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feed <「RS-BA1 Version2」のスコープ機能改善に対応ほか>アイコム、IC-705の新ファームウェア「Version 1.24」を公開 (2021/3/5 20:45:44)

アイコム株式会社は2021年3月5日、HF~430MHz帯ポータブル機「IC-705」の新ファームウェア「Version 1.24」を同社サイト上で公開した。今回のファームアップ内容は「RS-BA1 Version2のスコープ機能改善に対応」「WLAN子機モードにおいて、16進数で64桁のパスワードが設定されたアクセスポイント(WPA/WPA2)にも接続できるように改善」「その他軽微な変更」の3項目という。

 

 

アイコムのHF/50/144/430MHz帯オールモードポータブル機「IC-705」

 

 

 IC-705の新ファームウェア公開は1月22日のVersion1.20以来となる。なお3月1日発行の同社メールマガジンで案内があった「Version.1.23」は公開されておらず、Version1.21~1.23は事実上“欠番”となったようだ。今回発表された新ファームウェアの内容は次のとおり。

 

●IC-705の新ファームウェア(Version 1.24)

 

Version 1.20からの変更点:

 

・RS-BA1 Version2のスコープ機能改善に対応

 

・WLAN子機モードにおいて、16進数で64桁のパスワードが設定されたアクセスポイント(WPA/WPA2)にも接続できるように改善

 

・その他軽微な変更

 

 IC-705のファームアップは、microSDカードを使用して行うことができる(取扱説明書で確認のこと)。なおファームウェア書き換え後はバージョン情報の数字が次のように表示されるという。

 

Main CPU:1.24
Sub CPU:1.01
DSP Program:1.10
DSP Data:1.00
FPGA:1.01
DV DSP:1.02
GPS:13196
Bluetooth:1.12
WLAN:2.0.0.0_2.2.0.7_3.17.0.4

 

 

 詳細は下記関連リンク参照のこと。

 

 

 

●関連リンク: ファームウェアダウンロード・IC-705(アイコム)

 

 

 


feed <IC-705/7300/9700のスコープ機能改善に対応>アイコム、コントロールソフトウェア「RS-BA1 Version2」を更新 (2021/3/5 20:00:00)

アイコム株式会社は2021年3月5日、LANやインターネット経由で同社のアマチュア無線機を遠隔操作できるIPリモートコントロール ソフトウェア「RS-BA1 Version2」に新機能を追加したアップデート版(Ver.2.30)を発表した。IC-705/IC-7300/IC-9700のファームウェアアップデートによるスコープ機能の改善に対応したほか、スパンまたはエッジを切り替えたときのポップアップ表示の追加、その他軽微な変更が図られている。既存のRS-BA1 Version2ユーザーはWebサイトから無償でアップデートできる。

 

 

RS-BA1 Version 2のデュアルパネル(アイコムの製品情報より)

 

 

 アイコムのRS-BA1 Version2は、同社のオールモード機をLANやインターネット経由で遠隔操作できるWindows対応の有償ソフトウェアで、IC-7851、IC-7850、IC-7610、IC-7800、IC-7700、IC-7600、IC-7410、IC-9100、IC-7300、IC-7200、IC-7100、IC-9700、IC-705の各機種で使用できる(使用できる内容や動作保証の有無は機種によって異なる)。

 

 3月5日に公開されたRS-BA1 Version2の新ソフトウェア(Ver.2.30)の変更点は下記のとおり。

 

★「RS-BA1 Version2」Ver2.21からVer2.30へのおもな変更点

 

【スコープ機能の改善】
・下記製品のファームウェアアップデートによるスコープ機能の改善(SCROLLモードを追加、FIXエッジ設定を4個に拡張)に対応
 IC-705 Version 1.24
 IC-7300 Version 1.40
 IC-9700 Version 1.30
・スパンまたはエッジを切り替えたときのポップアップ表示を追加

 

【そのほかの変更】
・その他軽微な変更

 

 

 

 なお、既存のRS-BA1 Version2ユーザーは無償でアップデートが可能だ。詳細とダウンロードは下記関連リンクより。ファームアップ作業前に必ず説明書等で内容を確認して欲しい。

 

 

 

●関連リンク:
・コントロールソフトウェアダウンロード RS-BA1 Version2(アイコム)
・製品情報 RS-BA1 Version2(アイコム)

 

 

