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feed <後任の副会長に尾形理事(JA7AJH)を選定 >JARL、第54回理事会報告を会員専用ページに掲載 (2021/2/27 11:00:55)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、2021年2月20日(土)と21日(日)に連盟会議室およびWeb会議で第54回理事会を開催、その報告をWebサイトの会員専用ページで公開した。同理事会では「令和3年度事業計画案について」「令和3年度収支予算案について」「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の記念局の開設について」「理事欠員にともなう今後の取扱いについて」など12の議題が討議されたほか、協議事項と業務報告が行われた。なお2月11日に急逝されたJA9BOH 前川公男副会長の後任として、この理事会においてJA7AJH 尾形和俊理事が副会長に選定された。同理事会報告の閲覧はJARL会員のみで、コールサインと登録したパスワードが必要となる。

 

 

 

 JARL Webの会員専用ページに掲載された第54回理事会報告によると、今回は次の12議題が審議された。その概要と要点を同報告からいくつか抜粋で紹介する。

 

第1号議題:令和3年度事業計画案について
第2号議題:令和3年度収支予算案について
第3号議題:第10回定時社員総会の開催について
第4号議題:選挙管理会管理者の選任について
第5号議題:東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の記念局の開設について
第6号議題:東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の記念アワードについて
第7号議題:東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の記念QSOパーティ開催について
第8号議題:特別記念局の開設について
第9号議題:IARU新規加盟連盟の承認について
第10号議題:地方本部・支部の会員増強企画と特別予算の付加について
第11号議題:理事欠員にともなう今後の取扱いについて
第12号議題:副会長の選定について

 

 

第1号議題「令和3年度事業計画案について」概要と要点
 社会が大きな変化を迎える中、アマチュア無線による社会貢献や次世代の育成を積極的に支援していくとともに、組織基盤の強化として会員増強活動や各種のキャンペーンを引き続き実施し、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」開催を記念した各種活動等によりアマチュア無線の魅力を国内外に発信し、「青少年」「女性」を啓発・育成に努め、アマチュア無線がICT(情報通信技術)人材の育成・発掘において注目される中、社会貢献活動を通じて次世代へつながる活動を継続していくことが説明され、審議に基づき、第1号議案の賛否を諮ったところ、全員異議なく原案どおり承認した。
※決定した「令和3年度事業計画」はJARL NEWS 2021年春号に掲載し、JARL Webにも掲載。

 

第2号議題「令和3年度収支予算案について」概要と要点
 会員数は正員会員数を+200名として予算を計上。予算全体では、経常収益計4億円(前年補正予算比+52百万円)、経常費用計4億43百万円(前年補正予算比+40百万円)となっている。当期経常増減額は△42.7百万円(前年は△53.7百万円)、特定資産の取崩は25百万円から30百万円を見込んでいる。
 経常収益では、正員受取会費を前年補正予算に比べ+9.2百万円、ハムフェアの開催に伴う収益を33.7百万円、刊行物収入は局名録発行年度のため+10百万円の24百万円を計上した。
 経常費用は、理事会費を前年補正予算よりさらに△0.6百万円とし、4月より休職から復帰する職員1名など全体で諸給与は+4.1百万円、租税公課は消費税△1.3百万円、QSL費は取扱枚数が前年比117%と大幅増加の中、送料・消耗品等の経費削減を行い、おおよそ前年同様の費用とした。JARL NEWSはページ削減などで△1.5百万、広報活動費は前年度中止となったハムフェア、WAKAMONOイベント、アイボールの費用を計上し+41百万円となるがコスト削減の交渉を取引先と行う。刊行物費は局名録が発行されるため+8百万円、会員事務費は送料、手数料など削減により△1.1百万円、選挙費は投票用紙発送費用のみとして△3百万円とした。討議の結果、全員異議なく原案どおり承認したという。
※決定した「令和3年度収支予算」はJARL NEWS 2021年春号に掲載し、JARL Webにも掲載。

 

