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hamlife.jp (2024/11/23 23:35:27)
現在データベースには 6117 件のデータが登録されています。
2020年4月21日に即日施行された電波法改正により、1.8/1.9MHz帯(本記事では「1.8MHz帯」と記載)においてバンドが拡張され、初めて「全電波型式」という使用区別が設けられた。そこで総務省では、無線局免許状にある一括記載コードの「3MA」と「4MA」に含まれる電波型式(現状では「4MA」はF1B、F1D、G1B、G1Dの4モード。これにA1Aを加えた5モードで「3MA」となる)を変更(増加)することにより、J3E(SSB)などの音声系モードの運用が申請手続きを行わなくてもオンエアーできるように、4月25日から5月29日まで「アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める告示の一部改正案に対する意見募集」というパブリックコメント募集を実施した( 2020年4月24日記事 )。そしてきょう7月31日(金)に、集まった意見(85件:法人1件、個人84件)と、意見に対する総務省の考え方を公表。総務省は「意見募集の結果を踏まえ、速やかにアマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める件(平成23年総務省告示第127号)の改正を行う予定です」と、アマチュア局における免許手続簡素化の推進を表明した。
総務省が2020年7月31日(金)14時過ぎに公表した「アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める告示の一部改正案に対する意見募集の結果」
総務省総合通信基盤局電波部移動通信課が公表した「アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める告示の一部改正案に対する意見募集の結果」は以下のとおり(一部抜粋)。
アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める告示の一部改正案に対する意見募集の結果
総務省は、アマチュア無線に関する免許手続の簡素化を行うため、電波法関係告示の一部改正案について、令和2年4月25日(土)から同年5月29日(金)までの間、意見募集を実施したところ、86件の意見の提出がありましたので、提出された意見及びそれらに対する総務省の考え方と併せて公表します。
1.背景及び概要
令和元年9月に公表された「周波数再編アクションプラン(令和元年改定版)」に基づき、アマチュア局の一部の周波数帯について、周波数割当計画の一部(平成24年総務省告示第471号)を変更する告示案及び関連告示を改正するため、令和2年1月18日(土)から同年2月17日(月)までの間、意見募集を行ったところです。
本件は、当該意見募集において提出された意見等を踏まえ、1.9MHz帯において新たに音声通信等を行う際の免許手続の簡素化に係る告示の改正を行うものです。
2.意見募集の結果
提出された意見及びそれに対する総務省の考え方は、別紙PDFのとおりです。
3.今後の予定
総務省は、意見募集の結果を踏まえ、速やかにアマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める件(平成23年総務省告示第127号)の改正を行う予定です。
公表された「『アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める告示の一部改正案に係る意見募集』に対して提出された意見と総務省の考え方」には、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)を含めて85件(法人1件、個人84件)の提出された意見がまとめられ、それぞれの意見に対して総務省の考え方が記されている。
当然のことながら、そのほとんどは賛成意見だが、1件だけ「改正案に反対します」という個人からの意見もあり興味深い。
提出された意見と総務省の意見に対する考え方(一部抜粋)
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<1.8MHz帯/475kHz帯でSSBモードなどの運用を容易に>総務省、「アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める告示の一部改正案に対する意見募集」を実施
<官報号外で公布、4月21日から即日施行>きょうから1.8/3.5MHz帯がバンド拡張、免許手続き簡素化など制度整備も実現
●関連リンク:
・総務省
アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める告示の一部改正案に対する意見募集の結果
・総務省
「アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める告示の一部改正案に係る意見募集」に対して提出された意見と総務省の考え方(令和2年4月25日~同年年5月29日意見募集)(PDF形式)
