無線ブログ集
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JG6DMH・ふくおかNX47のブログ
(2026/7/31 3:35:08)
現在データベースには 217 件のデータが登録されています。
非常通信と、eQSOの正直なところ
(2026/7/29 16:52:46)
熊本の地震のあと…
昨日の熊本の地震のあと、あるユーザーさんから「非常通信のために、チャンネルを空けておいてほしい」というお話が出ていました。
ありがたい話です。いざというときに役に立ちたいというのは、無線をやっている者なら誰でも持っている気持ちですから。
ただ、サーバーを預かっている側として、正直に書いておかないといけないことがあります。
うちのサーバー、そんな立派なものじゃないんです。
うちのサーバー、こんなもんです
以前、 特小久留米レピーターの自宅側の様子 という記事を書きました。ゲートウェイはヤフオクで安く買ったノートPC、サーバーはシャックの隣の部屋に置いた別のPC、と紹介しています。
ところが今は、その隣の部屋のサーバー機も止めてしまいました。ゲートウェイと同じノートPC一台で、両方動かしています。
つまり、ヤフオクで買った中古のノート一台に、全国のみなさんが乗っかっている状態です。
あのとき「24時間止まらないことが肝心です」と書きました。
書いたんですが、止まらない保証なんて、どこにもないんですよね。
電源は普通の部屋の普通のコンセントです。UPS、ありません。発電機、すぐ使えません。回線は一般家庭用の光で、冗長化なんて言葉とは無縁。管理者は私ひとりですから、旅行にでも出ていたら再起動すらできません。
久留米が停電したら、はい、そこで終わりです。ルーターが機嫌を損ねただけでも終わります。
災害に強いどころか、平常時ですらいつ落ちてもおかしくない。これ、謙遜じゃなくて、ただの事実です。
無線とVoIPは、そもそも別モノ
古くからのユーザーさんからも「このネットワークはインフラに頼るVoIPだから非常通信には向かない」というご指摘をいただきました。まったくそのとおりだと思います。
無線とVoIPは、性能の差じゃなくて、成り立ちからして別モノなんですよね。
無線は、双方に電源があって電波が届けば、それで通じます。途中に誰もいらない。自己完結しているから、最後の砦になれる。
eQSOはどうか。ゲートウェイのPC、宅内のONUとルーター、ISP、通信事業者の設備、携帯基地局、そしてうちのサーバー。この鎖のどこか一つが切れたら、はいアウトです。停電すれば止まる。回線が詰まれば止まる。私の家が被災しても、止まる。
そして災害のときには、その鎖のあちこちが、同時に切れます。
「サーバーは誰でも立てられる」の話
ここで、eQSOをよくご存じの方はこう思われるかもしれません。
「eQSOは中心となるサーバーが不要だ。eqsojpのサーバーが落ちても、誰かが別のサーバーを立てればいい」
そのとおりです。私も あの記事 で「中心となるサーバーが不要だから、誰だってeQSOのネットワークをスタートできる」と書きました。これはeQSOの数少ない強みだと思っています。
ただ、それが効くのは平常時の話なんですね。
災害のさなかに、誰かが新しいサーバーを立てたとして、そのアドレスとポートを、全国のユーザーにどうやって伝えるんでしょうか。X? ブログ? 結局インターネットです。そしてそのインターネットが怪しいから困っている、という状況なわけで。
分散できることと、非常時に切り替えられることは、別の話なのです。
一番必要なときに、一番先に落ちる
携帯基地局の非常用バッテリーは、だいたい数時間しか持ちません。固定回線も、停電すれば宅内の機器が止まります。つまり、被災地こそが真っ先に圏外になるんです。
ここで、ちょっと考えてみてください。
もし被災地の方が、いまeQSOに接続できているとしたら。それは、その方の手元でインターネットが生きているということです。だったら電話も、LINEも、災害用伝言板も、全部使えるはずなんですよ。わざわざ「誰か聞いてるかもしれないチャンネル」を頼る理由が、ない。
eQSOが使える状況では、もっと確実な手段が使える。eQSOが必要になる状況では、eQSOが使えない。そういうことなんです。
「空けておく」ほうが危ないかも