 


feed <減少スピードが鈍化、対前月比で4年前レベルの低水準>総務省が2021年1月末のアマチュア局数を公表、前月より651局少ない38万8,409局 (2021/3/5 18:00:02)

2021年3月4日、総務省は2021年1月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2020年12月末のデータから1か月間で651局”減少し、388,409局となった。この数年、減少スピードが1,000局/月で推移していたが、今回のデータでは対前月比で▲651局となり、4年前と同じレベルの低水準となった。一方、一部有効期限の残っている局を除き2015年11月末で使用期限を迎えた「パーソナル無線」は、2021年1月末の時点で156局が免許登録している。この1か月の間に34局が廃局となったと思われる。

 

 

アマチュア局登録の多いエリア順に並べると、1エリア(関東管内)は11万局以上の登録があるが、2番目は2エリア(東海管内)で3位が3エリア(近畿管内)、そして4位には7エリア(東北管内)、5位は8エリア(北海道管内)、6位は6エリア(九州管内)と続く

 

 

 アマチュア局は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。ピーク後に最高となった43万6,389局から58か月間で47,980局減少したことになる。

 

 

 

●2021年1月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳

 

・1エリア(関東管内): 113,048局(113,135局)

・2エリア(東海管内): 50,092局(50,245局)

・3エリア(近畿管内): 46,777局(46,828局)

・4アリア(中国管内): 23,583局(23,674局)

・5エリア(四国管内): 17,966局(17,984局)

・6エリア(九州管内): 32,360局(32,410局)

・7エリア(東北管内): 41,166局(41,240局)

・8エリア(北海道管内):35,746局(35,815局)

・9エリア(北陸管内): 9,470局(9,473局)

・0エリア(信越管内): 15,944局(15,999局)

・6エリア(沖縄管内):  2,257局(2,257局)

 

※カッコ内の数字は2020年12月末の局数を表す

 

 

 

2013年4月末から2021年1月末までのアマチュア局数の推移。2020年12月末から1か月間で651局減少し38万8,409局となった

2012年以前は1か月間に1,000局から2,000局単位でアマチュア局が減少。2013年以降は「東日本大震災」による開局ブーム!?の影響で減少数も落ち着いてきたが、5年ごとに行うアマチュア局の更新手続き(再免許申請)の煩わしさの影響からか、5年経過したタイミングの2017年12月末から、ほぼ毎月1,000局以上減少し続け、直近では減少スピードが再び加速している

 

 

●2021年1月末、パーソナル無線局の各管内局数内訳

 

・関東管内: 41局(52)

・東海管内: 16局(19局)

・近畿管内: 4局(4局)

・中国管内: 12局(15局)

・四国管内: 2局(7局)

・九州管内: 33局(33局)

・東北管内: 26局(33局)

・北海道管内: 17局(18局)

・北陸管内: 0局(0局)

・信越管内: 7局(9局)

・沖縄管内: 0局(0局)

 

※カッコ内の数字は2020年12月末の局数を表す

 

 

 

 なお、沖縄総合通信事務所管内のパーソナル無線局は2020年7月末のデータから0局に、また北陸総合通信局管内のパーソナル無線局も2021年12月末のデータから0局となり、それぞれの管内からパーソナル無線局は消滅している。

 

 

 

●関連リンク:
・無線局統計情報(総務省)
・Internet Explorer上でExcelファイルを開いた場合に発生する事象について(総務省)
・東日本大震災(ウィキペディア)

 

 

 


feed <「8J」「8N」で始まるコールサイン>2021年3月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報 (2021/3/5 12:25:20)

2021年3月に運用が予定されているJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報を紹介しよう。なお、2020年4月21日の法改正で、アマチュア無線の資格を持たない人も運用できる「臨機体験局」(下記リストのE記号の局)の開設が、全国に広がっている。臨時体験局のコールサインが聞こえたら、オペレーターは無資格者かもしれない。節度ある呼び方はもちろん、交信に不慣れでもイライラぜず温かく見守ってあげよう!

