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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/6/29 3:35:32)

現在データベースには 5549 件のデータが登録されています。

feed <6桁のグリッドロケーターを交換する>6月17日(月)から1週間、430MHz帯で「ACCロケーターコンテスト2024」開催 (2024/6/14 10:00:37)

The International Award Chasers Club(ACC)は、430MHz帯の活性化とグリッドロケーター(GL)の普及を目的とした「ACCロケーターコンテスト2023」を、2024年6月17日(月)0時から23日(日)23時59分までの1週間(7日間)にわたり、国内アマチュア個人局とACC各支部所属の社団局(JN1YMP、JN1ZGI、JI2YZV)および本部社団局(JE4YOL)を対象として430MHz帯の全モード(FT8/FT4可)で開催する。なお「2016年からマルチプライヤーが変更になりましたのでご注意ください」「2019年から運用周波数が拡大しましたので、いろいろなモードで参加できます」と案内している。

 

 

 

 参加部門は「一般部門」と「メンバー部門」の2つ。ナンバー交換は、一般は相手局のRS(T)レポート+6桁のグリッドロケーター、メンバーは相手局のRS(T)レポート+M+6桁のグリッドロケーター。

 

 日が違えば運用地の変更可、ログに市郡区町村ナンバーあるいは市郡区町村名等を記入のこと。またロールコール中の交信も有効のほか、日が違えばACC社団局と重複交信も問題ない。

 

 マルチプライヤーは、運用日数(最大7マルチ)×異なる6桁のグリッドロケーターの数。総得点は得点合計×マルチプライヤー。交信局数100局以上はチェックリストを提出する。一般部門とメンバー部門それぞれ 1位、2位、3位の入賞局に賞状が贈られる。

 

 サマリーシート提出の締め切りは、紙ログ、電子ログともに7月23日(火)必着。参加賞を希望する場合は、ログ提出時に84円切手を貼った長型4号封筒に住所、氏名、郵便番号を記載したものを同封のこと。詳しくは下記の関連リンクから「ACCロケーターコンテスト2024規約」で確認してほしい。

 

 

 

「ACCロケーターコンテスト2024」の規約(一部抜粋)

FT8やFT4によるデジタル文字通信における交信方法の一例

 

 

●関連リンク:
・ACCロケーターコンテスト2024規約(PDF形式)
・The International Award Chasers Club

 

 

 

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feed <総務省から届いた「再免許時期の通知ハガキ」について>アマチュア無線番組「QSY」、第203回放送をポッドキャストで公開 (2024/6/14 8:30:58)

神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・3・5金曜日に流され、第2・第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2017年7月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。

 

 

 

 2024年6月7日の第203回放送は、JK1BAN 田中氏の「今週の活動報告」は、総務省から「無線局免許の再免許のご案内」の通知ハガキが届いたという報告と、ネズミが出たので忌避する高周波音をBluetoothスピーカーで流してみたという話題だった。JH1OSB 小濱氏の「無線は自作でより楽しくなる」はリスナーからのメール紹介(無線従事者免許証の英文表記について、若年層のアマチュア無線離れについて)だった。

 

 番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。

 

 

 

●関連リンク:
・QSY 第203回放送
・QSY Facebookページ
・QSYゆるーく無線を楽しむ(YouTube)
・QSY 番組案内ページ

 

 

 

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feed <海外製DMR機や28MHz帯ハンディ機など5機種を追加>JARD、新スプリアス適合が確認できた無線機の「保証可能機器リスト」を更新、合計1,022機種に (2024/6/13 12:05:04)

一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は2024年6月12日、同協会が実施している「スプリアス確認保証」「基本保証」の対象となる、新スプリアス適合等が確認できた無線機器のリスト(保証可能機器リスト)を更新した。今回加わったのは海外製品が中心でFujian BelFone Communications Technology Co.Ltd.のDMR機「BF-TD516」「BF-TD930」「BF-TM8250」、QYT Electronics Co.,Ltd.の28MHz帯AM/FMハンディ機「QYT-28」、KENTEXの28MHz帯AM/FMモービル機「TMV-28」の5機種だ。この結果、同協会で保証可能な機器(200W以下)は合計1,022機種になった。最新のリストはJARDのWebサイトからPDFで閲覧、ダウンロードできる。