で、ここが一番書いておきたかったところです。
チャンネルを空けておくこと自体は、別に害はありません。困るのは、それによって「ここは非常通信の窓口だ」という期待が生まれてしまうことです。
ここに流せば誰かが受けてくれるはず、と思う。でも実際には誰も聞いていない。あるいはサーバーが落ちている。気がついたときには、110番や119番という確実な手段に行くのが遅れている。
通じるかどうかわからない道に「非常用」の看板を掲げるのは、親切じゃなくて、危ない。
備えというのは、通信手段を増やすことじゃなくて、確実な手段を確実に選べる状態にしておくことだと思うんです。
頼るべきはこっち
110番・119番と自治体の窓口。防災行政無線と自治体の緊急情報。それから電池で動いて電波だけで届くラジオ、これが強い。アマチュア無線の非常通信は電波法にちゃんと位置づけがありますし、災害用伝言ダイヤル171もあります。
ここでアマチュア無線に触れておくと、こちらには電波法52条に非常通信という定めがあります。非常の事態で有線通信が使えないとき、免許状に書かれた目的の範囲を超えて運用してよい、という例外です。JARLには非常通信の実施要領がありますし、自治体がアマチュア局を「非常通信協力局」として委嘱している例もあります。受け手の仕組みが、一応できているわけです。
一方、特小や市民ラジオのような免許不要局には、そういう組織的な枠組みがありません。使ってはいけない、という話ではないんです。ただ、待ち構えている人がいない。ましてやインターネットを通るeQSOは、なおさらです。
でもそれは欠点じゃないんですよね。もともとそういう遊びだから、というだけの話でして。
※法律の細かいところは私も専門ではありません。間違いがあればご指摘いただけると助かります
じゃあ、我々に何ができるのか
「役に立てません」で終わらせたくもないので、身の丈に合った話を。
被災地から離れたところにいる者同士が、落ち着いて情報を交換する。「そちらは大丈夫でしたか」と、平時からのつながりで声をかけあう。報道に出てこない地域の様子を、生活者の言葉で聞く。このあたりは、eQSOがちゃんと得意なところです。
そして備えとして一番現実的なのは、チャンネルを空けることより、各自が電池で動くラジオと受信機、それに充電済みのバッテリーを用意しておくこと。eQSOの外側の話ですが、無線をやる者としては、こっちが本筋かなと。
ということで
私はこれからもこのサーバーを動かし続けます。ただし、あくまで遊びの場として。
自分のところの設備を実物より立派に見せて、誰かが命を預けてしまう。それだけは避けたいのです。運用者としての誠実さって、できることを大きく言うことじゃなくて、できないことを正直に言うことじゃないかなと。
今回お話をくださった方、そしてVoIPの弱さをきちんと指摘してくださったユーザーさんに、あらためてお礼を申し上げます。おかげで、自分の設備と役割をこうして見直すことができました。
被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
それにしても、うちの設備の貧弱さをこれだけ堂々と書いたのは初めてです・・・
私が88を送らなくなった理由
(2026/7/19 8:46:57)
アマチュア無線の世界には、古くモールス通信の時代から受け継がれてきた「88」という略語があります。「Love and kisses(愛とキスを)」を意味し、かつては女性局(YL)や奥様(XYL)に対する親しみと敬意を込めたお別れの挨拶として、ごく自然に使われてきました。
私自身、無線の歴史や長年培われてきた伝統的な交信作法には深い愛着を持っています。しかし、現在私は、オンエアで交信相手が女性であったとしても、基本的に「88」を送ることはありません。
その最大の理由は、現代のグローバルな交信感覚、特にアメリカをはじめとする海外の無線コミュニティにおける意識の変化にあります。
現在のアメリカでは、この「88」に対するニュアンスが昔とは大きく変わってきています。例えば、アメリカ最大のネット掲示板であるRedditの無線コミュニティや、現地の若手ハムのブログなどでの議論を見てみると、その現状がよく分かります。