第5号議題「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の記念局の開設について」概要と要点
 令和3年7月23日から開催される東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を記念し「都内で公開運用を中心として開設する記念局」「各地方本部ごとに開設するPR記念局」「海外向け記念局」を開設することを説明。開設期問は令和3年5月1日から同年9月5日までの間とすることや各地方本部ごとに開設するPR記念局は空中線電力50W以下の移動する局にすること等の提案があった。賛否を諮ったところ、原案を一部修正し、全員異議なく承認した。

 

第11号議題「理事欠員にともなう今後の取扱いについて」概要と要点
 JA9BOH 前川公男理事の逝去に伴い、北陸地方本部区域選出の理事(北陸地方本部長)が欠員となったため、連盟規則第28条第1項および第37条第1項に基づき審議を行った。当該地方本部区域の理事選挙に次点者がおらず、補充のための選挙実施スケジュールや理事任期の残存期間等を勘案し、理事欠員の補充は行わず、北陸地方本部長については連盟規則第37条第1項を適用し、当該地方本部区域の正員に“理事ではない地方本部長”を委嘱してはとの提案があった。審議に基づき賛否を諮ったところ、全員異議なく承認した。

 

第12号議題「副会長の選定について」概要と要点
 
JA9BOH 前川公男理事の逝去にともない、定款第22条第1項に定める副会長の定数に欠員が生じたため、定款に基づき、理事の中から理事会の決議によって一名選定されることが説明された。自薦他薦の区別無く候補者を募ったところ、髙尾会長より副会長候補として尾形和俊理事(JA7AJH)の推薦があった。尾形理事の副会長選定の賛否を諮ったところ、全会一致で承認され、被選定者はその就任を承諾した。

 

 また議題審議後の協議事項では「JARLはデジタル通信方式としてD-STARを推奨しているが、近年レピータのユーザーよりD-STAR以外の通信方式についても導入の検討を求められていることから、ワイヤレスネットワーク委員会への検討を諮間する」「会員の在籍年数に応じた表彰制度は会員継続の動機となり、会員数減少に歯止めをかけることが期待できるので、会員表彰規程の変更準備を進めていく」「QSOパーティで十二支のステッカーを2巡以上集めた方から“記念品を有償で頒布してほしい”との要望があることから、新たに十二支達成のステッカーを2巡目以上集めた方を対象に2巡目がブロンズ、3巡目がシルバー、4巡目以上がゴールドを用いた記念楯を、毎年4月1日から4月30日までの1か月間、各5,000円(消費税・送料込み)で受け付ける」などを承認したという。

 

 このほか理事会報告の詳細は、下記関連リンクのJARL会員専用ページ(要ID、パスワード)からPDF形式で閲覧できる。

 

 

 

●関連リンク: 第54回理事会報告(JARL Web 会員専用ページ)

 

 

 


feed 1エリア(関東)で発給進む--2021年2月27日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 (2021/2/27 9:30:50)

日本における、2021年2月27日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局からコールサイン発給状況の更新発表があった。同総合通信局からは2月に入って4回目の更新発表となる。一方、2エリア(東海管内)の東海総合通信局と、0エリア(信越管内)の信越総合通信局からは、いまだコールサイン発給状況の更新発表が行われていない。

 

 

 

 各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。

 

 

 

 

 ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。

 

 その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。

 

 さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。

 

 また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。

 

 しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。

 

 このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給

 

<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始

 

 

 

●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 


feed <CS-9700も新バージョン同時公開>アイコム、IC-9700の新ファームウェア「Version 1.30」を公開、3ジャンル14項目が追加・変更に (2021/2/26 19:15:55)

アイコム株式会社は2021年2月26日、144/430/1200MHz帯オールモード機「IC-9700」の新ファームウェア「Version 1.30」を同社サイト上で公開した。同社の発表によるとVersion1.24からの変更点は「スコープ機能の改善」「プリセット機能の追加」「そのほかの変更」の3ジャンル合計14項目と発表されている。また同時にIC-9700用プログラミングソフトウェア、CS-9700も新バージョンの「Version1.30」が公開されている。

