無線ブログ集
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CQ出版社はアマチュア無線界で唯一の月刊誌、「CQ ham radio」の2021年6 月号を5月19日(水)に発売した。同誌は1946(昭和21)年9月号の創刊で今号は通巻900号の記念号となった。特集は「原点回帰 モールス通信を楽しもう」 。別冊付録として「CQ ham radio バックナンバーで振り返る75年」がつく。価格は990円(税込)。
5月19日に発売される「CQ ham radio」2021年6月号のおもな内容は下記の通り。
<特集>原点回帰「モールス通信を楽しもう」
・若手ハムのアマチュア無線入門記
モールス通信から始める! アマチュア無線
・中学生ハムのCWライフ
AJAアワードを目標に
・電信も移動すると楽しい
モールス移動運用の勧め
・モールス通信と出合って半世紀
CWは遠くて近い世界探訪
・元祖デジタルモード「 CW 」で通信技術の進歩を肌で感じよう !
・キー選びはモールス通信上達のキーポイント
はじめての電鍵選び
・アマチュア無線の原点と楽しみ
モールス通信を楽しく継承しよう
・無線機を持って国内外の陸地や島へ移動運用に出掛けよう
CWでの移動運用と楽しみ方
【ユーザー・レポート】
・Radix 430MHz帯 3エレメント八木アンテナ「RY-430M3」
<トピックス>
・Cover history of CQ ham radio No.1~No.900
本誌創刊号~900号の表紙一挙公開
・CQ ham radio 2020 チャレンジ・アワード
チャレンジ賞受付状況
・日本のアマチュア無線機の変遷を探る
最盛期(1976年)から円熟期へ(21世紀初頭)
・小中学生のアマチュア無線の体験機会の拡大
・シリーズ アパマン・ハムの工夫と実践
狭小シャックで複数の無線機を便利に使う工夫(その1)
・アンテナのコンディション維持のためのメインテナンス術
・読者の製作教室
ゆらぎキーヤーでモールスを楽しもう !
・アマチュア無線の面白チャレンジ
第7回 交流電源の不思議
・米国のアマチュア無線情報誌「CQ Amateur Radio」誌編集長 Rich Moseson氏インタビュー
・新製品情報
・CQ ham radio編集部発行の「CW77」アワード情報
・「第2回 ハムらde無線フェア」イベント・レポート
・わたしの2mSSB移動運用への想い
<テクニカル・セクション>
・釣り竿マスト・スタンドの製作
・アマチュア無線に適したオーディオ用コンプレッサの選び方
<DX World>
・近着QSL紹介
・ 新連載: DXへの道 パート1
・DX Column
・DX News
・Low-Band DXing
・High-Band DXing
・Digital Mode DXing
・Short Break
・DX Report
・QSL Information
・近着QSL情報
<連載>
・ 特別寄稿: 無線通信と日本海軍
連載の概要と日本海海戦の無線通信〈前編〉
・真空管で伝える基本技術
・FT8最新事情
・ライセンスフリーワールド
・隔月連載BCL TODAY !
・From USA
・記念局INFORMATION
・以心電信
・CW運用ステップアップ
・CQ ham for girls
・みんなで楽しむAM通信 特別編
・アワード収集を楽しもう !
・HF帯コンディション予報
・衛星通信情報
・EME(Earth-Moon-Earth)
・マイクロウェーブ ワールド
・ARDF NEWS
・モールス通信実践講座
・Let’s enjoy C4FM & WIRES
・APRSでコミュニケーション
・D-STARインフォメーション
・2mSSBで楽しもう !
・新 移動運用セミナー
・海外コンテスト
・国内コンテスト
・海外/国内コンテスト規約
<別冊付録>CQ ham radio バックナンバーで振り返る75年
同誌に関する情報は下記関連リンクから。また予約・購入は下のAmazonリンクが便利だ。
●関連リンク:
・CQ ham radio WEB MAGAZINE
・CQ ham radio(CQ出版社 WebShop)

