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link hamlife.jp hamlife.jp (2025/12/12 3:05:31)

現在データベースには 7538 件のデータが登録されています。

feed 一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)の厳しい実状が数字で判明&月刊「ラジオライフ」誌が隔月化へ--6月22日(日)~6月28日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 (2025/6/29 9:30:30)

先週のアクセスランキング1位は「<この1年で会員は1,701名減少、正員の4割が71歳以上、QSLビューローは処理能力が18.6%低下>JARLの令和6年度末『年齢層別会員構成』『QSLカード転送処理枚数』などが判明」。今年(2025年)4月、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が関係者に配布した「令和6年度(2024年4月1日~2025年3月31日)事業報告」で判明した、2025年3月7日現在のJARL会員数と年齢層別の構成、男女比、無線従事者資格別分布、QSLカード転送枚数などの情報。会員の顕著な高齢化と減少傾向の拡大や、QSL・SWLカードの年間処理枚数(※転送作業を行った枚数のこと。ビューロへの到着枚数ではない)が昨年度よりも18.6%減少していることが関心を集めた。

 

 

JARLの正員と家族会員の年齢層別会員構成を「5歳刻み」のグラフで公開(2025年3月7日現在)

島根県出雲市のJARL QSLビューローの転送作業風景(JARL Webより)

 

 

 続く2位は、戦後、日本でアマチュア無線が再開してからわずか5年、アマチュア無線家のコールサインはみなサフィックスが2文字、無線機はほとんどが自作という、1957(昭和32)年当時の貴重なシーンの数々が登場するニュース映像が、大手動画共有サイトのYouTubeで公開された話題。このニュース映像は「毎日世界ニュース」が映画館での放映用(昔の映画館では本編の映画の前に、短いニュース映画を放映する時間があった)として制作したもので原題は「盛んなアマチュア無線熱」。JARL会長を務めたJA1FG 梶井謙一氏の自宅や、八重洲無線の創業者で当時29歳のJA1MP 長谷川佐幸氏などが登場している。

 

 

「Japan’s Nostalgic Films」が、YouTubeで1957(昭和32)年のアマチュア無線家の交信風景を「【昭和の日本】アマチュア無線が大ブーム!お坊さんも夢中&南極と交信する人も | 不正電波も横行 | 1957年」というタイトルで公開

 

 

 3位は、株式会社三才ブックスが、2025年6月25日に発行した月刊誌「ラジオライフ 2025年8月号」の新刊情報だが、その中で、44年間続いてきた同誌の月刊発行が2025年12月号(10月25日発売)をもって終了となり、2026年は “隔月刊誌” として偶数月(2025年12月、2026年2月、4月、6月…)に刊行していくという重要告知があり、Yahoo!ニュースでも取り上げられるほど大きなニュースとなった。昨今の出版業界を取り巻く厳しい状況が背景にあると見られ、同社はその目的を「昨今の読者ニーズの多様化とコンテンツ品質のさらなる向上」のためとし、ラジオライフ編集部は「今後も生き残っていくために、総合的に判断した結果です」と説明している。

 

 

月刊「ラジオライフ」2025年8月号に掲載された、隔月刊化の告知より。なお隔月刊化に伴う定期購読サービスの内容改定については同誌209ページで案内されている

 

 

 

※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。

 

 

1)<この1年で会員は1,701名減少、正員の4割が71歳以上、QSLビューローは処理能力が18.6%低下>JARLの令和6年度末「年齢層別会員構成」「QSLカード転送処理枚数」などが判明

 

2)<戦後のアマチュア無線再開から5年後>YouTube「1957(昭和32)年 盛んなアマチュア無線熱-毎日世界ニュース-」で当時を伝える貴重な映像を公開

 

3)<悲報…12月号(10月25日発売)をもって “月刊での発行” を終了へ>三才ブックスが月刊「ラジオライフ」2025年8月号を刊行

 

