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link hamlife.jp hamlife.jp (2025/11/1 4:05:34)

現在データベースには 7389 件のデータが登録されています。

feed 新刊! 月刊誌「CQ ham radio」2025年11月号(特別付録「アマチュア無線用大圏地図」)に注目集まる--10月12日(日)~10月18日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 (2025/10/19 9:30:31)

先週のアクセスランキング1位は、10月18日(土)に発売されたアマチュア無線界で唯一の月刊誌「CQ ham radio」2025年11月号の新刊情報。特集は「運用に役立つ アマチュア無線機の便利機能活用法」で、特別付録「アマチュア無線用 大圏地図 Great Circle Map」(サイズ:約50×70cm)が付く。そのほか、「FreeDVも楽しめる! Ubuntu OS環境でFT8」「FTX-1用コントロールソフト “RigComFTX” の紹介」「アマチュア無線、無償でSSBノイズ除去を実現 これは、いける!! そして、眼で聴くSSBへ」など、今号も盛りだくさんな内容だ。価格は1,100円(税込)。

 

 

「CQ ham radio 2025年11月号」(左)の表紙と、別冊付録「アマチュア無線用 大圏地図 Great Circle Map」

 

 

 

 

 続く2位は「<アマチュア無線機の受賞は2年ぶり>アイコム『IC-7760』とJVCケンウッド『TM-D750』が “2025年度グッドデザイン賞” を受賞」。2025年10月15日に公益財団法人 日本デザイン振興会から「2025年度グッドデザイン賞」の受賞作品を発表され、その中に、アイコム株式会社のHF/50MHz帯固定機「IC-7760」、株式会社JVCケンウッドのモービル機「TM-D750」と特定小電力ハンディ機「UBZ-BM51/UBZ-BM51BT」の、アマチュア無線機2モデルとライセンスフリー無線無線機1モデルが含まれていたという話題だ。アマチュア無線機がグッドデザイン賞に選ばれたのは、2023年度の「TH-D75」(JVCケンウッド)以来となる(hamlife.jp調べ)。

 

 

「2025年度グッドデザイン賞」の受賞作品の中に、お馴染みの無線機が含まれていた。2025年度は5,225件が審査対象として、国内外のデザイン関連分野の第一人者で編成された審査委員会が厳正な審査。全1,619件の受賞が決まった。左が「IC-7760」、右上は「UBZ-BM51/UBZ-BM51BT」、その下が「TM-D750」

 

 

 3位は、JARL QSLビューローの委託会社(島根県)から「来年(2026年)1月末で契約を終了したい」との申し出があったことが、JARL理事で報告、議論されたことが後日、会員向けに公表された理事会報告で明らかになり( 2025年10月4日記事 )、不安になった会員から “今後のQSLカードの送り先” についての問い合わせが寄せられたことから、急きょ、JARLが「QSLカードの新たな送付先をお知らせするまで、従来のビューローにQSLカードをお送りください」と告知したニュース。先週のアクセスランキングで1位になった記事だが、多くのJARL会員が利用しているQSLビューローだけに関心の高さがうかがえる結果となった。

 

 

島根県出雲市の委託会社が行う「JARL QSLビューロー」の転送作業風景や、温度管理されたQSLカードの保管専用倉庫の様子(JARL Webより)

QSLビューロー転送業務の受託業者から「2026年1月末で契約を終了したい」との情報が明らかになり、JARLへ多くの問い合わせがあったのだろうか、JARL Webに急きょ「【お知らせ】QSLカードの送付先について」という案内が掲載された(JARL Webから)

 

 

※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。

 

 

1)<特集は「アマチュア無線機の便利機能活用法」、特別付録「アマチュア無線用 大圏地図 Great Circle Map」つき>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2025年11月号を刊行

 

2)<アマチュア無線機の受賞は2年ぶり>アイコム「IC-7760」とJVCケンウッド「TM-D750」が “2025年度グッドデザイン賞” を受賞

 

3)<現在のQSLビューロー(島根県)は来年1月末で契約終了>JARL、公式サイトで「QSLカードの送付先について」を告知

 

4)<免許を受けず不法に船舶用無線機や船舶用レーダーを設置>信越総合通信局、電波法違反容疑で新潟県佐渡市在住の70歳代を摘発

 

5)<メール内のリンククリックや添付ファイル開封は危険>JARL、会員に向けて「jarl.comメールサポート」を騙って届く “なりすましメール” に注意を呼びかけ

 

6)<全参加局(書類提出)数は1,781局>JARL主催「第55回 6m AND DOWNコンテスト」の結果発表

 

7)【ハムフェア2025】<YouTubeで無料視聴可能>JAIA、ハムフェア技術講演「ステップアップハムライフ!使いこなそう受信機能」の動画を公開

 

8)【速報】<画像公開>無線局の「電子免許状」きょう10月1日からスタート!