 

 

 

●2021年3月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局

 

 

 

 上記リストは2021年3月5日現在で有効な無線局免許のある記念局等を抜粋したもの。名称の後のカッコ内の記号は、1:JARL特別記念局、2:JARL特別局、N:JARL以外の記念局、A:ARISS局、E:体験局を意味する。なおこれらの局の違いについては、8j-station.infoの「記念局・臨時局とは」を参考にするとわかりやすい。

 

 

 

●関連リンク:
・8j-station.info
・特別局及び特別記念局の開設基準(PDF形式/JARL Web)
・JARL特別局または特別記念局を開設するには…(JARL Web)

 

 

 


feed <訓練開始10時に1分間の黙祷を> 3月7日(日)10時から「Team7043」が全国規模の訓練「非常通信のためのロールコール」を実施 (2021/3/5 12:05:12)

2011年3月11日に発生した東日本大震災を機に、非常通信のためのロールコールを自発的に行う有志が集まり、7.043MHzでの交信により発足した「Team7043」。同グループは毎年3月と9月の年2回、全国規模の非常通信訓練を実施しているが、今回、2021年3月7日(日)に令和2年度2回目、通算19回目の訓練を予定している(前回(2020年9月6日)は大型台風の接近のため中止)。訓練には誰でも参加でき、キー局と「RS(T)リポート」+「QTH(JCC/JCG)」+「QRA」+「任意でグリッドロケーター」の交換を行うというものだ。なお主催者は「運用開始10時になりましたら1分間の黙祷をお願い致します」と呼び掛けている。

 

 

 

■2021年 通算第19回(令和2年度 第2回)実施要綱

 

・実施日: 2021(令和3年)年3月7日(日)

 

・時刻: 08:00~12:00(周波数確保維持交信08:00~09:00/一般局は10:00~)

 

・運用周波数: 7/28/144/430/1200MHz帯

 

・電波型式: SSB/CW/AM/FM/PSK/D-STAR/WIRES-X

 

・連絡事項:
 ・当日地震災害等、発生すれば速やかに訓練中止、待機のこと。
 ・表記周波数は混信の場合+-変動します。ご連絡はいたしません。
 ・Team7043の訓練対象は全国ですからKEY局の同一エリアとの交信は控えさせていただきます。KEY局がJA3であればJA3以外の交信を最優先。
 ・当日バンドKEY局の運用が中止になった場合、連絡はいたしません。
 ・QSLカードは、基本発行いたします。
 ・D-STAR-基本は受信、呼びかけられたら応答します。
 ・運用のすべては自己責任において参加ください。

 

・交信内容
 ・KEY局とRS(T)+QTH(JCC&JCGナンバー)+QRA+(GL任意)の交換をお願いします。
 ・KEY局へのお願い:アナウンス:「ただいまTeam7043主催の全国ネットワーク非常通信のためのロールコールを行っています」とQSPのこと。

 

・交信報告:
 ・KEY局は、仮対策本部○○○に30分ごとに交信局数を報告のこと。
  伝達方法:(1)7050kHzSSB、(2)Web(Mail/Facebook/LINE)
 ・交信LOGはHamlog入力後のエクセル書式かもしくはCSVファイルで送ってください。R2には自局コールを記載。
 ・今回からGoogleスプレッドシートを用いリアルタイムにデータを更新させ情報の共有化を図る。(提案)

 

JH3DMQ・水谷氏作成による運用スケジュール(2021/3/3 Ver1.4)。詳しくは下記関連リンク「東日本大震災復興祈念 全国ネットワーク・非常通信のためのロールコールタイムテーブル(PDF形式)」で最新の情報を確認してほしい

 

 

 2019年7月6日付けで近畿総合通信局が変更申請を受理し、名称が「JF3YYE Team7043」から「JF3YYE Team7043(全国アマチュア無線非常通信ボランティア団体)」となった。

 

 なお、次回は2021年9月5日(日)に「第20回 2021年度(第1回)東日本大震災復興祈念全国ネットワーク・非常通信のためのロールコール」を予定している。

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<「アマチュア無線の活用体制を整備」と明記>総務省、防災関係業務に携わる者を対象とした「非常通信確保のためのガイド・マニュアル」を公表

 

<ボランティアという位置づけだが、免許人が状況に応じて柔軟に>総務省、「アマチュア局による非常通信の考え方」を公表

 

 

 

●関連リンク:
・東日本大震災復興祈念 全国ネットワーク・非常通信のためのロールコールタイムテーブル(Team7043/PDF形式)
・Team7043

 

 