4)【速報】JARDの新会長に種村一郎氏(JG2GFX)が就任

 

5)【結果追記】<6月22日(日)13時から開催>JARL、「第14回定時社員総会」の議案書、社員提出の準備書面と回答などを公開

 

6)<開会前、森田会長(JA5SUD)が説明とお詫び>JARL、「第14回定時社員総会」開催速報を掲載

 

7)<記念局「8K3EXPO」と「JA3XPO」と多くのバンド&モードで交信>大阪・関西万博記念局実行委員会が「EXPO2025記念アワード」を8月1日から2026年3月31日まで発行

 

8)<米国時間の6月27日から7月2日までサービス停止>ARRLが「LoTW」のシステム更新を発表

 

9)<利用者の禁止事項、JARL側の免責事項など9条28項目>JARL、Eメール転送サービスの「ガイドライン」を「利用規約」に改定

 

10)【ハムフェア2025】<3Y0Kブーベ島DXペディション、SV1GA/A顛末…ほか>FEDXP、著名DXペディショナーを迎えて8月23日(土)に行うDXセミナーと懇親会の参加者を募集

 

 

 

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feed <富士山世界文化遺産登録を祝して交信を楽しもう>ふじのくに静岡アマチュア無線グループ、7月1日(火)から7月10日(木)まで「富士山2025コンテスト」開催 (2025/6/28 10:30:00)

ふじのくに静岡アマチュア無線グループ(JJ2YLX)は、「富士山世界文化遺産登録を祝し、全国のアマチュア無線局との交信を楽しむ」をテーマに、2025年7月1日(火)0時から7月10日(木)23時59分までの10日間にわたり、「富士山2025コンテスト」をすべてのアマチュア無線バンドでアマチュア無線局を対象に開催する。コンテストの日程は、山梨県側(7月1日ごろ)と静岡県側(7月10日ごろ)の“富士山の山開き”にちなんだもので、世界文化遺産登録10周年を記念して2023年からスタートした。

 

 

 

 

 参加部門・種目は、静岡県内で運用する「県内部門」と、静岡県外で運用する「県外部門」の2つで、交信の相手は、県内運用局は国内すべてのアマチュア無線局、県外運用局は静岡県で運用するアマチュア無線局。通常QSOでも、コンテストナンバーを交換した場合は、コンテストとして有効となる(その場合は「富士山コンテスト」の旨を伝えること)。

 

 コンテストナンバー交換は、県内局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「静岡県内市区町の番号(または静岡県内市区町名)」、県外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「都道府県番号の上2桁」。得点は完全な交信につき1点(同一日で、同一局で、同一QTHに対して1交信が有効)。同一局でも、日にちが変われば1交信として有効となる。

 

 書類の提出締め切りは8月31日(日)まで(消印有効)。電子ログの場合はタイムスタンプで判断する。なお「指定の電子申請を推奨します(ホームページに掲載します)」「電子申請のアプリは、HAMLOGのQSOデータから読み込みます」「手書きの場合は、A4版JARLコンテスト様式で、ログシートはバンドごとに分けて記載、同一バンド内は時刻順に記載してください」と案内している。

 

 表彰状と参加賞は上位賞10位まで、それ以外は参加賞を贈呈。詳しくは下記の関連リンクから「富士山2025コンテスト規約」で確認してほしい。

 

 

「富士山2025コンテスト」の規約

 

 

●関連リンク:
・富士山2025コンテスト規約
・ふじのくに静岡アマチュア無線グループ

 

 

 

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feed 6月に入って1エリアで4回目の更新。一方で2エリアは5月2日以来更新なし---2025年6月28日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 (2025/6/28 9:30:50)

日本における、2025年6月28日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局から、6月に入って4回目の更新発表があった。その一方で、2エリア(東海管内)の東海総合通信局からは、5月2日時点の発給データを最後に、未だ更新発表が行われていない。