 

 

こちらの記事も参考に↓(2020年1月15日公開)
<IC-705/IC-7300/IC-9700が対象>アイコム、FT8の簡単設定などを実現する新ファームウェアを順次公開

 

 

アイコムの新製品「IC-9700」

 

 

 IC-9700の新ファームウェア公開は2020年7月31日のVersion 1.24以来となる。今回発表された新ファームウェアの内容は次のとおり。

 

●IC-9700の新ファームウェア(Version 1.30)

 

Version 1.24からの変更点:

 

【スコープ機能の改善】
・周波数に応じて表示範囲をシームレスに切り替えできるSCROLLモードを追加
・スパンまたはエッジを切り替えたときのポップアップ表示を追加
・FIXエッジ設定を4個に拡張
・リファレンスレベルをバンドごとに設定できるように拡張
・RS-BA1 Version 2のスコープ機能改善に対応

 

【プリセット機能の追加】
・運用別に設定を切り替えできるプリセット機能を追加

 

【そのほかの変更】
・[VOX/BK-IN]キー、[AUTOTUNE/AFC]キー、[TONE/RX>CS]キーの機能割り当てを変更できるフロントキーカスタマイズ機能を追加
・マイクの[UP]キーと[DN]キーの機能割り当てを変更できるマイクキーカスタマイズ機能を追加
・データモード時に受信トーンコントロールが動作しないように改善
・ターミナルモード、およびアクセスポイントモードのQUICK MENUに、通常モードに戻るメニュー項目を追加
・GPS アイコンをタッチすることでGPS情報画面を表示できる機能を追加
・緯度/経度の表示形式設定に「ddd.dddd°」形式を追加
・接続するGPS機器によって、GPSポジション画面に時刻が表示されないことがあった不具合を改善
・その他軽微な変更

 

 

 IC-9700のファームアップは、SDカードを使用して行うことができる(取扱説明書で確認のこと)。なお「Version 1.30未満のファームウェアから更新すると設定・各種メモリーが初期化されます。事前にSD カードに設定データを保存し、ファームアップ後に設定データを読み込んでください」と注意を呼び掛けている。ファームウェア書き換え後はバージョン情報の数字が次のように表示されるという。

 

Main CPU: 1.30
Sub CPU: 1.00
Front CPU: 1.00
FPGA Program: 1.07
FPGA Data: 1.00
DV DSP: 1.06

 

 

 詳細は下記関連リンクを参照のこと。

 

 

 

●関連リンク:
・ファームウェアダウンロード・IC-9700(アイコム)
・IC-9700/9700S 仕様変更のお知らせ PDFダウンロード(アイコム)
・プログラミングソフトウェア CS-9700ダウンロード(アイコム)

 

 

 


feed <スコープ機能の改善、プリセット機能の追加など4ジャンル16項目>アイコム、IC-7300の新ファームウェア(Version 1.40)を公開 (2021/2/26 18:30:51)

アイコム株式会社は2021年2月26日、HF/50MHz帯コンパクト機であるIC-7300/IC-7300M/IC-7300Sの新ファームウェア、「Version 1.40」を同社サイト上に公開した。同社によると今回は「スコープ機能の改善」「プリセット機能の追加」「マルチファンクションダイヤル操作の改善」「そのほかの変更」の4ジャンル16項目に及ぶ。同機種の新ファームウェアの公開は2018年7月20日のVersion 1.30以来となる。

 

 

こちらの記事も参考に↓(2020年1月15日公開)
<IC-705/IC-7300/IC-9700が対象>アイコム、FT8の簡単設定などを実現する新ファームウェアを順次公開

 

 

IC-7300(アイコム提供写真)

IC-7300(アイコム提供写真)

 

 

●IC-7300/IC-7300M/IC-7300Sの新ファーム(Version 1.40)

 

おもな変更点:

 