 


feed <近年まれにみる参加局数の増加(1,818局)を記録>JARL、「第41回(2020)全市全郡コンテスト」の結果をWebサイトで発表 (2021/3/5 11:30:38)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、2020年10月10日(土)~11日(日)に開催した「第41回(2020)全市全郡コンテスト」の結果を同連盟のWebサイト上で発表した。今回の参加局数は電話部門が120局(前回は73局)、電信部門が696局(前回は482局)、電信電話部門が1,002局(前回は674局)、合計1,818局(前回は1,229局)だった。一昨年に開催された第40回(2019)の同コンテストでは、開始時において関東地方や甲信地方、東北地方などで記録的な大雨となり、甚大な被害をもたらした「令和元年台風第19号(令和元年東日本台風)」と時期が重なったため参加局が少なかったが、今回はコロナ禍の影響で“お家時間”が増えたこともあってか、参加局数が近年まれにみる大幅な増加となった。

 

 

「第41回(2020) 全市全郡コンテスト」の「エリア別参加局数」を見ると、毎年の傾向として圧倒的に1エリアからのエントリーが多い(同Webサイトから)

 

 

 2019年10月12日(土)から13日(日)にかけて開催された「第40回(2019) 全市全郡コンテスト」の結果がJARLから発表された。コンテスト期間中、常設局のいない珍しい場所からの移動運用も盛んなことから、JCCやJCGハンターにとって毎回注目のコンテストの1つ。JARL主催が主催するコンテストの中でも参加局が多い。

 

 今回の参加局数は電話部門が120局(前回は73局)、電信部門が696局(前回は482局)、電信電話部門が1,002局(前回は674局)、合計1,818局(前回は1,229局)、2年前は1,523、3年前は1,700局、4年前は1,577局、5年前は1,583局、6年前は1,544局、7年前は1,639局)と、前回より589局増えた。

 

 なおJARLでは、発表された結果に対して「順位に対するクレームは、書面をもって具体的な違反の事実を明記し、かつ違反の事実を証明する資料を添え、記名・捺印のうえ2021年4月20日までにJARL会員部会員課宛てお送りください」とアナウンスしている。

 

 

「部門種目別参加局数」では「シングルオペ・オールバンド(M)」が相変わらず一番人気。そのほか「シングルオペ・シルバー」に200局に迫るエントリーがあった(同Webサイトから)

 

 

●関連リンク: 第41回(2020)全市全郡コンテスト結果(JARL Web)

 

 

 


feed <電波法違反! 無線局の免許を受けずに運用>中国総合通信局、岡山県在住の第四級アマチュア無線技士に対し17日間の行政処分 (2021/3/4 18:00:46)

中国総合通信局は、無線局の免許を受けずに自己の運転する車両に開設したアマチュア局を運用していた電波法第4条の違反行為により、岡山県笠岡市在住の第四級アマチュア無線技士の資格を有する無線従事者に対し、その業務に従事することを17日間停止する行政処分を行った。

 

 

「令和2年度電波利用環境保護活動用」のPRポスターに、元グラビアアイドルで現在は女優やタレントとして活躍している「壇蜜」が起用された

 

 

中国総合通信局が行った、行政処分の発表内容は以下のとおり。

 

 

 中国総合通信局は、総務大臣の免許を受けずに無線局を運用した岡山県笠岡市在住の無線従事者1名に対して、電波法第79条第1項に基づき、本日、従事停止処分を行いました。

 

1.違反の概要
 岡山県笠岡市在住の無線従事者(男性60歳)は、無線局の免許を受けずに、自己の運転する車両に開設したアマチュア局を運用していたもので、電波法第4条に違反することから、次のとおり処分を行いました。

 

被処分者: 岡山県笠岡市在住の男性 60歳
違反の内容: 不法アマチュア無線局を開設し、電波法第4条に違反した。
行政処分の内容: 無線従事者(第四級アマチュア無線技士)として、その業務に従事することを、本日から17日間停止する。

 

 

2.行政処分の根拠

 

 無線従事者の従事停止処分は、電波法第79条第1項に基づくものです。

 

《参考》電波法違反適用条文(抜粋)

 

電波法第4条(無線局の開設)
 無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。
 (以下省略)

 

電波法第79条第1項(無線従事者の免許の取消し等)
 総務大臣は、無線従事者が左の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は三箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
 一 この法律若しくはこの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したとき。
 (以下省略)

 

 

 