 

 

JARDの「保証可能機器リスト」に加わった5機種。上段左からBF-TD516、BF-TD930、QYT-28。下段左からBF-TM8250、TMV-28

 

 

 JARDが公表した「保証可能機器リスト(2024年6月12日版)」で、新たに加わったのは下記の5機種。海外製のDMRデジタル機や28MHz帯のAM/FM機などがラインアップされている。

 

JARDの「保証可能機器リスト」に追加された5機種。いずれも日本の技適番号は取得していない

 

 今回の5機種追加で「保証可能機器リスト」にある機種の総数は1,022機種になった。これらの機種で現在免許を受けていて、無線局免許状の備考欄に「他の無線局の運用に妨害を与えない場合に限る」という付款(使用制限の注意書き)がある場合は、JARDの「スプリアス確認保証」を受けることで、無線局のデータベースが新スプリアス規格に切り替わる。

 

 また現在はリストにある無線機で免許を受けていないが、これから開局や変更(増設・取替)で使用したい場合は、JARDの「基本保証」を受けることで、新スプリアス規格の無線設備として免許を受けることができる。

 

 JARDは今回の保証可能機器リスト更新について、次のように案内している(一部抜粋、整理)。

 


 

保証可能機器リスト更新のお知らせ

 

 2024年6月12日付けで、保証可能機器リストに以下の5機種を追加しました。

 

★Fujian BelFone Communications Technology Co.Ltd.
・BF-TD516(※)
・BF-TD930(※)
・BF-TM8250(※)

 

★QYT Electronics Co.,Ltd.
・QYT-28(※)

 

★KENTEX
・TMV-28

 

(※)基本保証のお申し込みの際に「送信周波数の制限に関する誓約書」の提出が必要です。なお、附属装置や附加装置の接続がない場合は送信機系統図の提出は不要です。

 

・「基本保証」(開設、増設、取替、変更)のお申込みはこちら
  https://www.jard.or.jp/warranty/kihon/index.html

 

・「スプリアス確認保証」(すでに許可済み)のお申込みはこちら
  https://www.jard.or.jp/warranty/spurious/index.html

 

・「送信周波数の制限に関する誓約書」のダウンロードはこちら
  https://www.jard.or.jp/warranty/kihondata/deviation_prevention.pdf

 

送信周波数の制限に関する誓約書(サンプル)

 

■お問い合わせ先
 一般財団法人日本アマチュア無線振興協会 JARD保証事業センター
 基本保証担当:電話03-3910-7263 E-mail: hosho@jard.or.jp

 


 

 

 詳細は下記関連リンク参照のこと。

 

 

 

●関連リンク:
・「保証可能機器リスト」更新のお知らせ(今回追加分の機種リスト)PDF(JARD)
・保証可能機器リスト(2024年6月12日版 全1022機種)PDF(JARD)
・スプリアス確認保証(JARD)
・基本保証(JARD)

 

 

 

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feed JARL茨城県支部、6月16日(日)に「2024 いばらきハムの集い」を土浦市で開催 (2024/6/13 11:30:20)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)茨城県支部は、2024年6月16日(日)に「2024 いばらきハムの集い」を土浦市のクラフトシビックホール土浦(旧 土浦市民会館)で開催する。詳細は同支部のWebサイトで下記のように発表されている。

 

 

 

●「2024 いばらきハムの集い」

 

◆日時: 2024年6月16日(日) 10:00~16:00

 

◆会場: クラフトシビックホール土浦 (旧 土浦市民会館)
 (300-0052 土浦市東真鍋町2-6  電話029-822-8891)