 

 

 

 各総合通信局および沖縄総合通信事務所が公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。

 

 

 

 

 ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。

 

 その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。

 

 さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。

 

 また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。

 

 しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。

 

 このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<0エリア(信越管内)で「JJ0」のプリフィックスの割り当てが終了>令和7(2025)年1月24日発給分(免許の年月日)で「JK0AAA」から「JK0AAC」までの3局を確認

 

【追記:三巡目の「JL1AAA」発給】<「令和6(2024)年3月21日付」の発給から>1エリア(関東管内)、「JK」のプリフィックスが終了し「JL1AAY(三巡目)」からの割り当て開始が判明

 

<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給

 

<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始

 

 

 

●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・JL1の再々割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 

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feed <開会前、森田会長(JA5SUD)が説明とお詫び>JARL、[第14回定時社員総会」開催速報を掲載 (2025/6/28 8:30:03)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は2025年6月27日、東京都千代田区で6月22日(日)に開催した「第14回定時社員総会」の開催内容を公式サイトのJARL Webに掲載した。総会に上程された9つの議題の概要と採決結果などを紹介している。

 

 

 

 

 JARLは毎年6月に、社員(一部地域で欠員があるため、現在の総数は134名)が集まって、連盟の前年度決算をはじめ、さまざまな事項を審議する最高議決機関「定時社員総会」を開催している。今年は隔年実施の通常選挙が行われない年なので、役員(理事、監事候補者)の選任はないが、定款の一部改正など9つの議題が上程され、3つの報告事項と共に審議された。

 

 総会の審議は、議題を1つずつ取り上げていくのが基本だ。まず執行部(会長、専務理事など)が議題の趣旨や提案の背景を説明。続いて社員が事前に質問事項や意見をまとめて事務局に提出(※任意)した「準備書面」について、執行部や事務局が口頭で回答。その後に準備書面以外の質問を受け付けるという形式でこれまでは進行していた。

 

 しかし昨年の第13回定時社員総会からは、時間短縮のために、準備書面の内容とそれに対する回答は総会直前に会員専用ページで公開されるようになり、当日の審議では準備書面以外の質問や要望を受け付ける形式で進行するようになった。

 

 当日の議事の中で出された質問と回答は、今回JARL Webで公開した「第14回定時社員総会開催速報」には掲載されていない。掲載されているのは総会冒頭で行った「議長団の指名」「総会成立審査」「議事録署名人」についてと、上程された9つの議題の概要と採決結果などに限られている。詳しい質疑応答などは数か月後に公式文書として会員専用ページで公開される「社員総会速記録」を待つことになる。

 

JARL Webに掲載された第14回定時社員総会の開催速報より

 

 

 

 なお今回は、総会開催の10分前に森田JARL会長がマイクを持ち、昨年10月に山形県で開催された「ハムミーティング in 南陽」(JARL山形県支部主催)の会場で、来賓として出席した森田会長が “自分のものではないハンディ機”で、イベント参加者と交信を行ったことについて経緯を説明しお詫びを述べた。その発言全文も記事内に掲載している。

 

 

総会開始前、出席社員に経緯を説明し、お詫びを述べる森田JARL会長

 

 JARLでは過去にも「理事が海外で正式免許を得ずに運用し、現地の官憲から事情聴取を受けたらしい」「2アマ資格の会長が、記念局の開局セレモニーでリニアアンプがONになっているのに気付かなかった」などが後日発覚し問題になったことがある。JARL要職にある者は慎重の上にも慎重を期し、他局の規範となる行動が求められるのは言うまでもないことだろう。

 

 

 

●関連リンク:
・JARL第14回定時社員総会開催される(速報)(JARL Web)
・第14回定時社員総会議案等について(JARL Web)
・「山形県ハムミーティング In 南陽」開催報告(JARL山形県支部)

 

 

 