 

9)<10月7日に「ラジオ博物館 東広島」がオープン>「月刊FBニュース」10月15日号、記事7本とニュース2本を公開

 

10)<謎のアルファベットを独自考察>ビューローから転送されてくる「QSLカード」の封筒にある “記号” の意味は?

 

 

 

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feed <高性能で安価>エフ・アール・シー、351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)用のアンテナ「FC-AT430」「FC-AT200」「FC-AT070」を新発売 (2025/10/18 10:30:01)

レーダー探知機やドライブレコーダー、各種通信機器の製造販売などで知られる株式会社エフ・アール・シーは2025年10月7日、351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)のハンディ機用アンテナ「FC-AT430(全長約43cm)」「FC-AT200(全長約20cm)」「FC-AT070(全長7.1cm)」の3モデルを発売した。利得は2.14dBi~2.15dBi。価格はオープンだが同社の販売サイトではいずれも2,000円以下(税込、送料別)で販売している。

 

 

エフ・アール・シーの351MHz帯アンテナカタログ(左)と実際の使用例(右)

 

 

「株式会社エフ・アールー・シー」は、レーダー探知機やドライブレコーダーなど自動車用のエレクトロニクス機器や、防犯カメラ、液晶モニター、広帯域受信機、特定小電力無線機といった自社商品の販売のほか、日本のアマチュア無線機器やアンテナの卸販売(メーカーと直接取引をしていない、地方のショップなどに商品を供給)の大手として、アマチュア無線業界内ではよく知られた存在である。

 

 同社は351MHz帯のデジタル簡易無線(登録局)のハンディ機「FC-D301」「FC-D301PLUS」を発売中だが、このほど同機種にマッチしたアンテナとして「FC-AT430」「FC-AT200」「FC-AT070」の3モデルを新発売した。

 

 

★ここぞという時に頼れる、約43cmのスーパーロングタイプ
FC-AT430

 

 

<特徴>
・飛距離・受信安定性に優位性のある充分な長さ
・山間部や見通しの良い平野部などで特に有利

 

<最適な場所・業種>
・大規模な工事現場
・登山・山岳ガイド
・農業・林業・測量
・防災・災害時の連絡
・遠距離での監視・警備

 

<仕様(抜粋)>
・周波数範囲:350~352MHz
・インピーダンス:50Ω
・VSWR:1.5 以下
・利得:2.15 dBi
・最大入力電力:20W
・接栓:SMA オス
・被膜材質:ABS
・長さ:約430mm
・重さ:40g

 

FC-AT430のSWR特性

 

 

★携帯性と利便性を追及した、約20cmの標準タイプ
FC-AT200

 

 

<特徴>
・安定した通信性能と持ち歩きやすさを両立
・広範な用途・環境に柔軟に対応

 

<最適な場所・業種>
・中規模の工事現場
・展示会・見本市
・大規模商業施設
・野外ライブ・花火大会
・物流拠点・港湾施設

 

<仕様(抜粋)>
・周波数範囲:350~352MHz
・インピーダンス:50Ω
・VSWR:1.5 以下
・利得:2.15 dBi
・最大入力電力:20W
・接栓:SMA オス
・被膜材質:ABS
・長さ:約200mm
・重さ:28g

 

FC-AT200のSWR特性

 

 

★ソフトな感触・71㎜のミニアンテナ
FC-AT070

 

 

<特徴>
・シリコンなので引っ掛かりにくく、折れにくい
・携帯性・耐久性・安全性に優れる

 

<最適な場所・業種>
・小規模の工事現場
・工場・倉庫業務
・ハイキング・キャンプ
・サバイバルゲーム
・災害救助・消防隊
・カーディーラー
・中規模商業施設
・学校イベント
・スポーツ大会

 

<仕様(抜粋)>
・周波数範囲:350~352MHz
・インピーダンス:50Ω
・VSWR:1.5 以下
・利得:2.14dBi
・最大入力電力:10W
・接栓:SMA オス
・被膜材質:シリコン
・長さ:71mm
・重さ:20g

FC-AT070のSWR特性

 

 

 価格はいずれもオープンだが、なおYahoo!ショッピングに開設している同社の販売サイトでは、FC-AT430は1,980円、FC-AT200は1,760円、FC-AT070は1,650円(いずれも税込、送料別)で販売している(2025年10月17日現在)。

 

 

 詳細は下記関連リンク参照のこと。

 

 

 

●関連リンク:
・351MHz帯デジタル無線登録局用アンテナ(エフ・アール・シー)
・351MHz帯デジタル無線登録局用アンテナ PDFカタログ(エフ・アール・シー)
・351MHz帯デジタル無線登録局用アンテナ(Yahoo!ショッピング/frc-net)

 

 

 

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feed 関東、北海道、北陸の各エリアで発給進む--2025年10月18日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 (2025/10/18 9:30:17)

日本における、2025年10月18日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局、8エリア(北海道管内)の北海道総合通信局、9エリア(北陸管内)の北陸総合通信局からそれぞれ更新発表があった。