 

◆交通:
・バスの場合
 JR土浦駅西口バスターミナル4番乗り場
 関鉄路線バス「協同病院」行き(所要時間7~10分)真鍋新町下車 徒歩10分
・車の場合
 旧6号国道(現国道125号、354号線)市民会館入口信号より、霞ヶ浦方面へ
 高速ご利用の際は、土浦北インターより霞ヶ浦方面へ約10分

 

◆内容:
 10:00~14:00 受付・入館
 10:00~15:00 展示(クラブ・業者・ジャンクなど)館内外・入口周辺
 11:00~12:00 講演「自作を楽しもう」JE1UCI 冨川寿夫氏(小ホール)
 12:00~ 昼食
 12:45~ 記念撮影(屋外 小ホール前)
 13:10~13:40 演奏「ひのきチップス」 JA1CKQ 芝崎さん(古河アマチュア無線クラブ)他3名(小ホール)
 14:00~16:00 集い
 ・開会
 ・支部長挨拶
 ・来賓紹介、挨拶
 ・JARL社員・広報大使、支部役員紹介
 ・事業・決算報告
 ・事業計画・予算紹介
 ・コンテスト表彰
 ・抽選会
 ・閉会
 16:00 解散

 

 詳細は下記関連リンク参照のこと。

 

 

 

●関連リンク:
JARL茨城県支部「2024 いばらきハムの集い」PDF
・JARL茨城県支部

 

 

 

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feed <HFは7MHz帯SSBのみ>JARL岩手県支部、6月16日(日)7~9時(HF)と13~15時(V/UHF)に「2024年 岩手通信訓練コンテスト」を開催 (2024/6/13 10:30:43)

2024年6月16日(日)7時から9時まで(7MHz帯)と、同日13時から15時まで(144/430MHz帯)の2回に分けて、JARL岩手県支部主催の「2024年 岩手通信訓練コンテスト」が、岩手県内で運用する個人のアマチュア局(県外から岩手県内へ移動して運用する場合も参加可能)を対象に、7/144/430Hz帯の各アマチュアバンド(JARL主催コンテスト周波数帯を使用)で開催される。

 

 

 

 

 本コンテストは、2022年まで開催していた「岩手県支部通信コンテスト」を見直し、「災害時における沿岸県北市町村と内陸市町村の通信ルート確保を念頭に、普段交信し難い県内各局の親睦を図るため」として規約を改正。「岩手通信訓練コンテスト」という名称でスタートした。

 

 また「2023年の開催結果を踏まえ、HF帯の開催時間と周波数を見直して7MHzのSSBのみとしました」とし、今回からHFは7MHz帯SSBのみ、V/UHFは144MHz帯と430MHz帯のCW/SSB/FMで行われることになった。

 

 呼び出し方法は電話が「CQ いわて通信訓練コンテスト」、電信が「CQ IT TEST」で、コンテストナンバーは「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「別表の市町村ナンバー」。得点は、内陸局同士の交信は1点、沿岸・県北局同士の交信は10点、内陸局と沿岸・県北局間の交信は5点、マルチプライヤーはバンドごとに交信した市町村の数。

 

 コンテスト期間中は、同一市町村内の移動運用はOKで、HF帯とV/UHF帯の運用地は異なっても構わない(例:HF帯は常置場所から運用、V/UHF帯はほかの市町村へ移動して運用可)。なお、レピータは使用不可。

 

 ログの締め切りは6月30日(日)必着。電子ログによる受け付けは、JARL形式でメールに添付して提出することを推奨している。詳しくは記事下の「2024年 岩手通信訓練コンテスト規約」で確認してほしい。

 

 

 

「2024年 岩手通信訓練コンテスト」規約(一部抜粋)

 

 

●関連リンク:
・2024年 岩手通信訓練コンテスト規約(PDF形式)
・JARL岩手県支部

 

 

 