【スコープ機能の改善】
・周波数に応じて表示範囲をシームレスに切り替えできるSCROLL モードを追加
・スパンまたはエッジを切り替えたときのポップアップ表示を追加
・FIX エッジ設定を4 個に拡張
・リファレンスレベルをバンドごとに設定できるように拡張
・RS-BA1 Version2 のスコープ機能改善に対応

 

【プリセット機能の追加】
・運用別に設定を切り替えできるプリセット機能を追加

 

【マルチファンクションダイヤル操作の改善】
・VFO モード時はkHz ダイヤル、メモリーモード時はM-CH ダイヤルとして動作するように改善
・マルチファンクションメニューの任意の項目を割り当てられるカスタマイズ機能を追加
・マルチファンクションダイヤル機能表示を追加

 

【そのほかの変更】
・[VOX/BK-IN]キー、[AUTOTUNE]キー、[△]キー、[▽]キーの機能割り当てを変更できるフロントキーカスタマイズ機能を追加
・マイクの[UP]キーと[DN]キーの機能割り当てを変更できるマイクキーカスタマイズ機能を追加
・トリプルバンドスタッキングレジスターを直接選択できる一覧表示機能を追加
・データモード時に受信トーンコントロールが動作しないように改善
・ユーザーバンドエッジ設定の初期値として、総務省告示のアマチュアバンド範囲を設定するように変更
・CI-V USB ポート設定の初期値を「[REMOTE]から切断」に変更
・その他軽微な変更

 

 

 IC-7300のファームアップは、SDカードを使用して行うことができる。今回のファームウェア更新後、セットモード内の「バージョン情報」は下記のように表示されるという。

 

・Main CPU: 1.40
・DSP Program: 1.07
・DSP Data: 1.00
・FPGA: 1.13

 

 

 詳細は下記関連リンクを参照のこと。

 

 

 

●関連リンク:
・ファームウェアダウンロード・IC-7300(アイコム)
・IC-7300/IC-7300M/IC-7300S 仕様変更のお知らせVer.1.40 PDFダウンロード(アイコム)

 

 

 


feed アイコム、ID-52のレピータリストとメモリーデータを更新、新バージョン名は「210226」 (2021/2/26 16:30:04)

アイコム株式会社は2021年2月26日、D-STAR対応ハンディ機、ID-52のレピータリストとメモリーデータの更新を行い、最新版(バージョン名は「210226」)の公開を開始した。ID-52/CS-52のバージョンアップに対応したもの。詳細は以下の通り。

 

 

<今回更新されたデータの内容、機種名/製品名、バージョン>

・ID-52/CS-52のバージョンアップに対応

 

ID-52
・レピータリスト&メモリデータ バージョン210226

 

 詳細は下記関連リンクから。

 

 

 

●関連リンク:
・ID-52 レピータリストダウンロード(アイコム)
・アイコム アマチュア無線コーナー

 

 

 


feed <「手書きのログ」や「10分を超える交信」などに付加点を付与>3月1日(月)から20日間、得点の加点方法がユニークな「第1回 QRL QSOパーティ」開催 (2021/2/26 11:30:04)

東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」が放送しているアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」では、「番組をお聴き頂いている皆様はもとより、すべてのアマチュア無線局が、楽しく参加できるQSOパーティを開催させて頂く事といたしました」として、2021年3月1日(月)0時から20日(土・祝)23時59分59秒までの20日間にわたり、すべてのアマチュア無線局を対象に得点の加点方法がユニークなコンテスト形式の「第1回 QRL QSOパーティ」を開催する。このQSOパーティに参加し書類を提出した局は、後日番組で発表されるプレゼント企画(毎年の「お年玉プレゼント」企画に代わるもの)への参加権も得られるという。

 

 

 

 鈴木信克氏(JK1MIG)がパーソナリティーを務めるアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」。同番組では、かねてより広くアマチュア無線家に楽しんでもらおうと、イベントの一環としてコンテスト形式のQSOパーティの開催を計画してきた。

 

「このパーティは、単に信号レポートの交換(いわゆる599BK形式のQSOなど)に終わるQSOということではなく、お互いにいろいろな話題で交信を楽しもうという思いから、番組で企画したQSO パーティです」と紹介しているが、それを物語るように、単なるシグナルリポートの交換ではなく、交信時間や交信内容で得点が変わるユニークな加点ルールだ。