そこでは、 「初対面や見知らぬ女性に対して、いきなり『愛とキスを』と送るのは、現代の感覚では過剰に馴れ馴れしく、時には不気味(creepy)だとすら受け取られかねない」 という声が多数を占めているのです。70年代から80年代のCBラジオ全盛期には、女性へのリスペクトとして「88」を送る文化があったものの、現代の感覚では時代遅れ(Outdated)になりつつあります。
さらに、ダイバーシティが重視される現代において、「女性だから」という理由で特別な言葉を使うこと自体に疑問を投げかける声もあります。 「男性であれ女性であれ、同じ一人の無線家なのだから、特別な扱いをするのではなく、標準的な挨拶である『73』を使うべきだ」 という、よりフラットな関係性を望む意見がアメリカの若い世代を中心に増えているのが実情です。 加えて、アメリカ特有の事情として、ネットの世界で「88」という数字が一部のヘイトグループの隠語として悪用されてしまっている背景もあり、無用の誤解を避けるために公共の電波ではあえて使用を控える無線家もいます。
もちろん、「88」という伝統的な言葉そのものが悪いわけではありません。実際の奥様(XYL)に対してや、よほど気心の知れた長年の無線仲間など、しっかりとした信頼関係がすでに築けている間柄であれば、今でも素晴らしい親愛の表現として機能します。使う相手と場面を選ぶ、少し特別な言葉になったということでしょう。
一期一会の交信においては、性別で区別することなく、同じ電波を共有する一人の通信士として相手に敬意を払いたいと私は考えています。
だからこそ私は、誰に対しても等しく、そして誠実な標準の挨拶として「73(Best regards)」を送るようにしたのです。
10mFM 2026年の近距離Eスポ記録
(2026/6/12 11:38:05)
6月11日の朝、CB無線をやってるふくおか8774局から、近距離Eスポが大オープンしているよとの話。IONOをチェック!
左下の山川、蓋をされたみたい、ヤバくないですか 笑
10mFMのバンド内は静かです。やっぱり蓋されているのか…
CQ近距離!で頑張りましたが、何も聞こえず、交信もできず。
仕事の合間でモニターしたり、CQ出したり。残念ながら成果はありません。
と、15時過ぎ、スキャンが止まり、宗像の局と更新中のJH6RGU山口さんを発見! 普段は聞こえない諫早の局で、祐徳電子を経営されています。
宗像の局は聞こえません。交信終了後、「久留米!久留米から!」でコール、何とか拾ってもらえました。その距離60km!! 2年前の記録には及びませんが、大興奮。
2年前の記録はこちら 10mFM 今年(2024)の近距離EスポQSO記録
その後、
福岡県鞍手郡小竹町
のJA6ITHも入感、コールし続けましたが、残念ながら交信できませんでした。40~50kmでしょうかね~
普段はEスポがオープンしても、さほど頑張らないのですが、近畿が聞こえ始めて300km切ってくると燃えてきます。さて、今年はあと何回そういうコンディションに巡り会えるのでしょうね。
たまには市民ラジオでCQCQ…
(2026/6/7 15:38:05)
ようやくEスポがオープンし始める頃、トキドキ市民ラジオで遊ぶのです。
5月というのに30度近くなる久留米、日陰からでないと暑すぎてムリです。
筑後川にかかる久留米大橋の下、日陰だし水辺で涼し気です。
長らく使っていなかったICB-770kaiを製作者である石丸さんにメンテナンスしていただきました。特に劣化していた受信性能が蘇りまして、これは使ってあげなきゃと持ち出しました。
左手でマイク、右手でPTT。昔は面倒くさいと思っていたけど、いいですよね、これ。なんかいいんですよ。(懐古するのは年寄りの証拠?)
いつもeQSO経由で話している、かながわZ489
ともつながりました。しかし、皆さんすごいですねぇ。500mWにロッドアンテナで、ムチャムチャ多くの交信がされています。
市民ラジオは家の中からの運用は難しいので、基本的にどこかに移動して運用します。またAMモードなので、その場所がノイズが多いのかすぐにわかります。当然そういうところは避けるわけです。微弱な電波でも何とかキャッチしようとすごい努力をされている。
Eスポがオープンしたら、27.144MHzをワッチしてみてください。面白いですよ。
10mFM ナローFMの設定方法
(2026/5/30 14:22:50)
狭い周波数の有効活用のため、ナローFM(10kHzステップ)を使いましょう!