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feed <最近の話題>アマチュア無線番組「QRL」、第630回放送をポッドキャストで公開 (2024/6/13 9:00:45)

東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2011年4月7日からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(開始当初は隔週放送で翌週は再放送。番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2024年6月6日 夜に放送した第630 回がアップされた。

 

 

 

 2024年6月6日の第630回放送の特集は「最近の話題」。6月1日は「電波の日」で総務省主催の記念式典が6月3日に行われたこと、6月23日にはJARLの「第13回定時社員総会」が開かれ、終了後は新理事による理事会で新会長などが決定すること、FT4GL(アフリカのグロリオソ諸島)などDXペディションが相次いでいること、Eスポシーズン真っ盛りでFM放送バンドも近隣諸国からの放送電波で賑やかなことなどを紹介した。

 

 番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。

 

 

 

●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第630回放送
・QRL Facebookページ

 

 

 

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feed <この1年で会員は1,183名減少、QSLカード転送遅延はどうなった?>JARLの令和5年度末「年齢層別会員構成」「QSLカード転送処理枚数」などが判明 (2024/6/13 7:00:21)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は今年4月、令和5年度(2023年4月1日~2024年3月31日)の事業報告を作成し、理事や社員など同連盟の関係者に配布した。その中で公表された2024年3月7日現在のJARL会員数と年齢層別の構成、男女比、無線従事者資格別分布、QSLカード転送枚数などを紹介する。

 

 

 

 JARLが作成した資料「令和5年度事業報告」によると、2024年3月7日現在のJARL会員数は「正員」が50,948名(前年同期は53,089名)、「社団会員」が1,288名(同1,334名)、「家族会員」が1,018名(同1,098名)、「准員」が11,481名(同10,397名)の合計64,735名となっている。これは前年同期(2023年3月7日現在)の合計数(65,918名)と比較して1,183名減り、2年続けてJARL会員数は減少している。

 

 

◆年齢層別会員構成
 正員と家族会員の年齢層別会員構成は「5歳刻み」でグラフ化したものが掲載されている。

 

JARLの「令和5年度事業報告」に掲載されている2024年3月7日現在の正員と家族会員の年齢構成(※グラフを見やすくするため、画像加工などを施しています)

 

 最も多い正員は71~75歳の9,696名。それに続くのは66~70歳(9,665名)。さらに61~65歳(9,181名)、56~60歳(6,563名)と続く。下記グラフの通り、全体的に76歳以上では増加する一方、75歳以下は各年齢とも減少しており、特に56~60歳の減少が著しい。また40歳以下は合算してもわずか2.5%(1,302名)に過ぎず、前年同期より159名減少している。一方で71歳以上の会員は448名増加し18,649名と全体の36.6%となった。

 

2024年3月7日現在の正員年齢層別構成と、2023年3月7日現在のデータとの増減比較(hamlife.jp作成)

 

 

 下のグラフは今回発表された正員の年齢層別構成と、1年前(2023年3月7日現在)、2年前(2022年3月7日現在)、3年前(2021年3月7日現在)、4年前(2020年3月7日現在)、5年前(2019年3月7日現在)、6年前(2018年3月7日現在)、7年前(2017年3月7日現在)および8年前(2016年3月7日現在)のデータを比較してみたものだ。

 

 5歳刻みで発表されている影響も考えられるが、この8年間で76歳以上の会員数は増加する一方で71~75歳は減少に転じている。また70歳以下の全年代では減少傾向となり、特に46~50歳、51~55歳、56~60歳は大きく減っている状況が読み取れる。

 

 また「お試し入会キャンペーン」が実施されている25歳以下は、2021年以降で見てみると、2022年に15歳以下と21~25歳で若干の増加があったものの、それ以降は減少している。ただし同キャンペーン開始前の2016年3月7日時点と今回発表の2024年3月7日時点を比較してみると、16~20歳と21~25歳で増加し、さらに26~30歳の区分でも増加しているので、このキャンペーンは一定の効果があったと考えられる。