 

 1位から3位までの表彰のほか、QSOパーティ参加者すべてを対象に、参加証の発行や番組プレゼント企画に参加できるようにする(点数や順位で当選確率に変化はない)と案内している。

 

 

 基本点と付加点のルールは以下のとおり。

 

 

●基本点

 

・通常のQSOを行い、相手局の信号強度、相手局のQTH、相手局の名前、日付と交信開始時間…これらがすべて確認できるQSOを有効交信として>1点

 

 

●基本点への付加点

 

・相手局の WX 気温 の情報>それぞれ1点
 ※気温は外気温/内気温のどちらの情報でもよい

 

・相手局のリグやアンテナの情報>それぞれ1点
 ※リグは、型名がわかるもの(メーカー名のみ、出力のみは無効)
 ※自作の場合は、終段などの情報がわかる場合(自作のみは無効)

 

・相手局のGL(グリッドロケーター)6桁のもの (例:PM95SR)>2点

 

・相手局のサフィックスに Q/R/Lが含まれる1文字あたり>1点

 

・自局がCQ呼び出しを行って成立したQSO>1点
 ※その交信終了後、他局から呼び出しがあった場合も同様とする

 

・交信時間が10分を超えるQSO>10分ごとに1点
 ※交信終了時間がわかるものに限る

 

・手書きのログでのエントリー>有効QSO数×1点
 ※電子ログとの混在は不可

 

・連続交信付加点
 開催間中10日間連続で有効交信をした場合>30点
 開催期間20日間全て連続有効交信した場合>60点

 

 

 

 ログの提出は電子メール、郵送ともに4月20日(必着) 。詳しくは下記の関連リンクから「第1回 QRL QSOパーティ規約」で確認してほしい。

 

 

「第1回 QRL QSOパーティ」の規約(一部抜粋)

 

 

 

●関連リンク:
・第1回 QRL QSOパーティ規約(PDF形式)
・第1回 QRL QSOパーティ規約
・QRL Facebookページ

 

 

 


feed <バンドごとに開催時間帯が異なる>JARL広島県支部、2月27日(土)21時から2月28日(日)17時まで「第29回 広島WASコンテスト」実施 (2021/2/26 10:00:00)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)広島県支部は、2021年2月27日(土)21時から2月28日(日)17時までの20時間にわたり、1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430MHz帯と、1200MHz帯以上の各アマチュアバンドの電話・電信・デジタルモードで、アマチュア無線局とSWLを対象に「第29回 広島WASコンテスト」を開催する。参加するバンドごとにコンテストの開催時間帯が細かく設定されているので注意しよう。

 

 

コンテストの運用周波数帯における時間帯

 

 

 

 ナンバー交換は、県内局は「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「市郡区ナンバー」、県外局は、「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「グリッドスクエアナンバーの上位4文字」を送る。

 

「県内局」とは広島県内で運用した局、「県外局」とは広島県以外で運用した局。広島県外局同士の交信も得点となる。また、海外局との交信も有効。コンテスト中の運用場所の変更は シングルバンド種目でバンドが異なった場合のみ移動できる。

 

 

 バンドごとの開催時間帯は下記のとおり。

 

[2月27日(土)]
1.9MHz帯 21:00~24:00(3H) ※1.908~1.912MHzを推奨
3.5MHz帯 21:00~24:00(3H)

 

[2月28日(日)]
7MHz帯 13:00~17:00(4H)
14MHz帯 09:00~12:00(3H)
21MHz帯 09:00~11:00(2H)
28MHz帯 08:00~10:00(2H)
50MHz帯 09:00~12:00(3H)
144MHz帯 09:00~12:00(3H)
430MHz帯 10:00~12:00(2H)
1200MHz帯&Up 10:00~12:00(2H)

 