 

 

 

 各総合通信局および沖縄総合通信事務所が公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。

 

 

 

 

 ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。

 

 その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。

 

 さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。

 

 また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。

 

 しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。

 

 このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<0エリア(信越管内)で「JJ0」のプリフィックスの割り当てが終了>令和7(2025)年1月24日発給分(免許の年月日)で「JK0AAA」から「JK0AAC」までの3局を確認

 

【追記:三巡目の「JL1AAA」発給】<「令和6(2024)年3月21日付」の発給から>1エリア(関東管内)、「JK」のプリフィックスが終了し「JL1AAY(三巡目)」からの割り当て開始が判明

 

<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給

 

<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始

 

 

 

●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・JL1の再々割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 

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feed <CQ ham radio主催、JARLとJARDが後援>体験運用局が多数オンエアー! 10月18日(土)~19日(日)はアマチュア無線「体験運用の日2025」 (2025/10/17 12:05:12)

アマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」の編集部はJARLとJARDの後援を受け、今年も2025年10月18日(土)と19日(日)に「体験運用の日」を開催する。2023年から毎年実施されている交信イベントで、この日は日本各地のクラブや個人によるアマチュア無線の体験運用が一斉に行われる計画だ(参加局のリストは同編集部のホームページに掲載)。バンド内で「ただいま体験運用を実施中です」というアナウンスの局が聞こえたら積極的に応答し、体験運用者(無資格者)とやさしく交信してはいかがだろうか。なお10月17日(金)から19日(日)は世界スカウト機構による「Jamboree On The Air(JOTA)」のアマチュア無線イベントも行われ、日本でもボーイスカウトらによる体験運用が各地で行われている。

 

 

 

 

「ハムフェア2023」特別記念局、8J1HAMでの体験運用風景

2021年のJOTA-JOTIイベントにおけるボーイスカウトの体験交信風景

 

 同誌編集部Webサイト「CQ ham radio WEB MAGAZINE」に掲載された内容から一部を抜粋で紹介する。

 


 

アマチュア無線「体験運用の日」10月18~19日 / 体験運用実施局情報募集中

 

 

★「体験運用の日」とは?

 

 CQ ham radio編集部ではアマチュア無線「体験運用への理解を深める」「体験者同士の交信チャンスを得る」をテーマに2025年は10月18日(土)と19日(日)を「体験運用の日」として、両日の中で体験運用を実施できる局の情報を募集しています。
 情報はCQ ham radio 2025年9月号(8月19日発売号)から掲載予定です。10月号でも掲載いたします。それらの情報により体験運用実施局同士の交信を実現することもテーマの1つとなっています。

 

 

★目指すは「全国一斉体験運用デー」

 

 また、「体験運用の日」はボーイスカウト日本連盟が主催するJOTA-JOTIの開催期間中でもあり、全国各地でスカウトの皆さまによるアマチュア無線体験運用が展開されます。 この両日は日本各地において多くの体験運用が行われる、全国一斉移動運用デーのような「全国一斉体験運用デー」を目指しています。
 編集部による「体験運用実施局情報募集」は個人・社団を問いません。身近な人たち・友人・知人を招いた小さな体験運用を実施する場合でも情報掲載が可能です(この場合は、体験者募集方法を「局の関係者のみ」として情報をご提供ください)。ぜひ皆さまもこの機会に体験運用を計画してみてはいかがでしょうか。

 

「体験運用」についての詳細こちら(総務省Webサイト)
https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/others/ama_experience/index.htm

 

 

★実施規模や体験者の募集方法は自由

 

「体験運用への理解を深める」がメインテーマなので、実施規模や体験者の募集方法は自由です。実施期間中(日時は任意)に体験運用を予定でき、必要な情報を公開可能なことだけが情報掲載にあたっての必須条件です。
 2023年の「体験運用の日」では、「公園で公園管理者の許可のもと体験運用を実施して来園者にも声をかけてお誘いする」や「団体や個人が公民館などで行う」「会社や学校の社団局が関係者に体験してもらう」などという事例もございました。もちろん、個人の局が友人や知人を自宅に招いて実施する体験運用も情報掲載可能です。

 

 

★体験運用の日はネットワーク無線システム(D-STARやWIRES-Xなど)も有効活用

 

「体験運用実施のための場所が確保できた!でも…アンテナが張れない」「コンディションが不安…」などの心配ごとは、D-STARターミナルモードやWIRES-XのPDN機能の活用で解決するのはいかがでしょうか。両日昼間はD-STAR JR1WN東京巣鴨レピーター(巣鴨430)およびWIRES-Xの特設ルーム(20525)で体験運用実施局 JA1YCQが待機予定。全国各地からお呼び出しいただけます(協力:JR1WNレピータ―管理団体)。

 

 

★「体験運用実施予定局」をCQ ham radio誌面で公開
体験運用実施後のレポートを募集!誌面で写真と共に紹介

 