 

2024年3月7日現在の正員年齢層別構成と、1年前・2年前・3年前・4年前・5年前・6年前・7年前・8年前の同データを比較したグラフ。折れ線グラフは2023年3月7日現在のデータとの増減比較(hamlife.jp作成)

 

 

◆会員数増減グラフ
 平成24(2012)年3月から令和6(2024)年3月までの “ざっくりとした” 会員数増減グラフが掲載されているので紹介しよう。
 正員・社団会員・家族会員・准員の総計は、平成27(2015)年頃までは急激な右肩下がりが続いていたが、その後は減少に一定の歯止めがかかり、横ばいに近くなった。平成30(2018)年に入った付近から再び減少したものの、令和2(2020)年5月頃から増加に転じ、令和4(2022)年秋頃まで増加傾向が続いていたが、ここに来て再び大きく減少しているのがわかる。

 

 なお、平成25(2013)年と令和4(2022)年、令和6年(2023)に正員数が大きく減り、准員数が急増したのは、JARLが “会員台帳整備” を行ったことによるものだ。JARLは定款で正員要件を「電波法に規定するアマチュア局の免許を有する者」と定めており、総務省の「無線局等情報検索」サイトなどで会員のアマチュア無線局情報を確認、有効な局免許が確認できなかった会員にハガキを送り、返信がないなど免許の確認ができなかった場合は定款の規定(局免許を失った場合は準員にする)に基づいて准員に移行する措置を行っている。

 

JARLの「令和5年度事業報告」に掲載されている会員数増減グラフ

 

 

◆男女比、エリア別会員数
 正員、家族会員、准員を合算した「男女比」は、男子が61,459名で全体の96.9%。女子は1,988名で3.1%。今回は男女とも前年度よりも減少したが、男女の構成比率は前年度と変わらない。また前年度は女子の増減率がマイナス2.4%(50名減少)と大きかったが、今回はマイナス1.9%(38名減少)となっている。

 

JARLの「令和5年度事業報告」に掲載されている会員男女別構成

 

 エリア別会員数は下記の通り。前年度は関東、九州、信越の3地域で会員数が増加したが、今回は全エリアとも減少している。会員数に占める退会者数の割合が大きかった支部は北海道(3.1%)、東北(2.7%)、関西(2.2%)の順だった。

 

JARLの「令和5年度事業報告」に掲載されているエリア別会員数

 

 

◆無線従事者資格別分布
 正員と家族会員を「無線従事者資格別」で見てみると、昨年度までと同様、多い順に4アマ→3アマ→2アマ→1アマ→1・2総通→3総通→1・2陸技→航空通となる(不詳者を除く)。4アマの割合は年々減少し今回は27.7%(前年度は28.9%)に。一方で3アマの割合は26.8%(前年度は26.7%)に微増。2アマの割合は21.8%(前年度は21.3%)とこちらも増加している。増減率では4アマ(マイナス8%)、航空通(マイナス5.4%)、3アマ(マイナス3.7%)などの減少が大きく、その反対に1アマ、2アマ、1・2総通は増減率のマイナス幅が小さく “上級資格者ほどJARLを退会しない傾向” と言えそうだ。

 

JARLの「令和5年度事業報告」に掲載されている無線従事者資格別分布

 

 

◆QSL・SWLカード転送状況
 この1年間にJARL QSLビューローが取り扱った、QSL・SWLカードの転送状況を見てみよう。年間の処理枚数は975万9,387枚で、昨年度よりも1.1%(103,634枚)増加している。このうち国内転送枚数は838万2,228枚で、昨年度よりも5.3%増となった。
 外国転送枚数は68万9,868枚と昨年度よりも42万3,397枚(マイナス38.0%)の大幅減少となった。外国転送枚数の実績があるのは7月と3月のみで、その他の月は「0」となっている。これは国内向けの転送を優先し、外国局向けのQSL転送作業は年2回しか行っていないということだろうか?

