●関連リンク: JARL京都府支部大会(ハムの集い2021)

2021年11月22日(月)21時から23日(火・祝)15時までの18時間、日本国内のアマチュア局を対象にJARL九州地方本部主催(今年はJARL佐賀県支部コンテスト委員会が担当)による「第42回 オール九州コンテスト」が、1.8/3.5/7/14/21/28/50/144/430MHz帯の各アマチュアバンドの電話と電信で行われる。なお、今回から1.8MHz帯に「電信電話部門」が追加された。
本コンテストの交信対象は、「管内局(沖縄を含む九州で運用する局)」が日本国内のアマチュア局、「管外局(沖縄と九州以外で運用する局)」は管内局となっている。
また、コンテストナンバーは管内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用地点を示す市郡区ナンバー」、管外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「都府県支庁ナンバー」となる。
●注意事項
(1)使用周波数は最新のJARLコンテスト使用周波数帯に従ってください。
(2)シングルオペレーター(SOP)門の最大電力は100W
・100Wを超えて参加した局はマルチオペ部門とする。
(3)QRP部門
・空中線電力5W以下とする。
(4)ニューカマー(NEW)部門
・局免許(再開局含む)年月日が開催日の3年前の同日以降に免許された局
・免許年月日をサマリーシートの意見欄に記載する。
ログ提出は電子ログによる提出を推奨し、提出締切日は12月2日(木)まで。紙によるログ受け付けは“手書きのみ”となっている(紙ログの場合は消印有効)。
各種目の書類提出局には、その局数に応じて、参加局数10局以下は1位のみ、11~20局は2位まで、21~30局は3位まで、31局以上は5位までの局に賞状を贈呈。ただし、入賞は JARL会員のみとし、同点の場合は最終交信時間が早い方を上位とする。あわせて、書類提出局(JARL会員に限る)には抽選で若干名に景品が贈られる。
今年のコンテストは「JARL佐賀県支部コンテスト委員会」が担当しているため、ログ提出先も昨年と異なる。詳しくは下記関連リンクからJARL九州地方本部「第42回 オール九州コンテスト」の規約を確認してほしい。

「第42回 オール九州コンテスト」の規約(一部抜粋)
●関連リンク:
・第42回
オール九州コンテスト規約(PDF形式)
・JARL九州地方本部

アマチュア無線業務日誌の定番ソフト(フリーウェア)として、多くの無線家に愛用されている「Turbo
HAMLOG(通称「ハムログ」)」。そのWindows版が2021年10月23日に「Ver5.34a」としてバージョンアップ(「JT-Get’s」の細かな追加・修正など)したが( 2021年10月23日記事
)、今回「その後の進捗状況」として、11月5日→11月8日→11月10日→11月18日に「追加・修正ファイル(テスト版)」が公開(更新)された。

10月23日に公開されたTurbo HAMLOG Ver.5.34a
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのWindows版が2021年10月23日に「Ver5.34a」としてバージョンアップしたが、今回「その後の進捗状況」として、11月5日→11月8日→11月10日→11月18日に「追加・修正ファイル(テスト版)」が公開(更新)された。
今回更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。
その後の進捗状況(2021/11/18の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・バージョン情報にユーザーリストのバージョン情報も表示。
・免許状Get’s のみでQTHを取得した場合、方位や距離を表示していなかったので修正。Tnx JA2BQX
・部分文字列検索の一覧、複合条件検索での一覧、QSL未着一覧などでは右端にhQSL/userを表示する機能を追加。Tnx JN3QNG
メインウインドウでは、ポップアップメニューでhQSL/user表示の有無を選択できます。これらはユーザー登録局のみ機能します。
・複合条件検索のエクセル出力とCSV出力で、右端にhQSL/userを出力する機能を追加。ユーザー登録局のみ機能します。
その後の進捗状況(2021/11/10の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・バージョン情報にユーザーリストのバージョン情報も表示。
・免許状Get’sのみでQTHを取得した場合、方位や距離を表示していなかったので修正。Tnx JA2BQX
・部分文字列検索の一覧、複合条件検索での一覧、QSL未着一覧などでは右端にhQSL/userを表示する機能を追加。Tnx JN3QNG
メインウインドウでは、ポップアップメニューでhQSL/user表示の有無を選択できます。これらはユーザー登録局のみ機能します。
その後の進捗状況(2021/11/8の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・バージョン情報にユーザーリストのバージョン情報も表示。
・免許状Get’sのみでQTHを取得した場合、方位や距離を表示していなかったので修正。Tnx JA2BQX
その後の進捗状況(2021/11/5の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・バージョン情報にユーザーリストのバージョン情報も表示。
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.34a
・Turbo HAMLOGホームページ