 ただ今「体験運用の日」に体験運用を実施可能な局の情報を募集中です。E-Mailにてお寄せください。 体験運用の日の後は、体験運用時の写真や運用結果の簡単なレポート、体験者の声を募集しCQ ham radio誌面で紹介させていただく予定です(詳しくは実施日が近づいたらご案内)。

 

CQ ham radio編集部のホームページには「体験運用実施予定局一覧表」が掲載されている。10月16日現在で全国の30局が当日の運用や応答体制を表明。もちろん一覧表に掲載がない局も参加・運用が可能だ

 

★お願い

 

・体験者の募集、体験運用の実施は、体験運用を実施いただく皆さまの自己責任でお願い致します。
・CQ ham radio編集部は体験運用を実施される皆さまの実施予定情報および実施後の結果レポートを募集し掲載します。
・体験運用時の写真をお撮りいただく場合、必要に応じてCQ ham radio誌に掲載される可能性があることをお伝えいただきますようお願い致します。
・お寄せいただいた個人情報については、CQ ham radio編集部における「体験運用の日」企画実施のため、また実施後の取材活動や原稿依頼、記事の制作に関すること以外には利用いたしません。

 


 

 詳細は下記関連リンク参照のこと。

 

 

 

●関連リンク:
・10月18日・19日「体験運用の日」体験運用実施局紹介(一覧)(CQ ham radio WEB MAGAZINE)
・アマチュア無線「体験運用の日」10月18~19日/体験運用実施局情報募集中(CQ ham radio WEB MAGAZINE)
・JOTA-JOTI 2025案内(JA1YSS 日本ボーイスカウトアマチュア無線クラブ)
・JOTA-JOTIインフォメーション(ボーイスカウト日本連盟)
・CQ ham radio WEB MAGAZINE
・JARL「体験運用マニュアル」
・アマチュア無線の交信体験制度(総務省 電波利用ホームページ)
・交信体験制度リーフレット(総務省 電波利用ホームページ)

 

 

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feed <1.9MHzから248GHz帯まで県内外に分けてエントリー数は42種類>JARL千葉県支部、10月19日(日)12時から6時間「第40回 オール千葉コンテスト」開催 (2025/10/17 10:30:45)

JARL千葉県支部は、2025年10月19日(日)12時から18時までの6時間にわたり、国内のアマチュア無線家を対象にした「第40回 オール千葉コンテスト」を1.9MHz~248GHz帯(WARCバンドを除く)のアマチュアバンドで開催する(2023年まであった「136kHz部門」は除外)。参加部門は大きく「県内局」と「県外局」に分かれ、電信、電話からバンド別、QRP、社団局、ジュニアに至るまで、エントリーできる種類が合計42も用意されているという、参加局も多い人気コンテストだ。

 

 

 

 

「オール千葉コンテスト」は、コンテスト開催時間が午後の6時間と短めなことや、開催バンドが多いこと、県内局と県外局、参加するバンドやモード(電信、電話、電信電話)、オペレーターの年齢などによって多数の参加部門が設定されていることが特徴で、翌年2月に行われる支部大会「ちばハムの集い」における表彰式には、多数の入賞者が訪れ賑わいをみせている。

 

 交信対象は県内局が全国の局、県外局は千葉県内の局となる。ナンバー交換は県内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「市郡区ナンバー」、県外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「都府県・地域等の番号」となる。

 

 一般的な禁止事項のほか、「許可が必要な場所(東京湾アクアラインの人工島(海ほたるPA)や公共施設(公園)等に於いて、無許可で移動運用し、本コンテストに参加することを禁止する」「自局の運用情報をWebクラスターにアップロードするセルフスポッティングやスポットを依頼する行為を禁止する」としている。

 

 なお、同コンテストは、2021年から「①1.9MHz 部門において電話モードの追加(※1.9MHz部門の周波数の記述変更)」「②ジュニア部門を18歳以下のオペレーターに変更」「③ニューカマー部門の新設」「④千葉県内の入賞者には記念の盾を進呈(1位のみ)」したほか、過去にあった「2400MHz部門」と「5600MHzUP部門」が統合「2400MHzUP部門(2400MHz帯以上のマルチバンド)」され、さらに「136kHz部門」がなくなるなど細かなルール変更が行われている。

 

 ログの締め切りは、紙ログ提出が11月9日(日)消印有効、電子ログが11月9日(日)23時59分までの送出ファイルが有効。ただし、同一局の2部門への書類提出はできない。詳しくは、下記関連リンクからJARL千葉県支部「第40回 オール千葉コンテスト」の規約で確認してほしい。

 

 

「第40回 オール千葉コンテスト」の規約(一部抜粋)

 

 

●関連リンク:
・第40回 オール千葉コンテスト規約(PDF形式)
・JARL千葉県支部

 

 

 

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feed <受信機用のFBなICを紹介>アマチュア無線番組「QSY」、第241回放送をポッドキャストで公開 (2025/10/17 8:30:55)