アイコム株式会社は2020年7月31日、144/430/1200MHz帯オールモード機「IC-9700」の新ファームウェア「Version 1.24」を同社サイト上で公開した。同社の発表によるとVersion1.23からの変更点は「海外バージョンの生産都合による変更」と発表されている。
IC-9700の新ファームウェア公開は2020年4月3日のVersion 1.23以来となる。今回発表された新ファームウェアの内容は次のとおり。
●IC-9700の新ファームウェア(Version 1.24)
Version 1.23からの変更点:
・海外バージョンの生産都合による変更
IC-9700のファームアップは、SDカードを使用して行うことができる(取扱説明書で確認のこと)。なおファームウェア書き換え後はバージョン情報の数字が次のように表示されるという。
Main CPU: 1.24
Sub CPU: 1.00
Front CPU: 1.00
FPGA Program: 1.07
FPGA Data: 1.00
DV DSP: 1.06
なお同社は「Version 1.20未満のファームウェアから更新すると設定・各種メモリーが初期化されます。事前にSDカードに設定データを保存し、ファームアップ後に設定データを読み込んでください」と告知している。
詳細は下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク: ファームウェア/ドライバダウンロード・IC-9700(アイコム)
八重洲無線株式会社は2020年7月30日、公式Webサイトに「1.9MHz帯の拡大および電波型式追加に伴う同一番号認証取得について」という案内を掲載した。さる4月12日の電波法令改正により( 2020年4月21日記事 )、1.8MHz帯(1.9MHz帯)が拡大しSSBなどの運用が許可されるようになったことから、同社製品のユーザーが改めて変更申請を行うことなく(免許状の範囲での)運用を可能にするため、同一番号による技適(技術基準適合証明、工事設計認証)取得の手続きを完了したという内容だ。なお、アイコム株式会社も同様の再取得手続きを行った案内を6月16日にリリースしている( 2020年6月16日記事 )。
八重洲無線「アマチュア無線製品に関するユーザーサポート」より
1.8MHz帯のバンドが拡張し、新たにSSBモードなどが認められたことから、総務省は1.8MHz帯(および475kHz帯)の一括記載コード「3MA」「4MA」にSSBなどのモードを加えるための告示改正作業を進めている。5月29日に改正に関するパブリックコメントの募集が締め切られ、7月中にその結果と同省の考え方が公表される見込みだ。
告示改正で1.8MHz帯の「3MA」「4MA」にSSBモードが含まれた場合、この一括記載コードで免許を受けているアマチュア無線家は改めて手続きをしなくてもすぐ運用できることが望ましい。そのためには“アマチュア無線機側の法的な対応”が欠かせない。
現在ほとんどのアマチュア無線機は1.8MHz帯でSSBモードを含む電波型式の工事設計認証(技適)を受けていないことから、メーカー側でもう一度認証番号を取り直す必要がある。6月のアイコムに続いて、八重洲無線でもそうした方針に基づく手続きが行われた。
以下、八重洲無線の告知を紹介しよう。
1.9MHz帯の拡大および電波型式追加に伴う同一番号認証取得について
電波法令改正により、アマチュア無線通信において1.9MHz帯の運用周波数の拡大およびSSBなどの運用可能な電波型式の追加などが行われました。
弊社アマチュア無線製品につきましては、当該周波数拡大および型式追加に対応する運用が可能になるように同一番号による技術基準適合証明取得の手続きを完了しております。
下記のアマチュア無線製品につきましては、同一認証番号にて1.9MHz帯での追加型式による運用が可能となります。
※追加された型式で運用する為の変更申請等の手続きに関しては総務省のホームページを参照してください。
※一部の機種において以下に記載のない認証番号の製品もありますが、これらについては同一番号認証取得の対象ではありませんのでご注意願います。
【対象一覧】
対象の製品は以下の通りです。(2020年7月30日現在)
今後、総務省が“1.8MHz帯の「3MA」「4MA」にSSBモードを含む”という告示を公布・施行すれば、八重洲無線の該当機種で1.8MHz帯3MA/4MAの免許を受けていたユーザーは、特別な手続きを行わなくても1.8MHz帯SSBなどの運用ができるようになる見込みだ。なお免許状の指定事項に変更(例: 1.9MHz帯 A1A→3MA)が生じる場合は、変更申請を行う必要がある。
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<官報号外で公布、4月21日から即日施行>きょうから1.8/3.5MHz帯がバンド拡張、免許手続き簡素化など制度整備も実現
<1.8MHz帯/475kHz帯でSSBモードなどの運用を容易に>総務省、「アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める告示の一部改正案に対する意見募集」を実施