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feed <青森県黒石警察署と共同で取り締まり>東北総合通信局、免許を受けずにアマチュア無線機を設置し不法無線局を開設していた運転手(48歳)を摘発 (2025/6/27 18:00:27)

6月25日、東北総合通信局は青森県黒石市内において青森県黒石警察署とともに不法無線局の取り締まりを行い、免許を受けずにアマチュア無線機を設置し不法無線局を開設していた青森県黒石市在住の運転手(48歳)を電波法違反容疑で摘発した。

 

 

令和7年度電波利用環境保護活動用のキャッチコピー「『バレなきゃ平気』は通用しません。アマチュア無線、業務での使用は違法です」PRポスター

 

 

 

東北総合通信局が発表した内容は次のとおり。

 

 

 東北総合通信局は、6月25日(水)、青森県黒石警察署と共同で、青森県黒石市内において車両に開設した不法無線局の取り締まりを実施し、1名を電波法違反容疑で摘発しました。

 

1.被疑者の概要等
 自己の運転する車両に不法無線局(免許を受けていないアマチュア無線用の無線設備)を開設していた青森県黒石市在住の運転手(48歳)

 

2.適用法条

 

(1)電波法第4条(無線局の開設)
 無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)

 

(2)電波法第110条(罰則)
 次の各号のいずれかに該当する場合には、当該違反行為をした者は、1年以下の拘禁刑又は100万円以下の罰金に処する。
 一 第4条の規定による免許(中略)がないのに、無線局を開設したとき。(以下略)

 

 

 

 東北総合通信局は「電波利用環境保護のため、今後も捜査機関の協力を得て、不法無線局の取締りを行っていく方針です」と説明している。

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成

 

 

 

<取り締まり対象者を明確化>総務省がアマチュア局の免許人(約35万通)に注意喚起ハガキ「-重要- アマチュア無線は仕事に使えません!」を送付

 

総務省は社団局も含めすべてのアマチュア局の免許人に対して、「アマチュア無線をご利用の皆さまへ、大事なお知らせがあります」というハガキを送付した

 

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

●関連リンク: 東北総合通信局 電波法違反の容疑で1名を摘発-青森県黒石警察署と共同取締り-

 

 

 

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feed <戦後のアマチュア無線再開から5年後>YouTube「1957(昭和32)年 盛んなアマチュア無線熱-毎日世界ニュース-」で当時を伝える貴重な映像を公開 (2025/6/27 12:05:54)

大手動画共有サイトのYouTubeで、1950~1970年代に制作された日本のニュース番組の映像を配信している「Japan’s Nostalgic Films」が、1957(昭和32)年のアマチュア無線家の交信風景を「【昭和の日本】アマチュア無線が大ブーム!お坊さんも夢中&南極と交信する人も | 不正電波も横行 | 1957年」というタイトルで公開している。戦後、日本でアマチュア無線が再開してからわずか5年。登場する無線家はサフィックスが2文字、無線機はほとんどが自作という時代の貴重なシーンの数々が無線家の間で話題になっている。

 

 

(Japan’s Nostalgic Films YouTubeチャンネルから)

(Japan’s Nostalgic Films YouTubeチャンネルから)

 

 このニュース映像は「毎日世界ニュース」が映画館での放映用(昔の映画館では本編の映画の前に、短いニュース映画を放映する時間があった)として制作したもので、原題は「盛んなアマチュア無線熱」となっている。

 

 ニュース映像の冒頭には、1959(昭和34)年から1967(昭和42)年まで、当時の社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)会長を務めたJA1FG 梶井謙一氏の自宅や、1957年に東京の西武クラブが作った「ハム女子大」(第1期は120名、第2期は300名の女性がハムの仲間入りを目指して受講)で校長を務めたJA1KC 小宮幸久氏のシャックが登場。さらにコールサイン不詳だがYL局や僧侶がアマチュア無線を楽しんでいる姿を紹介した。

 

 