株式会社三才ブックスは、2021年11月29日に「航空無線のすべて2022」を刊行する。同書はほぼ毎年、民間機や軍用機のエアーバンドから航空祭情報や受信機材などの最新情報を掲載し刊行するムックで、今回は「東京2020オリンピック・パラリンピック開会」や「新型コロナウイルスに対応する医療従事者らに感謝と敬意を表すフライト」で注目を集めた航空自衛隊“ブルーインパルス”の情報を特集している。別冊付録の「エアーバンド手帳2021-2022」はイベント周波数や管制波の変更に対応するなど掲載データを拡充している。価格は1,650円(税込み)。
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。三才ブックスは毎年、秋の航空イベントシーズンの直前に、民間機や軍用機といった航空無線の受信方法と周波数データ、用語解説、受信機選びなどをまとめたムック「航空無線のすべて」シリーズを刊行している。
11月29日に刊行する最新刊「航空無線のすべて2022」は、「東京2020オリンピック・パラリンピック開会」や「新型コロナウイルスに対応する医療従事者らに感謝と敬意を表すフライト」で注目を集めた航空自衛隊“ブルーインパルス”の情報を特集。さらにミリタリーエアーバンドに関する情報満載で他誌との差別化を図っている。
特に今回は航空祭が開催されない場合も楽しめる基地周辺ガイドを掲載。さらにエアーバンドが聞こえる無線機・受信機の現行14モデルとアンテナ類のインプレッション、ミリタリーエアーバンドの受信テクニックを磨くための記事などを掲載している。
また別冊付録の「エアーバンド手帳2021-2022」では、空港・基地の割当て周波数や航空祭の使用周波数(航空祭でのエアーバンドとFM波を合わせて掲載)を掲載。今回はイベント周波数や管制波の変更に対応するなど掲載データを拡充している。同書の内容は次のとおり。
◆「航空無線のすべて2022」仕様
・版型:A5判 164ページ
・別冊付録:「エアーバンド手帳2021-2022」つき
・価格:1,650円(税込)
◆記事内容:
総力取材 ブルーインパルス
・ブルーインパルス in 山形
・2011-2021年ブルーインパルスの軌跡
・オリンピック飛行リポート
全国自衛隊基地受信ガイド
松島/小松/百里/下総/入間/築城/新田原
Mission 1 受信機材
・ハンディ機エアーバンド受信インプレ
アイコム IC-R6/IC-R30/ID-52
アルインコ DJ-X8/DJ-X11A
八重洲無線 VR-160/FT5D
・モービル機のススメ
アイコム ID-4100/ID-5100
アルインコ DR-735
JVCケンウッド TM-V71
八重洲無線 FTM-300D/FTM-400XD/FTM-6000
・エアーバンド専用アンテナ交換のメリット&性能チェック
コメット AB-1230H/AB-35HS/AB-35WS/AB-1230M
第一電波工業 SRH103/RL-40Blue/SRH1230/D103
Mission 2 受信テクニック
・ミリタリーエアーバンド教導群
基礎/コールサイン/管制/GCI
・ミリタリーエアーバンドQ&A
・ブルーインパルスを受信する
・航空祭の1日を楽しむ受信テクニック
<巻末付録>
・イラストと交信例で課目を徹底解説
・ブルーインパルスのアクロバット飛行&交信ガイド
<別冊付録>
ブルーインパルスの最新使用波、空港&基地の割当周波数、自衛隊機の最新コールサイン一覧
「エアーバンド手帳2021-2022」
同書の予約・購入は、下記のAmazonリンクが便利で確実だ。
●関連リンク: 航空無線のすべて2022(三才ブックス)

