無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
リンク 単体表示


現在データベースには 6645 件のデータが登録されています。

総務省は「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの運用調整に関する検討会」が取りまとめた「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの運用調整に関する基本的な在り方(案)」を3月23日(火)に公表し、2021年3月24日(水)から4月22日(木)までの間、広くパブリックコメント(意見)募集を行っている。使用する周波数のなかで、2.4GHz帯や5.7GHz帯(アマチュア業務は二次業務)は、アマチュア無線に影響を及ぼすとの懸念があることから、無線家の間で話題となっている。
「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システム」とは、いわゆる「ワイヤレス給電」のことで、有線を使わず電波の送受信により電力を伝送するシステムのことだ。すでにコイルを利用してスマートフォンなどを充電する方法が実用化されているが、これは「近接結合型」と呼ばれるタイプ。送電部と受電部とを直接接触、または数cm離して電力を供給を行う。
一方、今回の「空間伝送型」とは、10m以上離れて給電することを想定し、使用する周波数帯は、アマチュアバンドを含む920MHz帯/2.4GHz帯/5.7GHz帯の3つで実用化に係る制度整備が進んでいる。
総務省では、集まった意見募集の結果を踏まえ、本検討会第4回会合を開催して本案を取りまとめる予定だとしている。
以前、総務省情報通信審議会情報通信技術分科会陸上無線通信委員会で検討された「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの技術的条件」のうち、「構内における空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの技術的条件」に関する「陸上無線通信委員会報告(案)」が作成され、2020年2月22日から3月23日(月)までの間、同様の意見募集が行われ、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)や個人から多くの意見が寄せられた経緯がある( 2020年7月13日記事 )。
総務省が公表した「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの運用調整に関する基本的な在り方(案)に対する意見募集」は以下のとおり(一部抜粋)。
総務省は、「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの運用調整に関する検討会」(座長:三谷 政昭 東京電機大学教授)が取りまとめた空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの運用調整に関する基本的な在り方(案)について、令和3年3月24日(水)から同年4月22日(木)までの間、意見募集を行います。
1.経緯
空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの技術的条件について、令和2年7月、情報通信審議会から一部答申(平成30年12月12日付け諮問第2043号「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの技術的条件」のうち「構内における空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの技術的条件」)を受けました。その際、留意事項として、既存無線システム等に与える影響の回避・軽減等のために、運用調整の仕組を検討する必要がある旨の指摘がありました。
このため、当該システムの制度化に当たり、総務省では、「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの運用調整に関する検討会」を開催し、当該システムと既存無線システム等との円滑な運用調整の仕組構築に向け、その基本的な在り方等について、検討を行ってまいりました。
今般、空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの運用調整に関する基本的な在り方(案)を取りまとめましたので、本案に関して意見を募集します。
2.意見募集の対象
空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの運用調整に関する基本的な在り方(案)(別紙1のとおり)
3.意見募集の要領
別紙2のとおり
4.意見募集期限
令和3年4月22日(木)(必着)(郵送については、締切日の消印まで有効とします。)
5.今後の予定
意見募集の結果を踏まえ、本検討会第4回会合を開催し、本案を取りまとめる予定です。
なお、「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システム(WPT)」について、「アマチュアとは2.4GHz・5.6GHz帯でぶつかります。一家言ある方はご提出をどうぞ」と、JJ1WTL 本林氏のブログで詳しく経緯などを解説している。記事下の関連リンクから確認してほしい。
↓この記事もチェック!
<提出された意見と考え方を公表>総務省、アマチュアバンド(2.4GHz帯や5.7GHz帯)への影響は!?「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システム」パブコメ結果
●関連リンク:
・総務省
空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの運用調整に関する基本的な在り方(案)に対する意見募集
・総務省
空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの運用調整に関する基本的な在り方(案)(PDF形式)
・空間伝送型ワイヤレス電力伝送システム(WPT)」についてパブコメの募集(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・10m以上先へ無線で給電!「空間伝送型ワイヤレス電力伝送」が今年度内に制度化(ビジネスネットワーク.jp)