十勝アマチュア無線クラブ(JA8YAD、JARL登録クラブ01E-1-1)は、2021年5月15日(土)21時から16日(日)21時までの24時間にわたり、「2021年 十勝クラブコンテスト」を日本国内のアマチュア無線局の免許を有する個人局を対象に、7/21/28/50/144/430MHz帯アマチュアバンドの「電信電話」のみで実施する。
部門は「管内局」と「管外局」の2つ。「管内局」は十勝支庁管内で運用する無線局(固定局、移動局)、「管外局」は十勝支庁管内以外の局と十勝アマチュア無線クラブ特別会員局、十勝クラブ員移動局。種目は「個人局シングルバンド(7/21/28/50/144/430MHz帯の各バンド)」と「個人局マルチバンド」となる。管外局同士でも得点になる。
ナンバー交換は、「管内局」が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「市町村名または略記号+識別記号」。「管外局」は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「都府県地域等名または都府県地域等ナンバー(管外局の特別会員は識別記号も)」。識別記号は、「クラブ員:M」「AAA賞受賞局と十勝クラブ特別会員局:GM」「その他の管内局:O」「管外局:記号なし」。
M局との交信を5点、GM局との交信を10点、O局との交信を3点、管外局相互(一般局)の交信及び記号なし局との交信はそれぞれ1点。マルチプライヤーは「管内局」が異なる都府県支庁、十勝管内19市町村、「管外局」は異なる十勝支庁管内19内市町村、M、GM局と交信した都府県支庁。総得点は、「シングルバンド」が当該バンド得点の和×当該バンドマルチの和、「マルチバンド」が各バンド得点の和×各バンドマルチの和だ。
申請は1種目のみ。書類は書面で締め切りは6月21日(月)消印有効。詳しくは「2021年 十勝クラブコンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・2021年 十勝クラブコンテスト規約
・十勝アマチュア無線クラブ

JARL群馬県支部主催による「第49回(2021)オール群馬コンテスト」が、2021年5月15日(土)20時から24時までと、5月16日(日)6時から12時までの2回に分けて、1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430/1200MHz帯の各アマチュアバンドの電話と電信で開催される。オール群馬コンテストの活性化に寄与することを目的に、本コンテスト中のQSOで要件を満たすと「オール群馬コンテストアワード」の申請が可能だ。なお、新型コロナウイルス感染症の拡大から「在宅での運用を推奨します。移動運用およびマルチオペでの参加の際は十分な感染予防対策をお願いします」「新型コロナウイルスの感染の拡大が収まらないため、移動運用予定市町村の公表は中止します」と案内を行っている。
このコンテストの参加資格は日本国内のアマチュア局とSWL。県内局の交信対象は県内・県外局で、ナンバーは「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「市町村ナンバー」。県外局の交信対象は群馬県内局で、ナンバーは「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「都府県支庁ナンバー」となる。
参加部門と種目は バンドごとのほか、「QRP局」「ジュニア局(高校生以下)」「シニア局(70歳以上)」「YL局」「SWL」など、部門が多岐にわたるのも本コンテストの特徴といえるだろう。
書類提出は紙ログの場合、5月30日(日)消印有効。電子ログの場合は5月30日(日)24時00分までに必着のこと。なお主催者側では「JARL制定旧様式で作成したもの(サマリーにバンド別スコアが記載されたもの、またはコンテストログソフトなどで作成したテキスト形式のデータ(R1.0で出力したもの))をメールの本文欄に貼り付けて送信する。自作でのテキストデータはできるだけ項目を揃えてスペース区切りでお願いします(Tabキーで区切らないでください)」としている。
併せて、オール群馬コンテスト中に「オール群馬アワード」と同じ要件(7市3郡、8市8町村、または全市町村、全市全郡)でQSOすることにより、コールサインのサフィックスの何れかの文字を使用して「ALL GUNMA CONTEST AWARD」とつづりを完成させると、本アワードの「73賞」「88賞」「全市町村賞」「全市全郡賞」「オール群馬コンテスト賞」を申請することができる。申請受付の締め切りはオール群馬コンテストと同じ。
部門や得点など、詳しくは「第49回(2021)オール群馬コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第49回(2021)オール群馬コンテスト規約(PDF形式)
・第49回(2021)オール群馬コンテスト
・JARL群馬県支部