●関連リンク: 1.9MHz帯の拡大および電波型式追加に伴う同一番号認証取得について(八重洲無線/アマチュア無線製品に関するユーザーサポート)
7月30日、四国総合通信局は海上保安庁第六管区海上保安本部今治海上保安部と共同で、船舶に開設した不法無線局の取り締まりを実施したところ、自己の操船する漁船に無線局免許を受けずに漁業用無線機を設置し、不法無線局を開設した愛媛県今治市在住の2名を電波法違反容疑で摘発した。
四国総合通信局電波監理部監視調査課が発表した内容は次のとおり。
四国総合通信局は、令和2年7月30日、第六管区海上保安本部今治海上保安部と、同保安部管轄海域において、船舶に設置された不法無線局の共同取り締まりを実施し、下記の2名を電波法違反の容疑で摘発しました。
摘発した電波法違反の概要
被疑者: 愛媛県今治市在住の男性(49歳)
容疑の概要: 不法無線局の開設(漁業用無線機設置)
自己の操船する漁船に、無線局免許を受けずに漁業用無線機を設置し、不法無線局を開設した。
被疑者: 愛媛県今治市在住の男性(74歳)
容疑の概要: 不法無線局の開設(漁業用無線機設置)
自己の操船する漁船に、無線局免許を受けずに漁業用無線機を設置し、不法無線局を開設した。
被疑者が使用していた無線設備
【不法無線局に係る法律の適用条項(抜粋)】
第4条(無線局開設)
(1)電波法第4条(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。
(以下略)
(2)同法第110条第1号(罰則)
次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
第1号 第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者
四国総合通信局は「クリーンな電波利用環境を維持するため、今後も捜査機関(松山海上保安部をはじめ四国内の各海上保安部、四国4県の県警察本部)と共同で不法無線局の取り締まりを実施していく方針です」と説明している。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・四国総合通信局
不法無線局の開設者を摘発≪今治海上保安部と共同取締りを実施、2名を電波法違反容疑で摘発≫
・海上保安庁第六管区海上保安本部今治海上保安部
毎年8月の最初の土日に行われる一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)主催の「フィールドデーコンテスト(FD)」が、今年も8月1日(土)18時から8月2日(日)12時までの18時間にわたり、3.5/7/14/21/28/50/144/430MHz帯と1200MHz帯以上の各アマチュアバンド、41種目で開催される。移動運用がメインのコンテストなので、最大送信出力はすべての局で50W以下(電話部門のすべての種目は10W以下。ただし50~430MHz帯では20W以下)。参加部門および種目で、実に41種目のエントリーがあるのも特徴だ。新型コロナウィルス感染症拡大が懸念されているが、予防対策を行うことで移動運用、マルチオペ部門を含めて規約どおり実施される。
日本国内のアマチュア局、およびSWLを対象にした「第63回 フィールドデーコンテスト」が8月1日(土)18時から8月2日(日)12時までの18時間にわたり開催される。“移動運用が主体”のコンテストであるため、より多くの局から呼ばれることを期待して、ロケーションの良い場所や珍市郡区町村に移動して参戦するケースが多いことでも知られているコンテストだ。
新型コロナウィルス感染の拡大が懸念されるが、JARLコンテスト委員会では「新型コロナウィルス感染予防対策をおこなって運用しましょう。今年度のフィールドデーコンテストは移動運用、マルチオペ部門を含めて規約どおり開催します。その際には、手洗いの徹底・マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保、密閉、密集、密接となる行動を避けるよう、参加者は各自注意を払ってください。再び緊急事態宣言が発令された場合の対応については、開催2週間前にJARL Web、メールマガジンで告知します」と案内している( 2020年6月21日記事 )。
交換するナンバーは、3.5~1200MHz帯が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す都府県地域等ナンバー」+「空中線電力を表すアルファベット1文字」、2.4GHz帯以上は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す市郡区ナンバー」+「空中線電力を表すアルファベット1文字」となる。
空中線電力を表すアルファベットは「10W(20W)を超え50W以下」が「M」、「5Wを超え10W(20W)以下」が「L」、「5W以下」は「P」。部門には、「オールバンドモーニング」という、日曜日の午前6時から12時までの6時間のみ運用で競うユニークものも設定されており、全部で41種目にも及ぶ。
ログ提出の締め切りは8月24日(月)まで。マルチプライヤーや局種係数など、詳しいルールなどは、下記の「第63回 フィールドデーコンテスト規約」で確認してほしい。