 

JARLの「令和5年度事業報告」に掲載されているQSL・SWLカード転送状況

 

 なお、このデータは “ QSLビューローが当月転送作業を行った枚数 ” で、会員や海外局から ビューローへ到着したカードの枚数ではない 。2020年春のコロナ禍以降、アマチュア無線家の「おうちで無線」という風潮とFT8のブームにより、2020年夏にはRadio JARL.comで「わずか半月で50万枚もの転送用QSLカードがビューローに届いた」といった報告があったが、その後も月間100万~120万枚が届いたという。

 

 2024年のJARL発表によると、島根のQSLビューロには 約500万枚のカードが滞留 しているという。一方でQSLビューロー月間処理枚数の実績は70万枚程度だ。そのため、会員が国内局向けの転送QSLをビューローに送ると、相手の会員局のもとへ届くまでに10~12か月かかっている(2024年春現在)。こうしたことから、JARLでは2023年11月と2024年4月に「QSLカードの発行枚数見直し」を会員に呼び掛けており、2024年3月時点での月間到着枚数は55万枚程度になり、滞留は徐々に減っているという。

 

QSLビューローにおける、2023年と2024年の月間到着枚数の比較(hamlife.jp 2024年4月4日記事 より)。現在の滞留分が500万枚、月間の処理能力が70万枚とした場合、転送遅延解消には約3年かかる計算になる

 

 

◆JARL NEWS発送状況
 最後に機関誌「JARL NEWS」の発送状況を見てみよう。発行月平均で45,249部が各会員へ発送されていることがわかる。年度合計の前年比で947部の減少となった。
 なお3月31日現在で「コールサイン@jarl.com」のE-mail転送サービスの利用者は30,325名(前年比で242名の増加)、毎月5日と20日に送信される「JARLメールマガジン」の配信数は32,658件(前年比で284件の増加)であることが公表された。

 

 会員のほぼ半数が、E-mail転送やメールマガジンの購読などインターネットを日常的に利用していると推測できる一方、高齢の会員は現在も年4回郵送されてくるJARL NEWSを連盟情報を知る手段にしていると考えられる。

 

JARLの「令和5年度事業報告」に掲載されているJARL NEWSの発送状況とE-mail転送サービス、JARLメールマガジンの購読者数

 

 なお、ここで紹介したデータが掲載されているJARLの「令和5年度事業報告」は、現時点では一般会員向けには公開されていない。

 

 

こちらの記事も参考に↓(2024年4月4日掲載)
<「引き続き “発行枚数見直し” にご協力を」と呼び掛け>JARLが「QSLカード転送遅延が改善しつつある」と会員へ現状報告

 

 

 

●関連リンク:
・JARL Web
・局免許が確認できない会員の調査と准員移行措置について(JARL Web)
・転送作業の様子をリポート!QSLビューロー(島根県)訪問 PDF(JARL Web/JARL NEWS特集&企画ダイジェスト)

 

 

 

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feed <写真投稿>JARL神奈川県支部主催、技術講習会「パソコンによるコンテストロギング講座(CTESTWIN)」の模様 (2024/6/12 12:05:47)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)神奈川県支部は2024年5月25日、横浜市中区の県立かながわ労働プラザで、技術講習会「パソコンによるコンテストロギング講座(CTESTWIN)」開催した。講師は同支部のPCロギングスペシャリスト JN1DNV 山岸氏を中心に支部役員のコンテスターチームで行い、参加者全員が操作に慣れ、PCによるコンテストロギングを行えるようになったという。同支部の関係者から届いた写真で紹介しよう。

 

 

技術講習会「パソコンによるコンテストロギング講座(CTESTWIN)」開催風景

 

 

 2024年5月25日、横浜市中区の「神奈川県立かながわ労働プラザ」にて、技術講習会「パソコンによるコンテストロギング講座(CTESTWIN)」を開催いたしました。

 