東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2021年5月6日夜に放送した第470回分がアップされた。
2021年5月6日(第470回)はゲストにJO1LNK 鳥羽氏を招き、公園からの運用を楽しむという米国発祥のアワードプログラム「Parks on the air(POTA)」の概要と楽しさを紹介した。愛好者は世界に1万1千人いるという。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第470回放送
・QRL Facebookページ

CQ出版社は “別冊CQ ham radioシリーズ”として年4回刊行している「別冊CQ ham radio QEX Japan」の最新号、No.39を2021年5月19日(水)に発売する。今号は徹底解説として「八重洲無線 FTDX10スコープ活用ガイド」を掲載。さらに「Sherwood Engineering Receiver Test Dataの読み方」「ターミナルモード・dmonitor・画像伝送をIC-705とID-52で使いこなす、D-STARの最新機能を楽しもう」「JTAlert 2.50の新機能と使い方」などの記事も掲載されている。価格は1,980円(税込)。
「QEX Japan」は2011年11月創刊、従来同社から刊行されてきた「別冊CQ ham radio」シリーズの誌面を刷新して登場した季刊誌(毎年2、5、8、11月に刊行)。アメリカのアマチュア無線連盟ARRLが発行する技術誌「QEX」のタイトルを同連盟の許可を得て日本版を発行している。国内のアマチュア無線、電子関係の話題はもちろん、ARRLの機関誌「QST」や「QEX」誌からの翻訳記事も収録している。今号のおもな内容は下記の通り。
<徹底解説>
八重洲無線 FTDX10スコープ活用ガイド
<Topics>
・【要点翻訳】NCφB ロブ・シャーウッド氏に聞く
Sherwood Engineering Receiver Test Dataの読み方
・歴代TRIO/KENWOODのHFトランシーバに見るスピーチプロセッサの回路技術
・ターミナルモード・dmonitor・画像伝送をIC-705とID-52で使いこなす
D-STARの最新機能を楽しもう
・WSJT-X/JTDXと組んで使う人気ツール
JTAlert 2.50 の新機能と使い方
・便利な測定装置の自作記録
変調波形測定装置の製作
・メリット沢山 ! アマチュア無線局の開局や他資格の試験科目免除も
第一級陸上無線技術士にチャレンジ !
<Product Report>
・Expert Electronics社製最新型SDRトランシーバ
「SunSDR2DX」のセットアップと基本動作
・RAφSMS設計
ロシア製アンテナ・ノイズキャンセラの実力と回路検討
<Technical Section>
・HFローバンド用アンテナの上手なローディング【前編】
・パイプをモデルとして考える
解説 特性インピーダンス
<連載>
・<短期集中連載>古典から最新原因までを網羅
低い周波数帯の雑音事情
AMラジオを悩ます雑音の分析
・ラジオいじりを楽しもう!みんなの受信機製作 第6回
・測って楽しむ アマチュア無線の測定
第6回 低周波信号を測る
・AM通信機のアマチュア技術
第13回 半導体によるフローティングキャリア変調への試み
同誌の予約・購入は下記のAmazonリンクが確実だ。また詳細は下記関連リンクのCQ出版WebShopにも掲載されている。
●関連リンク: 別冊CQ ham radio QEX Japan(CQ出版WebShop)

2021年5月10日、総務省は2021年3月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2021年2月末のデータから1か月間で830局”減少し、386,588局となった。一方、一部有効期限の残っている局を除き2015年11月末で使用期限を迎えた「パーソナル無線」は、2021年3月末の時点で121局が免許登録している。この1か月の間に17局が廃局となったと思われる。
アマチュア局は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。ピーク後に最高となった43万6,389局から60か月間で49,801局減少したことになる。

2012年以前は1か月間に1,000局から2,000局単位でアマチュア局が減少。2013年以降は「東日本大震災」による開局ブーム!?の影響で減少数も落ち着いてきたが、5年ごとに行うアマチュア局の更新手続き(再免許申請)の煩わしさの影響からか、5年経過したタイミングの2017年12月末から、ほぼ毎月1,000局以上減少し続け、直近では減少スピードが再び加速している