ナローFM推奨周波数 29.01~29.20MHz
アイコム (IC-7300の説明書より)
フィルター アイコンを軽くタッチして FIL3に設定すればOKです
八重洲 (FT-991Aの説明書より)
NARに設定すればOKです
ケンウッド (TS-590の説明書より)
NARに設定すればOKです
従来の20kHzステップのFMで、しかもスピーチプロセッサーや過度なマイクアンプを使って送信すると、歪んで聞き取りにくくなります。気をつけましょう!
ex.JA7RKB 十文字正憲氏 ご逝去
(2026/5/10 17:01:42)
もう皆さんご存知かもしれませんが、令和七年に逝去されていたそうです。八戸の局より連絡がありました。
十文字先生は、八戸工業大学の教授でドップラシフトや2次元光子計数などを専門とされていたとのことですが、10mFMのパイオニアとして、29MHzFMハンドブック、モービルハム等にも沢山執筆されていました。
2023年に手紙を出したところ、体調悪い旨のご返事をいただいておりました。謹んでお悔やみを申し上げます。
葬儀はご親族のみで行われたとお聞きしています。
第23回西日本ハムフェア(2026)に出展した
(2026/3/15 16:26:53)
久しぶりの投稿です。普通だったら病気で寝込んでいるか?と思われるレベル。
幸い、いたって元気です。ただ、ちょっと忙しい。
そんな中、これは毎年欠かせません。西ハム出展。毎年同じような内容で、
昨年 のコピペでも良いようなものなんですが、自分の備忘録も兼ねて。
今回は、駐車場がどうなるか心配でした。午前6時10分頃現着。
会場の体育館の東側非常口です。いつもここから搬入搬出、発電機からの電源コードをここから通しているのですが、ガッツリ閉鎖されています。ただ、”開放厳禁”ですから、開けっ放しがダメというだけで、例年通りできそうです。西ハムの役員さんに許可得て準備開始! それから慌ただしくて写真撮ってるどころではありませんでした。午後1時過ぎにようやく・・・
オール九州ネット恒例のコーヒー販売。一杯150円ですが、コーヒー豆代だけで80円という・・・ 「美味しいですね」と喜んでいただけるので頑張っています。あ、販売に当たっては、毎年保健所よりちゃんと許可をいただいておりますので、念のため。
ジャンクも沢山ありましたが、この時間になるとだいぶん少なくなってしまいました。
意外と業務用のLED照明等が人気です。その関連の仕事をされているメンバーがいて、毎年不要になったものを大量に出しています。激安!
今回もライセンスフリー無線用VoIPであるeQSOを展示、運用しました。特小が当会場ではNGなので、LCRで行いました。多くの方に試していただき、ありがとうございました。
10mFM関連もまた展示しました。全国大会事務局のJM1LIG荘子さん、東京のハムフェアで10mFMのブース(Pacific Repeater
Network)を展示されているJQ1ABR各務さん、そして大分10mFMグループ各局です。私の10mFM関連展示は、 10mFMにはIC-705が最強かも?
ということで、その設定をしたIC-705を展示。手抜きです~
今回は、コーヒー担当もはずれたので、ライセンスフリー無線家の皆さんの受付をしっかりやりました。コールサインを書いてもらい、地図に貼ってもらいました。ラベルライターでコールサインを印刷し、貼り直し。いやぁ、忙しかった・・・
3枚目の関西エリア。上部には東日本の局2局貼っています。光が反射しててすみません。
で、関西エリアは1局。 ながおかHR420 ももちゃんです~~~
私「初めて会ったよねぇ」
も「いや、初めてじゃない~」
ありゃ、私、ボケちゃったか。いやあ、会ってないはず。
このももちゃんのビデオは2011年。あぁ、こういうやり方(ビデオアップ)もあるんだと感心したもんです。
たくてれさんも来てくれました。たくてれさんのYouTubeに以前コメントしたことを覚えていただいているようでした。たぶん・・・
オール九州ネットの福岡のメンバーです。このところ集合写真は撮っていなかったのですが、私も含めていつまで生きるかわかりませんので、撮っておこうということになりました。
おや? 若手がひとり増えています。期待大であります!