(Japan’s Nostalgic Films YouTubeチャンネルから)

(Japan’s Nostalgic Films YouTubeチャンネルから)

(Japan’s Nostalgic Films YouTubeチャンネルから)

(Japan’s Nostalgic Films YouTubeチャンネルから)

 

 

 続いて3エレ八木があるシャックで南極・昭和基地と交信しているのは、当時29歳のJA1MP 長谷川佐幸氏(八重洲無線の創業者)だ。交信相手の昭和基地側は第一次南極越冬隊のJA1JG 作間氏と思われる(当時は南極に開設する日本のアマチュア局に8Jプリフィックスを発給する習慣がなかった)。ちなみに長谷川氏がSSBモードに着目し、八重洲無線が初めて「A型SSBゼネレーター」を発売するのは3年後の1960(昭和35)年のことだ。

 

 

(Japan’s Nostalgic Films YouTubeチャンネルから)

(Japan’s Nostalgic Films YouTubeチャンネルから)

(Japan’s Nostalgic Films YouTubeチャンネルから)

 

 

 シーンが変わり、「電波監理局にはブームに乗って願書が殺到しています」というナレーションとともに、郵政省関東電波監理局(現在の総務省関東総合通信局)の担当部署に山積みされた2アマの受験申請書類(当時のアマチュア無線資格は1アマと2アマしかなかった)と、それらを整理する職員が映った。

 

 また、当時から不法無線局の電波監視(監聴)が行われていたようで、地図を広げて電波の強さをプロットしている様子や、大きな機材を持って深夜に発信源を探し回る様子は今では考えられない貴重な映像だ。

 

 

(Japan’s Nostalgic Films YouTubeチャンネルから)

(Japan’s Nostalgic Films YouTubeチャンネルから)

(Japan’s Nostalgic Films YouTubeチャンネルから)

(Japan’s Nostalgic Films YouTubeチャンネルから)

(Japan’s Nostalgic Films YouTubeチャンネルから)

 

 

 後半ではテントを張って和気あいあいと移動運用を楽しみ、キャンプファイヤーを囲むシーンも見られた。使用しているポータブル機は自作機だろうか。まだ江角電波研究所の50Mcポータブル機は発売されていなかった時代だ。
 ちなみに井上電機製作所(現在のアイコム)から50Mcのポータブル機「FDAM-1」が登場するのは1964(昭和39)年。トリオ(現在のJVCケンウッド)が「TR-1000」を発売するのは1966(昭和41)年だ。

 

 このニュース映像では全国のアマチュア無線局数を「およそ5,000局」と説明している。日本のアマチュア無線はこの映像公開から1年後の1958(昭和33)年春に、入門用の「電話級アマチュア無線技士」「電信級アマチュア無線技士」の2資格が追加されて初の国家試験を実施。以降は飛躍的に人口が増加していくことになる。

 

 

(Japan’s Nostalgic Films YouTubeチャンネルから)

(Japan’s Nostalgic Films YouTubeチャンネルから)

(Japan’s Nostalgic Films YouTubeチャンネルから)

 

 

●【昭和の日本】アマチュア無線が大ブーム!お坊さんも夢中&南極と交信する人も | 不正電波も横行 | 1957年(Japan’s Nostalgic Films YouTubeチャンネル)
※画面をクリックすると動画がスタートします。

 

 

 

 

 

 

●関連リンク:
・【昭和の日本】アマチュア無線が大ブーム!お坊さんも夢中&南極と交信する人も | 不正電波も横行 | 1957年(Japan’s Nostalgic Films YouTubeチャンネル)
・アマチュア無線年表(JARL Web)
・アマチュア無線の歴史(ウィキペディア)

 

 

 

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feed <QRP運用(出力5W以下)の国内IC-705ユーザー対象>東京QRPers主催&アイコム協賛、7月1日(火)0時から6日(日)24時まで「第5回 IC-705ユーザーQSOパーティ」開催 (2025/6/27 10:00:37)