 なお1.9MHz帯の運用については、次のように案内している。
『2020年12月3日付でJARLよりコンテスト規程・規約の一部改正についてという告知が行われ、1.9MHz帯に新たにコンテスト周波数が設定される事となりました。本コンテストで使用周波数は「JARL制定のコンテスト周波数に準じる」となっておりますので、新たに設定されたコンテスト周波数をご使用ください。なお、コンテスト規約にて「1.908~1.912を推奨する」としていた経緯もありますので、CWでの1.908~1.912の使用も可能といたします。JARL制定のコンテスト周波数に無いデジタルモードに付きましては他バンド同様、免許の範囲でバンドプランに則っての運用をお願いします』

 

 ログ提出は3月31日(水)まで(消印有効)。電子ログを受け付けている(E-Mailの場合はタイムスタンプで判断)。とくにログ提出は電子ログを推奨している。

 

 参加部門ごとに書類提出局数に応じて賞状が贈られるなど、詳しいルールは、下記関連リンクから「第29回 広島WASコンテスト規約」で確認してほしい。

 

 

「第29回 広島WASコンテスト」の規約(一部抜粋)

 

 

 

●関連リンク:
・第29回 広島WASコンテスト規約
・第29回 広島WASコンテスト規約(PDF形式)
・第29回 広島WASコンテスト規約(英語)
・広島WASコンテスト
・JARL広島県支部

 

 

 


feed <2点間の電波伝搬について>アマチュア無線番組「QSY」、第110回放送をポッドキャストで公開 (2021/2/26 8:30:30)

神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・3・5金曜日に流され、第2・第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2017年7月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。

 

 

 

 2021年2月19日の第110回放送は、冒頭でリスナーからの情報に基づくSCADACORE社の RF Line-of-Sight の紹介。続いてJK1BAN 田中氏の「あの頃は電話級だった」はサトーパーツから発売されていた縦振れ電鍵(KE-1)の紹介。JH1OSB 小濱氏の「無線は自作でより楽しくなる」は平成7年に取得した4アマ無線従事者免許証の思い出と2点間の電波伝搬を求める計算について。なお番組内で出てきた「ケンタッキーフライドチキン」の鶏供養(チキン感謝祭)は、関東は東伏見稲荷神社(東京都西東京市)、関西は住吉大社(大阪市住吉区)で行われている。

 

 番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。

 

 

 

●関連リンク:
・QSY 第110回放送
・QSYゆるーく無線を楽しむ(YouTube)
・QSY 番組案内ページ

 

 

 


feed <許可のない無線機を設置、免許状に記載のない周波数を使用>関東総合通信局、神奈川県在住の女性ハム(3アマ、4アマ)を電波法違反で53日間の行政処分 (2021/2/25 18:00:52)

2月25日、関東総合通信局は許可を受けていない無線機を車両に設置し、無線局免許状に記載されていない周波数を使用した電波法第17条第1項および第53条の違反行為により、神奈川県厚木市在住のアマチュア局の免許人(女性48歳)に対し、53日間の無線局の運用停止処分および無線従事者(第三級アマチュア無線技士、第四級アマチュア無線技士)の従事停止処分を行った。

 

 

「令和2年度電波利用環境保護活動用」のPRポスターに、元グラビアアイドルで現在は女優やタレントとして活躍している「壇蜜」が起用された

 

 

関東総合通信局が発表した内容は次のとおり。

 

 

 総務省関東総合通信局は、電波法に違反した無線局免許人に対して無線局の運用停止および無線従事者の従事停止の行政処分を行いました。

 

 

1.違反の概要

 

 以下の者は、許可を受けていない無線機を車両に設置し、かつ無線局免許状に記載されていない周波数を使用して通信を行ったもので、この行為は、電波法第17条第1項および第53条の規定に違反するものです。

 

2.行政処分の内容等

 

被処分者: 神奈川県厚木市在住のアマチュア局の免許人(女性48歳)
処分の内容: 53日間の無線局の運用停止処分および無線従事者(第三級アマチュア無線技士および第四級アマチュア無線技士)の従事停止処分

 