神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・3・5金曜日に流され、第2・第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2017年7月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。
2021年3月19日の第112回放送は冒頭で、大学受験のため番組のレギュラー出演を休んでいたJI1KGQ 奈良氏の進学先が決定したが、4月以降も学業に専念したい意向であることを報告、事実上の降板決定となった。続いてJK1BAN 田中氏の「今週の活動報告」はリスナーからのメール紹介から無線従事者免許証のデザイン変遷について。JH1OSB 小濱氏の「無線は自作でより楽しくなる」はリスナーからのメール紹介に続いて、Arduino Uno互換ボードと10種類のセンサーモジュールを装備した「 Grove Beginner Kit 」の紹介。日本では3,000円前後で買えるという。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QSY 第112回放送
・QSYゆるーく無線を楽しむ(YouTube)
・QSY 番組案内ページ

日本の無線機器メーカーが発売しているアマチュア無線機は、高性能で多機能、品質管理もしっかりしていることから海外のハムにも好評だ。ところがこの人気を逆手に取り、“日本メーカーのブランドを盗用した無線機” が海外で発売される事例があとを絶たないという。注意喚起のため一例を紹介する。
まず試しに、大手検索サイトのGoogleで「TK-F8 Kenwood」のキーワードで画像検索をしていただきたい。JVCケンウッドの製品で使われている、日本のハムにはなじみ深い “KENWOOD” のロゴマークが入ったハンディ機の画像が200件以上表示されるはずだ。しかも画像はすべて海外サイトのもので、特にロシアや東欧圏、東南アジアの無線ショップが中心になっていることがわかる。
「TK-F8」を名乗るハンディ機の外観は、ある中国系メーカーのハンディ機に酷似している。ブランド名と型番部分だけを取り替えたようにも見える。
検索結果に表示されたいくつかのサイトで調べたところ、TK-F8を名乗るハンディ機には、136~174MHzと400~480MHz付近をカバーする2バンドタイプと、400~480MHz付近のみをカバーするモノバンドタイプがあるようだ(ボタン配置が一部異なるバージョンや、アンテナ端子を逆SMAにしたバージョンもある)。サイズは約58W×110H×36Dmm。充電式バッテリーを搭載し最大出力は7~8W、FMラジオの受信機能やアラーム機能などを装備していることがわかった。
またパッケージ(梱包箱)は無地の段ボールに黒色で印刷したものやフルカラー印刷のものなど複数のバリエーションがあり、いずれも「KENWOOD」と記載されている。価格は日本円換算で2,000円程度から14,000円程度と幅があるようだ。
また大手動画共有サイトのYouTubeにも、TK-F8をJVCケンウッドの製品として紹介したり、性能チェックを行ったりしている海外動画が複数あることがわかった。
インターネット上で初めてTK-F8を見た際、hamlife.jpスタッフはデザインと型番から “JVCケンウッドが中国系メーカーからOEM供給を受け、東欧圏向けに発売している製品では?” と推測した。ところが同社に確認したところ、衝撃的とも言える次のような回答をいただいた。
「TK-F8」ですが、弊社の扱う商品ではありません。弊社のブランドを騙ったニセモノです。 (JVCケンウッド)
同社によると、こうした「KENWOOD」のブランドを騙る偽物は、かなり以前からいろいろと出現しており、同社の知的財産を管理するセクションが対応を進めているという。少し前まで海外の有名通販サイトでもTK-F8を名乗るハンディ機が売られていたが、現在は取り扱いがなくなっている。これも同社の粘り強い対応の成果なのかもしれない。
なお、さらに検索を続けたところ、同じくKENWOODブランドを付けた「TH-F9」「TH-F5」といったハンディ機も発見したが、これらもブランドを騙ったニセモノとのことだった。
インターネットを通じ、世界中の商品が比較的容易に入手できる時代になっている。こうしたブランドを盗用(日本メーカーの商標権を侵害)した製品にはくれぐれも注意し、不審を感じた場合は入手前にメーカーに確認することをおすすめしたい。
●関連リンク:
・「Kenwood TK-F8」の画像検索結果(Google)
・知的財産侵害物品の取締り(財務省関税局)