ちなみに当オール九州ネットは、特定のグループではありません。手伝いたい!という方はウエルカムです。今は、西ハム出展が活動の全てでして、このためだけに集まっています。普段、どこかで皆で交信しているってことも無いのです・・・ 笑 (以前はエコーリンクやナビトラでやってたんですけどねぇ)
アツデン AZ-11 を壊してしまう
(2025/10/23 16:21:05)
やっちまいました・・・・・・・・・・
まぁ、もともと技術レベルほぼゼロの私です。見よう見まねでやってます。
このところ遊んでいるAZ-11。なんか、ファイナル部分のタンタルコンデンサーというのが電圧に耐えきれず、自爆して回りの回路や部品を巻き添えにする、というのです。古くからのAZ-11ユーザーは、当たり前トピックでしょうけど、知らなんだ。
その対策として、より高圧のタンタルコンデンサーに交換しておく。そりゃ、やっておこなければ大事なAZ-11が壊れてはイヤです。
ネット情報では、16Vのタンタルを25Vのものに変えたとか。パーツを探しましたが、20Vのものしか手に入れられませんでした。外部電源はまあ間違えて高くても15V程度でしょう、20Vで大丈夫と判断。
この青いのを取り外します。
左が取り外したもの。右の青豆ちゃんに替わってもらいます。一回り大きい。
こんな簡単な作業はないな~ 余裕だな~ こういう気持ちがミスを呼ぶ。
組み上げて、電源オン。受信OK、念のためパワー計につないで送信オン!
あれれ? ん? パワーが出ません。
バッテリーがおかしいのか?? 他のバッテリーでテスト。ダメ。
ケーブル? 異常なし。 何か臭う~~~~
再び開腹。
やっちゃっています。こうなるのがイヤで取り替えたのに、やっちゃてます。
こういう時は、この日は諦めて寝ます。
なぜだろう? 半田不良? ショートさせたのかな?
幸いにして、アツデンさんがAZ-11の回路図を公開していただいています。このパーツはどこだい?
ありました。赤マークのところです。ん?ん? 極性???
そうです、極性があるのを知らずに付けてしまったのです。あっちゃー
これは、ショートさせた状態になってしまった、ということでしょう。
ということで、これから長い道のりになりそうな修理が始まります。
もう、誰かに修理依頼しようかと思ったのですが、これも勉強になるかなと頑張ってみます。
ということで以下続く・・・・
Azden AZ-11で遊ぶ
(2025/9/2 17:21:34)
※前もってご注意。バッテリーパックのセル交換は自己責任で。
遊ぶと言っても、私の場合はAZ-11を外に持っていってCQCQやるわけではありません。
劣化した電解コンデンサの交換、スーパーナローフィルターへの交換、へたったバッテリーパックのセル交換。こんなことをやって遊んでいるのです。
スピーカーからの音が小さい。これはあちこちのブログでも修理方法が書かれています。赤丸で囲んだ68μF10Vのコンデンサを取り替えます。
この表面実装タイプのコンデンサ取替は初めてです。片側に半田ごてを当て片方ずつ外そうと思って、やっちゃいました。パターンをはがしてしまうという・・・
これが原因で、何度も何度も組み立て、分解をすることになってしましました。はがれたパターンをくっつけて、そこに新たなコンデンサを付け、良くなったのですが、翌日また故障。この繰り返しでした。結局、わずかな振動で外れているんだということで、普通のリードありの電解コンデンサをしっかり取り付け、無事解決しました。
他のコンデンサも交換しました。ラジオペンチなどでコンデンサの頭をグイグイと左右に回し、内部の配線をちぎってしまうのが簡単で良いようです。ただし、残骸がのこりますから、半田ごてで溶かして、吸引は必要です。
ところで、表面実装タイプの68μFの10Vはなかなか見つかりませんでした。あっても結構高い。まぁここは100μFでも問題ありませんので(ちょっとだけ低音が強くなる程度)、100μFを使いました。
ここまでバラしたら、当然受信フィルターも交換です。
仕入れていたフィルターがバッチリ合います。というか、よくあるタイプ。
W55″E”タイプを455″H”タイプに交換です。ディスクリICの455KHzフィルターのみの交換ですが、これで充分です。
当たり前ですが、きれいに付きました。
29.29MHzで-80dBmの信号を入れます。AZ-11を29.30MHzにセット。左がフィルター交換前で、いわゆる「かぶって」います。右が交換後。いわゆる「ばっさり切れて」います。OKです!