 中国総合通信局は「地域の皆様が安心して電波を利用できるよう、今後も、法令遵守に関する周知の徹底や電波監視を強化することにより、安心・安全な社会づくりに取り組んでまいります」と説明している。

 

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

●関連リンク: 北海道総合通信局 電波法違反の無線従事者に対する行政処分

 

 

 


feed <アンテナケーブル配線が原因か?>国際宇宙ステーション(ISS)のアマチュア無線機、異常続く (2021/3/4 12:30:25)

2021年1月27日に国際宇宙ステーション(ISS)のコロンバスモジュールに搭載されているアマチュア無線機(コールサイン「NA1SS」で使用)のアンテナケーブルを交換して以来、異常が発生し通信不能の状態が続いている。このため「ARISSスクールコンタクト」はロシアのサービスモジュールに設置されているRS0ISSの無線機で行われている。最新情報を3月3日付けのARRL NEWSから抜粋・抄訳で紹介する。

 

 

国際宇宙ステーション(ARRL NEWSより)

 

 

 ARISSの国際委員長であるフランク・バウアー氏(KA3HDO)は、ARISSチームがNASA(アメリカ航空宇宙局)やESA(欧州宇宙機関)と密接に協力し、ISSのコロンバスモジュールに搭載されているNA1SSの無線システムが使用できなくなった異常の原因を特定中であると報告している。

 

 今回発生した異常は、1月27日に行った宇宙遊泳の際に宇宙飛行士がバルトロメオ(注:ESAによる民間向けの暴露型実験モジュール。コロンバスモジュールの外側に取り付けられている)のペイロード機能の試運転を支援するため、新しいアンテナケーブルを設置したことに起因している。この作業にはARISSで使用している無線システムとアンテナの再配線も含んでいた。今回の異常発生によりARISSスクールコンタクトは当面の間、ISSのロシアサービスモジュールの無線機を使って行われている。

 

 バウアー氏は今週、「NASAやESAとの調整を経て、ARISSは3つの異なるケーブル構成によるテストをAPRSで行い、コロンバスにあるARISSの無線システムの運用を決定する」と説明した。「ARISSは今後数日間、APRSの標準運用周波数である145.825MHzを使ってAPRS機能を使用した一連のテストを行う。ISSのクルーは定期的に無線機をシャットダウンしてケーブルを交換するので、無線システムとケーブルのトラブルシューティングができます」としている。バウアー氏によると正確なケーブル交換時期はクルーの空き状況に依存するが、3月3日には終了する予定だという。

 

 バウアー氏によると「もしこのテストが失敗した場合、3月5日の宇宙遊泳の際に時間が許せば、ARISSのケーブルを1月27日以前の構成に戻すことにする」と説明している。(ARRLニュース3月3日 ※許可を受けて抄訳/(C)ARRL)

 

 

 

●関連リンク: ARISS, NASA, and ESA Continue to Probe Amateur Radio Problems on ISS(ARRL NEWS)

 

 

 


feed <BCL情報などを中心に充実の全138ページ>秋葉原BCLクラブ会報誌「ABC 50’s」Vol.8をPDF版で無料公開 (2021/3/4 12:05:37)

短波帯で行われている国際放送をはじめ、さまざまなラジオ放送を聞いて楽しむ趣味「BCL(Broadcasting Listening/Listeners)」。アクティブなBCLファンが集まる「秋葉原BCLクラブ」は、“50代からのBCLマニュアル”として同クラブの会報誌「ABC 50’s」Vol.8を刊行した。全138ページにわたり、会員からの投稿などBCLを中心とした盛りだくさんの内容で構成されている。最新版の会報がPDF版が無料で公開され、Webサイトから圧縮ファイルをダウンロードすることができる。

 

 

秋葉原BCLクラブ会報「ABC 50’s」Vol.8の表紙。「今回から表紙は愛読者の『ご自慢のシャックや受信機』で飾っていくことになりました。第1回は秋葉原BCLクラブ創設者で昨年末に運営から退かれましたせきやま☆れいわさんご自慢の受信機」と紹介

 

 

●「ABC 50’s」Vol.8目次

 