 この講座は6月に開催される支部主催の「オール神奈川コンテスト」の直前ということで、手書きログよりもスピーディでミスも少ないパソコンによるコンテストロギングの基礎を、対応するコンテストの種類が多く利用者も多い「CTESTWIN」を使って講習を行うというもので、PCロギング未経験の方から、より一層の高みを目指す方までご参加いただきました。

 

 講師は神奈川県支部のPCロギングスペシャリスト JN1DNV 山岸氏を中心に、支部役員のコンテスターチームで行いました。

 

説明を行うJN1DNV 山岸氏

 

 講義はアプリケーションのダウンロード、インストールから、基本的な設定、便利な機能の使い方、コンテストログの提出、CTESTWINからのリグコントロールまで、全員が持参したノートPCを使って実際の入力作業を行いながら進めるという、内容の濃い講習会となりました。

 

インストールの仕方からわかりやすく説明

参加者はみな真剣

 

 講習の後半には参加者全員が操作にも慣れ、PCによるコンテストロギングを行えるようになりました。

 

参加者の集合写真

 

(レポート:JARL神奈川県支部 JG8GZJ 林氏)

 

 

 

●関連リンク:
・技術講習会「パソコンによるコンテストロギング講座(CTESTWIN)」(JARL神奈川県支部)
・JARL神奈川県支部

 

 

 

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feed <改正された規約に注意!> 6月15日(土)9時から48時間にわたり「第65回 ALL ASIAN DXコンテスト(電信部門)」開催 (2024/6/12 11:30:57)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)主催、総務省後援による「第65回 ALL ASIAN DXコンテスト(電信部門)」が、日本時間の2024年6月15日(土)9時から17日(月)9時までの48時間にわたり開催される。同コンテストは2023年からコンテストで交換するナンバーを、性別を問わずオペレーターの “年齢” か “01” に変更している。また今回から「世代別オーバーレイ賞」の年齢区分と賞状贈呈局の範囲を変更しているほか、共通規約にも修正が図られ「コンテスト期間中およびコンテスト終了後に自局の運用情報をアマチュア無線以外の手段(電話、電子メール等)を使って他者に伝える行為を禁止する」の項目は削除されるなど、多数の変更点がある( 2024年6月5日記事 )。

 

 

 

 JARL主催による「アジア対全世界」の国際コンテストとして知られる「ALL ASIAN DXコンテスト」。その電信部門が、日本時間の6月15日(土)9時から17日(月)9時までの48時間、160m、80m、40m、20m、15m、10mの各バンドで開催される。

 

 本コンテストは、コンテストナンバーに“オペレーターの年齢”が入るユニークなもので有名だが、2023年からオペレーターの年齢のほかに、性別を問わず固定のナンバー”01”のどちらかの選択ができるようになった(以前はYL局のみオペレーターの年齢か固定ナンバー“00(ゼロゼロ)”の選択が可能だった)。また2023年から設けられた、年齢別ナンバーを送ったJA(日本)局対象の「世代別オーバーレイ賞」は、 今回から区分を「20歳未満/20歳以上40歳未満/40歳以上60歳未満/60歳以上80歳未満/80歳以上」とし、賞状は世代別上位3位までに変更 されている。

 

 さらにお今回のコンテストからコンテスト共通規約が一部変更され、これまでの「自局の運用情報をWebクラスターにアップロードするセルフスポッティングやスポットを依頼する行為を禁止する」は「 コンテスト期間中に自局の運用情報をWebクラスターにアップロードするセルフスポッティングや、携帯電話、メ ール、チャット、SNS などのアマチュア無線以外の手段を用いて伝える行為、ならびにそれを依頼する行為を禁止する 」に変更、また「コンテスト終了後に、データベースや録音、電子メールまたはその他の手段を使って交信ログを作ったりあるいは交信を確認したり、コールサインやナンバーを修正することを禁止する。ただし、手書きログを電子ログ化する作業はこれに含まれない」は「 コンテスト終了後にログを修正することを禁止する。ただし、誤入力の修正、電子ログのフォーマット変更や手書きログを電子ログ化する作業はこれに含まれない 」に改められた。