アマチュア局登録の多いエリア順に並べると、1エリア(関東管内)は11万局以上の登録があるが、2番目は2エリア(東海管内)で3位が3エリア(近畿管内)、そして4位には7エリア(東北管内)、5位は8エリア(北海道管内)、6位は6エリア(九州管内)と続く
●2021年3月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳
・1エリア(関東管内): 112,545局(112.862局)
・2エリア(東海管内): 49,843局(49,944局)
・3エリア(近畿管内): 46,656局(46,696局)
・4アリア(中国管内): 23,469局(23,511局)
・5エリア(四国管内): 17,855局(17,905局)
・6エリア(九州管内): 32,250局(32,301局)
・7エリア(東北管内): 40,976局(41,050局)
・8エリア(北海道管内):35,505局(35,602局)
・9エリア(北陸管内): 9,413局(9,444局)
・0エリア(信越管内): 15,843局(15,861局)
・6エリア(沖縄管内): 2,233局(2,242局)
※カッコ内の数字は2021年2月末の局数を表す
なお、沖縄総合通信事務所管内のパーソナル無線局は2020年7月末のデータから0局に、また北陸総合通信局管内のパーソナル無線局も2021年12月末のデータから0局となり、それぞれの管内からパーソナル無線局は消滅している。
●2021年3月末、パーソナル無線局の各管内局数内訳
・関東管内: 38局(35局)
・東海管内: 16局(11局)
・近畿管内: 4局(4局)
・中国管内: 7局(5局)
・四国管内: 2局(2局)
・九州管内: 21局(17局)
・東北管内: 30局(30局)
・北海道管内: 14局(10局)
・北陸管内: 0局(0局)
・信越管内: 7局(7局)
・沖縄管内: 0局(0局)
※カッコ内の数字は2021年2月末の局数を表す
●関連リンク:
・無線局統計情報(総務省)
・Internet
Explorer上でExcelファイルを開いた場合に発生する事象について(総務省)
・東日本大震災(ウィキペディア)

株式会社電波社のアマチュア無線誌「HAM world(ハムワールド)」2021年7月号が、5月19日(水)に刊行される。今号の特集は「無線機メンテ、アンテナ調整の強力アイテム、激安・多機能測定器を使いこなせ」、第2特集は「仕デジタルモードで交信ができるまでの手順教えます! FT8つまずき解消マニュアル」。そのほか「アマチュア無線面白ヒストリー」「話題のアマチュア衛星RS-44でサテライト通信に挑戦」「帯鋼で作る144MHz円ループ7素子アンテナ」など盛りだくさんな内容だ。価格は1,000円(税込み)。
電波社の「HAM world」は同社の月刊誌「ラジコン技術」の増刊として、2015年9月にVol.1、2016年2月にVol.2、6月にVol.3、9月にVol.4、12月にVol.5、2017年3月にVol.6、6月にVol.7、9月にVol.8、12月にVol.9、2018年3月にVol.10、6月にVol.11、9月にVol.12、そしてVol.13から独立創刊を果たし“月号表記”となり、12月に2019年2月号、3月に2019年5月号、6月に2019年8月号として3か月に1回のペースで刊行。
そして、2019年11月号からは隔月刊(2か月ごと)で発行されるようになって、今回の2021年7月号でシリーズ25冊目を数えるアマチュア無線専門誌だ。
記事内容など概要は下記の通り。
★「HAM world」2021年7月号の概要
◆発売日: 2021年5月19日(水)全国書店発売
◆定価: 1,000円(税込み)
◆発行: 株式会社電波社
◆体裁: A4 平綴じ
◆記事内容: 下記の通り
★「HAM world」2021年7月号の概要
<特集:無線機メンテ、アンテナ調整の強力アイテム、激安・多機能測定器を使いこなせ>
・格安スペクトラムアナライザーtinySAの各種測定方法
・nanoVNAとはどんな測定器なのか
・nanoVNA を使った各種測定法
・SWRの意味と理想的な測定方法を考える
<第2特集:デジタルモードで交信ができるまでの手順教えます! FT8つまずき解消マニュアル>
・まだFT8を始められない方のためのFT8受信入門
・FT8で初めての送信にチャレンジ
・交信の流れをマスターしよう!
<単発記事>
・無線機ミュージアム ソニー・スカイセンサー6000
・アマチュア無線面白ヒストリー
・特小レピーター+トランシーバー! アルインコDJ-P113R登場
・話題のアマチュア衛星RS-44でサテライト通信に挑戦
・帯鋼で作る144MHz円ループ7素子アンテナ
・世界の短波放送を聴こう!
・FFWクワッドIIの製作
・アマチュア無線局の免許手続き wsjt-xの新モードQ65の諸元について
・読者の広場「シモウマ・ラウンジ」
・開催! 第2回ハムらde無線フェア
・D-STAR完全マスター
・定番スタンドマイクMC-50を再び活用
・28MHz帯300Wリニアアンプの製作
・キューシーキュー企画の通信教育講座リニューアル!
・ハンディ&ホイップアンテナでもっと飛ばすための実験&検証
・抵抗器の周波数特性を考える
・極めろ!フリラ道
・オールドリグ修理日記 日本マランツC8900
・読者モニタープレゼント
・JARL NOW!
同誌の確実な予約・購入には下のAmazonリンクが便利だ。
※以下は「HAM world」創刊号(Vol.1)から2021年5月号までのバックナンバー。プレミアム価格で取り引きされている号もある
●関連リンク: 株式会社電波社