 

3.関係法令および適用条項

 

電波法(昭和25年法律第131号)(抜粋)

 

第17条第1項
免許人は、無線局の目的、通信の相手方、通信事項、放送事項、放送区域、無線設備の設置場所若しくは基幹放送の業務に用いられる電気通信設備を変更し、又は無線設備の変更の工事をしようとするときは、あらかじめ総務大臣の許可を受けなければいけない。(以下略)

 

第53条
 無線局を運用する場合においては、無線設備の設置場所、識別信号、電波の型式及び周波数は、免許状等に記載されたところによらなければならない。ただし、遭難通信については、この限りでない。(一部略)

 

第76条第1項
 総務大臣は、免許人等がこの法律、放送法若しくはこれらの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したときは、3箇月以内の期間を定めて無線局の運用の停止を命じ、若しくは第27条の18第1項の登録の全部若しくは一部の効力を停止し、又は期間を定めて運用許容時間、周波数若しくは空中線電力を制限することができる。

 

第79第1項
 総務大臣は、無線従事者が次の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は3箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
 一 この法律若しくはこの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したとき。
(以下略)

 

 

 関東総合通信局では「電波利用秩序の維持を図るため、今後も着実な電波監視を行い、電波法違反に対しては厳正に対処してまいります」と説明している。

 

 

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

●関連リンク: 関東総合通信局 無線局免許人を電波法違反で行政処分(令和3年2月25日付)-無線局の運用停止処分及び無線従事者の従事停止処分-

 

 

 


feed <2021年3月1日から2年間の交信限定>ぷくぷくハムクラブ(JL3ZFR)、童謡や名曲および歌集の歌碑をアマチュア無線で楽しむ「歌碑アワード」を発行 (2021/2/25 12:05:34)

アクティブなアマチュア無線愛好者が集まって設立した「ぷくぷくハムクラブ(JL3ZFR)」では、「童謡や名曲および歌集の歌碑には、それぞれ生まれた歴史背景があり各地でそれを称えた歌碑が存在します」として、全国800か所の市区町村(本アワードの歌碑リスト限定)の歌碑が所在する場所から運用するアマチュア無線局と、クラブメンバー局(運用地はアワードの対象地でなくてもよい)などとの交信で得られる「歌碑アワード」を、2021年3月1日(月)から2023年2月28日(火)まで、2年間限定での交信を対象に発行する。アワードは「歌碑300賞」「歌碑500賞」「歌碑800賞」の3クラス。なお、交信は自局に免許された周波数および空中線電力の範囲で電波型式は「SSBのみ」。申請は電子メール限定としている。

 

 

 

 2016(平成28)年に設立した「ぷくぷくハムクラブ(JL3ZFR)」は、「Help Each Other(お互いに助け合う)」をクラブの合言葉に、メンバー相互の親睦を深め、自己啓発と人格の向上に努め、広く社会に奉仕することを目的に、京都府亀岡市を常置場所とし活動しているとしている。

 

 今回、同クラブでは、全国各地に点在する、それぞれ生まれた歴史背景を持つ童謡や名曲および歌集の「歌碑」に注目して、歌碑をアマチュア無線で楽しむアワード「歌碑アワード」を2021年3月1日(月)から2023年2月28日(火)まで、2年間限定での交信を対象に発行する。

 

 アワード申し込み期間は2021年5月1日(土)から2023年5月31日(水)までで、申請は電子メール限定としている。別途、申請料として「500円の無記名定額小為替」が必要で郵送となる。

 

「歌碑300賞」「歌碑500賞」「歌碑800賞」それぞれのアワード取得のルールや、日本の歌碑800所在地ファイル(指定の歌碑リスト)、ぷくぷくハムクラブメンバー局リストなど、記事下の関連リンクから確認してほしい。

 

 

●アワード「歌碑アワード」規約
(ぷくぷくハムクラブWebサイトから)

 

 

 

 

●関連リンク:
・歌碑アワード
・ぷくぷくハムクラブ(JL3ZFR)

 

 

 


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