日本時間の2021年3月27日(土)9時から3月29日(月)8時59分までの48時間の日程で、US CQマガジン主催による世界的に有名なDXコンテスト「2021 CQ World-Wide WPX Contest SSB」が開催される。「異なるプリフィックス」がマルチプライヤーになることから、普段は聞かないようなプリフィックスを使う海外局が数多くオンエアーするため、コンテスターだけでなく、珍プリフィックスをハンティングする局も参加。開催中は各バンドが大いに賑わう世界的に有名なDXコンテストの1つだ。なお、今回から「マルチTX分散ロケーション(MULTI MULTI-DISTRIBUTED)」のルールが追加され、「マルチオペレーター部門」において、別々の場所から最大6波同時運用(1つのバンドで1つの送信)が可能となった。
US CQマガジン主催の世界的なDXコンテストである、「2021 CQ World-Wide WPX Contest SSB」が、日本時間の3月27日(土)9時から3月29日(月)8時59分までの48時間、80m、40m、20m、15m、10mの各バンドのSSBモードで開催される。
このコンテストは最終得点が「QSO得点の合計」と、「異なるプリフィックスの和」の乗算により計算されるため、普段は聞くことのできないプリフィックスを使用してコンテストに参加する局も多い。珍プリフィックスの局は人気が高く、呼ばれる確率も増えて高得点につながるというメリットがあるためだ。
交換するナンバーは「RS」+「001形式」となる。ログ提出締切日はコンテスト終了後5日以内となる4月2日(金)23時59分(UTC)、日本時間4月3日(土)8時59分まで。
なお、今回から「マルチTX分散ロケーション(MULTI MULTI-DISTRIBUTED)」のルールが追加されなどしているため、コンテスト参加前に必ず下記関連リンクから主催者のWebサイトにアクセスし、公式ルールを確認してほしい。
本コンテストは、海外の珍しいプリフィックス局が多数参戦することで知られる「CQ World-Wide WPX Contest」。本コンテストに合わせて運用を計画している局の情報が「NG3K Amateur Radio Contest/DX Pag」に載っているので参考にするといいだろう。
●関連リンク:
・2021 CQ World-Wide WPX Contest SSB規約など(英文)
・2021 CQ World-Wide WPX Contest SSB規約など(日本語/PDF形式)
・CQ WPX SSB Announced Operations 2021(NG3K Amateur Radio Contest/DX Pag)

東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2021年3月18日夜に放送した第463回分がアップされた。
2021年3月18日(第463回)の特集では、3月20日に終了する「第1回 QRL QSOパーティ」の書類提出や得点計算方法の質問に答えた。ログ提出者を対象としたプレゼント企画は4月に番組内で発表するという。さらに番組で今後行いたい企画(アワードなど)を案内。続いて最近開催されたコンテストの感想を述べた。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
↓この記事もチェック!
<「手書きのログ」や「10分を超える交信」などに付加点を付与>3月1日(月)から20日間、得点の加点方法がユニークな「第1回 QRL QSOパーティ」開催
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第463回放送
・QRL Facebookページ

「10年前のあの日、未曾有の大災害に直面し、災害情報を伝えようと、被災地で通信を確保しようと、多くの情報通信関係者の懸命な奮闘がありました」。総務省東北総合通信局をはじめ東北地方非常通信協議会などの主催により、このほど2011(平成23)年3月11日に発生した東日本大震災における情報通信関係の経験と教訓の伝承を図る「非常通信セミナー」をオンラインで開催。アマチュア無線家をはじめ多くの人たちに、当時の状況や情報伝達や通信確保を懸命に務めた方からその経験と教訓を広く知ってもらい、今後の災害時に役立ててほしいと、3月10日(水)から3月31日(水)まで同セミナーのオンデマンド配信(録画配信)が行われている。