JARL山口県支部は2021年5月8日(土)と9日(日)に行った「第20回 オール山口コンテスト」の「HF部門」に続き、5月15日(土)18~24時と16日(日)6~15時の2回に分けて、国内アマチュア局とSWLを対象に50MHz帯以上の全アマチュアバンドの電信・電話で同コンテストの「V/UHF部門」と「SHF部門」をそれぞれ開催する。従来は「V/U/SHF部門」として実施していたが、3年前(2018年)から「V/UHF部門」と「SHF部門」に分けているので注意しよう。
今回の「第20回 オール山口コンテスト」の「V/U部門」と「SHF部門」は、は5月8日(土)、9日(日)に開催された「HF部門」に続くものだ。交信対象は「V/U部門」と「SHF部門」とも、山口県内局(山口県内より運用する局)が日本全国の局、中国地方局(山口県を除く4エリアより運用する局)が日本全国の局、エリア外局(4エリア以外で運用する局)が4エリアの局となる。
3年前から改正されている規約(抜粋)は以下のとおり。
・同一局との交信はバンドを変更した場合に10分間以内の交信は禁止する「10分間ルール」を廃止する。
・「V/U/SHF部門」を「V/UHF部門」と「SHF部門」に分ける。
・SHFでの交信はすべて1点とする。ただし、山口県内局との交信は1交信2点とする。
・コンテスト期間内の運用地の変更は自由。ただし、他の参加部門に移動はできない。
ナンバー交換は、県内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「市町番号」、中国地方局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「JARL制定市郡区番号」、エリア外局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「JARL制定都府支庁県番号」。
紙ログと電子ログの締め切りは6月1日(火)当日消印有効 。詳しくは「第20回 オール山口コンテスト」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第20回 オール山口コンテスト規約
・第20回
オール山口コンテスト規約(PDF形式ダウンロード)
・JARL山口県支部

「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから250回を超え、レギュラー陣の平均年齢も74歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2021年5月9日(日)21時30分からの第258回放送。自分のコールサインと同じ(似ている)サフィックスの局や珍しいサフィックスの局など、コールサインあれこれで盛り上がった。
番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」は、管理部長の伊藤 純氏(JH1OPI)が登場。JARD受講者交流サイトの「HAMtte」メンバー専用サイトに寄せられた意見を参考に、「エリア別掲示板」「ドローン愛好者の掲示板」の設置構想について。また初心者向けに「開局の手順」「交信の仕方」といった資料の公開も考えているという。また毎回、ハムフェア開催時に東京ビッグサイトの会議棟に設けている「HAMtteサロン」を紹介した。
番組は下記関連リンクの「OMのラウンドQSO」のWebサイトから。下部に並んだ日付から聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)

日本における、2021年5月11日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに4エリア(中国管内)の中国総合通信局、6エリア(九州管内)の九州総合通信局、8エリア(北海道管内)の北海道総合通信局、6エリア(沖縄管内)の沖縄総合通信事務所からそれぞれ更新発表があった。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)