 

 その一方、参加者から疑問の声が上がっていた 「コンテスト期間中およびコンテスト終了後に自局の運用情報をアマチュア無線以外の手段(電話、電子メール等)を使って他者に伝える行為を禁止する」の項目は削除 されている。

 

 

 現在、アジア州内には規約によると現在55のエンティティーが存在する。アジア州内の参加局は、各バンドで交信した局の「DXCCリスト」による異なるエンティティー数(ただし同一エンティティー内を除く)が、またアジア州以外の参加局は、各バンドで交信したアジア州の局の「WPXコンテストルール」による異なるプリフィックス数がマルチプライヤーとしてカウントされる。

 

 書類提出締め切りは2024年6月30日(日)必着。詳しいコンテスト規約は、下記の関連リンク「第65回 ALL ASIAN DXコンテスト規約」で確かめてほしい。

 

 

第65回 ALL ASIAN DXコンテスト 電信部門の規約(一部抜粋)

アジア州内には現在55のエンティティーが存在する

 

 

↓この記事もチェック!

 

<JARLコンテスト委員会が規約の一部改正・変更項目を告知>「ALL ASIAN DXコンテスト」でJA局世代別に贈る「オーバーレイ賞」の条件変更など

 

 

 

 

●関連リンク:
・第65回 ALL ASIAN DXコンテスト規約 (JARL Web)
・ALL ASIAN DXコンテストの規約改正点(JARL Web/PDF形式)
・JARLコンテスト委員会が行った意見募集結果と規約改正について(JARL Web/PDF形式)

 

 

 

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feed JARL山梨県支部、6月16日(日)に「令和6年度 山梨ハムの集い」を甲府市で開催 (2024/6/12 10:30:22)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)山梨県支部は、2024年6月16日(日)に「令和6年度 山梨ハムの集い」を甲府市の甲府市健康の杜センター アネシスで開催する。詳細は同支部のWebサイトで下記のように発表されている。

 

 

 

●JARL山梨県支部「令和6年度 山梨ハムの集い」

 

◆日時: 2024年6月16日(日)13:30~16:30(受付:12:30~)
 ※受付開始までは入場できませんのでご注意ください

 

◆会場: 甲府市健康の杜センター アネシス 多目的室
 甲府市下向山町910 電話 055-266-6400)
 ※要上履き(会場備え付けはありません。もし下駄箱にあればそれは他人のスリッパです)

 

◆参加申し込み: 不要(会員資格に関係なくどなたでもご参加いただけます)

 

◆交通: 甲府駅から豊富行バスで間門(まかど)下車(乗車約30分)、駐車場あり

 

◆内容:
・第60回山梨非常通信コンテスト表彰
 60回記念参加賞をお渡しします

 

・支部運営関係
 令和5年度事業報告並びに収支決算報告
 令和6年度事業計画ならびに予算(案)
 その他

 

・講演会 「Hamlogをはじめよう(仮題)」
 JG1MOU 浜田 博氏(Turbo Hamlogと関連ソフト作者)

 

・お楽しみ抽選会
 参加者全員が各1票 ただし上位賞品は会員のみ
 抽選時(コール・お名前読み上げ時)本人不在なら当選無効・景品なし(代理受け取り不可)

 

◆その他 :
・ジャンク交換会

 

・QSLカード転送受付(会員のみ)
 提出要領を満たさない場合には受け付けできません。ご協力よろしくお願いいたします。

 

・入会・継続会費受付
 継続会費の納付受付をいたします。払い込み手数料が不要になりお得です
 イベント入会特典 入会金無料(正員、准員、社団員)
 22歳未満の方はは入会金と会費1年分が無料

 

 

 

●関連リンク: JARL山梨県支部「ハムの集い(支部大会)」

 

 

 

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