東京QRPers主催、アイコム株式会社の協賛による「第5回 IC-705ユーザーQSOパーティ」が、7月1日(火)0時から6日(日)23時59分までの6日間にわたり、1.9MHz帯から430MHz帯(CW/SSB/AM/FM/DV)のアマチュアバンドで開催される。参加できるのはQRP(出力5W以下)で運用する国内のIC-705ユーザー(自局はIC-705を使用すること)、交信相手は国内外のアマチュア無線局(出力は問わない)となっている。獲得ポイントの合計が20pt以上かつIC-705ユーザーレポートを提出した局 には参加賞を進呈する予定としている。

 

 

HF~430MHz帯ポータブル機「IC-705」。軽量・コンパクトさで人気を博している(アイコム株式会社「IC-705特別サイト」から)

 

 2021年から始まった「IC-705ユーザーQSOパーティ」は今回で5回目を数える。呼び出し方法は一般QSOなので特に指定はなく、呼び出し符号への「/QRP」付加は参加局のポリシーに委ねるとしている。

 

 レポート交換は、一般QSOにつき自局・相手局ともに「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」で、「ボーナスポイントを取得するときは相手局の使用リグ名称の情報を得て、ログシートに備考欄を設け記載する」「他コンテスト参加の場合はそのコンテストのナンバー交換とする。参加した他コンテスト名称をサマリーシートの意見欄(コメント欄)に記載する」としている。

 

 IC-705同士の交信や、IC-705以外のアイコム製トランシーバーとの交信はボーナスポイントがある。また7月5日にQRVしたときは1交信につきポイント5倍になる。得点ポイントの合計が20pt以上かつIC-705ユーザーリポートを提出した局を対象に、参加賞のほか抽選で副賞が贈られる予定だ。

 

 QSOパーティーにつき、得点並びに順位付けは行わない。電子ログの提出は7月31日(木)まで。郵送での受け付けは行わない。

 

 下記の関連リンクから「第5回 IC-705ユーザーQSOパーティ規約」を必ず確認して参加してほしい。

 

 

「第5回 IC-705ユーザーQSOパーティ」の規約(一部抜粋)

 

 

●関連リンク:
・第5回 IC-705ユーザーQSOパーティ規約(PDF形式)
・IC-705トランシーバー(アイコム株式会社)

 

 

 

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feed <NHK放送技術研究所の一般公開に参加>アマチュア無線番組「QSY」、第232回放送をポッドキャストで公開 (2025/6/27 8:30:52)

神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・3・5金曜日に流され、第2・第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2017年7月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。

 

 

 

 2025年6月20日の第232回放送は、JK1BAN 田中氏の「今週の活動報告」は、リスナーからのメール紹介(京都駅で見かけた原付バイクのナンバープレートについて)。続いて田中氏がNHK放送技術研究所の一般公開(5月29日~6月1日)の模様を報告した。

 

 JH1OSB 小濱氏の「無線は自作でより楽しくなる」は、リスナーからのメール紹介(沖縄でロングパス伝搬とショートパス伝搬を同時体験した思い出)。さらに「ハムフェア2025」のQSYブースで展示予定の基板などを紹介した。また番組のエンディングでもリスナーからのメールを紹介した。

 

 番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。

 

 

 

●関連リンク:
・QSY 第232回放送
・QSY Facebookページ
・QSY Xアカウント
・QSY 番組案内ページ

 

 

 

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feed 【速報】JARDの新会長に種村一郎氏(JG2GFX)が就任 (2025/6/26 16:00:51)

一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は2025年6月26日、東京都内で「第15回定時評議員会」および「第40回理事会」を開催し、2016年11月から会長を務めてきた三木哲也氏(JA1CIN)の任期満了に伴う新会長として、種村一郎氏(JG2GFX)を選任した。

 

 