神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・2・3・5金曜日に流され、第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2025年10月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。

 

 

 

 2025年10月3日の第240回放送は、前半のJK1BAN 田中氏による「今週の活動報告」はリスナーからのメール紹介(JAXAの筑波宇宙センターを見学、ISS船内の映像が常時見ているのはどんな仕組み?)。
 後半のJH1OSB 小濱氏による「無線は自作でより楽しくなる」は、来年のハムフェア2026では安価な受信機を販売したいと考えているとして、DSPで処理する受信用のICのさまざまな種類を紹介した。特に TEF6686 というICは受信感度も良好で外付け部品も少なくて済むが、入手が難しいという。

 

 なお「QSY」は10回から放送パターンが変更になった。これまでは、“新たな内容の番組を第1・3・5金曜日に放送、第2・第4金曜日は前週の再放送”という形式だったが、2025年10月からは“「第1・2・3・5金曜日」に新たな内容を放送し、第4金曜日は第3金曜日の再放送”という形式に変更された。

 

 

 番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。

 

 

 

●関連リンク:
・QSY 第241回放送
・QSY Facebookページ
・QSY Xアカウント
・QSY 番組案内ページ

 

 

 

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feed JARL宮崎県支部、10月19日(日)に「ハムの集い2025」を綾町で開催 (2025/10/16 11:00:22)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)宮崎県支部は、2025年10月19日(日)に東諸県郡綾町の綾町高年者研修センターで「ハムの集い2025」を開催する。詳細は次のように公表されている。

 

 

 

 

★JARL宮崎県支部「ハムの集い2025」

 

◆日時: 2025年10月19日(日)10:00~15:00(JARL会員は9:30受付開始)

 

◆会場: 綾町高年者研修センター
 (880-1303 宮崎県東諸県郡綾町大字南俣546 カーナビ設定用電話番号 0985-77-1133)

 

◆内容:

 10:10 会長挨拶・役員紹介
 10:30 講演「災害時発生の通信は進化したのか?」霧島記念病院 JA6QAH 内山 圭氏
 11:00 電子工作教室(申し込み締切済)
 11:30 宮崎コンテスト表彰
 12:00 集合写真撮影
 12:30 昼食 木場孝志氏の二胡演奏
 13:00 講演 九州総合通信局
 13:30 講演 ルート10のこれまでの活動内容
 14:00 メーカーによる技術講習
 14:30 抽選会(対象:JARL会員)
・参加予定メーカー:アイコム、八重洲無線、第一電波工業、原口無線

 

◆同時進行: 体験運用、ラジオ工作

 

◆当日の注意事項:
・会場は土足厳禁です。体育館シューズかスリッパ持参でお願いします。シューズ入れもご用意ください。
・JARL会員は会員証の提示をお願いします。会員以外の方の参加もできます。
・会員は9時30分から受付を先行して行います。
・昼食は各自で準備してください。

 

 

 

●関連リンク: ハムの集い2025(JARL宮崎県支部)

 

 

 

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feed <デジタル部門はナンバー交換必要なし(通常の交信)>JAPAN AWARD HUNTERS GROUP、10月18日(土)12時から24時間「2025 JAG QSO パーティ&コンテスト」開催 (2025/10/16 10:00:59)

JAPAN AWARD HUNTERS GROUP(JAG)主催の「2025 JAG QSO パーティ&コンテスト」が2025年10月18日(土)12時から10月19日(日)11時59分までの24時間にわたって開催される。参加部門は「コンテスト部門(得点計算あり)」と「パーティ部門(得点計算なし)」の2つで、JAG会員局または一般局が、1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430MHz帯の「電信部門」「電話部門」「デジタル部門」で競う(別々にエントリー可能)。すべてのアマチュア局とSWLが対象(一般局同士の交信も有効)。なお「デジタル部門はコンテストナンバーはありません(通常の交信)」としている。同グループの社団局「JQ1ZPH(JAG#4001)」も参加。会員局は2点、一般局は1点だが、同局と交信すると高得点の10点が得られる。

 

 

 

 

 ライオンを使ったシンボルマークで知られている、「JAPAN AWARD HUNTERS GROUP=ジャパン・アワードハンターズ・グループ」、通称「JAG」は、1977年の発足から今日まで多くの会員が活動を行っているアワードハンティングの有名団体だ。

 

「JAG QSO パーティ&コンテスト」の参加資格は、すべてのアマチュア局とSWL。「コンテスト部門(得点計算あり)」と「パーティ部門(得点計算なし)」のいずれかを、「JAG会員局」または「一般局」として、「電話部門」「電信部門」「デジタル部門」の3部門に分けて行われる。

 

 交信対象はJAG会員局、一般局ともに全アマチュア局。ナンバー交換は、会員の場合は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「会員ナンバー(4桁)」+「M」、一般局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「001より始まる連続番号(バンドが異なっても連続番号を続けること)」となる。デジタル部門はコンテストナンバーの交換はない。パーティ部門も含めてJARL制定のコンテスト周波数を使用のこと。