11月17日、北海道総合通信局は旭川方面旭川中央警察署と共同で車両に開設した不法無線局の取り締まりを実施し、国内では免許を受けることができない「不法CB無線(不法市民ラジオ)」と呼ばれる無線設備を車両に設置し、不法に無線局を開設した疑いで開設者の男を摘発した。今回は、北海道総合通信局が行った電波監視により電波法違反行為が判明したもので、不法無線局の探査実施により車両を特定して摘発に至った。
北海道総合通信局が発表した内容は次のとおり。
北海道総合通信局は、11月17日(水曜日)、旭川市において、旭川方面旭川中央警察署と共同で車両に開設された不法無線局の取り締まりを実施し、1名を電波法違反の疑いで摘発しました。
【摘発の内容】
旭川市の男性(75歳)が、国内では免許を受けることができない無線設備(不法市民ラジオ、不法CB無線と呼ばれるもの)を車両に設置し、不法に無線局を開設した疑い。この開設者は、当局の電波監視により判明したもので、不法無線局の探査を実施した結果、車両を特定し、今回の摘発にいたったものです。
【使用していた無線機等】
北海道総合通信局は「不法市民ラジオ(不法CB無線)は、船舶の緊急通信、消防無線や防災行政無線等の国民の安心安全な生活を確保するために使用されている無線局の運用を阻害する要因となっています」「また、テレビ・ラジオの受信に障害を与えたり、電子機器(OA機器、エアコン等)が誤動作するなど、社会的に大きな影響を与える場合があります」「当局では電波利用環境保護のため、今後も捜査関係機関と協力して不法無線局の取締りを実施していきます」と説明している。
【不法無線局に係る法律の適用条項(抜粋)】
電波法第4条(無線局の開設)
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。」
電波法第110条第1号(罰則)
「電波法第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。」
電波法第108条の2(罰則)
「国民生活に重要な影響を与える重要無線通信を妨害した者は、5年以下の懲役又は250万円以下の罰金に処する。」
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・北海道総合通信局 電波法違反
不法無線局開設容疑で1名を摘発-旭川方面旭川中央警察署と共同取締りを実施-
・北海道総合通信局 不法無線局への対策

東京電機大学出版局は2021年11月20日に「第二級アマチュア無線技士国家試験 計算問題突破塾 第2集」を刊行する。過去に出題された国家試験の計算問題を収録し、問題ごとに「問題を解くヒント」と「使う公式」を紹介。さらに2アマに必要となる公式集を紹介したほか、意外に忘れがちな計算法則や分数掲載など数学の基礎も紹介している学習書だ。価格は1,870円(税込)。なお昨年6月には1アマ受験者に向けた「第一級アマチュア無線技士国家試験 計算問題突破塾 第2集」も刊行されている。
東京電機大学出版局によると、同書の特徴は下記のとおり。
★第二級アマチュア無線技士国家試験 計算問題突破塾 第2集
・サイズ: A5判128ページ
・定価: 1,870円(税込)
・発売日: 2021年11月20日
・著者: 吉村 和昭
・内容: 近年の出題傾向に合わせて内容を刷新!国家試験問題に対して、問題を解くヒント・使う公式・一般的な解き方・簡易な解き方を掲載。計算過程はできるだけ省略せずに丁寧に展開。可能な限り「やさしい」解説を目指す。巻末には公式集および数学の基礎も掲載。
<筆者まえがき>
我が国における2019年度末のアマチュア無線技士無線従事者免許証の所有者は約350万人です。そのうち第二級アマチュア無線技士(二アマ)免許証の所有者は約8.3万人で、全体の約2.4%に過ぎません。2019年度の二アマ国家試験の申請者数は984名、受験者数が734名で合格者数351名、合格率は47.8%です。
二アマ国家試験の科目は「無線工学」と「法規」の2科目で、多くの問題は過去問題からの出題です。無線工学30問(試験時間は2時間)のうち、計算問題が5~6問出題されています。計算問題は一見難しい印象がありますが、与えられた数値が異なる場合もあるものの、基本的にはほとんどが過去問題からの出題です。したがって、一旦理解してしまえば、文章問題に比べて覚える内容も少なく、得意分野とすることも可能だと思います。しかも、確実に得点することができます。
一度泳げるようになれば何年も泳いでいなくても泳げますし、一度自転車に乗れるようになっていると何年も乗っていなくても乗ることができます。計算問題も水泳や自転車と似たところがあり、同じ問題について数回、自分で手を動かして計算して理解を深めておくと、ただ単に記憶した知識と違い、頭の中に長く残るのではないでしょうか。
二アマ国家試験の無線工学の計算問題の解法をしっかりとマスターされ、多くの方が資格を取得されることを願っています。本書が皆様の二アマ国家試験の受験の参考になれば幸いです。
<目次>
・本書の使い方
・受験の手引き
・第1部 計算問題を解く
1 電気物理の計算問題を解く
2 電気回路の計算問題を解く
3 電子回路の計算問題を解く
4 送信機の計算問題を解く
5 受信機の計算問題を解く
6 電源の計算問題を解く
7 アンテナの計算問題を解く
8 電波伝搬の計算問題を解く
9 測定の計算問題を解く
・第2部 計算問題公式集
本書の予約購入は下記のAmazonリンクが便利で確実だ。なお東京電機大学出版局では1アマ受験者に向けた「第一級アマチュア無線技士国家試験 計算問題突破塾 第2集」を2020年6月に刊行している。
●関連リンク:
・第二級アマチュア無線技士国家試験 計算問題突破塾
第2集(東京電機大学出版局)
・第一級アマチュア無線技士国家試験 計算問題突破塾
第2集(東京電機大学出版局)