「第63回 フィールドデーコンテスト」の規約(一部抜粋)
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<「6D」「FD」「ALL ASIAN DX」の開催日変更について>JARLコンテスト委員会が7月1日から31日まで意見募集
<「6D」「FD」「ALL ASIAN DX」「全市全郡」が対象>JARL主催コンテスト、今年度これからは“移動運用、マルチオペ部門を含めて規約通り開催”を決定
●関連リンク:
・第63回 フィールドデーコンテスト規約(JARL Web)
・コンテストガイドラインFAQ
フィールドデーコンテストについて(JARL Web)
・コンテスト委員会からのお知らせ(JARL Web)
・E-LOG MAKER のダウンロード(JARL Web)
・JARLコンテスト電子ログサマリー作成ページ
・一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL Web)
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2020年7月16日夜に放送した第428回分がアップされた。
2020年7月23日(第429回)の特集は「拡張された1.8MHz帯について」。4月21日の法改正でバンドが拡張した1.8MHz帯についてのあれこれ(新たにSSBなどの電話モードが運用可能になった、このバンドの運用にはアンテナの工夫が欠かせない、バンドプランはJARLが独自に策定…など)を紹介した。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第429回放送
・QRL Facebookページ
総務省は、新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う影響を踏まえ、政府の緊急事態宣言により、無線局免許人の住所が発令対象となった7都府県(東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、兵庫、福岡)の区域について電波利用料の支払猶予(延滞金の免除など)を2020年5月31日まで行うことを公表していたが( 2020年4月9日記事 )、このたび全都道府県の無線局免許人の住所(告知先住所)を対象に、支払期限の猶予期間を2020年7月31日まで延長することを改めて公表した。
【追記:支払猶予期間を8月31日まで延長】 2020年7月29日(水)17時50分
7月29日、総務省は新型コロナウィルス感染症の影響を考慮して、電波利用料の支払猶予(延滞金の免除等)を2020年8月31日まで1か月間延長すると公表した。なお、「今後も新型コロナウィルス感染症の動向を踏まえ、必要に応じて見直しを行います」としている。
総務省が発表した内容は次のとおり。
電波利用料の支払猶予の期間延長について
無線局免許人の住所(告知先住所):
埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県、福岡県
支払猶予の期間: 令和2年4月8日から令和2年8月31日まで
無線局免許人の住所(告知先住所): 上記以外の全道府県
支払猶予の期間: 令和2年4月17日から令和2年8月31日まで
●関連リンク: 総務省 電波利用料の支払猶予の期間延長について
アマチュア局の免許人に対し、関東総合通信局から2020年6月24日付で送られてきた納期期限が“令和2年7月19日”の電波利用料納付書(一部画像処理)。今回、電波利用料支払猶予“7月31日まで”対象となる
総務省が発表した内容は次のとおり。
電波利用料の支払猶予の期間延長について
総務省は、新型コロナウイルス感染症の影響に鑑みて、電波利用料の支払猶予の期間を延長します。
総務省は、新型コロナウイルス感染症の影響に鑑みて、電波利用料の支払猶予(延滞金の免除等)を令和2年7月31日まで延長します。
電波利用料の支払猶予(延滞金の免除等)の対象となる無線局免許人の住所(告知先住所)及び期間(変更後のもの)は、次表のとおりです。
無線局免許人の住所(告知先住所):
埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県、福岡県
支払猶予の期間: 令和2年4月8日から令和2年7月31日まで
無線局免許人の住所(告知先住所): 上記以外の全道府県
支払猶予の期間: 令和2年4月17日から令和2年7月31日まで
注:変更箇所は下線部。なお、支払猶予の対象及び期間については、今後も新型コロナウイルス感染症の動向を踏まえ、必要に応じて見直しを行います。
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<緊急事態宣言対象の(無線局免許人の住所)7都府県>総務省、電波利用料の支払期限を4月8日から5月31日まで猶予へ
<アマチュア局の減免処置を望む…など、407件集まる>「電波利用料の見直しに係る料額算定の具体化方針(案)」について提出された意見と考え方を総務省が公表
<10月1日から料額改定>総務省、デジタル簡易無線登録局(包括登録)の電波利用料を90円値下げし年額450円に!!