 

 コンテスト部門の上位局には賞状を進呈するほか、参加者にはQSLカード大の参加証を発行する(ハガキ大の封筒が必要)。また10局以上と交(受)信した書類提出者にはステッカーが発行される。サマリー意見の欄に「参加証希望」「ステッカー希望」「ステッカー不要」「ステッカー・台紙希望」のいずれかを朱書きで記入し、参加証、ステッカーを希望する場合は110円切手を貼ったSASEを、ステッカーとステッカー台紙の両方を希望する場合は180円分の切手と宛名ラベル(手書き可)をそれぞれ同封する。

 

 紙ログと電子ログの締め切りは11月10日(月)消印有効。電子ログでも受け付けを行う。詳しくは下記の関連リンクから「2025 JAG QSO パーティ&コンテスト規約」で確認してほしい。

 

 

「2025 JAG QSO パーティ&コンテスト」の規約(一部抜粋)

 

 

●関連リンク:
・2025 JAG QSO パーティ&コンテスト規約(PDF形式)
・デジタル部門用でハムログからCtestwinにデータをインポートする方法 (by JM1ATF/PDF形式)
・JAPAN AWARD HUNTERS GROUP

 

 

 

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feed <特集は「NHKラジオ第2放送の廃止と中波のこれから」>アマチュア無線番組「QRL」、第698回放送をポッドキャストで公開 (2025/10/16 8:30:20)

東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2011年4月7日からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(開始当初は隔週放送で翌週は再放送。番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2025年10月9日夜に放送した第698回がアップされた。

 

 

 

 2025年10月9日の第698回放送の特集は「NHKラジオ第2放送の廃止と中波のこれから」。NHKの経営委員会が “ラジオ第2放送” を2026年3月末で廃止する申請を総務省に行うことを 議決 したという 報道があった ことから、埼玉県久喜市にあるNHKの「菖蒲ラジオ送信所」の設備についてや、中波の民放ラジオ局もFM放送への移行が進んでおり、近い将来において日本の中波ラジオ放送はNHKの第1放送のみになるということを解説した。

 

 さらに、島根県出雲市にあるJARL QSLビューローの受託業者が来年1月末での契約終了を申し出て、JARL理事会はこれを承認した( 移行先となる業者を選定中 )という話題を取り上げた。

 

 

 番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。

 

 

 

●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第698回放送
・QRL Facebookページ

 

 

 

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feed <アマチュア無線機の受賞は2年ぶり>アイコム「IC-7760」とJVCケンウッド「TM-D750」が “2025年度グッドデザイン賞” を受賞 (2025/10/15 14:30:33)

公益財団法人 日本デザイン振興会は2025年10月15日、「2025 年度グッドデザイン賞」の受賞作品を発表した。このうちアマチュア無線機ではアイコム株式会社の「IC-7760」と株式会社JVCケンウッドの「TM-D750」が受賞 。hamlife.jpの調べでアマチュア無線機がグッドデザイン賞に選ばれたのは、2023年度の「TH-D75」(JVCケンウッド)以来となる。なおJVCケンウッドは特定小電力トランシーバーの「UBZ-BM51/UBZ-BM51BT」も今回受賞している。

 

 

 

 

 グッドデザイン賞は1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン推奨制度。1957年に通商産業省によって創設され、現在は公益財団法人 日本デザイン振興会が主催し、家電や自動車や建設物、各種サービスなどから、毎年約1,500件前後が受賞している。2025年度は5,225件が審査の対象になり、国内外のデザイン関連分野の第一人者で編成された審査委員会が厳正な審査を実施した結果、全1,619件の受賞が決定したという。

 

 このうちアマチュア無線機としては、アイコム株式会社のHF/50MHz帯固定機「IC-7760」が受賞。同社の製品としては2013年のID-51以来、12年ぶりの受賞となった。

 

 また株式会社JVCケンウッドは新製品の144/430MHz帯モービル機「TM-D750」と、特定小電力トランシーバーの「UBZ-BM51/UBZ-BM51BT」が受賞。アマチュア無線機では2023年のTH-D75以来2年ぶりの受賞になった。

 

 グッドデザイン賞公式サイトから、IC-7760とTM-D750の受賞に関連した部分を紹介する。

 


 

2025グッドデザイン賞
HF+50MHz アマチュア無線機 IC-7760

 

 

★受賞企業: アイコム株式会社

 

★事業主体名: アイコム株式会社

 

★受賞番号: 25G070531

 

<受賞対象の詳細>

 

 IC-7760は、主に海外局(遠距離)との交信で使われるアマチュア無線用のHF(短波帯)トランシーバーです。先進技術とノウハウを惜しみなく投入し、最高水準の性能と機能、優れた操作性を実現することで、全世界のユーザーに、アマチュア無線の新たな可能性、さらなる楽しさと感動を提供できる最高峰の製品に仕上げています。