そうだ、内蔵バッテリーも交換しておきましょう。黄色い枠の方がNewです。
使いものにならないバッテリーパックを割りました。
これ、ホント割るのは苦労しました。最初、つなぎ目らしきところをカッターナイフでチマチマと削っていましたが、埒があきません。OMさんに尋ねてみると、上の特定部分にマイナスドライバーで叩き割るように・・・ と。ちょっと衝撃的だったのですが、やってみるとパカンと割れました。温度ヒューズが付いていました。一部液漏れも。そりゃ、古いですからねぇ。
何に入れ替えるか、散々迷ったのですが、エネループ(標準タイプ)にしました。
このために、ハンディスポット溶接機も購入。つないでいきます~
ところで、バッテリーパックの表記が違うのに気が付きました。
左はBP-11A、右はBP-11。左は全部英文表記で、社名が JAPAN PIEZO CO.,LTD.
となっています。輸出モデルなのでしょうね。容量は12V600mAと同じです。
これ、どちらも中古で買ったのですが、左のバッテリーパックは明らかに軽い。しかもそこそこ容量があるんですよね。で、きっちりAZ-11に取り付けられない、ちょいとはみ出る感じなのです。もしや? 割ってみました。
写真では出しませんが、中は新しいセルで単4×10本でした。恐らく、どこかのOMさんが同じように苦労されて交換されたのでしょうね。まだまだOKなので利用させていただきます。
ちなみに今回の交換で、12V2000mAと容量大幅アップです。
やっぱり車を降りて、AZ-11片手に登山すべきですかね~
アツデン AZ-11 送信スーパーナローに調整
(2025/7/7 16:02:08)
Eスポのコンディションいいですね。10mFMでも多くの局の声が聞こえています。ハンディー機にロッドアンテナでも楽しめそうです。
手持ちのほとんどの10mFM機は、スーパーナローFMに改造、調整していますが、そう言えばハンディー機はオリジナルのままでした。これでは他の局に迷惑を掛ける可能性があります。
実はハンディー機は開けてみたことがありません。パーツ、配線ぎっしりっていうイメージ。できれば開けたくないんですよね。というものの、頑張ってみましょう。
背面の3本のネジをはずす
上部のダイヤル、パネルを取ればパカッと・・・まではいかないけど、開きます。
チップ部品が沢山使われていますね。これは壊したらなかなかヘビーです。慎重に、慎重に。
幸い、この
AZ-11は回路図がメーカーサイトにアップ されています。
VR104がMICデビエーションの調整ですね。他にトーンのデビエーション調整がVR105となっています。
デビエーション調整の半固定ボリュームに印を付けました。
実際に送信しながら調整します。IC-7300でスーパーナローのFIL3に設定し、スケルチを深くかけ、マイクに大きな声や口笛を吹いてもスケルチがはずれないレベルまで下げます。
チャプターしたタイミングがあまりくよなかったかもしれませんが、IC-7300のバンドスコープはご覧の通り。左が調整前、右が調整後。幅が狭くなっているのがわかります。
さて、次に受信のフィルター交換ですね。回路図によると、CFWM455Eが使われているようです。このウラあたりにあるのかなぁ?
この反対側に辿り着くには、ちょっとやっかいな気がします。送信は他の方に迷惑をかけるから調整が必要でしたが、受信はそのままでも迷惑を掛けるわけではありません。大事なAZ-11です。今回は弱腰となり、送信デビエーション調整のみで終わります。
以前、QRP優先周波数として、29.00MHzが使われていたことがありますが、本来は、29.00MHzではFM送信ができません。ハンディ+ロッドアンテナのスタイルでオンエアする若い方も出てきています。どこか優先周波数を設けられないものでしょうか。
以前は10mは出力50WがMAXでしたが、最近は200W以上平気で出している局もいて、しかもそういう局に限って受信が悪いものですから、呼んでも呼んでもダメ、何だ10mFMはと嫌になる方もいるようです。仕方ないといえば仕方ないのでしょうけど、たったひとつ設けることでファンが増えるような気がしてなりません。そう、合法CB無線の8chように。
個人的には、思い切って29.520MHzはどうかと思います。国際バンドで、レピーターの入力周波数ですが、QRP+ロッドアンテナであれば、しかもDXオフシーズンですから、迷惑を掛けることは無いと考えます。