・プロジェクトのリスニングとコンテストステーションの組み立て
・無線局開設の理由 ~FM補完中継局(ワイド FM)編~
・路側ラジオの記録
・ベリカードの中の風景1(東京都文京区)
・新潟県民エフエム閉局 ~無線局免許廃止までのドキュメント~
・開局訪問・移動受信の旅2020
・BCL旅日記2020年4月~9月
・ROK技術倶楽部の受信戦略
・北海道フレトイ展望台DXペディション
・北海道フレトイ展望台DXペディ受信リスト
・2020年12月におけるEX-BandでのTPDX受信記録から
・アンテナ雑感
・林式同調型ループアンテナ(パッシブタイプ)
・ラジオキット製作となんちゃってラジオ化
・れいわのラジオの殿堂 TECSUN PL-330 のファーストインプレッション
・SONY ICF-M780SLインプレッション(前編)
・インターネットラジオに思う。
・おたより
・BCLとのお付き合い
・Appendix
・表紙画像募集のお知らせ
・投稿募集のお知らせ

 

※秋葉原BCLクラブ会報誌「ABC 50’s」Vol.8の誌面から一部抜粋

 

 

 

 同会報では「ここれからもみなさまに愛される『BCLファンの情報誌』を目指してがんばりたいと思います。応援よろしくお願いします。『ABC50’s『ではご感想、ご投稿をお待ちしています。以下の会報原稿入稿フォームからお気軽にお寄せください」として、読者からの自己紹介や近況報告、日々の活動の様子、研究レポートなど、BCLに関する情報を広く募集している。

 

 

「ABC 50’s」は年2回発刊、次号は2021年秋を予定している。

 

 

 

●関連リンク:
・秋葉原BCLクラブ会報「ABC50’s」Vol.8(ZIP圧縮/ダウンロード後に解凍)
・BCLは趣味の王様

 

 

 


feed <「名古屋ウィメンズマラソン2021」FPU中継のため>3月14日(日)、愛知県名古屋市と周辺の1200MHz帯レピータが停波 (2021/3/4 11:00:29)

2021年3月14日(日)に愛知県名古屋市内をコースとして開催される「名古屋ウィメンズマラソン2021」では、テレビ生中継のため1200MHz帯を一次業務のFPU(放送事業用無線局)が使用する。このため名古屋市とその周辺の1200MHz帯レピータ(D-STAR/アナログ)が、3月14日(日)の7~15時に停波を行う。JARL D-STAR NEWSが利用者に注意を呼びかけている。

 

 

「名古屋ウイメンズマラソン2021」の開催を伝える、東海テレビ放送のWebサイトより

 

 

 テレビ局の生中継などで使用する放送事業用無線局(FPU=Field Pickup)が、一次業務として1200MHz帯を使用するケースが増えている。3月14日(日)の「名古屋ウィメンズマラソン2021」では東海テレビ放送が生中継を行うため、干渉の可能性がある名古屋市内と周辺の1200MHz帯アマチュア無線レピータに対し、運用調整(停波)要請があったという。同マラソンにおける停波要請はこれで5年連続となったが、停波要請の時間帯は年々短くなり、今年はついに大会当日の1日間だけとなった。

 

 JARL D-STAR NEWSで発表された、停止するレピータと停波要請の時間帯を整理して紹介しよう。なおレピータ局によっては管理上の都合などから、要請のあった時間帯よりも長く停波することもありえるので注意が必要だ。またここで発表されているD-STARレピータ以外に、名古屋市と尾張の一部のアナログレピータの1200MHz帯も停波するという。

 

 

<停止する1200MHz帯レピータ局>

(1)JP2YGE(愛知県名古屋市熱田区神宮)※現在は別事由で停波中
  DV 1291.69MHz、DD 1290.125MHz

 

(2)JP2YGG(愛知県名古屋市昭和区妙見町)
  DV 1291.67MHz、DD 1290.375MHz

 

(3)JP2YGI(愛知県名古屋市千種区不老町)
  DV 1291.63MHz、DD 1270.125MHz

 

(4)JP2YGK(愛知県春日井市鳥居松町)
  DV 1291.65MHz、DD 1290.625MHz

 

<停波要請時間>
2020年3月14日(日)7~15時の間
※実際の停波時間は各レピータにより前後することがある

 

 詳細は下記関連リンクのJARL D-STAR NEWS参照のこと。

 

 

 

●関連リンク:
・2エリアネットワークの1200MHz帯一時停波のお知らせ(JARL D-STAR NEWS)
・名古屋ウィメンズマラソン2021
・名古屋ウィメンズマラソン2021 コース図

 

 

 


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