 

★デザインのポイント:
1. ネットワーク経由による遠隔操作を実現することで、よりフレキシブルな運用スタイルを提案。

 

2.デュアル・タッチディスプレイにより、さらに直観的な操作性へと進化したUX。

 

3.大型メインダイアルに象徴される、高性能200Wリグを操作する喜びを満たす機能美。高性能を表現した精緻なデザインと実使用における堅牢感を同時に追求した。

 

★プロデューサー: アイコム株式会社 商品デザイン部 青木裕康

 

★デザイナー: アイコム株式会社 商品デザイン部 中川勝之、西田哲郎

 

★背景:
 アマチュア無線を祖業とするアイコムが設立60周年を迎えるにあたり企画された、最高クラスの送受信性能を誇るアマチュア無線機です。これまで、200Wクラスの無線機といえば大型・一体型であり、設置場所の確保が難しいケースがありました。IC-7760ではコントローラーと本体を分離型とすることで、コントローラーを卓上に、本体を離れた場所にあるラックに置く等、フレキシブルな設置を可能としました。また、「自宅から離れた場所でも運用したい」といったユーザーの要望に対し、コントローラーと本体をインターネット接続することで対応。自宅から離れた場所に設置した本体(アンテナ接続)をコントロールできるようにしました。 本体に最大5台のコントローラーを接続できる様にすることで、セカンドハウス、外出先からはもちろん、無線クラブ員がそれぞれの自宅から本格的な遠距離通信を楽しむといった新しい運用スタイルを実現しています。

 

★経緯とその成果:
 コントローラーと本体のネットワーク接続は、先端IoT機器も手掛けるアイコムの技術の結集により実現しました。業界初のデュアル・タッチディスプレイによる新たなUIは、視覚的に効果を確認しながらの各種設定を可能とし、操作部の同クラス比でのコンパクト化と操作性の向上を両立させています。アイコムブランドのアイデンティティである「センター・ディスプレイ・レイアウト」を構成するメインディスプレイとメインダイアルの位置関係をはじめ、操作レイアウトに関してはミリ単位で最適な配置を吟味。外観を特徴付けるメインダイアルはアルミブロックからの削り出しにより、高性能機にふさわしい質感と、周波数調整に最適な「重さ」を追求。スムーズな動作と相まって、操作する喜びを感じられる機能美を具現化しています。トータルとして固定型無線機デザインのヘリティジを現代的に再解釈したモダンな外観に仕上げています。

 

<審査委員の評価>

 

★担当の審査委員: 宮沢 哲、緒方 壽人、玉井 美由紀、安井 重哉、Baonan Du

 

★評価コメント:
 一般的に大型となる200Wクラスのアマチュア無線機に対し、本製品は本体と小型化したコントローラーを分離することで設置自由度を飛躍的に高めている。また、ジャンルとして見た場合、インターネットを介した遠隔操作という発想は大変ユニークである。これはアンテナの設置場所という地理的制約からユーザーを解放し、運用の可能性を広げている。UI設計の巧みさも特筆すべき点である。従来からの操作性を維持しつつ、タッチパネルによる直感的な操作を導入。さらに、質感の高い物理ボタンは、機器を所有し操作する喜びを感じさせる。従来のユーザーに配慮しながらアマチュア無線の世界に新たな自由をもたらした点を評価した。

 

 


 

2025グッドデザイン賞
車載用アマチュア無線機 ケンウッド TM-D750

 

 

★受賞企業: 株式会社JVCケンウッド・デザイン

 

★事業主体名: 株式会社JVCケンウッド

 

★受賞番号: 25G070533

 

<受賞対象の詳細>

 

 アマチュア無線機市場と共に成長したメーカーとして、根強いファンの期待に応え開発を行いました。アマチュア無線の楽しさと所有する誇りを両立した車載型トランシーバー。視認性と操作性に優れ、分離型構造で設置性も高く、多様な車両環境に柔軟に対応。実用性と趣味性を融合しました。

 

★デザインのポイント:
1.GUIと連動した直感的なキーレイアウトが、車内でのアマチュア無線操作を直感的かつスムーズにサポート。

 

2.本体とパネル部を分ける事で車載空間のレイアウトを高め、大口径スピーカーをパネルに内包し高音質を実現。

 

3.機能ごとにゾーニングされ、ユーザビリティに配慮した操作パネル。

 

★プロデューサー: 株式会社JVCケンウッド・デザイン 守屋 克浩

 

★ディレクター: 株式会社JVCケンウッド・デザイン 谷藤修士

 

★デザイナー: 株式会社JVCケンウッド・デザイン 高橋 紀行

 