●関連リンク:
・関東総合通信局 電波利用料の支払猶予の期間延長について
・総務省 平成30年度電波利用料の事務の実施状況等の公表
・総務省 電波利用料額表(令和元年10月1日改定/PDF形式)
・総務省 電波利用料の事務の実施状況
・電波利用料(ウィキペディア)
日本アマチュアSSTV協会(JASTA)はSSTV(Slow Scan Television)のアクティビティ向上のため、日本時間の2020年8月1日(土)9時から9月1日(火)9時までの1か月間にわたり、「第41回 SSTVアクティビティコンテスト」を開催する。同コンテストは2017年の第40回を最後に休止していたが、海外からの参加局も多くコンテスト再開を望む声が多かったことから3年ぶりに復活した。交信対象はアマチュア無線の資格を持ちSSTVの免許を受けている局(海外局も含まれる)で、3.5MHz帯以上の自局に免許された周波数帯を使用する。
コンテストの呼び出し方はとくに定めはなく、ナンバー交換は「RSV符号による相手局のシグナルレポート」+「001から始まる連番(連番の桁が足りなくなったら桁を増す)」。可能なかぎり、自分の顔が写っている画像(手描きのイラストも可)に自局のコールサインとコンテストナンバーを入れて送信するとしている。画像の白黒、カラーは問わない。
完全なコンテストナンバー交換をもって、3.5~28MHz帯(7MHz帯は7.1MHz以上を推奨)は1点、50~430MHz帯は2点、1200MHz帯以上は3点。マルチプライヤーはバンドに関係なく、JAの各エリア、JAを除くDXCCエンティティー(JD1はDXCCエンティティーとしてカウント)、運用日数(1日の運用は1マルチとして、10日間以上運用しても最大10マルチまで)となる。総得点はポイントの和×マルチの和として計算を行う。
なお、「14MHz帯については、14.230MHz周辺はDX通信とのQRMが多いとの各国DXerからのクレームが大きいので、14.330MHz中心で運用すること」と案内している。
ログ提出はJASTAが定めたフォーマットで記入したシートを電子メールのみで受け付ける。締め切りは9月10日(木)まで。詳しくは「第41回 SSTVアクティビティコンテスト規約」で確認してほしい。
「第41回 SSTVアクティビティコンテスト」の規約(一部抜粋)
●関連リンク:
・第41回 SSTVアクティビティコンテスト規約
・日本アマチュアSSTV協会/JASTA:Japan Amatuer Slowscan Television Assocation
「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから200回を超え、レギュラー陣の平均年齢も73歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2020年7月26日(日)21時30分からの第217回放送。MCの演歌歌手、水田かおり(JI1BTL)がレギュラー陣の3人に「梅雨が長引いているけれど、最近どうしてる?」と近況を質問。さらに今年の「ハムフェア2020」が中止になったことから、残念な思いを語りあった。
番組後半では一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」で、JARD保証事業センターの金子氏が出演し、JARDが保有する測定器の種類とその用途や測定上の注意事項を紹介した。
番組は下記関連リンクの「OMのラウンドQSO」のWebサイトから。下部に並んだ日付から聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)
アマチュア無線業務日誌のフリーソフトとして、多くの無線家に愛用されている「Turbo
HAMLOG(通称「ハムログ」)」。今回、2020年7月27日にそのWindows版の最新版として、「Ver5.30」が公開された。前回「Ver5.29」の公開は6月28日だったので、わずか1か月でアップデートされたことになる。今回はセキュリティ強化にともない、Turbo
HAMLOGのサーバーがSSL接続のレンタルサーバーに変更された(URLアドレスも変更になった)。このため「Ver5.29以前では、旧サーバーを読みに行きますので、ユーザーリストのダウンロード、登録や修正ができません。Ver5.30をご利用ください」と案内している。
7月27日に公開されたTurbo HAMLOG Ver.5.30
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。今回、そのハムログのメジャーアップデートが2020年7月27日に公開された。
今回更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。
Ver5.30 2020/07/27
・HAMLOGユーザーリストにヒットし、HAMLOG E-Mail
QSL登録局であった場合は<hQSL>と登録内容を太字で表示し、右端にはhQSLのアイコンを表示するようにしました。
・HAMLOGユーザーリスト一覧では、HAMLOG E-Mail QSL登録局には備考欄の左端にhQSLのアイコンを表示するようにしました。
・環境設定の設定1に「行間隔指定」を追加。一覧表示される行間を微調整することができます。
・免許状Get’sが非SSLで動作していたので、免許情報にはSSL(暗号化)接続でアクセスするよう修正。
・セキュリティ強化のため、SSL接続のレンタルサーバを乗り換えましたので、Turbo HAMLOG/Win
もこれに対応させました。
Ver5.29以前では、旧サーバを読みに行きますので、ユーザーリストのダウンロード、登録や修正ができません。Ver5.30をご利用ください。
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.30
・Turbo HAMLOGホームページ