オンデマンド配信の非常通信セミナー「東日本大震災から10年 あの日の情報通信」の画面。個人でも視聴可能。参加方法は、指定のURLアドレスにアクセス。氏名のほか「役職名」や「部署・役職」の入力が必須なので、適当に入力すれば指定したメールアドレスへURLアドレス、ユーザー名、パスワードが届く
東北総合通信局の発表内容は以下のとおり。
東北総合通信局は関係機関との共催により、東日本大震災における情報通信関係の経験と教訓の伝承を図る「非常通信セミナー」をオンラインで開催します。
10年前のあの日、未曾有の大災害に直面し、災害情報を伝えようと、被災地で通信を確保しようと、多くの情報通信関係者の懸命な奮闘がありました。本セミナーは、当時、情報伝達や通信確保を懸命に務められた方からその経験と教訓を広く伝承することにより、災害時の情報伝達の重要性を多くの方に理解いただき、今後の災害時に役立てていただくことを目的として開催します。
1.開催日時:
本日から3月31日(水)まで(オンデマンド配信)
2プログラム:
【講演1】 発災直後の災害情報伝達(放送分野)
題名: 災害から命を守る情報とは~NHKの3.11初動報道の当事者分析から~
講師: 日本放送協会静岡放送局 放送部副部長(アナウンサー)
人と防災未来センター リサーチフェロー 横尾泰輔 氏
概要:
発災直後にNHK緊急災害報道を担当し、避難を呼び掛けた経験と、災害時にどのように情報を伝えれば命を守る行動をとってもらえるのか、震災後に調査研究した内容等を紹介いただきます。
【講演2】 非常通信の実施(自営無線分野)
題名: 大震災と漁業無線局の対応そして役割について
講師: 釜石無線漁業協同組合
釜石漁業用海岸局長 東谷傳 氏
概要:
津波に襲われ通信が途絶した釜石において、漁業無線による情報リレーにより安否情報等を県庁に伝達した経験などを紹介いただきます。
【講演3】 被災地における通信確保(携帯電話分野)
題名: 使命の真実
講師: ソフトバンク株式会社
CSR本部地域CSR1部参与 鈴木利昭 氏
東北ネットワーク技術部長 杉浦要次朗 氏
概要:
当時の通信確保に向けた奮闘とその教訓から新たに取り組んでいるソフトバンクの災害対応について紹介いただきます。
3主催:
東北総合通信局、東北地方非常通信協議会、東北情報通信懇談会、東北電気通信協力会
4参加費:
無料
5参加方法:
セミナー視聴を希望される方は、以下のURLからお申し込みください。
http://e311.html.xdomain.jp/ 別ウィンドウで開きます
↓この記事もチェック!
<“電波法違反”覚悟の通信>岩手日報、東日本大震災発生時の「漁業無線局」の活 躍を特集記事で紹介
●関連リンク:
・東北総合通信局
「非常通信セミナー」を開催-東日本大震災から10年 あの日の情報通信-
・東北地方非常通信協議会

「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから200回を超え、レギュラー陣の平均年齢も73歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2021年3月21日(日)21時30分からの第251回放送。JH1DLJ 田中氏の71歳の誕生日を迎えたという話題から、同氏が4月に放送されるテレビの音楽番組(BS12chのトゥエルビで月曜朝5時に放送される「 うたのワガママ館 」)のカラオケコーナーに、吉田童心の芸名で出演するという話題に。ちなみにレギュラー陣はJA1NFQ 中島氏が74歳、JA1JRK 谷田部氏が76歳。平均年齢は73歳を超えたという。
番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」には、JARD専務理事の坂本純一氏が登場。前回までに引き続き、坂本氏が1976年11月から約1年半、第18次隊の越冬隊として南極観測に参加した際のエピソードとして、昭和基地から内陸に300kmほど離れた「みずほ基地」の思い出や基地での食生活などを披露した。
番組は下記関連リンクの「OMのラウンドQSO」のWebサイトから。下部に並んだ日付から聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)