JARD新会長に就任した種村一郎氏(写真提供:JARD)

 

 

 JARD新会長に就任した種村氏は1945(昭和20)年2月生まれの80歳。建設コンサルタント会社で海外事業部門のアドバイザーを務めている。アマチュア無線関係ではJARL(一般社団法人 日本アマチュア無線連盟)の愛知県支部長、理事、副会長などを歴任(現在は参与)。2015(平成27)年6月から今年6月1日までの10年間、JARDの評議員も務めた。

 

 JARDは1991(平成3)年3月の発足。「アマチュア局に係る無線設備の技術基準の適合証明」「アマチュア局に係る技術基準の適合保証」「アマチュア無線に関する無線従事者の養成」「アマチュア無線に関する電波利用秩序の維持への協力」を主な事業としている。初代会長は原 昌三氏(JA1AN、故人)で、2代目会長は有坂芳雄氏(JA1HQG)、3代目会長は三木哲也氏(JA1CIN)。種村氏は4代目の会長となる。 なお三木氏は6月26日付けで顧問に就任した。

 

 

 

●関連リンク:
・JARDとは(JARDホームページ)

 

 

 

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feed <ログ提出は郵送のみ、クラスタの使用(活用)や掲載など禁止>筑南アマチュア無線クラブ(JQ1YRB)、7月1日(火)から10日間にわたり「第19回 七夕コンテスト」開催 (2025/6/26 11:00:34)

茨城県の筑南アマチュア無線クラブ(JQ1YRB)は2025年7月1日(火)0時から7月10日(木)23時59分までの10日間にわたり、日本国内で運用する(JD1を含む)アマチュア個人局を対象に、3.5MHz帯から430MHz帯のアマチュアバンドの電話(SSB/FM/AM)と電信(CW)で「第19回 七夕コンテスト」を開催する。なお、いまオンエアーしているJA局の情報がリアルタイムにわかる掲示板「クラスタ(アマチュア無線局のリアルタイム運用情報掲示板)」の使用(活用)や掲載などを禁止しているほか、ログ提出は“郵送のみ受け付ける”としている。

 

 

 

 

 種目は電話と電信の「オールバンド」と、電話のみの「シングルバンド」で、参加部門は「一般局部門(OM、およびYL)」のほか、同クラブのボーナス局やメンバー局、サポート局を含む「メンバー局部門(OM、およびYL)」の2つ。いずれもログ提出には期間中に20局以上の交信が必要。

 

 得点はDX局、国内YL局、国内記念局、ボーナス局など交信相手局により細かく設定されており、提出時のコンテストログの備考欄に、それぞれ該当する記号と得点の記入を赤文字(赤線引きでも可)で記載する必要がある。赤文字表示がない場合は、すべて1点扱いとされる。

 

 参加部門と種目ごとに申請局数が10局までは1位、11局から20局までは2位、21局以上は3位まで、各入賞者にはA4版の賞状が贈られる。さらに各部門ごとに末尾7位(7/17/27/37…など)には「短冊賞」が、また7回参加(失格者は除く。順位を付された方)して順位が付与された局には「天の川賞」がそれぞれ贈られる。

 

 ログ提出者は、指定のシートとともに必ず100円切手2枚(計200円分)を同封のこと。順位を記入した結果発表と、次回のコンテストの案内書、賞状などを送るため厳守(切手を同封していない場合は失格事由に該当)。ログの提出は7月31日(木)の消印有効まで。

 

 そのほか細かなルールがあるので、詳しくは「第19回 七夕コンテスト規約」で確認してほしい。

 

 

「七夕コンテスト(第19回 七夕コンテスト)」の規約

 

 

●関連リンク:
・第19回 七夕コンテスト規約
・七夕コンテスト・会員表
・専用(指定)ログ作成ソフト等の資料
・七夕コンテストのページ
・筑南アマチュア無線クラブ

 

 

 

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