★背景:
 アマチュア無線の愛好家は現在も根強く存在しており、そうしたファンの声に応えるかたちで、TM-D750の開発がスタートしました。また、当社ハンディタイプの最新機種「TH-D75」に搭載されている先進機能を車載機でも活用し、より多くの方に無線の楽しさを広げたいという思いも開発の背景にあります。近年、北米や中国などではアマチュア無線の免許取得者が増加傾向にあり、災害時のバックアップ通信やアウトドアでの利用手段として無線への関心が高まっています。こうした状況を受け、車載用としてはもちろん家庭内でも快適に使える柔軟性を備えた無線機が求められており、そのニーズにも応えることを目指しました。

 

★経緯とその成果:
 本機は当社最新機種TH-D75や過去のモデルと操作性や視認性において一貫性や統一性を持たせることで、当社製品をご利用のユーザーが迷うことなく、安心して使用し楽しめるようデザイン・設計されています。 操作パネルのデザインは機能ごとにゾーニングされ、また、イルミネーションのあるロータリーノブを採用することで、車内でのユーザビリティ向上を図っています。音質の向上を図るためにスピーカーを前面パネルに配置し、デザイン面でもスピーカーを強調することで優れた音響性能を表現しています。

 

<審査委員の評価>

 

★担当の審査委員: 宮沢 哲、緒方 壽人、玉井 美由紀、安井 重哉、Baonan Du

 

★評価コメント:
 本製品は、車内という特殊な環境における「使いやすさ」とは何かを、深く洞察し具現化した車載無線機である。機能ごとにゾーニングされたUIと物理ボタンは、直感的で即時性の高い操作を可能にし、同時に機器を操る喜びを感じさせる。また、本体と操作パネルの分離構造は、自由な車内設置を許容するだけでなく、車外に持ち出して自宅での運用を可能にするなど、ユーザーの工夫に応える設計が実装されている。既存ユーザーへの配慮も忘れておらず、伝統的な操作性を維持することで新たな機能とわかりやすさを両立させている。こうした利用者に寄り添う姿勢を高く評価した。

 


 

 hamlife.jpの調べでは、アマチュア無線機のグッドデザイン賞は、2023年度の「TH-D75」(JVCケンウッド)以来、2年ぶりとなる。

 

 

<参考>過去に「グッドデザイン賞」を受賞したおもなアマチュア無線機器

 

★アイコム株式会社
1982年:IC-505
1989年:IC-2S、IC-2ST
1990年:IC-R1、IC-3S、IC-3ST、IC-24
1991年:IC-P2T/IC-P3T
1992年:IC-2i/IC-3i
1993年:IC-T21/IC-T31
1995年:IC-775DXII
2000年:IC-910
2003年:IC-208、IC-R5
2004年:IC-7800
2006年:IC-R9500
2007年:IC-7700
2008年:IC-RX7
2009年:IC-7600
2013年:ID-51

 

★株式会社JVCケンウッド
2023年:TH-D75

 

★八重洲無線株式会社
1984年:FT-203
1985年:FT-703R
1994年:FT-900
1997年:FT-920、VX-1
1998年:FT-847、FT-100
1999年:VX-5
2013年:FTM-400D

 

★株式会社バーテックススタンダード
2001年:FT-817
2002年:FT-8900、VX-7、FT-897
2003年:VX-2、FT-857
2005年:FTDX9000D
2006年:FT-2000
2007年:VX-3
2008年:FT-950シリーズ、VX-8
2010年:VX-8G

 

★日本マランツ株式会社
1982年:C8900、C7900
1983年:C110
1985年:C411、C120
1986年:C311
1987年:C500、HX600T
1988年:C150
1989年:C520、AX700
1992年:C401
1993年:C470/C170
1994年:C415/C115、C5720
1995年:AX400、C501/C601

 

 

★松下電器産業株式会社
1973年:RJX-601、RJX-201

 

 

★第一電波工業株式会社
1989年:Mシリーズ、スーパーゲイナーシリーズ
1992年:NNRシリーズ
1993年:REVANT TG509/TG506 (TGシリーズ)
1994年:REXANT(レクサント)シリーズ

 

※hamlife.jp調査。業務無線機、特定小電力無線機などを除く。会社名は受賞当時のもの

 

 

こちらの記事も参考に↓(2023年10月6日掲載)
<アマチュア無線機の受賞は10年ぶり>JVCケンウッド、新製品のTH-D75が「2023年度グッドデザイン賞」を受賞

 

 

 

●関連リンク:
・60周年記念のアマチュア無線機「IC-7760」がグッドデザイン賞を受賞しました(アイコム プレスリリース)
・「GOOD DESIGN AWARD 2025」において、JVCケンウッド・デザインが4件受賞しました(JVCケンウッド・デザイン)
・受賞ギャラリー アイコム IC-7760(GOOD DESIGN AWARD)
・受賞ギャラリー ケンウッド TM-D750(GOOD DESIGN AWARD)
・受賞ギャラリー ケンウッド UBZ-BM51 / UBZ-BM51BT(GOOD DESIGN AWARD)

 

 

 

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