株式会社三才ブックスは3月25日(木 )に月刊誌「ラジオライフ」2021年5月号を刊行する。今号は第3特集に「受信アンテナ活用ガイド」が掲載されている。 価格は825円(税込み)。
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。三才ブックスが刊行している月刊誌「ラジオライフ」は1980年の創刊で、2021年5月号は通巻で483号となった。今号のおもな無線関連の記事は次のとおり。
<第3特集>受信アンテナ活用ガイド ~ハンディ用SMA型27本、フルラインアップで感度チェック!~
山だ! 現場だ!!
屋外での受信が楽しい季節の到来。だからこそアンテナを交換して、たくさんの電波をキャッチしたい。でも、どれを選べばいいのか…。そんな悩みを解決するアンテナ選びのコツを感度データとともに紹介しょう!
< 徹底使用リポート>
・0.1~1300MHzデジタル対応受信機 エーオーアール AR-DV10
有料オプションのGSSI 選択受信の実力
<ハンディ機エアーバンド受信インプレ>
・コンパクトなボディに機能を満載した次世代機 八重洲無線 0.1~1300MHz広帯域受信機 VR-160
<How To エアーバンド>
・RW013/フライト交信の再現「駐機場での交信」
<RL AIR BAND INFORMATION>
・大規模災害発生時のエアーバンド
<おもしろ無線受信報告所>
・消防/活動現場の受信調査で周波数が判明
<JJ1YQF女子部 秋葉るきのアキバで無線歩き>
・Step.12/同人即売会「秋コレ」が無線のイベントに!
<ライセンスフリー無線の世界>
・1,500円特小 T899(wesTayin) 紹介
<工作チャレンジ>
・重要な交信を絶対に聞き逃さない4波同時受信を実現「受信用アンテナ4分配装置」
↓この記事もチェック!
<Kindleや楽天koboほか、読み放題も…>配信スタート! ヤバかった時代(1980年代&1990年代)の月刊誌「ラジオライフ」が電子書籍で蘇る
月刊「ラジオライフ」2021年5月号の購入は、下記のAmazonリンクが便利だ。
●関連リンク: 月刊ラジオライフ(三才ブックス)

関東総合通信局は、2020年10月8日に、山梨県韮崎市の国道20号において山梨県韮崎警察署と共同で実施したトラックなどの車両に開設した不法無線局の取り締まりで( 2020年10月12日記事 )、総務大臣の免許を受けずアマチュア無線局を開設していたことが発覚した神奈川県相模原市在住の無線従事者(第三級アマチュア無線技士および第四級アマチュア無線技士)に対し、このたび電波法違反によりその業務に従事することを、3月22日から48日間停止する行政処分を行った。
関東総合通信局が行った、行政処分の発表内容は以下のとおり。
総務省関東総合通信局は、捜査機関との共同取り締まりで摘発した無線従事者に対して電波法違反で行政処分を行いました。
違反の概要および行政処分の内容
被処分者: 神奈川県相模原市在住の男性(61歳)
違反の概要: 免許を受けずにアマチュア無線局を開設し、電波法第4条第1項の規定に違反した。
処分の内容:
無線従事者(第三級アマチュア無線技士及び第四級アマチュア無線技士)として、その業務に従事することを、本日から48日間停止する。
【参考】電波法(昭和25年法律第131号)(抜粋)
第4条第1項(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)
第79条第1項(無線従事者の免許の取消し等)
総務大臣は、無線従事者が左の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は三箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基く命令又はこれらに基く処分に違反したとき。
↓この記事もチェック!
<山梨県韮崎警察署と共同取り締まり>関東総合通信局、山梨県韮崎市・国道20号でアマチュア無線局を不法に開設していた運転手を告発
関東総合通信局は「電波利用秩序の維持を図るため、今後も着実な電波監視を行い、電波法違反に対しては厳正に対処してまいります」と説明している。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 関東総合通信局 無線従事者を電波法違反で行政処分(令和3年3月22日付)-無線従事者の従事停止処分-

「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは毎週日曜日の23時に東京都西東京市の「FM西東京」でも放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2021年3月21日(日)21時からの第116回放送。前半では番組アシスタントの演歌歌手、 水田かおり(JI1BTL)が行った8J1MITOの運用についてを報告。その後は桜や花見に関連したエピソードを伝えた。後半では、月刊誌「CQ ham radio」2020年4月号(3月19日発売)の「From JARL」コーナーの内容を紹介した。
番組は下記関連リンクの「Radio JARL.com」の音源公開ページまたはJARL Webの特設ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。
●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